講義科目概要(シラバス)

入門演習Ⅰ
1年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
牛 島 ・ 小 森 ・ 高 島 ・ 谷 崎 ・ ダ イ ク ス ・ 永 井 前学期 必 修 第2講 授業の受け方、ノートの取り方
第3講 授業を受ける、ノートを取る
講義のねらい
第4講 シラバスを読み、自分の履修登録を点検する
学生生活を進める上で必要な、以下のスチューデントスキル 第5講 4年間の学修計画を考えてみる
(四日市大学生として最低限身に付けておいてもらいたい基礎的 第6講 自分を知るためのプレゼンテーションの準備
第7講 自分と他者を知るためのプレゼンテーションの実践
な知識・技能など)を学びます。
第8講 四日市大学を再確認する
(学内ツアー)
1.授業を受ける上で必要なスキル
第9講 情報センター
(図書館)
を利用する
2.人間関係の基礎を作るスキル
第10講 皆さんに期待するマナーとルール
3.大学での学修を助けてくれる施設を知ること
第11講 学部企画①
4.自分が所属する学部のことを知ること
第12講 学部企画②
第13講 学部企画③
第14講 学部企画④
到達目標
第15講 学部企画⑤
大学生として必要なスチューデントスキルを知り、実践して
※ 講義の順番については、入れ替わる場合があります。
みること
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
定期試験は行いません。
クラス担当者から適宜プリント等を配布します。ノートは必ず
授業・課題への取り組みなどの平常点で評価します。積極的な受 用意してください。
講態度を心掛けて下さい。
クラス担当者から適宜指示します。指示された宿題等は必ずやっ 大学で学んでいくための根幹となる必修科目です。積極的な授
てくるようにしてください。
業参加を望みます。また、
各種の連絡事項の伝達なども行います。
毎回必ず出席してください。
入門演習Ⅱ
1年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
牛 島 ・ 小 森 ・ 高 島 ・ 谷 崎 ・ ダ イ ク ス ・ 永 井 後学期 必 修 第2講 テーマを決める
第3講 調べる①
講義のねらい
第4講 調べる②
大学で学んでいくために必要な、以下のスタディースキル(四 第5講 読む①
日市大学生として最低限身に付けておいてもらいたい学修技法 第6講 読む②
第7講 まとめる①
など)を学びます。
第8講 まとめる②
1.目標・目的を決め、情報を収集し、調べるスキル
第9講 まとめる③
2.情報を整理し、資料を読みこなすスキル
第10講 発表する①
3.資料を発表し、議論するスキル
第11講 発表する②
第12講 話し合う①
第13講 話し合う②
第14講 話し合う③
到達目標
第15講 基礎演習について
大学生としての学習・研究活動へと進むために必要なスタ
※ 講義の順番については、入れ替わる場合があります。
ディースキルを獲得し、学修スタイルを確立すること
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
定期試験は行いません。
クラス担当者から適宜プリント等を配布します。ノートは必ず
授業・課題への取り組みなどの平常点で評価します。積極的な受 用意してください。
講態度を心掛けて下さい。
クラス担当者から適宜指示します。指示された宿題等は必ずやっ 「入門演習Ⅰ」に引き続き、大学で学んでいくための根幹となる
てくるようにしてください。
必修科目です。積極的な授業参加を望みます。また、各種の連
絡事項の伝達なども行います。毎回必ず出席してください。
−1−
基礎演習
小森久衛
2年次
2単位
前学期
必 修
講義のねらい
:基本的人権を生きる−
「子どもの権利条約」
を読む
立憲民主主義国家のわが国も、基本的人権の社会的保障の現
実には多々問題が孕まれている。現政権の政治主導的手法にお
いても、改憲(/解釈改憲)によって国民(/市民)生活の全般にわ
たって権利剥奪が進行し、子どもの教育や福祉における基本的
諸権利の質的低下も、構造改革的諸課題の推進の中で顕著になっ
ている。今、憲法原則との関連で「子どもの権利条約」の解読を
軸にして、国民/市民の権利・責任と国家の義務の相互存立関係
である立憲主義の再確認の必要性を考えて見たい。
到達目標
本演習では、「子どもの権利条約」の逐条解読を通して集団的
に議論することを、すでに通過したかに思える権利認識・自覚の
課題を青年期入口にいる学生諸君に自己言及的に再課題化する
機会として位置付けている。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
テキスト:各回ごとに資料
(
「子どもの権利条約」
各条文)
を配布す
る。
教材:演習の中で適宜指示する。
参考文献:演習の中で適宜指示する。
定期試験で評価する。
合否の最終判定に出欠状況を考慮することがある。
準備学習
担当教員から一言
人権なくして生活(社会的自立)なし。自己発達課題として人権
を主体的に生きる自覚・覚悟を君たち演習参加者とともに確認し
たい。
前回までの演習内容を踏まえて積極的に参加すること。
基礎演習
谷崎智子
2年次
2単位
前学期
必 修
講義のねらい
児童文学は、読者対象が乳幼児・児童青少年であり、文学の特
殊形式である。児童文学と一般文学の差異は本質にかかわるも
のではなく、文学形式と内容によるものである。このことから、
児童文学とはどのようなものかということを明らかにし、教育
とのかかわり(幼児・児童・青少年)
も併せて考えてみたい。ここ
では、児童文学作品を輪読してその作品を読み込み理解してい
きたい。
到達目標
講義計画
① ガイダンス
(本演習の説明)
② 「子どもの権利条約」各条文を順次解読する。レポートとそ
れに基づいた討論
(1)
③ 同上
(2)
④ 同上
(3)
⑤ 同上
(4)
⑥ 同上
(5)
⑦ 同上
(6)
⑧ 同上
(7)
⑨ 同上
(8)
⑩ 同上
(9)
⑪ 同上
(10)
⑫ 同上
(11)
⑬ 同上
(12)
⑭ 同上
(13)
⑮ 演習のまとめ
定期試験
児童文学とはどのようなものかを理解して積極的にかかわっ
てほしいと思います。
講義計画
第1講 ガイダンス 抗議概要
第2講 児童文学の歴史 ①
第3講 児童文学の歴史 ②
第4講 児童文学の歴史 ③
第5講 児童文学の歴史 ④
第6講 児童文学の歴史 ⑤
第7講 児童文学の歴史 ⑥
第8講 児童文学の歴史 ⑦
第9講 『赤ずきん』
①
第10講 『赤ずきん』
②
第11講 『赤ずきん』
③
第12講 『赤ずきん』
④
第13講 『赤ずきん』
⑤
第14講 『赤ずきん』
⑥
第15講 『赤ずきん』
⑦
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
プリントを配布します。
積極的に参加・学習意欲について評価をする。 10%
レジュメ発表(レジュメ発表をしなかった者は定期試験を受験さ 児童文学の専門書は多数あります。各自で情報センター等で探
して是非読んでみてください。
せない) 30%
定期試験 60%
テキストとして使用するプリントをよく読み内容を理解したう 児童文学は子どもの頃に誰でも一度は読んだことがあると思う。
どのように発達してきたのかを理解し、
『赤ずきん』がどのよう
えでレジュメを作成し発表する
(全員が行う)
。
に時代とともにどのように変わってきたのか、なぜ変わったの
かを考えてほしい。
−2−
基礎演習
岩崎祐子
2年次
2単位
前学期
必 修
講義のねらい
基礎演習では、1年次に学んだ経済学・経営学を踏まえて、現
実の社会で起こっている経済・経営に関わるニュースを理解でき
るようになることを目指します。具体的には、発表者は、最近
の新聞記事を題材に、記事の要約、問題点、感想をまとめ、報
告します。そして、メンバー全員の討論で進めていきます。新
聞を読む力、まとめる力をつけます。
演習メンバーは、毎回の授業で全員が自分の意見を発言し、
小レポートをまとめます。
到達目標
新聞記事やテレビニュースを題材に、自分の意見を発言できる
ようになること、演習メンバーとのコミニュケーションをとる
ことを、目標とします。
講義計画
第1講 ガイダンス・メンバーの自己紹介
第2講 新聞記事のまとめ、発表
第3講 新聞記事のまとめ、発表
第4講 新聞記事のまとめ、発表
第5講 新聞記事のまとめ、発表
第6講 新聞記事のまとめ、発表
第7講 新聞記事のまとめ、発表
第8講 新聞記事のまとめ、発表
第9講 新聞記事のまとめ、発表
第10講 新聞記事のまとめ、発表
第11講 新聞記事のまとめ、発表
第12講 新聞記事のまとめ、発表
第13講 グループワーク
第14講 グループワーク
第15講 まとめ
定期試験
課外活動
(企業見学など)
を1回実施する予定
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
50% 演習への参加意欲(演習での発言など)
(遅刻は減点、無 なし。
新聞記事を教材として配布します。
断欠席厳禁)
25% 報告内容
25% 定期試験
経済・経営のニュースに関心をもっておいてください。
前週に資料を配布した場合には、
必ず予習をしておいてください。 日頃から、
これから本格化する研究活動や就職活動に大いに役立ちます。
演習メンバーとの交流を深めて、課外活動を含めた活気ある演
習授業にしていきます。
基礎演習
牛島 謙
2年次
2単位
前学期
必 修
講義のねらい
テーマは「日本の医療を通じて日本の社会を考える」
です。
「倫理学」で学んだ内容をより深く理解できるようにするのが
このセミナーのねらいです。
このセミナーは授業形態に大きな特徴があります。全教材が
ネットワーク経由で提供される「ハイパーセミナー」の形態を取
ります。
このセミナーで使用する全教材はデジタル化されています。
本や新聞記事、放映された番組、過去のウェブ情報など、すべ
てデジタル化された教材を使って学習していきます。
到達目標
毎回、課題文を読んでレポートを作成します。読み書きの習
慣を身につけてもらうことが到達目標です。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 『ブラックジャックによろしく』
第3講 「公式ガイドブック」
第4講 「日本の論点」
第5講 母里啓子/山本英彦/浜六郎
第6講 母里啓子とインフルエンザ・ワクチン
第7講 『くすりのチェックは命のチェック』
第8講 石川寛俊監修
『カルテ改ざん』
第9講 「薬害C型肝炎」
第10講 南淵明宏
『医者の涙、患者の涙』
第11講 南淵明宏
『いい医者、いい病院の見分け方』
第12講 森功
『診せてはいけない』
第13講 桑間雄一郎
「裸のお医者さまたち」
第14講 今話題の本から
第15講 総まとめ:レポート作成
テキスト・教材(参考文献含む)
成績は次の2点で評価します。
1 毎回の課題提出(13回分)
。50%の評価。
2 レポート試験。50%の評価。
下記のページがこの授業の
「テキスト」
です。
紙媒体は使いません。
牛島研究室OnLine > ハイパーセミナー2015
http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/semi/2015/
準備学習
担当教員から一言
ハイパーセミナーのページにアクセスすれば、準備学習ができ 教材もすべてネットワーク経由で提供されます。授業は全時間、
コンピュータ教室で行ないますが、コンピュータが得意でなく
るようになっています。
ても心配いりません。
毎回の課題提出も手書きでもかまいません。
