第103回日本泌尿器科学会総会 教育ワークショップからの報告 「専門医と卒後教育」 【2-2班】 新専門医制度への移行 新専門医制度の発足に向けて 班長 市川智彦(千葉大) 班員 東 治人(大阪医大)、魚住二郎(佐賀大)、 小島祥敬(福島県立医大)、辻村 晃(順天堂大)、 中川由紀(新潟大)、松原昭郎(広島大)、 坂本信一(千葉大) 2015年4月20日(4月28日更新版) 第103回日本泌尿器科学会総会 教育ワークショップからの報告 「専門医と卒後教育」 CO I 開示 筆頭発表者名: 市川智彦 2 提 言 1. 研修記録簿をウェブ管理する 2. バーコードリーダーによる受講単位の登録システム を構築する 3. 卒後教育の内容を見直し、医療安全、感染対策、 医療倫理などの講習を実施する 4. E-ラーニングシステムを構築する 5. ウェブサイトへ能動的にアクセスするための動機付 けを行う 日本専門医機構における 泌尿器科専門医認定制度 専門研修プログラム整備基準 機構認定専門医更新基準 日本専門医機構における 泌尿器科専門医制度の作業行程(予定) 2015年3月31日まで 泌尿器科専門研修プログラム整備基準を作 成し機構から認定を受ける→4月9日認定 2016年3月31日まで 各病院群から専門研修プログラムを機構に 申請し認定を受ける 2016年度 各病院群が専攻医募集、採用試験の実施 2017年4月1日 専門研修プログラムによる研修スタート 2021年度~ 機構によるサイトビジット開始 2015年3月31日まで 機構認定専門医更新基準を作成し機構から 認定を受ける→4月21日認定 2016年4月1日から 機構認定・学会認定専門医の選択可能 2021年4月から 機構認定のみの専門医更新 各地域専門研修プログラムの概要 構成施設 基幹研修施設 年間泌尿器科関連手術数:80件以上 十分な指導医数、図書館 十分な指導医数、図書館設置、CPCな どの定期開催 設置、CPCなどの定期開催 十分な指導医数、図書館 日本泌尿器科学会基幹教育施設 設置、CPCなどの定期開催 泌尿器科領域研修委員会が認定 施設実地調査(サイトビジット) による評価(監査・調査)に対応 連携施設 学会基幹教育施設/関連教育施設 泌尿器科領域研修委員会が認定 基幹施設を補完する症例数、診療実 績を満たす施設 地域連携の経験に必要な施設 連携施設 連携施設 連携施設 地域医療にも配慮した 病院構成を 地域医療研修 目的 初期対応としての疾病の診断を行う 予防医療の観点から地域住民の健康 指導を行う 自立して責任をもって医師として行 動 地域医療の実状と求められている医 療について学ぶ 連携施設 不在でも 研修可能 具体的には 専門医が常勤している病院や診療所で、 週に1回泌尿器科診療 泌尿器科専門医が不在の病院・診療所等 で週1回外来泌尿器科診療を行う。 指導医不在病院で週に1回泌尿器科専門 医の指導を受けながら泌尿器科常勤医と して勤務 指導医 専攻医 プログラム統括責任者、指導医、専攻医 研修プログラム管理委員会 講演会やhands-on-seminarなどを開催 テレカンファレンスやWebセミナーを開催 統括責任者 プログラム全体での最大受入人数:原則20名以内 算定法:プログラム施設群の平均専攻医受人数(過去3年間)x1.5 施設A 施設B 研修委員会 を設置 指導医 指導医 施設C 研修委員会 を設置 指導医 指導医 指導医 指導医 専攻医2名に対して1名以上の指導医 専攻医 専攻医 専攻医 専攻医 専攻医 専攻医 統括責任者 資格基準 専門医の資格を持ち、専攻医研修施設において常 勤泌尿器科医師として10年以上診療経験を有する。 泌尿器科領域の学位を取得していること。 査読を有する泌尿器科領域の学術論文を筆頭著者 あるいは責任著者として5件以上発表しているこ と。 役割と権限 研修プログラム統括責任者は専攻医の研修内容と 修得状況を評価し、その資質を証明する書面を発 行する。 *原則としてプログラム全体で20名以内の専攻医と するが、20名を超える専攻医をもつ場合、副プログ ラム責任者を置くこと 指導医 資格基準 日本泌尿器科学会専門医の資格*を持ち、十分な 診療経験を有しかつ教育指導能力を有する。 