ネットワークプログラミング 05A1302 円田 優輝 はじめに 現在ではネットワークを利用したソフトウェア が数多く存在しているが、仕組みが分からず ともソフトウェアは使用出来る。そのため、プ ログラムがどの様な動作をしているかなどは 特に気にする必要が無い。 そこで、まずは参考書のプログラムを組んで みて、動作や仕組みを知り、ネットワークを利 用したプログラム(チャットプログラム)を作成 することが目的である。 開発環境 プログラミング言語はJavaを選択し、フリー ソフトウェアのIDE(統合開発環境)である Eclipseを使用してプログラミングを行った。 プログラムの概要 ○時刻を送り返すサーバプログラムと 接続先を指定して接続するプログラム ○FTPプログラム ○チャットプログラム チャットプログラムの作成 初めの段階では、メッセージを受信するため のプログラム、メッセージを送信するためのプ ログラムと別々にしていた。そのため、この方 法では2個のウインドウを操作する必要が あった。 送信用ウインドウ 受信用ウインドウ 送信用ウインドウの操作はCUI(キーボード での操作)だったので、全ての操作をGUI(マ ウスなどでの操作)にして、1個のウインドウで メッセージの送信と受信を出来るようにした。 別の接続先に接続する際に一度プログラ ムを終了させる必要が有り、接続先を指定 出来なかった。 この問題点を修正 文字のやり取りする際に特に問題無く、チャット プログラムとして使用出来るようになった。 操作画面 接続用ウインドウ チャットウインドウ 比較表 Windows Live Messenger 作成したプログラム 文字のやり取り ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ 接続できる範囲 ソフトがインストール されていれば接続可能 LAN内のみ ファイル送信 ○ × 名前の変更 いつでも可能 接続後変更出来ない 登録メンバーの オンライン状況 常に取得している 誰がプログラムを実行し ているか不明 複数でのチャット リストからの接続 ログを残せる 接続相手の登録 まとめ 本研究を行って、ネットワークを利用したプロ グラムを作成、動作させるには、接続先での動 作や環境を考えてプログラムを組む必要がある ことが良く分かった。 現段階では1:1でしかチャットが出来ないので、 今後は複数でチャットを出来るようにする。 参考文献 [1]小高和宏, “基礎から分かるTCP/IP Javaネットワーク プログラミング”, オーム社, 2002 [2]JavaでHelloWorld http://www.hellohiro.com/ [3]Javadrive http://www.javadrive.jp/tutorial/index.html [4]概要(Java 2 プラットフォーム SE v1.4.0) http://sdc.sun.co.jp/java/docs/j2se/1.4/ja/docs/ja/ap i/index.html
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