特定健診等機関システム 開発ベンダ説明会 平成24年12月11日(火) 特定健診等データ管理システムの チェックの変更点について 国民健康保険中央会 共 同 電 算 部 資料 4 本番環境における各チェックの流れ 国保連合会 健 診 等 機 関 特 定 健 シ診 ス テ・ ム保 健 指 導 XML 受付チェック NG OK エラー連絡書 NG 返戻一覧表 特 定 健 診 等 デ ー タ 管 理 シ ス テ ム 資料3「特定健診・保 健指導決済システム のチェックの変更につ いて」で、受付チェック の変更内容を説明 形式チェック OK 事務点検 OK ベンダテストの範囲 ではあるが、第二期 特定健康診査等の実 施によるチェックの変 更がないため、説明 は行わない 資料4「特定健診等 データ管理システム のチェックの変更につ いて」で、事務点検の 変更内容を説明 資格確認 1 第二期特定健康診査等の実施に伴う 事務点検の変更について 2 事務点検の変更点 Ⅰ.測定値の報告にかかる変更 Ⅱ.HbA1cの報告にかかる変更 Ⅲ.積極的支援における支援Bにかかる変更 Ⅳ.特定健診実施後の服薬確認にかかる変更 3 Ⅰ.測定値の報告にかかる変更 ・測定値の必須チェック ・測定値と結果コードの相関チェック 4 測定値の必須チェック • 健診実施日が平成25年4月1日以降の請求 データにおいて、測定結果が検査項目毎 に指定された入力範囲を超えた場合は、 結果コード「H」「L」と併せて、測定 値の報告を必須とする。 <エラー事例> ・健診実施日が平成25年4月1日以降の請求データにおいて、 測定値が入力範囲外の時に、結果コード「H/L」のみ を報告する。 5 測定値と結果コードの相関チェック • 健診実施日が平成25年4月1日以降の請求 データにおいて、測定値が入力範囲の最 大値以上の場合は「測定値とH」を、最 小値以下の場合は「測定値とL」を報告 する。入力範囲内の場合は「測定値の み」を報告する。 <エラー事例> ・測定値が入力範囲外の時に、測定値のみを報告する。 ・測定値が入力範囲内の時に、測定値と併せて結果コード 「H/L」を報告する。 6 健診実施年月日:平成25年4月1日以降 <入力最大値・最小値が定められている項目の報告パターン> 厚生労働省「標準的な健診・保健指導プログラム」別紙8-2で入力 最大値・最小値の範囲が定められている項目 検査結果と入力範囲の関係 入力最大値 入力最小値 < ≦ 測定値 測定値 入力最小値 < 入力最大値 ≧ 測定値 請求データ(XML) 結果(測定値) 結果(コード) 測定値 H 測定値 なし 測定値 L 7 健診実施年月日:平成25年4月1日以降 <XML事例> ・中性脂肪の測定値が入力許容範囲を超えた場合。 <entry> <observation classCode="OBS" moodCode="EVN"> <code code="3F015000002327101" /> <value xsi:type="PQ" value="2000"> <value xsi:type="CD" code="H"> ・・・ </observation> </entry> 測定値と結果コードの 出現順序は任意です 8 <エラー事例①> ・測定値の記述が漏れている。 健診実施年月日:平成25年4月1日以降 <entry> <observation classCode="OBS" moodCode="EVN"> <code code="3F015000002327101" /> <value xsi:type="CD" code="H"> ・・・ 検査結果が入力範囲外であっても、 測定値を記述する必要があります </observation> </entry> 9 健診実施年月日:平成25年4月1日以降 <エラー事例②> ・結果コードの設定内容が誤っている。 <entry> <observation classCode="OBS" moodCode="EVN"> <code code="3F015000002327101" /> <value xsi:type="PQ" value="2000"> <value xsi:type="CD" code="L"> ・・・ 入力最大値以上の場合は、結果コードに “H”を設定する必要があります </observation> </entry> 10 Ⅱ.HbA1c(ヘモグロビンA1c)の 報告にかかる変更 ・HbA1cの項目チェック ・血糖検査の必須チェック 11 HbA1cの項目チェック • 健診実施日が平成25年4月1日以降の請求 データにおいて、HbA1cの測定値はNGSP 値で報告する。 <エラー事例> ・健診実施日が平成25年4月1日以降の請求データにおいて、 HbA1cの測定値をJDS値で報告する。 12 健診実施年月日:平成25年4月1日以降 <HbA1c(NGSP値)の検査項目コード> NGSP値の検査項目コードが新設されます 検査項目コード(JLACコード) 名称 3D046000001906202 HbA1c(免疫学的方法)(NGSP値) 3D046000001920402 HbA1c(HPLC法)(NGSP値) 3D046000001927102 HbA1c(酵素法)(NGSP値) 3D046000001999902 HbA1c(その他)(NGSP値) 13 血糖検査の必須チェック • 健診実施日が平成25年4月1日以降の請求 データにおいて、空腹時血糖または HbA1c(NGSP値)のうち1項目以上実施 していることを必須とする。 <エラー事例> ・健診実施日が平成25年4月1日以降の請求データにおいて、 空腹時血糖、HbA1c(NGSP値)の検査結果が存在しな い。 