キッチンバス工業会 御中 マックスディスポーザシステム ディスポーザを取り巻く市場、環境についてと、 他社にない独自の機構で差別化したマックスディスポーザーをご提案します 住環境機器営業部 1 Ver4.2 生ゴミ処理に関わる社会環境 ①家庭から排出される生ゴミ処理の現状 他 粗大 プラス 2% 5% チック 6% ビン・カン 10% 家庭ゴミの内訳 生ゴミ 35% 紙類 42% 家庭ゴミの35%が生ゴミであり、臭気の発生、 衛生害虫の発生等、ゴミの保管・収集にお いて住居環境の不衛生化等の原因となっ ている。 全国の年間ゴミ処理費用は1兆5,000 億円を超え、しかも最終埋立て処分場 の確保が困難となり、ゴミの減量化は 急務の社会問題となっている。 今後は、 ①ゴミそのものの発生抑制 ②排出されたゴミのリサイクル ③生物分解(浄化槽処理)・脱水・乾燥 その他の手法によるゴミの減量等を 徹底する必要がある。 2 生ゴミ処理に関わる社会環境 ②家庭での生ゴミ処理状況と抱える問題 生ゴミ処理は「地方自治体のゴミ収集に出している」が65%、 「コンポスターを使用している」は18%である。 これを年齢別に見るとゴミ収集に出すのは30歳代で高く、50歳以上でコンポスターを使用し ている比率が高い。(日本生活協同組合連合会:N=1,333) 年齢が高くなるに連れ戸建の所有率が高く、ゴミ問題の自主対応が行われている状況で あり、若年層は集合住宅の所有率が高いと言う住居のスタイルが影響している。 家庭での生ゴミに対する悩みは、 ①収集日までの保管中の生ゴミ腐敗臭 ②ゴミ出しの際の水・汁垂れ ③台所の汚れ 等であり、特に、収集場まで運ぶ距離が遠い(=重く大変)、廊下等への汁垂れと臭 いの充満などの悩みを抱えている。また収集所でのカラス被害問題も深刻である。 ⇒『臭いがない清潔・快適な台所』を実現したいニーズは世代・住居スタイルに関係なく強い。 3 生ゴミ処理に関わる社会環境 ③ゴミ廃棄処理問題に関する世の中の動向 自治体におけるゴミ有料化支持率は67%と半数を超えた。 また、04年4月時点で生ゴミ処理機助成自治体は 2,050地区(66%:全国3,124) 。 藤沢市、相模原、武蔵野市では新築マンション建築において、生ごみ処理機の設置条例化等が行われ始めた。 イ)自治体におけるゴミ有料化支持状況 ~日本廃棄物団体連合会調べ(2004年9月実施)~ 2500 きわめて有( 効,249,12% 有料化支持率 67%(1,370自治体 /2,032) わからない, 405,20% 調査数3,106、 有効回答数2,032 有効,1121, 55% 2050 2000 1761 1635 自治体数 効果無, ( 21, ) 1% 余り効果無, 236,12% ロ)生ゴミ処理機購入助成金 支給自治体数の推移 1500 1000 500 0 ※02、03年は公的データなし 2000 2001 2002 2003 2004 4 ディスポーザ(生ゴミ処理機)の普及状況 ①米国におけるディスポーザの普及状況 普及率 60%(約5,000万台) 年間販売状況 550万台[内訳:400万台/リプレイス、150万台/新規 (新設住宅の80%)] 自治体での状況 80市当局がディスポーザの使用を義務付けている 5 ディスポーザ(生ゴミ処理機)の普及状況 ②日本におけるディスポーザの普及状況 需要として07年8万台が予測されています。 《集合住宅普及状況》 90000 台数 80000 70000 60000 50000 40000 30000 《戸建住宅への普及状況(04年度)》 20000 10000 注文 07 20 06 20 05 20 04 03 20 20 02 20 01 20 00 20 19 99 0 年度 ※(財)茨城県薬剤師会公衆衛生検査センター調べ 新築戸建 600戸 分譲 合計 200戸 800戸 ※富士経済研究所調べ ディスポーザは、首都圏における100戸超の大型物件での装着率が63.6%となっている状 況です。今後、首都圏の拡大が想定されることはもとより、ディスポーザ対応浄化槽の開発 と直投可能な自治体の広がりにより、普及が進まなかった戸建市場への普及が急速に進 むと考えます。 (装着率データ:住宅情報誌03/8月号掲載物件調査より) 6 下水道の環境 ①合流式下水道 家庭の生活廃水、屎尿と雨水が合流して流れる下水道です。日本に於いての 下水の導入期に、コスト低減と工期短縮で選択され、下水が先行した都市部 に多くあります。大雨が降ると下水管から河川に放流するので、環境汚染に 影響があり現在分流式への改善や、出来る限り河川に汚水を出さない改善が 進められています。 雨天の時は雨水と一緒に汚水も河川に放流されている 7 下水道の環境 ②分流式下水道 家庭の生活廃水、屎尿と雨水が別々の管で 流れる下水道です。