日本の自動車技術を牽引する 技術者・研究者の講演会 鈴木 孝幸さんの巻 「若い技術者への期待」 自動車技術会関東支部学生自動車研究会では日本の 自動車技術を牽引する著名な技術者や研究者の方々に 学術領域のみならず、普段聞く事の出来ない話題を お話いただきます。 また、講演後、講師を交えての懇親会も実施しますので 奮ってご参加ください。 日時: ’11年5月28日(土)15:00~ 場所:国士舘大学世田谷校舎 34A-207 教室 【鈴木孝幸さんプロフィール】 1958年 日野自動車入社 長年トラック・バス用ディーゼルエンジン の性能・排ガス・耐久性・ 信頼性開発に従事 1980年には、大型バス用ハイブリッドを発想、 1991年に世界に先駆け実用化、 商用車ハイブリッドのパイオニアである。 2003年には日野自動車㈱取締役副社長、 現在は同社技監、工学博士、自動車技術会 関東支部顧問。 若い技術者向けに「ディーゼルエンジンの理論と実際」「ecoテクノロジーへの挑戦」などを 発刊。エンジニアの育成に情熱を燃やしております。 主催:公益社団法人 自動車技術会関東支部 学生自動車研究会 学生自動車研究会OP会 【講演概要】 若い技術者への期待 ディーゼルエンジンのクリーン化技術の開発と 世界初の大型ハイブリッドバス開発への挑戦の経験話を交えて 私は長い間、トラック・バス用エンジンのクリーン化に 関する研究・開発に携わって来た。 その過程では多くの難しい課題に直面し、失敗を 重ねながら問題の解決にあたって来た。その結果、 現在ではディーゼルエンジンに対するダーティな イメージは完全に払拭され、むしろ燃費の良さから 低CO2車として期待が高まっている。 一方、世界初の大型ハイブリッド(HV)バスの開発 に際しては、革新的なアイデア故に一般の方々には 想像出来ない幾多の壁にぶつかり、それを乗り越え、 10年の歳月を経て実用化に成功した。 厳しい中に楽しいことも多く経験出来た。 今回はこの2つの開発事例をご紹介すると共に、今後の 課題は何か。企業に於ける研究・開発の楽しさ,難しさ, 必要となる技術などについて述べる。 以下の順序で話を進める。 (1) トラック・バス用ディーゼルエンジンの クリーン化技術の開発と今後の課題 (2) 世界初の大型ハイブリッドバス開発への挑戦 (3) 企業に於ける技術者に求められること (4) まとめ 国士舘大学世田谷キャンパス案内 小田急線梅ヶ丘駅下車、 徒歩9分 東急世田谷線松陰神社前駅 または世田谷駅下車、 徒歩6分 渋谷駅南口バス乗場18番 「世田谷区民会館行」バスで 終点下車、徒歩1分
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