国民の意見を活かしていますか ~行政機関における情報分析ツール活用ガイド~ パブリックコメント アンケート自由記述 意見募集 情報が持つ価値を100%引き出していますか? 単なる紙の山、文字の羅列にしていませんか? 行政現場が抱える課題への対応 意見募集 5万件の国民からの意見 ・・・とても読み切れない ・・・同じ意見のコピーがあるな ・膨大な時間がかかる ・分析する負担が大きい ・情報の見落としがある こんな傾向がありますという報告や主な意見とし て紹介する等、主観的にならざるを得ない 国民から、恣意的に情報を ピックアップしているとの疑念 20代の女性は「○○政策に反対」など、具体的な 人物像別の意見の分析が困難 総論では賛成だが各論でコン センサスを得るのが大変 分析結果をタイムリーに活用・提供できない 整理が手作業なので速報 ベースでも時間がかかる 国民から多くの意見を集めて政策検討の基礎情報とす ることの有効性を疑問視する人もいるが、分析ツールを 使うことで貴重な意見を反映させることが可能になる。 1 政策形成過程での情報活用 行政機関には様々な意見が集まってきています。これらを効果 的に活用することで、政策立案の高度化が期待できます。 背景 国民の声を手軽に収集できる手段の多様化による、意見の増 加 国民の参加意識の高まりによる意見の増加 また、ネット上の意見を分析することで、国民の考えなどを知る こともできます。 アンケート 政策へ の意見 の反映 情報の 収集 効率的な意見分析 パブリックコメント アンケート ソーシャルネット 分析高度化による政策立案 機能の強化 フィード 課題の収集 バックの 収集 効果・評判の検証 情報の 公平で客観的な分析 分析 関係者への素早い情報共有 普及の促進 政策の 公開 意見募集 ブログ ソーシャルネット 政策の 立案 2 意見を分析するには こんな解決方法があります ①テキストマイニング 文章を単語単位に分解して、その関係性を自動で分析します。 メリット 意見原文 ・少数意見もピックアップしやすい デメリット ・分析する負荷が大きい ・情報の見落としがある 元データ 必要だ(3)整備する(4) する(2) ンキング 整える(3) 働く (7) 環境(39) 流動化(13) 確保(12) 公務員(2) 根本的だ(2) イント数 賛成票数 中立票数 反対票数 アイディアの投稿日時 74 74 0 0 2010/10/6 19:38 67 73 6 6 2010/9/29 11:16 64 68 3 4 2010/9/28 22:34 55 60 15 5 2010/10/10 18:07 54 55 1 1 2010/9/30 0:36 47 48 5 1 2010/9/29 0:45 37 39 0 2 2010/9/28 1:38 36 36 0 0 2010/9/28 12:04 34 34 3 0 2010/9/27 11:49 32 34 4 2 2010/10/1 15:57 30 31 4 1 2010/9/29 10:04 28 30 11 2 2010/10/13 6:50 27 27 0 0 2010/10/10 21:13 23 23 0 0 2010/10/5 17:06 20 22 2 2 2010/9/24 20:45 20 20 0 0 2010/9/29 16:11 18 18 0 0 2010/9/24 14:34 18 18 0 0 2010/10/7 1:15 18 18 0 0 2010/10/2 2:49 17 17 1 0 2010/10/7 0:50 16 21 3 5 2010/10/5 15:54 15 15 0 0 2010/10/7 1:27 15 15 0 0 2010/10/12 22:41 15 15 2 0 2010/9/29 19:36 14 15 0 1 2010/10/12 15:59 14 15 1 1 2010/10/4 17:15 14 14 0 0 2010/9/26 23:23 14 14 5 0 2010/9/25 10:58 14 14 0 0 2010/10/13 21:17 13 14 0 1 2010/10/8 19:56 13 14 0 1 2010/10/7 9:20 13 14 1 1 2010/10/7 12:12 13 13 1 0 2010/9/30 12:56 12 13 1 1 2010/9/24 19:24 12 13 1 1 2010/10/8 21:56 12 12 1 0 2010/10/2 20:57 11 13 1 2 2010/9/28 21:38 11 12 2 1 2010/10/5 18:00 11 12 1 1 2010/9/30 18:35 11 11 0 0 2010/9/27 23:07 11 11 0 0 2010/10/5 17:30 11 11 2 0 2010/9/29 14:18 11 11 0 0 2010/10/9 0:15 11 11 1 0 2010/10/5 16:12 10 11 1 1 2010/10/12 16:42 10 11 0 1 2010/10/1 13:31 10 10 0 0 2010/10/14 0:54 10 10 0 0 2010/9/30 14:30 10 10 1 0 2010/9/28 23:30 10 10 1 0 2010/10/13 21:57 創出(16) 問題(57) 創出する(18) プライバシー(2) 追い払う (2) 認める(2) 日本(2) 雇用(337) 現在(51) 為替レート(2) 状況(2) 給与(40) 就く (2) 解決する(7) 雇用(5) 規模(4) 増やす(18) 日本(4) 持つ(5) 企業(120) 多い(9) 求める(6) 雇う (2) 企業(2) 移転する(2) 補償する受ける (4) (3) つながる(2) 高い(3) 買う (2) テキストマイニングツール コスト(2) 失う (2) 安い(2) 年功序列(3) 格差(3) 国(84) 仕事(43) 求める(2) 出来る(4) 海外(35) 流出する(5) 日本(90) 関連(2) 企業(4) 政策(3) する(3) 雇用(4) 留学(2) 頭脳(2) 技術(5) 行う (16) 出す(18) 使う (34) 国民の意見につ いて 作る(16) 払う (38) 流れ(21) 出る(16) 出す(18) かかる(51) 行う (18) する(18) 良い(20) 中立的な意見の分析 と政策検討 日本(21) 日本(44) 意見(610) 賛成(47) 持つ(19) 健康だ(15) 国(1289) 守る(26) 意見(24) 国(44) 日本(1850) いる(30) 全面的だ(13) 多い(28) 企業活動につ いて 技術(28) 文化(24) 子供(670) 