茗渓・筑波グランドフェスティバルを「楽」しむ 実行委員長 新井達郎(数理物質科学研究科) 茗渓・筑波グランドフェスティバルは今回で 14 回を数え、2010 年 1 月 30 日(土)に筑波大学大学 会館で開催されました。本大会から、関係各位のご助力により、名実ともに筑波大学と茗渓会の共催と して開催できることになりました。新たな発展を期す重要な大会になるとの認識のもと、実行委員会、 学生委員会で活発に議論を進め、企画運営にあたり、当日の学生スタッフにも多大な協力を受けました。 1 月 30 日は、大学入試センター試験の追試験の日と重なったため、懇親会を含めてすべての行事を 大学会館で行いました。当日の参加者約 270 名、参加費を払っていただいたにも関わらず当日都合で来 られなかった方も含めると約 300 名の方々から参加へのご協力をいただきました。 当日は 12 時から展示企画を行い、13 時 30 分からホールでオープニングセレモニー、14 時からシン ポジウムを開催しました。展示企画は、 「嘉納治五郎のレガシー」展を生誕 150 周年を記念して企画し ました。 オープニングセレモニーでは、大会会長の山田信博筑波大学学長の大会開催のご挨拶に続いて、大会 参与の西野虎之介茗渓会理事長からのご祝辞、最後に、実行委員長の新井達郎より企画の説明と支援に 対する謝辞がありました。 シンポジウムでは、「独創性の入口とは」と題して、基調講演とパネルデイスカッションを企画しま した。基調講演は一倉宏氏に「ことば 世界と私に架ける橋 独創性の入口 そして 出口 」と題 する講演を行っていただきました。一倉宏氏は、本学第一学群人文学類の1期生で、コピーライター・ クリエイテイブデイレクターのお仕事をされておられ、 きれいなおねえさんはすきですか 、 どこま で行ったら、未来だろう 、 愛に雪、恋を白 、 うまいんだなあこれがっ など、各種のキャッチコピ ーで知られています。パネルデスカッションでは、司会を井田仁康先生、パネリストとして、一倉宏氏、 原忠信氏、小中大地氏に参加いただき、1時間 30 分議論をしていただきました。 17 時からの懇親会は、大会副会長の西川潔副学長の挨拶、参与の江田昌佑茗渓会副理事長の祝辞につ づき、7名の関係者による鏡開き、鈴木久敏副学長の乾杯などのあと、世代を超えた交流を楽しみまし た。最後に宣揚歌を全員で斉唱し、筑波大学と同窓会茗渓会の発展と来年の再会を約束して散会となり ました。 当日の各種行事を無事にしかも盛会に終えることができたのも実行委員、学生委員、当日の協力者を はじめとする多くの方々のご支援のおかげであり、心より感謝申し上げます。 -1- 第 14 回茗渓・筑波グランドフェスティバル 大会概要 ■大会役員 大会会長 山田 信博 筑波大学学長 大会副会長 鈴木 久敏 筑波大学副学長 西川 潔 筑波大学副学長 西野 虎之介 茗渓会理事長 江田 昌佑 茗渓会副理事長 北原 保雄 元筑波大学学長 新井 達郎 筑波大学大学院数理物質科学研究科 教授 大会参与 実行委員長 ■開催場所 オープニングセレモニー・シンポジウム:筑波大学 大学会館 3 階ホール 展示:筑波大学 大学会館 3 階ホール前ホワイエ 懇親会:筑波大学 大学会館1階レストランプラザ ■開催日時 2010 年 1 月 30 日(土) ■タイムテーブル 時間 全体 展示 12:00 受付開始 展示開始 13:30 オープニングセレモニー開始 14:00 シンポジウム開始 16:30 シンポジウム終了 17:00 懇親会 19:00 懇親会終了 展示終了 ■参加費 事前申込(社会人/学生) 4000 円/500 円 当日参加(社会人/学生) 5000 円/1000 円 ■テーマ字 「楽」 茗渓・筑波グランドフェスティバルでは、毎回テーマ字を決めている。第 14 回大会のテーマは「楽」。 参加者に、追究することの楽しさ、思い出を共有することの楽しさ、そしてなにより、交流することの 楽しさを感じて欲しいという願いを込めた。 -2- ■大会組織図 大会会長 大会参与 大会副会長 <実行委員会> 実行委員長 実行委員 学生委員 当日スタッフ 支援委員 学群・研究科・学生組織・大学本部・事務局・茗渓会・紫峰会・支援団体 (学生) (教員) (職員) (卒業生) (父母) (支援法人) ■実行委員会 実行委員長 新井 達郎 実行委員 支援委員 伊與田 康雄 学生委員長 本田 咲美 大森 哲郎 小林 千洋 学生委員 荒川 万里恵 加賀 信広 高尾 由子 熊谷 現 菊地 泉 高野 大二郎 酒井 香苗 北澤 徳之 高橋 伍郎 澤勢 一史 呉羽 正昭 田林 明 庄司 茜 小山 哲夫 鶴巻 勝夫 堀 あゆみ 佐藤 聡 中村 良三 宮澤 和樹 澤江 幸則 西 一夫 山田 航平 須藤 英世 登 大遊 山本 晃子 田中 正造 林 史典 与那覇 和人 藤堂 良明 藤原 保明 中井 央 向嶋 成美 西村 賢宣 守屋 正彦 守橋 健二 柳本 雄二 吉田 章 -3- 参加者集計報告 ■参加者数について 当日会場にいた全員を参加者として集計し、これを全体参加者と定義する。全体参加者の内、大会役員・ 実行委員会・学生委員・当日スタッフ・ゲストを関係参加者として、関係参加者以外の参加者を純参加 者とする。全体参加者数 272 人はここ数年で最多の数字となった。 全体参加者数 内訳 総合計 272 人 社会人 75 人 学生 純参加者 合計 内訳 社会人 学生 197 人 151 人 48 人 103 人 ■申し込み方法について 純参加者に関して、申込方法の集計を行った。申込方法は、郵便 振込・チケット購入・ウェブ申込・ 当日参加・ご招待・プレスと分けている。 学生参加者 社会人参加者 チケット:2人 プレス:3人 ご招待:11人 プレス:0人 ご招待:3人 ウェブ:4人 チケット:38人 振込:11人 振込:25人 ウェブ:18人 当日:14人 当日:3人 ■参加申込数について 月別の参加申込数を集計した。事前の申し込みがあったが欠席した方 23 名(振込 16 名、チケット 6 名、 ウェブ 1 名)を含む。 月別申込者数 60 50 50 40 28 30 26 20 8 10 3 2 2 10月第4週 11月第1週 11月第2週 0 1 0 1 1 11月第3週 11月第4週 12月第1週 12月第2週 12月第3週 5 0 -4- 12月第4週 1月第1週 1月第2週 1月第3週 1月第4週 -5- 実行委員会活動実績 ■運営について 茗渓・筑波グランドフェスティバル実行委員会としては月1回の委員会を開き、大会の開催に向けて の話し合いが行われる。また実行委員に属する学生の委員(学生委員)は、週に一回ミーティングを開き、 大会テーマ・企画・運営の立案を行う。 ■実行委員会会議開催状況 第 1 回実行委員会 2009 年 4 月 16 日 第 14 回大会へ向けて、第 13 回大会報告書について 第 2 回実行委員会 2009 年 5 月 21 日 大会骨子、年間スケジュールについて 第 3 回実行委員会 2009 年 6 月 18 日 大会目的、テーマについて 第 4 回実行委員会 2009 年 7 月 23 日 テーマ、予算、広告、企画について 第 5 回実行委員会 2009 年 9 月 3 日 テーマ、予算、広告、広報について 第 6 回実行委員会 2009 年 10 月 13 日 予算、広告、広報、企画について 第 7 回実行委員会 2009 年 11 月 11 日 企画、広報について 第 8 回実行委員会 2009 年 12 月 17 日 企画、広報、実行計画書について 第 9 回実行委員会 2010 年 1 月 14 日 広報、実行計画書について 第 10 回実行委員会 2010 年 2 月 22 日 事後処理の確認 第 11 回実行委員会 2010 年 3 月 8 日 次回大会へ向けて、報告書について ■学生委員の活動について 年間を通して、大会の運営・準備を行っている。今年度はメンバーの不足から大きく業務が遅れた。特 に企画・広告について大きく遅れ、広報や実行計画の整備に大きく影響することとなった。メンバーの 拡充とノウハウの引継ぎが大きな課題である。