シニアへ期待:三鷹「SOHO都市構想」から

シニアへ期待:三鷹「SOHO都市構想」から
• リタイヤしたシニアの持つもの
①可処分所得 ②ビジネス技術・知識 ③人脈
• 行政はシニアの「プロパティ」を捕捉できない
①出身企業・職種 ②やりたいこと ③メールID
「IT活用のプラットホーム」ができれば
シニアのSOHO化ができる!
p.8
シニアSOHO三鷹の発足(1999~)
ただならぬことしよう!と始まった会が・・・
① 地域に埋れていたシニア(元気な高齢者)を結集
②地域にシニアデビューの場(プラットホーム)提供
③地域ビジネスを協働とIT活用で実現(2000~)
④NPOという法人組織で運営(2000~)
p.9
シニアSOHO会員の会員数、売上推移
予備軍130人
プロジェクトに参加する120名
会費値上げ後も拡大
10人
20人
90人
年度
99
年収入分布
100万~400万
●仕事の80%を担う30人
40万~100万
●低頻度参加の品質確保
~40万
●「少し働く 90人」が戦力
00
01
02
03
04
05
融
合
し
た
構
成
06
会
員
70
120
180
220
250
285
250
200
売
上
530
1200
4700
5500
6500
5700
4700
7700
IT%
100
79
93
86
85
66
59
p.10
30
06年度の地域サポート協働PJ
1.みたかスクールエンジェルス(三鷹市教委)25
2.IT講習(一般市民)5
3.三鷹いきいきマッチング(三鷹市健康福祉部)4
4.コミュニティビジネスサロン受付(まち鷹)2
5.市役所内ITヘルプデスク(三鷹市情報推室)3
6.学校支援ネットヘルプデスク(三鷹市教委)4
7.耐震診断報告書(三鷹市建築課・まち鷹)1
8.Web共同開発(中央労金)3
広域に
パートナー
活動
シップ
9.電脳シニア倶楽部事務局(日立)3
2004年情報化促進貢献団体 経済産業大臣表彰
分野が
多岐
p. 11
仕掛け1:WGからビジネスを作る
①
②
③
④
⑤
⑥
関心あると発言してWGへ参加する
自らの関心あるテーマを提案
新WGの設定、WGへの参加者募集
WG内での議論、研究
議事録の公開
営業、事業化
オープン主義
p.12
現在稼動中のワーキンググループ
●事務WG ● 交流会WG ● 若葉会WG
●アドバイザー研修WG ●IT資格WG
● 初心者教育WG ● デジカメWG
●歩き初めのワードエクセルWG
● Mac対応WG ●デジタルビデオWG
●PCリカバリーWG ●東京e大学三鷹WG
●国際交流WG ●住まいの安心ネットWG
●環境事業WG ●食の安全WG[ここまで有償]
●天文WG「宙みたか」 ●大江戸ワープツアーWG
●女性交流WG「ピオーネ」
●は有償サービス活動
p.13
スタートの受注で会の性格が決まる
• シニアベンチャー事業(99.9~00.3)
通産省から委託500万円(設備、作業料)
• 会員間で有償で教え合う
・交流会事例発表(99.10~)
・PCアドバイザー認定講習(99.12~)☆
・有償IT訪問サポート(99.12~)
• まちづくり三鷹㈱からの委託
☆
・三立SOHOセンター受付業務(00.3~01.3)
125万円/年
・産業プラザ「市民向けPC講師」(00.4~03.3)
受講料×一定率(00年は1000人対応)
①有償の
責任性
②競争下
の提案
③原価計
算前提
④担当は
公募で
p.14
WG活動:大江戸ワープWG・深川ツアー
http://www.minamitama.com/~oedo-warps/
p.14-1
協働の課題:シニア、行政の双方に
• シニア側:
専門性を発揮する。多様な会員が必要
• 行政側:
不安を越えて地域「経」営へ取組めるか
• 協働事業の複数の方式
委託事業、 補助事業、 指定管理者
p. 18
課題1:多様な会員が存在するか
• 卒業した会社の業種が多い
生保、損保、商社、出版、新聞、電機、コンピュータ、通信、
自動車、電線、製紙、製鉄、制御、医療機器、繊維化学、
医薬、建設、住宅、学習塾、葬祭、調査、政府機関(会計、
警察、農林)、大学教授、研究所、博物館、天文台、大使
館、自営業
• 身につけた職種が多い
人事、経理、監査、営業、研究、調査、設計、製造、検査、
保守サービス、記者、映像、編集、教育
男女比
平均年齢
年会費
7:3、
在住地
三鷹市40%、隣接市60%、東京都80%
57歳(男59歳、女54歳、60歳以上が60%)
1万2千円
p.19
課題2:「役所らしくない」行政マンが居るか
• 「地域間競争が何より先」と行動する
★ 「課題解決にシニア活用」を狙う
• パートナーシップ事業をコーディネートする
★トップから主査級までの人の直結で決める
• 年度会計を第3セクターTMOで乗り越える
★協働条例のしくみ「株式会社・まち鷹」
• すばやいトップダウンで情報公開を怖がらない
★地域把握しているので情報公開が強み
p. 20
協働事業のプロセスと双方の動き
協働
プロセス
信頼を作る
(営業)
解決策を練る
(コ-ディネ-ト)
PJマネジメント
(管理)作業
シニアNPO
多面的人材
営業人材
課題を傾聴、
柔軟な複案
契約、体制
活動・達成感
フォローアップ 次に進展!
