定量調査

定量調査
定量調査の種類
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
個人面接法
電話法
郵送法
留置き法
会場集合法
観察法
ファックス調査法
定量調査の特徴
① 客観的、体系的にデータが収集され分析される。
② 母集団に対する標本の代表性があるようにサンプリン
グが行なわれる。
③ 一人の対象者から一度に大量の情報が得られる。
④ 情報は、数量的統計的に処理される。
⑤ 反復性がある。
1.個人面接法
個人面接法:インタビュアが一対一で対象者個人に直接面接し、
調査票にもとづいて、質問を読み上げ、回答者の
回答を調査票に記入する方法。
個人面接法の長所・短所
個人面接法の長所
正確な解答を効果的に収集できる。
標本の代表制は一般的に高い。
回収率は比較的高い。
情報量が多い。
対象者が質問内容を誤解しても、インタビュアはすぐに訂正で
きる。
f. リスト、絵、写真、ビデオテープなどのビジュアル助成ができる。
g. 対象者のラポールがつくりやすい。
h. 直接会うので、対象者本人に面接できる。
a.
b.
c.
d.
e.
個人面接法の長所・短所
個人面接法の短所
a. サンプリングフレームとしての住民基本台帳が借り
にくくなっている。
b. 近年、対象者の不在率と拒否率が高くなっている。
c. インタビュアのバイアスが避けられない。
d. 実査管理に手間がかかる。
e. 実査期間が比較的長い。
f. 調査経費は、他の手法より一般に高い。
2.電話法
電話法:インタビュアが対象者に電話し、調査票に基づいて、質
問を読み上げ、回答を記入する手法である。
電話法の種類
 中央集中管理方式:複数のインタビュアが1個所に終結し対
象者に集中的に電話をかける方法。
 個別電話方式:各インタビュアが自宅から個別に電話する方
法。
電話法の長所・短所
電話法の長所
同時に大量のサンプルを調査できる。
地域的に制約がなく、全国どこでも調査が可能である。
即時性がある。
インタビュアのバイアスが比較的に少ない。
インタビュアの顔が見えないので、自由に真実を語ってくれる
可能性がある。
f. 個人面接ではアプローチしづらい対象者にもコンタクトできる。
g. 現地で対象者を探さなくても済む。
h. 調査経費は比較的に安い。
a.
b.
c.
d.
e.
電話法の長所・短所
電話法の短所
a. 電話非所有世帯、所有非登録世帯、所有未登録世
帯は、サンプルから除外されている。
b. リスト、カード、絵、写真、ビデオテープなどのビジュ
アル助成ができない。
c. 個人的な質問、デリケートな質問は、難しい。
d. 質問が多すぎると拒否されやすい。
e. 込み入った、複雑な質問は、無理である。
f. 調査協力率は、一般的に低い。
3.郵送法
郵送法:自記式調査票を対象者に郵送し、回答を記入しても
らって、返送してもらう手法である。
郵送法の長所・短所
郵送法の長所
インタビュアを使わないから、大量のサンプルでも処理できる。
サンプル地点が点在していても、対象者にアプローチできる。
在宅率の低い対象者にもアプローチできる。
少ない調査担当者で実施できる。
即答しなくてもよいから、多忙な対象者でも、空いた時間に回
答記入ができる。
f. ビジュアル助成が可能である。
g. 質問量が、ある程度多くても、協力が得られる。
h. インタビュアを介さないから、インタビュア・バイアスが入らない。
a.
b.
c.
d.
e.
郵送法の長所・短所
郵送法の短所
a. 回収率が低いと、サンプルの代表性に欠ける。
b. 回収した調査票は、テーマに関心のある人のものに
集中しやすい。
c. 実査期間が長くなる。
d. 質問順序が保たれない。
e. 自由回答のプロービングができない。
f. 調査票の一部が無回答になったり、自由解答欄が
無記入になったりすることがある。
g. 対象者以外の人が回答してしまう場合がある。
4.留置き法
留置き法:自記式調査票の配布、または配布と回収の両方を
調査員の訪問によって行なう手法である。
留置き法の長所・短所
留置き法の長所
a. インタビュアが対象者に口頭で調査の主旨を伝えた
り、質問に答えることができる。
b. 回収率は比較的に高い。
c. 対象者本人に回答してもらうことができる。
d. 自記式調査票を回収時に点検できる。
留置き法の長所・短所
留置き法の短所
最低でも2回の訪問が必要であり、経費がかかる。
5.会場集合法
会場集合法:会場周辺の通行人のなかから適格対象者をスク
リーニングし、会場での調査に参加してもらう手法。
会場集合法の長所・短所
会場集合法の長所
a. テスト環境はすべての対象者にとって均一である。
b. テスト製品やテストコマーシャルなどの提示物の順
序は、正しくコントロールできる。
c. テストの現物を観察することができる。
d. 実査期間は比較的短くて済む。
会場集合法の長所・短所
場所集合法の短所
a. サンプルの代表性は、必ずしも高くない。
b. 製品によっては、この方法が無理な場合がある。
6.観察法
観察法:調査の対象者または対象物に対して、回答主体として
の役目を能動的に機能させないで、観察者が自らの五
感または器材・装置を使って、現在進行中の行動や実
態を記録する方法。
観察法の特徴:
1. 対象者の動機、態度、意向ではなく、対象者の行動を測定する。
2. ビデオカメラやデジタルカメラなどの器材を使うことが通例である。
3. 調査結果を一般化することは難しい。
4. ホームウォッチングの場合、調査者が専門的知識を持っていたり、
あるいはマーケターとしてのセンスがないと発見が得られないこ
とは多い。
7.ファックス調査法
ファックス調査法:自記式調査票を対象者にファックスで送り、
回答を記入してもらって、返送してもらう手法
である。
ファックス調査法の長所・短所
ファックス調査法の長所
a.
b.
c.
d.
e.
f.
調査票の送受信は、24時間可能である。
緊急に調査結果がほしいときにも対応できる。
絵や写真などのビジュアル助成ができる。
対象者に絵を描いてもらって返信してもらえる。
回収率は、一般に高い。
経費が比較的安い。
ファックス調査法の長所・短所
ファックス調査法の短所
a. 母集団はファックス設置世帯に限られる。
b. 送受信後の調査票の質問文、回答内容の文字が鮮
明でないときがある。