−3−
基礎演習
永井 博
2年次
2単位
前学期
必 修
講義のねらい
日本の現代文学について考えるということは、現代の日本人
がどのような運命の下でどのようなことを考え、行動したかに
ついて考えるということである。ふだん何気なく読んでいる小
説やエッセイなどでも、少し深く突き詰めて読んでみれば、た
ちまちそのような奥深い世界をその内側に秘めていることに気
がつく。そこ気がつくことこそ、様々な作品を通して私たち自
身の運命や考えや行動を発見するということなのである。本講
では宮澤賢治を題材にして、このようなことについて皆で考え
てみたい。
到達目標
宮澤賢治の童話や詩を皆で読んで議論することで、一人ひと
りの、読み、書き、話し、聴く力を養い、同時に賢治の問いか
けた問題について理解を深めることが到達目標である。
成績評価方法
講義計画
第1回 ガイダンス
第2回 宮澤賢治概観 01 生まれた時代と場所および家族に
ついて
第3回 宮澤賢治概観 02 盛岡中学校時代について
第4回 宮澤賢治概観 03 盛岡高等農林学校時代について
第5回 宮澤賢治概観 04 東京時代・花巻農学校教諭時代につ
いて
第6回 宮澤賢治概観 05 羅須地人協会時代について
第7回 宮澤賢治概観 06 晩年について
第8回 「どんぐりと山猫」
について 01 テキストの通読
第9回 「どんぐりと山猫」
について 02 問題点の提示
第10回 「どんぐりと山猫」
について 03 ディスカッション
第11回 「どんぐりと山猫」
について 04 まとめ
第12回 「虔十公園林」
について 01 テキストの通読
第13回 「虔十公園林」
について 02 問題点の提示
第14回 「虔十公園林」
について 03 ディスカッション
第15回 「虔十公園林」
について 04 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
受講態度50%、定期試験50%を目安に、総合的に判断する。
プリントなどの資料を配布します。
準備学習
担当教員から一言
宮澤賢治の作品を収録した本や、賢治ついて書かれた本・雑誌は ただ教員の話を黙って聞くだけの講義形式の授業ではなく、一
たくさんあるので、それらを読むと準備になります。本学の情 人ひとりが参加して全員で授業を作っていくゼミ形式の授業な
ので、必ず出席すること。そして、積極的にディスカッション
報センターで宮澤賢治関係の文献を探してみてください。
に参加して自分の力で収穫を得るようにして下さい。
基礎演習
高島愼助
2年次
2単位
前学期
必 修
講義のねらい
健康な体を維持するためには、適度な栄養、運動、休養が必
要なことは周知の事実である。この健康維持の三大要素におい
て、現代人に一番不足しているのが運動である。
本セミナーにおいては、人間の体における解剖学的および生
理学的な知識を毎回発表してもらう。発表内容についてディス
カッション形式で講義を進める。
到達目標
健康に対する身体運動の重要性を認識していただく。
講義計画
毎回、数人の学生に体について資料にまとめ発表してもらう。
それらの発表についてディスカッションをするとともに、不足
部分があれば説明を加えて理解してもらう。
各時間の後半は以下の講義を行う。
第1講 ガイダンス、運動と細胞
第2講 運動と筋
第3講 運動と骨格
第4講 運動と神経系
第5講 運動と内分泌
第6講 運動と血液
第7講 運動と循環
第8講 運動と呼吸
第9講 運動と体温調節
第10講 運動と消化、吸収
第11講 運動と肥満
第12講 運動の質と量
第13講 運動の自然法則的基礎
(1)
第14講 運動の自然法則的基礎
(2)
第15講 まとめ・ディスカッション
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
『BASIC健康生理学』
四日市大学健康科学研究
講義への取り組み方(態度)
、レポート、小テストなどにより評 高島愼助・宮側敏明
室
価する。
たえず人間の体について疑問に思う事を考え、質問を考えてお 全て積極的な姿勢を評価の対象とする。青年期の身体形成が、
壮年期、老年期へいかに影響を与えるかを考えてもらいたい。
く事。
−4−
基礎英語Ⅰ
柴田・ダイクス・ブレイ・山本・リース・河野・スコット
1年次
2単位
前学期
必 修
講義のねらい
講義計画
第1回ガイダンス:授業の進め方、評価方法などの説明。
第2回−第14回クラスによって異なります。
第15回まとめ。
この授業は、みなさんが英語への関心を高め、それぞれの英
語力に応じて、
「聞く」
、
「話す」
、
「読む」
、
「書く」の四技能をス
キルアップすることを目的としています。
複数のクラスがありますが、クラスは指定されています。そ
れぞれのクラスの授業内容は、
第1回ガイダンスで説明されます。
到達目標
英語への関心を高めること。
「聞く」、「話す」、「読む」
、
「書く」の四技能のスキルを高める
こと。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
○適宜小テストを行います。
○学期末試験を行います。
○原則として平常点50%、定期試験50%の割合で評価します。
クラスによって異なります。第1回ガイダンスで指示されたテ
キストを購入してください。
準備学習
担当教員から一言
各授業で取り上げる内容について、事前に単語や意味について みなさんが英語に関心を持ち、英語力を高められるよう工夫し
ています。この授業を通して、みなさんにとって英語がより身
調べてください。また、復習小テストの準備をしてください。
近なものになることを願っています。
基礎英語Ⅱ
柴田・ダイクス・ブレイ・山本・リース・河野・スコット
1年次
2単位
後学期
必 修
講義のねらい
講義計画
第1回ガイダンス
第2回−第14回クラスによって異なります。
第15回まとめ
この授業は、「基礎英語I」に続き、みなさんが英語への関心を
高め、それぞれの英語力に応じて、
「聞く」
、
「話す」
、
「読む」
、
「書
く」
の四技能をさらにスキルアップすることを目的としています。
複数のクラスがありますが、クラスは指定されています。そ
れぞれのクラスの授業内容は、
第1回ガイダンスで説明されます。
到達目標
英語への関心をさらん高めること。
「聞く」、「話す」、「読む」
、
「書く」の四技能のスキルをさらに
高めること。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
○適宜小テストを行います。
○定期試験を行います。
○原則として平常点50%、定期試験50%の割合で評価します。
クラスによって異なります。第1回ガイダンスで指示されたテ
キストを購入してください。
準備学習
担当教員から一言
各授業で取り上げる内容について、事前に単語や意味について みなさんが英語に関心を持ち、英語力を高められるよう工夫し
ています。この授業を通して、みなさんにとって英語がより身
調べてください。また、復習小テストの準備をしてください。
近なものになることを願っています。
−5−
日本語コミュニケーションⅠ
1年次
2単位
友原・加納・岸・角田・安田
前学期
必 修
講義のねらい
言語の四技能-読む・書く・聞く・話す-を学びながら、総合的
な日本語の表現能力を身につける。この講義では特に大学で受
講する上で欠かせないスキルであるレポートを作成する力を養
う。
到達目標
この講義ではレポートの書き方を中心として、それに付随す
る参考文献の調べ方や挙げ方などを身につけることを目標とす
る。
(※日本語能力試験N1レベルの語彙、文法を用いる)
成績評価方法
講義計画
第1講 合同ガイダンス
(日本語能力別クラス分け試験含む)
第2講 各クラスでのガイダンス
第3講 感想文とレポートの違い①
第4講 感想文とレポートの違い②
第5講 感想文とレポートの違い③
第6講 感想文とレポートの違い④
第7講 感想文とレポートの違い⑤
第8講 レポートの流れ①
第9講 レポートの流れ②
第10講 レポートの流れ③
第11講 参考文献の調べ方と挙げ方①
第12講 参考文献の調べ方と挙げ方②
第13講 引用①
第14講 引用②
第15講 引用③
※各回、練習や講評を含む。進捗状況などにより、各クラスで
若干異なる。
テキスト・教材(参考文献含む)
授業での積極性や小レポート・小テスト50%、期末試験50%。
各クラスの担当者が適宜、指示を出す。
準備学習
担当教員から一言
N1向けの問題集や参考書などで語彙や文法を身につけておくこ 日本語学校やアルバイト先での日本語と大学で必要な日本語と
はしばしば異なります。この講義では特にレポートの作成に重
と。できるだけ毎日、新聞を読んでおくこと。
点を置いています。質の高いレポートを書けるようになって、
大学でよい成績を取りましょう。
日本語コミュニケーションⅡ
友原・加納・岸・角田・安田
1年次
2単位
後学期
必 修
講義のねらい
言語の四技能-読む・書く・聞く・話す-を学びながら総合的な
日本語の表現能力を身につける。この講義では特に大学で受講
する上で欠かせないスキルであるレポートを作成する力を養う。
到達目標
この講義ではレポートの書き方を中心として、それに付随す
る図表の読み方や挙げ方、説得性を持たせるための因果関係、
そして、批判的な見方や定義、要約などを身につけることを目
標とする。
(※日本語能力試験N1レベルの語彙、文法を用いる)
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 図表①
第3講 図表②
第4講 図表③
第5講 因果関係①
第6講 因果関係②
第7講 批判的な見方①
第8講 批判的な見方②
第9講 批判的な見方③
第10講 定義①
第11講 定義②
第12講 定義③
第13講 要約①
第14講 要約②
第15講 要約③
※各回、練習や講評を含む。進捗状況などにより、各クラスで
若干異なる。
テキスト・教材(参考文献含む)
授業での積極性や小レポート・小テスト50%、期末試験50%。
各クラスの担当者が適宜、指示を出す。
準備学習
担当教員から一言
N1向けの問題集や参考書などで語彙や文法を身につけておくこ 日本語学校やアルバイト先での日本語と大学で必要な日本語と
はしばしば異なります。この講義では特にレポートの作成に重
と。できるだけ毎日、新聞を読んでおくこと。
点を置いています。質の高いレポートを書けるようになって、
大学でよい成績を取りましょう。
−6−
英語コミュニケーションⅠ
デイビッド・ダイクス
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
In this communication class, we will practice listening and
speaking about everyday life topics: health, use of the Internet,
and so on. For communicating, you need to understand what
other people say, and to know basic vocabulary. But you also
need to talk in a way that is simple and clear. And finally, you
have to know how to start a conversation, how to change its
direction, and how to cooperate in finishing it. These are the
skills we will especially be aiming at.