協働のコミュ
ニケーション
行政側
人間関係
ができる
問題認識
(出来そうだ)
仕様書確定
不安と
ワクワク
出来る相手と
認識!
任せる
現場・解決
成果享受
評価,報告
次も一緒に!
p.21
課題3:NPOゆえの失敗が起こる
<全員で地域対応を学べるか>
• 2002年 個人情報保護 関連事件
→ 120名の資格停止、全員学習
• 2003年 著作物無断コピー事件
→ メーカーとの和解、必須研修化
• 2004年 倫理条例違反抵触 事件
→ 関連業務の停止、代表が引責
• 200X年 ??
p.22
(能動者)
課題4:「課題アクティビスト」がいるか
従来型
「待ッチング」
コネクター
地域の課題解決のまとめ役
協働事業の中で出現
アクティビスト人財
サーバント
コーディネータ
地域新課題
リーダー
見積提案
PJマネージャ
PJメンバー
マッチング
スキル人材
郷
土
の
人
財
へ
変
身
専門分野
p.23
これからの地域の課題解決型協働
大学連携
独立法人
施設管理
ネット教育
住いの安全
相談員
専
門
技
術
・
知
識
学童クラブ
施設運営
学校安全
三鷹いきいき
プラス
推進員
学校支援ネット
ワーク
技
能
・
作
業
市民向けIT
講習
ただならぬことが普通になってきた!
個人スキルで応える
組織の力・マネジメントで応える
p. 28
郷土、プレーヤー住民、人財へ
「協働」でただの人が、
ただならぬ「人財」に変わる
郷土を見る (地域を「郷土」、市民を「住民」と言い換えよう)
どの地域も、他にないオンリーワンの強みがある。それを資源に生かす。
横並びの効率を上げる競争をすることは損失を生む。
この地域で自分しかできないことをして、機会を生む。
ヨソモノの眼で新鮮に見る!
住民はオーナーとプレーヤーになる (西三鷹学園 島野副会長)
社会のサポーター市民ではなく、住民として郷土のオーナー&プレーヤー。
地縁を含むまとめ役になると、ヨソモノでは居られない。バカになってやる!
人財を創る (清原 三鷹市長)
すべての事業は「人の変化・人に機会を創る」を目的とする。
行政は、住民にプレーさせるコーディネーター
ポータルサイトは人をどう変える事業なのか・・
p.29
アクティブシニア・スタートアップのススメ
~身の振り方の考え方~
社友から見た高齢者(今、65歳以上100人)
健康
病気25
居場所
元気75
落ち葉
25
居場所あり50
趣味25
趣味
元
気
地域参加
地域参加25
就労5
地域貢
献20
や
る
気
勇
気
地域貢献・ビジネス
p.30
9.地域における街つくり人材育成例:鳳雛塾の挑戦
佐賀から全国へ(詳細別紙)
慶應義塾大学総合政策学部准教授NPO鳳雛塾副理事長(ファウンダー)
飯盛義徳、Ph.D.シンポジウム2008.06.20講演資料より
10.地域SNSの発展
ひょこむ等、地域のコミュニティの復活に寄与
3つのオープンソースを核に学びあい、悩みを共有、
競争への活力も
オープンソースなので、初期費用は安く、
地場の中小事業者も運営可能(将来はクラウド化?)
