ネットワークセキュリティにおける、 VPN(Virtual Private Network)の有効性 情報通信NW 4499060 Yuichi Takeuchi 1 ネットワークセキュリティの方法 パスワード パーミッション IPフィルタ 暗号化 SSL VPN ・ ・ ・ Etc... 利用者確認 権利確認 送信元確認 本人証明 ワンタイムパスワード ファイアウォール デジタル署名 2 専用回線とパケット回線 専用回線 ある2地点を固定に結ぶ回線 パケット回線 ある大きさに分割したデータに宛先、発信元 などの情報を付し、複数の機器が接続された ネットワーク中を道筋を選択肢結ぶ回線 3 ファイアーウォール パケットの宛先を確認することで、不正な発信先からの データ送受信を拒否する 宛先|発信元|データ 宛先|発信元|データ ファイアーウォール LAN インターネット 4 暗号技術 ネットワーク上のパケットの通過点では、パケットを盗み 見ることができる パケットのデータ部分をあるアルゴリズムで暗号化し他 人から見れなくする技術 ハッシュ関数(不可逆関数) b=f(a), a=f(b) 共通鍵 公開鍵・秘密鍵 データ ブラックボックス (アルゴリズム) 暗号データ 5 暗号化の例(公開かぎ) 公開かぎ 7,55 2 <送りたいデータ> 2^7=128 55で割ったあまり 18 公開かぎはと秘密かぎは一方で暗号化 したものは他方でしか複合化できない 組み合わせである 公開かぎから秘密かぎを導くことは不可 能 18^3=5832 55で割ったあまり 2 秘密かぎ 3,55 6 VPNの仕組み 企業間など信頼性の高い通信を求める際に使用 2地点のネットワークへの入り口にファイアーウォールを 設ける パケット全てを暗号化し、ファイアーウォールからもう一 方のファイアーウォールへと送信する かぎを一定時間ごとに更新する A発|B宛|データ A発|B宛|データ VPN1 VPN1発|VPN2宛|暗号パケット VPN2 インターネット 7 VPNと専用線の比較 VPN 専用線 中 (暗号の強度に依存) 安全性 高 (外部からの侵入は無 い) 拡張性 低 (新たな専用線を施設) 費用 高 (専用線の施設が必 要) 高 (ファイアーウォールだ けを設置) 安 (ファイアーウォールだ け用意) 8 結論 オープンなネットワークをあたかも私設のネットワークの ように扱うための方法 外部から盗聴されない通信が可能 専用線と違い、一般の回線を利用するため安価である 将来、暗号の強度がさらに高まると予想されるので安全 性は更に高まる 参考資料 ネットワークセキュリティがわかる本 2000 オーム社 9
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