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Microsoft Word 2010 トレーニング
Word 2010: 初めての文書作成 II
コースの内容
• 概要: Word 文書内を移動する
• レッスン: 7 つの説明セクションを含む
• 推奨される演習の作業
• テスト
• クイック リファレンス カード
Word 2010: 初めての文書作成 II
概要: Word 文書内を移動する
このコースは、Word を初めて使用する方を
対象とした「Word 2010: 初めての文書作
成」シリーズの第 2 部です。
ここでは、Word 2010 における文書内での
移動方法、編集記号の使用方法、[切り
取り] と [貼り付け] を使用した文字列の移動
方法、行間と配置の変更方法を学習します。
Word 2010: 初めての文書作成 II
目標
1. 文書内を移動する。
2. 編集記号を使用する。
3. 文書内で文字列を移動する。
4. 行間と配置方法を変更する。
Word 2010: 初めての文書作成 II
文書内を移動する
たとえば、この図の最初の
段落で、
"注目しています。" と "14
世紀には" の間に新しい文
章を入力する必要があると
します。
カーソル (縦の線) は、2 段
落目の末尾の "お問い合わ
せください。" の後ろにあり
ます。文書内のどこに文字
を入力する場合でも、その
場所にカーソルを移動する
必要があります。
カーソルを別の位置に移動するには、ポインターを動かしてから
クリックするか、キーボードを使用します。
Word 2010: 初めての文書作成 II
文書内を移動する
カーソルを移動するには、
次の方法があります。
• マウスを使用してカーソ
ルを "14 世紀には" のす
ぐ左に移動し、クリックし
てカーソルを挿入します。
または...
• キーボードの
キーを
押して、カーソルを 1 行
ずつ上に移動します。
次に、 キーを押して、
カーソルを 1 文字ずつ左
に移動します。
カーソルを別の位置に移動するには、ポインターを動かしてから
クリックするか、キーボードを使用します。
Word 2010: 初めての文書作成 II
スクロール バーを使用する
文書が長くなると、文書内
を上下に移動するために方
向キーを押し続けるのは時
間がかかりすぎる場合があり
ます。そのような場合は、ス
クロール バーを使用します。
スクロール バー。
Word 2010: 初めての文書作成 II
スクロール バーを使用する
次のように操作します。
1 スクロール バーはウィンドウの
右側にあります。
2 スクロール ボックスをクリックし、
上下にドラッグすると、カーソ
ルを動かさなくても文書内を
移動できます。
3 スクロール バーの上端または
下端にある単一スクロール
矢印をクリックして、上下に
移動することもできます。
スクロール バー。
Word 2010: 初めての文書作成 II
編集記号の概要
既にいくつかの段落を入力
してあるとします。この図で
は、段落どうしがかなり離れ
ており、2 段落目の先頭が
最初の段落よりも右にあり
ます。
入力時に自動的に挿入さ
れる編集記号を参照すると、
文書の体裁を整えるために
使用されている機能を確認
できます。文書内にはこれ
らの記号が必ず存在します
が、表示するように設定し
ないと確認できません。
Word 文書の編集記号。
Word 2010: 初めての文書作成 II
編集記号の概要
たとえば、単語を区切るときな
どに Space キーを押すと、そ
のたびに
(ドット) が表示
されます。1 つのドットは 1 つ
のスペースを表し、2 つのドッ
トは 2 つのスペースを表すとい
うぐあいに、ドットの数とス
ペースの数は対応しています。
英語の場合、単語と単語の
間にスペースを 1 つ追加する
のが一般的です。
Word 文書の編集記号。
Word 2010: 初めての文書作成 II
編集記号の概要
Enter キーを押して新しい
段落を開始すると、 (段
落) 記号が挿入されます。
図では、段落と段落の間
に 2 つの段落記号がありま
す。これは、ユーザーが
Enter キーを 2 回押したこと
を表しています。この操作
により、段落間にスペース
が追加されます。
Word 文書の編集記号。
Word 2010: 初めての文書作成 II
編集記号の概要
Tab キーを押すと、そのた
びに 1 つの
(矢印) が
表示されます。図では、矢
印が最初の段落の前に 1
つ、2 段落目の前に 2 つ
あります。これは、2 番目
の段落でユーザーが Tab
キーを 2 回押したことを表し
ています。
Word 文書の編集記号。
Word 2010: 初めての文書作成 II
編集記号の概要
編集記号を表示するには、
ウィンドウ上部のリボンに移
動し、[ホーム] タブの [段
落] で
(表示/非表示)
をクリックします。編集記号
を非表示にするには、この
ボタンをもう一度クリックしま
す。
Word 文書の編集記号。
Word 2010: 初めての文書作成 II
[切り取り] と [貼り付け] を使用して文字列を移動する
文書内で文字列を移動す
る必要が生じた場合はどう
すればよいでしょうか。元の
文字列を削除して、新しい
場所に再び入力する必要
はありません。代わりに、
[切り取り] と [貼り付け] を
使用できます。
たとえば、最初の段落の 4
つ目の文章を、段落の最
後に移動することにしましょ
う。
削除して入力し直すのではなく、[切り取り] と [貼り付け] を
使用します。
Word 2010: 初めての文書作成 II
[切り取り] と [貼り付け] を使用して文字列を移動する
1 図のように、移動する文章
を選択します。
2 リボンの [ホーム] タブで
(切り取り) をクリックします。
3 文章の移動先の位置にカー
ソルを置きます。この場合は、
段落の末尾 (ドット編集記
号の後) になります。
4 [ホーム] タブの [クリップボー
