Webを利用した授業支援シ ステムの開発 北海道工業大学 電気電子工学科 H-4-1-03-060 渋谷 俊彦 はじめに →Web上で小テストなどの作成・解答・採点を行える教育ポータルを開発した 背景 ・情報技術を用いて行う学習が多様な形態に →通信技術の発達 ・利用されるコンテンツは様々 に →文字、画像、音声、動画、アニメーション →テスト、掲示板、フォーラム このような環境を整える必要がある ・教師対学習者、学習者相互間などのコミュニケーションが可能 ・様々な学習方法、コンテンツなどをWebサイトから管理 教育ポータル 研究概要 →出来るだけ多機能な拡張性及び操作性のよいシステムの作成 <一例> 選び直し 選択肢数: 仕様 (選択肢数は編集中に自由自在に変更) 4 2 編集開始 (ア) (ア) (イ) (イ) (ウ) (ウ) (エ) ネイティブXMLデータベースの利用 サーブレットの利用 編集開始 研究概要 →出来るだけ多機能な拡張性及び操作性のよいシステムの作成 XML(Extensible Markup Language):独自のタグを定義可能な汎用的なデータ記述言語 <title>XML入門</title> 開始タグ 内容(データ) 終了タグ ネイティブXMLデータベース:整形式のXML文書をそのままの形式で格納可能なデータベース ネイティブ(native)は「本来の」などという意 ネイティブXMLデータベースの利用 サーブレット(Servlet):サーバ上で動くJavaプログラム サーブレットの利用 クライアントからのリクエストに応じて処理を行い、動的にWebページを 生成するなどして結果を返す データベースについて リレーショナルデータベース ・2次元の表でデータを格納 商品名 単価 最終更新日 コンデンサ 1.2 ‘03.12.1 筐体 100 ‘04.2.13 メモリチップ 500 ‘06.1.1 XMLデータベース <商品> ・木(階層)構造でデータを格納 <商品名> <単価> <最終更新日> 「調達先」という項目 を追加したい データベースについて リレーショナルデータベース ・2次元の表でデータを格納 商品名 ・項目の追加があった場合、 表全体を再定義 コンデンサ 単価 調達先 最終更新日 やよい電器 1.2 ‘03.12.1 筐体 100 タラント ‘04.2.13 メモリチップ 密井物産 500 ‘06.1.1 XMLデータベース <商品> <商品名> ・木(階層)構造でデータを格納 <単価> ・追加の場合は継ぎ足すだけ でよい <最終更新日> <調達先> コンデンサ 1.2 やよい電器 ‘03.12.1 開発した授業支援 システムの機能 問題が所属する「リスト」を 作成して、それに属する問 題を作っていく →Web上で小テストなどの作成・解答・採点を行う 問題リスト ログイン 問題1 問題2 ・権限として教師(管理者)、学生の2種類 問題3 問題リスト・問題の作成 ・問題作成前に問題リストの作成が必要 ・問題の解答形式は4種類 解答 ・正答を選択、もしくは入力 <択一形式> →正答を一つだけ選択 <複数回答形式> →正答を全て選択 <テキスト入力形式> 採点 ・自動、手動採点 →回答欄に正答を入力 <テキストエリア形式> →設問に対する解答を自由に入力 実行画面 index ログイン top http://build.hit.ac.jp:8080/scaleportal(ゼミ室で実際に稼働しているサーバ)へアクセス 実行画面 top 問題リスト一覧 http://build.hit.ac.jp:8080/scaleportal(ゼミ室で実際に稼働しているサーバ)へアクセス 実行画面 top 問題リスト一覧 問題リスト編集 http://build.hit.ac.jp:8080/scaleportal(ゼミ室で実際に稼働しているサーバ)へアクセス おわりに →拡張性及び操作性のよい問題作成・解答・採点システムを開発することが出来た ・問題リストが所持する問題数や、問題の選択肢数などが編集中臨機応変に増減可能 ・自動採点及び中間点を与えるなどといった細かい手動採点機能 しかし・・・ 授業での出欠管理機能やレポートなどのファイル提出フォーム、 学生同士が情報交換するための掲示板機能などが教育ポータルには必要 充実した教育ポータル開発の為のスキームを提供出来た
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