到達目標
Pre- and post-class tasks will be set for practicing
vocabulary and language patterns. In class time, active
listening & talking is expected. Regular short tests will be
used as short-term attainment targets.
成績評価方法
講義計画
1)O rientation and guidance. Intro activity: About your
family
2)Discussing friends
3)Discussing customs
4)Discussing education
5)Discussing sports
6)Discussing work
7)Discussing food
8)Discussing English study
9)Discussing health
10)Discussing clothes
11)Discussing travel
12)Discussing music
13)Discussing movies
14)Discussing shopping
15)Discussing the Internet
(Finishing off with an end-of-term exam)
テキスト・教材(参考文献含む)
20% for before/after work & class participation
30% for short tests
50% for end-of-term exam
A. E. Bennett, "English Listening and Speaking Patterns".
Nan'undo, 2014. ¥2000.
Also: bring an English dictionary to class(electronic OK)
準備学習
担当教員から一言
Before class: Check the topic vocabulary, and complete the 第2講までに、テキストを買ってください。持っていない場合、
「予習・復習」
の成績の分は取れない。
Vocabulary warm-up.
After class: Write the discussion completion task.
英語コミュニケーションⅠ
エリック・ブレイ
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
このクラスの目標は、英語で日常生活についてコミュニケー
トできる基礎能力を得る事にある。授業では主にlisteningと
speaking練習を行う。speaking練習は、1)発音練習と、2)ク
ラスメートとの日常生活についての会話練習から成る。ここで
大事なことは、不完全な英語(ブロークンイングリッシュ)で話
すことを恥ずかしがらないで、ともかく英語で話そうとする積
極的な姿勢である。ほぼ毎回宿題を課す。学期末にはクラスメー
トに手紙を書いてもらう予定である。
到達目標
このクラスで学んだことは、将来仕事で英語を使う時や、外
国の人達と接する時に大いに役立つだろう。日常生活について
英語でコミュニケート出来るようになり、英語圏文化の理解も
深まる。
成績評価方法
講義計画
Week Focus
1 Class Introduction/Guidance
2 Meeting People 1
3 Meeting People 2
4 Talking about Classes 1
5 Talking about Classes 2
6 Talking about Daily Life 1
7 Talking about Daily Life 2
8 Talking about Personality 1
9 Talking about Personality 2
10 Talking about Appearance 1
11 Talking about Appearance 2
12 Talking about Last Weekend 1
13 Talking about Last Weekend 2
14 Talking about Vacation Plans
15 Review
テキスト・教材(参考文献含む)
Student grades will be based on class participation, homework New Time to Communicate
Eric Bray
and quizzes during the term.
Nan'un-do Publishing
準備学習
If possible, bring a dictionary to class
担当教員から一言
Come to all classes. Do your best. Studying English can be fun!
−7−
英語コミュニケーションⅠ
2年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
山 本 伸 前学期 選 択 第2講 カリブ海地域の地理、社会及び文化について
第3講 「ジョージと自転車の空気入れ」
(1)
講義のねらい
第4講 「ジョージと自転車の空気入れ」
(2)
「ジョージと自転車の空気入れ」
(3)
適切な「意味語」の選択と概念力による「文脈」の把握を進める 第5講 「ジョージと自転車の空気入れ」
(4)
能力を身に着けると同時に、作品の行間に込められた作者の意 第6講 「ジョージと自転車の空気入れ」
(5)
図や感覚を理解することで広義の英語コミュニケーション能力 第7講 第8講 「ジョージと自転車の空気入れ」
(6)
を伸ばす。
第9講 「ジョージと自転車の空気入れ」
(7)
第10講 「ジョージと自転車の空気入れ」
(8)
第11講 「ジョージと自転車の空気入れ」
(9)
第12講 「ジョージと自転車の空気入れ」
(10)
第13講 「ジョージと自転車の空気入れ」
(11)
第14講 「ジョージと自転車の空気入れ」
(12)
到達目標
第15講 まとめ/試験の説明
定期試験
・基礎的な意味語を探し出す能力を身に着ける
・意味語を組み合わせて文脈を探る能力を身に着ける
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
平常点50%、期末試験50%で総合的に評価する。
Shin Yamamoto ed. , Caribbean Short Stories
(Seiji-Shobo)
準備学習
担当教員から一言
それ自体単独で意味が分かる語(=意味語)にあらかじめ下線を 話の流れ、つまり「文脈」を把握する能力は極めて重要な能力で
ある。それは英語力とはまったく異なるものであるが、その能
引き、わからない単語は辞書で意味を取っておくこと。
力を高めることによって英語力を高めることは可能であるとい
うことを理解しておいてほしい。
英語コミュニケーションⅠ
2年次
2単位
講義計画
1-4
ゴ ー ド ン ・ リ ー ス 前学期 選 択 5-6
7-8
講義のねらい
9-10
The main overall goal of this course is for participants to 11-12
improve their English listening and speaking skills. The text 13-15
that will be utilized contains carefully-managed activities that 16
use high-interest video based around skits that feature
interviews, discussions and demonstrations. Students will
study and practice useful, high-frequency vocabulary, phrases
and expressions. Fun tasks in the text will provide learners
with opportunities for realistic communication in English.
Greetings and Introductions
Countries and Nationalities
Personal Items
Activities and Interests
Food
My Family
Final Test
到達目標
1.学生の英語の聴解力と話す力を高めることです。
2.英語の語彙を増やすことです。
3.人の前で英語で話す自信を身につけることです。
成績評価方法
1.授業での態度 40%
2.quizzes/ vocabulary book
3.speaking tests/ skits 20%
4.final test
20%
準備学習
テキスト・教材(参考文献含む)
Out Front
Robert Diem
Roberto Rabbini
English Education Press
¥2,000 + 税
20%
1.基礎英語のテキストを復習すること。
2.プリントを配布しますので、ファイル(A4)を用意する
こと。
3.英和辞典は必携。
担当教員から一言
皆さんと楽しく授業をしたいです。そのため、以下のルールを
守って下さい。
毎回テキストを使います。授業にテキストとプリントを整理す
るためのファイルを持ってこない学生は欠席扱いになります。
出席率が66%以下の学生は単位がもらえません。
−8−
英語コミュニケーションⅡ
デイビッド・ダイクス
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
This class is designed especially for communicating in travel
situations: for example shopping at a street market or
explaining to other people about what you just did on a
sightseeing trip. Shopping is an example of using language to
get things done; explaining is a way of using it to exchange
facts and feelings. Both of these ways of using language are
important, and we'll aim to practice both.
到達目標
Pre- and(mostly)post-class tasks will be set for practicing
vocabulary and language patterns. In class time, active
listening and talking is expected. Regular short tests will be
used as short-term attainment targets.
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
A. Buckingham and L. Lansford, "Second Edition Passport 1".
Oxford University Press, 2010. ¥2700.
Also: bring an English dictionary(electronic OK)
.
20% for before/after work & class participation
30% for short tests
50% for final report exam
準備学習
Before class: Pre-read the class material, check new
vocabulary and phrases.
After class: Listen to CD material again, answer Homework
Review questions.
英語コミュニケーションⅡ
エリック・ブレイ
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
このクラスの目標は、英語で日常生活についてコミュニケー
トできる基礎能力を得る事にある。授業では主にlisteningと
speaking練習を行う。speaking練習は、1)発音練習と、2)ク
ラスメートとの日常生活についての会話練習から成る。ここで
大事なことは、不完全な英語(ブロークンイングリッシュ)で話
すことを恥ずかしがらないで、ともかく英語で話そうとする積
極的な姿勢である。ほぼ毎回宿題を課す。学期末にはクラスメー
トに手紙を書いてもらう予定である。
到達目標
このクラスで学んだことは、将来仕事で英語を使う時や、外
国の人達と接する時に大いに役立つだろう。日常生活について
英語でコミュニケート出来るようになり、英語圏文化の理解も
深まる。
成績評価方法
講義計画
1)Orientation and guidance. Intro: Immigration questions
2)Living overseas: asking for help
3)Ordering a meal
4)Finding the way
5)Using money overseas
6)Fixing a place to stay
7)Health problems and remedies
8)Event and trip information
9)Describing a trip experience
10)Bargaining at a market
11)Post office: counter service
12)Suggesting things to do
13)Lost and found
14)Local transport information
15)Looking back on a trip
(Finishing off with an end-of-term exam)
担当教員から一言
第2講までに、テキストを買ってください。
講義計画
Week Focus
1 - Class Introduction/Guidance
2 - Talking about the vacation 1
3 - Talking about the vacation 2
4 - Talking about Weekend plans 1
5 - Talking about Weekend plans 2
6 - Talking about Food and Recipes 1
7 - Talking about Food and Recipes 2
8 - Talking about Travel 1
9 - Talking about Travel 2
10 - Talking about Hometowns 1
11 - Talking about Hometowns 2
12 - Talking about Opinions 1
13 - Talking about Opinions 2
14 - Talking about The Future
15 - Review
テキスト・教材(参考文献含む)
Student grades will be based on class participation, homework Text:New Time to Communicate
Author:Eric Bray
and quizzes during the term.