雨が降っても汚水管の 流量は増えず、雨水管は基本的には雨水の みなので河川に放流しています。汚水は処 理場で生物処理にて浄化されます。 分流式に於いては汚水は全て浄化センターで処理できます 8 下水道の環境 ③分流式下水道へディスポーザ直投できる自治体 滝川市は札幌と旭川の間に位置し、人口 45,294人(2006年7月末)、 世帯数21,137世帯、 面積 115.82平方キロメートル です。 滝川市は、石狩川と空知川の流域で、過去から環境にやさしいまちづくりに取組んでいます。 ごみの分別と有料化を進めてきて、ごみ処理手数料をこれまでの、定額制から、ごみを 出す量に応じて料金がかかる従量制へ変更してごみの減量化、資源化と再利用を図って いる自治体です。滝川市では全国に先駆けて今年の4月より公共下水道へ生ゴミを流す ディスポーザの設置条例を施行しました。この条例によって、滝川市内の、分流式の公共 下水道を使用している住宅では、市役所への届出を行い、毎月525円(税込み)の使用料 を下水道料金に加算して単体での使用が可能になります。 滝川市は石狩川流域下水道処理施設を使用しており、 同じ施設を利用している10市町村は、今年度中に条 例を整備して滝川市と同様にディスポーザから下水 道に直投できる事となります。 初期のディスポーザに関わるイニシャルコストはかか りますが、処理槽と維持管理費は不要で、月525円(税 込み)で使用できます。冬場の生ゴミ出しその回収に 困っている北海道等では、現在注目されています。 9 非下水道地域の状況 ④非下水道地域 下水道が整備されていない地域では、生活排水・屎尿の処理は (1)浄化槽による対応 (2)集落排水処理施設での対応(農業集落排水、漁業集落排水、コミュニティプラント) (3)その他 で処理されています。ディスポーザが使える場合と使えない場合があり、自治体単位で の確認が必要です。 10 非下水道地域の状況 (1)-1浄化槽による対応 浄化槽は、バクテリアによる生物処理によって、屎尿や生活排水を浄化して 河川に放流する設備。浄化槽法という法律で規制されています。 トイレだけの単独処理槽は現在は規制され、生活排水とトイレの排水が処理 できる合併処理槽と高度処理槽があります。 排水の中の窒素やリンまで処理するのが 高度処理槽で、赤潮などの対策として 推奨されています。 ディスポーザが使えるのはこの高度処理槽 型で、尚且つ生ゴミの処理量に対応できる 構造を持っています。 合併処理槽に対して高価ですが、維持 管理費用は同一の為、新築時点での導入 すればユーザーメリットは確実です。 11 非下水道地域の状況 (1)-2浄化槽による対応 高度処理浄化槽の県別普及率 中部地区の普及率が高い この地域にはディスポーザ対 応型の浄化槽の導入が実 施しやすいと考えられます 12 非下水道地域の状況 (2)-1農業集落排水処理 農業集落排水事業は、農業振興地域を対象に、農業用水の水質保全や農業用排水 施設の適正な機能維持、農村における生活環境の改善のほか、併せて公共用水域 の水質保全を目的として実施しています。処理した排水から発生する汚泥を堆肥とし てリサイクルする施設を完備して循環型社会の構築に取組んでいる自治体もあります 13 非下水道地域の状況 (2)-2農業集落排水処理 京都府の夜久野町が有名ですが、北海道の秩父別町やその他自治体単位 での取組が進んでいます。一度ディスポーザが導入されていれば、その地区 での未導入住宅への販売や買い替えが狙えます。ただしメーカーを指定して いる場合があります。 14 マックスディスポーザの特徴 今迄の常識をくつがえした全く新しい次世代型の低速回転ブレード破砕方式で、 日本の食習慣(特有の繊維質食材)にマッチしたディスポーザ ◇商品の特長 ①世界初!!バスケット構造による優れた装置内洗浄性 ②スムーズな排水特性により配管詰り防止 ③日本特有食材(繊維物)も残さず破砕 ④ DP業界最大のφ145mm投入口 ⑤スライドキャビネットにも対応可能なコンパクトサイズ ◇システム ディスポーザの排水を処理槽・浄化槽で処理して放水するシステム 手動給水タイプと全自動給水タイプを揃えています 15 マックスディスポーザの構造 ◇構造 ○本体と破砕室を独立させた構造としています。 ○破砕刃は毎分127回転という超低速で5秒に1回反転しながら回転します。 16 マックスディスポーザの主婦にやさしい特徴 ① 世界初!バスケットを取り出して丸洗いが出来ます。 臭気が気になるという声を解消!バスケットを取り出して丸洗いができます。 バスケットを取り出した本体内部もシンプルな形状で簡単に洗えます。 17 マックスディスポーザの主婦にやさしい特徴 ② 業界最大!大型投入口でゴミ入れラクラク。 毎日使うディスポーザーですからゴミの入れやすさも重要なポイントです。 Φ145㎜の投入口でゴミ入れが楽になりました。