11.市民レポーターの育成
熊本発(プリズム岸本氏)全国展開
住民の参加意識醸成
12.忘れてはいけない防災:1995年から15年
1995年は平成日本の防災の一大エポック
自然災害
1/17:阪神・淡路大震災(大都市圏直下型地震)
事件・事故
3/20:地下鉄サリン事件(世界初の都市型毒ガステロ)
↓
少子高齢化だけでなく、災害・事件についても日本は「課題先進国」
↓
多発する災害に鍛えられた高度先進技術の応用と運用
↓
日本の経験と日本発のICTによる対策を世界へ提供
世界に貢献できるのは環境技術だけではない。
世界に提供できるソフトもゲーム・アニメだけではない。
対策:技術+人・組織の対応(ソフト)
12.1.なぜ、安全・安心とICTなのか
•
•
社会環境の変化:災害の質の変化と劇場型事件の増加
ICT技術の発達:一部の専門家の世界→利活用の多様化
ICTの活用がもたらすものは?(期待をこめて)
• ICTをテコにしたコミュニティーの力の復活へ
– 防犯カメラの活用
– 地域SNS(ひょこむ、はまっち、大津SNS等)/mixiのコミュニティ
– 電子メールの活用など
• ICTをテコにした組織間の壁を打破した防犯体制へ
– 学校、PTA、自治会、警察、地元企業などが瞬時にやりとりできる
– 作法を決めておく必要があるが、決めておけば、
組織の長を通さなくても、現場同士でやりとりできる
社会環境の変化
by大安協(一部加筆)
•
犯罪に対する住民の不安増大
– 90年代後半から犯罪認知件数は増大
– 犯罪件数:95年:178万件、03年:279万件、08年:182万件
– 検挙率:95年の42.2%か。03年の23.2%まで低下
– なお、02年からは改善、犯罪件数も03年がピーク(警察白書)
•
自治体財政の緊迫化
– ICT活用によるコストダウンと選択による受益
– NPO、コミュニティーと行政、産業界との連携
•
コミュニティーの力の衰退
– 核家族化
– 単身世帯の増加(独身者、独居高齢者)
– (自営ではない)共働きの増加
– 近所の気配のしない住宅(気密性増大、壁の遮音性向上、高層住宅)
– →不安な状況の進展に対し、コミュニティーの力が発揮できない
技術の発達と社会構造
•
•
•
by大安協(一部加筆)
ICTの発達と普及
– パソコンの普及
– インターネットの普及
– RFID(無線ICタグ)の進化と普及
– 通信容量の増大と低廉化
– モバイル通信・機器の普及
– カメラ、センサー、表示装置の低廉化
– GPSなどの位置情報測定技術:高度化と低廉化
– GIS(地理情報システム):同上
社会の組織構造の変革
– 地域社会に混在する性格の異なる組織間の連携構造
=多様な主体が安全・安心まちづくりという目的で結集できる
– 既存の縦割り型情報システムの壁を撤廃するポテンシャル
– 組織の壁を超える動き
技術スタッフとしてのNPOなどの発達(地域SNS/IX、FM局の運用)
縁by大安協
縁(しょくえん)=地縁=コミュニティ
=地面に打つ「くい」
織縁=同じ企業やNPOに属する
職縁=同じ仕事をしている
識縁=同じことに興味がある
幟縁(しえん)=ICTの支援で結集できる同じバナー
(幟)のもとに集う(この指とまれ)ソサエティ
近世まで縄張りといえば、地縁中心主義の
ことだったが、近代は縄張りに対する横串
だったはずの職能系列などを縦割りと呼ぶ
幟(のぼり、シ)=志(2)
志(1)=こころざし
志(2)=しるし
12.2.自然災害とICT:課題と教訓
災害発生の度に、その教訓とICT進歩で、対応が進化
・1995年:阪神・淡路大震災→パソコン通信+スニーカーネット
(死者:6,434名 行方不明者:3名 負傷者:43,792名)
課題・教訓:電話の輻輳、安否確認・生活情報提供の必要性
・2004年:新潟県中越地震→ 緊急地震速報、GIS、無線LAN
課題・教訓:速報システム、映像情報の重要性認識(しかしシステム貧弱)
・2005年:スマトラ沖地震→特定非営利活動法人BHN(Basic Human Needs 1992年設立)
を経由した業界団体(CIAJ)主体の支援
