公営住宅の変遷 昭和 S26 S27 S28 S29 S30 S31 S32 S33 年 住宅政策 公営住宅法 西暦 公営住宅法制定 1951 1952 公営住宅3箇年計画 1953 1954 1955 公営住宅10箇年計画 1956 1957 1958 法改正 S34 1959 S35 S36 S37 S38 S39 S40 S41 S42 S43 1960 1961 1962 住宅難の 1963 解消 1964 1965 1966 1967 1968 公営住宅の政策 ・収入超過者に対する明渡努力義務 ・割増賃料の設定 ・管理の合理化 ○収入分位カバー率 (1種60%、2種28%) 第1期住宅建設5箇年計画 全国で住宅総数が世帯総数を上回る 法改正 ・高額所得者制度の創設 ・建替制度の創設 ・用地費補助から家賃収入補助へ切替 1969 S45 S46 S47 S48 S49 S50 1970 1971 1972 1973 1974 1975 S51 1976 S52 S53 S54 S55 S56 S57 S58 S59 S60 S61 S62 S63 S64 H1 H2 H3 H4 H5 H6 H7 1977 1978 1979 法改正 1980 ・高齢者、障害者の単身入居特例導入 1981 第4期住宅建設5箇年計画 1982 1983 1984 1985 1986 第5期住宅建設5箇年計画 1987 1988 1989 1989 1990 1991 第6期住宅建設5箇年計画 1992 量の確保 1993 から質の 1994 向上へ 1995 法改正 ・1種2種区分の廃止 ・応能応益家賃制度導入 ・裁量階層導入(事業主体裁量拡大) 1996 第7期住宅建設5箇年計画 *救済に値する困窮者=真の住宅困窮者概 念導入 ・借上げ供給方式導入 H9 1997 H10 H11 1998 1999 H12 H13 H14 H15 H16 H17 2000 2001 2002 2003 2004 2005 ○中間層は持ち家へ誘導 ○公営住宅は持家に至る「通過住宅」の位置づけ(1 種) ○収入超過者を持家誘導開始、供給対象の絞込み (セーフティーネット化)始まる。 新住宅建設5箇年計画 S44 H8 トピック ○収入分位カバー率 (1種82%、2種48%) 第2期住宅建設5箇年計画 全都道府県で住宅総数が世帯総数を上回る ○居住水準、住環境水準、住宅性能水準の設定 ○住宅ストックの活用 第3期住宅建設5箇年計画 ←福岡一人暮らし訴訟(公営住宅単身高齢者入居拒否) 全国で最低居住水準未満世帯が1割を下回る ○収入分位カバー率 (1種40%、2種33%)H8まで ○公営法大改正 ○公営住宅の役割を「通過住宅」から「セーフティー ネット」鮮明 ○供給方式の多様化端緒 ○家賃制度に実質負担の公平概念導入 ○事業主体の裁量拡大 ○収入分位カバー率 (25%、ただし裁量階層40%) 法改正 ・家賃等に係る大臣命令の廃止 ・建替事業に関する大臣承認の廃止 ・整備、管理に関する報告書提出命令の廃 止 ・指導監督費交付金の使途基準の弾力化 ・家対補助を負担金として地方財政法に位 置づけ 地方分権一括法 ○市町村公営住宅に関する知事の指導監督を自治 事務 ○市町村公営住宅の処分等の大臣申請に関する知 事の経由事務を法定受託事務 ○平成の大合併開始 第8期住宅建設5箇年計画 全国で半数以上の世帯が誘導居住水準を達成する 法改正 ・管理代行者制度創設 ・三位一体改革を踏まえ、家賃対策・収入 補助の廃止(交付税へ) ・建設費補助等の交付金化(地域住宅交付 金の創設) ○事業主体の公営住宅予算の相対的削減始まる (H25頃から顕在化) ○自治法改正により指定管理者制度始まる(企画と執 行の分離) H18 2006 H19 H20 H21 2007 住宅セーフティーネット法 市場機 2008 能・ストッ ク重視へ 2009 H22 2010 H23 2011 H24 H25 H26 H27 2012 2013 2014 2015 住生活基本法 公営住宅建設の根拠が住宅建設5箇年計 平成の大合併経過期間終了 画から住生活基本法へ 入居収入基準等の見直し ・(収入分位25%) 200,000円→158,000円 ・(収入分位40%)268.8000円→214.000円 ・公営住宅整備基準の自治体条例化 ・入居収入基準の自治体条例化(注1) ・同居親族要件の廃止(注2) ・公営住宅整備を県住生活基本計画に基 づき行わねばならない義務を削除 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推 進を図るための関係法律の整備に関する法律 (注1)本来階層及び裁量階層の入居収入基準の上限として、収入分位50%に相当する金額を政令で指定し、本来階層の入居収入基準を条例で定める際 に参酌すべき基準を政令で規定する。 (注2)入居資格のうち同居親族要件については施行日をもって廃止し、単身入居について一定の制限が必要な場合は条例で制限を課す。ただし、秋田県 内は特別豪雪地域にしていされているのでもともと単身入居可能であった。
© Copyright 2024 ExpyDoc