国民(823) 安心する(16) 廃止(13) する(28) (21) 多い(29) 連れ去る育てる (32) 賛成 メリット 子育てにつ いて ・主観が入らず傾向が分析できる デメリット ・抽出された単語をヒントに少数意見に ブレイクダウンしていくことができる 多い(30) やる(22) 聞く (38) 国民(24) 企業(1104) お金(601) 知る(15) いる意見がわかる 能 ない 意見 意見 B A自動文書分析 意見 C (1031) 基本的だ(34) どの単語が何回出てきているのか 意見(47) 難しい(23) 現在(32) する(14) 現在(703) 問題(1332) 考える(28) 制度(7) 行われる(8) 状況(15) 技術(9) 日本(32) する(26) 解決する(57) 多い(35) 日本の問題につ いて どのような文脈で語られているのか 「問題-難しい」など、よく出てくる関係 性を分析 担当者のスキルや主観に左右されない分析が可能です。 3 ②マインドマップ 様々な意見を構造化することにより、議論の全体像を把握します。 メリット 意見原文 ・少数意見もピックアップしやすい デメリット ・分析する負荷が大きい ・情報の見落としがある 元データ 読みながら各意見を グループ化する 自動文書分析 必要だ(3)整備する(4) する(2) ンキング 整える(3) 流動化(13) 確保(12) 公務員(2) 根本的だ(2) イント数 賛成票数 中立票数 反対票数 アイディアの投稿日時 74 74 0 0 2010/10/6 19:38 67 73 6 6 2010/9/29 11:16 64 68 3 4 2010/9/28 22:34 55 60 15 5 2010/10/10 18:07 54 55 1 1 2010/9/30 0:36 47 48 5 1 2010/9/29 0:45 37 39 0 2 2010/9/28 1:38 36 36 0 0 2010/9/28 12:04 34 34 3 0 2010/9/27 11:49 32 34 4 2 2010/10/1 15:57 30 31 4 1 2010/9/29 10:04 28 30 11 2 2010/10/13 6:50 27 27 0 0 2010/10/10 21:13 23 23 0 0 2010/10/5 17:06 20 22 2 2 2010/9/24 20:45 20 20 0 0 2010/9/29 16:11 18 18 0 0 2010/9/24 14:34 18 18 0 0 2010/10/7 1:15 18 18 0 0 2010/10/2 2:49 17 17 1 0 2010/10/7 0:50 16 21 3 5 2010/10/5 15:54 15 15 0 0 2010/10/7 1:27 15 15 0 0 2010/10/12 22:41 15 15 2 0 2010/9/29 19:36 14 15 0 1 2010/10/12 15:59 14 15 1 1 2010/10/4 17:15 14 14 0 0 2010/9/26 23:23 14 14 5 0 2010/9/25 10:58 14 14 0 0 2010/10/13 21:17 13 14 0 1 2010/10/8 19:56 13 14 0 1 2010/10/7 9:20 13 14 1 1 2010/10/7 12:12 13 13 1 0 2010/9/30 12:56 12 13 1 1 2010/9/24 19:24 12 13 1 1 2010/10/8 21:56 12 12 1 0 2010/10/2 20:57 11 13 1 2 2010/9/28 21:38 11 12 2 1 2010/10/5 18:00 11 12 1 1 2010/9/30 18:35 11 11 0 0 2010/9/27 23:07 11 11 0 0 2010/10/5 17:30 11 11 2 0 2010/9/29 14:18 11 11 0 0 2010/10/9 0:15 11 11 1 0 2010/10/5 16:12 10 11 1 1 2010/10/12 16:42 10 11 0 1 2010/10/1 13:31 10 10 0 0 2010/10/14 0:54 10 10 0 0 2010/9/30 14:30 10 10 1 0 2010/9/28 23:30 10 10 1 0 2010/10/13 21:57 創出(16) 問題(57) 雇用(337) 創出する(18) プライバシー(2) 追い払う (2) 認める(2) 日本(2) 現在(51) 為替レート(2) 状況(2) 給与(40) 就く (2) 解決する(7) 雇用(5) 規模(4) 増やす(18) 日本(4) 企業(120) 持つ(5) 多い(9) 求める(6) 雇う (2) コスト(2) 失う (2) 安い(2) 年功序列(3) 格差(3) 企業(2) 移転する(2) 補償する受ける (4) (3) つながる(2) 高い(3) 買う (2) 国(84) 仕事(43) 求める(2) 出来る(4) 海外(35) 流出する(5) 日本(90) 関連(2) 政策(3) する(3) 雇用(4) 企業(4) 技術(5) いる意見がわかる 能 ない 働く (7) 環境(39) 中立的な意見の分析 と政策検討 留学(2) 頭脳(2) メリット ・主観が入らず傾向が分析できる デメリット ・抽出された単語をヒントに少数意見に ブレイクダウンしていくことができる マークや色などを付けることで論点を明確化 担当者の経験やノウハウに基づき整理することで、議論の深ま り度合いや抜け漏れなどが確認できます。 4 特性に応じた適用と 様々な手法との組み合わせ テキストマイニングは「マスな課題」を把握するのに有効 多くの参加者が指摘や議論する内容が顕在化する 「早急に対処が必要な課題、重要な課題」を把握 潜在的なニーズの発掘にも有効 マインドマップは、「0が1になった瞬間」を捕捉するのに有効 網羅的に情報を見ることにより、担当者が光るものを見つけや すい 「政策としての検討・取り組みが必要になった瞬間」を捕捉 また、マイナーな意見も見つけやすい 賛成、反対等でのポイント化は、「要望の強さ」を把握するのに有効 特定の基準で意見に得点を付けていくことで、ニーズの高い課 メリット 題を抽出しやすい 意見原文 ・少数意見もピックアップしやすい デメリット ・分析する負荷が大きい ・情報の見落としがある ビジネスインテリジェンス(BI)等の定量データの分析も合わせて使 うことで、より有効な分析ができる 自動文書分析 必要だ(3)整備する(4) テキストマイニング マインドマップ ポイントランキング 順位 全体 投票したアイディア 1 23 PTA改革。 