情報リテラシー (1)

Sophia University
Information Literacy
プレゼンテーション PowerPoint
上智大学
情報科学教育研究センタ-
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Information Literacy
この授業を理解すると‥
• プレゼンテーション資料の作成が簡単に、
効率よくできるようになります
– PowerPoint を利用
• 資料の作成だけでなく、推敲の仕方もわか
ります
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プレゼンテーションとは
• 大人数の前で発表
– 研究:学会 大会・研究会
– 営業:製品やサービスの紹介、提案
– 経営:事業計画の説明、発表
• 背後のスクリーンに字や図表を投影
– OHP (Over Head Projector) + OHPフィルム
– 液晶プロジェクタ + PC + PowerPoint
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プレゼン資料作成の支援
• 投影するスライドを効率よく作成
– スライドのテンプレートを提供
– あとはワープロ感覚で文字や図表を流し込む
• 一覧表示やスライドショーで推敲も簡単
• ハンドアウトも簡単に印刷できる
– ハンドアウト:聴衆に手渡すスライドのコピー
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PowerPoint の起動と終了
• 起動
– 「スタート」-「プログラム」-
「アプリケーション」-「Microsoft PowerPoint」
• 終了
– 左上「ファイル」-「終了」
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はじめて使うには (1)
• 箇条書きの追加、操作
– 点線で囲まれた部分をクリック
→ワープロ風に記入
– 行末でリターン打鍵すると、新規行追加
– 操作したい行の行頭にカーソルを移動
→ TAB, shift-TAB 打鍵で段付けを変更
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はじめて使うには (2)
• 背景などの選択
– 「よく使う機能」-「デザインテンプレートの適
用」
• スライドレイアウトの変更
– 「よく使う機能」-「スライドのレイアウト」
• ページの操作
– 追加:「挿入」-「新しいスライド」:形式を選択
– 削除:「編集」-「スライドの削除」
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表示モードのいろいろ
• 標準表示
– アウトライン、スライド、ノートを一括表示
•
•
•
•
アウトライン表示
スライド表示
スライド一覧表示
スライドショー
→個別に説明
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標準表示モード
• スライドの文字や図を編集する
• スライドテンプレートや背景を選ぶ
– 「デザインテンプレートの適用」
• スライドのレイアウト選択
– 「書式」-「スライドのレイアウト」
• スライド番号を入れる
– 「表示」-「ヘッダとフッタ」、スライド番号をクリック
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アウトライン表示モード
• 全体の構成を練る
• 行頭のTAB, shift-TAB で段付けを変更
• マウスで項目を drag & drop
→項目の順番を入れ替える
• 図入りスライドを判別できる
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スライド一覧表示モード
• スライドの順番を推敲・修正する
– drag & drop でスライドの入れ替え
• スライドショーの表示効果を設定
– アニメーションの設定
「スライドショー」-「規定のアニメーション」他
– 非表示スライドの設定
「スライドショー」-「非表示スライドに設定」
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スライドショーモード
• 画面全体にプレゼンテーションを表示する
• マウスのペンで書き込みなどできる
• 自動ページめくり機能あり
→自動プレゼンテーション可能
• 液晶プロジェクタをPCに接続して、プレゼ
ンテーション本番に使用
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印刷形式(1)
• 「ファイル」-「印刷」を選択→「印刷対象」
– スライド、配布資料、ノート、アウトライン表示
• スライドの印刷
– 各々のスライドをA4 横長にプリント
– OHPシートにコピー → OHP発表に使用
• 配布資料の印刷
–
–
–
–
聴衆用ハンドアウトを作成
2・3・4・6・9 スライド/ページ が選択可能
細かいスライド → 2スライド
教材で書き込みスペース必要 → 3スライド
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印刷形式(2)
• ノート印刷
– A4縦、上半分がスライド、下半分がノート
– 発表者用控え
• アウトライン印刷
– 推敲用
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プレゼンテーションとスライド
• プレゼンテーション:言葉とスライドによる
発表、説明、説得
• スライドで全ての説明を尽くす必要はない
• 聴衆がスライドを見るのに夢中で、耳が
お留守にならないように注意
– 読む字数を減らす
– 図表やグラフで直感的な理解を助ける
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良いスライドとは(1)
• 文単位で改行
• 文を階層化してある
– 関連がある複数の行は階層を落とす
– 上の階層に、要約をつける
• 体言止めなど、読む字数を減らしてある
• ある程度大きなフォントを使用
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良いスライドとは(2)
• 1スライドに7行以下が理想、最大10行
– テレビ ニュースの画面を参照
– テレビでは5~7行程度
– あまり細かい図も、理解しづらく不可
• 数字はグラフにして直感的に理解させる
– 傾向や対比が重要
– キーとなる数字は大きく表示する
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例
このページは悪いプレゼンテーションの例を示しています。文章につい
て言いますと、まずこのように複数の文を改行なしにつなぐと、意味
のまとまりが視覚的に捉えにくくなります。また、文章として書くとどう
しても文字数が多くなり、聴衆に負担をかけてしまいます。さらに、小
さいフォントを使っているため、ますます読みにくさが増しています。
最後にスライドのタイトルの重要性について述べます。このスライド
のタイトルが「例」となっていますが、良い例なのか悪い例なのか、タ
イトルだけからは判断できません。できれば、タイトルを一読すれば
内容の概略を理解できるような、そこまでいかずとも言いたいことの
ベクトルを示唆するタイトルをつけたいものです。
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文章をプレゼンに直すには
•
•
•
•
•
行単位に改行
「です」「ます」句点を省略
「xxはyyです」→「xx:yy」
「xxなのでyyです」 →「xx→yy」
意味のまとまりを階層化
– 箇条書きを上下左右に整列
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まとめ
• PowerPointによるプレゼンテーション資料
の作成
– 用途別に多様な表示モードを用意
– 資料の作成・推敲・使用を支援
• 見やすいプレゼンテーションの条件
– 読む字数を減らす。説明で補足する
– 行数、文体、区切りを工夫
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