Publisher:Nan'un-do
準備学習
If possible, bring a dictionary to class.
担当教員から一言
Come to all classes. Do your best. Studying English can be fun!
−9−
英語コミュニケーションⅡ
2年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
山 本 伸 後学期 選 択 第2講 カリブ海地域の地理、社会及び文化について
第3講 「臆病者」
(1)
講義のねらい
第4講 「臆病者」
(2)
「臆病者」
(3)
英語コミュニケーションⅠで目的とした適切な「意味語」の選 第5講 「臆病者」
(4)
択と「文脈」の把握をさらに進めていくと同時に、作品の行間に 第6講 「臆病者」
(5)
込められた作者の意図や感覚を理解することで広義の英語コ 第7講 第8講 「臆病者」
(6)
ミュニケーション能力をさらに伸ばしていく。
第9講 Mid-Review
第10講 「あの味の濃いケーキ」
(1)
第11講 「あの味の濃いケーキ」
(2)
第12講 「あの味の濃いケーキ」
(3)
第13講 「あの味の濃いケーキ」
(4)
第14講 「あの味の濃いケーキ」
(5)
到達目標
第15講 まとめ/試験の説明
定期試験
・基礎的な意味語を探し出す能力をさらに高める
・意味語をl組み合わせて文脈を探る能力をさらに高める
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
平常点50%、定期試験50%で総合的に評価する。
Shin Yamamoto ed., Caribbean Short Stories
(Seiji-Shobo)
準備学習
担当教員から一言
それ自体単独で意味が分かる語(=意味語)にあらかじめ下線を 話の流れ、つまり「文脈」を把握する能力は極めて重要な能力で
ある。それは英語力とはまったく異なるものであるが、その能
引き、わからない単語は辞書で意味を取っておくこと。
力を高めることによって英語力を高めることは可能であるとい
うことを理解しておいてほしい。
英語コミュニケーションⅡ
2年次
2単位
講義計画
1-3
ゴ ー ド ン ・ リ ー ス 後学期 選 択 4-5
6-7
講義のねらい
8-9
This course is a continuation of 英語コミュニケーション I. 10-11
The main overall goal of this course is for participants to 12-14
improve their English listening and speaking skills. The text 15
that will be utilized contains carefully-managed activities that 16
use high-interest video based around skits that feature
interviews,discussions and demonstrations. Students will
study and practice useful, high-frequency vocabulary,
phrases and expressions.
Time
Special Occasions
Person to Person
Home Sweet Home
Clothing
Jobs and Ambitions
Review
Final Test
到達目標
1.学生の英語の聴解力と話す力を高めることです。
2.英語の語彙を増やすことです。
成績評価方法
1.授業での態度 40%
2.Quizzes and vocabulary book
3.Speaking Tests
20%
4.Final Test 20%
準備学習
テキスト・教材(参考文献含む)
20%
Out Front
Robert Diem
Roberto Rabbini
English Education Press
¥2,000 + 税
担当教員から一言
皆さんと楽しく授業をしたいです。そのため、以下のルールを
1.基礎英語のテキストを復習することです。
2.プリントを配布しますので、ファイル(A4)を用意する 守って下さい。
毎回テキストを使います。授業にテキストとプリントを整理す
こと。
るためのファイルを持ってこない学生は欠席扱いになります。
出席率が66%以下の学生は単位がもらえません。
− 10 −
基礎中国語Ⅰ
加納 光
2年次
2単位
前学期
選 択
講義計画
講義のねらい
「音声」「語彙」「文法」
「表現」の各分野における基礎的な学習
を通し、「話す」「聴く」
「読む」
「書く」という中国語の基礎的な
運用能力の養成を目指します。講義前半は、主に「音声面」に重
点を置き、声調(高低アクセント)と400余りの音節を正しく発音
できようにします。その上で、講義の後半に中国語の初級レベ
ルの
「語彙」「文法」「表現」
などを楽しく学習します。
到達目標
この講義では、言語活動の中心をなす「話す」
「聴く」
「読む」
の三要素の反復練習に多くの時間を費やし、中国語の基礎をしっ
かり身につけます。簡単な日常会話を話すことのできる初級レ
ベルの語学力の習得をこの講義の到達目標とします。
第1課 ガイダンス、中国語概要1
第2課 中国語概要2、中国概況1
第3課 声調
(4)
と単母音
(7)
の発音、概況2
第4課 複合母音
(13)
の発音、概況3
第5課 鼻母音
(16)
の発音、概況4
第6課 子音
(21)
の発音、概況5
第7課 発音、表記上の規則、概況6
第8課 発音のまとめ、小テスト、概況7
第9課 はじめまして、林林!(“是”、人称代名詞、名前の聞
き方、答え方)
、概況8
第10課 趣味は何ですか?(名詞述語文、疑問詞疑問文、年齢
の尋ね方)
、概況9
第11課 〃 、概況10
第12課 彼氏がいますか?(動詞“在”、“有”)
、概況11
第13課 〃 、概況12
第14課 毎日が充実していて楽しい!(形容詞文、反復疑問文、
“有点児”)
、概況13
第15課 林林の自己紹介、全体の総まとめ
定期試験
注 講義内容、進度については、状況に応じて、適宜変更する
こともあります。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
教材:趙秀敏ほか
『中国語のTobira』
(朝日出版社)
2600円+税
①定期試験60%、②小テスト20%、③課題、宿題20%により総 1)
2)
参考書:
『WHY?に答えるはじめての中国語の文法書』(相原
合的に評価します。
茂)
3)
辞書:
『簡約現代中国語辞典』
(光生館)
4)
参考書:
『中国語のすすめ』
(講談社現代新書)
毎回与えられる授業の復習、予習のためのを課題や宿題(30〜60 初めて学ぶ外国語です。旺盛な知的好奇心を持って授業に臨ん
分程度)を欠かさず行い、中国語の基礎を着実に習得していって でください。予習。復習を欠かさないようにしてください。遅刻、
欠席はしないよう心がけてください。
ください。
基礎中国語Ⅱ
加納 光
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この講義は基礎中国語Ⅰを継続するものである。引き続き「話
す」
「聴く」「読む」の三要素の反復練習を中心にすえ、中国語の
基礎学力の養成を目指します。また、基礎中国語Ⅱで取り上げ
ることのできなかった幾つかの文法事項を補充し、中国語初級
文法の基礎固めをします。
コミュニケーション能力を向上させるために、授業では、中
国語の正確な発音を習得するための反復練習に加え、初級レベ
ルの語彙および文法の習得を目的とする練習問題にも取り組む
予定です。
到達目標
中国語初級レベルの運用能力の習得をこの講義の達成目標とし
ます。
講義計画
「基礎中国語Ⅰ」
からの継続
第1講:ガイダンス、横浜に行こう!(動詞述語文、喜歓)
第2講: 〃
第3講いい曲ですね
(副詞“在”、様逮捕後、“是〜的”)
第4講: 〃
第5講:山中君、バイクでけがをする
(“了”、結果補語)
第6講: 〃
第7講:夏合宿の計画
(選択疑問文、助動詞)
第8講: 〃
第9講:僕たちは絶対にできる
(前置詞、経験“過”)
第10講: 〃
第11講:スカイツリーを見に行こう!(持続“着”、比較表現)
第12講: 〃
第13講:ホワイトクリスマスね
(使役“譲”、無主語文)
第14講: 〃
第15講:道中ご無事で
(受身“被”、方向補語)
定期試験
注 講義内容、進度はクラスの状況に応じて、変更する場合が
あります。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
教材:
『中国語のTobira』
(朝日出版社、基礎中国語Ⅰで購入
学期末試験60%、小テスト20%、課題・宿題20%をもとに総合的 1)
済み)
に評価します。
2)
副教材:
『中国語の文法書』
(同学社)
3)
辞書:
『中国語辞典』
(光生館)
4)
参考書:
『中国語はじめの一歩』
(ちくま新書)
、
『中国語入門
Q&A』
(大修館書店)
授業の予習・復習、課題・宿題
(30〜60分程度)
は必ず行ってくだ 予習・復習を欠かさないようにして積極的に講義に臨んでくださ
さい。加えて、毎日20〜30分程度、中国語を聴き、発音す練習 い。常に旺盛な中国、中国語に対する興味・関心を持ち続けるよ
うに心がけてください。
をするように心がけてください。
− 11 −
中国語コミュニケーションⅠ
2年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
吉 山 青 翔 前学期 選 択 第2講 発音1、基本的なあいさつの表現
第3講 発音2、
「姓」
による自己紹介の表現
講義のねらい
第4講 発音3、
「叫」
による自己紹介の表現
本講義は中国語をゼロから始める中国語初修者に向け、国連 第5講 総合復習1、発音、漢詩鑑賞、会話
「是」
の用法、会話
「我は日本人です」
など国際会議で公用語と指定されている中国語の標準語(=普通 第6講 「有」
の用法、会話
「コーヒーがありますか」
話)の基本発音、基本文法、基本語彙と、中国語日常会話の基本 第7講 第8講 「要」
の用法、会話
「コーヒーをください」
的なスキル及び中国文化との一体化的な修得を目指します。
第9講 お詫びの表現、会話
「すみません」
第10講 総合復習2、まとめと総合会話
第11講 数字の表現
第12講 金の表現、会話
「両替をお願いします」
第13講 支払いの表現、会話
「これ、いくらですか」
第14講 「去」
「到」
の用法、会話
「北京ホテルまでお願いします」
到達目標
第15講 総復習
中国語の門に入り、より学ぶための基本的なベースを築くこ
とができるでしょう。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
受講態度(宿題、会話練習など)
(40%)
、定期試験(60%)により テキスト
王青翔(=吉山青翔)
、栄隈真人司共著『徹底復習式 きょう忘
総合評価
れても あした覚える 実用中国語会話』
(東洋書店、2013年)
参考文献
相原 茂他『Why?にこたえる はじめての中国語の文法書』
(同学社)
準備学習
担当教員から一言
テキストを必ず用意してください。
前回授業の内容(とくに文法と単語)
を必ず復習すること。
中国語コミュニケーションⅡ
2年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
吉 山 青 翔 後学期 選 択 第2講 電話のかけかた、会話「もしもし、どなたですか」
第3講 反復疑問文の作り方、会話
「トイレがどこですか」
講義のねらい
第4講 「打」
の用法、会話
「タクシーで行こう」
「だめよ、だめ、だめ!」
本講義はすでに中国語の入門程度の知識を修得した学習者に 第5講 否定文の作り方、会話
向け、「中国語コミュニケーションⅠ」に引き続き、国連など国 第6講 復習1 まとめと総合会話
「日本大使館へは?」
際会議で英語と並んで公用語と指定されている中国語の標準語 第7講 道の尋ねかた、会話
第8講 切符の買い方、会話
「天安門西まで2枚ください」
を中心として展開します。
第9講 「来」
の用法、会話
「ビールをください」
第10講 支払いの表現、会話
「カードでお願いします」
第11講 復習1、まとめと総合会話
第12講 値引きの表現、会話
「もう少し安くできませんか」
第13講 ホテルでチェックアウトの表現、会話
「さようなら」
第14講 空港でチェックインの表現、会話
「通路側を願う」
到達目標
第15講 総復習
「中国語コミュニケーションⅠ」と合わせて履修すれば、中国
