犬の飼い主のみなさん へ 狂犬病ってどんな病気? 病原体:狂犬病ウイルス 感染経路:主に犬の咬傷により感染 潜伏期間(狂犬病の犬に咬まれて発症するまでの時間) :多くは1~3か月 治療法:発症すると現在のところ治療法はありません。 致死率:発症した場合ほぼ100%死に至ります。 狂犬病予防接種の重要性 狂犬病予防法が施行され、犬の登録、予防接種、野犬等の抑留 が徹底されるようになったことで、日本国内においては狂犬病を 撲滅することができました。このことから、飼い犬に対する予防 接種が狂犬病の予防に重要な役割を果たしていることがわかりま す。 現在、多くの外国では狂犬病が発生しており、狂犬病によって 亡くなる人も少なくありません。これらの国から野生動物などを 通じて狂犬病のウイルスが持ち込まれることが危惧されています。 一般的に予防接種率が80%を超えていれば、感染のまん延を 防ぎ、ウイルスを封じ込めることが可能だと言われています。 しかし、近年飼い犬への予防接種率が下がってきており、必ずし も安全とは言えない状況になってきています。 狂犬病は恐ろしい病気です。国内で狂犬病の感染者を出さない ためにも、義務である年1回の飼い犬に対する予防接種を必ず受 けてください。 松江保健所 衛生指導課 0852-23-1317
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