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英語学習・TOEFL
Speaking
青谷正妥(あおたにまさやす)♂
京都大学国際交流センター
准教授
9/30/2015
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1
Study Tips
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2
Study Tips
↓
↓
(皆さん) (青谷)
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自分の学びを作るための
説明
マニュアル人間・指示待ち
人間養成講座に非ず
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GOD
Good Overall
Design
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種々の資料へのリンク
http://aoitani.net/Links.html
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英語学習・TOEFL iBT情報
http://aoitani.net/TOEFL_iBT_Guide.doc
(TOEFL iBTの詳しい説明)
 http://aoitani.net/TOEFL_iBT.html(青谷の
TOEFL iBTのスコアレポート等)
 http://aoitani.net/(講演・説明会等)
 英語と留学のメーリングリスト EERR
http://aoitani.net/の登録ボックスより

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若造ではありません
敗戦屈辱の昭和20年代(29年)
生まれ
58歳です。
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還暦上等
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京大准教授58歳の年俸は
八百数十万円(税込み)
しかありません。50代
(?)の高校の先生に軽
く負けます。
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京大准教授58歳の年俸は
実は40代の大学職員に
軽く負けます。
AERA 09/20/2010:法政大学職員 平均年齢
40.7歳 平均年収 971.2万円
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英語が本当にできるとは?

当然英語で考えること(全てが1言語=英語
で完結)だが、
そんなとんでもない事が、簡
単に出来るわけが無い!
10年ぐらいは当たりまえ
 今すぐ初めて、訓練を続け続ける!

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Expertiseについて:Ericsson
10年1万時間が常識
 Bobby Fischer:9年
 イチロー:10年
 モーツァルト:傑作まで作曲10年、最高傑作
は20年
 英語も同じ:10年1万時間の熟成


一日3時間なら10年で1万時間
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人生に一度だけ
自動的に言語がインストールできる
 ソフトウェアの初回インストール的
 但し、スタートは生後6か月以内
 随所で自動的にオプションを尋ねてくる
 周囲の大人の言語使用を観察してパラメー
ター設定をする
 Auto-piloting(自動操縦)はこの一度だけ

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大人の英語学習
自動的に第二言語はインストールできない
 周囲の言語使用の観察だけでは不十分
 ソフトウェアのオプションの再設定的
 Auto-piloting(自動操縦)は無い
 既に第1言語があり、すべてがその文法・構
文・発音等に基づいて判断される
 「かくしき」を重んじる意識的学習
 もちろん10年1万時間

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大人の英語学習は勉強
勉強っぽいやり方しかない
 受験勉強は大変良かった
 しかし、圧倒的に不十分

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おしながき
1. 青谷正妥(あおたにまさやす)について
2. 日本と世界:日本劣等
3. 大人の英語学習
4. 知識の二重螺旋
5. 語彙・表現・文法
6. InputとOutputの役割
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おしながき
7. 流暢さの四要素とTransfer Appropriate
Processing
8. DEARと拡張DEAR(弱点ノート)
9. 精と多の併用
10.fluencyとFLUENCY
11.話し言葉の優位性
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おしながき
12.Levelt's Speech Model: version A
13.Conceptualizer(概念化)
14.Thinking for Speaking Filter (ThiS)
15.Formulator(文構成と発話準備)
16.15/45 Exercise
17.Free Translation
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おしながき
18.Picture Task
19.Oral Composition
20.Summary Task
21.Pair Work
22.Write to Speak
23.Recording
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説明が分断され、
重複し、非線形に
なるのは覚悟して
下さい。
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おしながき
1. 青谷正妥(あおたにまさやす)について
2. 日本と世界:日本劣等
3. 大人の英語学習
4. 知識の二重螺旋
5. 語彙・表現・文法
6. InputとOutputの役割
9/30/2015
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青谷正妥(あおたにまさやす)♂








1954年大阪市生まれ、大阪市・南大阪町・南大
阪市・羽曳野市育ち
大阪府立天王寺高校
京都大学理学部(化学専攻)、同大学院(化学)
メリーランド大学(化学)
プリンストン大学(物理)
ニューヨーク市立大学(物理・数学)
カリフォルニア大学バークレー校理学博士(数
学) Ph.D.
Temple大学教育学博士(英語) Ed.D.
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青谷正妥(あおたにまさやす)♂
 父は高校の国語科教員
 祖父は神主
 血液型:AB
 スケボー
 昆虫少年・中年・高年・老年
 鴨川で魚すくい(寒中すくいも敢行)
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大学勤務
 アメリカの15の大学で教える
 1998年より京都大学
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企業勤務
個人的事情で足かけ10年
ニューヨークの公文教育研究会
 Geoworks: Silicon Valley (携帯な
どのソフトウェア)
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京大での講義
 現代物理学(Modern Physics)
 確率と統計(Probability and Statistics)
 理系のための英語ディスカッション
 英語の鬼・英語勉強力・英語勉強会
 アメリカの大学院・アメリカ留学百科事典
 日本語中級(『京都大学の挑戦』)
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英語力
 英語検定1級 (1978)
 GRE Verbal 89% (1988)
 TOEIC 990, TOEFL CBT 300 (2002)
 TOEFL iBT 120 (2006)
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日本に戻ってから英語力が向上
幅広い英語に接する機会
 英語圏に居るから出来る様になる訳ではない
 英語圏に住まなくても出来る

