2 履行場所 都立武蔵野

特記仕様書
1 委託件名
都立武蔵野北高等学校外2校 芝生保護管理委託(単価契約)
2 履行場所
都立武蔵野北高等学校外2校
詳細は別紙1「対象校一覧」のとおり
3 契約期間
平成27年4月1日 から 平成28年3月31日 まで
日時の指定がある場合、原則として指定日時に業務実施すること。
詳細は別紙1「対象校一覧」のとおり
4 委託目的
緑化推進及び砂塵飛散防止等のために設置された芝生を適切に維持管理する
ため
5 委託範囲
(1)
(2)
(3)
本特記仕様書、年間予定数量表及び図面のとおり。
年間予定数量を作業数量の上限として、学校の指示により行う。
年間予定数量及び作業予定月は、別紙「年間予定数量表」のとおり。
ただし、具体的な作業発注時期については、学校の指示による。
各作業種別全ての数量が委託期間内に予定数量に達した時点、又は委託
期間終了時点で契約を打ち切るものとする。
(4)
6 適用範囲
(1)
(2)
(3)
(4)
ア
イ
ウ
エ
オ
7 総括仕様
この特記仕様書は、東京都土木工事標準仕様書(以下「この特記仕様書
は、東京都土木工事標準仕様書(以下「標準仕様書」という。)でいう
特記仕様書で、この委託に適用する。
この委託の施行に当たっての一般事項は、標準仕様書によるものとする。
標準仕様書、特記仕様書の記載内容の優先順位については、特記仕様書、
標準仕様書の順によるものとする。
この委託の施行に当たっては、下記に示す図書を適用する。
東京都建設局「土木材料仕様書」
東京都建設局「建設局材料検査実施基準」
東京都建設局「土木工事施行管理基準」
東京都建設局「工事記録写真撮影基準」
東京都建設局「請負者等提出書類処理基準・同実施細目」
受託者は、本仕様書に定められた事項に従い本業務を誠実に履行しなければ
ならない。特に、本業務履行に当たり、当該必要と認められることは、受託者の
費用と責任で処理する。
(1)
(2)
(3)
受託者は、業務実施に当たり、芝の特性、活力及び環境条件などを
考え、植物に対する細心の注意をもって行うこと。
受託者は、業務実施に当たり、生徒等が使用する学校設備としての
機能を達成するように、充分考慮すること。
作業中は、生徒等の安全に充分注意すると共に、日常の教育活動に
支障を来さないよう配慮すること。
(4)
作業を行う者の服装は、学校関係者にその者が業務従事者であること
を容易に識別可能なものとすること。
受託者は、月ごとに、履行場所担当者から作業日時及び作業内容の指
示を受けた上で、作業に着手すること。
本業務は、学校運営に支障が生じないようにするため、雨天決行とする。
ただし、荒天等その他特段の事由がある場合、受託者及び履行場所担当
者間の充分な協議により作業日を変更することができる。
化成肥料の散布に際しては、履行場所担当者と協議の上、周知及び養
生を徹底すること。
受託者は、作業ごとに業務実施状況写真を撮影し、履行場所担当者の確
認を受けること。写真は、カラー写真とし、作業前、作業中、作業後の状
況を、同じ位置、同じ方向から撮影すること。
業務履行に当たり、使用する原材料等は受託者が負担し、当該業務に
要する光熱水費は東京都の負担とする。
施工により生じた発生材は、受託者の自己物として、受託者が受け入れ
条件等をあらかじめ施設に確認し搬入許可を得た上で、適切な再資源化
施設又はその他処分場等に搬出すること。その際、受入証明書等の交付
を必ず受け、履行場所担当者にその写しを提出すること。
発生材が少量の場合で、受託者がその他の契約等で生じた発生材と合わ
せて処分する場合は、受入証明書とともに、本契約で発生した発生材の
内訳等が判る資料を提出すること。
但し、いずれの場合も当月分はその月内に搬入し受入証明書等を月末
までに履行場所担当者に提出すること。
(5)
(6)
(7)
(8)
(9)
(10)
8 詳細仕様
(1)
ア
イ
ウ
(2)
ア
イ
ウ
エ
(3)
ア
イ
ウ
エ
除草
芝生を傷めないよう、除草ホーク等を用いて根より丁寧に抜き取る
こと。
除草跡は草ゴミや不用物を除去し、きれいに清掃すること。
