倉敷NPOセンター構想

地域と市民活動のための
支援システム構想(案)
地域に根ざし
地域を支える
中間支援のしくみ
ひろば/ hiroba
くらしきパートナーシップ推進ひろば
私たちが実現したいこと
NPOが地域のQOLを改善するために
NPOの地域課題解決力アップを支援し
NPOが活動しやすい環境整備を進める
くらしきパートナーシップ推進ひろば
実現のための「しくみ」=NPOセンター
各地の先進事例から
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NPOのエンパワーメント(力づけ)
市民事業を一緒につくり、育てる
地域資源を仲介するしくみ
政策づくりができる、専門性
企業や行政、多セクターとのつなぎ役
くらしきパートナーシップ推進ひろば
NPOのエンパワーメント(力づけ)
相談、情報支援、ネットワーキング支援
• 相談対応、
– 各種相談対応、
– 事業実施支援など
• 情報支援
– 情報の収集と提供、
– 研修講座の企画実施など
• ネットワーキング支援
– 研究会、サロン活動などの企画実施など
くらしきパートナーシップ推進ひろば
ネットワーク活動
(事例)宝塚NPOセンターの場合
• 阪神NPO連絡協議会
– 毎月の例会、8年間で延べ84回実施、
– NPOの交流と情報交換、相互支援の場
– 毎年の恒例行事「阪神NPOサミット」
宝塚NPOセンター(兵庫県宝塚市)
年間事業規模3100万円~4300万
起業支援とまちづくり事業(直接事業)が2本の柱
くらしきパートナーシップ推進ひろば
市民事業を一緒につくり、育てる
NPO法人、CBの起業サポート、
• 起業サポート
– コミュニティビジネス、NPO法人の起業支援
• 市民の起業と就業を支援する
• 生きがいや地域の課題解決につながる仕事が見つか
るようサポート
• 就業サポート
– NPO法人、CB、地域に貢献する中小企業へ
• インキュベーション事業のプロ集団が支える
• 税理士、会計士、行政書士、企業診断士
• 経営支援も行う
くらしきパートナーシップ推進ひろば
市民事業を一緒につくり、育てる
(事例)
CS神戸の場合
• 10年間で120団体を支援し起業に導く
• 起業相談から事業開始まで
継続的で一貫した8ステップの支援、
相談→面談→分析→企画→調査→計画→組織→活動
• 設立後の経営相談も!
CS神戸:コミュニティ・サポートセンター神戸(兵庫県東灘区)
年間事業規模7500万円~13000万
起業支援とまちづくり事業(直接事業)が2本の柱
くらしきパートナーシップ推進ひろば
地域資源を仲介するしくみ
サポート資源提供システム
• サポート資源提供システム
– 地域のNPOが必要とする様々な経営資源を、社
会一般から集め、仲介・提供することで、NPOを
支援し、地域を元気にするしくみ
• みんみんファンド
– 民(市民・企業・各種団体)による民(NPO・市民
活動団体)を支えるファンド
– お金に希望を。NPOにパワーを。
くらしきパートナーシップ推進ひろば
地域資源を仲介するしくみ)
(事例)せんだい・みやぎNPOセンター
• 6年半で、総額5150.8万円分の物資
+土地7500坪を提供
– 物品(什器備品類):のべ243団体へ3004点で899.5万円相当
– パソコン:のべ150団体 266台で656万円相当
– 資金:のべ159団体 3595.5万円
せんだい・みやぎNPOセンター 年間事業規模1.3億円(宮城県仙台市)
事業の4つの柱(2007年)
1.NPOの必要性について広く社会に発信する
2.市民活動団体・NPOのエンパワメントのための支援とサービスの提供を行う
3.市民による非営利の政策シンクタンクとして行政セクターと協働して活動する
4.21世紀の新しい企業セクター創造のために、企業とNPOのパートナーシップを促進する
くらしきパートナーシップ推進ひろば
政策づくりができる専門性
市民による政策シンクタンク
• アドボカシー(政策提言活動)、
• 自主及び受託調査研究、
• 行政施策のコンサルティング業務(受託)
→市民参加型社会システムの構築を支援。
くらしきパートナーシップ推進ひろば
政策づくりができる専門性
(事例)まちづくり政策フォーラム
• 政策シンクタンクNPO
• 研究者、コンサルタント、行政職員、市
民に呼びかけ、研究会を組織し、
育成支援
• 政策提言ならびに情報交換など
くらしきパートナーシップ推進ひろば
NPOセクターを社会へ
市民・社会・他セクターとのつなぎ役
• NPOについての適切な情報を社会に発
信し、市民に届ける事で、共感や参加、
資源提供を得るきっかけを
• 市民、NPO、企業、行政、などが参加し、
出会える場づくり
• 他セクターとの協働事業の企画実施
くらしきパートナーシップ推進ひろば
NPOセクターを社会へ
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(事例)せんだいCARES
NPOの活動に、
市民や企業、行政が
<一緒に・楽しく>参加することで、
みんなが住みやすいまちにしていくための
キャンペーン。
– 2003年より、毎年11月の約1ヶ月間イベント開催
– 参加NPO数は40 団体、協賛企業は41社、
広報協力14団体・企業、パンフレット25,000部
– 「ドネーションチケット」+寄付金で、100%の自己資金
– 大学生が参加NPO8団体の活動のお手伝い
くらしきパートナーシップ推進ひろば
私たちの歩み
これまでに実現できた事
実現できなかった事
くらしきパートナーシップ推進ひろば
NPOの「困った」を解決するためにー(‘04~’08)
これまでに実現できた活動は?