語をより学ぶための文法的な基礎と中国語会話の基本的なスキ
ルを身につけることができるでしょう。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
受講態度(宿題、会話練習など)
(40%)
、期末の定期試験(60%) テキスト
王青翔(=吉山 青翔)
、栄隈真人司共著『徹底復習式 きょう
により総合評価。
忘れても あした覚える 実用中国語会話』
(東洋書店、2013年)
参考文献
相原 茂他『Why?にこたえる はじめての中国語の文法書』
(同学社)
準備学習
前回授業の内容(とくに文法と単語)
を必ず復習すること。
担当教員から一言
テキストを必ず用意してください。
− 12 −
ドイツ語Ⅰ
生井正人
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この講座は、「ドイツへ行ってみたい」
、
「片言でもいいからド
イツ人とドイツ語で話したい」と思っている学生を対象に、ドイ
ツ語会話を習得するものです。授業では、必要最小限の文法規
則をもとに、発話練習をこなしていきます。学習者には基本と
なる会話表現を集中的に聞いてもらい、そこに隠れた規則を発
見したのちに、それを応用して実践的なコミュニケーションへ
とつなげてもらいます。
到達目標
ドイツ語技能検定試験5級レベルが到達目標です。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 アルファベートと発音
(1)
第3講 アルファベートと発音
(2)
第4講 動詞
「好きですか?」
(1)
第5講 動詞
「好きですか?」
(2)
第6講 seinとhaben
「熱があります」
(1)
第7講 seinとhaben
「熱があります」
(2)
第8講 名詞
「男性?女性?それとも中性?」
(1)
第9講 名詞
「男性?女性?それとも中性?」
(2)
第10講 名詞
「男性?女性?それとも中性?」
(3)
第11講 助動詞
「できますか?」
(1)
第12講 助動詞
「できますか?」
(2)
第13講 応用会話
(1)
「空港で」
第14講 応用会話
(2)
「駅で」
第15講 応用会話
(3)
「ホテルで」
「定期試験」
テキスト・教材(参考文献含む)
テキスト:羽根田知子、熊谷知実著
『ネコと学ぶドイツ語』三修社
(2015年)
2,400円+税
辞書:
『エクセル独和辞典』
(初学者向け)
あるいは
『アクセス独和
辞典』
(中級者向け)
会話
(聞き取りを含む)
試験によって成績を評価します。
小テスト(毎回) 30%
期末テスト 70%
準備学習
担当教員から一言
予習:新出単語の暗記
(発音は付属CDあるいはダウンロードで、 特にありません。
意味は教科書で確認できます。
)
復習:ワークシート(主に文法事項)
の消化
ドイツ語Ⅱ
生井正人
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この講座は前学期「ドイツ語I」のつづきです。前期と同様に会
話を中心として授業を進めていきます。また、折にふれてドイ
ツ人の日常生活などもお話ししたいと思っています。この講座
でドイツ語とドイツ文化を学び、新しい世界へのパスポートを
手に入れて、ぜひドイツへ旅行してみてください。
到達目標
ドイツ語技能検定試験4級レベルが到達目標です。
成績評価方法
会話
(聞き取りを含む)
試験によって成績を評価します。
小テスト(毎回) 30%
期末テスト 70%
準備学習
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 名詞の格変化
「持っていますか?」
(1)
第3講 名詞の格変化
「持っていますか?」
(2)
第4講 名詞の格変化
「持っていますか?」
(3)
第5講 前置詞
「どこへ?だれと?」
(1)
第6講 前置詞
「どこへ?だれと?」
(2)
第7講 不規則動詞
「よく行きますか?」
(1)
第8講 不規則動詞
「よく行きますか?」
(2)
第9講 代名詞
「お気に召しましたか?」
(1)
第10講 代名詞
「お気に召しましたか?」
(2)
第11講 現在完了と過去
「もう行きましたか?」
(1)
第12講 現在完了と過去
「もう行きましたか?」
(2)
第13講 応用会話
(1)
「レストランで」
第14講 応用会話
(2)
「軽食スタンドで」
第15講 応用会話
(3)
「ショッピングで」
「定期試験」
テキスト・教材(参考文献含む)
テキスト:羽根田知子、熊谷知実著
『ネコと学ぶドイツ語』三修社
(2015年)
2,400円+税
辞書:
『エクセル独和辞典』
(初学者向け)
あるいは
『アクセス独和
辞典』
(中級者向け)
担当教員から一言
前期「ドイツ語Ⅰ」の頁を参照してください。さらに、ドイツ大 特にありません。
使館、オーストリア大使館、ゲーテインスティトゥートのホー
ムページへアクセスして、いろいろな情報を収集してください。
− 13 −
フランス語Ⅰ
2年次
2単位
講義計画
第1講 授業の進め方の説明、フランス語の特徴、アルファべ
茨 木 博 史 前学期 選 択 第2講 あいさつの表現、お礼やおわびの表現
第3講 国籍、職業、身分などを言う
講義のねらい
第4講 名詞の性と数、冠詞
フランス語の文法と会話の基礎を学んでいきます。授業中に 第5講 主語人称代名詞、フランス語のbe動詞
実際に声を出しての会話練習を、なるべく多くこなしたいと思 第6講 第1〜5講の復習
第7講 数字の言い方
(1〜20)
、
「これは何ですか?」
など
います。
第8講 曜日や日付の言い方、動詞avoir
第9講 基本動詞
(1)
第10講 基本動詞
(2)
第11講 第7〜10講の復習
第12講 所有形容詞
「私の〜」
「きみの〜」
第13講 形容詞
第14講 「〜があります」
という表現 il y a〜
到達目標
第15講 全体の復習
フランス語圏の国に旅行した際に必要な簡単な会話を自信を 定期試験
持ってできるようになることが目標となります。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
松本伊瑳子、
内田智秀、
下村武著 iCONOS
『イコノス』
(アシェッ
授業態度 30% 期末試験 70%
特別な理由なく4回以上欠席した場合は単位を認定しないもの ト・ジャポン)
とします。また、授業中の私語や居眠りが目に余る場合も、減
点することがあります。
準備学習
担当教員から一言
外国語の習得はとにかく繰り返しの練習あるのみです。受講者
には積極的な授業参加と学習姿勢が求められます。肩ひじはら
ずに楽しみながらフランス語会話を学べる授業にしたいと思い
ます。
毎回の授業の復習をしっかり行ってください。
フランス語Ⅱ
2年次
2単位
講義計画
第1講 授業の進めかたの説明、フランス語Ⅰの復習
茨 木 博 史 後学期 選 択 第2講 フランス語Ⅰの復習
第3講 指示形容詞、所有形容詞、命令文
講義のねらい
第4講 動詞allerとvenir、さまざまな前置詞
(-ir形の動詞)
、数字の言い方
前期に引き続き、フランス語の文法と会話の基礎を学んでい 第5講 第二群規則動詞
きます。日常生活の様々な場面で使える会話表現を増やしてい 第6講 第3講〜5講の復習
第7講 疑問詞を使った疑問文、動詞faireとprendre
きます。
第8講 買い物で使う表現、順序を表す言い方
第9講 直接、間接目的語と強勢形
第10講 動詞vouloir、pouvoir、devoirなど
第11講 第7〜10講の復習
第12講 複合過去
(1)
第13講 複合過去
(2)
第14講 比較
到達目標
第15講 第12〜14講の復習
フランス映画などを観て簡単な台詞が聞き取れる、旅行先で 定期試験
もネイティブと簡単なコミュニケーションが臆せず取れ
る、といったレベルがまずは目標となります。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
松本伊瑳子、
内田智秀、
下村武著 iCONOS
『イコノス』
(アシェッ
授業態度30% 期末試験70%
特別な理由なく4回以上欠席した場合は単位を認定しないもの ト・ジャポン)
とします。また、授業中の私語や居眠りが目に余る場合は減点
することがあります。
準備学習
毎回の授業の復習をしっかり行ってください。
担当教員から一言
内容は少しずつ複雑になっていきますが、CD教材も使って、楽
しみながら学べる授業にしたいと思います。
− 14 −
海外語学研修
2年次
2単位
講義計画
海外語学研修参加の流れ
(開催時期によって異なります)
柴 田 啓 文 前学期 選 択 ①説明会への参加(3月下旬意向調査、4月下旬説明会)
②参加の正式申し込み
(航空券等の手配)
講義のねらい
③面談
(研修参加の目的などの確認)
(語学、外国でのマナーなどの学習)
夏期あるいは春期休業期間中に、英語あるいは中国語を学ぶ ④事前研修
⑤現地学校での語学研修
(現地での観光を含む場合あり)
こととその地域社会や文化に直接触れることが目的です。
ホームステイあるいは学生寮などに宿泊し、約2〜4週間(研 ⑥帰国後、レポート等の提出
修先により異なります)の月〜金曜日の半日あるいは1日、語学 ⑦単位認定
の授業を受けます。コースによっては、語学研修終了後に、地
域を観光する場合もあります。
英語研修はアメリカの他、オーストラリア、フィリピンなど
を検討しています。中国語研修は中国です。
なお、状況にりプランが変更されたり、場合によっては中止
されることもありますので、ご了解ください。
到達目標
1.外国語によるコミュニケーション能力を高める。
2.外国の文化に直接触れる。
3.異文化への理解を深める。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
国内での事前研修、現地での語学授業担当者の評価やコメント、 研修先でのテキストなどは別途指示します。
引率教員の報告、帰国後のレポート提出等により評価します。
なお、認定科目なので評価は
「認定」
となります。
準備学習
研修先の地理や文化について、事前に調べておいてください。
日本事情Ⅰ
加納 光
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く
身につけ、それらについて各自で考え、また、考えを伝えて欲
しい。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた
方がよいさまざまな事情を扱う。
到達目標
この講義では、さまざまな日本の事情を材料として、多様な
観点から検討、分析する。さらに、検討、分析の結果を基に発
表や議論を行えることを目標とする。
担当教員から一言
本学教員が全行程を引率する予定です。英語研修、中国語研修
とも、全学部合同で実施します。疑問があれば、教学課あるい
は専任語学教員に尋ねてください。
講義計画
講義の流れは次のとおりです。
第1講:合同ガイダンス
(クラス決め含む)
第2講:クラス別ガイダンス、日本の地理について1
第3講:日本の地理について2
第4講:日本の歴史について1
第5講: 〃 2
第6講:ニュース記事1
第7講:日本の宗教について1
第8講: 〃 2
第9講:ニュース記事2
第10講:日本の教育について1
第11講: 〃 2
第12講:ニュース記事3
第13講:日本の政治について1
第14講: 〃 2
第15講:ニュース記事4
定期試験
クラスの状況に応じて進度、内容は変更することもあります。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
(適宜プリント教材を配布します)
定期試験50%・小テスト25%、課題・宿題25%をもとに総合的に プリント教材
評価します。
毎回提示する課題、宿題により講義の予習・復習を欠かさないよ 教室内では母語を使用せず、日本語だけを使用うするように心
うにしてください。毎日、短い新聞記事を読む習慣をつけてく がけてください。旺盛な好奇心をもって講義に臨んでください。
ださい。
− 15 −
日本事情Ⅰ
友原嘉彦
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く
身につけ、それらについて各自で考え、また、考えを伝えて欲
しい。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた
方がよいさまざまな事情を扱う。
到達目標
この講義ではさまざまな日本の事情を材料として、多様な観
点から検討、分析する。さらに、検討や分析の結果を基に発表
や議論を行なえることを目標とする。
成績評価方法
講義計画
第1講 合同ガイダンス
(クラス決め含む)
第2講 クラス別ガイダンス
第3講 発表①
第4講 発表②
