201401教育広報あおもりけん32A面_4校(校了) - 青森県

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青森県教育委員会様 2014.1 教育広報あおもりけん/B3/A面
4校/佐藤(1.31作業) sat_t_eduao32A_4
県教育委員会では、豊かな人間性を育み、命の尊さを理解できる子ど
もの育成を図るため、今年度、
「命を大切にする心を育む教育活動推進
事業」を行っています。そのモデル校となった県内6中学校の公開発表
の様子を紹介します。
命の根を育む
お互いのよさを実感し認めあう 深浦町立岩崎中学校
外ヶ浜町立蟹田中学校
幸せって何だろう?
2014.2
Vol.32
平成26年2月発行
■編集・発行/青森県教育庁教育政策課
〒030-8540 青森市新町2丁目3番1号
TEL.017-734-9868
藤崎町立藤崎中学校
青森県教育委員会ホームページアドレス ⇒ http://www.pref.aomori.lg.jp/bunka/education/main.html
「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産登録を目指しています
http://www.pref.aomori.lg.jp/bunka/culture/aomori_jomon.html
が
地域で考え行動する
公民館機能活性化事業
冷害に立ち向かった先人。東日本大震災で被災し
た高校生。様々な視点で「命の根」を育む授業が行わ
れました。真剣な表情でお互いの考えを受け止めて
いた生徒たちでした。
青森明の星短期大学の佐藤康子教授の道徳の授
業。出てくる意見の中には先輩の成長した考え方と
後輩の豊かな発想がたくさん。一人一人がお互いの
よさを実感できました。
弘前大学の齋藤厚客員教授によるワークショッ
プ。
「幸せって何だろう?」を一緒に考えながら、終始
笑顔で和やかな雰囲気で活動していた生徒たちで
した。
自分たちに何ができるか?
大きなサイクルの中にいる
人との関わりの中で生かされている
横浜町立横浜中学校
風間浦村立風間浦中学校
階上町立道仏中学校
をもっと
させます!
地域住民の方々が集い、講座や研修会で学び、さらに学びを通じて人とつながり、共に地域
活動に取り組んでいく̶。それが公民館のもつ本来の機能です。県教育委員会では、このよう
な公民館機能を活性化することによって、地域の人財を継続的に育成し、地域コミュニティの
活性化を目指すため、地域で考え行動する公民館機能活性化事業を展開しています。
キックオフフォーラム
平成25年6月22日(土)に、県総合社会教育センターを会場に開催しました。
千葉大学の長澤成次教授による基調講演や、
「地域コミュニティ活性化に向けた公民館の役割」をテーマと
したパネルディスカッションが行われ、公民館機能活性化に向けた機運の醸成を図りました。
3年生が防災マップを作成。自分たちに何ができ
るかを考えることを通して、町のことを自分の問題
としてとらえ、地域の一員としての意識を高める機
会になりました。
理科の授業、食物連鎖の実験のまとめで、
「自分た
ちもその大きなサイクルの中にいる」という生徒の
発言。生徒たちの「命を大切にする心」の深さを感じ
ました。
元教師の腰塚勇人氏の講演。先生の魂のこもった
お話に、前のめりになり、聞き入っている生徒。人と
の関わりの中で生かされていることを生徒は心に
刻むことができました。
学校教育課 小中学校指導グループ TEL 017-734-9895
おしらせ
ご意見
ご感想募集中
県教育委員会では、
より良い紙面づくりのため、皆様からのご意見、
ご感想、
ご要望をお待ちしております。青森県教育委員会ホーム
ページ(http://www.pref.aomori.lg.jp/bunka/education/main.html)アンケートコーナーをご利用ください。
【アンケート受付期間
2/17(月)∼3/31(月)】
また、ホームページがご覧になれない方にはアンケート用紙(返信用封筒・切手同封)をお送りします。
ご希
望の方は県教育庁教育政策課情報広報グループ広報担当(TEL017-734-9868)
までご連絡ください。
郷土館からのお知らせ
◆新収蔵資料展「高木恭造の世界」開催中!
