ガスクロマトグラフィー研究懇談会講習会「プロが教え

ガスクロマトグラフィー研究懇談会設立50周年
特別講演会(於 工学院大学)
第294回ガスクロマトグラフィー研究会
「ガスクロの過去・現在・未来」
「もっと知りたいガスクロの基礎」
古野正浩:ジーエルサイエンス株式会社
「ガスクロ分析の最前線」
協賛企業各社
「ガスクロの過去・現在・未来」
保母敏行:首都大学名誉教授
招待講演「熱分解GC/MSを有効活用した高分子材料分析システムの開発」
渡辺忠一:フロンティア・ラボ
記念講演「日本のガスクロ50年」
表彰講演
表彰式
意見交換会
ガスクロマトグラフィーの歴史
キャピラリーカラム開発50周年
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1906年 M.S.Tswett:カラムクロマトによる植物色素の分離をクロマトグラ
フィーと命名
1941年 A.J.P.Martin, R.M.Synge:液‐液分配クロマトグラフィーのアイデ
ア
1952年 A.T.James,A.J.P.Martin:気‐液分配クロマトグラフィーを創始
1956年 van Deemter:分離効率に影響を与える要因を解析
1958年 M.J.E.Golay:キャピラリーカラムの理論と応用例を示す(スプ
リットインジェクション、TCD検出器)
1958年 G.Dijkstra,J.Degoey:キャピラリーカラムの実用可能性と固定相
液相の動的塗布を報告
1958年 I.G.McWilliam (FID)、J.E.Lovelock (ECD)開発を報告
1958年 L.Rohrschneider:固定相液相の極性を定義する方法を提案
1959年 D.H.Desty キャピラリーカラムによる燃料分析の応用を報告
1959年 D.H.Desty ガラスキャピラリー製作装置の特許
1962年 M.Mohnke,W.Saffert:気-固吸着型PLOTカラムの開発
1966年 L.Rohrschneider:固定相液相の特性を表現する定数を提案
1970年 W.O.McRynords:上記に改良を加え新定数と分類表を報告
ガスクロマトグラフィーの歴史
キャピラリーカラム開発50周年
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1975年 R.E.Kaiser:キャピラリークロマトグラフィー国際シンポジウム
1975年 キャピラリーカラムを用いる市販GC/MSが登場
(1957年J.C.Holmes:GCとMSの結合を報告)
1979年 R.D.Dandeneau,E.H.Zerenner:溶融シリカキャピラリーカラムを開発
1976年から1986年にかけて化学結合型固定相液相の研究
1980年代にはGC装置のキャピラリーカラム対応が一般化
1980年代大量試料注入法の実用化(PTV,クールオンカラム)
1993年 J.Pawliszyn:固相マイクロ抽出(SPME)開発
1995年 J.B.Philips:GCXGCの開発
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2008年 ガスクロマトグラフィー研究懇談会50周年
2008年 キャピラリーカラム開発50周年
2013年 分析化学誌 GC研究懇談会特集号(2011年秋募集開始)
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ガスクロ自由自在Q&A
(丸善)好評発売中
2008年度GC研究懇談会の行事
4月25日 : GC研究会「GCカラムの基礎、現状、今後」
7月30日 : キャピラリーガスクロ講習会(座学・実習)
8月22日 :見学会 住友精化千葉工場(標準ガス製造の現場)
9月 3日 :東京コンファレンス講習会「プロが教えるガスクロ自由自在」
9月10日 :日本分析化学会第57年会特別講演
11月2-5日:日中韓研究交流会シンポジウム(中国・厦門)
11月13日 :SS2008特別講演(理科大学)
12月12日 :50周年記念特別講演会(工学院大学)
「ガスクロの過去・現在・未来」
2月 27日 : 総会と研究会
「ガスクロマトグラフの多様性と可能性」
6月 5日 : 研究会「GC/MSの使い方と最前線」
出版予定「役に立つGC分析」(仮題)
ホームページhttp://members3.jcom.home.ne.jp/gc-kondankai/index.html
ガスクロマトグラフィー アーカイブス
提案趣旨:竹田一郎
日本の研究者・技術者や日本の企業が、
GCの理論、装置、機材、応用、利用などの分野でこれまでに解明・作成した研究成果から
国内のでの本体装置や様々な付属品の製造まで、
あらゆる?GC関連の事項を網羅的に収録して、これまでの研究や生産の経過を集約すると
共に、今後の発展の礎とすることを目的とする。
本企画が、現在、国内で分析研究や業務に従事している若い方々に、先人の成果と努力を知
ってもらい、今後に続けていくことも期待している。
また、この様な活動が各国で行われることで、全体として発展の詳細な流れを把握できると思
われる。