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英語教育力・研究力
 元々は純粋科学系の人間ですが:
生物→化学→物理→数学(Ph.D.)
 Temple大学教育学博士(Ed.D.:英
語教育)
 単に英語ができる科学者・数学者な
のではなくて、
 数学者&応用言語学者(英語教育)
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「出来ると言えば出来る、出来ないと
言えば出来ない」
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「出来ると言えば出来る、出来ないと
言えば出来ない」
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典型的な京大教員の
一億倍
ネイティブスピーカーの
一億分の一
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おしながき
1. 青谷正妥(あおたにまさやす)について
2. 日本と世界:日本劣等
3. 大人の英語学習
4. 知識の二重螺旋
5. 語彙・表現・文法
6. InputとOutputの役割
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日本と世界
大学教育
英語力
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大学教育ランキング
スイスのIMDのランキングでは、日本の大学
教育は先進47経済圏で単独最下位の47位
 理由は
 講義が出鱈目(教員が最悪)
 学生が鈍ら(学生が最低)
 つまり、
 最凶のコンビネーション

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日本の大学生の平均学習時間は1日4.6時
間。1日8時間程度とされる欧米と大きな差
がある。授業などを除いた1年生の学習時
間をみると、日本の学生の半数以上が週5
時間以下だ。
9/30/2015
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大学生に勉強させよ
…対策の大学に財政優遇案(読売)
中央教育審議会の大学分科会大学教育部会
は、学生の勉強時間を調べたり、勉強時間を増
やす方策を講じたりした大学を、財政面で優遇
するべきとする素案をまとめた。勉強しない学
生を放置する大学に改善を促す狙い。大学分
科会の審議を経て、文科省は2013年度にも実
施する方針。大学生を勉強させるために、とうと
う国が尻をたたく。
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“世界標準”の大学
基本的には高校の勉強内容を高めたバー
ジョンが大学
 授業に出るのは当たり前
 毎週宿題が有り、皆がやって来る
 中間試験(普通は複数回)と期末試験が有る
 赤点(不合格)が有る
 外国の多くの大学は進学校状態

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国費の無駄遣い
京大生の教育には一人頭毎年172万円
授業料61万円
国や大学の負担分は111万円
勉強・研究に励むのは義務
学生1人当たりの教育関係経費 172万円
(運営費交付金収益等 111万円)
国民1人あたりの負担は京大全体で年額769円
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日本人の英語力
 1996年にはアジアで最下位
(TOEFL PBT)
– ライバルは北朝鮮・タイ・モンゴル
 2007年にはアジアで下から二番
目(TOEFL iBT)
– ライバルはカンボジア
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日本人のSpeaking
2007年TOEFL
iBTに於ける
Speakingのスコアは30点中15
点で日本が単独世界最下位
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京大生のSpeaking
日本人
京大生
全受験者
Princeton
読む
16
23
19
29
書く
18
22
20
27
聞く
16
19
19
28
話す
15
15
20
24
総合
65
78
78
108
単独世界最下位
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Writing
18点
世界最低より1点上
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Listening
16点
世界最低より3点上
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46
Reading
16点
世界最低より5点上
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にほんれっとう
||
日本劣等
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おしながき
1. 青谷正妥(あおたにまさやす)について
2. 日本と世界:日本劣等
3. 大人の英語学習
4. 知識の二重螺旋
5. 語彙・表現・文法
6. InputとOutputの役割
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A) 大人の英語習得は勉強である。
B) 自分で意識的にやらなければ絶対に
出来る様にならない。
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大人の英語学習の最大の特徴
ほぼ全員が失敗する。
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「子ども・大学生・移民」の場合 1
Hakuta博士の研究レポート (Hakuta, 2000)
小学校1年生からアメリカの小学校に入った移民の子
供は、勉強に十分な英語運用力(青谷注:ネイティ
ブレベルではない)を身に付けるのに、最低でも4年、
時には7年くらい掛かる。中学終了時にやっとネイ
ティブスピーカーレベルになる事も多い。勿論成ら
ない場合も有る。(青谷注:殆ど高度な言語使用を
要しない小学生だからこそ、4年でも何とか使い物
に成る英語力が達成出来る。大人が必要とする英
語力には10年は掛かる。)
9/30/2015
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「子ども・大学生・移民」の場合 2
Segalowitz教授:海外語学研修 (Segalowitz, et al., 2004)
カナダ人がスペインで1学期間のスペイン語研修を受けた。週
17時間の授業が13週間。彼等のレベル分けは、上級
Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ 中級Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ 初級Ⅰ,Ⅱ,Ⅲであるが、ワンレベルし
か向上しなかった。つまり、中級Ⅰの人は海外研修後に中
級Ⅱに成っただけである。次のレベルに上がらなかった人も
居た(青谷注:留学者は22人中10人、カナダに留まった人々
では18人中13人が昇級できず)。特に文法の試験では、カナ
ダに留まった人達の方が成績が良かった。因みにカナダで
勉強した人の総合力は、多くの場合学期始めと同じレベル
に留まった。
9/30/2015
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「子ども・大学生・移民」の場合 3
Georgetown大学の研究 (Berg, ConnorLinton, & Paige, 2009)
10%の海外研修参加者の会話力は低下。24%
は変わらなかった(国内では22%と36%)。留
学中は女子学生の進歩が統計的により大き
い。専攻に依る違いは無い。国内で何年も学
んでも、中級の中から上で進歩が止まってい
る人が多い。海外ではワンレベルくらい上が
る。
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「子ども・大学生・移民」の場合 4
スペインからの移民のスウェーデン語力
(Abrahamsson & Hyltenstam, 2009)
10年以上スウェーデンに住んだスペインからの
移民195名を専門家が調査したところ、真に
ネイティブ並だったのはわずか3名であった。
この195名中53名は5歳以下で移住したこと、
スペイン語とスウェーデン語の間の言語的距
離が日本語と英語の間のそれより遥かに小
さいことを考えると、驚くべき結果とも言える。
9/30/2015
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大人の英語習得は勉強である