高木恭造の文学活動の全体像とその背景を、近年新しく当館蔵となっ
た高木恭造ゆかりの資料とともに紹介します。
◆全国文学館協議会共同展示「3.11 文学館からのメッセージ」
青森県近代文学館は、三浦哲郎の作品「ユタと不思議な仲間たち」を
中心とした展示を行います。
◆「第3回 東奥児童書道展」
県内の保育園児、幼稚園児、小中学生が書いたすべての入賞作品を展
示します。
(2/27(木)は休館日)
○ 会 期 / ∼3月16日(日)
○ 時 間 / 9:00∼17:00
○ 場 所 / 青森県近代文学館企画展示室
(3/27(木)は休館日)
○ 会 期 / 3月1日(土)∼3月30日(日)
○ 時 間 / 9:00∼17:00
○ 場 所 / 青森県近代文学館常設展示室
○ 開 催 日 時 / 2月14日(金)∼2月23日(日)9:00∼17:00
○ 場 所 / 青森県立郷土館大ホール
★東奥書道展は無料ですが、常設展を観覧する場合は、観覧料が必要です。
◆新収蔵資料展「高木恭造の世界」日曜講座
◆第12回青森県近代文学館川柳大会
宿題4題と、席題1題から連想する川柳を作り、競い合う大会です。初
心者の参加も大歓迎。
○ 日 時 / 3月2日(日)12:30∼17:00
○ 場 所 / 青森県立図書館4階集会室
★すべて参加・入場無料、事前申込不要です。
青森県近代文学館 TEL 017-739-2575 http://www.plib.pref.aomori.lg.jp/top/museum/
県立図書館からのお知らせ
◆科学おはなし会
科学のおもしろ実験や科学に関する本のおはなし
◆おはなし会
読書ボランティアや図書館職員による絵本の読み聞かせ
○日 時/ 2月22日(土)14:00∼14:30
○ 場 所/ 県立図書館児童閲覧室おはなしコーナー
○ テ ー マ/ バランスが大事!
○日 時/ 3月8日(土)14:00∼14:30
○ 場 所/ 県立図書館児童閲覧室おはなしコーナー
青森県立図書館 TEL 017-739-4211 http://www.plib.pref.aomori.lg.jp/
公民館職員や地域で指導的立場にある方々を対象とした「プランナー講座」全4回と、公民館を利用する地
域住民の方々を対象とした「住民講座」を各地区2回開催し、地域課題の把握や課題に対応する事業の企画・
立案等について学びました。
事業プランの公募・公開コンペ
近代文学館からのお知らせ
○ 日 時 / 3月9日(日)13:30∼14:30
○ 場 所 / 青森県立図書館4階研修室
○ 演 題 /「新収蔵資料が語る高木恭造の世界」
○ 講 師 / 伊藤文一(青森県近代文学館主幹)
公民館の力活用プランナー講座・住民講座
◆企画展「新収蔵展 ふるさとからの贈りもの」
平成25年度新たに当館に収蔵された資料をはじめ、これまで公開す
る機会が少なかった資料を中心に紹介します。
○ 開 催 期 間 / 3月1日(土)∼4月13日(日)9:00∼17:00
○ 場 所 / 青森県立郷土館大ホール
○ 観 覧 料 / 一般310円 大学・高校生150円 中学生以下は無料
障がいのある方は免除(上記金額で常設展も観覧できます。)
公民館機能を活用して地域課題に対応する事業プランを公募し、平成25年11月30日(土)に県総合社会教
育センターを会場に、公開コンペを実施しました。コンペには16プランの応募があり、書類審査、プレゼンテー
ション審査を経て、下記の12プランが県のモデル実践プランとして選出されました。
選出された事業プランは、平成26年度に各地域で実施されます! お近くにお住まいの方は、ぜひ事業に御参加下さい!
公民館
青森市西部市民センター
青森市荒川市民センター
鰺ヶ沢町中央公民館
鶴田町公民館
つがる市生涯学習交流センター 松の館
黒石市立六郷公民館
事業プラン
音楽を通した学びと地域の絆づくり事業
地域に広げよう!ハッピーコミュニケーション
和っとつながれ あじがさわ
キャンドルナイトでつながろうin津軽富士見湖
MATSUぷろじぇくと
子ども達に残したいふるさとの歴史遺産
詳しくはホームページで
公民館
弘前市立中央公民館
弘前市立中央公民館
六戸町文化ホール
東北町中央公民館
佐井村中央公民館
三戸町中央公民館
青森県 公民館機能活性化
事業プラン
為信参勤交代で江戸城へ!
