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『IEEE広島支部学生シンポジウム(HISS)について』
~IEEE広島支部学生シンポジウムの成功に向けて~
Go far in IEEE Hiroshima Student Symposium 2013
堀田 昌志(Masashi HOTTA)
Past Chair, IEEE Hiroshima Section
Graduate School of Science & Engineering
Yamaguchi University
0
June 1st, 2013
IEEE広島支部学生シンポジウム
1
HISS (IEEE HIroshima Student Symposium)
学生が主体となって企画・運営を行う「学生の、学生による、社会のための」イベント
シンポジウム企画・運営
・・・ 学生主体
 学生が見たい!聞いたい!体験したい! = 自発的な思考・行動力
→ ☆ 社会への発信
☆ 自己主張の具現化
テクニカルプレゼンテーション・・・対話形式
 不特定多数の来訪者の質問に対応 = 柔軟性・深い理解力
 質問の趣旨に沿って的確な説明 = 人に説明し理解してもらう能力
→ ☆ 自由で活発な議論喚起
☆ 有益なアドバイスを引き出す
☆ 自分の研究の意義を再確認
☆ 人前での明確な自己表現
June 1st, 2013
与えられたモノをこなす → 自分達で創り出す!
自分たちで考える!
理
何をやっても良いのか? 由
と
責
任
過去の組織
!
企画・運営
実行委員
総務委員会
財務委員会
ア
ド
バ
イ
ス
触様
れ々
るな
。意
見
に
2
支部理事/役員
指導教員
+
実行委員会
仲間との議論!
協力は力!
組織
過去にとらわれる必要は全くない!
それぞれの組織が,全体の実行委員で
決めたテーマ・目標に向かって進むには・・・
広報委員会
論文委員会
企画講演委員会
• どういう役割分担にするのか?
• どの様な事を解決しなければならないのか?
• 責任の所在を明確にし,目的に着実に近づくには?
どの様なグループが必要なのか?
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HISS実行委員会組織図(例)
実行委員長
副委員長
兼
財務担当
執行会議
副委員長
総務委員長
企画委員長
論文TP委員長
広報委員長
副総務委員長
副企画委員長
副論文TP委員長
副広報委員長
総務委員
企画委員
論文TP委員
広報委員
論文TP委員
広報委員
どちらか一名
が代表となる。
総務委員
企画委員
事務手続き等
一般
HISSでの企画立案
や出演・物品交渉
論 文 募 集 (Call for
Paper)や査読者・審査
委員の手配論文集の編
集・出版
例えば,
・・・ 在開催地
・・・ 開催地外
HISSの広報活動(ポス
タ,情宣),当日の会場
案内板の準備
当日は,全委員が手分けして会場設営や会場運営係
June 1st, 2013
1999 IEEE Hiroshima Section 設立
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2000年 HISS (Hiroshima Student Symposium) 開幕
~ 学生の,学生による,社会のためのシンポジウム ~
第
1
回
~
第
3
回
「
学
生
の
挑
戦
」
第1回 「学生の挑戦」
日時:2000年1月18日(火),19日(水)
@広島県立総合体育館
基調講演(1件),パネルディスカッション(2件),企業展示
● テクニカルプレゼンテーション 85件
第2回 「学生の挑戦」
日時:2001年1月13日(土),14日(日)
@広島市立基町高等学校
基調講演(2件),パネルディスカッション(2件)
● テクニカルプレゼンテーション 91件
第3回 「学生の挑戦」
日時:2001年12月14日(土),15日(日)
@中国電力(広島)
基調講演(2件),パネルディスカッション(2件)
● テクニカルプレゼンテーション 102件
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5
第
4
回
~
第
6
回
「
社
会
へ
の
架
け
橋
」
第4回 「社会への架け橋」
日時:2002年12月5日(木), 6日(金)
@山口県スポーツ文化センター
基調講演(1件),パネルディスカッション(1件),
研究室展示(14研究室)
● テクニカルプレゼンテーション 104件
第5回 「社会への架け橋」
日時:2003年12月13日(土),14日(日)
@広島大学付属中高等学校
基調講演(1件),パネルディスカッション(1件),