第5講 発表③
第6講 発表④
第7講 発表⑤
第8講 発表⑥
第9講 発表⑦
第10講 発表⑧
第11講 発表⑨
第12講 発表⑩
第13講 発表⑪
第14講 発表⑫
第15講 発表⑬
※各講2人発表。それぞれ、発表15分、質疑応答20分、講評10分。
※日本に関係した新聞記事(ニュース)を用いて、
「背景」、「プラ
ス面とマイナス面を挙げた上で、どちらを優先させるべきか
/どう改良・折衷すべきか」
、
「今後の展開予想」などをレジュ
メとしてA4で2−3枚程度にまとめる。
※発表者の無断欠席は認めない。第2講で各受講者の発表担当日
を決めるが、何らかの事情で自分の担当日に発表ができない場
合は事前にクラスのほかの者と発表日を代わってもらうこと。
テキスト・教材(参考文献含む)
発表と議論への参加70%、期末試験30%。
適宜、レジュメを配布する。
準備学習
担当教員から一言
普段から日常のさまざまなことについて、
「なぜ?」という意識 他者の話をよく聞くことができ、それに応じた適切な意見や質
問ができること、そして、自分の発表をしっかり行なえること
を持って欲しい。
は非常に重要です。一緒に頑張りましょう。
日本事情Ⅰ
2年次
2単位
講義計画
① 合同ガイダンス、N1聴解、文法
大 野 陽 子 前学期 選 択 ② クラス別ガイダンス、語彙小テスト、N1聴解、文法、読解
③ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解
講義のねらい
④ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解
この授業は日本語能力試験N1に対応しています。この講義の ⑤ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解
目的は、日本語能力試験N1の合格に必要な語彙、文法を学習し、 ⑥ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解
⑦ 中間試験
(試験範囲:①〜⑥)
表現力、聴解力、読解力を身につけることです。
⑧ 中間試験フィードバック、N1文法、読解
⑨ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解
⑩ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解
⑪ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解
⑫ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解
⑬ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解
⑭ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解
到達目標
⑮ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解
(試験範囲:⑦〜⑮)
日本語能力試験N1に必要な語彙、文法を正しく理解し、使え 期末試験
るようになることが目標です。
語彙は、毎回、授業のはじめに小テストを行います。
文法は、中間試験と期末試験で、理解しているかどうかを確
認します。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
倉品さやか 『日本語単語スピードマスターADVANCED2800』
小テスト(30%)、中間試験
(30%)
、期末試験
(40%)
。
(2012年)
1,728円
受講態度が積極的で意欲的な学生は、最大で10%の加点があり ジェイ・リサーチ出版 ます。
プリントも配布します。
指定教材の『日本語単語スピードマスターADVANCED2800』か 日本語能力試験のN1合格をめざして、いっしょにがんばりま
しょう。
ら、指定された範囲を授業前に学習し、覚えてくること。
− 16 −
日本事情Ⅰ
岸 晴苗
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く
身につけ、それらについて各自で考え、また、考えを伝えて欲
しい。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた
方がよいさまざまな事情を扱う。
到達目標
この講義ではさまざまな日本の事情を材料として、多様な観
点から検討、分析する。さらに、検討や分析の結果を基に発表
や議論が行なえることを目標とする。
成績評価方法
①小テストおよび課題の提出状況
(30%)
②定期試験
(70%)
講義計画
第1講 合同ガイダンス
(クラス決め含む)
第2講 クラス別ガイダンス、日本の住宅事情①
第3講 日本の住宅事情②
第4講 日本人の食生活
第5講 日本の子ども
第6講 新聞記事・ラジオニュース
第7講 教育
第8講 高齢社会①
第9講 高齢社会②
第10講 日本的経営
第11講 新聞記事・ラジオニュース
第12講 日本人の労働観
第13講 政治の仕組み
第14講 日本の歴史
第15講 新聞記事・ラジオニュース
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
プリントを配布します。
参考文献:日鉄ヒューマンデベロプメント他著「日本を話そう」
The Japan Times
準備学習
担当教員から一言
現代日本社会の諸相について、本や新聞などで関連記事を読ん 日本社会や日本人について知るだけでなく、自国の状況と関連
「異文化に対する態
だり、学内外の日本人や留学生と話し合ったりして、より知識 させて考えてください。この授業を通して、
度」
を身につけてほしいと思います。
を深めてください。
日本事情Ⅰ
安田由紀子
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く
身につけ、それらについて各自で考え、また、考えを伝えて欲
しい。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた
方がよいさまざまな事情を扱う。
到達目標
この講義ではさまざまな日本の事情を材料として、多様な観
点から検討、分析する。さらに、検討や分析の結果を基に発表
や議論を行なえることを目標とする。
成績評価方法
講義計画
第1講 合同ガイダンス
第2講 クラス別ガイダンス 講義の概要
第3講 生活1
第4講 衣食住
第5講 歳時1
「春夏秋冬1」
第6講 雇用
第7講 収入
第8講 本音と建前
第9講 冠婚葬祭
第10講 生活2
第11講 歳時2
「春夏秋冬2」
第12講 趣向
第13講 支出
第14講 教育
「学校と教育」
第15講 常識意識
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
定期試験50%、提出物
(レポート含む)
50%を基本とする。
教材は必要時にプリントを配布する。プリントの内容は、日本
事情に関わるトピックを新聞やインターネットニュース、また
は書物より抜粋する。
参考文献
岡まゆみ 『上級へのとびら』
くろしお出版 (2009)等
準備学習
担当教員から一言
「話す」という作業が重要なため、積極的な授業参加を望
新聞やニュースを見て、大まかな日本事情に関するトピックに 「聞く」
ついて理解しておく。また、『日本語を話そう』 The Japan む。
Times(1994)より抜粋してプリントを配布するので読んでおく
こと。毎日、日本のニュースに30分は触れて欲しい。
− 17 −
日本事情Ⅱ
加納 光
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しているのだから、日本に関する知識を幅広く身に
つけ、それらについて各自で考え、また考え方を伝えてほしい。
この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた方がよ
いさまざまな事情を扱う。
到達目標
前期に引き続き、この講義では、さまざまな日本の事情を材
料として、多様な観点から検討、分析する。さらに、検討や分
析の結果を基に発表や議論を行えることを目標とする。
講義計画
講義の流れは次のとおりです。
第1講:合同ガイダンス
(クラス決め含む)
第2講:クラス別ガイダンス、日本の住宅について1
第3講:日本の住宅について2
第4講:日本の食生活について1
第5講: 〃 2
第6講:ニュース記事1
第7講:日本の家庭事情について1
第8講: 〃 2
第9講:ニュース記事2
第10講:日本の伝統芸能について1
第11講: 〃 2
第12講:ニュース記事3
第13講:日本の労働意識について1
第14講: 〃 2
第15講:ニュース記事4
定期試験
クラスの状況によって進度、内容は変更することもあります。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
(適宜プリント教材を配布します)
定期試験60%、小テスト20%、課題・宿題20%をもとにして総合 プリント教材
的に評価します。
毎回提示する課題・宿題により、講義の予習・復習を行ってくだ 教室内では母語は使用せず、日本語だけを使用するように心が
けてください。旺盛な好奇心を持って講義に臨んでください。
さい。毎日、短い新聞記事を読む習慣をつけてください。
日本事情Ⅱ
友原嘉彦
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く
身につけ、それらについて各自で考え、
また考えを伝えて欲しい。
この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた方がよ
いさまざまな事情を扱う。
到達目標
前期に引き続き、この講義ではさまざまな日本の事情を材料
として、多様な観点から検討、分析する。さらに、検討や分析
の結果を基に発表や議論を行なえることを目標とする。
成績評価方法
講義計画
第1講 合同ガイダンス
(クラス決め含む)
第2講 クラス別ガイダンス
第3講 発表①
第4講 発表②
第5講 発表③
第6講 発表④
第7講 発表⑤
第8講 発表⑥
第9講 発表⑦
第10講 発表⑧
第11講 発表⑨
第12講 発表⑩
第13講 発表⑪
第14講 発表⑫
第15講 発表⑬
※各講2人発表。それぞれ、発表15分、質疑応答20分、講評10分。
※発表は日本の観光地の紹介とする。観光地の
「概要」
「
、特徴」
「
、意
義と役割」
、
「課題、問題点」
、
「今後の展開
(予想)
」などをレジュ
メとしてA4で2−3枚程度にまとめる。
※発表者の無断欠席は認めない。第2講で各受講者の発表担当日
を決めるが、何らかの事情で自分の担当日に発表ができない場
合は事前にクラスのほかの者と発表日を代わってもらうこと。
テキスト・教材(参考文献含む)
発表と議論への参加70%、期末試験30%。
適宜、レジュメを配布する。
準備学習
担当教員から一言
普段から日常のさまざまなことについて、
「なぜ?」という意識 他者の話をよく聞くことができ、それに応じた適切な意見や質
問ができること、そして、自分の発表をしっかり行なえること
を持って欲しい。
は非常に重要です。一緒に頑張りましょう。
− 18 −
日本事情Ⅱ
2年次
2単位
講義計画
① 合同ガイダンス、N1聴解、文法
大 野 陽 子 後学期 選 択 ② クラス別ガイダンス、語彙小テスト、N1聴解、文法、読解
③ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解
講義のねらい
④ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解
この授業は日本語能力試験N1に対応しています。この講義の ⑤ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解
目的は、日本語能力試験N1の合格に必要な語彙、文法を学習し、 ⑥ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解
⑦ 中間試験
(試験範囲:①〜⑥)
表現力、聴解力、読解力を身につけることです。
⑧ 中間試験フィードバック、N1文法、読解
⑨ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解
⑩ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解
⑪ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解
⑫ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解