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「場づくり」に取り組む
– PR・交流の場 →情報発信・ネットワーク形成を促進
– 参加と学びの場→不足する情報やノウハウを提供
•
NPOの「共通課題」に取り組む
– 調査・研究
– 政策提言
•
→活動に役立つ情報・ノウハウの蓄積
→「まっとうな中間支援」の事例研究
→’08年12月、伊東市長へ手渡す
自ら「まっとうなNPO」になるために
– 組織基盤強化 →事務局のリクルート、中期戦略策定
– 収益事業強化 →ワークショップ・講座事業の受託
くらしきパートナーシップ推進ひろば
これまでに実現できた!
PR・交流の場づくり
• ‘04:市民活動交流広場(中心市街地活性化フォーラム’03)
• 17団体の活動展示紹介、来場者200名
• ‘05:市民活動☆交流ひろば(中心市街地活性化フォーラム’04)
• 26団体の活動紹介、来場者約270名
• わいわい会議
• 市民活動活性化についてのWS
• ‘05:市民活動☆交流ひろば(’06年度市民企画提案事業)
• 地域・分野を越えて、 43団体の活動紹介展示
• 7箇所で巡回展示、各団体に代わりの団体・活動をPR!
• 延べ来場者数1800人!
• 団体紹介展示へ協力(’07,’08 ボランティアまつり)
• 倉敷ボランティアセンター登録団体60団体の活動展示
くらしきパートナーシップ推進ひろば
これまでに実現できた! ①
PR・交流の場づくり
くらしきパートナーシップ推進ひろば
これまでに実現できた! ②
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参加と学びの場づくり
参加型☆市民活動講座
– つたえよう☆市民活動(広報・広告講座)
– 結んで♪ひらく☆市民活動(ネットワークとNPO講座)
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ロジ研究会 (NPO事務局業務のスキルアップ)
リトリートWS(市民活動におけるキャリアマネジメント)
~企業のPR誌はこうやって作られる~
「NPOの広報に生かすコツとツボ」
(広報・マーケティング)
•
NPOの組織マネジメントと中期戦略
•
まちづくり×サポートの仕組み―市民活動支援とは-
(中間支援基礎講座)
•
市長とワイワイまち育て市民会議
-地域と組織の3年後を描くワークショップ-
くらしきパートナーシップ推進ひろば
これまでに実現できた! ②
参加と学びの場づくり
形態…
講座
W/S
研究会
テーマ…
資金調達
広報・広告
組織運営
中期戦略
ネットワーク
くらしきパートナーシップ推進ひろば
これまでに実現できた!③
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調査・研究
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調査・研究と政策提言
市民参加・協働のまちづくり
ワークショップとファシリテーション
中間支援組織と市民活動支援施設
市民組織の運営、中期戦略づくり
調査・研究
ロジ(市民団体の事務局業務)
市民活動環境 etc…
政策提言
• 倉敷市協働の指針策定委員会に、委員参加
• 市長とワイワイまち育て市民会議
市民活動部会から「質問と提言」を取りまとめ
くらしきパートナーシップ推進ひろば
これまでに実現できた!④
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まっとうなNPOに
組織基盤強化ー自律のために
– 事務局体制の強化(一緒に取り組む仲間づくり)
• リトリートワークショップ→新規2名増加
– 中期戦略の策定
• -中期戦略策定ワークショップ
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収益事業強化ー自立のために