2 29 国民の声を、常設してほしいです 3 31 公務員採用時の年齢制限を撤廃する 4 37 日本が誇るアニメーション 5 39 労働基準監督署の権限強化。反則金制度の導入 6 47 年齢制限をやめる 7 58 非正規雇用者の待遇改善 8 61 労働基準法の厳罰化(国民の健康で文化的な生活を営める権利を認める) 9 63 新卒・中途の区別の廃止を 10 66 残業を取り締まってワークシェアリングを 11 77 ブラック企業の撲滅 12 84 非実在人類による性産業の拡大 13 92 労働時間の管理を厳格に 14 100 教員採用資格に年齢上限撤廃・社会経験を必須に。 15 114 新卒一括採用と正社員優遇の中止を 16 115 ワークライフバランスの推進 17 126 障害者雇用の在り方を。 18 127 税理士試験における「税務署OBの試験免除特権」廃止と民間合格者数拡大 19 128 インターネット版オープンユニバーシティ 公立・国立大学授業公開 20 136 労働基準監督署への申告方法→専用サイトなどの開設。 21 140 公務員の有り方 22 156 子の看護休暇の問題。 23 157 刑法・道交法・労働法・納税・各種保険などの社会教育を義務教育で。 24 158 うつ病患者の社会復帰 25 165 労働基準監督署などへの人員増員・新規採用の拡大 26 166 定職を持つことで安心できる日本国を実現 27 171 農業の企業化促進 28 172 教育委員会の解体 29 176 法律があるのに守らないで済む世の中の整理をすべき 30 180 履歴書から年齢を推察できる項目を外そう 31 182 行政書士試験の公務員試験免除制度の廃止を 32 183 義務教育で所得税のことを教えるべき 33 188 公務員法改正 34 204 発達障害児の受け皿を 35 207 労働基準法解雇条項の「適切な」遵守について 36 215 社会保険 37 231 職安の募集に思うこと。 38 235 公務員制度改革と給与制度 39 240 実践的な教育改革を 40 243 保育サポーター 41 248 福祉関係の就労者の労働環境がすさまじく定着が厳しい 42 250 自立を妨げる雇用保険制度 43 255 企業の雇用情報管理義務・離職情報等の公開。 44 258 伝統工芸に雇用を。 45 277 在宅アニメーターで雇用を増やし日本のアニメ技術の強化 46 279 求人票について 47 280 悪雇用条件の対策 48 282 インターネットでハローワークの内職斡旋をしてほしい。 49 292 待機児童対策へ縦割り行政の転換を(空き校舎を保育所に) 50 293 外国人 研修生・実習生制度は廃止してほしい する(2) ビジネスインテリジェンス 整える(3) 働く (7) 環境(39) 公務員(2) 根本的だ(2) ポイント数 賛成票数 中立票数 反対票数 アイディアの投稿日時 74 74 0 0 2010/10/6 19:38 67 73 6 6 2010/9/29 11:16 64 68 3 4 2010/9/28 22:34 55 60 15 5 2010/10/10 18:07 54 55 1 1 2010/9/30 0:36 47 48 5 1 2010/9/29 0:45 37 39 0 2 2010/9/28 1:38 36 36 0 0 2010/9/28 12:04 34 34 3 0 2010/9/27 11:49 32 34 4 2 2010/10/1 15:57 30 31 4 1 2010/9/29 10:04 28 30 11 2 2010/10/13 6:50 27 27 0 0 2010/10/10 21:13 23 23 0 0 2010/10/5 17:06 20 22 2 2 2010/9/24 20:45 20 20 0 0 2010/9/29 16:11 18 18 0 0 2010/9/24 14:34 18 18 0 0 2010/10/7 1:15 18 18 0 0 2010/10/2 2:49 17 17 1 0 2010/10/7 0:50 16 21 3 5 2010/10/5 15:54 15 15 0 0 2010/10/7 1:27 15 15 0 0 2010/10/12 22:41 15 15 2 0 2010/9/29 19:36 14 15 0 1 2010/10/12 15:59 14 15 1 1 2010/10/4 17:15 14 14 0 0 2010/9/26 23:23 14 14 5 0 2010/9/25 10:58 14 14 0 0 2010/10/13 21:17 13 14 0 1 2010/10/8 19:56 13 14 0 1 2010/10/7 9:20 13 14 1 1 2010/10/7 12:12 13 13 1 0 2010/9/30 12:56 12 13 1 1 2010/9/24 19:24 12 13 1 1 2010/10/8 21:56 12 12 1 0 2010/10/2 20:57 11 13 1 2 2010/9/28 21:38 11 12 2 1 2010/10/5 18:00 11 12 1 1 2010/9/30 18:35 11 11 0 0 2010/9/27 23:07 11 11 0 0 2010/10/5 17:30 11 11 2 0 2010/9/29 14:18 11 11 0 0 2010/10/9 0:15 11 11 1 0 2010/10/5 16:12 10 11 1 1 2010/10/12 16:42 10 11 0 1 2010/10/1 13:31 10 10 0 0 2010/10/14 0:54 10 10 0 0 2010/9/30 14:30 10 10 1 0 2010/9/28 23:30 10 10 1 0 2010/10/13 21:57 問題(57) 現在(51) 為替レート(2) 状況(2) 給与(40) 就く (2) 確保(12) 雇用(337) 創出する(18) プライバシー(2) 追い払う (2) 認める(2) 日本(2) 流動化(13) 創出(16) 解決する(7) 雇用(5) 規 増やす(18) 雇う (2) コスト(2) 失う (2) 安い(2) 年功序列(3) 格差(3) 仕事(43) 求める(2) 出来る(4) 企業(2) 補償する受ける (4) (3) 高い(3) 買う (2) つながる(2) 国(84) 海外 日本(90) 関連(2) 政策(3) する(3) 雇用(4) 企業(4) 技術(5) メリット ・多くの人が望んでいる意見がわかる デメリット ・集団投稿等が可能 ・少数意見がわからない 5 中立的な意見の分析 と政策検討 留学 メリット ・主観が入らず傾向が分析で デメリット ・抽出された単語をヒントに少 ブレイクダウンしていくことが 情報分析でのツールの効果 日本最大のシンクタンクと言われる行政機関の職員の効率性アップ 国民ニーズに応じた的確な政策立案 客観的なデータに基づき政策を検討 国民からのフィードバックを容易に収集 タイムリーな状況把握 少数意見の抽出 業務効率化・スピードアップ 大量のデータを効率的に分析 単純な集計作業から開放 高度なレポートを迅速に作成 定型レポートを自動生成 透明性向上 データ全体を誰にでも分かりやすく可視化 分析者の恣意性が入りにくい 6 事例1:経済産業省 経済産業省アイデアボックス 情報政策全般に関するアイディアをインターネットを通じて募集し た。