除草剤は使用してはならない。
芝刈
芝生地内にある樹木や他の施設等に損傷を与えないよう注意し、刈
りむらや刈り残しがないよう均一に刈り込むこと。工作物周辺等の機
械刈りが困難な箇所については人力により行うこと。
刈り込み高は20㎜を標準とするが、軸狩りになる恐れがある場合
等は、履行場所担当者と協議の上決定すること。
刈り跡は、草ゴミや不用物を除去し、きれいに清掃すること。
区域外(ダスト舗装等)に張り出した匍匐茎は、履行場所担当者と
協議の上垂直に切り込むこと。
目土
特に必要がある場合に施行する。
目土は、原則、普通目土(畑土)とする。なお、事前に産地証明書を
提出し、履行場所担当者の確認を受けたものを使用すること。
目土用土は、とんぼ等を用いて十分すきこむこと。芝生面の不陸が
整正されるよう考慮して行うこと。すき込み量は平均で5mm厚を
標準とする。
芝生の生育状況と不陸の出来具合により、施行の有無や用土の種類を
(4)
ア
イ
ウ
エ
オ
(5)
ア
イ
(6)
ア
イ
ウ
9 作業手順
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
決定する。
補植
補修箇所を大きめに切り取り床拵えをおこなう。
周辺と同じ高さになるよう調整・転圧すること。
芝張りは、ベタ張りを標準とする。
芝張り後は目土を施し十分灌水すること。
この目土は補植作業の一環として行うため、(3)の目土とは区別して
施行すること。
補植する芝種は、既存芝と同種とすること。
施肥
特に成長を促す必要がある場合に施行する。
原則、窒素―燐酸-カリの成分が10-10-10%の化学肥料を30g/㎡
散布する。
エアレーション
特に必要がある場合に施行する。
原則として芝更新機4.0PSにより施行する。ただし、芝面積に
よっては、ローンスパイク等を用いて施行することも可とする。
事前に履行場所担当者と十分な協議を行うこと。
エアレーション前には、刈りくずや枯葉などを掻き出しておくこと。
履行場所担当者は事前に、受託者に作業の依頼をする(文書、口頭等)。
受託者は、依頼に基づき現場確認を行う。
受託者は、現場確認した状況に応じて適切な作業種別の選択と
施工数量を算定し、履行場所担当者に報告する。
履行場所担当者は、報告内容を確認し施工の発注指示を出す。
(発注指示書兼作業完了確認簿の作成)。
受託者は、上記発注指示内容について、発注指示書兼作業完了確認簿
に確認印を押印し、履行場所担当者から写しの交付を受ける。
受託者は、作業完了後、発注指示書兼作業完了確認簿に作業完了の
報告印を押印し、履行場所担当者から写しの交付を受ける。
受託者は、当月分の委託完了届、施工状況写真及び発生材受入証明書の
写しを履行場所担当者に提出する。
10 検査
毎月の業務終了後、所定の委託完了届及び指定提出書類を履行場所担
当者に提出し検査員の検査を受けること。検査が完了した時点で履行完了と
する。
検査での指摘事項は、直ちに所要の措置を行うこと。
11 代金支払
対象案件を1ヵ月ごとに取りまとめ、受託者が発行する適法・適正な請求に基づき、
法で定められた日までに支払う。代金の請求に当たっては、作業種別ごとに
算出すること。請求金額は、作業種別及び委託場所ごとに算出した金額を
合計した額とする。
12 その他
(1)
芝生地内に、害虫(主にコガネムシの幼虫など)の発生を発見した
場合は、保全監督員に報告すること。その他、芝生の生育の阻害要因
又は枯死の要因となるものを発見した場合も、その都度報告すること。
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
(9)
(10)
問合せ先
使用機材は、芝生地に影響を与えない重量のものとすること。
受託者の故意又は過失により学校及び第三者に損害を与えた場合、
受託者がその賠償責任を負うこと。
作業内容に関し、必要に応じて履行場所担当者から指示する場合が
あることを了承すること。
委託場所の敷地内は全面禁煙とする。
作業車両等は、履行場所担当者の指示する場所に駐車し、駐車許可