⑬ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解
⑭ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解
到達目標
⑮ 語彙小テスト、N1聴解、文法、読解
(試験範囲:⑦〜⑮)
日本語能力試験N1に必要な語彙、文法を正しく理解し、使え 期末試験
るようになることが目標です。
語彙は、毎回、授業のはじめに小テストを行います。
文法は、中間試験と期末試験で、理解しているかどうかを確認
します。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
倉品さやか 『日本語単語スピードマスターADVANCED2800』
小テスト(30%)、中間試験
(30%)
、期末試験
(40%)
。
(2012年)
1,728円
受講態度が積極的で意欲的な学生は、最大で10%の加点があり ジェイ・リサーチ出版 プリントも配布します。
ます。
指定教材の『日本語単語スピードマスターADVANCED2800』か 日本語能力試験のN1合格をめざして、いっしょにがんばりま
しょう。
ら、指定された範囲を授業前に学習し、覚えてくること。
日本事情Ⅱ
岸 晴苗
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く
身につけ、それらについて各自で考え、
また考えを伝えて欲しい。
この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた方がよ
いさまざまな事情を扱う。
到達目標
前期に引き続き、この講義ではさまざまな日本の事情を材料
として、多様な観点から検討、分析する。さらに、検討や分析
の結果を基に発表や議論が行なえることを目標とする。
成績評価方法
講義計画
第1講 合同ガイダンス
(クラス決め含む)
第2講 クラス別ガイダンス、日本のポップカルチャー①
第3講 日本のポップカルチャー②
第4講 日本語に関する話題
第5講 新聞記事・ラジオニュース
第6講 若者の感性
第7講 日本人と宗教
第8講 日本の迷信
第9講 日本の便利な店
第10講 日本人とペット
第11講 新聞記事・ラジオニュース
第12講 子育て
第13講 余暇
第14講 環境問題
第15講 新聞記事・ラジオニュース
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
①小テストおよび課題の提出状況
(30%)
②定期試験
(70%)
プリントを配布します。
準備学習
担当教員から一言
現代日本社会の諸相について、本や新聞などで関連記事を読ん 日本社会や日本人について知るだけでなく、自国の状況と関連
「異文化に対する態
だり、学内外の日本人や留学生と話し合ったりして、より知識 させて考えてください。この授業を通して、
度」
を身につけてほしいと思います。
を深めてください。
− 19 −
日本事情Ⅱ
安田由紀子
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く
身につけ、それらについて各自で考え、
また考えを伝えて欲しい。
この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた方がよ
いさまざまな事情を扱う。
到達目標
前期に引き続き、この講義ではさまざまな日本の事情を材料
として、多様な観点から検討、分析する。さらに、検討や分析
の結果を基に発表や議論を行なえることを目標とする。
成績評価方法
講義計画
第1講 合同ガイダンス
第2講 クラス別ガイダンス 日本の地理、日本人の宗教
第3講 女性の社会進出、新聞講読1
第4講 集団意識
第5講 コミュニケーション、新聞講読2
第6講 ジェスチャー、あいづちとフィラー
第7講 日本人のスピーチスタイル
第8講 リサイクル型社会、新聞講読3
第9講 日本人的経営
第10講 社会保障と社会参加活動、新聞講読4
第11講 政治、新聞講読5
第12講 平等社会と中流意識、発表の練習1
第13講 教育、発表の練習2
第14講 発表の練習3、新聞講読6
第15講 発表の練習4、復習・まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
定期試験50%、提出物
(レポート含む)
50%を基本とする。
教材は必要時にプリントを配布する。プリントの内容は、日本
事情に関わるトピックを新聞やインターネットニュース、また
は書物より抜粋する。
参考文献
岡まゆみ 『上級へのとびら』
くろしお出版 (2009)等
準備学習
担当教員から一言
「話す」という作業が重要なため、積極的な授業参加を望
新聞やニュースを見て、大まかな日本事情に関するトピックに 「聞く」
ついて理解しておく。また、『日本語を話そう』 The Japan む。
Times(1994)より抜粋してプリントを配布するので読んでおく
こと。毎日、日本のニュースに30分は触れて欲しい。
日本語文章表現Ⅰ
柴田啓文
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この授業は日本語能力試験N1に対応しています。日本語能力
試験は「話す」、
「聞く」
、
「読む」
、
「書く」
のうちの
「読む」
と
「聞く」
能力についての試験です。また、すべての問題が選択問題です。
ですから、この試験に対応した特別な解答方法、勉強方法があ
ります。授業ではこの方法をもっとも効率よく学び、N1の合格
を目指すクラスです。
授業では、多くの留学生がもっとも不得意としている読解問
題を中心に授業をすすめます。
到達目標
日本語能力試験N1の合格を目指します。また、N1の問題を解
くことを通して、論理的に読む力、考える力を養います。
講義計画
第1回:ガイダンス
(全クラス共通)
第2回:授業の進め方、評価、MOODLE(教育支援システム)の
利用法、日本語能力試験の構成、日本語の勉強法
第3回:文の構成、空所補充問題の解き方、語彙小テスト1
第4回:文の構成、空所補充問題の解き方、語彙小テスト2
第5回:問題文の読み方、内容一致問題の解き方、語彙小テスト
3
第6回:課題文の論理構成、内容一致問題の解き方、語彙小テス
ト4
第7回:敬語の5分類、接続詞、語彙試験5
第8回:使役動詞、接続詞、語彙試験6
第9回:読解問題の解き方、語彙試験7
第10回:読解問題の解き方、語彙試験8
第11回:総合問題1
第12回:総合問題2
第13回:総合問題3
第14回:総合問題4
第15回:まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
(アスク出版、
平常点50%、定期試験50%で評価します。平常点は、出席、小 佐々木仁子、松本紀子『日本語総まとめN1語彙』
1200円。
テスト、フォーラムの書き込みなどです。学期末試験は日本語 2014年)
能力試験と同様の試験です。
、Twitterを利用。コンピュータ
毎回、テキストに合わせた語彙の小テストがあります。また、 教育支援システム(MOODLE)
教育支援システム上に練習問題がありますので、それを利用し やiPhone,インターネットの利用方法も紹介します。なお、N1
を受験しない学生、あるいはN1にすでに合格している学生は受
日本語能力試験の勉強を進めてください。
講できません。
− 20 −
日本語文章表現Ⅰ
3年次
2単位
講義計画
第1講 合同ガイダンス
(クラス決め含む)
友 原 嘉 彦 前学期 選 択 第2講 クラス別ガイダンス、第3章「経済」(pp.74-75)
第3講 pp.76-78
講義のねらい
第4講 pp.79-81
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で 第5講 pp.82-84
きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。 第6講 pp.85-87
この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有 第7講 pp.88-90
第8講 pp.91-93
利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
第9講 pp.94-96
第10講 pp.97-99
第11講 pp.100-102
第12講 pp.103-105
第13講 pp.106-108
第14講 pp.109-111
到達目標
第15講 pp.112-114
受講生全員で論文や学術書の一部、報告書などを輪読してい
く。論文がどのようなもので、どのように展開しているのかを
把握する。また、論文で用いられる表現や専門用語、研究方法
などを身につけ、実際に使いこなせるようになることを目標と
する。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
John Urry, Jonas Larsen著、加太 宏邦訳(2014)
『観光のまなざ
し
(増補改訂版)
』
、法政大学出版局、4600円+税。
※講義で使用するので、必ず持参すること。
小テスト・小レポート40%、期末試験60%。
準備学習
担当教員から一言
この講義では観光について考えていきます。なお、この講義の
性格上、前学期と後学期をセットで受講することが望ましいと
考えます。卒業後、観光関連の大学院進学や就職を考えている
学生はぜひ受講してください。
テキストをよく読んでおくこと。
日本語文章表現Ⅰ
岸 晴苗
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で
きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有
利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
到達目標
受講生全員で論文や学術書の一部、報告書などを輪読してい
く。論文がどのようなもので、どのように展開しているのかを
把握する。また、論文で用いられる表現や専門用語、研究方法
などを身につけ、実際に使いこなせるようになることを目標と
する。
成績評価方法
講義計画
第1講 合同ガイダンス
(クラス決め含む)
第2講 クラス別ガイダンス、論文の文体・表現・書式を知る①
第3講 論文の文体・表現・書式を知る②
第4講 段落の構造を把握する①
第5講 段落の構造を把握する②
第6講 文章の構造を把握する
第7講 定義
第8講 比較・対照
第9講 因果関係
第10講 列挙・順序
第11講 理由・根拠
第12講 意見と事実を区別する
第13講 評論・社説を読む
第14講 レポートを読む①
第15講 レポートを読む②
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
①小テストおよびレポートなどの提出状況(30%)
②期末テス
ト
(70%)
プリントを配布します。
参考文献:二通信子・佐藤不二子著
『留学生のための論理的な文章
の書き方』
(スリーエーネットワーク)
アカデミックジャパニーズ研究会著『大学・大学院留
学生の日本語 1読解編』
〈アルク〉
準備学習
担当教員から一言
日頃から様々な分野の文章を読むようにし、文の構造や表現技 様々なテーマの論説文を読むことを通して、論説文の構成要素
や、論の展開の仕方を学びます。文章を正確に読み取る力を身
法をつかんでください。
につけましょう。
− 21 −
日本語文章表現Ⅰ
角田延之
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で
きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有
利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
到達目標
受講生全員で論文や学術書の一部、報告書などを輪読してい
く。論文がどのようなもので、どのように展開しているのかを
把握する。また、論文で用いられる表現や専門用語、研究方法
などを身につけ、実際に使いこなせるようになることを目標と
する。
成績評価方法
講義計画
第1講 合同ガイダンス
(クラス決め含む)
第2講 クラス別ガイダンス 『パスポートの発明』
序論
第3講 第1章
「往来」
:導入
第4講 同:合法的な移動手段の独占化
第5講 同:近代国家
第6講 同:把握する①
第7講 同:把握する②
第8講 同:絶対主義ヨーロッパにおけるパスポートによる管理
の拡大
第9講 第3章
「アウゲイアースの家畜小屋の大掃除」
:導入
第10講 同:農民解放からナポレオン時代の終わりへ
第11講 同:プロイセンの後進性?
