1970年代の韓国文学 13202146 日野智子 ★1970年代の主な出来事★ 1970年 71年 72年 73年 75年 79年 日本赤軍派よど号事件 大統領選挙 朴正煕当選 南北統一問題 共同声明 ベトナム和平協定調印 ベトナム戦争終結 朴正煕暗殺 1970年代の文学界の出来事 70年 金芝河 『五賊』事件初公判 『思想界』登録取り消し 72年 『文学思想』創刊 77年 《李箱文学賞》始まる 78年 《李箱文学賞》 李清俊 『残忍な都市』 1970年代の小説の特徴など!! 新人たちの活動が脚光を浴びる 作品傾向に対し、商業主義文学として、批 判高まる。 産業社会到来の面を作品を通じ表現 戦争時のことを扱うようになる。 文学でタブーのものが取り上げられるよう になる。 文学の中身や文体が充実し水準が高まる。 1970年代の代表作品☆★☆ 70年 71年 72年 73年 75年 78年 金芝河 黄皙暎 崔仁浩 崔仁浩 黄晳暎 金芝河 朴婉緒 『五賊』 『客地』 『星たちの故郷』 『他人の部屋』 『森浦に行く道』 『1974年1月』 『空港で会った人』 崔仁浩 (チェ・イノ)1945~ 70年代を象徴する作者 代表作品 ・他人の部屋 ・星たちの故郷 ・馬鹿たちの行進 厳しい時代の中でも生活を楽しむ雰囲気 の内容 金 芝河 キム・ジハ 長いバンソリ調の大胆な詩 体制に抵抗していた詩人 自分の心中に恐れなど悩みを持っていた。 詩にメロディーがつきデモで必ず歌われた。 『燃える渇きで/燃える渇きで/民主主義よ 万歳』 ◆ 政府運動の中で詩が彼の名前とともに有名 になった。 「五賊」は体制に批判的であるという理由で裁判 にかけられた。 バンソリ 高麗末から李朝時代初期に始まった。 3・4・3・4の音節単位を3個重ねた ← バンソリの歌い手と鼓手 趙 世煕 チョ・セヒ 『こびとが打ち上げた小さなボール』1977 は技巧的にも70年代最高の成果 ほとんどが連作作品である。
© Copyright 2024 ExpyDoc