書等の掲示を指示された場合は、その指示に従うこと。
本仕様書に定めのない事項及び疑義等については、履行場所担当者
並びに委託者及び受託者間で協議の上決定する。
受託者は、本業務の履行に当たり、知り得た委託者及び各履行場所に
関する秘密を第三者に漏らしてはならない。契約の解除及び契約期間
満了後においても同様とする。
別紙の「1東京都グリーン購入推進方針」及び「2環境により良い自動車
利用」を遵守すること。
受託者は、土砂等の運搬に当たっては、ダンプカー等の過積載防止を
厳守しなければならない。過積載の防止については、標準仕様書に
よるほか、東京都建設局長が定めた「過積載防止対策指針」によるもの
とする。なお、「過積載防止対策指針」は東京都建設局のホームページ
から入手できる。
〒190-8543
東京都立川市錦町6-3-1
東京都西部学校経営支援センター
管理課 経理第一係
042-527-6596
電 話
042-527-6467
ファクシミリ
別紙
1
東京都グリーン購入推進方針
物品等の調達にあたっては、その必要性をよく考えた上で、価格・機能・品質だけでな
く、環境への負荷ができるだけ少ないものを選択して購入することとする。
その際、可能な限り、製品やサービスの生産から流通、使用、廃棄に至るまでのライフ
サイクルにおいて環境への負荷が少ないものを選択することが必要である。
そこで、調達する各製品やサービスごとに、適正な価格・機能・品質を確保しつつ、以
下の観点で他の製品等と比較して、相対的に環境負荷の少ないものを選択することとする。
<製造段階での環境配慮>
①
再生材料(再生紙、再生樹脂等)を使用したもの
②
余材、廃材(間伐材、小径材等)を使用したもの
③
再生しやすい材料を使用したもの
<使用段階での環境配慮>
④
使用時の資源やエネルギーの消費が少ないもの
⑤
修繕や部品の交換・詰め替えが可能なもの
⑥
梱包・包装が簡易なもの、又は梱包・包装材に環境に配慮した材料を使用したもの
<廃棄・リサイクル段階での環境配慮>
⑦
分別廃棄やリサイクルがしやすい(単一素材、分離可能等)もの
⑧
回収・リサイクルシステムが確立しているもの
⑨
耐久性が高く、長期使用が可能なもの
<その他の環境配慮>
⑩
製造・使用・廃棄等の各段階で、有害物質を使用又は排出しないもの
⑪
製造・使用・廃棄等の各段階で、環境への負荷が大きい物質(温室効果ガス等)の使
用、排出が少ないもの
⑫
その他
2
環境により良い自動車利用
本契約の履行に当たって自動車を使用し、又は利用する場合は、都民の健康と安全を確
保する環境に関する条例(平成12年東京都条例第215号)の規定に基づき、次の事項を遵
守すること。
1
ディーゼル車規制に適合する自動車であること。
2
自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減等
に関する特別措置法(平成4年法律第70号)の対策地域内で登録可能な自動車利用に
努めること。
なお、適合の確認のために、当該自動車の自動車検査証(車検証)、粒子状物質減少
装置装着証明書等の提示又は写の提出を求められた場合には、速やかに提示又は提出
すること。
対象校一覧表
No
学校名
別紙1
郵便番号
所在地
TEL
FAX
1 都立武蔵野北高等学校
180-0011 武蔵野市八幡町2-3-10 0422-55-2071 0422-51-4164
2 都立農業高等学校
183-0056 府中市寿町1-10-2
042-362-2211 042-360-0642
3 都立府中けやきの森学園
183-0003 府中市朝日町3-14-1
042-367-2511 042-369-8476
4
5
6
以下、余白
備考
年 間 予 定 数 量
学 校 名
武蔵野北高等学校
種別
農業高等学校
府中けやきの森学園
作業予定月
1,315
4
5,260
5,6,8,10月
芝刈
1,315
5
6,575
7月(3回),8月(2回)
目土
1,315
1
1,315
3月
施肥
1,315
4
5,260
4,7,8,9月
エアレーション
