タイトル サブタイトル

日本郵便の環境・社会貢献活動
2009年12月11日
郵便事業株式会社
経営企画部 山田 春樹
20091203
目
次
I 郵便事業と地域・社会貢献
130年余の歴史を持つ郵便事業と地域・社会貢献活動をご紹介
II 民営化を契機としたCSRの再認識
民営化後のCSR戦略と新たな社会価値の創造
Ⅲ 日本郵便の主なCSR取組
新たなCSR戦略のもとで取組中の主なCSR施策
Ⅳ 郵便車両の地球環境対策への挑戦
多数の車両を使用する企業として温暖化ガス削減は急務
1
Ⅰ. 郵便事業と地域・社会貢献
ボランティア道路清掃に励む郵便事業会社社員
2
1 官から民へ
-郵便事業の沿革-
1871(明治4年)
郵便創業 (東京・大阪間開始)
1892(明治25年)
小包郵便の取扱開始
1968(昭和43年)
郵便番号制の実施
読取区分機の導入
1986(昭和61年)
鉄道郵便の廃止
トラック・航空輸送の増強
2003(平成15年)
日本郵政公社 発足
2007(平成19年)
郵便事業株式会社 発足
郵便輸送車(明治41年)
3
2 日本郵政グループ誕生と郵便事業(株)の発足
2007.10.1 民営・分社化
政 府
日本郵政株式会社
郵
便
局
会
社
郵
便
事
業
会
社
ゆ
う
ち
ょ
銀
行
か
ん
ぽ
生
命
委 託
4
3 日本郵便(郵便事業株式会社)の概要
日本郵便の現状
【事業領域】
郵便・メール事業
宅配便事業
物流事業
・紙を媒体のメディア
・車両中心の輸送業
・全国の窓口拠点、配送拠点
■ 車両保有台数
① 小型貨物自動車
1,900台
② 軽貨物自動車
23,000台
③ 自動二輪車
89,000台
■ 種類別取扱物数
① 通常郵便物 21,318百万通
② ゆうパック
272百万個
③ ゆうメール
2,256百万個
■ 支店数等
① 支店数
② 集配センター
約1,100箇所
約 2,600箇所
■ 社員数
約240,000人(非正規社員含む)
(2008年度資料)
5
4 郵便の集配・輸送システム
〒
一般支店
〒
〒
一般支店
統括支店
統括支店
〒
差出ポスト:19万本
引受窓口:2.4万箇所
配達数 :6,800万通/日
配達箇所:3,200万箇所/日
6
5 公共性の高い事業としての地域・社会貢献
かつての国営当時から、地域社会を支える基礎的な社会生活のライフラインとして、地域
の福祉サービス、地方公共団体事務などを行い、地域との共生を図ってきました。
取組/サービス
概要
実施件数
ひまわりサービス
過疎地域において、自治体や社会福祉協議会等と協
力して、高齢者の在宅福祉サービスを支援
地方公共団体事務
郵便外務職員による廃棄物等の不法投棄に関する情
全国約1,500自治体
報提供など
地方公共団体との防災協定
地方自治体と協力して、災害の事態に応じて避難場所
確保など密接に連携
全国148自治体
・被災者への郵便はがきの無償交付
災害等非常時の対応
・被災者が差し出す通常郵便物の料金免除
・被災者救援物資を内容とする郵便物の料金免除
7
Ⅱ. 民営化を契機としたCSRの再認識
地域に貢献する長野県・飯山支店の集配営業課社員
8
1 CSRの重要性の高まり
<社会とともに持続的に発展>
社会貢献
環境対策
C S R
・新しい価値の創造
・持続的な発展
コンプライア
ンス
コーポレート・
ガバナンス
(経営戦略的CSR分野)
(リスク回避的CSR分野)
情報開示
9
2 環境への配慮に対する要請①
-諸外国及び日本のCO2排出量-
国別CO2排出量(2004年度)
米国
(億トン)
14
57.7
中国
60.7
EU(27国)
日本の部門別CO2排出量
12
0.23
0.62
39.3
ロシア
0.37
0.54
10
15.9
0.68
廃棄物
工業プロセス
0.78
エネルギー転換
1.80
家 庭
1.27
日本
12.4