ジャンボおらほのいろはカルタ∼弘前∼
ものづくり体験を通して地域住民の交流の和を広げる
東北 techno music festival 清水目音夜祭 2014
ちびっこ海賊の佐井村まち探検
手作りの11ぴきのねこによる町民活性化事業
生涯学習課 企画振興グループ TEL 017-734-9888
青森県立郷土館 TEL 017-777-1585
http://www.pref.aomori.lg.jp/bunka/culture/kyodokan.html
サンワアリーナ青森 アイススケート営業案内
○営業期間/
○営業時間/
○休 場 日/
○利用料金/
3月23日
(日)
まで
平日 13:00∼20:00 土日祝 10:00∼20:00
毎週月曜日
(祝日の場合は営業、
翌日が休業日)
小学生以下110円、
中学生220円、
高校生330円、
一般590円、
貸しスケート靴340円
サンワアリーナ青森 TEL 017-739-9500 http://www.jomon.ne.jp/~skate01
新しい「高等学校等就学支援金制度」が始まります
● 公立高校は「授業料不徴収制度」、私立高校等は「高等学校等就学支援金制度」と、2本立てになっていた制度が一本化されます。
● 国公私立問わず、
高校等の授業料の支援として一定の要件を満たす世帯に「就学支援金」が支給されます。
● 新制度は、平成26年4月以降に入学する方が対象です。平成25年度までに高校等に在学されている方は、引き続き、現行制度が適用されます。
新・高等学校等就学支援金制度
これまでの2つの制度を一本化
公立高校
授業料不徴収制度
私立高校等
高等学校等就学支援金制度
文部科学省HP http://www.mext.go.jp/
この印刷物は179,400部作成し、印刷経費は1部あたり3.52円です。 印刷/凸版メディア株式会社
支援の対象となるのはどのような人ですか?
次の①∼③に該当しない生徒へ支援を行います。
① 高校等を既に卒業した生徒や、3年(定時制・通信制は4年)を超えて在学している生徒
② 専攻科の生徒や、科目履修生、聴講生 ③「市町村民税所得割額」
が30万4200円以上の世帯の生徒
就学支援金を受給するのにどのような手続が必要ですか?
申請書(学校を通じて配付されます)と、市町村の窓口で発行する課税証明書(市町村民税所得割額が記載されたもの)等を学
校にご提出いただくことになります。
就学支援金は、誰が受け取るのですか?
学校設置者(公立:都道府県 私立:学校法人等)が生徒本人に代わって受け取り、授業料に充てます。生徒本人(保護者)が直接
受け取るものではありません。
公立高校:学校施設課 財務グループ TEL 017-734-9873 私立高校等:総務学事課 学事振興グループ TEL 017-734-9869
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青森県教育委員会様 2014.1 教育広報あおもりけん/B3/B面
3内校/大平(1.29作業) odr_t_eduao32B_3
平成25年度
「全国学力・学習状況調査」
・
「県学習状況調査」の結果について
平成25年度に実施された「全国学力・学習状況調査」と「県学習状況調査」の結果と分析の概要をお知らせします。
全国学力・学習状況調査
■青森県の正答率
90
%
90
80.7
80
68.7
70
78.8
76.4
70
62.7
60.5
60
52.9
50
58.4
■全国の正答率
%
80
77.2
■青森県の正答率
中学校
■全国の正答率
67.7 67.4
65.0 63.7
60
49.4
50
42.4 41.5
40
40
30
国語A(知識)
国語B(活用)
算数A(知識)
算数B(活用)
30
国語A(知識)
国語B(活用)
数学A(知識)
県教育委員会では、オリンピックをはじめとする国際大会や全国大会で活躍できる
トップアスリートの育成や「人財」の発掘を目指し、様々な事業に取り組んでいます。
平成25年度北海道・北東北スポーツ科学サミット
文部科学省では、小・中学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てるため、昨年4月24日(水)に、公立小学校第6学年と公立中
学校第3学年の、原則として全児童生徒を対象に、全国学力・学習状況調査を実施しました。
調査教科は、小学校が国語・算数、中学校が国語・数学の2教科で、それぞれ知識や技能を問う「A問題」と、知識や技能等を活用する力を問う「B問題」に分け
て実施しました。さらに、学習意欲、学習方法等について、児童生徒や学校に尋ねる調査(質問紙調査)も行いました。
小学校