企業展示(3件),研究室展示(21研究室)
● テクニカルプレゼンテーション:114件
第6回 「社会への架け橋」
日時:2004年12月4日(土),5日(日)
@テクノアーク島根
基調講演(1件),パネルディスカッション(1件),
高校生体験講座,研究室展示(14研究室)
● テクニカルプレゼンテーション:145件
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6
第
7
回
~
第
9
回
「
次
世
代
へ
の
種
蒔
き
」
第7回 「次世代への種蒔き」
日時:2005年11月26日(土),27日(日)
@岡山大学
基調講演(1件),パネルディスカッション(1件),
研究室展示(14研究室),高校生体験講座
● テクニカルプレゼンテーション:152件
第8回 「次世代への種蒔き」
日時:2006年11月25日(土),26日(日)
@広島市立大学
基調講演(1件),パネルディスカッション(1件),
研究室展示(16研究室),高校生体験講座
● テクニカルプレゼンテーション:107件
第9回 「次世代への種蒔き」
日時:2007年11月24日(土),25日(日)
@鳥取大学
基調講演(1件),パネルディスカッション(1件),
企業展示:5件,高校生体験講座
● テクニカルプレゼンテーション:108件
June 1st, 2013
第
10
回
~
第
12
回
「
未
来
へ
の
飛
翔
」
第10回 「未来への飛翔」
日時:2008年11月21日(金),22日(土), 23日(日)
@広島市立大学・広島産業会館西展示館
基調講演(2件),パネルディスカッション(3件),企業展示(5社),
研究室紹介(10研究室)
● 第10回記念論文表彰および特別プレゼンテーション 5件
● テクニカルプレゼンテーション 106件
7
第11回 「未来への飛翔」
日時:2009年11月25日(土),26日(日)
@山口大学常盤キャンパス
基調講演(1件),パネルディスカッション(1件),知的財産企画講演,
研究室展示(16研究室),企業展示(6社), 学生交流会
● テクニカルプレゼンテーション:172件
第12回 「未来への飛翔」
日時:2010年11月6日(土),7日(日)
@島根大学松江キャンパス
基調・特別講演(2件),研究室紹介,企業展示,
中高生向け体験講座,学生交流会
● テクニカルプレゼンテーション:175件
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8
第
13
回
~
第
14
回
「
未
来
の
萌
芽
」
第13回 「未来への萌芽」
日時:2011年11月12日(土), 13日(日)
@広島大学東広島キャンパス
基調講演(2件),パネルディスカッション(3件),企業展示(5社),
研究室紹介(10研究室)
● テクニカルプレゼンテーション 143件
第14回 「未来への萌芽」
日時:2012年11月17日(土),18日(日)
@岡山県立大学
基調講演(2件;1件は特別講演会),中高生向け体験講座,
学生交流会,研究室展示(7研究室),企業展示(1社),
● テクニカルプレゼンテーション:187件
第15回 「?」
日時:2013年11月?日(土),?日(日)
@鳥取大学
???????
● テクニカルプレゼンテーション:???件
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例えば・・・
• どんな人達を → 大学生,大学院生,高専生,高校生,中学生?
• どんなコンテンツを → 理系学問の楽しさや大事さを実感できる
• どの様に工夫するか → 高校生の発表セッションを作る など
187
172
145
114
104
102
85
175
?
152
143
107
108
106
91
0
図1 過去のHISSにおけるテクニカルプレゼンテーション数の推移
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仕事をやり遂げる →
● 発想力 ● 行動力
● 忍耐力 ● 連帯感
● 責任感
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誰のためでもない,自分のために!
みんなで協力してやるんだ!
「くれない族」にならない! →
「 ○○さんが~してくれないから・・・」
自分から提案し,みんなの意見を聞いてみましょう!
↓
この経験は,きっと皆さんの将来に役立ちますよ!
[お約束]: 12月中旬には会計・実施報告書を支部へ提出
↑ 複数人でダブルチェックが望ましい。
[社会のマナー]:申請書やお礼状などは遅れず丁寧に!