インド
13.2
欧州・旧ソ
12.3
カナダ
5.7
韓国
4.9
メキシコ
4.4
CO2排出量
2.36
業務その他
8
1.64
6
2.17
2.49
運 輸
4.82
4.71
産 業
1990年度
2007年度
4
2
その他
63.1
0
20
40
60
80
(億トン)
0
(%)
(11.43億トン)
(13.04億トン)
10
3 環境への配慮に対する要請②
日本郵便のCO2削減目標
-日本郵便のCO2削減目標-
2012年度に8%削減 (2006年度比)
CO2削減主要施策
事業拡大による
増加見込み分:
+18%
輸送分野の減
▲19%
総削減量
①環境対応車両の導入
②車両積載率の向上
③エコ安全ドライブの推進
④エコ・オフィスの実現
▲26%
2006年
(基準年度)
施設分野の減
▲7%
事業会社としての純減
▲8%
2012年度
11
4 バリューチェーン全体から見た環境対応の着眼点
引受
地域内
輸送
地域間
輸送
配達
自社排出CO2
川下に位置する
企業の義務
木の伐
採
製紙
廃棄
ゴミ
印刷
社会全体の
効率化、
CO2削減
区分機
車両
・
・
・
自身のCO2削減
・植樹活動 ・古紙配合率 ・調達物品に
の向上
対する要求
・資源回収、リサイクル
・顧客のCO2削減機会を提供
(カーボンオフセット年賀)
・ 電気自動車の普及
顧客の効率化、CO2削減
荷主・供給企業の効率化、CO2削減
12
5 社会還元的発想からCSR戦略への転換
国営事業としての地域・社会貢献
– 環境対応車両の導入
・公共福祉の観点
・収支相償、余った分は還元
– エコ安全ドライブの推進
- 青い鳥はがき
- 災害時の取扱い
- 寄附金付年賀
- ひまわりサービス
- 支店社屋のバリアフリー化
企業及び社会の持続的発展のため、
環境を柱とするCSR活動の展開
– カーボンオフセット葉書の発行
① 事業周り
② インパクト
③ 継続性
– 再利用可能なエコゆうパック
– 使用済みインクカートリッジ等
の回収
13
6 新たなCSR戦略の枠組み
自身の活動革新

環


境


地
域
・
社
会
貢
献





電気自動車等環境対応
車の導入
エコ安全ドライブ
車両積載効率向上、
モーダルシフト
古紙配合率への取組
ISO(環境)認証取得
ひまわりサービス
道路損傷情報提供など
市町村行政への協力
点字・不在通知書等
青い鳥はがき
被災地対応
自身の問題解決
お客様への働きかけ






再利用可能な「梱包箱」
インクカートリッジ、PC
回収業務
カーボンオフセット年賀、
かもめ~る
年賀寄附金配分事業
(60周年キャペーン)
地域とのふれあい事業
(JPこどもの森づくり)
その他社会貢献活動(メ
セナシートほか)
顧客の問題解決への協力
新たな社会価値の創出









EV、PHVの普及
域内物流の効率化
環境対応ゆうパックの普及
静脈物流事業の確立
カーボンオフセットの普及
社会福祉の増進
寄付文化の醸成
森林拡大
コミュニティの復活
社会の問題解決への挑戦
14
Ⅲ. 日本郵便の主なCSR取組
年賀寄附金は社会福祉、青少年育成、環境保全等10の分野に配分される。
15
1 環境対応車両の導入
コムス (トヨタ車体)
電気自動車
I-MIEV(三菱)
ステラ(スバル)
改造電気自動車 (現有集配車をEVに改造)
プラグインハイブリッド (トヨタ自)
電動バイク、スクーター
(準備中)
16
2 エコ安全ドライブの浸透
-経営風土改革への挑戦-
ドライバー
140,000人
・ 車両(四輪、小型貨物含む)約25,000台
・ バイク(原付を含む)
約89,000台
・ 年間燃料
約100億円
・
エコ安全ドライブへの取組
み
全国の支店において実施した
「エコ安全ドライブコンテス
ト」による燃料削減状況
燃料使用量削減率
(削減率)
▲8.0
▲7.0