専攻医研修施設において常勤泌尿器科医師として 5年以上泌尿器科の診療に従事していること。 泌尿器科に関する学術論文、学術著書等または泌 尿器科学会を含む関連学術集会での発表が5件以 上あり、そのうち1件は筆頭著書あるいは筆頭演 者としての発表であること。 泌尿器科学会あるいは日本専門医機構の泌尿器科 領域研修委員会が認める指導医講習会を5年間に 1回以上受講していること。 *日本泌尿器科学会専門医の資格 本研修プログラムの指導医の要件を満たすもの とする。 専攻医 募集、採用方法 HP(機構または領域)で公募、選抜すること 時期をほぼ揃えること(全領域で時期を合わせる方向で調整) 学科試験や面接の有無など 修了要件 ・4つのコアコンピテンシー(泌尿器科専門知識 [シート1-1]、泌 尿器科専門技能[シート1-2] 、継続的な科学的探求心の涵養[シー ト1-3] 、倫理観と医療のプロフェッショナリズム[シート1-4] ) について指導医の評価がすべてaまたはbであること。 一般的な手術:術者として 50例以上(シート2-3-1) 専門的な手術:術者あるいは助手として 1領域10例以上を最低2 領域かつ合計30例以上(シート2-3-1) 「経験すべき疾患・病態」 (シート2-1) のうちすべての「日常診 療でよく遭遇する疾患」を2例以上経験 「経験すべき診察・検査等」(シート2-2)に定める全ての検査を2 例以上 講習などの受講や論文・学会発表: 40単位(下記1)~3)の 合計) 1)専門医共通講習(最小5単位、最大10単位、ただし必修3項目 {医療安全、医療倫理、感染予防] の3単位を含む) 2)泌尿器科領域講習(総会での指定セッション受講など、最小20単 専攻医の評価 年2回(3月、9月)に行う Step1 Step2 指導医による形成的評価 ・基礎知識・技能・コミュニケーションスキルなどの評価 (コアコンピーテンシー1~4、シート1-1~4を使用) ・経験症例・手術件数評価(シート2-1~3を使用) ・項目毎に専攻医に対してフィードバック(教育的指導) 専攻医は上記評価を基に「研修目標達成度評価報告用紙」と「経験症 例数報告用紙」を臨床技能評価小委員会に提出 (Step1評価から1か月以内) Step3 各地域研修プログラム管理委員会による評価 ・指導医から提出された評価報告用紙を基に協議、次年度研修指導に 反映 研修最終年度(4年目)の4月に行う Step4 管理委員会による2つの報告用紙の総合的評価とプログラム統括責 任者による最終評価 ・医師以外の多職種からの評価(コアコンピーテンシー4)も考慮する ・指導医のC評価(不可)が一つでもあれば研修終了とならない 現日本泌尿器科学会専門医から 機構認定専門医への更新 新専門医制度における泌尿器科専門医申請・更新 <移行措置期間: 2015年4月~2020年3月> ①勤務実態の証明 直近1年間の勤務実態を証明する「自己申告書」 ②診療実績の証明:100症例必須(10症例1単位、100症例10単位) A.5年間に術者又は指導者として執刀した手術症例一覧表(最大 100例) B.5年間に診療した症例一覧表(最大100症例) *Aのみ、Bのみ、A+Bのいずれでも100症例になればよい。 ③講習受講 A.領域専門医共通講習(日泌/地区総会、医師会講習会など, elearning可):医療安全、感染対策など5-10単位(1単位/1時間) B.診療領域別講習(日本泌尿器科学会が定める講習会):最小 20単位 C.学術業績・診療以外の活動実績(地方会を含む学術大会への 参加など):0~10単位 ②③を合わせて50単位が必要 新専門医制度における泌尿器科専門医申請・更新 <移行措置期間: 2015年4月~2020年3月> ①勤務実態の証明 直近1年間の勤務実態を証明する「自己申告書」 ②診療実績の証明:100症例必須(10症例1単位、100症例10単位) A.5年間に術者又は指導者として執刀した手術症例一覧表(最大 100例) B.5年間に診療した症例一覧表(最大100症例) *Aのみ、Bのみ、A+Bのいずれでも100症例になればよい。 ③講習受講 A.領域専門医共通講習(日泌/地区総会、医師会講習会など, elearning可):医療安全、感染対策など5-10単位(1単位/1時間) B.診療領域別講習(日本泌尿器科学会が定める講習会):最小 20単位 C.学術業績・診療以外の活動実績(地方会を含む学術大会への 参加など):0~10単位 ②③を合わせて50単位が必要 (様式1-1) 泌尿器科専門医認定更新申請書 20 一般社団法人 日本専門医機構 年 月 御中 フリガナ 氏 名 生年月日 年 月 日 勤務先名 勤務先住所 〒 ‐ TEL: 自宅住所 〒 ‐ TEL: 学 歴 年 医籍登録番号 第 医籍登録年月日 専門医登録番号 年 月 日 現在の認定期間 第 指導医登録番号 年 月 日 現在の認定期間 第 月 年 大学卒業 月 号 日 号 年4月1日 ~ 号 年4月1日 ~ 初回認定日 年3月31日 初回認定日 年3月31日 日 (様式1-2) ① 勤務実態の自己申告(必須) 【勤務実態】 勤務形態については、直近1年間の実態を記載ください。 1週間当たりの診療関与時間 ・勤務形態(主に従事する医療機関は必須: a. b. c. いずれかを選択) a. 病院泌尿器科常勤医師として勤務している (はい、いいえ) 勤務先 ( ) b. 診療所泌尿器科常勤医師として勤務している (はい、いいえ) 勤務先 ( ) c. 病院または診療所泌尿器科非常勤医師として勤務している(複数ある場合はすべて記載) ( )時間/週 勤務先 ( ) ( )時間/週 勤務先 ( ) ( )時間/週 勤務先 ( ) ・ その他: ( )時間/週 勤務内容 ( ) 【前回日本泌尿器科学会認定後申請時までの職歴等】 期 間 勤 務 先 職 名 自 年 月 日 至 年 月 日 自 年 月 日 至 年 月 日 自 年 月 日 至 年 月 日 自 年 月 日 至 年 月 日 自 年 月 日 至 年 月 日 ※前回認定時と変更のない場合もご記入ください。 ※大学院、留学の場合は勤務先欄にその旨を記載してください。 ※教育施設に非常勤で所属の場合は、主たる職歴に並列して記載してください。 (様式1-参考資料) 勤務実態自己申告書:詳細 以下は専門医の活動の実態を把握するための参考とします。祝日や学会出張等がない平均的な1週間の勤 務実態を想定して記載してください。 診療活動 一般外来診療 入院診療 臨床検査 手術 その他:__________ 診療管理と教育活動 カンファレンス 診療に関わる委員会活動 学生・研修医・専攻医指導 メディカルスタッフ指導 ( その他の臨床的活動 健康相談 臨床に関わる書類作成 その他: ( ( ( ( )時間/週 ( )時間/週 )時間/週 ( )時間/週 小計( )時間/週 )時間/週 小計( )時間/週 ( )時間/週 ( )時間/週 )時間/週 小計( )時間/週 )時間/週 )時間/週 )時間/週 専門医として相応しい病院外での医療活動 小計( 内容記載→ ( )時間/週 内容記載→ ( )時間/週 )時間/週 ( ( ( )時間/週 基幹研修施設に提出 基幹研修施設で保管 新専門医制度における泌尿器科専門医申請・更新 <移行措置期間: 2015年4月~2020年3月> ①勤務実態の証明 直近1年間の勤務実態を証明する「自己申告書」 ②診療実績の証明:100症例必須(10症例1単位、100症例10単位) A.5年間に術者又は指導者として執刀した手術症例一覧表(最大 100例) B.5年間に診療した症例一覧表(最大100症例) *Aのみ、Bのみ、A+Bのいずれでも100症例になればよい。 *ただしこれまで4回以上の資格更新をおこなった専門医は5回 目の更新から②診療実績の証明を免除し、更新に必要な50単 位を③B領域別講習で補うことが出来る 手術症例一覧表 No . 1 手術術式* 番号 (10件で1単位、最大で10単位、100件を超える記載は不要) 病名 術者/ 指導者 年/月/日 年 齢 性 別 手術施設名 / / 2 / / 3 / / 4 / / 5 / / 6 / / 7 / / 8 / / 9 / / 10 / / 11 / / 12 / / 13 / / 14 / / 15 / / 16 / / 17 / / 18 / / 19 / / 20 / / ※患者の情報管理に留意すること。 * 手術術式の番号は参照資料1 泌尿器科領域の主な手術一覧表の番号を記載して下さい。、 泌尿器科領域の主な手術一覧表 <様式2の参照資料> 1 副腎摘除術(開腹) 29 膀胱全摘除術(小切開) 2 副腎摘除術(鏡視下) 30 尿管皮膚瘻造設術(膀胱全摘除術を伴うもの) 3 副腎摘除術(小切開) 31 尿管皮膚瘻造設術(膀胱全摘除術を伴わないもの) 4 経皮的腎・尿管砕石術(PNL) 32 回腸(結腸)導管造設術(膀胱全摘除術を伴うもの) 5 体外衝撃波砕石術(ESWL) 33 回腸(結腸)導管造設術(膀胱全摘除術を伴わないもの) 6 腎部分切除術(開腹) 34 新膀胱造設術 7 腎部分切除術(鏡視下) 35 経尿道的膀胱腫瘍切除術 8 腎部分切除術(小切開) 36 尿道形成術 9 単純腎摘除術(開腹) 37 尿道下裂形成術 10 単純腎摘除術(鏡視下) 38 尿失禁手術(TVT、TOT) 11 単純腎摘除術(小切開) 39 精巣摘出術 12 根治的腎摘除術(開腹) 40 停留精巣摘出術(開腹) 13 根治的腎摘除術(鏡視下) 41 停留精巣摘出術(鏡視下) 14 根治的腎摘除術(小切開) 42 高位精巣摘出術 15 腎尿管全摘膀胱部分切除術(開腹) 43 精巣固定術(精巣捻転に対する) 16 腎尿管全摘膀胱部分切除術(鏡視下) 44 停留精巣固定術 17 腎尿管全摘膀胱部分切除術(小切開) 45 停留精巣固定術(鏡視下) 18 腎盂形成術(開腹) 46 経尿道的前立腺切除術(TUR-P) 19 腎盂形成術(鏡視下) 47 経尿道的前立腺核出術(HoLeP) 20 腎盂形成術(小切開) 48 前立腺被膜下摘出術(開腹) 21 移植用腎採取術(開腹) 49 前立腺全摘除術(開腹) 22 移植用腎採取術(鏡視下) 50 前立腺全摘除術(鏡視下) 23 腎移植術 51 前立腺全摘除術(小切開) 24 経尿道的尿管砕石術(TUL) 52 ロボット支援下根治的前立腺全摘除術 25 尿管膀胱吻合術(VUR 防止手術を含む) 53 ブラッドアクセス造設術 26 膀胱脱メッシュ修復術 54 CAPD 用カテーテル設置 27 膀胱全摘除術(開腹) 55 その他(それぞれ手術名を記載してください) 28 膀胱全摘除術(鏡視下) (様式3-1~7) 症例一覧表 (10例で1単位) 1) 尿路性器感染症 2) 下部尿路機能障害 3) 尿路性器腫瘍 4) 尿路結石症 5) 慢性腎不全 6) 小児泌尿器科疾患 7) 不妊・アンドロロジー 各領域はいずれも最大で10単位(100例)まで 7領域の合計は最大でも10単位(100例)まで 症例一覧のみで診療実績の証明をする場合、全領域を 含む必要はなく1領域のみ100例でもよい 症例一覧表 No . 初診 年/月/日 1 / / 2 / / 3 / / 4 / / 5 / / 6 / / 7 / / 8 / / 9 / / 10 / / 11 / / 12 / / 13 / / 14 / / 15 / / 16 / / 17 / / 18 / / 19 / / 20 / / 年 齢 性 別 ※患者の情報管理に留意すること。 1) 尿路性器感染症 病名 治療法 (10例で1単位、最大で10単位) 転帰 診療施設名 担当医/指導 医 新専門医制度における泌尿器科専門医申請・更新 <移行措置期間: 2015年4月~2020年3月> ①勤務実態の証明 直近1年間の勤務実態を証明する「自己申告書」 ②診療実績の証明:100症例必須(10症例1単位、100症例10単位) A.5年間に術者又は指導者として執刀した手術症例一覧表(最大 100例) B.5年間に診療した症例一覧表(最大100症例) *Aのみ、Bのみ、A+Bのいずれでも100症例になればよい。 ③講習受講 A.領域専門医共通講習(日泌/地区総会、医師会講習会など, elearning可):医療安全、感染対策など5-10単位(1単位/1時間) B.