計画的・多角的・本格的・意識的・形式的・組
織的学習が肝要(カクシキを重んじる)
– 形式的=形式に関する様(広辞苑)
漫然と学んでも駄目!
 納得尽くで学ぶ:宇治原の例

9/30/2015
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おしながき
1. 青谷正妥(あおたにまさやす)について
2. 日本と世界:日本劣等
3. 大人の英語学習
4. 知識の二重螺旋
5. 語彙・表現・文法
6. InputとOutputの役割
9/30/2015
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The Double Helix of Knowledge
(知識の二重螺旋)
 Explicit/Declarative
Knowledge
(顕在的・宣言的知識)
 Implicit/Procedural Knowledge
(潜在的・手続き的知識)
9/30/2015
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宣言的・顕在的知識
自転車の各部の名前
 口で説明できる
–単語の辞書的意味
–イディオム
–文法のルール:三単現のs
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実際に自転車に乗れる
9/30/2015
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手続的・潜在的知識
実際に自転車に乗れる
 出来る(体・頭が覚えている)が
言葉で説明はできない
–文法のルールの正しい適用
9/30/2015
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Patient H.M.
 Henry
Gustav Molaison
(February 26, 1926 – December 2, 2008)
 宣言的知識は身に付かない
 手続き的知識は身に付く
9/30/2015
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Clive Wearing
Clive Wearing (May 11, 1938)と言う音楽家
 ヴィルスによる脳へのダメージ
 新しい宣言的知識獲得不能、過去に蓄積し
た宣言的知識も失った
 ピアノ演奏や指揮は以前のようにできた
 蓄積した手続き的知識にはダメージ無し
 自分がピアノを練習したという過去の事実の
記憶は全く無い

9/30/2015
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中学・高校では
 殆んどが宣言的知識
 口で説明出来る事をやる授業の
宿命
9/30/2015
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究極の手続き的知識
 英語の運用能力
–聴解(ノーマルスピード)
–読解(頭から・非暗号解読的)
–作文(和文英訳に非ず)
–流暢な会話
9/30/2015
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65
手続き的知識の特性
自動性
 安定性・堅牢性

─間違え率1から2%
─スピードも安定
─非言語的プロセスの影響なし >> 並列処理

柔軟性・汎用性・一般化可能性
9/30/2015
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66
“Give a man a fish, and you feed him for a
day. Teach a man to fish, and you feed him for
a lifetime.”(魚をあげれば一日分の食糧にな
る。魚の釣り方を教えてあげれば、一生食べ
られる。)
 「授人以魚 不如授人以漁」(「魚を与えるので
はなく、魚の釣り方を教えよ」)との老子の言
葉から出たものらしい

9/30/2015
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最大の問題
 手続き的知識(=技能)が弱いと
 宣言的知識に頼り
 処理速度も「英語らしさ」も低下
 流暢ではない
 Automaticityが無い(自動化されて
いない)
9/30/2015
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68
戦略:戦力の拡大 vs. 現有戦力の活用

手持ちの知識・技能を拡張
– 新しい語・表現・構文
現有戦力の最大活用
 資源の蓄積・資源の最大利用
 現有戦力の量的拡大と質的完成

9/30/2015
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69
四技能を中心とした
勉強法の体系化
9/30/2015
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訓練の四重螺旋
9/30/2015
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おしながき
1. 青谷正妥(あおたにまさやす)について
2. 日本と世界:日本劣等
3. 大人の英語学習
4. 知識の二重螺旋
5. 語彙・表現・文法
6. InputとOutputの役割
9/30/2015
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72
語彙・表現・文法
受験語彙はせいぜい4,000語
 必要語彙は7,000から10,000語類
 JACET 8000 英単語
 表現のベースは受験の慣用句
 表現の残りはinputから
 文法の「宣言的知識」は高校で十分
 文法の「手続き的知識」(含判断力)は巨大プ
ロジェクト

9/30/2015
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73
おしながき
1. 青谷正妥(あおたにまさやす)について
2. 日本と世界:日本劣等
3. 大人の英語学習
4. 知識の二重螺旋
5. 語彙・表現・文法
6. InputとOutputの役割
9/30/2015
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Input


言語的知識の獲得:新しい単語使用・表現等
宣言的知識獲得を促進
Input処理の手続き的知識獲得
9/30/2015
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75
Output


言語的知識の深化:手続き的知識化を促進
Output処理の手続き的知識獲得
9/30/2015
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76
Outputの大切さ
Inputは意味に引っ張られた言語処理:文を
精査しない
 Outputには、文法的・構文的処理が肝要:詳
細に留意
 Outputは、より詳細志向
 時間的制約