今後はメンバー拡充のため、一年を通してイベントを行 うなど学生委員にとっても魅力的な活動を行う必要がある。 2009 年 4 月 前体制からの引継ぎ 2009 年 5 月 新体制の発足 2009 年 6 月 担当役職の決定 2009 年 7 月 骨子の決定、季刊誌「茗渓」に記事掲載 2009 年 8 月 企画の立案、広告業務の開始 2009 年 9 月 広報活動の開始(ポスター・三角ポップの印刷) 2009 年 10 月 企画の練りこみ 2009 年 11 月 企画の練りこみ 2009 年 12 月 ゲストの決定 2009 年 1 月 実行計画の整備 2009 年 2 月 反省会 2009 年 3 月 引継ぎへ向けて -6- 広報活動実績 担当 本田咲美 ■活動概要 「企画は素晴らしいから、もっと大々的に広報を行ってほしい」といった、企画の品質に対して参加 者数が少なすぎるという評価がアンケート等で多く寄せられる。今年度は昨年までの広報に加えて、大 学内の食堂で三角ポップの設置を行った。加えて参加料金の引き下げ、ウェブでの申し込みを行うなど 参加者数増加を目指した施策をおこなった。天候にも恵まれ、結果的に当日参加者数 272 人という近年 で最多の数字を記録できたのは大きな成果であった。 ■主な活動 1.季刊誌「茗渓」1に案内文を掲載、チラシ+振込用紙を 23000 部折り込み 2.ポスター+チラシの設置 学内 50 ヶ所、学外(コンビニ、食堂等)20 ヶ所設置 3.過去の参加者に案内状を送付 4.横断幕設置(2010 年 1 月中) 5.学内学生団体の招待(体育会、芸術系サークル連合会、文化系サークル連合会、全代会、学園祭実行 委員会、スポーツデー委員会、ヤドカリ祭実行委員会) 6.授業での広報活動の実施 7.学内広報誌での紹介記事(students、筑波大学新聞、Tsukuba communications) 8.ウェブの開設 9.学内食堂5か所に三角ポップを設置 ■広報用印刷物 ポスター 1 ウェブサイト チラシ 茗渓会の公益事業の一環として刊行されている出版物。茗渓会会員に配布される -7- 広告活動実績 担当 澤勢一史 今大会においても、実行委員の紹介による企業や団体を中心に広告協賛の獲得を目指した。今大会の 実行にあたり、協賛いただいた各社へ感謝いたします。 広告協賛企業名 NEC ネッツエスアイ株式会社 茨城営業所 日本道路株式会社 朝日印刷株式会社 東日本電信電話株式会社 茨城支店 学校法人桐蔭学園 富士ゼロックス株式会社 株式会社ジョイフルアスレティッククラブ 富士通株式会社 株式会社ツクバ計画 ぷらっとホーム株式会社 株式会社ニューフォレスター 丸善株式会社 筑波営業所 株式会社有隣堂 神奈川支店 丸紅情報システムズ株式会社 シスコシステムズ合同会社 メディカル・アート出版株式会社 清水建設株式会社 横浜支店 茗柏会 ソフトイーサ株式会社 ヤトロ電子株式会社 日本アバイア株式会社 有限会社つくばセキュアネットワークリサーチ サイズ(A4) 金額 1/1 ¥100,000- 1/2 ¥50,000- 1/3 ¥30,000- 1/4 ¥20,000- 1/6 ¥10,000- 1/8 ¥5,000- -8- -9- オープニングセレモニー 担当 山田 航平 ■実施報告 開式の辞の後、山田信博筑波大学大学長が主催者挨拶を述べた。筑波大学にとって、本フェスティバ ル開催が非常に有意義であると語った。次に西野虎之介茗渓会理事長が祝辞を述べた。茗渓会の歩みと これからの発展へ向けて筑波大学と協力していくという内容であった。最後に新井達郎実行委員長が実 行委員長挨拶として、筑波大学と茗渓会をつなげる行事としての本フェスティバルの展望を語った。そ の後、閉式の辞を持ってオープニングセレモニーを終了した。 ■実施概要 場所 筑波大学 大学会館 3 階ホール ■出演者 大会会長 山田 信博(筑波大学大学長) 大会参与 西野 虎之介(茗渓会理事長) 実行委員長 新井 達郎(筑波大学大学院数理物質化学研究科 教授) ■タイムテーブル 13:30∼13:31 開式の辞 13:31∼13:36 大会会長挨拶 山田 信博 13:36∼13:41 祝辞 西野 虎之介 13:41∼13:46 実行委員長挨拶 新井 達郎 13:46∼13:47 閉式の辞 山田信博学長による挨拶 壇上の様子 -10- 「東京高等師範学校校長 嘉納治五郎のレガシー」展・筑波大学宇宙技術プロジェクト(STEP)展 担当 与那覇 和人 ■実施報告 2010 年は嘉納治五郎先生の生誕 150 周年に当たり、それを記念して嘉納治五郎先生の人生・業績を紹 介する企画を行った。また、筑波大学で行われている学生活動の紹介として、筑波大学宇宙技術プロジ ェクト(STEP)の展示を行った。 嘉納治五郎先生は、筑波大学前身校の東京高等師範学校の校長であり、 「柔道の父」と呼ばれた。また、 日本の学校教育の充実、体育・スポーツの発展、オリンピックムーブメントの推進に活躍した。展示企 画では、嘉納治五郎先生の人生と残した偉業をパネルボードと映像を使用して展示・紹介した。STEP の展示では、研究活動の紹介や実際に使用されたロケット紹介され、好評を得た。 嘉納治五郎実行委員会・STEP の協力により、展示企画は無事成功を収めた。 ■実施概要 場所 筑波大学 大学会館 3 階ホール前ホワイエ ■協力者 ・嘉納治五郎展実行委員会 ・筑波大学宇宙技術プロジェクト(STEP) ■当日の様子 STEP による展示の様子 嘉納治五郎先生に関する展示の様子 -11- シンポジウム「独創性の入口とは」 顧問 新井 達郎 担当 山田 航平 ■実施報告 本フェスティバルの目的である、同窓意識を高めること・世代を超えた交流を実現するために、シン ポジウムを企画している。シンポジウムのテーマは実行委員会で企画し、筑波大学およびその前身校の 卒業生・教員・現役生から出演者を招いている。今大会では「独創性の入口とは」をテーマに、どのよう な取り組みが独創性につながるのかといったことをコピーライターの一倉宏氏の講演を中心に明らかに していく企画となった。 基調講演「ことば 世界と私に架ける橋 ∼独創性の入口 そして 世界への出口∼」では一倉宏氏の キャッチコピー作品、著作、発問を題材にして、言葉の可能性と限界性が語られた。独創性はいつだっ て私たちの頭の中に存在すること、言葉は自由な翼であることを、情熱を込めて参加者に伝えていく姿 が印象的だった。講演の最後に、著作「ことばになりたい」から引用した詩を披露して基調講演を締めく くった。 続くパネルディスカッション「独創性を楽しもう」では,各パネリストが「独創性」を切り口に自身の取 り組みについて発表を行った。司会の井田仁康先生がそれらをまとめ、独創性を抽出してゆく議論とな った。一倉宏氏は引き続きキャッチコピー制作について述べ、自身からも積極的に各パネリストへ質問 していた。小中大地氏は、創作キャラクター「ゴブリン」の制作の経験から意見を述べた。ゴブリンが 「場」に溶け込んだものであれば、作品は輝き、人と人をつなぐことができることを語った。原忠信先 生は、爽健美茶のパッケージ制作の経験から意見を述べた。数 10 種類の光、色の組み合わせ、サイズの 具体案を披露しながら、爽健美茶の美と健康のイメージを確実に伝えるために試行錯誤した過程を語っ た。井田先生は、大会当日の各パネリストの服装、各パネリストが日頃考えていることや大切にしてい ることなど、様々な切り口から独創性についてまとめた。井田先生はじめ、各パネリストはきさくな方々 で、終始笑いが絶えぬ議論となった。また、質疑応答ではたくさんの質問が飛び出したことや、アンケ ート評価も概ね好評であることから、多くの参加者が満足できた様子であった。 ■実施概要 場所 筑波大学 大学会館 3 階ホール 時間 14:00∼16:30 ■出演者 【司会・パネリスト】井田 仁康氏(筑波大学大学院人間総合科学研究科 教授) 【パネリスト】一倉 宏氏(コピーライター・クリエイティブディレクター) 【パネリスト】原 忠信氏(筑波大学大学院人間総合科学研究科 講師) 【パネリスト】小中 大地氏(筑波大学大学院人間総合科学研究科 博士前期課程 2 年) -12- ■タイムテーブル 14:00∼14:05 オープニング(5 分) 14:05∼14:45 一倉 宏氏 基調講演(40 分) 「ことば 世界と私に架ける橋 ∼独創性の入口 そして 世界への出口∼」 14:45∼14:50 質疑応答(5 分) 14:50∼15:00 休憩(10 分) 15:00∼16:00 パネルディスカッション「独創性を楽しもう」 (60 分) 16:00∼16:25 質疑応答(25 分) 16:25∼16:30 エンディング(5 分) 16:30 シンポジウム終了 ■当日の様子 講演する一倉宏氏 会場の様子 ディスカッションで紹介された小中大地氏の作品 壇上の様子 -13- 懇親会 担当 澤勢 一史 ■実施報告 今大会では、例年会場となっている第一エリア食堂が使用できなかったため、大学会館1階のレスト ランプラザで初めての開催となった。始めに開会の辞、そして西川潔副学長と江田昌佑茗渓会副理事長 から挨拶があった。挨拶の後、山田信博大会会長、西野虎之介茗渓会理事長、江田茗渓会副理事長、鈴 木久敏副学長、西川副学長、堀内昭三茗渓会理事、新井達郎実行委員長の 7 名による鏡開きが行われた。 鈴木副学長の発声による乾杯が行われ、歓談がスタートした。今大会では歓談中の余興として、筑波大 学太鼓サークル「ときめき太鼓塾」と、応援サークルである「応援部 WINS」によるパフォーマンスを 行った。どちらも迫力あるものであり、参加者からも好評であった。MTGF 恒例の宣揚歌斉唱では、高 橋伍郎支援委員と応援部 WINS による仕切りのもと、参加者全員で大きな円陣を組み、例年以上の盛り 上がりを見せた。そして、実行委員長挨拶、閉式の辞で幕を閉じた。 ■実施概要 場所 筑波大学 大学会館 1 階レストランプラザ ■タイムテーブル 17:00 開会の辞 17:10∼17:15 挨拶・鏡開き・乾杯 17:40∼17:50 ときめき太鼓塾パフォーマンス 18:30∼18:40 応援部 WINS パフォーマンス開始 18:40∼18:50 宣揚歌斉唱 18:50 実行委員長挨拶・閉会の辞 19:00 懇親会終了 ■当日の様子 鏡開きの様子 桐の葉斉唱の様子 -14- 大会冊子 担当 与那覇 和人 ■制作報告 MTGF で当日行われる企画や、協賛企業の広告を掲載した大会冊子を作成・配布した。 本大会冊子では、シンポジウム企画「独創性の入口とは」や展示「東京高等師範学校校長 嘉納治五 郎のレガシー」展の企画の紹介や大会会長・茗渓会理事長などの挨拶を掲載した。 ■台割 全 28 ページ ・企画 −計 8 ページ シンポジウム −6 ページ 展示 −2 ページ ・広告 −計 8 ページ ・その他−計 12 ページ 表紙・裏表紙 −2 ページ テーマ字 −1 ページ 目次 −1 ページ タイムテーブル −1 ページ 挨拶 −2 ページ 大会趣旨 −1 ページ 桐の葉 −1 ページ 広告索引一覧 −1 ページ 学生委員ページ −1 ページ 役員・スタッフ一覧・奥付−1 ページ 表紙 文化系サークル連合会 OB・OG 交流会 担当 与那覇和人 ■実施報告 文化系サークル OB・OG 会の方々と本フェスティバルを同時に行うことで双方の催しのさらなる活性 化を目指し、昨年に引き続き企画された。 -15- アンケート集計 企画について 担当 山田航平 有効回答数:87 1.本大会を知ったのは、どの広報物をご覧になってですか。複数回答可 25 22 19 人数 20 15 14 14 8 10 5 5 8 7 6 1 0 a b c d e f g h I という質問に対して a ポスター f 三角ポップ b チラシ g 季刊誌「茗渓」 c 看板 h 案内状・招待状 d 横断幕 I その他(口コミ) e ウェブ j その他(メーリス等) j 2. 本大会に参加を決定されたのは、どのような理由からですか。