1,315
1
1,315
3月
131
1
131
3月
種別
対象面積(㎡) 作業回数(回)
合計(㎡)
作業予定月
除草
2,484
4
9,936
5,6,7,8月
芝刈
2,484
5
12,420
5,6,7,8,9月
目土
2,484
1
2,484
3月
施肥
2,484
4
9,936
5,6,7,8月
エアレーション
2,484
1
2,484
3月
248
1
248
3月
補植
学 校 名
合計(㎡)
除草
補植
学 校 名
対象面積(㎡) 作業回数(回)
種別
対象面積(㎡) 作業回数(回)
合計(㎡)
作業予定月
除草
2,048
4
8,192
芝刈
2,048
7
14,336
目土
2,048
1
2,048
7月
施肥
2,048
4
8,192
5月、6月、7月、8月
エアレーション
2,048
1
2,048
3月
150
1
150
6月
補植
4月、5月、6月、7月
4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月
芝生保護管理委託 発注指示書兼作業完了確認簿
月分
件
名
文 書 番 号
履 行 場 所
受
託
者
作業種別
発注指示月日
発注数量
校長
課長
印
担当者
印
履行期限
受託者
作業完了月日
確認印
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
月 日
実施数量
受託者
報告印
担当者
確認印
除 草
芝 刈
目 土
施 肥
エアレーション
補 植
備 考
注1 作業月ごとに作成してください(完了月日が当月であること)。受託者確認印押印後、受託者に写し(コピー)を交付してください。
注2 当月の全ての作業完了後、委託完了届、施工状況写真及び発生材受入証明書の写しと一緒にセンターに提出してください。
数量計
控除
砂場42.6m2
ゴムチップ舗装
75.9㎡
芝 生 ③ 6 64 . 5
控除
助走路158.1m2
クレイ舗装(助走路)
75.7㎡
28.367m
化粧砂 0.002m3/m2
芝 生 ② 1 2 3. 8 m 2
黒 土 舗 装 1 9 .8 m 2
④ ブ ル ペ ン 芝 生 9 . 4m 2
⑤ 芝 生 1 0 3 .6 m 2
クレイ舗装4,561.3m 2
外周芝生
⑩ 3 8 .7 m 2
外周芝生
⑪ 1 7 .4 m 2
名 称
ゴムチップ舗装
植栽(リュウノヒゲ)
新設タマリュウ(リュウのヒゲ):44株/㎡程度
新設床土:(良質土+洗砂+CC改良材+肥料混入)
新設下層:再生砕石
都立武蔵野北高等学校
新設タマリュウ(リュウのヒゲ)舗装
(改修後)
天然芝舗装(内野部分)
天然芝舗装(外周)
天然芝舗装
クレイ舗装(助走路)
クレイ舗装
黒土舗装
黒土舗装
凡 例
記 号
新設表層:密粒度アスコン舗装t=50
新設表層材:(ゴムチップウレタン舗装)t=13
⑦ 芝 生 41 . 9m 2
⑧ 芝 生 7 9. 6 m 2
芝 生 ① 30 . 1m 2
黒 土 舗 装 1 9 .8 m 2
⑨ ブ ル ペ ン 芝 生 10 . 1m 2
黒 土 舗 装 2 , 11 3 .1 m 2
⑥ 芝 生 19 6 .3 m 2
新設混合土 : 粒度調整材(関東真砂土)
新設下層:砕石C-40(レベル調整)
180
新設表面処理:ケミカルバインダーS 1.2kg/m2
新設表面処理:ケミカルバインダーS 1.2kg/m2
新設天然芝:高麗芝、100%目地張り
(改修後)
新設ゴムチップ舗装
280
特殊針葉樹皮改良材 容積の30%
13
50
217
新設床土:(良質土+洗砂+CC改良材+肥料混入)
(改修後)
新設天然芝舗装
280
新設下層:再生砕石
180
100
新設下層:再生砕石
(改修後)
新設クレイ舗装
280
新設中層:現況ふるい掛け
(改修後)
新設黒土舗装
280
化粧砂 0.002m3/m2
新設混合土 :(黒土6:砂4)
特殊針葉樹皮改良材 容積の30%
新設下層 :再生砕石
80
100
100
180
100
都立農業高等学校
都立府中けやきの森学園