自殺 ~自殺と気象に関連があるのではないか?~

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自殺
~なぜ地域差が出るのか~
村瀬ゼミ
自殺者数( 人口1 0 万人あたり)
50.0
都道府県別自殺者数
45.0
40.0
35.0
30.0
25.0
20.0
15.0
10.0
5.0
0.0
北
青
岩
宮
秋
埼
千
東
海
森
手
城
田
玉
葉
京
道
県
県
県
県
県
県
都
神
奈
川
県
新
京
大
兵
奈
潟
都
阪
庫
良
県 府
県名
府
県
県
和
歌
山
県
佐
長
熊
大
賀
崎
本
分
県
県
県
県
1.はじめに
1ー1.目的

近年注目されている社会問題の一つ
※ いじめによる自殺の報道

地域差が出るのは何故なのだろうか?
1ー2.先行研究

エミール・デュルケム 『自殺論』 中央公論社
1 自己本位的自殺
2 集団本位的自殺
3 アノミー的自殺

本橋豊
『秋田県における高齢者の自殺予防対策』
・気象が要因となるのではないか
1ー3.仮説
Ⅰ 自殺と経済的要因
Ⅱ 自殺と親密性の要因
Ⅲ 自殺と気象的要因
2.方法

総務省 統計局ホームページ

厚生労働省 人口動態統計
のデータを元に散布図を作成
図Ⅰ―2
700.0
図Ⅰ-1自殺者数と実収入
富山
650.0
神奈川
秋田
実収入(千円)
600.0
550.0
東京
500.0
岩手
青森
450.0
400.0
350.0
20.0
沖縄
25.0
30.0
35.0
40.0
自殺者数(対人口10万人あたり)
45.0
図Ⅰ-2 自殺者数と生活満足度
88.0
生活満足度(%)
図Ⅰ―1
86.0
84.0
神奈川
82.0
東京
秋田
80.0
78.0
岩手
76.0
青森
高知
74.0
15.0
20.0
25.0
30.0
35.0
40.0
自殺者数(対人口10万人あたり)
45.0
50.0
図Ⅱ-1
図Ⅱ-1 自殺者と婚姻率
7.00
東京
神奈川
6.50
婚姻率(%)
沖縄
6.00
群馬
5.50
富山
5.00
新潟 岩手
徳島
4.50
20.0
青森
秋田
25.0
30.0
35.0
自殺者数(対人口10万人あたり)
40.0
45.0
図Ⅱ-2自殺者数と単独世帯割合
単独世帯割合(対一般世帯数.%)
図Ⅱ-2
45.00
東京
40.00
35.00
30.00
神奈川
岩手
25.00
青森
20.00
秋田
奈良
15.00
20.0
25.0
30.0
35.0
40.0
自殺者数(対人口10万人あたり)
45.0
図Ⅲ-1 自殺者数と快晴日数
図Ⅲ-1
静岡
快晴日数(年間)
65
50
宮崎
三重
岡山
35
20
富山
徳島
新潟
5
20
25
30
岩手
35
自殺者数(対10万人あたり)
青森
40
秋田
45
図Ⅲ-2自殺者数と降雪日数
140
図Ⅲ-2
120
北海道
青森
降雪日数(年間)
100
山形
岩手
秋田
80
福島
60
新潟
40
20
0
神奈川
20
東京
25
30
35
自殺者数(対人口10万人あたり)
40
45
3.分析

仮説Ⅰ
関連性なし

仮説Ⅱ
親密性が低いと自殺率が高くなる

仮説Ⅲ
気象は自殺率に影響を与える
4.結論
仮説Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの検証より
→自殺にはいくつかの要因が関連。
最も関連が見られた気象も、要因のひとつ。
参考文献

エミール・デュルケム 『自殺論』 中央公論社

本橋豊 『秋田県における高齢者の自殺予防対策』

総務省統計局 『統計で見る都道府県のすがた』

厚生労働省 人口動態統計
FIN