9/30/2015
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77
Outputの大切さ
気付き:知識・技能のギャップ=問題認識
 確認:意味が通じることにより
 より深い脳活動:言語的記憶にも結び付く
 深い処理
 濃厚処理
 脳内の言語能力・言語的知識を精製し、結晶
化させる

9/30/2015
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78
Outputにより
言語の内在化:英語が自分の物になる
 言語を自ら操る:「言語とは何か」をより明確
につかむ
 自ら操る→他人の操り方が分かる

9/30/2015
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79
言語の内在化
宣言的知識は言語に特化してはいない脳の
一般機能にも頼る
 『内在化』とは、宣言的知識の支配をはなれ、
手続き的知識として言語システム内部に存在
する様になること:自動性の保証
 言語システムは他の機能から隔離され、堅牢
さ故に、非言語的要因の影響を受けない
 非言語的活動との並列処理が可能

9/30/2015
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80
「英語で考える」への第一歩
英語を喋れるから英語で考えられる
 英語で考えられるから英語が喋れるのでは
ない
 最初は「脳内の日本語」の内容を英語で言う

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
81
Speaking

その言語を真に自分の物にする事
9/30/2015
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82
GOD
Good Overall
Design
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
83
おしながき
7. 流暢さの四要素とTransfer
Appropriate Processing
8. DEARと拡張DEAR(言い直しも)
9. 精と多の併用
10.fluencyとFLUENCY
11.話し言葉の優位性
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
84
流暢さの養成
(Fluency Development)
すでに知識としては身についているものを、すら
すらと使える様にする
 平たく言うと使い込む事によるスラスラ感の養成

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
85
流暢さ養成の四要素
確実で広範な宣言的知識(chunksも学ぶ)
 量をこなす(Time-on-Task)
 反復(Repetition)
 時間制限(Time Pressure)
 多く・速く・何度も (おはな)

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
86
Paul Nation
Fluency development activities are a very
useful bridge between knowing and using.
(Teaching ESL/EFL Listening and Speaking
p.163)
 Knowing = 宣言的知識
 Using = 手続き的知識
 の間のブリッジ

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
87
Transfer Appropriate Processing
転移適切性処理
記憶の質はretrieval(取出し)との関連で評価
記憶の価値の大きな部分は、取出し易さ
記憶される事物・概念とともに、それに遭遇した
・学んだ時の状況も同時に記録
獲得・格納時の環境・状況と、取出し時の環境
・状況とのマッチングが記憶の運用に関係
獲得モードと取り出しモードの間の整合性
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
88
転移適切性処理

Transfer Appropriate Processing
記憶の価値の大きな部分は、取出し易さとそ
の質
 記憶が作られた時の状況も格納される
 実際に使う状況で記憶を作る

– 例:和文英訳より課題作文
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
89
究極の流暢さ=自動性
意識的努力無し
止められない
負荷が無い
並列処理が可能
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
90
おしながき
7. 流暢さの四要素とTransfer Appropriate
Processing
8. DEARと拡張DEAR(弱点ノート)
9. 精と多の併用
10.fluencyとFLUENCY
11.話し言葉の優位性
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
91
DEAR

Database of Errors and Ambiguous
Representations
よく間違う事柄や確信が持てない事柄の記憶
痕跡を強くしておく
 間違いだと分かっているのに間違えるもの
>> 手続き的知識
 確信が持てないもの >> 宣言的知識
 あいまいな知識だとの認識が大切

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
92
DEAR
Database of Errors and Ambiguous
Representations
 Errors:普段から意識しておくべき自分が犯し
易い間違い
 Ambiguous Representations:確信が持てない
単語・表現・文法事項・構文・発音等
 DEARのサイズの縮小 >> 英語力向上
 DEARのサイズの拡大 >> Fossilization防止

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
93
拡張DEAR

ふだんから言いたいが英語ではうまく表現で
きないことを、どういう状況で何を言いたいの
かという環境情報も含めて強く意識しておく
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
94
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
95
おしながき
7. 流暢さの四要素とTransfer Appropriate
Processing
8. DEARと拡張DEAR(弱点ノート)
9. 精と多の併用
10.fluencyとFLUENCY
11.話し言葉の優位性
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
96
精と多の併用
精読・多読が一例:Intensive vs. Extensive
 多はDEARの拡張活動がメイン
 精はDEARの縮小がメイン

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
97
おしながき
7. 流暢さの四要素とTransfer Appropriate
Processing
8. DEARと拡張DEAR(弱点ノート)
9. 精と多の併用
10.fluencyとFLUENCY
11.話し言葉の優位性
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
98
最大の問題
 手続き的知識(=技能)が弱いと
 宣言的知識に頼り
 処理速度も「英語らしさ」も低下
 流暢ではない
 Automaticityが無い(自動化されて
いない)
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
99
2種類の流暢さ
fluency:現有戦力の流暢な最大活用
 FLUENCY=Proficiency:ネイティブレベルの
流暢さ(スピードだけではない)
 共通点

