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Molecular Devices Japan
©2012 For research use only. Not for use in diagnostic procedures. Trademarks mentioned herein are property of Molecular Devices, LLC or their respective owners.
Pg. 1
9/30/2015
Journalの作り方④ Variableについて 応用編
①Assign To Variable 概要
・オリジナルの文字列に任意の
パラメーターもしくは、既存の項
目に代入できる機能
・変数同士の四則演算も可能
・既存の変数は ボタンを押す
ことで変数リストが表示される
・オリジナルの変数は名称
は自由に設定できるが、”#,
+ , -”などの記号は使用不可
*その場合、左図の様にコマ
ンドが赤く表示される
・Actionsのタブからドラッグ、
もしくはダブルクリックで登録
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Journalの作り方④ Variableについて 応用編
①Assign To Variable 変数リストについて
・MetaMorphの機能で、Journalの変数
として利用できる項目のリスト表示
・項目はグループごとに区分
・Current Valueが現在、その変数に
割り当てられている情報となる
・Illumination名、画像名など、
Current Valueが数値ではない
Stringsであるものは名称の前後に
“name”の様にダブルコロンで区切 る
・Custom:ユーザが作成したオリジナルの変数
・Image:解像度、画像情報、画像名などの画像に関する変数
・Measurements:画像解析の結果情報
・Program:主にハードウェアの情報(露光時間、XYステージ位置等)
・Region:画像上に存在しているRegionの情報(位置、サイズ、色等)
・Objects:解析後、選択された対象物固有の解析結果
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注意点:
使用可能な変数はMetaMorphの
Version更新と共に増えていくため、
新しいVersionで作成したJournalは
古いVersionのMetaMorphで起動しない
事があります
Journalの作り方④ Variableについて 応用編
①Assign To Variable 使い方 例題 :露光時間を変更する
例:
カメラ撮影露光時間(変数名:
Camera.Digital.Exposure)を
100msに変更する
1.Variable欄に
ボタンから、
既存の変数をリストを表示し、
Programのリストから
Camera.Digital.Exposureを選択
2.Exressionに、数字の100を入力
3.最後に、SaveボタンでJournalを
保存し、実行することで、露光
時間が100msに切り替わる
Journal作成時はDescriptionsを選択するとJournal内容が分かりやすい
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Journalの作り方④ Variableについて 応用編
①Assign To Variable 使い方 例題 :露光時間を変更する
Variableで時間情報扱い時の注意点
左図のAcquireやMDAの様に時間単位
を選択可能な機能を使う場合、露光時
間の変数は数値のみであり、時間単位
(ms, sec, hour)は含まれない
時間の単位は現在変更直前の各ウィン
ドウ中の設定単位に基づく
左図の状態だと、100の数値では100ms
となる
なお、ScanSlideはmsで固定されているため、
代入数値は全てms単位となる
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時間単位もJournalで指定したい場合は、
各設定ダイアログのLoad Stateコマンド
をAssign Variableの行前で実行し、あら
かじめSaveしておいたStateファイルを
Loadすれば可能
Journalの作り方④ Variableについて 応用編
①Assign To Variable 使い方 変数のOverride(上書き)
例題:
ある画像において、その画像の半分の大きさのRegion
を画像の中心に作成しなさい
Create Region機能を使う
ことで任意の大きさ、位置
にRegionが作成可能なた
め、Journalで本機能を登
録すればよいが・・・
この方法では、Regionの位置、大きさが固定値となり、
画像の解像度が異なる際に解像度ごとに別のJournal
を用意しないといけない!
解像度が変わってもその都度、位置情報、
サイズなどの変数を可変させる方法が必要!
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Journalの作り方④ Variableについて 応用編
①Assign To Variable 使い方 変数のOverride(上書き)
Regionの大きさ、位置は、画像解像度によって変化する
↓
画像解像度からRegionの位置、大きさが操作できる
↓
画像解像度の変数を使って、その値をCreate Region機能の
パラメーターに上書きすれば、解像度に左右されずに目的
の大きさ、位置にRegionが作成できるかもしれない!
↓
“Select Setting To Override”機能の使用
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Journalの作り方④ Variableについて 応用編
①Assign To Variable 使い方 変数のOverride(上書き)
Select Setting To Override
対象のコマンド中のパラメーターをユーザーが指定した
変数で代入する機能
左図の場合、Create Region機能において、RegionのXY座標、
幅、高さがOverride出来る事を示す
これにより、コマンドのパラメーターを固定化せず、常に変動
する変数に置き換える事(今回の例題では解像度がそれに
該当)が可能
*すべてのコマンドがOverride機能を有しているわけでは
無い点に注意
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Journalの作り方④ Variableについて 応用編
①Assign To Variable 使い方 変数のOverride(上書き)
例題のJournal作成で必要な情報
Create Regionにおける、作成
RegionのXY座標基準位置
1.Regionの幅(Width)と高さ(Height)
ROI.Width=Image.Width / 2
ROI.Height=Image.Height / 2
2.RegionのX座標とY座標
MetaMorphでは画像に対するRegionの位置
情報は画像の左隅を(0, 0)原点としている
画像解像度の半分のサイズ
Regionの座標は画像解像度とROIのサイズで以下
の式で決める事が出来る
ROI.Xpos=Image.Width - (ROI.Width + (ROI.Width/2))
ROI.Ypos=Image.Height - (ROI.Height + (ROI.Height/2))
以上の内容をJournal Editor で作成する
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Journalの作り方④ Variableについて 応用編
①Assign To Variable 使い方 変数のOverride(上書き)
最初の4行のAssign Variableにて作成される
Regionに必要な幅、高さ、XY座標の4項目に
ユーザー任意の変数を指定する
名称は分かりやすいように設定すればよいが、
既存の変数と重複しないように注意が必要
Create Regionはリストに登録すると、パラメータの入力
を求めてくるがそのままCreateボタンで適当に登録する
Select Setting to Overrideボタンを押し、対応項目に
チェックを入れた後、最初の4行で設定した変数を
それぞれのパラメーターに代入する
登録時は“Use Current Value”のチェックを外さないと
入力できないので注意
以上でJournalの作成が完了
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Thank you!
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9/30/2015
Pg. 11