▲7.0
▲6.0
▲5.0
▲5.0
(目標)
▲4.0
▲3.0
平成20年度実績
▲2.0
(対前年度比)
▲1.0
・燃料使用量
▲ 1.5%
0.0
▲2.0
H20.3
▲2.3
(目標)
H20.6
H20.9
H21.3
・交通事故件数 ▲21.7%
17
3 寄附金付年賀はがきの発行
-年賀寄附金誕生60周年-
初めての
寄附金付年賀はがき
(昭和25年用)
初めての
絵入り寄附金付
年賀はがき
(昭和58年用)
初めての
絵入り寄附金付
年賀切手
(平成4年用)
18
年賀寄附金配分事業例(1)
機器購入
車両購入
特定非営利活動法人 アマモ種子バンク
社会福祉法人 合掌苑
『合掌苑暖房ボイラー交換工事』
合掌苑本館ボイラーは、建設当初より使用されてきたが、近年
は老朽化がひどく、毎年のように修繕が必要だった。毎々大幅
な修理になってきており、また部品等もなくなってきている。
今回の年賀寄附金配分事業により、入所している子ども達に
暖かな衣食住を満たす一端として、交換工事を実施すること
となった。
『市民によるアマモ場造成のための運搬用車両の整備事業』
当法人は、一般家庭で空ビンやペットボトルを用いてアマモの種苗を
育成し、この種苗を集めて市民や漁業者が要望する治岸域に移植
することにより、アマモ場を再生しようと活動している。
年賀寄附金で、活動に必要な運搬用車両を購入することとなった。
購入した車両はアマモ種子の採取・養生・保存、アマモ育苗キットの
配布・回収及びアマモ苗の移植等に必要な資機材を事務所から
宅施海域やイベント会場まで運ぶのに役立てられている。
19
年賀寄附金配分事業例(2)
青少年の健全育成
財団法人
東京都交響楽団
「都響とティーンズのためのジョイントコンサート」
小4から高3までの子供たちに、都響メンバーが約2か月に及ぶ
クリニック(演奏指導)を行い、夏休みに合同演奏会を行うもの。
プロの演奏家と共にひとつの演奏会を作り上げる体験を通して、
芸術文化への理解を深め、創造活動の厳しさを知り、喜びと感動を
味わう。
社会福祉の増進
NPO ホームホスピス宮﨑
「最後まで安心して暮らせるまちに」
主に末期のがんの患者さんたちが、最後まで安心して、その人らしい
生き方を全うできるように、様々な職種やボランティアの人々をつなぎ、
在宅終末期患者とその家族を支援。
特に「かあさんの家」では、在宅でも施設でもない、地域での相互扶助
20
に基づく在宅介護を目指している。
寄附金配分額の推移
0
昭和25年度
昭和27年度
昭和29年度
昭和31年度
昭和33年度
昭和35年度
昭和37年度
昭和39年度
昭和41年度
昭和43年度
昭和45年度
昭和47年度
昭和49年度
昭和51年度
昭和53年度
昭和55年度
昭和57年度
昭和59年度
昭和61年度
昭和63年度
平成2年度
平成4年度
平成6年度
平成8年度
平成10年度
平成12年度
平成14年度
平成16年度
平成18年度
平成20年度
500
1,000
1,500
2,000
配分額
単位:百万円
寄附金付絵入年賀発売(S57)
60年間の寄附金累計額
= 459億円
青少年の健全育成、高齢
者・障がい者への福祉活動
など10の分野に配分
寄附金付年賀切手発売(H3)
平成11年度が寄附金額のピーク
カーボンオフセット年賀発売
21
年賀寄附金誕生60周年記念キャンペーン
■ 記念シンポジウム(7月26日、東京文化会館)
① パネルデスカッション(堀田力氏、マリ・クリスティーヌさんほか)
② 寄附金配分団体からの活動報告
・NPO ホームホスピス宮﨑
・財団法人 東京都交響楽団
・社会福祉法人 山城福祉会
・社会福祉法人 いのちの電話
・こどもの村福岡を設立する会
■ 記念小冊子の配付
小冊子「年賀でつながる人・社会・地球」ほか
■ 展示・イベント
① エコプロダクツ2009展 (日本郵便ブースなど)
