ディジタルコンテンツ活用レシピ 実践者:熊山町立桜が丘小学校 木村正徳教諭 1 単元名 「長く続いた戦争とアジアの人々」 -くらしは戦争一色へ- (第○次第○時) 2 授業概要 「戦時下の国民の生活はどのようなものだったのか」を示し,「配給の様子」と 「学童疎開の様子」のディジタルコンテンツから気づいたことやその事象の理由を ワークシートにまとめたり,発表したりする授業である。前時では,戦争が激しく なって国民生活が変化し始めていることをつかみ,次時は,戦争の終結のきっかけ となった原爆投下について学習する。 3 本時の目標 教科のねらい 新学習指導要領との関連 小学校社会科第6学年2内容(1)ク ・戦時中の国民の生活の様子を伝える資料(ディジタルコンテンツ)から当時 の様子を調べることができる。 ・戦時中の国民の生活の様子を知り,そのわけを考えることができる。 情報教育の目標 ・印刷物・放送・ビデオなどのメディアから情報を集める。【d2-040】☆ ・集めた情報を分析し,傾向や規則性を見つける。【e3-010】☆ ・伝えたいことを明確にしてプレゼンテーションを行う。【f3-010】★★ 4 活用コンテンツ ・2つの歴史映像の動画コンテンツを活用(一つ約十数秒) ・CEC,IPA「教育用画像素材集サイト」 http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/ ・静止画は,ワークシートに活用 (既習内容の想起 に活用) 【配給の様子】 【町中の様子】 【国民生活】 【学童疎開】 (展開の調べ学習 で活用) ディジタルコンテンツ活用レシピ 実践者:熊山町立桜が丘小学校 木村正徳教諭 5 本時の流れ ○前時の既習内容を動画コンテンツを提示しな がら振り返ることにより興味・関心を持たせ, 本時の課題をつかみやすくする。 ・大型モニタ ・コンピュータ ・ディジタルコンテンツ (配給や町中の様子) 戦時下の国民の生活はどのような ものだったのだろうか。 ○資料(ディジタルコンテンツ)を見る視点を 示すことで,調べ学習の手助けとする。 【d2-040】 ・誰が,どこで,何をしているか。 ○調べたことを整理しやすいようにするため ワークシートを活用する。 ○学童疎開や多くの女性が勤労奉仕をする理由 を考えさせることで,当時の生活の様子を想 起させる。 【e3-010】 ○発表ででてきたことは,全員でコンテンツを 見て確認する。 【f3-010】 ・ワークシート ・児童用コンピュータ (2人に1台) ・ディジタルコンテンツ (学童疎開,勤労奉仕) ・大型モニタ ・コンピュータ ・ディジタルコンテンツ (学童疎開,勤労奉仕) ○児童の発表をもとに,当時の国民生活の様子で分かったことについてまとめ させる。 ○次時の予告をする。 6 実践のポイント ○過去の事象である戦時下の国民生活の様子を動画コンテンツで提示することにより, 教科書や資料集,教師の説明だけでは,十分とらえられない当時の人の気持ちを現在 の自分たちの生活と比較しながら深めることが可能になるでしょう。
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