–
–
–
–
速い
止められない
努力不要
無意識的
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
100
fluency確保の大切さ
現有戦力の宣言的知識に見合ったfluencyを
常に獲得し
 宣言的知識と手続き的知識のバランスをは
かりながらFLUENCYに近づいていく
 もっぱら宣言的知識のみを優先的・排他的に
獲得させる日本の典型的な英語教育は非常
に非効率的である

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
101
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
102
おしながき
7. 流暢さの四要素とTransfer Appropriate
Processing
8. DEARと拡張DEAR(弱点ノート)
9. 精と多の併用
10.fluencyとFLUENCY
11.話し言葉の優位性
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
103
言語の起源と進化
10万年前ネアンデルタールは新生児の口・喉
 ジェスチャーから言語が始まった
 しかし、狩猟等の作業に手を使いたい
 現在のような言語の進化は5万年前に「話す・
聞く」活動から始まった
 言語のルーツは言うまでもなく「話す・聞く」
 聞けて喋れる人が読み書きを習うのがネイ
ティブの言語能力(国語力)養成

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
104
話す・聞くが主導 1








世界には文字の無い言語の方が圧倒的に多い
7,000近くの言語
文字が有るのは750言語
6200言語には文字が無い
人類の96%が4%の言語を話す
言語の96%は人類の4%が話す
毎月2言語、21世紀に1,000から2,000語が消滅
英語・中国語・スペイン語・アラビア語・マレー語・ヒ
ンディー語・フランス語・ドイツ語・ロシア語・日本語
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
105
話す・聞くが主導 2





どのヒトの集団にも話し言葉:書き言葉との相違
話し言葉の歴史(5万年前):書き言葉(数千年)
成長過程で、話し言葉の習得が先:書き言葉は一
生習得しないこともある。
話し言葉は教えられなくても身につく:書き言葉は
学校等で習う(たいていは成功する話し言葉の完
全な習得:書き言葉の習得には失敗することがあ
る)
脳には話し言葉のみに特化した機能:書き言葉へ
の特化度は低く、他の機能と共有する部分も多い。
(青谷注)
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
106
話す・聞くが主導:まとめ
ほとんどの現代語は話す・聞くのみ
 読む・書くは言語という観点からは副次的
 話し言葉は生物進化の過程で自然に現れ
た:書き言葉は半ば人工的な創造物

書き言葉は話し言葉を下敷き
としてしか存在しない
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
107
Speaking
明らかに「書く」力を下支え
 「読む・聞く」力の横支え
 「書く・聞く・読む・考える」力を支える
 Listening/Readingは言語習得のインフラ
 Speakingは習熟する為のインフラ

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
108
おしながき
12.Levelt's Speech Model: version A
13.Conceptualizer(概念化)
14.Thinking for Speaking Filter (ThiS)
15.Formulator(文構成と発話準備)
16.15/45 Exercise
17.Free Translation
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
109
発話のモデル
a la Levelt
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
110
Modelについて
統計学者George E. P. Boxの有名な言葉に
“Essentially, all models are wrong, but some
are useful.”(基本的にはモデルは全部偽りだ
が、それでも役に立つ物もある。)
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
111
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
112
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
113
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
114
おしながき
12.Levelt's Speech Model: version A
13.Conceptualizer(概念化)
14.Thinking for Speaking Filter (ThiS)
15.Formulator(文構成と発話準備)
16.15/45 Exercise
17.Free Translation
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
115
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
116
Conceptualization
話者の概念・アイデア・意図の構築
 *言語以前*の段階

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
117
おしながき
12.Levelt's Speech Model: version A
13.Conceptualizer(概念化)
14.Thinking for Speaking Filter (ThiS)
15.Formulator(文構成と発話準備)
16.15/45 Exercise
17.Free Translation
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
118
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
119
Thinking for Speaking Filter (ThiS)
概念・思考の内、言葉に表せる部分をその形
で抽出する。
 自分の英語力の範囲で表せる工夫をする。
 一単語を数単語やセンテンスで説明的に表
す。
 一文の内容を、数文で表す。
 妥協策としての意訳・略訳・ズレ訳。

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
120
おしながき
12.Levelt's Speech Model: version A
13.Conceptualizer(概念化)
14.Thinking for Speaking Filter (ThiS)
15.Formulator(文構成と発話準備)
16.15/45 Exercise
17.Free Translation
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
121
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
122
Formulation
その意図を言語で表すため、
 単語を選択して、
 発音を含む諸情報を取得し、
 活用形を検討し、
 語順・文法・構文の処理を行い、
 脳内にcovert speech(内的発話)を形成

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
123
Articulation
神経系統を正しく使って筋肉に指令を出し、
 overt speech(外的発話=普通の発話)を達成
する最終過程

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
124
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
125
Monitoring
上記三過程の産物が正確で適切かどうか監
視する機能
 問題が有れば、発話前なら再処理、発話後な
ら話者の判断で言い直し

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
126
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
127
Articulation
音読
 発音記号
 I think the he is very kind.