ストレートな構造で間違 いてスプーンを落としても簡単に取り除けます。 18 マックスディスポーザの主婦にやさしい特徴 ③ 繊維質もOK!ゴミの分別を軽減しました。 刃の構造を設ける事により、今まで投入禁止食材であった枝豆などの 繊維物も破砕可能となりました。 19 マックスディスポーザの主婦にやさしい特徴 ④ 骨や異物による噛み込みロックを解消! 正逆反転機構には負荷検知装置を追加しています。金属や処理出来ない 太い骨を入れられた場合、反転を規定回繰り返すと自動停止し噛み込み でのロックを未然に防ぎます。また異物はバスケットを取り外す事で取り外 す事が可能です。今までのディスポーザーでは噛み込みロックを起こすと 修理を依頼しないと外せませんでした。修理までのストレスを解消するばか りか無駄な出費を削減できます。 ディスポーザのメンテナンス状況 故障 2.8% 水漏れ 2.8% その他 1.1% 噛込み 41.7% 配管詰り 46.7% 装置内詰り 5.0% 20 マックスディスポーザの主婦にやさしい特徴 その他にも考えられています! ①低速回転で低振動・低騒音 マックスのディスポーザーは超低速回転の為、キッチンを揺らす振動が 極めて少なくなっています。 ②ブレーキ機構で安全! 異物に気がつきOFFにして蓋をとっても回転は瞬時に止まります。今まで のディスポーザーは高速回転の為、 OFFにしても直ぐには止まりません。 ③2重センサーで誤作動防止! 3個のマグネットと近接スイッチで誤作動を防止しています。教育用磁石 や磁気ネックレスでの誤作動を防止しています。 ④管理費が削減できます。 マックスが採用するディスポーザー処理槽は1回 /2ヶ月の点検で認証され ています。メンテナンス費用が割安となり、管理費の削減になります。 ⑤安心のサポート体制 マックスのアフターセンターは365日、24時間で有人受付します。 21 マックスディスポーザの特徴 フロアコンテナタイプのキッチンに装着可能な低全高! 流行のフロアコンテナタイプにもすっきり納まる267㎜の低全高を実現し ています。 22 マックスディスポーザの特徴 配管詰まりを解消する排出性能を実現! マックスの破砕方法は徐々に破砕室下側から排出します。同じ処理時間 でありながら破砕量が均一のため、少ない水量でもスムーズに排出され ます。またカットされた食材はスラム化せず配管の汚れも抑制できます。 マックスの流れ方 ハンマーミルの流れ方 23 マックスディスポーザの特徴 スムーズな排水性能により、配管詰りを防止 水流に合わせて破砕していく為に、破砕ゴミが塊にならない 排水管内での破砕ゴミの流れ方(管を横から見た写真) マックスディスポーザ 常に一定した流量で最大でも配管 内径の1/3程度で流れていきます。 ハンマーミル 破砕ゴミの塊が配管内径をいっぱ いに使っていっきに流れていきます。 24 マックスディスポーザの特徴 3種類の給水方式ラインナップ! マックスのディスポーザーは3種類の給水方式からお選び頂けます。Aタイプの自動給水 方式はマックス独自のトラップジェット水流で更なる搬送性能を実現しています。 製品記号 GD-B180M GD-B180F GD-B180A タイプ 手動給水 半自動給水 全自動給水 給水方法 手動で開栓、手動で止め ます。 蓋スイッチONでシャワー 蓋スイッチONで破砕室内及 水栓又は専用水栓より給 びトラップ内にプログラム給 水、スイッチOFFで給水停 水を実施。 止 25 戸建向けディスポーザシステムの処理槽① ●下水道設置地域仕様 ⇒ ディスポーザ専用処理槽 基本的には下水道へディスポーザから直接放流は禁止されています ディスポーザ専用処理槽を埋設し、きれいな水にしてから下水道へ放流させます 戸建住宅に於いてもディスポーザを設備して販売するビルダーが出てきています。 自治体に於いてもゴミ処理問題が深刻化してきており、地域ぐるみで検討される可能性も 高まってきています 26 戸建向けディスポーザシステムの処理槽② ●非下水道地域(浄化槽地域)仕様 ⇒ ディスポーザ対応浄化槽 ディスポーザからの排水も直接処理できる 高度処理合併浄化槽を新発売 非下水道地域は今ま ではディスポーザ用処 理槽と高度処理浄化 槽の両方を埋設し、 処理した水を放流す る必要がありました が、一つの浄化槽で 対応できます 27 エコクリーンタウン さいたま 豊かな緑と水をまもり、潤いのある住みよい街をつくります 生ごみも高度排水処理し、キレイなキッチン、街並、そして自然との共生 28 ブルーミングガーデン エコ 伊勢崎 利根川の豊かな水と緑をまもり、潤いのある住みよい街をつくります 生ごみも高度排水処理し、キレイなキッチン、街並、そして自然との共生 29
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