お年寄り 子ども 使う人の年齢、性別、障害のある人、ない 人・・・などの違いに関係なく、「だれもが使い やすい」ものを作ろうという考え方。 もちろん普通の人も! 障害者 ユニバーサルデザインを考えたのは、アメリカの 建築家の故ロナルド・メイスです。 ロナルド・メイス本人もからだに障害を持っていた。 故 ロナルド・メイス 写真 http://www.universal-design.co.jp/aboutus/idea/ そこで考えたのは・・・ 1980年代に、「できるだけ多くの人が利用できる製品、 建物、環境をデザインすること」をユニバーサルデザ インとして定義した。 ユニバーサルデザインの始まり!! ユニバーサルデザインは、7つの原則によって つくられています。 原則1: だれにでも公平に利用できること 原則2: 使う上で自由度が高いこと 原則3: 使い方が簡単ですぐわかること 原則4: 必要な情報がすぐに理解できること 原則5: うっかりミスや危険につながらないデザインであること 原則6: 無理な姿勢をとることなく、少ない力でも楽に使用できること 原則7: 動きやすい広さと大きさを確保すること 写真 http://volunteer.kids.yahoo.co.jp/what/welfare/barrier03.html リンス シャンプー シャンプー容器にはギザギザ がついている!! ポンプの頭にもギザギザ がついている!! 目の見えない人も 手でさわって リンスと区別でき る。 目が不自由な人や目をつぶっている人に便利!! 写真 http://www.pref.mie.jp/UD/HP/home/know/univer/ex07.htm 内部がひろい 手すりつき ベビーシート 体の不自由な人、お年寄り、赤ちゃ ん連れ、けがをしている人・・・ みんなが利用しやすい!! 表示から、だ れでも使えると すぐ分か る!! バスに乗ってから降りるま で、段差を感じないバス。 写真 http://www.pref.mie.jp/UD/HP/home/know/univer/ex04.htm 普通のバスに比べて、 地面とバスとの距離が 近い!! 段差が低いので 子供やお年よりでも簡単に乗れる! 車いすの人が使う ときは、スロープが でる工夫もある! 障害のある人も利 用できる!! あらゆるバリア(壁)を取りのぞくという考え方。 でも、障害者、高齢者などの特定の人に対する、特別な対策である。 ・「障害者用」 「高齢者用」と限定され たデザインを使うのは抵抗がある。 (差別されている感じがする) 使いやすい 年齢や障害の有無にかかわらず、だれもがさりげなく使えるデ ザイン。 最近は、ユニバーサルデザインを使ったものが増えてきています。例で挙げた ように、シャンプーなどの日用品から、トイレ、バスなどの交通機関まで、その種類は たくさんあり、社会に広がりつつあります。 しかし、まだだれもが利用しやすいものばかりとは言えないし、ユニバーサル デザインでつくられているものは少ないです。 わたしは、障害者や高齢者の人たちも、そうでない人も、みんなが一緒に使えるユニ バーサルデザインはすばらしいと思います。だれもが便利に、安心して生活できる社 会をつくるためにも、ユニバーサルデザインをもっと普及させることが大切だと思 いました。
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