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
128
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
129
英語で考える?
Formulationを英語で行う事
 Formulationは第2段階なので、屁理屈を言う
なら、「最初から英語で考える」ことは絶対に
できない

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
130
思考と言語
豊かな思考と貧しい言語
 速い思考と遅い言語

9/30/2015
言語モード
毎分単語数
話す
125~200
読む
250~300
考える
400~無限
書く
30
TOEFL iBT -Speaking-
131
思考・概念
英語化
発話
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
132
思考・概念
遅い
速い
ネイティブの日本語化
× 現有戦力内の英語化
発話
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
133
思考・概念
遅い
速い
日本語
× 現有戦力内の英語化
発話
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
134
英語運用力のコアは
Thinking for
Speaking Filter
と
Formulator
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
135
「最初から英語で考える」
 のではなく、
 「脳内の日本語を和文英訳する」
 のでもなく、
 「脳内の日本語の内容を英語で表す」
 上流にある概念・思考・意図の意訳・略訳・概
訳・ズレ訳
 逐語訳ではない

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
136
Speaking訓練
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
15/45 Exercise
Free Translation
Picture Task
Oral Composition
Summary Task
Pair Work
Write to Speak
Recording
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
137
おしながき
12.Levelt's Speech Model: version A
13.Conceptualizer(概念化)
14.Thinking for Speaking Filter (ThiS)
15.Formulator(文構成と発話準備)
16.15/45 Exercise
17.Free Translation
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
138
15/45 Exercise
1.
2.
3.
4.
5.
6.
お題を見て15秒考え45秒しゃべる
短期記憶に留まるのがせいぜい数十秒
ネイティブスピーカーでも10秒くらいは準備
が必要
Pausesを避ける
DEARの活用:意識するが言い直さない
話すにつれ少しずつトークをorganizeする
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
139
15/45 Exercise
起承転結
 起承結:「承」で具体例も
 等々structureを考えてよいが、
 基本は流暢さ=どんどんしゃべろうとする
 Anchoring(結)は大切:弱いanchoringでも良
い、要約や転+結でも良い

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
140
15 Seconds
Conceptualizer (NOT Formulator)
主にConceptualizerを働かせて内容を考える
時間であって、Formulatorで作文を試みる時
間ではない。
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
141
具体例:お題
Think of an invention that changed the way you
live. Explain how and why it did so? Please
include specific details in your explanation.(あな
たの生活を変えた発明を一つ考え、どのように
また何故それが生活を変えたのか具体的詳細
を含めて説明してください。)
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
142
具体例:青谷↑
I think I should pick a computer. Ah, computers
were not available, like, you know, for the
general public, to the general public, when I was
a kid. And ah, the only option was, like, to write
things by hand or, if it’s a computation, to use a
calculator. But, ah, when I was a college student,
computers ... that’s when computers began to
become available, widely available.
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
143
具体例:青谷↑
And, that accelerated, ah, both computational
work as well as, like, document processing of
various kinds.
And ah, I benefited greatly from a computer
programs called LaTeX when I wrote my
dissertation.
And ah, right now I work through my keyboard.
Most of my work is done through my keyboard.
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
144
Crib Notes
com(puter), cal(culator), coll(ege), LaTeX
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
145
数をこなす
1題:15秒+45秒=1分
 一万題でも一万分=166時間40分
 一日3時間やれば2か月以内(55.6日)で終わ
る
http://aoitani.net/TOEFL_Speech/TOEFL_Sp
eaking.doc

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
146
Scaffolding
(1) 準備時間を30秒から90秒:より充実したメモ
(2) 最初に2,3分間話し、内容を変えず段階的に
短くする(たとえば、3分>2分>1分>45秒の順で)
(3) 日本語(母語)で45秒 > 英語で45秒
(4) 長いメモ取り > 日本語で45秒 > 英語で45秒
まず話の内容(Conceptualizer)を確立し、
Formulator の仕事である単語・表現・構文選
びを事前リハーサルで助ける
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
147
おしながき
12.Levelt's Speech Model: version A
13.Conceptualizer(概念化)
14.Thinking for Speaking Filter (ThiS)
15.Formulator(文構成と発話準備)
16.15/45 Exercise
17.Free Translation
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
148
Free Translation
日本語6文で表された内容を60秒から90秒の
英語で言う(Free Oral Translation=口頭意訳)
 「書かれている日本語を見て、言葉そのもの
を英語におきかえるのではなく、その日本語
の*意味*を現有戦力の英語で言う」
 意訳・略訳・概訳・ズレ訳を恐れない
 Conceptualizationの部分の負担を軽減
 Formulatorの集中訓練

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
149
Free Translation
日本語 → (日本語の表す)概念 →→ 概念の
英語にできる形・部分 →→→ 英語
概念はConceptualizerが産出する物と同じで
言語から独立したオブジェクト
→→はThinking-for-Speaking Filter、
→→→はFormulatorの仕事
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
150
思考・概念
遅い
速い
日本語
× 現有戦力内の英語化
発話
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
151
Free Translation
【事実羅列型】
朝目を覚ますと7時半だった。
普段より30分遅い。
駅へ走って行った。
電車に飛び乗った。
授業が始まる2分前に教室に滑り込んだ。
汗だくは俺だけだ。
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
152
Free Translation
【意見・思考型】
警官が飲酒運転でつかまった。
–
–
–
–
当然だが、精神の病ででもないかぎり、故意である。
そういう人間にどんな罰が適当か、よく議論になる。
警察官なので、より重い罪だとの意見。
警察官であろうとなかろうと、故意なのでより思い罰則
が必要との意見。
– 一般人が裁判に参加すると、罪の重さに対する認識も
罰則も変るだろうか。
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
153
Free Translation
A police officer was arrested for drinking for
for drunk driving. Ah... Needless to say, unless
that person was mentally ill, it was intentional.
He did it on purpose knowing... He did it
knowingly. Ah... what kind of a punishment is
appropriate for a person like that ah is discussed
very often, and ah... Some people think, you
know, for police officers the punishment, it it is
a heavier crime.
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
154
Free Translation
If lay people, ah, join the judgment process, the
process of judgment, would the punishment
change? (言い直し)If lay people are also
included in the trial, would the judgment
regarding the seriousness of the crime and the
appropriate punishment be different?
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
155
おしながき
18.Picture Task
19.Oral Composition
20.Summary Task
21.Pair Work
22.Write to Speak
23.Recording
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
156
Picture Task
Inputがvisual (Transfer Appropriate
Processing)
 日常生活ではreal-timeで見ている目の前の
物・出来事について話したり、頭の中にある
conceptはむしろ絵・イメージであったりするの
も当たり前
 Conceptualizerをサポート
 http://www.eslflashcards.com/ は一例

