日時時間場所：：：平成15年 11月15日(土) 13時～15時産能短期大学1202教室企業を経営するのには、適切な経営企画を立て、それを達成できるように効率よく活動する必要があります！！そのためには？！企業が行う日々の営業活動を正確に記録し、経営の実情をつかんでおかなくてはなりません。簿記は企業活動を貨幣額で記録、計算しその結果を整理して報告するための記帳技術であり、今日では、必須のビジネススキル能力のひとつとなっています。 ★ 目的 ★ 簿記は、企業の営業活動を継続的に記録することによって、 ①一定時点において、企業がどれだけの財産を所有しているかの状態、つまり、財政状態を明らかにする ②一定期間における企業の営業活動状況と、その結果としてどれだけの利益（損失）が計算されたか、つまり、経営成績を明らかにするという目的を果たします。 ★ 種類 ★ 簿記は、記帳によって単式簿記と複式簿記に分かれます。 ○単式簿記は、主に現金の収支を中心に記帳するもので、記帳方法に特定のルールはなく、企業の活動を記録するものとしては適切ではない。 ◎複式簿記は、すべての営業活動を一定のルールに従って体系的に記帳するもので、世界共通のシステムである。通常、簿記といえば複式簿記のことを意味する。まず、損益計算書と貸借対照表を説明する前に5要素を説明しなければなりません。この、5要素というのは、資産・負債・資本・収益・費用のことです。収益とは、利益を生み出すもとになる収入を意味する。収資産とは会社が所有しているお金やもの。資産は、商売を資本とは資産から負債を引いたもので、純財産とか正味財益は資産を増加させるものといえる。するのに役立つ財産ですから、資産が多ければ多いほどよ産などと呼ばれている。資本が多い状態が一番よいともいことになる。いえる。費用とは収益を生み出すために支出する諸経費をいいます。負債とは支払わなければならない義務のことで、これを支仕入れた商品の代金や給料などを支払うと、現金は減少し資本とは資産から負債を引いたもので、純財産とか正味財払義務という。簡単にいえば借金のこと。負債があるといます。現金は資産ですから、費用は資産を減少させるもの産などと呼ばれている。資本が多い状態が一番よいともといえる。費用が少なければ少ないほど、利益は増える。うことは将来、資産が減ることになります。いえる。資産の中には、・現金・売掛金・貸付金・商品・備品・建物・土地貸借負債の中には、対照・買掛金・借入金・支払手形・預り金 etc…… 表 etc…… 資本の中には、・資本金・資本準備金・利益準備金 etc…… 収益の中には、損益・商品売買益・受取手数料・受取利息 etc…… 計算費用の中には、書・給料・交通費・支払家賃・水道光熱費･支払利息 etc…… 次の勘定科目は、資産、負債、資本、収益、費用の、どのグループに属するかを答えなさい。ただし、資産はア、負債はイ、資本はウ,収益はエ、費用はオを ( )の中に記入すること。支払手形( ) 売上 ( ) 現金( ) 備品 ( ) 受取手形( イ ) 当座預金( エ ) 通信費( ア ) 資本金ア ( ) k売掛金 ( オ ) 建ウアア物( ) ア立替金( ) 貸付金( ) アアア預り金 ( イ ) 前払金ア ( ) 未収金( ) 買掛金アイ ( ) オアアオ普通預金( エ ) 有価証券( オ ) 仕入(オ ) 雑費イ ( ) エ受取利息( ) 水道光熱費( ) 給料( ) 借入金 ( ) 受取手数料 ( ) ★ 純損益の求め方 ★ 純利益または純損失は、企業の1会計期間の経営活動の成果を示すもので、資本の純増減分でもあります。この純損益の求め方には、2つの方法があります。それは、損益法と財産法です。損益法は、1会計期間の収益合計と費用合計を求め、両者の差額として損益をとらえる方法です。この方式は、損益計算書において行われます。収益－費用＝当期純利益財産法は、期首資本と期末資本とを比較して、その差額を純利益または純損失として求める方法です。いいいいいいいいいいいいいいい期末資本－期首資本＝当期純利益損益計算書貸借対照表資産負現金買掛金売掛金借入金商品資建物資本金本貸付金備品費債当期純利益同じ金額用収益仕入給料売上受取○○ 支払○○ ○○益 ○○費 ○○料 ○○損当期純利益 ★ 貸借対照表(B/S) 資産 ★ 負債資本貸借対照表は５要素から資産・負債・資本の状態を表す一覧で、その時点における財政状態（財産状態）を明らかにしています。