市場の効率性と政府の介入

市場の効率性と政府の介入
経済のしくみ
政府
税金
経済
政策
財
サービス
税金
補助金
補助金
財・サービス
労働力
市場
財・サービス
家計
生産要素
企業
2
余剰の概念
財が市場で取引される
消費者の満足度
消費者余剰
企業の利益
企業余剰
政府の収支
政府余剰
総余剰(社会厚生)
3
消費者余剰と生産者余剰
持っているCDを
売りたい。500円
以上で売りたい。
Aさんが持ってい
るCDを買いたい。
2000円以下なら
買う。
Aさん
B君
1000円で取引
成立
販売価格:1000円
希望最低価格:500円
購入価格:1000円
希望最大価格:2000円
500円お得!!!
1000円お得!!!
500円の生産者余剰
1000円の消費者余剰
4
消費者余剰
AさんとB君のリンゴの需要
リンゴの消費量
価格
1個目
2個目
3個目
Aさんの評価額(円)
300
100
0
B君の評価額(円)
200
50
0
300
リンゴが100円で販売される
200
Aさんの余剰
1個目: 300円-100円=200円
2個目: 100円-100円=0円
100
合計で200円の余剰
合計余剰:
300円
50
B君の余剰
1個目: 200円-100円=100円
1
需要量
2
3
4
合計で200円の余剰
5
消費者余剰と需要関数
価格
消費者余剰
p*
均衡価格
需要曲線
q*
需要量
均衡需要量
6
生産者余剰
生産量
0
1
2
3
限界費用
0
5
10
17
価格
価格が17円
17
生産者余剰
1個目: 17円-5円=12円
2個目: 17円-10円=7円
3個目: 17円-17円=0円
10
合計で19円の余剰
5
1
2
3
供給量
7
生産者余剰と供給曲線
価格
供給曲線
生産者余剰
均衡価格
p*
q*
供給量
均衡供給量
8
政府余剰
政府収入:税金など
政府支出:補助金など
政府余剰:政府収入-政府支出
政府余剰は結局国民に還元される
9
均衡における総余剰
価格
消費者余剰
供給曲線
均衡状態での総余剰は最
大の総余剰である。
均衡状態=>社会利益
均衡価格
p*
生産者余剰
需要曲線
q*
需要量・供給量
均衡需要量・供給量
10
総余剰の最大化
価格
価格
供給曲線
p*
供給曲線
p*
需要曲線
q’
q*
需要曲線
q* q’’
需要量・供給量
過少生産
需要量・供給量
過剰生産
11
政府の介入
税金:消費税、法人税、所得税など
補助金:こども手当、エコカー助成金など
消費税の例:
均衡状態では、
消費者価格=生産者価格
消費税の影響 => 消費者価格 > 生産者価格
12
消費税の効果
価格
供給曲線
消費者余剰
消費者価格
社会厚生の
減少
pc
税金
収入
生産者価格
pp
需要曲線
生産者余剰
q*
需要量・供給量
13