Okoppe Progressive Society #10 Advanced Cardiac Life Support 7.Feb.2003 In UTNOBORI Fire Department Keiko Asai (adviser Dr. Tama) Cardiopulmonary Resuscitation(CPR) 心肺蘇生術 Basic Life Support(BLS);一次救命蘇生 Advanced Cardiac Life Support(ACLS);二次救命蘇生 BLS • • • • activate EMS systems 119番通知 Airway 気道確保 Breathing 人工呼吸 Circulation 心マッサージ • Defibrillation 除細動 ACLS ABC+ • • • • • Drug 薬剤投与 ECG 心電図モニタ Fibrillation treatment 除細動 Gauging 各種パラメータの測定 Hypothermia/Human treatment 低体温法 • Intensive care 集中治療 心室細動後の生存率(%) 心停止で発見された全患者 (目撃者の有無を問わない)の生存率 40 30 20 10 0 1-3 4-6 7-10 >10- 除細動ができるよう教育を受けている 救急隊員の反応時間(分) 反応時間と生存率の関係 CPR開始までの時間(分) 0-4 4-8 8-12 ACLSまでの時間(分) <8 8-16 >16 43% 19% 10% 26% 19% 5% 6% 0% ACLS courseのスケジュール 1日目:講義&実技 講義 ACLS概略 気道確保/気管内挿管 不整脈 除細動 薬剤 BLS Mega Code 実技 BLS 気道確保/気管内挿管 不整脈の診断と治療 Mega Code 2日目:テストのみ Airway(気道確保) Head tilt-chin lift(頭部後屈おとがい挙上法) Jaw thrust(下顎挙上法) ※頸椎損傷の可能性があるときに頚部を後屈させるの は禁忌 気管内挿管の適応 •他の方法(頭部後屈/オトガイ挙上)での気道確 保が不可能 •意識障害、昏睡、心肺停止などにより気道の保護 を患者自身ができない •人工換気を長く行う必要がある 気管内挿管に必要なGOODS 1.アンビューバック 6.カフ用シリンジ 2.マスク 7.スタイレット 3.喉頭鏡 4.ブレード 8.バイトブロック 9.キシロカインゼリー 5.挿管チューブ 10.固定用テープ 挿管チューブの太さの選び方 成人男性 成人女性 小児 8.0〜8.5 i.d. 7.0〜7.5 i.d. i.d.=内径の太さ(mm) 3か月未満 3.0mm 3〜9か月 3.5mm 9か月以降 4+(年齢/4)mm 裏技 →小指の爪が隠れる太さ 挿管の深さは 成人で20〜22cm 小児で(チューブ内径)×3cm 挿管後のcheck 項目 5か条 1. 胸郭が左右差なくあがるか? 2. 呼吸音に左右差がないか? 3. 心窩部(おなか)に音が聞こえないか? 4. チューブから水蒸気があがってきているか? 5. チューブがきちんと100%酸素に繋がっているか? 除細動 defibrillation 除細動:心室細動(Vf)に対して 緊急カルディオバージョン :以下の不整脈で症状が不安定もしくは難治性の場合 心室頻拍、発作性上室性頻拍(PSVT) 心房細動(af) #不安定とは・・・ ex.客観的:BP↓(90以下)、心電図上のAMI(心筋梗塞) レントゲン上の肺水腫、心不全など 主観的:胸痛、呼吸苦、意識障害など 除細動のエネルギー設定 成人であれば体重によって必要なエネルギーは変わらない 非同期で行う エネルギー(J:ジュール)の設定 1回目:200J 2回目:300J 3回目:360J 小児の場合 1回目:2J/kg 2回目:4J/kg 3回目:4J/kg 除細動の手順 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 頸動脈が触れないか確認(check pulse) ペーストを電極に塗る 除細動器に電源入れる エネルギーを設定 電極を胸壁に押し当てる 誰も患者に接触していないことを確認 放電(fire) Check pulse 除細動のパドルの位置 Sternum(胸骨) 右鎖骨直下 Apex(心尖) 左乳頭部外側、中腋窩線 心室細動時の前胸部叩打 拳の小指側で30cm以上の高さから胸骨中心部を1回だけ叩く 前胸部叩打= J 10 Mega-code ユニバーサルアルゴリズム • • • • • 意識状態のチェック 気道確保 自発呼吸のチェック(なければ2回人工呼吸) 頸動脈触知(なければ心マッサージ) モニター上の鑑別(vfを見逃さない) 酸素(O2)投与 • 全てのCPA症例には100%酸素投与の適応がある • 酸素中毒は短時間の使用では起こらない • リザーバーの使用で酸素濃度は上昇する 心室細動のユニバーサルアルゴリズム 心電図上vf、頸動脈触れない ↓ shock(200J)-shock(300J)-shock(360J)-check pulse ↓ Everybody(epinephrine=ボスミン 3〜5分毎1A iv)-check pulse ↓ shock(360J)-check pulse 2000.ECC 改訂版 ↓ Everybody→epinephrine Little(lidocaine=xylocaine)-check pulse or vasopressin ↓ Lidocaineよりもamiodarone shock(360J)-check pulse ↓ Mega(magnesium sulfate)-check pulse ↓ shock(360J)-check pulse ↓ Push(procaineamide=アミサリン)-check pulse ↓ shock(360J)-check pulse Asystoleのユニバーサルアルゴリズム check pulse ↓ 心電図モニターの誘導を替えてみる ↓ 挿管 ↓ 静脈路確保、epinephrine 1A iv(3〜5分毎 1A iv) ↓ モニターcheck、check pulse ↓ atropine 2A iv(極量まで=0.04mg/kg) ↓ check pulse ↓ メイロン iv PEA(Pulseless Electrical Activity) ≒EMD電気収縮解離 モニター上波形は見られるが脈を触れずvfが否定された場合 PEA(EMD)と判断する。 EMDの原因 A:acidosis B:bleeding C:cardiac tamponade D:drug E:embolism F:freezing G:gas H:hyperkalemia I:infarction J:jam→tension peumothrax
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