サッカーの試合において得点に繋がる要因」

「サッカーの試合において
得点に繋がる要因」
テーマの理由
 サッカーが好きであること
 点が決まる要因としてシュート以外にある
のではないか。
 予想のつきにくいサッカーをデータによっ
て分析できるのではないか。
仮説Hypothesis
 シュート数が多いチームは、より多く点数
を取る 。
 FKが多いチームは、より多く点数を取る。
 CKが多いチームは、より多く点数を取る。
 退場数が少ないチームはより多くの点数を
取る。
 失点の少ないチームはより多くの点数を取
る。
方法Method
 二変数間の相関,散布図によって分析。
↓
 得点を従属変数とし,それに影響を与える
と思われる諸要因を独立変数とする。
→従属変数:得点
→独立変数:シュート数,FK,CK,退
場数,失点
データData
 Jリーグの一部,および二部の合計37チーム
を対象。
 出典:Jリーグ公式サイトhttp://www.j-
league.or.jp/
シュート数
ベガルタ仙台
427
モンテディオ山形
324
鹿島アントラーズ
511
浦和レッズ
451
大宮アルディージャ
387
FC東京
444
川崎フロンターレ
517
横浜F・マリノス
489
湘南ベルマーレ
299
アルビレックス新潟
367
清水エスパルス
403
ジュビロ磐田
390
名古屋グランパス
426
京都サンガF.C.
388
ガンバ大阪
452
セレッソ大阪
475
ヴィッセル神戸
444
サンフレッチェ広島
425
コンサドーレ札幌
321
水戸ホーリーホック
329
栃木SC
399
ザスパ草津
377
ジェフユナイテッド千葉
490
柏レイソル
486
東京ヴェルディ
425
横浜FC
401
ヴァンフォーレ甲府
475
カターレ富山
359
FC岐阜
312
ファジアーノ岡山
290
徳島ヴォルティス
365
愛媛FC
374
アビスパ福岡
456
ギラヴァンツ北九州
339
サガン鳥栖
420
ロアッソ熊本
356
大分トリニータ
360
FK
538
525
550
685
579
541
564
625
543
545
607
501
645
504
531
591
603
525
605
556
733
683
610
702
700
727
778
600
724
600
689
604
764
609
676
630
693
CK
165
147
183
239
138
196
219
191
128
134
165
166
215
145
192
204
144
147
148
153
176
169
206
220
157
150
176
163
128
136
150
128
182
166
165
152
156
退場
1
0
3
2
7
3
1
0
2
1
4
1
4
4
1
4
12
1
5
6
6
4
2
8
4
0
2
6
4
2
1
6
3
3
7
4
3
失点
46
42
31
41
45
41
47
39
82
45
49
49
37
60
44
32
45
38
38
45
42
48
37
24
34
47
40
71
45
51
47
34
34
65
41
43
49
得点
40
29
51
48
39
36
61
43
31
48
60
38
54
30
65
58
37
45
37
29
46
36
58
71
47
54
71
39
32
27
51
34
63
20
42
39
39
分析Analysis
変数
Y1
X1
X2
X3
X4
X5
得点(Y1)
-
.735
.371
.601
-.115
-.507
シュート
(X1)
.735**
-
.106
.749
-.028
-.558
FK(X2)
.371*
.106
-
.158
.169
-.277
CK(X3)
.601**
.749
.158
-
-.104
.400
退場(X4)
-.115
-.028
.169
-.104
-
-109
失点(X5)
-.507**
-.558
-.277
.400
-.109
-
*:5%で有意
**:1%で有意
分析結果
 仮説1:強い正の相関がみられる。
 仮説2:シュート比べると低いが,ある程度の相関
がみられる。
 仮説3:強い正の相関。
 仮説4:相関ほとんどなし。
 仮説5:比較的強い負の相関
結論Conclusion
 今回の前提の基では退場数以外の全ての仮
説が実証された。
→相関の強さは変数によって異なり,その結
果は予想外のものであった。
終わり