資産＝負債＋資本・・・貸借対照表等式資産－負債＝資本・・・資本等式 ★ 損益計算書(P/L ) ★ 費用収益収益と費用をまとめたものを損益計算書といいます。損益計算書は収益と費用から、その差である利益を表示する表で、その期間における経営成績を明らかにしています。費用＋利益＝収益・・・損益計算書等式費用＝収益＋損失自由が丘商店の平成○年12月31日の資産、負債の金額から、資本を計算しなさい。 10,000 買掛金 40,000 商品 30,000 土地 100,000 売掛金 50,000 借入金 80,000 現金建物 70,000 解答＆解説資産→現金10,000 ＋商品30,000 ＋土地100,000 ＋売掛金 50,000 ＋建物70,000 ＝ 260,000 負債→買掛金40,000 ＋借入金80,000 ＝ 120,000 資本等式の資産－負債＝資本から計算すると資産総額260,000－負債総額120,000＝資本は140,000 答え140,000 等々力商店の平成○年1月1日から平成○年12月31日の収益、費用の金額から、当期純利益又は当期純損失を計算しなさい。商品売買益 270,000 受取手数料 50,000 受取利息交通費 50,000 10,000 広告費 80,000 給料 210,000 通信費 10,000 支払家賃 40,000 解答＆解説収益→商品売買益270,000＋受取手数料50,000＋受取利息50,000＝370,000 費用→給料210,000 ＋広告費80,000 ＋通信費10,000 ＋ 10,000 ＋支払家賃40,000 ＝ 350,000 交通費損益法から計算して、収益－費用＝利益で、収益370,000－費用350,000＝利益は20,000 答え、当期純利益20,000 ( ) 簿記のスタートは取引が発生したときです。日常の簿記は、取引を仕訳して帳簿に記入することです。しかし、取引とは何か？がはっきり決まっていないと困ります。簿記には資産、負債、資本、収益、費用という５つのグループがあり、５つのグループのうちのどれか１つ、またはいくつかが増えたり、減ったりしたときが取引となります。 11 5つのグループのいずれかに増減変化を与え、そこで、月 15 取引が発生したら、まずどの項目にどれだけの増減を与日土えるかを識別する必要があります。日直鈴木さん取引になるものと取引にならないもの！！例 → 本屋でのこと 1000 ( ) 11 月 15 日土日直鈴木さん久○堂 500 簿記の本この本ください！！お客商品である本をお客さんに売り、代金を受け取っ本を売ると売上が増加し、売上(収益)となり、はい！！1500円た。本が売れれば、売り上げがふえる。そして、代金をもらえば、現金(資産)が増えるという取になります！その本の代金を受け取る。引になります。と、いうことは？！取引になるものと取引にならないもの！！例 → ( ) 11 月 15 日土日直鈴木さん本屋でのことこの本あ注文お願りますいします。か？？久○堂お客すいません・・。普通では、注文があれば取引は成立したと考えら本の注文があっただけでは、売り上げ(収益)もはい。かしこま今、在庫はあります。しかし、簿記上の取引では注文があっただ現金(資産)も入ってこないので、取引にはなりまなぜならば？！りました。けでは成立しません。せん！！ません。資産に属する勘定借方勘定勘定金額科目科目貸方借方負債に属する勘定貸方＋－－＋資産増加（＋）減少（－） (増加) (減少) (減少) (増加) 金額負債資本に属する勘定減少（－）増加（＋）資本－＋減少（－）増加（＋） (減少) (増加) 収益消滅（－）発生（＋）費用に属する勘定収益に属する勘定＋－＋－費用 (消滅) 発生（＋）消滅（－） (発生) (消滅) (発生) の練習★ １．現金1,000,000を元入れして、開業した。 (借方)現金 1,000,000 / (貸方)資本金 1,000,000 ★解説★ 現金を元入れしたということは、開業するための資金(資本金)を調達したことである。 ↓ (内容) (取引要素) (勘定科目) 現金が増えた → 資産の増加 → 現金 →勘定科目は借方に入る元入れ → 資本金 →勘定科目は貸方に入る → 資本の増加の練習★ ２．