共通科目 コンピューターリテラシーa 第2回 Windows の基本操作と 日本語入力 担当: 遠藤 美純 [email protected] 1 コンピュータとは何か? • コンピュータの特色とは「特色がないこと」 – 無色透明な道具 – 万能モノマネ機 – 汎用性 • もともとは計算をする道具 2 なぜ汎用性を獲得したか? • コンピュータはさまざまな情報を数字として 扱う • その数字を単純な形0と1のみで扱う – 情報の最小単位 = ビット (bit) • それを電気的にスイッチのオンとオフで扱 う • これによって、さまざまな情報を統一的に 処理できる 3 二進数による表現 • • • • • • • 1 2 3 4 5 6 7 1 10 11 100 101 110 111 ○○● ○●○ ○●● ●○○ ●○● ●●○ ●●● 4 文字の場合 5 画像の場合 6 音声の場合 7 情報理論の肝 • 従来は情報と器(メディア)は密接な関係 – 音: レコード、テープ、電話 – 画像: 写真、映画、テレビ – 文字: 書籍、活字、電信 • コンピュータでは、すべての情報が 0 と 1 で表現できる – 絵、音、文字といったあらゆる情報が数字で 表現され同列にならぶ 8 コンピュータはさまざまな情報を扱える • すべての情報が 0 と 1 で表現できるなら ば、どんな情報も一つのメディアで扱える • その0と1を扱えるメディアとは何か? •それがコンピュータ –従来のメディアを超えたメディア –メタ・メディア by アラン・ケイ 9 今回学ぶこと • Windows の基本操作 – プログラムの実行、ファイル、フォルダの閲覧 – ウィンドウの操作 – ファイルとフォルダの操作 • 日本語入力の基礎 • 外国語の入力に関する情報 10 1. デスクトップ 11 GUIとCUI • GUI – グラフィックユーザーインターフェイス • CUI – キャラクターユーザインターフェイス 12 アイコンとは? • プログラムや文書、画像といったデータを表す 絵記号。 ダブルクリックすることでプログラムを 実行したり、 ファイルを開いたりすることができ る。 13 マイドキュメント • 自分が作成したファイルを保存しておく場所 14 ゴミ箱 • 削除したファイルを一時的に保存しておくため のもの。 コンピューターセンターのコンピュー ターでは利用できない。 15 ネットスケープナビゲーター • ダブルクリックすることで、 ウェブページ (いわ ゆるホームページ) を閲覧したり、 電子メール をやりとりするためのプログラムを実行できる。 16 プログラムを開く • デスクトップ上のアイ コンをダブルクリック • スタートメニューから 開くプログラムを選択 17 マルチタスク • Windows は名前の通り、複数のウィンドウ を開くことができ、複数のプログラ ムを同 時に実行することができる。 – 例えば電子メールを書きながら、表計算をしな がら、ウェブページを閲覧できる。 • このように、コンピュータが複数の仕事を 同時に行なえることをマルチタ スクと言う。 18 アクティブウインドウ • 複数のウィンドウを開 いている場合、 操作 できるウィンドウは一 つだけ • 操作できるよう選択さ れたウィンドウ をアク ティブウインドウと呼 ぶ。 19 タスクバーの利用 • 開いたウィンドウの一覧はタスクバーに表示さ れ、クリックすることでアクティ ブウィンドウを選 択できる。 • アクティブなウインドウは、へこんだ表示となる。 20 3. ウインドウの操作 21 最小化、最大化、閉じる • 最小化: そのウィンドウをタスクバーへと一時 的に片付ける。 • 最大化: 画面いっぱいにそのウィンドウを表示 する。 • 閉じるボタン: ウィンドウを閉じる 22 ウィンドウの移動 • タイトルバーをドラッグする 23 ウィンドウの大きさを変える • ウィンドウの枠をドラッグする。 • ウィンドウの枠は上下左右、角のいずれをドラッ グしても構わない。 • ウィンドウの枠にマウスポインタを置くと、マウス ポインタの表示が変わる。 24 メニューの利用 • メニューバーには、いくつかのメニュー (利用でき る機能一覧) が用意されている。 • メニューを選択することで必要な機能が利用でき る。 25 ボタンの利用 • よく使う機能は「ボタン」として用意されている。 