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まずやる事!(例)
 実行委員会の構成・・・ ■ 委員長・責任者を決める。
■ 出席していない人も含めた
組織案の提示→メール等で
全員に周知→確定
 開催日時の決定・・・ ■ CFPの早期作成
 メインテーマの決定
 各委員会でこれからやる事のスケジュールを立てる。
 新企画の相談
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過去のパネルディスカッションテーマ
第1回: 「次世代移動通信への期待」,
「学生によるベンチャー起業」
第2回: 「人や自然の奥深さに学ぼう」,
「ITが創造する新しい社会」
第3回: 「研究と発明」,「情報通信の未来」
第4回: 「携帯電話の電磁波の人体への影響」
第5回: 「ネットワーク社会で守るべきもの」
第6回: 「動き出す国立大学~未来への展望」
第7回: 「列車事故にみる安全対策と工学倫理」
第8回: 「携帯電話の普及と進化による落とし穴」
第9回: 「情報化社会における著作権のあり方」
第10回:「未来の自動車の姿」
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13
第11回:「次世代クリーンエネルギーの将来性と展望」
第13回:「ネットワークセキュリティの展望」
・
・
・
9/30/2015
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[参考資料1]公開討論会議事録
@第10回HISS
1.HISSに望むこと(改善点etc)
・ 実行する立場から
・ (今後)参加する立場から
2.今後,HISSがどの様になって欲しいか?
(新展開・将来展望etc)
・ 学生の立場から
・ 参加する立場から
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June 1stst, 2013
June 1 , 2013
【元実行委員長として】
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湊 氏
(苦 労) 学会運営の経験不足,学生だけでは信頼されない,委員間でのモチベーションの違い
(獲た事) 人をまとめる難しさ,社会人としての応対マナー,企業人と学生の考え方の違い
神成氏
(苦 労) 一から始める事の難しさ(組織,大きな会場,資金[予算と費用削減],広報[工夫])
・・・ 誰に聞いて欲しいのか?入場者数は広報次第?
・・・ 困難点も努力とアイデアで克服
(獲た事) メンバの協力
(提 言) プレゼンテーションでの意見交換内容のフィードバック(発表者,参加者主体! )
知名度を上げる(国内・海外も含めて)
【元支部長として】
粟井氏
~ キャリヤ開発(職業を通じた自己実現)とHISS ~
・・・ 教員の関与を低く。単に勉強だけでは養成できないものがある。
卒業後どうなりたいか? (理系)専門性,(文系)人間性←必要では?
内的コンピテンシー(学校で育成可) 外的コンピテンシー(学外・社会でなければ!)
HISSで何を獲るべきなのか?
外的なコンピテンシー育成 ・・・ 学外研修・HISS・企画運営
委員以外も育成(研究室展示コンペ),Student Branchとしての活動,小中高の理科科目支援
角南氏
~エレクトロニクスの可能性~
技術革新の変遷
研究する事の意義,コミュニケーション能力育成
今後の皆さんの活力に(スコープとして)
・・・ エレクトロニクスは広い!!力を養う!
st
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[参考資料2]
The 1st HISS @Hiroshima
Special Lecture; 1, Panel Discussion; 2, Technical
The 2nd HISS @Hiroshima
Special Lecture; 2, Panel Discussion; 2, Technical
The 3rd HISS @Hiroshima
Special Lecture; 2, Panel Discussion; 2, Technical
The 4th HISS @ Yamaguchi
Special Lecture; 1, Panel Discussion; 1, Technical
The 5th HISS @ Hiroshima
Special Lecture; 1, Panel Discussion; 1, Technical
The 6th HISS @ Shimane
Special Lecture; 1, Panel Discussion; 1, Technical
The 7th HISS @ Okayama
Special Lecture; 1, Panel Discussion; 1, Technical
The 8th HISS @ Hiroshima
Special Lecture; 1, Panel Discussion; 1, Technical
The 9th HISS @ Tottori
Special Lecture; 1, Panel Discussion; 1, Technical
The 10th Anniversary HISS @ Hiroshima
Special Lecture; 2, Panel Discussion; 3, Technical
June 1st, 2013
Presentations; 85
Presentations; 91
Presentations; 102
Presentations; 104
Presentations; 114
Presentations; 145
Presentations; 152
Presentations; 107
Presentations; 108
Presentations; 11
References -History of HISSThe 11th HISS @ Yamaguchi
Special Lecture; 1, Panel Discussion; 1, Technical Presentations; 172
The 12th HISS @ Shimane
Special Lecture; 2, Technical Presentations; 175
The 13th HISS @ Hiroshima
Special Lecture; 1, Panel Discussion; 1, Technical Presentations; 143
The 14th HISS @ Okayama
Special Lecture; 2, Learning Seminar by experience; 1,
Technical Presentations; 187
On the 14th HISS:
56 Student Steering committee members
June 1st, 2013
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