トップアスリートの育成を目指して
数学B(活用)
今回の全国学力・学習状況調査の結果か
ら、本県の小学校第6学年、中学校第3学年
の児童生徒は、正答率が、すべての教科にお
いて、全国の正答率を上回っており、全体と
しては学習したことが概ね定着していると
考えられます。
また、知識や技能等を活用する力を問う
問題(特に中学校国語B及び数
学B)については、十分とは言え
ない点が認められます。
トップアスリートの育成へ向け、北海道・青森県・岩手県・秋田県の4道県
が連携し、スポーツ科学支援体制を整備するとともに、スポーツ科学の活用
を推進することを目的として、昨年12月1日(日)に八戸市でスポーツ科学サ
ミットを開催しました。
県内外から約250名が参加し、講演・シンポジウム・分科会を通して、ス
ポーツ科学に対する意識を高めました。
講演では、アテネ・北京オリンピックバレーボール全日本女子チーム監督
の柳本晶一氏に、
「スポーツ指導者とはどうあるべきか」というテーマでお
話しいただきました。会場の皆さんは、普段なかなか聞くことのできない貴
重なお話に、熱心に耳を傾けていました。
また、シンポジウム・分科会では、日本のスポーツ界において様々な分野で
活躍されている方々から、それぞれの取組について発表していただき、多く
の先進事例や、スポーツ科学の現状に触れることができました。
平成25年度スポーツ選手基礎力向上キャンプ
スポーツ科学を活 用した体力測定やト
レーニング、様々な種目の競技体験などを通
し、スポーツの基礎力を向上させる合同合宿
「スポーツ選手基礎力向上キャンプ」を開催
しました。
夏季1泊2日、冬季2泊3日の日程で開催し
たキャンプには、県内の小・中学生が参加し、
基礎体力の測定や心理サポート、競技体験
プログラム、アンチ・ドーピング講習、栄養
講習等を受けました。
参加した児童・生徒にとっては、初めて体
験 するスポーツ科学を活 用した 測 定やト
レーニングを通し、自分たちの新たな可能性
を見出す良い機会となりました。
県学習状況調査
青森県教育委員会では、平成15年度から毎年度、各学校が児童生徒一人一人の学習状況を把握し、指導の工夫・改善等に役立てるため、独自に学習状況調査
を実施しています。
今年度は、昨年8月28日(水)に、公立小学校第5学年と公立中学校第2学年の、原則として全児童生徒を対象に、学習状況調査を実施しました。
調査教科は、小学校が国語・社会・算数・理科の4教科、中学校が国語・社会・数学・理科・英語の5教科でした。
小学校
75
70
%
■実際の正答率
70
73.9
70.1
65
69.0
68.6
65.0
65.0
65.9
60
60
55
55
50
社会
今後
国語
算数
理科
62.8
61.5
66.0
62.0
50
■目標とする正答率
%
66.0
70.4
65
■実際の正答率
中学校
■目標とする正答率
45
全体
59.5
57.6
56.1
55.0
60.1
58.2
56.4
56.6
53.2
国語
社会
数学
理科
小学校
英語
全体
今回の県学習状況調査の結果から、本県
の小学校第5学年、中学校第2学年の児童生
徒は、基礎的・基本的な知識・理解及び技能
については、教科によって違いはあるもの
の、小・中学校全体を通じて概ね良好な状況
にあります。
また、これらを活用して課題を解決するた
めに必要な思考力・判断力・表現力等につい
ては、改善傾向が見られるものの、十分とは
言えない状況にあります。
中学校
対
の
策
基礎的・基本的な知識及び技能のより確実な定着を図る必要があ
ります。また、授業に体験的活動を積極的に取り入れるとともに、筋道
を立てて考えたり、自分の考えや思いを表現し合ったりするなどの学
習活動の工夫改善等を一層推進していくことにより、思考力・判断力・
表現力等をさらに向上させる必要があります。
小学校で学んだことを十分に生かしながら、基礎的・基本的な知識
及び技能の更なる習得を目指す必要があります。また、授業の中に言
語活動を積極的に取り入れるとともに、生徒が主体的に課題を探究
し、粘り強く取り組む学習活動の工夫改善等を図ることにより、思考
力・判断力・表現力等をさらに向上させる必要があります。
以上の調査結果や改善内容等を報告書としてとりまとめ、各学校における学習活動で活用を図っています。
学校教育課 小中学校指導グループ TEL 017-734-9895
あおもり家庭教育10か条
∼子どもには愛を伝え、手本を示し、ほめて、叱って、見守って∼
今回のあおもり家庭教育10か条は、
「わが家の1か条を決めよう」。りんちゃ
んファミリーからのヒントを参考に、できることから取り組んでみませんか。
家族みんな、
りんちゃんが
大好きだよ!!