診療領域別講習(日本泌尿器科学会が定める講習会):最小20 単位 C.学術業績・診療以外の活動実績(地方会を含む学術大会への 参加など):0~10単位 ②③を合わせて50単位が必要 A.領域専門医共通講習 (医療安全、感染対策、医療倫理」など) (最小5単位、最大10単位:ただし、必修3項目をそれぞれ1単位以上含むこと) (様式4) 専門医共通講習受講証明書 単位集計表(様式1-3)に記載した単位に相当するものを添付してください。 今後、日本泌尿器科学会総会、各地区総会などで医療安全(必 須) 、感染対策(必須) 、医療倫理(必須)、指導医講習、医療事 故検討、医療経済、臨床試験、医療経済(保健医療)などに特化 した講習会を企画し、受講してもらう。 受講できない場合、講習会をビデオに撮影したものを日本泌尿 器科学会サイトにアップロードしたものを視聴し、簡単な質問に 答えるe-learning形式も準備予定 他の領域が主催する講習を受講しても(e-learningを含む)専門 医共通講習については単位算定が可能。 移行措置期間の専門医更新時も、2017:最低1単位、2018:最低 2単位、2019:最低3単位取得が必要 (参照資料2) 泌尿器科専門医 教育研修単位一覧表 B.泌尿器科領域講習に算定できる単位(原則として1時間1単位、最小20単位) 日本泌尿器科学会卒後教育プログラム 日本泌尿器科学会総会で指定するセッション 日本泌尿器科学会東部・中部・西日本各総会で指定するセッション 泌尿器腫瘍薬物療法教育セミナー(2010年以降開催のもの) セルフアセスメント問題集 Audio-Visual Journal of JUA 1号につき その他日本泌尿器科学会が指定する講習 1時間につき 1~2単位 1~2単位 1~2単位 2単位 3単位 1単位 1単位 C.学術業績・診療以外の活動実績に算定できる単位 (最大10単位) ○教育的企画・学術集会等への参加 日本泌尿器科学会総会 日本泌尿器科学会東部・中部・西日本各総会 日本泌尿器科学会の地方会(別記(1)) 日本医学会総会 国内におけるその他の集会(別記(2)) 国際学会(別記(3)) 3単位 3単位 2単位 3単位 1単位 2単位 講師は2倍の単位!! 例)1単位の講習会の 講師は2単位算定 ○業績発表 【学術発表】下記における泌尿器科に関する発表 筆頭のみ 1単位 日本泌尿器科学会(支部総会・地方会を含む) 国内におけるその他の集会(別記(2)) 国際学会(別記(3)) 【司会・座長】下記における泌尿器科に関する発表の司会・座長 1単位 日本泌尿器科学会(支部総会・地方会を含む) 国内におけるその他の集会(別記(2)) 国際学会(別記(3)) 【学術誌・著書等における発表】 日本泌尿器科学会雑誌掲載論文 International Journal of Urology 掲載論文 Audio-Visual Journal of JUA 掲載ビデオ その他の学術雑誌等における泌尿器科関連論文 筆頭 2単位 筆頭 2単位 筆頭 2単位 筆頭 連名 連名 連名 2単位 1単位 1単位 1単位 ○その他 International Journal of Urology の査読 1編につき 1 日本泌尿器科学会雑誌の査読 1編につき 1 専門医試験問題作成や試験委員・監督など試験に関する業務 1業務につき 1 連名 1単位 (様式1-3) 単位集計表 直近○○年間の 取得単位 項目 i) 診療実績の証明 A 泌尿器科領域の手術 実績 B 症例一覧の提示によ る診療実績 A+B 単位 単位 ① 単位 更新申請に 必要な単位 (0~10単位) (0~10単位) 10単位(必須) 医療安全: 単位 a.必修講習 感染対策: 単位 各1単位以上必須 医療倫理: ii) 専門医共通講習 単位 b.その他 a+b iii) 泌尿器科領域講習 iv) 学術業績・診療以外の活動実績 総合計(①+②*+③+④) *②には必修講習各1単位以上が必須です 単位 ② 単位 ③ 単位 ④ 単位 (0~7単位) 5単位以上必須 最大10単位 20単位以上 0~10単位 50単位 単位 機構専門医更新移行措置期間 2015 申請時 2016-20 申請時 学会専門医として更新(ただし1回のみ) 選択1.