その結果をマインドマップに整理すると共にテキストマイニン グを実施した。(実施期間:2010年3月) アイディアに賛成、反対の投票ができ るようになっていたが、マインドマップ やテキストマイニングを使うことで議 論の可視化ができ、検討が深まった。 ペーパーレス化につい て 効率的な議論を求め る声 政府の企業に対する考え方に ついて 発言傾向を俯瞰して捉え、相関関係を読み取る インターネット化における問題 事務コストの見直しについ て 集まった意見をもとに審議会で議論 7 電子政府推進の意義 事例2:行政刷新会議 国民の声アイデアボックス 国民の声アイディアボックスは、新成長戦略の実現に向けた規 制・制度に関するアイディアを国民の皆様から直接提案をいただ き、議論を深めた。(実施期間:2010年9、10月) 国民の声 データを「テキストマイニング」 ツールにインポート 意見原文 メリット ・少数意見もピックアップしやすい デメリット ・分析する負荷が大きい ・情報の見落としがある 自動文書分析 必要だ(3)整備する(4) する(2) ポイントランキング 順位 全体 投票したアイディア 1 23 PTA改革。 2 29 国民の声を、常設してほしいです 3 31 公務員採用時の年齢制限を撤廃する 4 37 日本が誇るアニメーション 5 39 労働基準監督署の権限強化。反則金制度の導入 6 47 年齢制限をやめる 7 58 非正規雇用者の待遇改善 8 61 労働基準法の厳罰化(国民の健康で文化的な生活を営める権利を認める) 9 63 新卒・中途の区別の廃止を 10 66 残業を取り締まってワークシェアリングを 11 77 ブラック企業の撲滅 12 84 非実在人類による性産業の拡大 13 92 労働時間の管理を厳格に 14 100 教員採用資格に年齢上限撤廃・社会経験を必須に。 15 114 新卒一括採用と正社員優遇の中止を 16 115 ワークライフバランスの推進 17 126 障害者雇用の在り方を。 18 127 税理士試験における「税務署OBの試験免除特権」廃止と民間合格者数拡大 19 128 インターネット版オープンユニバーシティ 公立・国立大学授業公開 20 136 労働基準監督署への申告方法→専用サイトなどの開設。 21 140 公務員の有り方 22 156 子の看護休暇の問題。 23 157 刑法・道交法・労働法・納税・各種保険などの社会教育を義務教育で。 24 158 うつ病患者の社会復帰 25 165 労働基準監督署などへの人員増員・新規採用の拡大 26 166 定職を持つことで安心できる日本国を実現 27 171 農業の企業化促進 28 172 教育委員会の解体 29 176 法律があるのに守らないで済む世の中の整理をすべき 30 180 履歴書から年齢を推察できる項目を外そう 31 182 行政書士試験の公務員試験免除制度の廃止を 32 183 義務教育で所得税のことを教えるべき 33 188 公務員法改正 34 204 発達障害児の受け皿を 35 207 労働基準法解雇条項の「適切な」遵守について 36 215 社会保険 37 231 職安の募集に思うこと。 38 235 公務員制度改革と給与制度 39 240 実践的な教育改革を 40 243 保育サポーター 41 248 福祉関係の就労者の労働環境がすさまじく定着が厳しい 42 250 自立を妨げる雇用保険制度 43 255 企業の雇用情報管理義務・離職情報等の公開。 44 258 伝統工芸に雇用を。 45 277 在宅アニメーターで雇用を増やし日本のアニメ技術の強化 46 279 求人票について 47 280 悪雇用条件の対策 48 282 インターネットでハローワークの内職斡旋をしてほしい。 49 292 待機児童対策へ縦割り行政の転換を(空き校舎を保育所に) 50 293 外国人 研修生・実習生制度は廃止してほしい 整える(3) メリット ・多くの人が望んでいる意見がわかる デメリット ・集団での同意見の投稿等が可能 ・少数意見がわからない 働く (7) 環境(39) 流動化(13) 確保(12) 公務員(2) 根本的だ(2) ポイント数 賛成票数 中立票数 反対票数 アイディアの投稿日時 74 74 0 0 2010/10/6 19:38 67 73 6 6 2010/9/29 11:16 64 68 3 4 2010/9/28 22:34 55 60 15 5 2010/10/10 18:07 54 55 1 1 2010/9/30 0:36 47 48 5 1 2010/9/29 0:45 37 39 0 2 2010/9/28 1:38 36 36 0 0 2010/9/28 12:04 34 34 3 0 2010/9/27 11:49 32 34 4 2 2010/10/1 15:57 30 31 4 1 2010/9/29 10:04 28 30 11 2 2010/10/13 6:50 27 27 0 0 2010/10/10 21:13 23 23 0 0 2010/10/5 17:06 20 22 2 2 2010/9/24 20:45 20 20 0 0 2010/9/29 16:11 18 18 0 0 2010/9/24 14:34 18 18 0 0 2010/10/7 1:15 18 18 0 0 2010/10/2 2:49 17 17 1 0 2010/10/7 0:50 16 21 3 5 2010/10/5 15:54 15 15 0 0 2010/10/7 1:27 15 15 0 0 2010/10/12 22:41 15 15 2 0 2010/9/29 19:36 14 15 0 1 2010/10/12 15:59 14 15 1 1 2010/10/4 17:15 14 14 0 0 2010/9/26 23:23 14 14 5 0 2010/9/25 10:58 14 14 0 0 2010/10/13 21:17 13 14 0 1 2010/10/8 19:56 13 14 