わが家の
1か条を
決めよう
詳しくは青森県教育委員会ホームページ
りんも
大好きだよ!!
わが家で
大切にしたいことを、
話し合ってみましょう。
家族みんなで
考えてみてね!
あおもり家庭教育
生涯学習課 地域連携推進グループ TEL 017-734 -9890
推進による
キャリア教育の
人財育成
∼明日へはばたけあおもりっ子キャリア教育推進事業∼
http://www.pref.aomori.lg.jp/bunka/sports/index.html
スポーツ健康課 スポーツ振興グループ TEL 017-734-9909
青森県教育委員会の概要
青森県教育委員会は、幅広い知見を持つ6人の委員で構成され
ており、定期的に会議を開催し、本県の教育に関する基本方針や
重要事項について審議・決定しています。
会議で審議される内容は、学校教育や社会教育の推進、スポー
ツの振興、文化財の保護など多岐にわたりますが、教育委員は日頃
「北部ブロック道県教育委員協議会」
(平成25年6月6日開催)
から地域の様々な行事に出席したり、学校訪問を行うなどして、教 【写真】
『我が国の
育現場が抱える課題の把握に努め、審議の活性化を図っていると 本県開催となった今回の北部ブロック道県教育委員協議会では、
将来を見据えた教育のあり方について』をテーマに、
「健康意識の向上」、
「いじ
ころです。
め問題と家庭・地域と学校の連携」、
「 グローバル化を見据えたコミュニケー
教育委員が訪問した際には、是非、皆様の忌憚のないご意見を ション能力の育成・充実」の各課題について、北海道・東北各道県の教育委員が
お聞かせくださるようお願いします。
地域の皆様から伺ったご意見を持ち寄り、活発な議論を行いました。
キャリア教育の視点に立った授業づくり
長年務められた島康子委員の退任に伴い、平成25年12月27日から
新たに中沢洋子氏が教育委員に就任しました。
キャリア教育の視点に立った授業づくりに力を入
れている西北地区の取組を紹介します。
昨年11月15日(金)に、板柳町立板柳中学校
を会場に公開研究集会が開催され、小・中・高
等学校が授業を公開しました。
写真は、中学校 第3学年の学級 活動です。
「ターニングポイント∼15の決断∼」と題し、中
学校卒業後の自分の進路について、三者面談ま
でに自分自身で取り組まなければならない問題に気付かせ、その解決のための具体的
方策を自己決定することを目標とした授業です。
授業の中では3人の教師が、学級担任、保護者、生徒の役となって三者面談のやりと
りを実演して見せながら、生徒に自分の問題を考えさせ、気付かせるという工夫がされ
ていました。間近に迫った三者面談での進路選択を通して、生徒が「自らの生き方につ
いて真剣に考える」授業は、まさにキャリア教育の視点に立ったものでした。
学校教育課 小中学校指導グループ TEL 017-734-9895
青森県教育委員会 委員 中沢 洋子
氏
旧天間林村現在七戸町出身、
結婚を機に十和田市に来ました。
大学院の息子、高校生の息子、夫、姑がいます。
平成17年に、
(特)十和田NPO子どもセンター・ハピたのを立
ち上げ、学童保育や十和田市特産の野菜がおいしいコミュニ
ティカフェ「ハピたのかふぇ」を運営しています。ハピたのは、子
育て支援のNPOです。
私は、ハピたのの代表理事で、いつもはカフェにいます。
カフェは、たくさんの地域の方たちがつながる「場」となり、子
どもたちや大人の心地よい居場所になっています。
私たちは、カフェを拠点に∼地域で子どもを育てよう∼を発
信し、社会の中で、子どもたちが、自分らしく生きぬいていくた
めの事業を実践しています。
これからも、教育委員として、子どもたちを中心にした大人の
役割を考えていきたいと思っています。
教育政策課 総務グループ TEL 017-734-9865