中期計画の精度を上げるには?

中期計画の精度を上げるには?
・そもそも、計画って?
→ 9つの質問に答えること(6W3H)
・計画は、誰のため、何のために?
→ 一緒に動く人が、主体的に動くために
・良い計画のポイントは?
→ 具体的な目標、合理的な手法、現実的な資源
・中期計画の精度を上げるには?
→ 精度の高い中期目標から、なすべき業務を逆算
・目標の精度を上げるには?
→ 意欲的でありつつ、データ・事実をもとに、
幅のある目標(最低・標準・最高)を
目標はSMARTに!
Specific(具体的に)
→ いつまでに、なにが、どれだけ?
Measurable(測定可能で)
→ 量的に把握できる
Attainable(がんばれば実現可能で)
→ 今のチカラの115%ぐらいで
Reasonable(合理的で)
→ 組織の理念・設立趣旨に合致しているか?
Traceable(検証可能な)
→ 進捗も成果も課題も確認できるか?
(1)これまでの経緯:発足時の理念、発足以来の(主な)実績、
昨今の重要な課題(リストのみ)
(2)昨今の重要な課題の詳説:
「本当は○○でありたいのに、現実には△△な状況。
その原因・背景には、◇、□、▽が挙げられる」という形で、
課題と原因・背景を。
(3)対策の一覧表:緊急(すぐ実施するもの)+中期的な取り組み
(2・3年かけて積み上げ)の一覧表
(4)対策の詳説:緊急→中期的取り組み、の順で。
対策には必ず、①期限付きの目標、②実施する業務内容、
③責任者、④担当スタッフ、⑤想定される所要時間とコスト、
⑥スケジュール、⑦期待される成果(目標と同じでOK)を明記
書き方としては、「実施する業務内容」だけを詳述して、
あとはガントチャート(縦軸に項目、横軸に時間)でもOK
(5)3~5年間の、既存の通常業務と合わせた業務計画表
いつごろ、どんな業務が発生するのかを一覧で見られるもので
横軸に時間、縦軸に業務を置き、(4)のガントチャートに、
既存の通常業務を重ねあわせるイメージ。
(6)3~5年間の、既存の通常業務と合わせた収支見通し
(5)に挙げられた組織のすべての業務について、支出と収入
(最低限・ちょっとがんばれば・上限の3段階で)積算。
(7)3~5年間の、組織図
人名入りのほうがリアリティが高いので、毎年(または
主なシーズンごとに)どんな体制で臨むのかを描く。
(8)(7)の各段階に応じた権能図:
「何を決めるのは誰か?」の一覧表