住民の成長 肯定的な関係をどうつくるか 住民の関係と運動 • 新興住宅地の人間関係と変化 ムラと村 住民であることの意味 • 日本社会と「音」 背景としての人間関係 騒音おばさんは何を提起しているか 住民間のコミュニケーション(新と旧住民) ・ ゴミ問題 ごみ出しルールをめぐる紛争 刺激と感じ方 • 刺激は恒常的になると感じにくくなる。 • 臭い(におい)(好悪の差があまりない) – 臭い物質が空気中に散布→嗅覚が感じ取る – 臭い物質が充満し続ける→感じなくなる • 光(光景) – 波→常に見える。しかし、目を閉じて遮断可能 • 音(好悪の差大→強い反感を生む可能性) – 波→常に聞こえる。耳を閉じることはできない。 騒音をめぐる事件1 • 2001年05月26日午前4時10分ごろ、京都市 中京区2階に住む無職松本幸生さん(53)が 頭から血を流し倒れていた。A容疑者は「深 夜に大声で騒がれたため眠れず、口論に なった。カッとなり、体を持ち上げて落とした」 と供述。近所の住民らによると、松本さんは 同居している母親の耳が遠いことから大声で 話すことが多かった。数年前からこのことをめ ぐってA容疑者とトラブルになっていたという 騒音をめぐる事件2 • 2003年03月06日午前5時ごろ、大阪府警堺 北署に「人を刺して殺した」と男が自首した。 スカウト業A容疑者(21)を殺人容疑で緊急 逮捕した。死亡した男性はこの部屋に住む朴 七星さん(71)とみられる。 • 調べでは、A容疑者は5日夜、このアパート に住む友人宅に遊びに来ていたところ、騒音 などで男性に注意された。同容疑者は腹を立 てて男性の首を刺し、殺害した疑い。 騒音をめぐる事件3 • 2005年09月29横浜市鶴見区横浜市立大・理 学部3年(21)が28日早朝、刺殺体で見つ かった。県警は同日、同じアパートに住む無 職の男(67)殺人容疑で逮捕状を請求した。 • 同じ階に住む男性(49)は「北目さんの部屋 からよく音楽が聞こえた。音楽に合わせて深 夜に歌うこともあった」と話す。そんな時、男 がドア越しに注意する姿を見たことがあると いう。 騒音をめぐる事件4 • 2009年10月23集合住宅の隣人を殺害した として、大阪府警は無職(64)を殺人容疑で 逮捕し、発表した。 • 府警によると、白元容疑者は「隣が引っ越し てきた1年ほど前から壁をたたく音が聞こえ、 眠れないことが続き、憎らしかった」と容疑を 認めているという。 騒音をめぐる事件5 • 2009年11月21「殺意強い」と懲役17年判決 さいたまの騒音トラブル殺人 /埼玉県 • アパートの階下の物音に腹を立て、階下の 住民の知人をナイフで刺して殺害したとして 殺人罪に問われた無職(40)の判決公判が2 0日、さいたま地裁であった。伝田喜久裁判 長は、「頭や胸などを40カ所以上も刺し続 け、残忍で悪質極まりない」として、懲役17 年(求刑懲役18年)を言い渡した。 騒音をめぐる事件6 • 2011年02月02日殺人罪など認める • 検察によると、被告は倉敷市の自宅で昨年2 月夕、義姉(当時38)の背中や頭、首などを 包丁で十数回刺すなどして殺害。義姉の長 男(15)や次男(8)の頭部などを折れた包丁 で刺し、14日間のけがを負わせた上、灯油を まき放火。同居していた被告が、騒音や金の 貸し借りでもめて「兄とその妻子を皆殺しに し、放火することを決意した」と経緯を説明。 ピアノ殺人事件 • 昭和3年出生 3年生まで級長・吃音の子どもと友 人に(自分も影響を受けた) • 府立中学受験に失敗 • 戦後国鉄に就職→競輪で使い込み→退職 • その後職を転々 • 昭和37年、近所の婦人にステレオの音を注意され る。以後音に過敏に。 • 昭和45年団地に。少し後に宇田家が下に転居。ピ アノを購入。 • 昭和49年、犯行。 ピアノ殺人事件から考える • 音に鈍感な日本社会 – 事件後、小渕の減刑運動が起きる。 – 河原と小渕の共通点は何か • 音が争点となるのは、人間関係の反映 • スケボー広場の展開 – スケボー広場を設置→住民の苦情→設置者たち は、住民の子ども、その後大人をスケボーに誘 い、コーチ、時間も決める→苦情が解消
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