平成27年度 福岡市高速鉄道事業会計予算の概要

■ 平成27年度 福岡市高速鉄道事業会計予算の概要
1.予算
収益的収支
金 額
36,112 百万円
33,347 百万円
2,765 百万円
2,614 百万円
収 入
支 出
差 引
単年度損益(消費税要素除く)
資本的収支
平成26年度末累積損益
平成27年度損益
平成27年度末累積損益
△ 143,518 百万円
2,614 百万円
△ 140,904 百万円
金 額
25,316 百万円
35,632 百万円
△ 10,316 百万円
収 入
支 出
差 引 (※)
※減価償却費などの損益勘定留保資金等で補てん
△ 23,378 百万円
平成27年度末累積資金不足額
収益的収支
資本的収支
(単位:百万円)
長期前受金戻入
3,939
(10.9%)
一般会計補助金等
3,279
(9.1%)
広告収入等
2,141 (5.9%)
差引
(単位:百万円)
2,765
借入金返還金
消費税等 1,401 (4.2%)
差引 △ 10,316
支払利息等
9,500
(26.7%)
4,703
(14.1%)
借入金
減価償却費等
9,500
(37.5%)
13,406
(40.2%)
企
償
業
還
債
金
19,643
(55.1%)
営
業
収
益
乗
収
車
料
入
26,753
(74.1%)
給与費・経費
28,894
13,837
(41.5%)
収益的収入
36,112
収益的支出
33,347
営
業
費
用
27,243
一般会計補助金・出資金
4,774
(18.9%)
国庫補助金
696 (2.7%)
企業債
10,346
(40.9%)
内訳
内訳
元金償還金
15,740
借換債(市場公募債)
3,903
建設改良債
3,932
特例債
737
資本費平準化債
1,774
借換債(市場公募債)
3,903
建設改良費
6,489
(18.2%)
資本的収入
25,316
資本的支出
35,632
2. 業務の予定量
(1) 営業路線及び営業キロ
空港線(1号線) 姪 浜 ~ 福岡空港
13.1 キロメートル 箱崎線(2号線) 中洲川端 ~ 貝 塚
4.7 キロメートル 七隈線(3号線) 橋 本 ~ 天 神 南
12.0 キロメートル 計
29.8 キロメートル (2) 車 両 数
(3) 年間走行キロメートル
212両 (41編成)
18,706,050 キロメートル
(4) 年間輸送人員
149,511,000 人
408,500 人
(5) 一日平均輸送人員
○内訳
○内訳
27年度
27年度
26年度
26年度
差引 差引
空港・箱崎線(a)
人 人 339,900
人 人 12,100
人 人
空港・箱崎線(a)〔乗継ぎ分含む〕
〔乗継ぎ分含む〕 352,000
352,000
339,900
12,100
七隈線(b) 〔乗継ぎ分含む〕
七隈線(b) 〔乗継ぎ分含む〕
乗継ぎ分(c)
乗継ぎ分(c)
全線計(a)+(b)-(c)
全線計(a)+(b)-(c)
74,800 人
71,600 人
3,200 人
18,300 人
17,800 人
500 人
408,500 人
393,700 人
14,800 人
74,800 人
18,300 人
408,500 人
71,600 人
17,800 人
393,700 人
3,200 人
500 人
14,800 人
(参考)
(参考)
○内訳(26年度補正後予算との比較)
○内訳(26年度補正後予算との比較)27年度
27年度
空港・箱崎線(a) 〔乗継ぎ分含む〕
空港・箱崎線(a) 〔乗継ぎ分含む〕
七隈線(b) 〔乗継ぎ分含む〕
七隈線(b) 〔乗継ぎ分含む〕
乗継ぎ分(c)
乗継ぎ分(c)
全線計(a)+(b)-(c)
全線計(a)+(b)-(c)
26年度
(補正後)
26年度
352,000 人
352,000 人
74,800 人
74,800 人
18,300 人
18,300 人
408,500 人
408,500 人
(補正後)
346,800 人
346,800 人
73,700 人
73,700 人
18,100 人
18,100 人
402,400 人
差引
差引
5,200 人
5,200 人
1,100 人
1,100 人
200 人
200 人
6,100 人
