Tebis V3.5 R8 インストールマニュアル 製造ソリューション事業本部 計測製造ソリューション技術部 2015 年 1 月 目次 page 3 〜 4 ・ ハードウェア要件 ・ バージョンアップ手順 ( 1 ) グラフィック機能に関する注意 page 5 ( 2 ) Tebis V3.5 R8 インストール page 6 ~ 17 ( 3 ) ハードロックドライバのインストール page 18 ~ 19 ( 4 ) Microsoft Visual C++ Runtime Library のインストール page 20 ~ 23 ( 5 ) 環境設定 page 24 ~ 26 ・ Tebis 旧バージョンの削除(不要であれば削除) ( 6 ) Tebis 旧バージョンの削除 page 27 ~ page 28 2 ハードウェア要件 OS バージョン ・ Windows 7 32-bit/64-bit ・ Windows 8 32-bit/64-bit ・ Windows 8.1 32-bit/64-bit ※TebisV3.5R7 から Windows XP, Windows Vista はサポート対象外となります。 CPU ・ x86-64 または x64 アーキテクチャ CPU ・ Intel ×86 に準拠した互換 CPU メモリー ・ メインメモリー4GB 以上 グラフィックス関係 ・ OpenGL2.1 以上に対応したグラフィックスカード(nVIDIA、ATI)を推奨 ・ nVIDIA/PNY: Quadro(Kepler) – K600,K2000,K4000,K5000,K6000 Quadro(Fermi) – 2000,4000,5000,6000 Quadro FX – FX4800, FX5800, FX4600, FX5600 ・ AMD/ATI: FirePro シリーズ – W5000, W7000, W8000, W9000 V4900, V5900, V7900, V4800, V5800, V7800, V8700, V8750, V8800 FireGL シリーズ – V8650 ・ 解像度 1280×1024 以上 その他 ・ 500MB 以上のハードディスク空き容量(ソフトウェアインストール用) ・ USB ポート ・ 3 つボタンマウス、または 2 つボタンホイールマウス ・ スペースボール(任意) ・ Internet 接続(ソフトウェア及びライセンスダウンロード用) 3 ハードウェア要件(構成例) OS バージョン ・ Windows 7 64-bit CPU ・ Intel Core i7 (4 コア、クロック 3GHz 以上) メモリー ・ 16GB 以上 グラフィックス関係 ・ NVIDIA [Quadro K2000 または K4000] HDD ・ 1TB/64MB キャッシュ/7200rpm 4 ( 1 ) グラフィック機能に関する注意 Tebis V3.5 は、グラフィックス機能に関して広範囲の強化をしています。 そのパフォーマンスを利用するためにグラフィックスカードのドライバを最新のものに アップデートして頂くことを推奨いたします。 アップデートに関しましては、各メーカーの web サイトをご確認下さい。 5 ( 2 ) Tebis V3.5 R8 のインストール ・インストール作業は Administrator でログオンして行って下さい。 (Windows 7 の場合は、管理者権限のあるユーザーでログオンして下さい。 ) ※ 本マニュアルでは、旧バージョンを Tebis V3.5 R7 と記述しております。現在、異なるバージョンをお 使いの方は、この部分を置き換えてお読み下さい。 2 - 1 DVD-ROM をドライブにセットします。 2 - 2 エクスプローラーを開き TebisV3.5R8 フォルダ内の autostart.exe を起動します。 2-3 英語表示にします。English を選択します。 6 2 -4 SOFTWARE - INSTALLATION CLIENT ― Tebis Software 64-Bit ボタンを選択しま す。 ※インストールする PC の OS が 32bit 版の場合は、Tebis Software 32-Bit を選択します。 7 2 - 5 設定言語の選択を行います。 English を選択して Next>ボタンで次へ進みます。 2 - 6 下記のメッセージが表示された場合は、 OK ボタンで次に進んで下さい。 ※表示されない場合もあります。 2-7 Next ボタンを選択して次に進みます。 8 2-8 License Agreement 内容を確認後、 Yes ボタンを選択して次に進みます。 2 - 9 User Name と Company Name を確認して 9 Next ボタンを選択し次に進みます。 2 - 10 インストール先のドライブ,フォルダを設定して Next ボタンを選択し次に進みます。 変更する場合は Change…ボタンを選択 して、インストール先を設定します。 デフォルト設定は C:¥Program Files¥Tebis_AG¥TEBIS V3.5 R8 ※32-Bit の場合は C:¥Program Files (x86)¥Tebis_AG¥Tebis V3.5 R8 32-Bit 2 - 11 default フォルダの作成場所を確認して Next ボタンを選択し次に進みます。 インストール先¥default になっていることを確認 default フォルダとは? ユーザー環境設定を保存するフォルダです。