学会専門医として更新(ただし1回のみ) 選択2.機構認定専門医として更新 ・下記ルールに従い、必要な単位を組み合わせて取得 ・申請年度に機構必要単位が足りない場合:申請を1年遅ら せて申請可能(ただし下記のルールに従い申請年度に必 要な単位を計算) Apr/2015 Apr/2016 Apr/2017 Apr/2018 Apr/2019 Apr/2020 機構更新単位(①~④)の1/5(10単位) +勤務実態表 2016 申請時 +日泌更新単位の4/5が必要 2018 申請時 2020 申請時 機構更新単位(①~④)の3/5 (30単位)+ 勤務実態表 +日泌更新単位の2/5が必要 機構更新単位(①~④)の5/5 (50単位)+ 勤務実態表が必要 各更新時期における新更新基準部分の必要単位一覧表 完全移行後の 機構認定専門医 の新更新基準 項 目 2016年 4月 取得単位 i) 診療実績の証明 10単位 ii) 専門医共通講習 最小5単位、 最大10単位 (このうち3単位 は必修講習) iii) 泌尿器科領域講習 iv) 学術業績・診療以外 の活動実績 i)~iv)の合計 学会専門医の各更新時期において必要となる 新更新基準部分の取得単位 2017年 4月 2018年 4月 2019年 4月 2020年 4月 2 4 6 8 10 最小1 最大2 必修講習 必須なし 最小2 最大4 必修講習 で1以上 最小3 最大6 必修講習 で2以上 最小4 最大8 必修講習 で3以上 最小5 最大10 必修講習 で3以上 最小20単位 最小4 最小8 最小12 最小16 最小20 0~10単位 0~2 0~4 0~6 0~8 0~10 50単位 10 20 30 40 50 2016年4月に更新予定の泌尿器科専門医の例 泌尿器科専門医認定機関 A大学B助教 具体例 2015.4~ 2016.3 機構の 単位 新基準 実績 単位 CクリニックD院長 E総合病院F医長 実績 実績 単位 機構認定 に必要な 単位 単位 i) 診療実績 の証明 手術100 10→2 8→2 6→2 症例80例 手術60例 例 (2が上限) (2が上限) (2が上限) 2 ii) 専門医 共通講習 0時間 医師会 所属機関 0 安全管理 3→2 安全管理 (下限の1を 1時間 (2が上限、 1時間 満たしてい 日産婦 下限を満た 感染予防 ない) 医療倫理 している) 1時間 2時間 2 1~2 必修講習 必須なし iii) 泌尿器科 領域講習 卒後教育 6時間 6 4以上 iv) 学術業績・ 診療以外 の活動 JUA2015 地区総会 6→2 3→2 JUA2015 3→2 地区総会 2015 (2が上限) (2が上限) 出席 (2が上限) 出席 出席 i)~iv)の合計 6 卒後教育 4.5時間 4.5 卒後教育 6時間 10 10.5→10 12→10 200 85 110 学会認定 ○ 旧単位が100未満:× ○ 機構認定 ⅱ)が 1 未満:× ○ ○ 2011.4~2016.3 旧単位 結果 2011年4月~2016年3月 0~2 10 泌尿器科専門医制度改定に関する重要なお知らせ 泌尿器科専攻医を募集している施設の責任指導医の先生方へ 2016年3月31日までに専門研修プログラムを日本専門医機構に 申請し認定を受けてください。 専門研修プログラムの見本は学会で準備中です。 泌尿器科専門医の先生方へ(特に2016年4月更新の先生方へ) 2016年4月から日本専門医機構による更新認定が始まります。 2020年4月までは移行期間になります。 移行期間では学会認定による専門医更新も可能です。 2021年4月からは学会認定による専門医更新はなくなります。 日本泌尿器科学会ウェブサイトに重要事項やQ&Aを掲載します。 随時確認の上制度改定に対して準備してください。 2015年4月17日 日本泌尿器科学会 理事長 内藤誠二 専門医制度審議会委員長 市川智彦
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