第12回(1月13日) 文書処理 久野禎子 今日の実習:webページ作成 作ったことがない 作ったことがある ・ htmlタグを自分で書いた ・ webページ作成ツールを使った 今回は、htmlタグを手で書き入れてみることによ り、webページの成り立ち、および電子化文書一 般の処理技術について学びます 文書処理技術 ワープロの文書処理技術 - もともと紙に印刷する文書をきちんと綺麗に - WYSIWYG(ウィジウィグ:What You See Is What You Get )方式 で作成 Webページの文書処理技術 - ブラウザで取り扱うwebページとそのリンク機能 - マークアップ言語(html)で作成 ワープロによる文書作成: WYSIWYG方式 WYSIWYG方式のエディタ(画面で見たものそ のままが印刷される文書になる)を使って文書作 成する。 Webページの作成: マークアップ方式 Webページ作成には、文書マークアップ言語 htmlを使って文書中に印(タグ)をつける。すると タグの働きによって文書が整形される。 タグを解釈して機能させて文書を表示させるの がブラウザソフトの役割。 (プレーン)テキストから整形文書へ プレーンテキスト hiroshima.txt WYSIWYG方式 Wordで読込む → 飾りや書式を付けて、Word 形式の文書(.doc)に マークアップ方式 ブラウザで読込む → タグを記入してhtml形式 のファイル(Webページのこと)に htmlファイルを作ってみよう メモ帳(notepad)のhiroshima.txtにタグを書き 込む タグは半角英数字モードで書きこむ タグを記入したら、「なんとか.htm」または「なん とか.html」というファイル名で新規保存する。 たとえば「hiroshima.html」 保存したhtmlファイルをブラウザで(ローカルファ イル)表示する htmlファイルの基本 タグは、<タグ名> そのタグ名の働きの適用範囲を囲むときは <タグ名>・・・</タグ名> (対にしないで)単独で用いるタグもある http://home.t04.itscom.net/kuno/ko2007/html-intro/sam11.html http://home.t04.itscom.net/kuno/ko2007/html-intro/sam12.html <html> <head> <title>ひろしま</title> </head> <body> <h1>広島の名産品</h1> <p>新宿のアンテナショップで見つけた広島の名産品を紹介します。</p> <h2>らーめん</h2> <p>ラーメンはいろいろありました。広島らーめん、尾道らーめんは有名どころだそう ですね。しっかり置いてありました。</p> <p>でも私の眼に留まったのは、鞆の浦の鯛塩らーめんですかね。以前夏に鞆の浦 を訪れた時は、鯛そうめん、美味しかったです。</p> <h2>瀬戸田のレモネード(粉末)</h2> <p>一番の売れ筋だそうです。ショップの前に山積みで、値段も手頃。熱いお湯で溶 かして飲むのでしょうね。美容に良さそうです。</p> <h2>カープかつ</h2> <p>なんともまあ、どでかい赤い袋ですが、中は小分けになってます。多分あの有名 なおたふくソースの味付きのカツなのでしょう。でもその中身は、一体何のカツかとい うと、、、歯ごたえあります。</p> <h2>でびら、でべら</h2> <p>カレイの干したの、と説明してもちょっと違う気がします。でびらの食べ方を知っ ている人は広島の人だと思います。私の家ではトンカチで叩いていました。</p> </body> </html> Webページの飾り: cssでページ要素にスタイルを付ける CSS(直列スタイルシート) htmlタグごとに表示の様子を統一指定することができる + 局所的な飾り、webページ上の要素のレイアウト指定 http://home.t04.itscom.net/kuno/ko2007/html-intro/sam13.html http://home.t04.itscom.net/kuno/ko2007/html-intro/sam14.html http://home.t04.itscom.net/kuno/ko2007/html-intro/sam15.html Webページの飾り:cssでページ要素にスタイルを付ける ● hiroshima.htmlのスタイル指定 <html> <head> <title>ひろしま</title> <style type="text/css"> h1 { text-align: center; width: 60%; margin: 5mm auto } h1 { border: ridge blue 4px; padding: 3mm } h2 { text-decoration: underline } p { text-indent: 1ex; margin: 5px 20px } p { padding: 2mm } p { background: rgb(200,255,240) } </style> </head> ・・・ Webページ文書処理技術 htmlとWebページ検索 検索エンジンは、世界中のwebサーバマシン上に 置かれ公開されているWebページのもとである htmlファイルを調べ、ページ中に現れる単語で検 索用の索引を生成している。 <h1>などの見出しに現れる単語は検索用の索引 語として的確と見なせ、重要度が増す あるページから他のページへの参照リンクがある ことは参照先のページが有用であると見なす(多く の他のページから参照されるページほど重要) マークアップ方式による文書作成 (利点)文書中にマーク(タグなどの印)が明示さ れるため、そのマークを利用して高度な文書処 理が可能 (不利)印付けをするための知識がないと文書を 作れない、出来上がりの文書の様子を見ること がWYSIWYG方式ほど容易ではない Cf. WYSIWYG方式でも(タグ方式ほど明確で容 易ではないが)文書処理技術の応用例はある アウトラインモードのWord文書生成 スタイルシートの利用 単発の文字飾りではなく、文書の要素レベルを 指定し、要素レベルごとに統一した書式や飾りを 付けるが可能 → 要素レベルごとの表示や目次生成が可能 書式や飾りに名前が付いている。 → 書式や飾りの統一的変更が可能 Wordからのweb文書生成 生成されるhtmlコードは過度に複雑であり、あ まりお奨めしない。 生成されるhtmlコードでのタグの意味は適切に 解釈されていないのが普通であり、この方法で webページを作成してもマークアップ方式の利点 は得られない。
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