平成２７年度の基礎工学研究科シグマ講演会を下記のとおり開催致します。 本 年 度 は、東 北 大 学 流 体 科 学 研 究 所 の圓 山 重 直 先 生 を講 師 としてお招 きし、「大 規 模 環 境 問 題 に対 応 するナノスケールふく射 輸 送 現 象 」を題 材 に、機 械 工 学 の熱 流 体 現 象 に 関するご研究や先生のご経験に関してご講演をいただくことといたしました。基礎工学研究科 関係者以外の教職員・学生の方々も、お誘い合わせて、講演会に是非ご参加下さい。 記 １．日 時：平 成２７年６月１２日（金） 午 後２時 ４５分～午 後４時１５分 ２．場 所：基 礎 工学 国 際 棟シグマホール ３．講 師：東 北 大学 流 体 科学 研 究 所 圓 山 重 直 先生 ４．題 目： 『大規 模 環 境 問題に対応 するナノスケールふく射 輸 送 現 象』 ５．講演の概 要： 20 世紀後半から現在まで、ナノテクノロジーに関する研究が発展し、電子デバイスや分子 生 物 学 による創 薬 など、現 在 の生 活 に密 接 な影 響 を与 えています。しかし、エネルギーや 輸送機器に関連する分野では、ナノテクノロジーの成果が大きく産業構造を変えるまでには 至っていません。 この講 演 では、機 械 工 学 の熱 流 体 現 象 に着 目 し、通 常 スケールのシステムとマイクロ・ ナノシステムの違いを考察します。また、熱ふく射による伝熱などのふく射輸送現象に着目し、 通常スケールとナノスケールの輸送現象について紹介します。 さらに、ナノスケールのふく射輸送現象が地球温暖化防止や省エネルギーなどの大規模 環境問題に対応するための可能性を議論します。 （お問い合わせ先：国際 棟運営 委員会・℡０６－６８５０－６１３１）
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