0 1 2010/10/7 9:20 13 14 1 1 2010/10/7 12:12 13 13 1 0 2010/9/30 12:56 12 13 1 1 2010/9/24 19:24 12 13 1 1 2010/10/8 21:56 12 12 1 0 2010/10/2 20:57 11 13 1 2 2010/9/28 21:38 11 12 2 1 2010/10/5 18:00 11 12 1 1 2010/9/30 18:35 11 11 0 0 2010/9/27 23:07 11 11 0 0 2010/10/5 17:30 11 11 2 0 2010/9/29 14:18 11 11 0 0 2010/10/9 0:15 11 11 1 0 2010/10/5 16:12 10 11 1 1 2010/10/12 16:42 10 11 0 1 2010/10/1 13:31 10 10 0 0 2010/10/14 0:54 10 10 0 0 2010/9/30 14:30 10 10 1 0 2010/9/28 23:30 10 10 1 0 2010/10/13 21:57 創出(16) 問題(57) 現在(51) 為替レート(2) 創出する(18) プライバシー(2) 追い払う (2) 認める(2) 日本(2) 雇用(337) 解決する(7) 雇用(5) 規模(4) 増やす(18) 日本(4) 企業(120) 状況(2) 持つ(5) 多い(9) 求める(6) 雇う (2) 給与(40) 就く (2) コスト(2) 失う (2) 安い(2) 年功序列(3) 格差(3) 仕事(43) 求める(2) 出来る(4) 企業(2) 補償する受ける (4) (3) つながる(2) 高い(3) 国(84) 関連(2) 政策(3) する(3) 雇用(4) 移転する(2) 海外(35) 流出する(5) 企業(4) 技術(5) 中立的な意見の分析 と政策検討 買う (2) 日本(90) 留学(2) 頭脳(2) メリット ・主観が入らず傾向が分析できる ・抽出された単語をヒントに少数意見に ブレイクダウンしていくことができる 毎週の分析は3時間で作成。最終報告書(53ページ)は8時間で作成 8 事例2:行政刷新会議 国民の声アイデアボックス 単語ランキング 数多く寄せら れる発言を 瞬時に把握 全体マッピング 行う (16) 出す(18) 使う (34) 国民の意見について 作る(16) 払う (38) 流れ(21) 企業(1104) 出る(16) 出す(18) かかる(51) 行う (18) する(18) 良い(20) 聞く (38) 国民(24) 日本(21) 日本(44) 意見(610) 賛成(47) 持つ(19) 健康だ(15) 国(1289) 守る(26) 知る(15) 多い(30) やる(22) お金(601) 多い(28) 企業活動について 技術(28) 文化(24) 子供(670) 国民(823) 安心する(16) 廃止(13) 意見(24) 賛成(1031) する(28) (21) 多い(29) 連れ去る育てる (32) 子育てについて する(14) 基本的だ(34) 国(44) 日本(1850) いる(30) 全面的だ(13) 難しい(23) 現在(32) 現在(703) 意見(47) 問題(1332) 考える(28) 制度(7) 行われる(8) 全体の中の 話題がすぐに 見える化! 状況(15) 技術(9) する(26) 日本(32) 解決する(57) 多い(35) 日本の問題について 属性別分析 移転する(3) 為替制度(3) 年功序列(4) 給与(6) なる(4) 終身雇用(4) 雇用(8) 重要だ(4) 現状(4) 結果(4) 世界(5) 雇用する(7) 7 0 代(8) 子育て(4) 資産(4) アイデア(6) 日本(13) 6 0 代(17) する(114) 増やす(9) 格差(12) 3 0 代(198) 収入(9) 労働(14) 4 0 代(163) 雇用対策(12) 国内(9) 作る(23) いる(15) 持つ(8) 人材(7) 確かだ(11) 5 0 代(96) やる(10) 技術(7) 企業(182) 確保する(10) 出す(9) 2 0 代(46) 必要だ(116) 国民(7) 出来る(8) 1 0 代(1) 産業(15) 労働者(22) 政策(22) 子供(16) 意味(16) ハローワーク(12) 教育(17) 求人(14) 公務員(24) 考える(41) 9 属性による 発言内容も クリック一つで。 事例3:文部科学省 熟議カケアイ 熟議カケアイは、国民の皆様から教育に関する意見を直接提 案いただき、議論を深めるために設置したもの。(実施期間: 2010年4月~) 【教育の情報化に関する熟議の事例】 有識者の議論とインターネット上の 議論をマインドマップとテキストマイ ニングで整理し、双方の論点を顕 在化した上で、現場の先生等の関 係者で議論をした 懇談会 リアル 熟議 有識者の議論 教育 の 情報化 熟議 カケアイ 現場の先生等の 関係者で議論 懇談会(1 回-5 回のまとめ(第6 回資料)) インターネットで 議論 熟議カケアイ 段落 段落 2 1 世紀 のスキル 考えさせる 授業 デジタル時代 の検定 研究 校務 システム 熟字カケアイ 現場もマクロで よく考えている 機器 対面とネット上の両方の議論のポイ ントを、テキストマイニング、マインド マップのそれぞれの手法で比較 懇談会 現場の深みがある意見 10 事例3:文部科学省 熟議カケアイ 意見の原文を読み込み、全体の意見 から特定の断面についての傾向を分 析した。 日本(232) 学校(17) 教育(25) 大学(14) 問題(283) 解決する(14) 必要だ(6) 行う (9) 話(5) 多い(6) する(5) する(5) 良い(6) 生徒(211) 聞く (25) 教育(245) 見る(8) 聞く( 否) (5) いただく (5) 話(160) 日本(25) コメント(172) 子供(10) 受ける(15) 書く (9) 拝見する(9) 読む(15) 出る(9) いる(12) 増える(7) 仕事(16) 学校(5) 教員(471) 現場(16) 出来る(13) 多い(14) 特定キーワードからの分析 未来(10) 現在(7) 学校(10) する(10) 部活動(10) 考える(14) 子供(415) 持つ(13) 学ぶ(23) いる(29) する(14) 希望(8) 学校(20) 要望(7) 多い(22) 学校(489) 保護者(173) いる(14) 日本(17) 多い(10) いる(7) 教員(20) 未来(86) いる(43) 関係性分析 投稿時間 コメントタイトル コメント本文 第二次ベビーブームと呼ばれた児童数の多い時代に教育を受けた当時のことを思い返しております。 