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
157
Bounded Above
Bounded Below
||
Conceptualizer
のトレーニング
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
158
おしながき
18.Picture Task
19.Oral Composition
20.Summary Task
21.Pair Work
22.Write to Speak
23.Recording
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
159
Oral Composition
ロングトーク(2から3分):言語的スタミナ(しっ
かりと準備してよい)
 ミニトーク(45から60秒):瞬発力(準備15秒)
 与えられたお題について口頭作文
 TOEFL Writing Topics
 GRE Analytic Writing
 Conceptualizerのサポートも無い

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
160
Oral Composition: TOEFL
Describe one good reason to attend
college and explain why it is a
good reason. Be as specific as
possible. You can limit your
discussion to your field of
specialization if you wish.
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
161
Oral Composition: GRE
以下に関する自己の見解を述べよ。
"Some educational systems emphasize the
development of students' capacity for reasoning
and logical thinking, but students would benefit
more from an education that also taught them to
explore their own emotions.“
http://www.ets.org/gre/revised_general/prepare/a
nalytical_writing/issue/pool
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
162
Oral Composition
(1) 長い沈黙を避ける。 (fluency/FLUENCY)
(2) 間違いに気づく努力をし、発音・冠詞・前置詞など、簡単
な物であればその場で言い直す。(Monitor、DEAR)
(3) 複雑な間違いや直せぬ間違いなら、間違いであるという
事実を心に留める。(Monitor装置、弱点の前景化=DEAR)
(4) 知識があやふやなら、そう意識しながら思いついた文型
や表現を使う。(Monitor、DEAR、Fossilization防止)
(5) 終わりの方ではだんだんと流れがよくなり、最後は
punchlineでまとめられるよう努力をする。
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
163
おしながき
18.Picture Task
19.Oral Composition
20.Summary Task
21.Pair Work
22.Write to Speak
23.Recording
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
164
Summary Tasks
インプット処理(Listening/Reading)とSpeaking
を合わせたintegrative(統合的)な練習
 ネイティブの英語力

− 凝縮力(要点を述べる力)
− 拡張力(要点からfull storyを作る力)
− 創作力(新規な表現を作る力)

拡張力は15/45に入っていた。
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
165
Summary Tasks
最低1分聞いて、45秒で口頭要約する。(1分
以上ならメモ取り・線引き可)
 ところで、創作力の例(日本語)

さびしさは鳴る。耳が痛くなるほど高く澄んだ鈴
の音で鳴り響いて、胸を締めつけるから、せ
めて周りには聞こえないように、私はプリント
を指で千切る。 「蹴りたい背中」冒頭
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
166
Summary Tasks
長い話が何についてであったかというような理
解は、言語としてよりはむしろ概念(concept)と
して頭脳に格納されています。よってSummary
TaskはConceptualizerを含むSpeaking のすべて
のツールを動員します。
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
167
おしながき
18.Picture Task
19.Oral Composition
20.Summary Task
21.Pair Work
22.Write to Speak
23.Recording
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
168
Pair Work
Pair Discussion(聞き手を投入)
 One-Way Presentation Task(聞き手、Monitor)
 どうしても独り言的な練習では、説明が雑になっ
たり、内容が不足したりしがち
 自分では言いたいことが十分分かっているため
で、仕方がない
 聞き手は外部Monitorとなる(here-and-now
feedback)、楽しさもある

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
169
おしながき
18.Picture Task
19.Oral Composition
20.Summary Task
21.Pair Work
22.Write to Speak
23.Recording
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
170
Write to Speak
Writing to Speaking (Writing followed by
Speaking)
 Right to Speak: “Everyone has the right to
speak at the general meeting.”
 Writingを先ずやって、Formulatorを助ける
 IdeaのseedingでConceptualizerも助ける
 Summary Taskとして行うこともできる
 非常に発話力の弱い人のサポートにもなる

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
171
おしながき
18.Picture Task
19.Oral Composition
20.Summary Task
21.Pair Work
22.Write to Speak
23.Recording
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
172
Recording
LeveltモデルのMonitoringはreal-timeの並列処理
で、完全なMonitoringはノンネイティブには不可能
 自分のSpeechをRecordingし、聴解のように自らの
発話を検証:一人時間差のPair Work(One-Way
Presentation Task)
 DEARに載せるべきエントリーの発見
 Oral Outputの微に入り細を穿った品質管理の唯一
の方法