② 駅中広告・連携イベント
葉加瀬太郎氏「センド・ア・スマイル・プロジェクト」
マリ・クリスティーヌさんをメーン・キャラ
クターに、寄附文化を広げるための
60周年記念キャンペーンを展開中。
・地下鉄銀座駅地下広場「銀座のオアシス」12月18-20日
・葉加瀬太郎コンサート(NHKホール) 12月19・20日
・同氏「スマイル個展」(代官山ヒルサイドテラス)12月21-26日
・弊社本社1階ロビーでの記念イベント(12月17日)
■ 新聞・雑誌等の掲載
(日経新聞、サンケイビジネスアイ、月刊ソトコト、日経KIDS+)
22
4 カーボンオフセット寄附金付年賀・かもめーる
2010年カーボンオフセット年賀はがき
アルゼンチンにおける風力発電事業
23
カーボンオフセット寄附金の仕組み
お客様
は
が
き
1
枚
に
つ
き
寄
附
金
日本郵便
5円 + 5円
10円
寄附金
さらに地球温暖化防止
活動に対し別枠で助成
マ
ッ
チ
ン
グ
寄
附
CDM排出権取得・償却事業実施団体
※ 国内での排出権
J-VERを平成22
年度から追加(予定)
排
出
権
取
得
購
入
依
頼
排出権
提供事業者
購
入
途上国における
CDMプロジェクト
移
転
・
消
却
平成20年度実績
38,200トン
国別登録簿
(消却口座)
寄
附
金
地球温暖化防止活動事業実施
・子どもたちむけの環境教育事業
・カーボンオフセット認知拡大促進事業
・低炭素社会を実現するための交流型カーボンオフ
セットファーミング実践及び普及事業
(平成21年度配分事業実施
例)
24
CDM排出権取得・償却事業助成(20年度事例)
25
CDM排出権取得・償却事業助成(20年度事例)
新たな展開
1 ゆうちょカードポイントの参加
ゆうちょ銀行JPバンクカードポイントの交換に
よる寄附を、新たに寄附金の原資として追加
2 寄附金による国内プロジェクト支援
寄附金の配分対象事業に、従来の海外プロ
ジェクト(国連認証)に加え、国内の排出権(J
-VER)を追加することを検討。
3 カーボンオフセット普及への貢献
(1) カーボンオフセット認証ラベル取得(環境省基準)
(2) カーボンオフセット・モデル事業
(3) カーボンオフセット推進ネットワークに参画
4CJ-0900007
http://www.4cj.org
26
5 再利用可能なデリバリーパック
• 日本郵便は、ゆうパック(国内郵便小包)やEMSのために再利用可能なデリバリーパッ
クの利用を推進し、温暖化ガスの排出量を減らす企業を支援
(1)デリバリーパックの特徴
(2)導入の効果
古紙48%を素材とし、100回以上の繰
り返し使用が可能。使用後は溶解し、
もとの素材に生まれ変わる。
ダンボールのライフサイクルにおける
CO2の排出量を減少させ、地球温暖
化対応に資する。
ノートパソコン
410
マザーボード
デスクトップパソコン
④
710
520
27
6 使用済みインクカートリッジ、PC等の回収事業
• 郵便ネットワークを活用し、インクカートリッジ、パソコン、消火器の回収等を行い、資源の再利用等
を支援
【インクカートリッジの回収の取組み事例】
郵便事業会社の業務範囲
郵便局
ゆうパックで仕分作業所に送付
郵便局に設置した回収箱へカートリッジを入れる
ご家庭
仕分け拠点
各メーカー
各メーカー別に仕分けし配送
各メーカーが
再資源化
28
Ⅳ. 郵便車両の地球環境対策への挑戦
集配用ガソリン車を改造したソーラーパネル付き電気自動車を製作
29
1 郵便車両の現状
集配用車両配備台数 (2007.10現在)
集配用車両の配備台数
• 貨物自動車(1トン車以上)1,900台
• 軽貨物自動車
23,000台
• 自動二輪車
89,000台
• 自転車
9,700台
計 123,000台
(千台)
0
20
40
60
80
100