14 健診実施年月日:平成25年4月1日以降 <血糖検査の必須項目> これらの項目のうち、1項目以上実施していることが必 須となります 検査項目コード(JLACコード) 名称 3D010000001926101 空腹時血糖(電位差法) 3D010000001927201 空腹時血糖(紫外吸光光度法) 3D010000001999901 空腹時血糖(その他) 3D010000002227101 空腹時血糖(可視吸光光度法) 3D046000001906202 HbA1c(免疫学的方法)(NGSP値) 3D046000001920402 HbA1c(HPLC法)(NGSP値) 3D046000001927102 HbA1c(酵素法)(NGSP値) 3D046000001999902 HbA1c(その他)(NGSP値) 15 健診実施年月日:平成25年4月1日以降 <XML事例> ・HbA1cの検査結果を報告する場合。 <entry> <observation classCode="OBS" moodCode="EVN"> <code code="3D046000001906202" /> <value xsi:type="PQ" value="7"> ・・・ 新設されたNGSP値の 検査項目コードを設定 </observation> </entry> 16 健診実施年月日:平成25年4月1日以降 <エラー事例> ・HbA1cの報告をJDS値で行っている。 <entry> <observation classCode="OBS" moodCode="EVN"> <code code="3D045000001906202" /> <value xsi:type="PQ" value="7"> ・・・ </observation> </entry> NGSP値で報告する必要があります ※ 事例はJDS値のためエラー 17 Ⅲ.積極的支援における支援Bに かかる変更 ・支援ポイントのチェック ・支援B関連項目の必須チェック 18 支援ポイントのチェック • 健診実施日が平成25年4月1日以降の特定 健診に基づく特定保健指導 積極的支援の 請求データにおいて、支援Bポイントの チェックを廃止し、支援Aポイントが160 ポイント以上かつ合計ポイントが180ポイ ント以上であれば、保健指導終了者と判 定する。 <エラー事例> ・指導集計情報の合計ポイントが180ポイント未満。 19 支援B関連項目の必須チェック • 健診実施日が平成25年4月1日以降の特定 健診に基づく特定保健指導 積極的支援の 請求データにおいて、支援Bを実施しない 場合は、指導集計情報の支援B実施回数・ 合計実施時間・ポイントの報告を任意と し、項目が出現しなくても正当とする。 但し、支援Bを実施している場合は、実施 回数の報告を必須とする。 <エラー事例> ・支援Bを実施しているが、実施回数の報告がない。 20 平成25年4月1日以降に実施した特定健診に基づく特定保健指導 <指導集計情報(計画上・実施上)の支援B関連項目> ポイント(支援B)が1ポイント以上の時、支援Bを実施しているとみなし、実施 回数の報告が必須となります。 項目名 実施回数(個別支援B) 実施回数(電話Bによる支援) 実施回数(e-mail Bによる支援) 合計実施時間(個別支援B) 合計実施時間(電話Bによる支援) ポイント(支援B) チェック内容 『ポイント(支援B)』が1ポイント以上の時、 1項目以上設定されていること (支援B未実施の時、省略可) 任意 ※ (支援B未実施の時、省略可) 任意 ※ (支援B未実施の時、省略可) ※ システムによるチェックは行わないが 支援B実施時は実態の通り報告すること 21 平成25年4月1日以降に実施した特定健診に基づく特定保健指導 <XML事例> ・積極的支援の実績評価を報告する場合。 <entryRelationship typeCode="COMP"> <observation classCode="OBS" moodCode="EVN"> <code code="1041100114" /> <value xsi:type="INT" value="180" /> 支援A:180ポイント ・・・ 支援B: なし ・・・ <code code="1041800114" /> <value xsi:type="INT" value="180" /> 合 計:180ポイント ・・・ 22 平成25年4月1日以降に実施した特定健診に基づく特定保健指導 <エラー事例> ・合計ポイントが180ポイントに達していない。 <entryRelationship typeCode="COMP"> <observation classCode="OBS" moodCode="EVN"> <code code="1041100114" /> <value xsi:type="INT" value="160" /> ・・・ <code code="1041200114" /> <value xsi:type="INT" value="10" /> ・・・ 合計ポイントは180ポイント以上 である必要があります <code code="1041800114" /> <value xsi:type="INT" value="170" /> ・・・ 23 Ⅳ.特定健診実施後の服薬確認に かかる変更 ・服薬確認者の項目チェック 24 服薬確認者の項目チェック • 健診等機関からの請求データにおいて、 新設される「服薬確認者」項目は使用で きない。 <エラー事例> ・健診等機関からの請求データにおいて、「服薬確認者」 項目が存在する。 25 <服薬確認者の検査項目コード> 「服薬確認者」項目が新設されますが、これらの項目は保 険者が使用する項目のため、健診等機関からの請求デー タでは使用できません。 検査項目コード(JLACコード) 名称 9N702167200000049 服薬確認者(血圧) 9N707167200000049 服薬確認者(血糖) 9N712167200000049 服薬確認者(脂質) 26 <エラー事例> ・「服薬確認者」項目が存在する。 <entry> <observation classCode="OBS" negationInd="false"> <code code="9N702167200000049" /> <value xsi:type="CD" code="2"> </observation> </entry> 「服薬確認者」項目は使用できません ※ 保険者が使用する項目 27
© Copyright 2024 ExpyDoc