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タイミングカーブ
とDAQテスト
実験Ⅲ素粒子テーマ3回目
素粒子物理で使う単位系について
タイミングカーブの測定
Coincidenceカーブ
Vetoカーブ
DAQテスト

1
授業スライドについて


以下のページに随時アップロードするので、参考
にしてください。
http://hep-www.px.tsukuba.ac.jp/~doraemon/jugyou/exp3_2013/exp3.html
2
素粒子で使う単位系

3
素粒子で使う単位系

4

5
自然単位系

6
自然単位系の量をMKSに変換する

7
自然単位系の量をMKSに変換する

8
自然単位系の量をMKSに変換する

9
セットアップ
μ
μ粒子が
S1とS2を
通過した
事象
Variable Vth=-50mV
delay Width 15ns
S1
T1
15ns
T2
S2
ストッパー
40ns
T3
S3
Veto入力
e


μ粒子が
ストッパー
で止まっ
た事象
前回設定したHV,DiscriminatorのVthを使う.
Discriminatorの出力パルス幅は,それぞれ15ns, 15ns, 40ns
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ディスクリミネータの出力パルス幅


テキストには15nsと書いてあるが、これは下図
bのことではないので注意。
パルスが短すぎるとモジュールが正常に動かな
いこともある。
15 ns
a.
b.
15 ns
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Coincidence カーブ
S1とS2のタイミング


突き抜けμ粒子を使ってS1とS2のタイミングを合わせる
平らな部分の高さ


N(S2) ~ S2のNoise + MIP
N(S1*S2) ~ MIP
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VETO カーブ
S1,S2とS3のタイミング


宇宙線μ粒子を使ってS1,S2とS3のタイミングを合わせる
S1とS2のタイミング(T1-T2)はCoincidenceカーブで得た値を使う


T1を変更するときは,T2も同時に変更しT1-T2は不変に保つ
平らな部分の高さ


N(S1*S2) ~ 突き抜け+Stopped
N(S1*S2* NOT S3) ~ Stopped
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
今日作るCoincidenceカーブとVetoカーブは、そ
れぞれ印刷して保存しておく。
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DAQテスト


本実験では、パルス・カウンタでμ粒子の崩壊時間を測定する。
パルス・カウンタが正しく動作していることを確かめる。
PCに測定デー
タを取り込み

測定された時間データが、ディレイの設定値と一致しているか
どうか確かめる。
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