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
173
Speaking訓練
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
15/45 Exercise
Free Translation
Picture Task
Oral Composition
Summary Task
Pair Work
Write to Speak
Recording
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
174
危機感
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
175
TOEFLすら難しい
TOEIC
990点↑=
TOEFL iBT 110点未満
英語検定1級↑=
TOEFL iBT 105点未満
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
176
全体像
セクション
問題・設問数
時間
Reading
3-5文(各文に12-14の設問)
60から100分
Listening
4-6講義(各講義に6つの設問)
2-3会話(各会話に5つの設問)
60から90分
休憩
10分
Speaking
Speakingのみが2問
ReadingやListeningとの統合問題が
4問
20分
Writing
統合問題が1問
意見等のWritingが1問
20分
30分
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
177
Speaking
独立問題 (1)自分の経験や一般的な事柄に付いて話す。
(2)行動・状況・意見につき、二者択一で選択理由
を述べる。
準備時間:15秒
解答時間:45秒
統合問題 読
聞
話
(3)大学生活:文を読み、会話を
準備時間:30秒
聞き、要約・関連付け・理由説明 解答時間:60秒
をする。
(4)講義:文を読み、講義の一部
を聴き、両者の要点をまとめる。
聞
話
(5)大学生活:問題と二つの解決
準備時間:20秒
策の会話を聞き、内容をまとめ、 解答時間:60秒
解決法につき自分の意見を述べる。
(6)講義:問題点や用語・概念の
解説を聞き、主要点をまとめる。
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
178
文系京大生がふくれっつら
「小学校の教科書ですか?」
 実は、
 TOEFL iBTの問題(生物系)の日本語訳

9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
179
日本人ができない最大の理由

学習・訓練・努力が足りない!
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
180
Extemporaneous

トピックを下さい。
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
181
間違いから学ぶ

日本人の作文の間違いから学ぶ
–


http://aoitani.net/Essay_Corrections.html
ネイティブや上級者に精話(全ての間違い
をチェック)をやって貰う
『納得尽く』が大人の学習のアドバンテージ
の一つ
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
182
数値目標の目安
Listening – 150 words per minute (WPM)
 Speaking – 先ずは、 100 WPM(TOEFLには
少し遅い。)
 Reading(簡単な内容の物)

– Reading Aloud: 150 WPM(news reporters)
– Silent Reading: up to 250 WPM(nativeレベル)

Writing(TOEFLタイプ)
– 150 to 225 words in 20 minutes, 300 words in 30
minutes >>>> 100 words per 10 minutes
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
183
Listening
毎分150語(150 WPM)
Speaking
毎分100語以上(> 100 WPM)
Reading Aloud 毎分150語(150 WPM)
Silent 毎分250語も可能(250 WPM)
Writing
9/30/2015
10分間で100語(100 WP10M)
TOEFL iBT -Speaking-
184
ネイティブスピーカーの場合
言語モード
毎分単語数
話す
125~200
読む
書く
250~300
30
聞く
125~200
考える
400~無限
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TOEFL iBT -Speaking-
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母語話者と日本人
母語話者:小学校入学までに17,000時間以
上の英語に触れる
 日本人:中高で3,000時間の英語に触れる

『中・高6年間もやったのに英語が出来ない』
のではなく、『6年間しかやらなかったから英
語が出来ない』
 因みに数学等も同じ。

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TOEFL iBT -Speaking-
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五歳児になるため
の訓練を
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TOEFL iBT -Speaking-
187
五歳児になる最良の方法
五歳児はどのようにして五歳児になるのか?
 それと同じ事をやれば良い

五歳児は五年掛って
五歳児になる
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
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本来はサイエンスの人間だが、
最近は英語学習のアドバイスを
求められる事の方が多い。
しかし、
本当に面倒臭い。
面倒過ぎる!
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
189
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TOEFL iBT -Speaking-
190
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TOEFL iBT -Speaking-
191
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
192
印税は0%
原稿買い上げではない
勿論自費出版でもない
教えを広めるための本
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TOEFL iBT -Speaking-
193
まは
も 学
ま
な
び
な
な
び 学
て
び
お
な び
も
て
学
り 足も
び
け ら
て
り ぬ
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
194
渾身の努力が実を結ばない時
人はどうするか
 人は
 努力を続けます

 努力を続けて下さい
努力を続け続けて下さい
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
195
個人情報
青谷正妥(あおたに
まさやす)♂
プロモーションビデオ
http://aoitani.net/Go_on
_AOTANI.wmv
〒
606-8501
京都市左京区吉田本町
京都大学国際交流センター
[email protected]
http://aoitani.net/
Phone 075-753-2568
2015/9/30
Graduate Study in the US
196
応用統計学・現代物理学
http://aoitani.net/Applied_Statistics.pdf
 http://aoitani.net/Modern_Physics_2013.pdf

2015/9/30
名古屋学院大学 02/15/2013
197
アメリカ大学院留学説明会
【時】 2013年9月13日(金) 16時30分~18時00分
【所】〒108-6027
東京都港区港南2-15-1品川インターシティA棟27階
京都大学東京オフィス(JR品川駅筋向い)
【講師】 青谷正妥(あおたにまさやす:京都大学国
際交流センター)
9/30/2015
TOEFL iBT -Speaking-
198