パネルデスカッション3 島根県糖尿病療養指導士の必要性を探る (Lはなぜ必要か) 非学会員透析診療所から 医療法人姫野クリニック 看護師 藤原良江 姫野クリニック 姫野クリニック 大田姫野クリニック 出雲市塩冶町(駅南口より徒歩5分) 大田市大田町大田イ14番地2 http://himenocl.com/ 職員 常勤医師1名 非常勤医師15名 (うち島根大学医学部附属病院内分泌内科より1名) 看護師 19名 臨床工学技士6名 看護助手 6名 栄養士1名 事務4名 透析技術認定士 看護師 6 名 臨床工学技士 3 名 島根県糖尿病療養指導士 看護師 3名 (糖尿病合併症管理料に関係するフットケア研修も済み) 現在 看護師1名受講中 透析室 ベッド 50台 診療時間 時間帯 月 火 水 木 金 土 日 8:45~14:30 ○ ○ ○ ○ ○ ○ × 16:00~23:00 ○ × ○ × ○ × × 患者数 月水金(2クール) 昼47名 夜34名 火木土(1クール) 昼44名 合計 125 名 2011年11月1日現在 糖尿病患者の占める割合 糖尿病患者の占める割合 インスリン療法 26人 n o n - DM 74人 内服療法 16人 DM 51人 食事療法 9人 n=125 インスリン療法 内服療法 食事療法 D M なし さあ!!ここから 私たちの活動を紹介します 療養指導 転院してこられた方の情報収集を行い 当院での糖尿病管理ができるように 評価・計画立案・療養指導を行ないます 自己血糖測定器具・物品を 自分たちで選んで採用しました。 フットケア 現在、糖尿病合併症管理料に関する フットケア研修3名終了し活躍しています!! 院内フットケア勉強会開催 透析医学会でフットケア研究発表 平成22年6月18日~20日 神戸 第55回 日本透析医学会 学術集会・総会 「当院透析患者における神経障害の実態」 の発表をしました こんなことも始めました・・・ シューフィッターさん を お招きして これから一緒に患者さんに何を提供できるのか 考え始めたところです。 新人教育!! 現在島根県糖尿病療養指導士7期受講中の 期待のHOPE★をスパルタ教育しています。 院内 症例発表会 飛び出せ!! 出雲糖尿病療養指導フォーラム 年6回シリーズで開催される糖尿病の基礎が学べる研修会です 「飛び出せ!!出雲糖尿病療養指導フォーラム」 姫野クリニック参加状況 14 参加人数 12 10 21年度 20年度 22年度 8 6 4 2 0 1 参加者別参加回数 13~15回 1 3 人 7~9回 1~3回 人 7 人 4 人 3 人 4~6回 3 4 5 6 7 1 2 勉強会 参加回数 × 人数 10~12回 2 3 4 5 6 1 2 3 4 5 6 なぜ・・透析室に 糖尿病療養指導士が必要と感じたのか 糖尿病をあわせ持つ透析患者は、糖尿病について はベテランであるが、比較的自己管理ができていな かったケースが多いうえ、透析期にはいると今まで の管理方法とは異なってきます。 ・・・そのような 経験豊富な大先輩に寄り添っていくためには、 「超最新の情報ととても豊かな人間力」 が必要だと思ったからです。 ある1型糖尿病を持つ透析患者さんが・・・ 自分は糖尿病のことはよくわかっています! だから、透析室の看護師さんにまで 糖尿病のことは、 とやかくいわれたくありません(-_-;) この時、 この患者さんの以前の主治医の先生達と一緒に 今も糖尿病の勉強していることを伝えました。 すると患者さんの口調が急にやさしくなり 昔の糖尿病にまつわる思い出をたくさん話してくださいました。 本当に糖尿病を勉強しておいてよかった(*^_^*) 私たちにこのような機会を与えてくださって ありがとうございました。 島根県糖尿病療養指導士は 日本糖尿病学会専門医が不在でも、医師でも看護師でも 栄養士でも臨床工学技士でも研修をうけることができます それは私たちにとって とても大きなチャンスでした。 糖尿病を中心に学習の機会や他の施設との交流ができたことは 「クリニックにも、病院と変わらない 最新の療養指導を提供したい・・・」 という私たちの思いを現実に近づけてくれた 大きなきっかけだったと思っています。 ご清聴ありがとうございました。 もし、当院にて透析を始められる患者さまがいらっしゃいましたら 一緒に糖尿病を勉強している私たちがいることをお伝えください。 ・・・それで少しでも患者さまの不安が軽減できれば幸いです。 姫野クリニック 島根県糖尿病療養指導士 一同
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