複数回答可 40 a シンポジウムのテーマに興味があったから 33 30 b シンポジウムのゲストに興味があったから 32 30 28 c 展示企画に興味があったから 24 人数 という質問に対して 22 d 懇親会に参加したかったから 20 e 同世代との交流がしたかったから f 異なる世代との交流がしたかったから 10 10 5 5 g 知人に誘われたから h 以前も参加したから 0 a b c d e f g h I 3. シンポジウム「独創性の入口とは」について伺います。 i その他 という質問に対して 3.1 一倉宏氏による基調講演はいかがでしたか 3.2 パネルディスカッションはいかがでしたか 基調講演満足度(%) パネルディスカッション満足度(%) 不満 0% 未回答 3% 不満 1% 普通 8% 未回答 6% 普通 17% 満足 76% 満足 89% -16- 3.3 シンポジウムについて、ご自由にお書きください という質問に対して 面白かった(7)、テーマが普段考えないことなので、いろいろ考えさせられた(5) 独創性とはかなりあいまいなもので、ほんとうにあるものなのかな、と不思議に感じた。考えや進路に ついてもっと深く考えるきっかけになった 素直さ、真面目さに感心、楽しかった。「本屋では How To ものばっかりが並んで売れているのは不満」 という一倉さんの発言にまったくの同感。 まだ私たちの筑波大はおわっていないと感じました。一倉さんの「話」は、我々初期世代の共通認識だ。 組み合わせが良いと思った。一倉氏、原氏、小中氏、それぞれに自分の立場について誠実に取り組んで いると思いました。最後の一倉氏の詩はとても良かったと思う。もし、頂けるものなら頂きたい。 司会の井田先生がおもしろかった 小中さんにさそわれて来たのですが、作品に対する小中さんの思いがすごいと思いました。 独創性は、いわゆるクリエイター系の人だけでなく、科学者もいかんなく発揮しております。是非科学 者も呼んでいただきたかった 4. 展示についてお伺いします。 という質問に対して 4.1 「東京高等師範学校校長 嘉納治五郎のレガシー」展はいかがでしたか。 4.2 「STEP」展はいかがでしたか。 STEP展満足度(%) 嘉納治五郎展満足度(%) 未回答 32% 未回答 39% 満足 20% 満足 36% 不満 1% 不満 1% 普通 31% 4.3 展示について、ご自由にお書きください 普通 40% という質問に対して もっと展示があった方がよかった。 嘉納先生の展示はすごく勉強になりました 学園祭のときの各研究室の学術発表みたいに、現在の大学での研究の近況について分かる展示が見たい。 DVD 上映(テレビ)の前にイスを用意してほしい。 ※今後の MTGF への要望等についての自由記述は紙面の都合上割愛 -17- アンケート集計 懇親会について 担当 澤勢 一史 ■アンケート項目 1.1. 懇親会はいかがでしたか。 1.2. 懇親会の料理、飲み物の量はいかがでしたか。 1.3. 懇親会への要望などをご自由にお書きください。 2.1. 参加費は適切だと思いますか。 2.2. 2.1.で高いあるいは安いとお答えした方に伺います。いくらなら適切だと思いますか。 3. 次から一つお選びください。 (学生・教職員・社会人) 4. 年齢をお書きください。 ■アンケート集計結果(自由記述を除く) 1.2 1.1 満足 23 満足 2.1 3 19 高い 0 学生 20 ふつう 5 ふつう 5 適切 22 教職員 2 不満 0 不満 4 安い 6 社会人 6 ■集計結果に対する考察 ・懇親会について(質問 1.1) ほとんどの方から「満足」という回答が得られた。今後、懇親会について大きな変更は必要ないと思 われる。 ・懇親会の料理・飲み物について(質問 1.2) 多くの方から「満足」という回答が得られた。しかし、「不満」と回答した参加者から、自由記述の 1.3 において「料理が少ない」との指摘をいただいた。今後とも、料理の質と量の両立を目指していく 必要があると考えられる。飲み物についてはかなり余剰が発生しており、やや多いように感じられた。 ・懇親会への要望について(質問 1.3) 懇親会への要望については、大きく以下の 4 つに分けられる。 a.懇親会中の企画(サークルによるパフォーマンス)について b.