知ること の楽しさ、科目ごとの学ぶ意義等学ぶことの楽しさを引き出してくれるような学習の現場であったらなと親として思 います。 もちろん勉学への姿勢は親の価値観や家庭での教育に大きく依存するのでしょうが。 本人が学ぶ意 欲が無ければどれだけ学習時間を増やしても無駄なことですから。 また、道徳教育にも目を向けるべきだと思 います。知は時として武器にもなり利己的に利用するときに多くの被害を生み出しうるものです。 私の時代には 道徳の時間は清掃活動と農作業のまねごとに費やされ何かを教えられた記憶はありません。学科として必須にす るだけでは形骸化するだけでしょうから、是非教育者の方々には子供の模範となる立場だということを意識して、 人格者として成熟することを指標にして日々邁進していただければと思います。 世の中いい加減に生きている 人間はたくさんいるじゃないか、なぜ教員である我々だけそんな事を言われなきゃならないんだと言われる方もお られるかもしれませんが、教育は未来を築き上げる社会の礎ですので、その一端を担う重要な役割として誇りを 持っていただき、家庭とのコミュニケーションをとりながら共に子供を育てていければ理想的ではないかと思いま す。 基礎は、家事 ・・・・・・衣・食・住の理解 と 実践 個性の伸張は、みずからの得意分野 歴史にあるように、 基礎と個性 幼稚園以降、6・3・3・4・2年 と、専門を拡大してゆけば好い 国語も、新しい表現方法に触れるので、飛躍的 に学ぶことは多くなります 集団生活、林間学校は、必須です 果たして2020年まで余裕があるのでしょうか? これからの日本を背負って立つ子供達は、否応なく、世界の厳し い現実と対峙せざるを得ません。 欧米諸国はもとより、BRiCS諸国だけでなく、その他の新興国の子供達と競い 2020年まで余裕があるのでしょうか? 合っていく事になります。 世界と渡り合えるコミュニケーション力、決断力、リーダーシップ力をはぐくむことの出来 るプログラムの導入が必用です。 むかしから、先生と呼ばれるのは、教員さんとお医者さんに 決まっているわけですが・・。 医療に関していえ ば、それは現代においても、病院や診療所のなかで、 閉鎖的に行われていて、社会化がなかなか進捗しませ ん。 しかし、広義にみれば、病気の啓発や、患者さんの当事者運動など、 医療の社会化は徐々に進展していま す。 また、そうである以上、お医者さんや医療従事者さん向けの専門教育以外の、 はばひろい教育課程にお 社会化された医療との融合 いて、将来的に、 教育と医療は、融合していくべきだと考えます。 たとえば、「いのち」を、授業でどう扱うか、 ということに関しても、 お医者さんが学校の教壇に立たれたり、ぎゃくに、 学校の先生が、医学生さんを担当さ れたりする人事交流など、 あって良いはずでしょう?? 介護実習なども、小中学校の発達段階から、実験的 に 導入したり。 そんな未来の学校があればいいなとおもいます。 21世紀に入って10年、コミュニケーションに関することは一貫して教育の課題でした。それは、社会の中で互いに 力を合わせて立ち向かうべき新しい課題が山積みであり、その反面、現実の社会においてはますます人々が孤 立しつつあるからでしょう。子どもたちの「生きる力」を育てること、たとえば「ことばの力」を育てることが重要な課 題である、という、新しい指導要領の方向性も、一つにはそこから出ているように思います。 その方向性は正し いと思います。ですが、その手段には若干の疑問があります。 「言語に関する能力」を育てるために「言語活動を 充実」させるのも大切ですが、「言語を越えた世界」との触れ合いはそれ以上に大切です。なのに、「ことばの力」 ことばの力 を育てるという文脈で、後者にはあまり注意が払われていないように思えてなりません。 討論すること、発表する こと、あるいは情報機器を使いこなすこと、も大切ですが、その一方で、他人のために泣くこと、義に拠って立つこ と、夕陽を見て感動すること、も同じくらい大切であり、そしてそれらが、同じ一つの「ことばの力」でなければなら ないはずです。その意味で、ことばの力を育て、人と人が協同できるようにするためには、たとえば教育機器を整 備することよりも、少人数教育を進めるなどして、2020年にむけて学校を「人と人との深い関わりの場」として再生 していくことにリソースを注ぐべきだと思います。 現在の科目の決定が、それぞれの学会の勢力を反映しているという問題があり、結局は科目間の反発というか、 他の科目を無視するような傾向で科目ごとの縦割りが強化されていると感じます。 社会人講師として、子どもた ちに何を優先して勉強するか?という話では「第一に国語」と誰もが言っています。 社会人として必要なのはコ ミュニケーション能力であり、それができなければ他がいくら勉強できても使い物にならない。 算数について も、いわゆる応用問題を主にするべきだと思うし、その問題に社会科の知識が必要である、といった問題の作り方 総合的学力を高めるべき をするべきでしょう。 現在はこのような「総合的応用問題」を大学入試において出題しても「その範囲は学んで いない」という批判があります。 社会人的な評価基準では、それ自体がおかしい。 学校の定期テストでも「出題 範囲はない」で構わないではないですか。 結局、入試も含めて、試験や科目が自己目的化して、縦割りがます ますひどくなり、社会とドンドン離れていく、という傾向がまだ続いているわけで、なんとしてでも社会に適した教育 にする必要があります。 日本の社会組織自体の崩壊が進行しているのに学校だけが埒外で有り得ない。 またぞろ家庭内殺人である。 30歳にもなる大人が働きもせず、ネット契約を解約されてからとの理由で家族5人を殺傷し家に火を点けた。 ストレスを児童虐待でしか解決出来ない人間の増殖を放置して、児童福祉施設の人員や権限を強化して何の役 に立つのだろう。 誰でも良い殺人人間の増殖を放置して、学校をフェンスで囲う事になんの意味が有るのだろ う。 「いじめ」が無い世の中など存在しない。 昔の日本にも「いじめ」は存在した。しかしその事を苦に自殺した子 対処療法・・・その1 供など知らない。 今の後進国を見ればあきらかだ。 ハングリー精神の喪失を放置した自殺対策で成果が出て いますか? 我々団塊の世代は「経済が発展すれば幸福になれる」と信じ走り続けて来た。 しかし、60年経っ てそれが「砂上の楼閣」であった事にようやく気が付いた。 昔の諺に「かわいい子には旅をさせ」と言うのがあ る。 旅とは「他人の飯を食う=苦労をさせる」と言う意味である。 貧乏で大家族のため貧困が当たり前で「苦労 の種」はそこら中に転がった。 子供は「親の愛情を独占出来ない」と言う事から始まり、小さなフラストレーション を克服して成長して行く。 