PowerPoint プレゼンテーション

10 不慮の事故
不慮の事故領域
不慮の事故領域の代表目標項目(1)
・ SIDS(乳幼児突然死症候群)、誤飲による窒息や中毒、溺死、転落、
交通事故などの不慮の事故による死亡数の減少(人口10万対死亡率)
不慮の事故領域
今後の取り組むべき課題と施策
① 子どもや高齢者に対する事故防止対策と見守り体制の
強化
② 幼年期からの事故防止意識の啓発
③ 応急措置や心肺蘇生法等の普及推進
不慮の事故領域
不慮の事故による死亡状況(全国と岩手県)
(SIDSを含む)
平成18年人口動態統計
交通事故 不慮の溺死及び溺水 煙、火・火炎への曝露 乳幼児突然死症候群 転倒・転落 不慮の窒息 有害物質による中毒 その他の不慮の事故 0.7
0.2
1.2
全国
7.2
5.2
4.8
7.3
4.0
30.5
38,464人
1.6
岩手県
9.1
5.5
5.7
13.3
0.8
0.1
5.4
41.5
569人
0.0
10.0
20.0
30.0
人口10万対死亡率
40.0
50.0
不慮の事故領域
不慮の事故死における家庭内事故、交通事故の割合
(SIDSを含まず)
(全国)
家庭内事故
交通事故
交通事故以外の家庭外事故
100
15.4
割合(%)
80
44.6
20
29.8
6.7
28.5
42.1
48.4
33.8
60
40
18.4
23.6
45.8
54.8
77.9
33.1
15.8
47.8
35.8
31.8
24.4
16.8
24.8
0
総数
0歳
1~4歳
5~14歳
年齢区分
15~44歳 45~64歳
65歳~
平成18年人口動態統計
不慮の事故領域
家庭内での不慮の事故による年齢別死亡状況(全
(SIDSを含まず) 国)
平成18年人口動態統計
人口10万対死亡率
40
窒息
転倒・転落
中毒
30
溺死・溺水
火災
その他
6.4
20
12.2
10
1.8
2.9
0
11.6
9.0
3.0
総数
0歳
1~4歳
5~14歳
年齢区分
15~44歳 45~64歳 65歳以上
不慮の事故領域
子どもの事故防止のポイント
[誤飲による事故]
[水による事故]
子どもは好奇心が強く何でも「物をつか
む」、「口にいれる」行動をとるので、あ
らゆる物が異物・誤飲につながる恐れ
があることを理解する。
浴室に鍵をかけたり柵を設け、近づくこ
とができないようにする。
誤って飲み込みやすいと思われる物は、
子どもの手の届く所には置かない。
入浴中は常に気を配り、子どもから目
を離さない。
水遊びの時は目を離さない。
[転倒、墜落、転落による事故]
[遊具による事故]
階段に転落防止柵や手すりを設ける。
保護者の付き添いが事故防止には有
効。
高い場所には子どもが近づくことがで
きないようにする。
ベランダには踏み台となるようなものは
置かない。
安全な遊び場か確かめて、年齢にあっ
た遊具を選ぶ。
正しい使い方をさせるよう心がける。
不慮の事故領域
高齢者の事故防止のポイント
① 転倒・転落事故を防止
・ 段差をなくしたり、段差を小さくする。
・ 階段、廊下、玄関,浴室などに手すりを設ける
・ 階段、廊下、玄関などに明るい照明をつける。
・ 床や階段などにつまずきそうな物を置かない。
・ すべりやすい靴下やスリッパは履かない。
② 浴室での溺死、熱傷事故を防止
・ 浴室を暖めてから入浴し、冬場は脱衣場を暖房して脱衣場と浴室の
温度差を減らす。
・ 給湯やシャワーの湯温が熱くなりすぎないように管理する。
③ 衣類に着火する事故を防止
・ 生地の袖や裾が広がった衣類は、火がついても気づきにくいので注
意する。
不慮の事故領域
高齢者の事故防止のポイント(つづき)
④ 窒息事故を防止
・ 食事の際は、お茶や水を飲んで口の中を湿らせてから、少しずつ、
ゆっくりよく噛んで食べる。また、食べているときに話しかけるな
どして慌てて飲み込まないようにする。
・ 餅など粘りのある食品を食べる場合は、小さく切ったものを食べる。
⑤ 商品選びの工夫
・ 高齢者向けの安全性の高い商品、使いやすく工夫されたユニバーサ
ルデザインの商品を選ぶよう心がける。
⑥ 健康管理で事故を防止
・ 日頃から身体を動かすことを心がけ、身体機能の維持向上に努める。
国民生活センター、危害情報からみた高齢者の家庭内事故 2003
不慮の事故領域
救命のリレー
早い119番通報
落ち着いて、はっきりと
119番に通報する
早い応急手当
救急車到着前の早い心肺蘇生
と早い除細動
早い救急処置
救急救命士などの行う
高度な救急処置
早い救命医療
医療機関における
高度な救命医療
不慮の事故領域
県民の皆さんに心がけて欲しいこと
不慮の事故に関する
予防法と学習の実
践!
☆ 交通ルールを守りましょう!
☆ 家庭、職場や地域での事故防止に取り組みましょう!
☆ 応急処置や心肺蘇生の方法を
身につけましょう!