営業用自動車300,000と机・イス10,000を購入し、代金は現金で支払った。 (借方)車両運搬具ＩＤＤＤ備品 300,000 10,000 / (貸方)現金 310,000 ★解説★ (内容) 自動車購入 (取引要素) →資産の増加机・イス購入 →資産の増加 (勘定科目) → 車両運搬具 →勘定科目は借方に入る → 備品 →勘定科目は借方に入る現金で支払い →資産の減少 → 現金 →勘定科目は貸方に入るの練習★ ３．東京商店から、商品\50,000を掛けで仕入れた。 (借方)仕入 50,000 / (貸方)買掛金 50,000 ★解説★ 掛けで仕入れたということは、後で払う！！まだ払っていないということなので、勘定科目は買掛金。 (内容) (取引要素) (勘定科目) 商品を仕入れた →費用の発生 → 仕入 →勘定科目は借方に入る掛けで仕入れ →負債の増加 → 買掛金 →勘定科目は貸方に入る精算表には、6桁精算表と8桁精算表があります。日本商工会議所主催の簿記検定3級には、8桁精算表が出題されています。では6桁精算表と8桁精算表のちがいは？？まず6桁精算表は、残高試算表どのようなものか、見てみましょう！！から、損益計算書および貸借対照表を作成する過程を一覧表の形式でまとめたものです。精算表のうち、6つの金額欄をもった形式の一覧表を6桁精算表といいます。精算表精算表を残高試算表、損益計算書、貸借対照表に分解した図で表すと ↓平成○年○月○日 6桁精算表残高試算表資産損益計算書貸借対照表借方借方貸方貸借対照表貸方負債負債 (期首) 資本 (期首) 資本収益費用元残高試算表勘定科目丁借方貸方損益計算書当期純利益収益費用のようになります。資産当期純利益残高試算表資産負債負債 (期首) 資本 (期首) 資本収益費用貸借対照表損益計算書当期純利益資産当期純利益収益費用残高試算表を等式で表すと資産＋費用＝負債＋(期首)資本＋収益となる。この等式を変形すると、左辺が貸借対照表の右辺が損益計算書の雛型になる。資産－負債－(期首)資本＝収益－費用すなわち、ｄｋｄｋｄｋｄｋｄｋｄｋｄｋｄｋｄｋｋｋｋｋｋｋｋｋｋｋｋｋｋｋｋｋｋｋｋｋｋｄｋｄｄｋｋｄｄ〔左辺〕期末資本(＝資産－負債)－期首資本＝当期純利益(または当期純損失) 〔右辺〕収益－費用＝当期純利益(または当期純損失) のようになり、複式簿記では、この2つの方法で計算された当期純損益の額が一致することによって、計算の正しいことを確認することができる。の作成方法★ ①残高試算表から「残高試算表欄」に書き移す。残高試算表がない場合は、総勘定元帳の口座の残高を「残高試算表欄」に書き移す。 ②残高試算表欄の各勘定のうち、収益勘定の金額を「損益計算書欄の貸方」に、費用の勘定の金額を「損益計算書欄の借方」に記入する。 ③残高試算表欄の各勘定の金額を「貸借対照表欄の借方」に、負債・資本の各勘定の金額を「貸借対照表の貸方欄」に記入する。 ④損益計算書の合計金額を計算して、その差額を、金額の少ない側に赤字で記入する。差額が借方に生じれば当期純利益、貸方に生じれば当期純損失となる。 ⑤貸借対照表の合計金額を計算して、その差額を、金額の少ない側に黒字で記入する。損益計算書とは、反対に、差額が借方に生じれば当期純損失、貸方に生じれば当期純利益となる。 ⑥損益計算書の差額と貸借対照表の差額とが一致することを確認して、二重線で締め切る。 ⑦勘定科目の最下行に、赤字で「当期純利益」または｢当期純損失」と記入する。さきほどは、6桁精算表でしたが今度は8桁精算表です。８桁精どのようなものか、見てみましょう！！算表は、勘定科目欄・決算整理前の残高試算表・修正記入欄・損益計算書欄・貸借対照表欄からなります。残高試算表借方８桁精算表貸方修正記入欄借方貸方損益計算書借方貸方貸借対照表借方現金 10,000 10,000 当座預金 35,000 35,000 受取手形 6,000 6,000 売掛金 9,500 9,500 500 貸倒引当金有価証券 20,000 －＋ 100 10,000 貸方 600 19,000 まず、仕訳から行ってみましょう！！ 1. 現金過不足勘定残高の原因は、期末決算日までにその原因が判明しなかった。 (借方)現金過不足 400 / (貸方）雑益 400 現金過不足勘定→現金の実際有高が帳簿と一致しない場合に、実際有高と一致するように帳簿残高をします。現金過不足とは？？まず、仕訳から行ってみましょう！！ 1. 現金過不足勘定残高の原因は、期末決算日までにその原因が判明しなかった。 (借方)現金過不足 400 / (貸方）雑益 400 現金過不足勘定→現金の実際有高が帳簿と一致しない場合に、実際有高と一致するように帳簿残高をします。＜現金実際有高が不足の場合＞決算になっても、不足額がみつからなかった。（借）雑損 ×× / （貸）現金過不足 ×× <現金実際有高が過剰の場合> 決算になっても、過剰額がみつからなかった。（借）現金過不足 ×× / （貸）雑益 ×× 2. 受取手形および売掛金の期末残高に対して2％の貸し倒れを見積もる。貸し倒れ引当金の設定は差額補充法によること。 (借方)貸倒引当金繰入 900 / (貸方)貸倒引当金 900 貸し倒れ→受取手形や売掛金（売上債権）は確実に回収できるとは、限らない。そのために得意先の倒産などにより回収不可能になることを、貸し倒れという。貸倒引当金→売上債権の期末残高をもとに貸し倒れの予想額を見積もる。この見積り額を貸倒引当金という。実際は、回収不能になったわけではないが、売掛金を減額させられない。そこで、見積額を貸倒引当金勘定の貸方に記入する。 ★見積計上の仕訳★ 差額補充法→→→貸倒見積額＝売上債権勘定の期末残高×見積(償却)率貸倒引当金繰入勘定(貸倒償却)を用いる。この見積額をもとめる式が差額補充法です！！（借）貸倒引当金繰入 ○○○ （貸）貸倒引当金 ○○○ 売上債権勘定の期末残高というのは、受取手形と売掛金の140,000と 80,000なので（140,000＋80,000）× 0.02 ＝ 4,400 貸倒引当金残高があれば、見積額－引当金期末残高＝計上額 2. 受取手形および売掛金の期末残高に対して2％の貸し倒れを見積もる。貸し倒れ引当金の設定は差額補充法によること。 (借方)貸倒引当金繰入 900 / (貸方)貸倒引当金 900 貸し倒れ→受取手形や売掛金（売上債権）は確実に回収できるとは、限らない。そのために得意先の倒産などにより回収不可能になることを、貸し倒れという。貸倒引当金→売上債権の期末残高をもとに貸し倒れの予想額を見積もる。この見積り額を貸倒引当金という。実際は、回収不能になったわけではないが、売掛金を減額させられない。そこで、見積額を貸倒引当金勘定の貸方に記入する。貸倒引当金残高があれば、見積額－引当金期末残高＝計上額差額補充法→→→貸倒見積額＝売上債権勘定の期末残高×見積(償却)率（140,000＋80,000）× 0.02 ＝ 4,400 見積額4,400－引当金期末残高3,500＝計上額900 3. 売買目的で保有している有価証券の時価は￥2.700である。 (借方)有価証券評価損 200 / (貸方)売買目的有価証券 200 ＜有価証券の評価＞会計期末において、売買目的で保有している有価証券の時価と帳簿価額が一致しない場合には、時価をもってその評価額とする（時価法）。時価＜帳簿価額 → 有価証券評価損 ①時価￥80,000 帳簿価額￥85,000 の場合は↓ （借）有価証券評価損 5,000 時価＞帳簿価額 → （貸）売買目的有価証券 5,000 有価証券売却益 ②時価￥84,000 帳簿価額￥80,000 の場合は↓ （借）売買目的有価証券 5,000 （貸）有価証券評価益 5,000 4. 期末商品棚卸高は￥75.000である。売上原価は「仕入」の行で計算すること。 (借方)仕入 62,000 / (貸方)繰越商品 62,000 (借方)繰越商品 75,000 / (貸方)仕入 75,000 ＜決算の処理＞売上原価を仕入勘定で計算する方法！！１．期首商品棚卸高を繰越商品勘定から仕入勘定（借方）へ振り替える。（借）し仕入（貸）くり 62,000 （貸）繰越商品 62,000 ２．期末商品棚卸高を仕入勘定から繰越商品勘定（借方）へ振り替える。２．期末商品棚卸高を仕入勘定から繰越商品勘定（借方）へ振り替える。（借）くり繰越商品（貸） 75,000し借方（貸）仕入貸方簡単な覚え方です！！ 75,000 5. 備品について定額法により減価償却をおこなう。