情報とは

情報とは ?
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何かを知ること,知らせること
その内容
形式
伝達手段
• 過去・現在・未来
• 全てのものが「情報」,「情報」が全てのもの
をあらしめている・・・かも知れない。
– 鈴木孝夫「ことばと文化」(岩波新書C98)
東京大学情報基盤センターとは?
• 人間の全ての行動において「情報」と無縁なも
のは無い
– 学問,研究もその例外では無い
• 東京大学における様々な「情報」に関わる活動
を支援する
– 学術情報メディア
– 図書館電子化,学術情報
– ネットワーク
– スーパーコンピューティング
• 大量で多様な情報:コンピュータ+ネットワーク
HA8000クラスタシステム
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スーパーコンピュータの一つ
3,808プロセッサ,15,232コア
計算機の速度の限界:光速の壁⇒並列化
最高処理速度
– 140TFLOPS(140テラフロップス)
• Floating point number Operations Per Second (1秒あた
りの計算量)
• M(Mega):106,G(Giga):109,T(Tera)=1012 ,P(Peta)
=1015
• 140TFLOPS=1秒間に140兆回の計算
• 世界最高速の計算機はPFLOPS級(神戸:20PFLOPS級)
科学
• 理論(Theoretical Science)と実験
(Experimental Science)が2本の柱
• 計算(Computational Science):第3の柱(The
third pillar of science)
– シミュレーション
• 第4の科学
– 大規模データに基づく予測と発見
– 実験・観測,計算
計算科学(Computational Science)
• 大型計算機(スーパーコンピュータ)を駆使して,
実験が不可能な現象,事象をモデルにより表現
– 宇宙科学,地球科学
– 人体シミュレーション
– ナノサイエンス,マテリアルサイエンス
– 規模が非常に大きいか非常に小さい対象
• まだまだ解明されていないことは多い
– 実測データが無いと検証できない
– 計算機のパワー不足(PFLOPSでも計算できないこ
とは多い)
– 観測・実験との協力
計算科学(Computational Science)
台風のシミュレーション
高橋桂子(地球シミュレータセンター)
解像度100km
解像度50km
解像度5km
計算科学(Computational Science)
台風の進路予測(台風10号,2003年)
高橋桂子(地球シミュレータセンター)
計算科学(Computational Science)
• 細胞レベルモデルを使用した心臓シミュレーショ
ン(久田俊明教授)
計算科学(Computational Science)
地球ダイナモシミュレーション:電磁気,熱,流れ
陰山聡(地球シミュレータセンター,現 神戸大)
計算科学(Computational Science)
Level 0
12 nodes
20 tri's
Initial Grid
(lev.2)
320 tri's
162 nodes
Level 1
42 nodes
80 tri's
Level 2
162 nodes
320 tri's
1-Level Adapt.
532 tri's
268 nodes
Level 3
642 nodes
1,280 tri's
2-Level Adapt.
1,508 tri's
756 nodes
Level 4
2,562 nodes
5,120 tri's
3-Level Adapt.
4,448 tri's
2,226 nodes