もう一つ「三代続けば末代続く」と言う諺がある。 初代は苦労して家を立ち上げる。 二代目は「親の背中を見て 成長」するから家を維持出来る。 しかし、三代目は「生まれた時から金持ちのボンボン」である このボンボンが 家を潰さないような人間に成長する家庭環境があれば、その言えば末代まで続くだとうと言う意味である。 それ だけ「物質的豊かの中での人格形成」がいかに難しいかと言う事を示している。 日本の経済発展は子供の成 対処療法・・・その2 長環境から自然を奪った。 自然から「生命の尊さ」を学ぶ機会を奪った。 日本の経済発展は子供の成長環境 から社会を奪った。 社会から「人間関係」を学ぶ機会を奪った。 大家族制が崩壊し「年長者が権威者」として存 在し社会が存在している事学ぶ事が出来なくなった。 核家族化が進行し、「子供が権力者」となり、小さな不満 (フラストレーション)を一つずつ克服し、社会の構成員として存在するための「人格形成」をする事が出来なくなっ た。 純粋な心を持った子供を見て下さい。 親の手伝いを出来る事に「無償の喜び」を示します。 また、ハングリー精 神に満ち溢れた後進国の子供たちを見てください。 ほぼ、全員が「金持ちになって親に孝行したい」と言っていま 対処療法・・・その3 す。 なぜ、本来善性な子供たちが「誰でも言い殺人」の大人に成長するのですか。 今の日本の教育システム を「ウンヌン」は枝葉の問題です。 経済至上主義を捨てなさい。 もし、それを捨てられないなら「物質的豊かさ」 のなかで「いかにして人格形成」を達成するのかを最初に論議するのが道ではないでしょうか。 課題に対して回答を致します。 >2020年の学校の姿はどうなるのか あと10年後の学校の姿ということです から、学習内容にそれほどの変化が起きるとは考えられません。たとえば、中学校の数学は、2年生で連立方程 式を学習し、3年生で因数分解を学習していることでしょう。 10年後には、次の新しい学習指導要領が決まる頃 でもあります。この学習指導要領が変わるならば、学校の学習内容も変化してくるでしょう。しかし、急激な変化を 求めない日本人の気質からして、それほど大きな指導要領の変更はないと思います。 これから先の10年間 電子教科書なら導入されるかも で、もしあるとすれば、電子教科書の導入でしょう。まずはいくつかのモデル校で実施して様子を見て、それから 全国の学校に導入という方向になるでしょう。 生徒たちは、そのような変化には柔軟に対応できるはずです。 大きな問題点は、教科書を電子化することによる、学力への影響です。総体的に学力が向上したとなれば、急激 に電子教科書への移行が進みます。しかしその逆であれば、無理を通してまで電子教科書化することはできませ ん。 完全に電子教科書になるのか、紙の教科書との併用になるのか、2020年以降のことはわかりません。とり あえず、これから10年間を考えてみました。 こんにちは。 今日の熟議の配布資料だと児童生徒は年1%づつ減っていく。 ということは100年たつと日本か ら子どもはいなくなります。 これは単純すぎるとしても何もしなくても少人数指導もできるようになるし、時が問題 を解決してくれるのは事実でしょう。まあ日本の夢も霧消しますが。 一方老人の増える勢いはまだとどまるとこ 子どもは減り老人はふえる ろを知らないことと考え合わせると、児童と高齢者の学習、生活の場のために学校を造り替える。 自分の子意外 の子にも人生の知恵をさずけ慕われる、キャリア教育もできる。 文科省の区割りでいうと生涯学習と初等教育 の連携ですが、こんなことをどこかの自治体でやってみせて欲しいと思います。 今後10年間で必要なことは授業の改革だと考えています。現在の教育では教師が児童生徒にいかに分かりや すく教授するかということにとらわれていますが、実は児童生徒同士で学び合い、課題を解決させていく方が遙か に感心意欲が高く、理解も高いことが実証されています。現在問題になっている「学力差」もお金をかけず、教室 の中の学習環境を変えていくことで解消していくことが実はできます。 子どもの学習意欲も、学力も実は教師が 押さえ込んでいます。教室環境を子どもたちが学び合う環境に変えていくことで学力も向上し、どの子どもも学習 への意欲は高まります。1年生でも90分全員が絶え間なく算数を学ぶこともできます。 その為には、授業の 2020年の授業とは 在り方そのものの改革が必要です。教師が分かりやすく教えるほどよいと一般的に考えられている誤解を解消 し、 教師は学習のコーディネータに徹し、子ども同士で学び合う集団作りをすることを第1にすべきです。まだ、少 数ですが実際にそうした授業が行われ、大きな成果をあげてきています。何よりもそうした授業を児童や生徒が 指示します。 50年後も日本が世界の中でイニシアティブを獲っていこうとするのなら、国民全体の知的レベル を上げなければなりません。誰もが取り残されず、誰もが一定の学力を学校で身につけて行くのなら10年以内に 大きな授業の改革をすべきです。 tontan2さん。こんにちは。 その通りだと思います。ヒト、モノ、カネも勿論大切。しかし、今目の前にいる子どもた ちには限りない有用なリソースを持っているのです。これを有効活用しない手はない。しかも教師のものの考え方 Re:2020年の授業とは を変えるだけで、それは思った以上に簡単に実現します。学び合いこそ、未来の教育へのキーワード。未来の日 本の人材育成で欠くことのできない要素だと思います。 2010/4/17 15:40 学ぶ喜び 2010/4/17 16:23 2010/4/17 16:35 特定の断面からの分析 (年代、職業など) 2010/4/17 17:14 2010/4/17 18:30 2010/4/17 20:18 2010/4/17 20:36 2010/4/17 20:38 2010/4/17 20:40 2010/4/17 21:35 2010/4/17 22:20 2010/4/17 22:31 更には特定の注目単語を軸に主要な 話題や潜在的な話題の分析を行った。 「授業」をキーワードにした分析例 11 2010/4/17 23:35 リニアな読み込み 事例4: 災害での活用事例1 東日本大震災後にTwitterで流れている情報を分析した。要望の 傾向を短時間で把握することが可能になる。 