会場について c.懇親会の時間について d.食べ物について -18- a.サークルによるパフォーマンスについては、 「良かった」という意見がある一方、 「うるさかった」 という意見が得られた。 b 会場について、狭いというコメントがあった。今後参加者が増加することを考えると、さらに大き な会場で懇親会を行うことを検討する必要があると思われる。 c.懇親会の時間については、 「もっと長くして欲しい」とのコメントを得られた。実際、懇親会終了後 にも会場に残り話を続ける参加者が多く、後片付けに少々影響した。MTGF の大きな目的である「交 流を深める」ためには、懇親会を長めに設定することは非常に有効であると考える。 d.料理に関しては、前述の通り。 ・参加費について(質問 2.1、2.2) 「適切」とする参加者が多かった。しかし、学生は「安い」(※事前申し込みによる学生参加費 ¥500) と感じているらしく、 「¥1,000 くらいが妥当」とする意見が多く得られた。今後、さらなる検討が必要 であると思われる。 ■自由記述一覧 ・エキストラが良かった。応援など。 ・良かった。 ・今の形でよい。 ・応援や太鼓のイベントは面白くて、次回もぜひやって欲しいと思いました。 ・後半になると、食べ物がない。 ・5 時間くらいやって欲しい ・人数に対して、会場が狭かったかも。 ・人数が多くてびっくりしました。 ・ケーキ足りない! ・ 「桐の葉」とは、何の歌なのでしょうか? ・楽しかったです。 ・もっと長くして欲しい。 -19- あとがきに代えて 学生委員長 本田咲美 「繋げる」こと、それは私が学生委員長として目標にしていたことです。今年で 14 回を数えるまで歴 史を重ねた茗渓・筑波グランドフェスティバルが多くの方のご協力で無事に終了した今、私はとてもほ っとしています。 多くの方の思いで始まったこのイベントは、私たち学生委員が企画・運営を実行委員の教職員の方々 と共に行っております。今年の学生委員は経験者が少なく、6 月の新体制は、未経験者 3 人でのスタート となりました。右も左もわからぬまま、必死に会を存続させようと、その事ばかり考えていた 1 年だっ た気がします。淡々と大学生活を送っていた私にとって、とても刺激的な日々となりました。しかし、 私の運営は決してスマートな物ではなく、迷惑をかけっぱなしの 1 年でもありました。目の前のことし か見えておらず、傍から見たら、さぞ危なっかしかったことと思います。それでも、温かく見守ってく ださり、時に助言をくださった実行委員・支援委員の皆様のおかげで会を運営することができました。 そして、一緒にさまざまな業務を担当してくれた学生委員のおかげで私は頑張れました。たくさんの人 のおかげで自分という人間は成り立っている。頭では分かっているつもりでしたが、学生委員長という 立場を通して、身をもって感じることができました。 最初にも書きましたとおり、私の学生委員長としての目標は「繋げる」でした。このイベントは、卒 業生と在校生の世代を超えた交流、が目的です。このようなイベントは他に類をみないと思います。そ んな貴重な機会を私の代でなくしてしまうことだけは避けたい、そして次へ繋げていきたい。そんな思 いからこの目標を定めました。そして今、繋げる時が来ました。広報活動にもっと積極的に取り組めば よかった、学生委員間の不満をもっと解消できればよかった、など後悔の嵐ですが、その失敗を成功に 変えられるような力をもった次の代に私の思いを託したいと思います。お粗末な学生委員長だったかも しれませんが、この貴重なイベントを中断させてしまわなかったとだけは、胸を張って言うことができ ます。 最後になりましたが、こんな私に学生委員長を任せていただき、本当にありがとうございました。こ の 1 年間で学ばせていただけたことは、これから私の原動力となっていくと思います。同窓の者が帰っ てこられるところとして、このイベントが発展していくよう、心から願っております。 -20-
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