ボタンをクリックすることで必要な機能が利用で きる。 26 4. ファイル、フォルダ • コンピューターに保存するデータ – 文書データや画像、音声、映像データなど • データを保存する場所 27 ファイル • プログラムや文書のようなデータ – プログラムファイル: ワープロソフトなどのプロ グラム – データファイル: プログラムで作成した文書 データや画像データなど 28 フォルダ • いくつかのファイルを整理するために用い る箱のようなもの。 • フォルダの中にさらにフォルダを作ることも できる。 開く 29 新しいファイル、フォルダの作成 • 新しいファイルやフォルダをつくりたい場所で右 クリックし、「新規作成」を選択 30 ファイルやフォルダを開く • 開きたいファイルの上でダブルクリックし、 閲覧したり、編集を行なう ダブルクリック 31 データの保存と保存場所 • 文書などのデータを編集した場合、 その 更新内容を記録するために、「保存」する – 既に作成してあるファイルを開いた後に、内容 を更新した場合は、 「上書き保存」を選択 • 自分のファイルは必ず「マイドキュメント」に 保存する。 32 削除 • 削除したいファイルや フォルダの上で右ク リックし、「削除」を選 択 33 名前の変更 • 名前を変更したいファ イルやフォルダの上 で右クリックして、 「名 前の変更」を選択 34 移動 • 移動したいファイルやフォルダを、ドラッグ &ドロップする 35 6. ヘルプとは? • Windows やさまざまなプログラムの利用方法 をまとめた マニュアル 36 ヘルプを読もう • 以下のような場合は、まず「ヘルプ」を読む。 – あるプログラムを初めて使う場合 – 使い方が分からないことがあった場合 – 便利な機能を調べたり、探したりする場合 37 ヘルプを読むには • Windows 全般のヘルプ – 「スタート」ボタン → 「ヘルプ」 • 各プログラムのヘルプ – メニューバーから「ヘルプ」 38 7.日本語入力モード • 入力モードはデスクトップ上にある「IMEツール バー」によって見分けることができる。 39 日本語入力モードにする • [半角/全角] キーを 押す 40 読みの入力 • キーボードからローマ字を入力 – nihongo → にほんご • 補足:入力を間違えたときは、[BackSpace] キーやカーソルキーを押して入力しなおす。 41 ローマ字とかなの対応 • MSーIME のヘルプに「ローマ字とかなの対応 表」があるので参考にすること。 クリック 42 漢字やカタカナなどへの変換 • ひらがなを入力したあとで、[変換] キー、 または、スペースキーを押す。 43 8. 「全角」と「半角」について • コンピュータで扱う文字には文字の大きさ から「全角」と「半角」がある。 全角 ≒ 半角2文字分 • 漢字やひらがな – 全角のみ • 英数字、記号の一部、カタカナ – 全角と半角の両方がある 44 全角/半角の使い分け • 全角の例 – ABCD、!?@、1234、コンピューター • 半角の例 – ABCD、!?@、1234、コンピューター • 英数字、記号の一部は「半角」を使う。 • カタカナは「全角」を使う 45 実習 • ファイルの操作 – – – – – 新しいファイルの作成 新しいフォルダの作成 ファイルの編集 ファイルの保存 ファイルの移動 • 日本語入力の基礎練習 46 タッチタイピング • キーボードを見ずにキーを打つ • タッチタイプできれば仕事の能率が格段に 上がる • 練習ソフトなどを効果的に利用 – 絶対にキーボードは見ないこと! – ホームポジションを体に覚えこませること 47 ホームポジション 48 外国語入力の基礎 • Windows のバージョンによって若干の相 違はあるが、基本的には「多国語サポー ト」と「各国語用のキーボード・レイアウト」 などのインストールが必要 • 中国語などはWindows Updateから他国 語サポートをインストール • 学内ではC棟設置のPCならインストール 済み 49 外国語入力 • IMEバーから入力する言語を選択 – ロシア語: 直接キリル文字を入力 – 中国語: ピンインを入力し漢字に変換 50
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