環境対応車両に順次更新
30
2 環境対応車両の導入方針
環境対応車両の開発等に対応した輸送配達体制の構築
■電気自動車の導入
・ 集配車両(軽四貨物)はEVを主体に導入
・ バイクも技術開発にあわせて導入
■ハイブリッド車の導入
集配車両の走行パターン
・頻繁な発進と停止
・比較的に短距離走行
・都市部と山間部では相違
・ 2トン車にハイブリッド車導入中
・ 貨物自動車は全てハイブリッド化
■リヤカー付電動アシスト自転車の配備拡大
・ 都市部を中心にリヤカー付電動アシスト自転車を配備
31
3 環境対応車両の活用
<ゆうパック>
支店周辺
リヤカー付電動アシスト自転車
走行距離40~50km/日
電気自動車(軽四貨物)
走行距離 ~100km/日
ハイブリッド車
大口集荷
ハイブリッド車
<封筒・はがき>
支店周辺
徒歩
(ビジネス地区:電動アシスト自転車)
走行距離40~50km/日
電動バイク、スクーター
32
4 洞爺湖サミットでの実証実験
使用車両
プラグインステラ(1台)、アイミーブ(2台) : 計3台
期
7月1日~7月10日(10日間)
間
業務内容
①郵便物配達、②ポスト取集、③社員送迎
走行距離
ルスツリゾートホテル~真狩集配センター(約20km)
1日平均40~70km程度走行
33
5 集配業務用EV開発に向けた実証実験
(1) 都市部・山間地での実証実験 (横浜港、秦野支店)
(ステラEVの荷室改造車を配備)
・荷量、乗車人数の影響
・車内冷暖房使用の影響
・都市交通(渋滞)、山間地走行の影響
・気候条件による充電時間、充電量
(2) 集配用改造EVによる実証実験 (深川、横浜港支店)
(660ccの現集配ガソリン車をEVに改造)
・集配作業に必要な貨物スペース、積載量を確保
最大積載量: 200kg
1充電あたり走行距離: 100km
・ソーラーパネル搭載による補充電(必要航続距離確保)
・環境改善効果、作業性、経済性を検証
34
6 多様な車種にわたる実証実験の継続
(1) 電動バイク
(2) プラグインハイブリッド(PHV)
(3) 原付四輪「コムス」
35
7 電気自動車40台の実配備をスタート
平成21年7月から、リチウムイオン電池
を搭載した初の量産型次世代電気自動
車40台を、神奈川県内の支店を中心に
配備開始。
神奈川県、東京電力との合同導入式でのアイミーブ
(7月23日 神奈川県庁にて)
鎌倉支店に配備されたプラグインステラ
(鎌倉市内にて)
36
8 電気自動車導入の手順
EV技術の発展と
商品開発
郵便業務での
実証実験
業務運行上の条件
2008年
2009年
201X年
(乗用EV)
実証実験
本格導入
地理・気候的条件
一般業務用・営業用に40台配備開始
201Y年
本格導入
新たな展開
充電設備ほかインフラ整備
(プラグインHV)
(集配用EV)
(電動バイク)
試験的配備10台
実 証 実 験
実 証 実 験
本格導入
本格導入
本格導入
新たな展開
新たな展開
新たな展開
37
9 国・自治体によるEV・pHV普及促進事業への参加・協力
国の施策
・ 環境省 「電気自動車等使用実証・導入促進事業」 (20年度補正予算)
・ 経産省 「EV ・ pHVタウン構想」 (21年度)
自治体の施策
・ 神奈川県 「かながわ電気自動車普及推進協議会」
-2014年度までに県内3,000台のEV普及-
・ 東京都 「次世代自動車(EV・pHV)普及のための検討・調整連絡会」
・ 大阪府 「大阪EVアクション協議会」
・ その他の自治体
EVの開発・普及促進
・
・
・
・
貨物用EVの開発協力・運輸配送市場におけるEV導入の先導役
EV用インフラ整備への協力(充電設備のお客様駐車場設置等)
海外郵政事業体との共通規格化による郵便用EV開発促進
電気自動車の特性(無音、無臭、無振動)を活かした経営改革、生活革新
38
ありがとうございました。
39