ただし、残存価額は取得原価の10％、耐用年数は5年とする。 (借方)減価償却費 14,400 / (貸方)減価償却累計額 14,400 減価償却→土地以外の有形固定資産（建物、車両運搬具、備品 etc）は、使用や時の経過により、価値が減少する。この減少額を計算して見積もり、費用として計上する手続きを減価償却という。見積もられた金額は減価償却費勘定（費用）の借方に記入する。 ★減価償却費の計算（定額法）★ 減価償却費＝取得原価－残存価額耐用年数つまり、（取得原価80,000－残存価額8,000）/ 5年＝ 14,400 5. 備品について定額法により減価償却をおこなう。ただし、残存価額は取得原価の10％、耐用年数は5年とする。 (借方)減価償却費 14,400 / (貸方)減価償却累計額 14,400 なぜ、貸方に減価償却累計額という勘定が入っているかというと！！それは、記帳方法が2種類あるからです！減価償却を帳簿きき帳する方法には直接法と間接法がある。１．直説法→計算した価格減少額をその固定資産勘定の貸方に記入し、直接固定資産を減少させる方法。（借）減価償却 ×× （貸）備品 ×× ２．間接法→その固定資産勘定を減額せずに、減価償却累計額勘定の貸方に記入する。この勘定の残高は、それまでに固定資産の価値が減少した額の累計（合計）を示す。（借）減価償却 ×× （貸）減価償却累計額 ×× 5. 備品について定額法により減価償却をおこなう。ただし、残存価額は取得原価の10％、耐用年数は5年とする。 (借方)減価償却費 14,400 / (貸方)減価償却累計額 14,400 なぜ、貸方に減価償却累計額という勘定が入っているかというと！！２．間接法→その固定資産勘定を減額せずに、減価償却累計額勘定の貸方に記入する。この勘定の残高は、それまでに固定資産の価値が減少した額の累計（合計）を示す。（借）減価償却 ×× （貸）減価償却累計額 ×× 問題には直接法か間接法で記入するのかは書いてありません。見分け方は？！そこで！！精算表の中に減価償却累計額勘定があるか？！ないか！です。もし、このようにあれば、間接法で記入します。ないときは、直説法で記入します。 6. 支払い家賃の前払分が￥3.000ある。 (借方)前払家賃 3,000 / この後からの仕訳は、パターンかされたものを覚えておくと便利です。この表にあてはめるとすぐにできます。 (貸方)支払家賃 3,000 前払○○ 支払○○ 支払○○ 未払○○ 未収○○ 受取○○ 受取○○ 前受○○ 7. 支払い保険料は1年分で、保険契約後決算日までの契約期間は9ヶ月である。 (借方)前払保険料 900 / (貸方)保険料 900 ★解説★ 12ヶ月（1年） 3ヶ月９ヶ月支払い保険料はもうすでに1年間分つまり、3,600円はらってしまっている。しかし、保険契約後決算日までの契約期間は9ヶ月ということは、保険料を払って９ヶ月分は消化したけれども、残りの３か月分は前払いということになる。さっきの表にあてはめると、上記の結果になる。 <計算> 3,600円× 3ヶ月分 12ヶ月分＝900円８．借入金は平成○年9月1日に借入期間3年、利率年4％で借り入れたもので、利息は2月末日と8月末日に各半年分を支払う契約となっている。利息の計算は月割計算による。 (借方)支払利息 ★解 200 / (貸方)未払利息 200 説★ 精算表の借入金は60,000。この会計期間は4月1日から3月31日までである。そのため、 4月1日 9月1日 2月28日 3月31日利息の支払い分は、2月末と8月末という。9月から借り入れたので8 月までの支払いはいらない。そうなると、2月末が利息の支払いとなる。3月31日なので、支払っていない分（未払分）は1ヶ月間の3 月1日から3月31日分となる。 <計算> 60000×0.04× １ヶ月分 12ヶ月分＝200円資産負債資本収益費用現金支払手形資本金売上仕入普通預金買掛金資本準備金雑収入給料当座預金未払金利益準備金受取利息通信費受取利息預り金任意準備金受取配当金水道光熱費売掛金当座借越有価証券売却益旅費交通費売買目的有価証券前受金固定資産売却益支払保険料繰越商品商品券雑益減価償却費貸付金受取家賃支払利息未収金受取地代租税公課前払い償却債権取立益消耗品費立替金雑費備品固定資産売却損車両運搬具有価証券売却損建物土地戻る