ネットワーク監視機器の設計と実装 SING(B1) Akira KANAI<[email protected]> 親:nnさん,trueさん タームプロジェクトの目的 IPレベルの到達性を監視する専用機器を製作 障害が起きると音や光で教えてくれる 背景 障害の発生 サービスのダウン SMTPのdaemonが落ちた サービスレベルの低下 RTTが長い SNMPモニタ監視 障害報告メール 管理者の把握 障害の予防、迅速な対応につながる 問題点 前提:完全な24時間監視体制ではない Ex.rgのネットワーク 通達方法の問題 管理者が異常に気づかない メールをいつも見ていない 監視モニタを見ていない 寝ているかもしれない 連絡に使用するネットワークが落ちた メール送信に使うサーバが落ちた SNMPを送るための経路に障害発生 解決策 電話回線を使って電話連絡 音や光を使った報告 自分から障害発生を呼びかける ネットワークを介さない障害報告 router 今回の 手段 設計要件 マイコンを使用(専用機器にする) 信頼性が高い 簡単に操作・設定できる 組み込める 設計要件 IPレベルの到達性を確認できる 操作・設定が簡単 その機械だけで各種設定ができる 相手のIPアドレスとかルールとか 警報する機器を変更可能 使う場所によってニーズは違う サイレンだったがランプに変更する等 設計(全体) echo要求 監視 タスク echo応答 DHCP echo UDP ICMP ネットワーク プロトコル IP ethernet Network I/F Card 障害報告 警報装置 結果表示 ディスプレイ 設定 メニュー 自分のアドレス 障害の基準 etc… 表示 入力 キーボード ハードウェア ソフトウェア 設計(監視部分) Echo 要求 Echo 応答 警報機ON タイムアウト1/5 タイムアウト4/5 タイムアウト3/5 タイムアウト2/5 タイムアウト5/5 設計(設定メニュー) 監視に関わる設定を行う 自分のIPアドレス 自分のサブネットマスク 監視対象のIPアドレス デフォルトGWのIPアドレス 許容するpingのタイムアウト回数 設計(ハードウェア全般) 必要なもの マイコン ネットワークインタフェース 警報装置 外部接続用のピンを出しておく ユーザインタフェース IPアドレスの設定や今後の機能拡張に耐える手段 • テンキータイプのキーボード • 文字が表示できるディスプレイ 実装 ハードウェア 三菱のM30620(M16/60シリーズ)使用 キーボード、LCDを実装(半田付け) ソフトウェア OS:RTOS”AZUKI”上で動作 C言語で実装(NC30WA) ライブラリを活用 Ethernet制御、各種プロトコル、LCD制御 使用するプロトコルの書き換え、追加 設定画面や監視部の実装 完成品(表) RJ-45 キーボード CPU ディスプレイ 警報機 接続部 警報機接続部 今後の拡張用 警報機へ デモ 今後の課題 監視機能の充実 IPレベルの到達性以外のサポート POP3,SMTPなどのサービスは生きているか? ルールをより柔軟に 全体のxx%がロスしたら その他の機能の充実 複数ノードの監視 設定の保存 IPv6対応 応用例「rg-root椅子」 椅子に警報報告デバイスとし て振動モータを実装 監視中の居眠りにしっかり対 応 「寝ていても、rg-netになにか あったら俺が真っ先に飛んで いきたい・・・」というrg-rootの 悩みを解決 「rg-root寝袋」とか 振動モータ 監視機器
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