– 講座・W/Sのスキルを買っていただく
• ‘08年度は165万円弱
– ` 05:9万、`06:49万、` 07:43万
くらしきパートナーシップ推進ひろば
これまでにできなかった①
•
地域へのひろがり
地域の課題として共有しきれてない
NPOがもっとチカラを得て、よい仕事をして、地域社会をよ
くするためには、どんなしかけとしくみが必要か。
•
•
•
「中間支援組織をつくろう」
「どんな組織かみんなで議論する」
↓
的確な情報の編集→発信が不十分
⇒巻き込めていない
くらしきパートナーシップ推進ひろば
これまでにできなかった①
•
地域へのひろがり
NPOネットワーク活動
(分野・テーマを超えた)
– 定期的な集まりの場づくり
•
地域人材の巻き込み(発掘)
– 専門性を持つ地域人材として
学識経験者、企業経営者、マスコミ関係者、行
政職員、議員etc…
くらしきパートナーシップ推進ひろば
これからの取り組み:中期目標
倉敷のNPOの核となる
中間支援組織をつくる
(倉敷NPOセンター)
くらしきパートナーシップ推進ひろば
これからの取り組み(中期戦略)
倉敷NPOセンター設立へ向けて
• 「NPO活性化のための調査・研究事業」
– ⇒NPO活性化のための中期プランの作成
• 「市民活動☆交流ひろば」の定期開催
– ネットワーク活動(サロン活動)の場づくり
– どんなしくみやしかけがあれば?問いかけ
• 「倉敷NPOフォーラム」の初開催
– 問題提起・情報発信、参加の呼びかけ
– 官民の役割分担は?
• 「倉敷NPOセンター設立準備会」
– 問題提起・情報発信、参加の呼びかけ
– 機能、担い手、協力者、支援者は?
くらしきパートナーシップ推進ひろば
Step1、NPO活性化のための調査・研究事業
何が必要なのか、明らかにする
• NPO活性化のための調査・研究事業
(’09年度倉敷市市民企画提案事業として申請)
– 倉敷市と、NPO同士の協働のプロセス、
– NPO活性化の方針づくりの根拠を調べる
– 市民活動の現場を市民に情報発信
• NPO活性化のための中期プラン作成
(’10年度以降)
– どんな「しくみ」や「しかけ」が必要か?
– 官・民の役割分担は?
– 民×民の役割分担は?
くらしきパートナーシップ推進ひろば
Step2、1日支援センターの定期開催
支援センターを試行する
• 1日支援センターという「場」づくり
(’09年度~)
• 民×民協働での企画・実施
• 多様なNPOが集まる「場」づくりを試行する
– 相談対応を柱に
– ネットワーク活動(サロン活動)を柱に
• コミュニティの形成
– →コミュニケーションと相互扶助のきっかけ
• 共通課題へどう取り組むのか?問題提起
– どんな「しくみ」「しかけ」があればいいの?
(開かれた議論の場を持つ)
くらしきパートナーシップ推進ひろば
Step3、NPOフォーラムの初開催
公開された議論の場として
• NPO活性化のためには?
問題提起・情報発信、参加の呼びかけ
• 中間支援組織の必要性
• 行政施設としての支援センター
• 具体的な事業案や施策
• 官民の役割分担
• 民が自分事として取り組む事
• 行政が施策として取り組む事
• 官と民が協働して取り組む事
くらしきパートナーシップ推進ひろば
Step4,倉敷NPOセンター設立準備会
どんな「しくみ」をつくれるのか?
• 具体化していく
– どんな機能を持つ?
– どんな事業をする?
– どんな体制を持つ?
– どう資金調達する?
– どんな人に参加してもらう?
倉敷の中間支援組織として、
倉敷NPOセンター設立へ
くらしきパートナーシップ推進ひろば
「くらしきパートナーシップ推進ひろば」が
「倉敷NPOセンター」になるのではなく、
共感して下さる「あなた」と一緒に考えて、
実現できる「しくみ」から 一緒につくっていく、
地域の課題解決のために
市民活動支援を通した
総合的なシステムづくりへ向かって
くらしきパートナーシップ推進ひろば