経営学総論 ガイダンス

経営学総論
ガイダンス
Thursday, April 15, 2004
小島 平夫
経営統計学担当
経済学博士 (九州大学),
M. B. A. (米国カーネギーメロン大学)
http://www.seinan-gu.ac.jp/~kojima/
以下の順で,
話を進めます
 企業経営とはーシステムとして捉えるー
 企業経営の理論,実際ー主なものー
 現代企業経営の諸問題
 おわりに
企業経営とは
システムとして捉える

経営の流れ
– テキスト第8章 p.108 の図1:
• http://www.seinan-gu.ac.jp/~kojima/intro_business/inp-sysoutp_forecastV2.gif
– 以下の四つから成る,システムとして捉えてみ
る:
• インプット(投入)
– 経営資源
• 経営プロセス(経営資源を処理する過程)
– 詳細は,テキスト第2章以降で概説
• アウトプット(産出/成果)
• フィードバック(修正のための経営コントロール)
– Plan - Do - See - Feedback として捉えると:
• http://www.seinan-gu.ac.jp/~kojima/intro_business/plan-do-seeV.gif
企業経営の理論,実際


主なもの
会社形態(テキスト第1章 pp.1 - 3)
企業集団・系列:横系列(三井など);縦系列(トヨタ,日立など)
– http://www.toyokeizai.co.jp/data/databank/dbs-06.html





経営基本機能:人事,財務,生産,販売(テキストp.108 図1)
人間関係論:企業組織内の人的ネットワーク,など
戦略的経営論( 後の「現代企業経営の諸問題」で触れる)
経営管理:経営計画,経営コントロール,経営組織,動機付け理論
経営革新:情報技術,多国籍化,環境保全,経営の質向上,社会的
責任
– 環境保全(実例):http://panasonic.co.jp/pcc/environment/index.html
– 環境管理,経営・製品の質管理(国際基準):http://www.iso.ch/iso/en/iso900014000/index.html

経営哲学,経営倫理
– 経営倫理学: http://www009.upp.so-net.ne.jp/juka/

企業統治:企業は誰のために存在する?,など(所有,支配,経営)
– http://www.jcgr.org/jpn/
現代企業経営の
諸問題

テキスト第1章 pp.3 - 4
– 企業規模
– 情報の非対称性
• 経営陣 vs 一般投資家
• 経営分析:内部分析 vs 外部分析
– 企業統治(コーポレートガバナンス)
• 次のスライドで触れる
現代企業経営の
諸問題 <続>

企業の利害集団を3つ列挙し,それぞ
れが企業経営に与える影響あるいは作
用は?
– 利害集団の一つ:「株主」
– 企業統治(コーポレート・ガバナンス)に
言及する
現代企業経営の
諸問題 <続>

経営戦略とは:
– 「企業が自らの目標を達成するために,自らの事
業領域(ドメイン)を定義選択し,そこに重点的
に経営資源の配分と蓄積を行うこと」,と定義す
るとする
– 経営資源を4つ列挙し,それらの資源の配分と蓄
積について,経営戦略の観点から調べてみる
– ただし,企業の業種は製造業とする
– また,4つの経営資源のなかに、「人的資源」と「
情報的資源」を含める
現代企業経営の
諸問題 <続>

親会社および子会社から構成される企
業グループの経営(すなわち、グルー
プ連結経営)について,その基本的な
特徴は?
– ただし,親会社は製造業企業とする
– また,親会社は日本国内に所在し,子会社
は国内および海外にも存在する,とする
現代企業経営の
諸問題 <続;終>

「企業提携」(業務/技術/資本提携)
– 自律,相互依存,出資

「垂直統合」
– 内部化,取引コスト,規模の経済

「環境マネジメント」
– 環境配慮設計,環境重視国際基準,環境会計

「ベンチャー・ビジネス」
– リスク,知識集約型,ベンチャー・キャピタル
おわりに

この「経営学総論ーガイダンスー」は,以下で閲
覧できます:
http://www.seinan-gu.ac.jp/~kojima/intro_business/
• ここで,intro_b_guide.ppt をクリック


閲覧できない,などの問い合わせは,小島宛て
てにどうぞ:[email protected]
この1年間,「経営学総論」で,(営利目的あるい
あるいは非営利の)企業経営の理論と実際につ
ついてしっかり学習し,将来,みなさんが携わる
わるであろうビジネスで実践されんことを期待し
待します!