(通信業界OBからなるスタッフを派遣、救援チームのための無線
通信網と被災者のためのFM放送局構築+FMラジオ16千台寄贈)
課題・教訓:日本の社会システムは世界に通用、人というソフトの強さ
・2007年:新潟県中越沖地震→緊急地震速報、BCP(事業継続)(←リケン工場被害)、
コミュニティFM (日経地域情報化大賞2007特別賞)
(部品工場被災、死者15名 負傷者2345名 )
課題・教訓:複数機関(警察・消防・防衛・県庁)での情報共有の重要性
・2009年:台風9号→ 地域SNS、SNSコミュニティ
(兵庫県の佐用町、穴粟市中心に多数の家屋が床上浸水、倒壊)
課題・教訓:SNSによるコミュニティ力回復で被害の局限化/復旧加速
12.3.自然災害とICT:課題と教訓(まとめ)
発生直後は 多(被災地)→一(首長)の情報集約
次いで
多(指揮命令)→多(被災地現場部隊)
復興時は
一(公的機関)→多(被災者)の情報提供
と時期により、情報伝達の形態が異なる。
また、情報伝達の形態により、最適な通信システムも異なる
映像情報(特に現場からのもの)の有用性と、
複数機関/組織(警察・消防・防衛・県庁)での情報共有の重要性
しかし、緊急時に実際に使える通信システムは少ない。
通信インフラの重要性の再認識:被害の局限化に必須。
↓
復旧の加速にも寄与。
途切れない通信網への期待
国際貢献としてのソフト(人)も含めたシステムの提供
12.4.重大事件・犯罪防止とICT :課題と教訓
• 1995年:地下鉄サリン事件
• 1999年:京都市立日野小学校児童刺殺事件
• 2001年:大阪教育大学附属池田小学校事件
• 2008年:秋葉原通り魔事件
教訓:映像監視の大切さ(プライバシー保護のバランスの学習)
対策
• 不審者情報の提供(HP/メール)
• 監視カメラの設置
(目的は監視のみならず、威嚇による犯罪抑制効果も)
安全・安心を確保するICTシステムの課題(私見)[調達面]
•
•
•
•
•
•
•
•
•
平時には、調達数少←自治体緊縮財政
災害・事件が起きてから緊急調達急増
調達が活発なのは半年のみ(喉元過ぎれば)
担当者、首長が変わると教訓活かされず
↓
調達の急増に対応できない(部品手配、IC増産)
調達少ない平時は生産ラインが維持できない
半年後には、仕掛品、部品在庫の山
↓
メーカーにとっては参入リスク大
製造は企業の社会的責任への対応頼み?
12.5.まとめ
ICTシステムは急速に進化→災害・事件毎に進んだシステムへ
キーワードは無線と映像→公共ブロードバンド移動通信システム
これは日本発のシステムとして、海外へも展開・貢献可能
ICTの発達
と普及
防犯利用可能
ツールの増加
文鎮型、ネットワーク
型組織への理解
組織の壁を
超えた連携
犯罪認知
件数の増加
×
×
効果的に
対処できない
コミュニティー
自治体財政
の力の衰退
の緊迫化
ICTをテコにした
コミュニティーの復権
参考:社会安全システムと情報通信技術とによる
幟縁(しえん)の支援
大阪市立大学 創造都市研究科
都市情報学専攻 教授
中野 潔
kiyoshi◎gscc.osaka-cu.ac.jp
(◎を半角アットマークで置き換えてください)
KANSAI@CANフォーラム
情報通信学会 関西支部
大阪安全安心まちづくり支援ICT活用協議会
情報処理学会EIP研究会
•
•
運営委員
副支部長
会長代行
運営委員
-目次-
A 情報通信技術による社会安
• C 非接触ICカードによる大規模
全システムへの需要
災害時の所在地確認の可能性
B 社会安全と防犯関連実証実
験プロジェクト
社会安全システムとは何か [I]
• 社会安全システムの構築
• 社会安全システムの具体的
– 社会の安全・安心を確保するために、情
ターゲット
報通信技術(ICT)と人的仕組みを組み合
– 防犯
わせたシステムを構築すること
• 無線ICタグによる児
– 既存の物理的社会システムに安全・安
童の見守り
心を維持するためのプロセスを盛り込む
• 防犯カメラによる商
こと
店街、学校の見守り
• 背景
– 防災、減災:震災、水害