初期設定情報は CNF と default どちらのフォル ダでも反映されますが、同じファイルが両方に保存されている場合は default フォルダ内のファ イルが優先されます。 10 2 - 12 メッセージを確認の上、 重要 OK ボタンを押し次に進みます。 Tebis を使用する際、ログインユーザーに default フォルダへの書き込み権限が ........ 必要になります。インストール後に、インストールフォルダのプロパティから ログインユーザーのアクセス許可をご確認ください。 (方法は次ページを参照下さい。) ログインユーザー名を選択し、許可に チェックが入っているかどうかを確認し てください。チェックがない場合は、編 集をしてチェックを付けてください。 11 2 - 13 任意の作業フォルダを設定して Next ボタンを選択して次に進みます。 【例/D:¥tebis_work】 12 2 - 14 External Library を使用する場合は、フォルダの作成場所を指示して Next ボタンを 選択し次に進みます。 External Library とは… Tool・Macro・NCSet・Feature・Head/VMS・POST の各種ライブラリをファイルに保管し、 そのファイルを各端末で共有することが出来ます。 External Library を設定した場合、共有ライブラリは読み取り専用となり変更することが 出来ませんが、各 CAD ファイルのローカルライブラリにコピーし、編集することが可能です。 2 - 15 3D マウス,プリンタ,プロッタを確認して Next ボタンを選択して次に進みます。 ※3D マウスを使用しない場合は、 No animation device をチェック。 13 2 - 16 起動関連設定を確認して Next ボタンを選択して次に進みます。 Open CAD files with this version :.cad ファイルの関連付け 他のバージョンで作成された CAD ファイルもアイコンをダ ブルクリックする事により、開く事を可能にします。 Create shortcuts on the desktop :デスクトップ上にショートカットアイコンを作成します。 Dialogs outside the application window :コマンド画面表示を TEBIS 画面内外に設定可能にします (インストール後の変更も可能です) 2 - 17 プログラムフォルダ名を確認して Next ボタンを選択して次に進みます。 14 2 - 18 インストールフォルダ等を確認して Next ボタンを選択してインストールを開始します。 2 - 19 インストールが終わりましたら Finish ボタンを選択して次に進みます。 15 2 - 20 ライセンスファイルのインストール(ここでは実行しません) いいえ(N) を選択して次へ進みます。 → ※ ライセンスファイルは後ほど default フォルダへ格納します。 ※ はい(Y) を選択してしまった場合 以下の画面が出るので、ここでキャンセルをして下さい。 注意!ここでキャンセルをせずにさ らに【OK】を選択してしまうと、右 の画面になります。 【はい】でインス トールが中断されてしまいますの で、この画面になってしまったら必 ず【いいえ】を選択してください! 16 2 - 21 旧バージョンを選択し、環境設定ファイルをコピーします。 Select all 2 - 22 を選択して全てのファイルを選び インストール完了のメッセージを OK NEXT で次へ進みます。 します。 アプリケーションのインストールはこれで終了です。 17 ( 3 ) ハードロックドライバのインストール 既に TebisV3.5 をご使用頂いている場合も、 最新のハードロックドライバをインストー ルする必要がございますので、下記インス トール作業を実施して下さい。 3 - 1 Tebis V3.5 R8 用 ハードロックドライバ のインストール DRIVER を選択し Sentinel HASP driver ボタンを選択します。 3 - 2 古いバージョンのドライバがインストールされている場合、自動的にアンインストールします。 3 - 3 HASP ドライバのインストールを始めます。 Next を選択して進みます。 18 3 - 4 “ I accept the license agreement”にチェックをして Next を選択して次に進みます。 3-5 Next ボタンを選択してインストールを開始します。 3-6 Finish ボタンを選択して終了します。 Tebis V3.5 R8 用 ハードロックドライバのインストールはこれで終了です。 19 ( 4 ) Microsoft Visual C++ Runtime Library のインストール 4 - 1 C++2010 Libraries のインストール TOOLS を選択し C++2010 Libraries ボタンを選択します。 4 - 2 C++2010 Libraries のインストール vcredist_x86_2010_SP1.exe および vcredist_x64_2010_SP1.exe をそれぞれ実行 ※32bit OS をご使用の場合は vcredist_x86_2010_SP1.exe のみ実行 20 4 - 3 同意するにチェックをつけて、 インストール を選択して進みます。 4-4 完了 ボタンを選択して終了します。 vcredist_x86_2010_SP1.exe および vcredist_x64_2010_SP1.exe をそれぞれ実行してください。 ※32bit OS をご使用の場合は vcredist_x86_2010_SP1.exe のみ実行 21 4 - 5 C++2012 Libraries のインストール TOOLS を選択し C++2012 Libraries ボタンを選択します。 4 - 6 C++2012 Libraries のインストール vcredist_x86_2012_Up4.exe および vcredist_x64_2012_Up4.exe をそれぞれ実行 ※32bit OS をご使用の場合は vcredist_x86_2012_Up4.exe のみ実行 22 4 - 7 I agree to the license terms and conditions(同意する)にチェックをつけて、 Install を選択して 進みます。 4-8 Close ボタンを選択して終了します。 vcredist_x86_2012_Up4.exe および vcredist_x64_2012_Up4.exe をそれぞれ実行してください。 ※32bit OS をご使用の場合は vcredist_x86_2012_Up4.exe のみ実行 Microsoft Visual C++ Runtime Library のインストールはこれで終了です。 23 ( 5 ) 環境設定 5- 1 ライセンスファイルのコピー ・ メールに添付された“licence.key”ファイルを以下の default フォルダ直下にコピーします。 ..... ※もし、同名のファイルが存在する場合は 上書き保存 をしてください。 インストールフォルダ¥Tebis_AG¥Tebis V3.5 R8¥ default ¥ licence.key 5 - 2 既存の環境のコピー ・ 下記のような、旧バージョンフォルダ内の設定ファイルを、V3.5 R8 の default フォルダへコピーしま す。(使用モジュールによっては、ご使用中の環境には存在しないファイルもあります。) Tebis_AG¥Tebis V3.5 R7¥ default ¥ datadase.cnf (初期設定ファイル) ¥ pluglist.txt (CAM、ツールホルダ接続リスト) ¥ header.txt (PUT-NC、ヘッダーファイル) ¥ bottom.txt (PUT-NC、フッターファイル) ¥ libtool.cad 注 (CAM、External File) ¥libncset.cad 注 (CAM、External File) ¥libmachine.cad 注 (CAM、External File) ¥libpostp.cad 注 (CAM、External File) ¥libmacro.cad 注 (CAM、External File) ¥ *.frm (プリントレイアウト定義ファイル) ¥ *.tec (レーザー、tec ファイル) コピー Tebis_AG¥Tebis V3.5 R8 default ¥ (注:ファイル名は一例です。External 設定により任意ファイル名の場合があります。) 24 5 - 3 一時ファイルの保存先を設定 TebisV3.5R7 から、作業内容を随時元の CAD ファイルに上書きせずに一時ファイルに保存します。 それにより、CAD ファイル保存時に元の CAD ファイルを上書きできるようになりました。 ここでは CAD ファイル保存までの一時ファイル保存先の設定を行います。 最初に Tebis_Work フォルダ(作業フォルダ)に、“Temp”フォルダを作成します。(一時ファイル保存先) 例) D:¥Tebis_Work¥ Temp 次に tebis.txt ファイルをコピーします。 インストールフォルダ¥Tebis_AG¥Tebis V3.5 R8¥ cnf ¥ tebis.txt コピー インストールフォルダ¥Tebis_AG¥Tebis V3.5 R8¥ default ¥ tebis.txt 次に default フォルダにコピーした tebis.txt ファイルをテキスト形式で開きます。 上記“*WORKPATH : 'c:/work'”を変更し、最初に作成したフォルダを指定します。 25 例) “WORKPATH : D:¥Tebis_Work¥ Temp” ※必ず“WORKPATH”前にある“*”を削除して下さい。 最後に tebis.txt ファイルを上書き保存します。 CAD ファイル保存後、一時ファイルは不要になりますので、定期的に Temp フォルダ下のファイルを削除して 下さい。 26 ( 6 ) 旧バージョンの削除 (不要であれば) ※ 旧バージョンの削除は、新バージョンの稼動確認後に行って下さい。 6 - 1 「コントロールパネル」より「プログラムと機能」を開きます。 6 - 2 「Tebis CAD V3.5 R7」を選び「アンインストール」を選択します。 27 6- 3 OK を選択して削除を実行します。 ※ 削除の実行中に幾つかのファイルについての確認があった場合、内容を把握した上で OK にて削除を継続してください。 ※ ファイルの内容については、他のアプリケーションとの関連がある場合がありますので、 システム管理者へお問い合わせください。 6 - 4 不要なファイルの削除を行ないます。 インストール先¥Tebis_AG¥Tebis V3.5 R7 以下を全て削除します。 これで全ての作業が終了です。 28
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