ド] で
(貼り付け) をク
リックします。
削除して入力し直すのではなく、[切り取り] と [貼り付け] を
使用します。
Word 2010: 初めての文書作成 II
元に戻す
移動した文章を改めて確
認したときに、変更前の方
が良かったと感じたとします。
その場合でも、文章を元の
位置に戻すために、切り取
りと貼り付けの操作をやり直
す必要はありません。代わ
りに、[元に戻す] を使用し
ます。
ウィンドウの最上部にあるク
イック アクセス ツール バー
で、
(元に戻す) をクリッ
クします。
クイック アクセス ツール バーの [元に戻す] ボタン。
Word 2010: 初めての文書作成 II
元に戻す
これにより、直前の操作 (こ
の場合は、新しい場所への
文章の貼り付け) が元に戻
されます。
もう一度 [元に戻す] ボタン
をクリックすると、その前の
操作 (この場合は、元の場
所からの文章の切り取り) も
元に戻されます。これで、
文章が元の位置に戻りまし
た。
クイック アクセス ツール バーの [元に戻す] ボタン。
Word 2010: 初めての文書作成 II
行間
テキストの行の間隔は調整
することができます。文書
全体の行間も、選択した領
域にあるテキスト (手紙の住
所など) の行間も、簡単に
広げたり狭めたりできます。
文書の行間の変更。
Word 2010: 初めての文書作成 II
行間
文書全体の行間を変更す
るには、Ctrl キーを押しな
がら A キーを押して、文書
内のすべてのテキストを選
択する必要があります。
1 段落の行間のみを変更
する場合は、対象テキスト
内にカーソルを置くだけでよく、
テキストを選択する必要は
ありません。
文書の行間の変更。
Word 2010: 初めての文書作成 II
行間
次に、[ホーム] タブの [段
落] で
(行間) をクリック
します。
一覧のチェック マークは、
現在適用されている行間を
示します。適切な行間をク
リックします。
文書の行間の変更。
Word 2010: 初めての文書作成 II
文字列を左、中央、または右に揃える
水平方向の配置によって、
段落の端を揃える位置が
決まります。
文字列の配置方法には、
左揃え (左余白に合わせて
文字列の左端を揃える)、
右揃え、中央揃え、およ
び両端揃え (左余白と右余
白の間で文字列を均等に
配置する) があります。
文字列を揃えるためのボタン。
Word 2010: 初めての文書作成 II
文字列を左、中央、または右に揃える
最も一般的な配置方法は
左揃えですが、1 つの段落、
複数の段落、または文書
全体に対し、必要に応じ
て配置方法を変更できます。
たとえば、多くの文書で、
タイトルはページの中央に
配置されます。
文字列を揃えるためのボタン。
Word 2010: 初めての文書作成 II
文字列を左、中央、または右に揃える
揃える文字列を選択するか、
Ctrl キーを押しながら A
キーを押して文書内のすべ
ての文字列を選択します。
次に、[ホーム] タブの [段
落] で、
(左揃え)、
(右揃え)、 (中央揃え)、
または
(両端揃え) をク
リックします。
文字列を揃えるためのボタン。
Word 2010: 初めての文書作成 II
演習のヒント
1. 文書内を移動します。
2. 編集記号の表示を有効にします。
3. [切り取り] と [貼り付け] を使用して文字列を移動し、[元に戻
す] を使用します。
4. 行間を変更します。
5. 文字列の配置方法を指定します。
オンライン演習 (Word 2010 が必要)
Word 2010: 初めての文書作成 II
テスト問題 1
文書内を移動するとき、文書の上部から下部へ移動するには、↓
キーを押す必要があります。(1 つ選択)
1. この文章は正しい。
2. この文章は間違っている。
Word 2010: 初めての文書作成 II
テスト問題 1
文書内を移動するとき、文書の上部から下部へ移動するには、↓
キーを押す必要があります。
正解:
2. この文章は間違っている。
文書をスクロールするか、PageUp キーと PageDown キーを使用
する方が、文書内をすばやく移動できます。
Word 2010: 初めての文書作成 II
テスト問題 2
余分な編集記号を削除するには、BackSpace キーを押します。
(1 つ選択)
1. この文章は正しい。
2. この文章は間違っている。
Word 2010: 初めての文書作成 II
テスト問題 2
余分な編集記号を削除するには、BackSpace キーを押します。
正解:
1. この文章は正しい。
文書内に不要なスペースがあるように見える場合は、編集記号の
表示を有効にすると、実際にはどうなっているかを確認できます。
Word 2010: 初めての文書作成 II
テスト問題 3
文字列を別の場所に移動するには、その文字列をコピーします。(1
つ選択)
1. この文章は正しい。
2. この文章は間違っている。
Word 2010: 初めての文書作成 II
テスト問題 3
文字列を別の場所に移動するには、その文字列をコピーします。
正解:
2. この文章は間違っている。
文字列を別の場所に移動するには、その文字列を選択して切り取
ります。次に、新しい場所に貼り付けます。
Word 2010: 初めての文書作成 II
テスト問題 4
文字列を切り取ったら、もう元に戻すことはできません。(1 つ選択)
1. この文章は正しい。
2. この文章は間違っている。
Word 2010: 初めての文書作成 II
テスト問題 4
文字列を切り取ったら、もう元に戻すことはできません。
正解:
2. この文章は間違っている。
[元に戻す] ボタンをクリックするか、文字列を貼り付け直すことができ
ます。
Word 2010: 初めての文書作成 II
クイック リファレンス カード
このコースで説明した作業の概要については、クイック リファレンス
カードを参照してください。
Word 2010: 初めての文書作成 II