402,400 人
6,100 人
七隈線延伸事業
事業費
1,985,000 千円
営業線改良事業
事業費
4,489,000 千円
3.主要な建設改良事業
4.重要施策
区 分
事 業 概 要
土木本体工事を推進するとともに,軌道・電
気・建築・設備等に関する工事の設計を進め,早
期開業を目指す。
(全体の事業概要)
◇延伸区間 天神南~博多
◇建設キロ 約1.4km(営業キロ約1.6km)
◇建 設 費 約450億円
(1) 七隈線延伸事業
◇利用人数 延伸区間で約6.8万人/日
1,985,000千円
平成26年度繰越予定額
(このうち新規利用者数…純増約2.1万人/日)
◇開業予定 平成32年度
3,218,000千円
平成27年度予算額と
平成26年度繰越予定額の合計
(平成27年度の主な事業内容)
・ 博多駅(仮称)工区建設工事
5,203,000千円
・ 中間駅(仮称)西工区建設工事
事業期間 H24~H32
H26 4,988,000千円
・ 中間駅(仮称)東工区建設工事
・ 軌道・建築・電気・設備関係実施設計 等
福岡空港ターミナルビル移転に伴う新しいビル
の計画にあわせて、福岡空港駅の1出入口移設
や新改札口の整備など、駅レイアウトの変更を行
い、地下鉄と空港の交通結節機能の強化を図
る。
(2) 福岡空港駅改造事業
502,000千円
事業期間 H25~H29
H26 70,000千円
(平成27年度の主な事業内容)
・ 1出入口(国内線第2ターミナルビル到着
口付近)の移設
・ 4出入口(県道東側)へのエレベーター新設
区 分
事 業 概 要
(3) 安全・安心の向上
(ア)自動列車制御装置(ATC)等改良工事
事業期間 H18~
H26 229,000千円
387,000千円
経年劣化したATC等を年次計画により改良する。
(姪浜駅、1000N系・2000系車両)
(イ)列車集中制御装置(CTC)改良工事
事業期間 H27~
( 新規 )
270,000千円
(ウ)土木構造物改良工事
事業期間 H15~
H26 200,000千円
平成26年度繰越予定額
319,000千円
(エ)安全・安心を支える人材の育成
25,599千円
経年劣化したCTCを年次計画により改良する。
(中央制御所)
土木構造物(トンネル・高架橋等)の改良工事を、平成
26年度繰越予算を活用して実施し、安全性の向上を図
る。
交通局人材育成基本方針に基づき、安全を支える専
門知識や技術を有する職員を育成するために、技術の
継承を推進するとともに、委託駅従事員のさらなる資質
向上を図る。
(4) ユニバーサルデザインに配慮した整備推進
(ア)西新駅エレベーター整備工事
事業期間 H27~H28
( 新規 )
120,000千円
(イ)2000系車両座席部改良工事
事業期間 H27~H28
( 新規 )
90,000千円
(ウ)駅トイレ改良工事
事業期間 H18~29
H26 63,000千円
52,000千円
バリアフリー動線確保のため、7出入口(西新交番方
面)付近にエレベーターを新設する。
2000系車両の座席について,ユニバーサルデザインの
観点から縦手すりを設置するとともに、定員着座推進の
ための座席改良を行う。
駅トイレの段差解消やオストメイト対応等の改良を、年
次計画を前倒しして実施し、平成29年度までに、全駅ト
イレのバリアフリー化を完了する。
(博多駅中央口、中洲川端駅川端口※、貝塚駅※)
※平成26年度繰越予算で実施する。
(5) お客様サービスの向上
(ア)天神駅・天神南駅乗換案内モニタ設置
( 新規 )
16,000千円
(イ)駅案内サイン等の改良
事業期間 H27~
( 新規 )
5,000千円
天神駅及び天神南駅における乗換利便性の向上を図
るため、時刻案内や運行情報を表示するモニタを設置す
る。
経年劣化した空港・箱崎線の駅案内サイン等につい
て、平成26年度に策定するガイドラインに基づく改良を
実施するため、実施設計を行う。
(6) 駅施設の省エネルギー化
駅照明等のLED化改良工事
事業期間 H24~
H26 88,000千円
164,000千円
ホーム、コンコース等の照明や誘導灯のLED化を推進
する。
(駅照明…大濠公園駅、西新駅、藤崎駅※)
(誘導灯…箱崎宮前駅、箱崎九大前駅、貝塚駅)
※平成26年度繰越予算で実施する。