「電池」を含むTweetを、1500件抽出 したものを分析 一般品の 要望と一体化 主な意見 ・電池の不足 ・利用の工夫 ・携帯電話の充電 「不足」しているものの日次傾向分析 3/12 3/13 3/14 3/15 3/16 1639-1702 3/18 1421-1441 3/19 1328-1404 3/20 1252-1331 3/22 1515-1600 3/23 1959-2050 3/26 2238-2348 1 電力 電力 電力 電力 物資 物資 物資 電力 物資 電力 電力 2 情報 情報 食料 物資 ガソリン 電池 ガソリン 物資 ボランティア ガソリン 水 3 食料 食料 情報 ガソリン 食料 ティッシュペーパーボランティア ガソリン 水 物資 ガソリン 4 物資 ガソリン 物資 食料 情報 飲料水用容器 電力 ボランティア 土のう袋 水 物資 5 テレビ 紙おむつ ガソリン 水 燃料 懐中電灯 エネルギー 情報 電力 テレビ 運動 6 ニュース 赤ちゃん用 テレビ 情報 避難所 トイレットペーパー 情報 テレビ ガソリン 食料 自動車 7 照明 物資 場所 燃料 石油製品 軽油 医師 避難所 野菜 自転車 紙 8 機器 テレビ 地図 紙オムツ 水 ブルーシート ヘリ 食料 テレビ 牛乳 食料 9 避難所 水 水 ビニール テレビ 保存食 内科 店 食料 自動車 燃料 10 水 ニュース 紙おむつ フリース 自動車 ガソリン用携行缶 水 燃料 情報 トイレットペーパー 報告 11 血液 避難所 燃料 生地 店 電力 献血 運動 運動不足 ボランティア 野菜 12 電源不足 店 運動 店 電力 水 おにぎり 水 燃料 電化 インク 13 病院 血液 通信 医療 トイレットペーパー ガソリン 看護師 自動車 車 燃料 情報 14 救援 コンビニ 店 紙オムツ不足 暖房 テレビ 運動不足 おにぎり トイレットペーパー 住宅 本 15 店 運動 交通 テレビ 栄養不足 紙おむつ 車 募金 医師 店 ボランティア 16 運動 燃料 自動車 電池 糖尿病 食事 無洗米 牛乳 運動 運動不足 魚 17 ガソリン 医療 コンビニ ニュース 血液 かゆ 衣類 紙おむつ 食事 部品 ニュース 18 場所 照明 救援 交通 粉ミルク 乳幼児用 紙オムツ 自転車 果物 電車 道路 19 懐中電灯 自動車 血液 避難所 毛布 入院患者 下着 ニュース 店 情報 キャップ不足 20 携帯 場所 赤ちゃん用 医薬品不足 運動 無洗米 避難所 医薬品不足 水分 ニュース 避難所 3/12-15はGoogleによりTweetを検索。3/16-26は見える化エンジンによりTweetを検索 12 事例5: 災害での活用事例2 意見の再送などで重複した意見がたくさんある場合、重複を排 除することで、集団意見に隠れた様々な個別意見を分析可能 となる。 リスト(26)届ける(100) 2011/3/24 浦安市内(198) 輸送(91) 開設する(113) 支援物資(301) 溜まる(80) 支援(211) 浦安市災害対策(198) 情報(39) 被災地(537) 外す(2) チェンジする(11) 実施する(6) 支援( 否) (72) Tweet 1500件 「支援」「必要」での 検索結果 本部あて(198) 送る(24) 自然災害(6) 求める(131) 送る(35) 地域(221) テレビ(305) 使う ( 否) (198) 簡易トイレ(199) まとめる(116) まとめる(113) 届く (34) 物資(131) 物資(356) 願う (222) 求める(131) 募金(26) 情報(425) 届ける(81) 支援(867) 掲載する(131) 被災地(211) 必要だ(185) 情報(131) 他国(26) 更新する(131) 必要だ(126) フィルターで重複を削除 募集する(4) 更新する(5) ギフト(3)される(3) 求める(5) 必要だ(14) いただく (2) 必要だ(7)掲載する(5)求める(5) 今回(4) スタッフ(3) ボランティア(40) 情報(45) 震災(55) 募集(4) コメント(4) 支援(38) 支援(6) まとめる(5) 強要する(3) Tweet 489件 被災地(115) 海外(6) 送る(8) 支援する(3) 被災者(54) 支援(7) 必要だ(18) 被害(4) 物資(64) 届く (8) 募金(25) 東日本(19) 支援(335) 今一番(18) 送る(7) グループ(4) 必要だ(25) 情報(5) 一杯(3) 必要(39) 手間(3) 確認する(2) 支援物資(71) 輸送(5) 届ける(10) 仕分け作業(5) 不可欠だ(4)経費(4) 送る(10) 13 必要だ(9) 必要だ(87) 必要以上(24) 削除する(3) 緊急(3) 被災地(38) 他国(25) 震災(3) 募金(46) 支援(25) 民間における顧客の声の活用 意見・苦情は、「面倒、コスト増要因」という考え方から、「金を出し ても買いたい貴重な情報」になってきている。 製造業、サービス業、金融業、流通業・・・ -商品開発への反映(改善・強化)、 -顧客のロイヤリティの維持・向上 -品質管理、品質リスク予兆の発見 -新サービスの企画 -ターゲット別戦略の立案 ・・・ 消費者ニーズを商品開発に生かすため、コールセンターに寄せられた意見を一括集約し、開発 部隊に伝えて、顧客の声を迅速に商品に生かしている。ITを活用して短期間で商品化する体制 づくりも重要。(大手小売業) 消費者や得意先などから寄せられた様々な意見・問合せなどの情報を、集計・分類するITシス テムを導入し、社員にフィードバックして商品の改良などに生かしている。(大手製造メーカー) コールセンターに寄せられる莫大な顧客の声を、受け手が選別しデータベース化して、サービス 改善に結び付けている。社員が情報を共有・交換するためのシステムで、分類された顧客の声 が即座に閲覧できる。(大手カード会社) 先進企業の「顧客の声」の活用は経営の「周辺」から「中核」に 14 民間での活用事例 大手信託銀行の場合 テキストマイニング 満足度の 向上! 新サービス CS部門の設立を機に、社内共有、関連部署への共有強化を検討 顧客の声ポータル、情報発信システムとして「テキストマイニング」を導入 全国の本支店に対して、翌日朝には顧客の声をすべて見える化 15 行政機関での導入方法 広報部門での導入 自ら広報・マーケティングツールとして活用する ・国民からの意見の分析 ・政策の評判の収集 ・行政機関自身の評判の収集 業務部門での導入 政策の立案に利用する。 ・政策ニーズの収集 ・計画、実施中の政策への意見の収集 情報システム部門での導入 行政機関内の共通基盤として導入する ・各業務部門の支援 16 本資料作成で使ったツール テキストマイニング テキストマイニング マインドマップ ビジネスインテリジェンス 「見える化エンジン」プラスアルファコンサルティング 「KH Coder」樋口耕一(立命館大学) 「Jude」チェンジビジョン 「Pentaho」KSKソリューションズ 経済産業省 商務情報政策局情報プロジェクト室オープンガバメントチーム 2011年4月11日
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