– 関西における学校内外での児童を対象
などの損害を軽減
とした残虐な事件
– 交通の安全確保
– 学校を舞台にした児童や教員を対象とし
– 食の安全確保
た残虐な事件
– 医療・福祉分野での安全
– 大阪府:29年連続でひったくり認知件数
確保
全国1位。
• →犯罪の多い土地柄として、社会に
認知
A 情報通信技術による
社会安全システムへの需要
社会安全システムとは何か [II]
•
具体的な構成要素
• アプローチ
– 活用されるICTの具体例
– 対症療法型
• カメラ
– 事前企画型=企画・設計段階から、安
全・安心の確保、災害の軽減を体系的
• 無線ICタグ
に考慮
• 非接触型ICカード
• 対象
• バイオメトリックス(生体認証)
– まちづくり、都市計画
• GPS(全地球位置確認システム)
– 既存の物理的社会システム
• 地理情報システム
» ビル管理
• メール自動配信システム
» 鉄道運行管理
• 各種データベースによる情報共有
» 道路管理
– 人的仕組みの具体像
» 食品流通
• 従来の血縁、地縁、企業縁の枠を
» 医療廃棄物物流
超えた人的ネットワークの再構築
» 産業廃棄物物流
A 情報通信技術による
社会安全システムへの需要
国の施策と大阪府での安全まちづくり
•
•
u-Japanと安全
•
– 食の安全、防犯、災害対応の3つをま
とめた「安全・安心な生活環境の実現」
=最重要の課題
大阪府の対応
– 協議会と研究会
• 「大阪『安全なまちづくり』ICT推進
研究会」発足:04年5月
•
• 大阪安全・安心まちづくりIT活用
協議会:04年5月
– 協議会に一本化。研究は、協議会の
中の部会で実行
• 大阪安全安心まちづくり支援ICT
活用協議会(大安協)
企業40、自治体20、研究者5
http://www.osaka-anzen.jp/
A 情報通信技術による
社会安全システムへの需要
大阪府安全まちづくり条例:02年4月:
全国初
– 「安全まちづくり推進協議会」大
阪府全域において、市町村、警
察署と連携した総数約60が組
織:04年6月現在、9市が独自の
まちづくり条例を制定:府と連携し
た取り組み
地域での取り組みに特色
– 大阪市鶴見区では、約60名のレ
ディース隊(区内のひったくりを1
年間で45%削減)
– 茨木市春日丘では、自治会連合
によるあんしんパトロールが、世
代を超えて実行
– その他の地域でも、地域の子供
の見守り、地域防犯マップ作りな
どユニークな取り組みが発生
「大安協」の概要[I]
• 「大安協」=「大阪安全・安心まち • ■目的(続き)
づくり支援ICT活用協議会」の略
– 実現促進・支援(続き)
称
• 活動を展開し、そこから
• ■目的
生まれる新しい防犯モデ
– ICTを活用した安全・安心ま
ルの社会実証実験を推
ちづくりの実現促進・支援
進する
• 新たなビジネス/防犯モデ
• 創出されたモデルを大阪
ルを創出し、「安全なま
府域、さらに全国へと広
ち・大阪」の実現促進を
めていくことによって「安
図る
全・安心なまちづくり」を
実現するとともに、地域
• 民間企業が主体となって、
の活性化に寄与する
相互の企画や技術のマッ
チングを図るための各種
交流
B 社会安全と防犯関連実証実験
プロジェクト
「大安協」の概要[II]
• ■設立及び事業期間
– 2004年12月15日から3年間
– 現在はKANSAI@CANフォーラム
の安全・安心部会として活動
• ■会員
– 一般会員:26団体(防犯設備/
電機/エネルギー/警備/通信/
システムベンダ 等)
– 特別会員:14団体/個人(学識
者/自治体/NPO 等)
• ■主要実施事業
– ICTを活用した社会実証実験
の企画、推進、支援
– 同実験関連業務を通じた企業
マッチング、関連機関との連携、
調整、情報発信
– 情報発信、交流の推進(シンポ
ジウム、マールマガジン、ホー 無料のメールマガジンを発行しており
ムページ等)
ますので、御購読ください。
http://www.osaka-anzen.jp/
で申し込み可能
B 社会安全と防犯関連実証実験
プロジェクト