モジャコ分布調査 - 鹿児島県 水産技術開発センター

モジャコ分布調査
平成27年4月24日
水産技術開発センター
な が れ も
モジャコ(ブリ稚魚)は流れ藻とともに,春季,本県海域に来遊します。ブリの
養殖用種苗となるモジャコは,ブリ養殖日本一の本県養殖業を支える重要な存
在です。
水産技術開発センターでは,モジャコ漁業の漁況予測及び効率的かつ円滑
な操業に役立てるため,3月上旬と4月上旬に漁業指導取締兼調査船『おおす
み』によりモジャコ分布調査を行い,海面水温や潮流,流れ藻の分布,モジャコ
の付着量やサイズ等を把握し,随時漁業関係者へ速報を提供しています。
4月の調査は4~9日に実施し,調査の結果は以下のとおりでした。詳しくは
当センターホームページの<漁海況情報>の“モジャコ情報”をご覧ください。
調
査
海
域
流 れ 藻 の 分 布
モジャコの付着
モジャコのサイズ
上:流れ藻の採集
下:モジャコの計測
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南薩・西薩・屋久島・種子島・大隅海域
昨年より少ない,平年(H17~26)より多い
昨年並み,平年より少ない
昨年並み,平年より大型
右:流れ藻の計量
右下:モジャコの精密測定