第12講 同:19世紀初期ドイツにおける移動の自由と市民権
第13講 同:ドイツにおけるパスポートによる管理の緩和
第14講 同:北ドイツ連邦における旅行の解禁
第15講 同:1867年法のより大きな意義
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
予習状況30%、内容確認の小テスト30%、定期試験40%
ジョン・C.トーピー著、
藤川隆男監訳
「パスポートの発明:監視・
シティズンシップ・国家」
法政大学出版局
(2008年)
、3200円+税
準備学習
担当教員から一言
様々な領域に接する努力をしましょう。
毎回4頁程度テキストの読解を行うので、漢字の読みを確認し、 関心の有無にかかわらず、
分からない用語は調べておくこと。また、毎回、前回の内容確
認のための小テストを実施するので、重要な部分を再読してく
ること。
日本語文章表現Ⅰ
安田由紀子
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で
きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有
利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
到達目標
受講生全員で論文や学術書の一部、報告書などを輪読してい
く。論文がどのようなもので、どのように展開しているのかを
把握する。また、論文で用いられる表現や専門用語、研究方法
などを身につけ、実際に使いこなせるようになることを目標と
する。
成績評価方法
講義計画
基本的に、どの講義も読み物をする。それ以外の異なる部分に
ついて下記に明記する。
第1講 合同ガイダンス
第2講 クラス別ガイダンス 文法復習1
(助詞)
第3講 ことばの形
第4講 文法復習2
(自動詞・他動詞、受身・使役)
第5講 文法復習3
(呼応、文末表現)
第6講 ひらがなと漢字のバランス
第7講 文法復習4
(接続詞)
、句読点
第8講 意見と事実、立場を考えた文章
第9講 複雑な内容の整理
第10講 就職のためのエントリーシート
第11講 小論文
第12講 文章のわかりやすさを考える
第13講 論文を読む1
第14講 引用のしかた、論文を読む2
第15講 論文を読む3、まとめと復習
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
定期試験50%、提出物
(レポート含む)
50%を基本とする。
必要時にプリントを配布する。
参考文献:石黒圭・筒井千絵
『留学生のここが大切文章表現のルー
ル』
(スリーエーネットワーク)
、二通信子・佐藤不二子『留学生
のための理論的な文章の書き方』
(スリーエーネットワーク)
、
その他
準備学習
担当教員から一言
特に、能力試験N1に達していない学生は特に文法・語彙の勉強 到達目標である論文を理解するということは、語彙や文法がわ
をしておく。また、多くの語彙に接する機会が不足しているの かるだけでなく、要旨や理論的な考え方が把握できるなどの内
容理解ができて、初めて理解したと言うことができる。そのた
で簡単な小説等、毎日1時間は読書してほしい。
めの地道な努力を怠らないでほしい。
− 22 −
日本語文章表現Ⅱ
柴田啓文
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この授業は日本語能力試験N1に対応しています。日本語能力
試験は「話す」、
「聞く」
、
「読む」
、
「書く」
のうちの
「読む」
と
「聞く」
能力についての試験です。また、すべての問題が選択問題です。
ですから、この試験に対応した特別な解答方法、勉強方法があ
ります。授業ではこの方法をもっとも効率よく学び、N1の合格
を目指すクラスです。
授業では、多くの留学生がもっとも不得意としている読解問
題を中心に授業をすすめます。
到達目標
日本語能力試験N1の合格を目指します。また、N1の問題を解
くことを通して、論理的に読む力、考える力を養います。
講義計画
第1回:ガイダンス(全クラス共通)
第2回:授業の進め方、評価、MOODLE(教育支援システム)
の利用法、日本語能力試験の構成、日本語の勉強法
第3回:文の構成、空所補充問題の解き方、語彙小テスト1
第4回:文の構成、空所補充問題の解き方、語彙小テスト2
第5回:問題文の読み方、内容一致問題の解き方、語彙小テス
ト3
第6回:課題文の論理構成、内容一致問題の解き方、語彙小テ
スト4
第7回:敬語の5分類、接続詞、語彙試験5
第8回:使役動詞、接続詞、語彙試験6
第9回:読解問題の解き方、語彙試験7
第10回:読解問題の解き方、語彙試験8
第11回:総合問題1
第12回:総合問題2
第13回:総合問題3
第14回:総合問題4
第15回:まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
(アスク出版、
平常点50%、学期末試験50%で評価します。平常点は、出席、 佐々木仁子、松本紀子『日本語総まとめN1語彙』
1200円。
小テスト、フォーラムの書き込みなどです。学期末試験は日本 2014年)
語能力試験と同様の試験です。
、Twitterを利用。コンピュータ
毎回、テキストに合わせた語彙の小テストがあります。また、 教育支援システム(MOODLE)
教育支援システム上に練習問題がありますので、それを利用し やiPhone,インターネットの利用方法も紹介します。なお、N1
を受験しない学生、あるいはN1にすでに合格している学生は受
日本語能力試験の勉強を進めてください。
講できません。
日本語文章表現Ⅱ
友原嘉彦
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で
きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有
利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
到達目標
前期に引き続き、論文がどのようなもので、どのように展開
しているのかを把握する。また、論文で用いられる表現や専門
用語、研究方法などを身につけ、実際に使いこなせるようにな
ることを目標とする。
成績評価方法
小テスト・小レポート40%、期末試験60%。
準備学習
テキストをよく読んでおくこと。
講義計画
第1講 合同ガイダンス
(クラス決め含む)
第2講 クラス別ガイダンス、第5章
「観光文化の変容」
(pp.151-152)
第3講 pp.154-156
第4講 pp.157-158
第5講 pp.159-160
第6講 pp.161-163
第7講 pp.164-166
第8講 pp.167-168
第9講 pp.169-171
第10講 pp.172-174
第11講 pp.175-177
第12講 pp.178-179
第13講 pp.180-181
第14講 pp.182-183
第15講 pp.184-185
テキスト・教材(参考文献含む)
John Urry, Jonas Larsen著、加太 宏邦訳(2014)
『観光のまなざ
し
(増補改訂版)
』
、法政大学出版局、4600円+税。
※講義で使用するので、必ず持参すること。
担当教員から一言
前期に引き続き、観光について考えていきます。なお、この講
義の性格上、前学期と後学期をセットで受講することが望まし
いと考えます。卒業後、観光関連の大学院進学や就職を考えて
いる学生はぜひ受講してください。
− 23 −
日本語文章表現Ⅱ
岸 晴苗
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で
きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有
利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
到達目標
前期に引き続き、論文がどのようなもので、どのように展開
しているのかを把握する。また、論文で用いられる表現や専門
用語、研究方法などを身につけ、実際に使いこなせるようにな
ることを目標とする。
成績評価方法
講義計画
第1講 合同ガイダンス
(クラス決め含む)
第2講 クラス別ガイダンス、論の展開をつかむ
第3講 データを読み取る①
第4講 データを読み取る②
第5講 引用した文章を読む①
第6講 引用した文章を読む②
第7講 要約する①
第8講 要約する②
第9講 論文の基本的な構成を把握する
第10講 論文を読む① 序論
(課題の提示)
第11講 論文を読む② 本論
(定義と分類)
第12講 論文を読む③ 本論
(対比と比較)
第13講 論文を読む④ 本論
(列挙、引用)
第14講 論文を読む⑤ 結論
第15講 その他の構成要素
(参考文献など)
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
①小テストおよびレポートなどの提出状況(30%) ②期末テス
ト
(70%)
プリントを配布します。
参考文献:二通信子・佐藤不二子著
『留学生のための論理的な文章
の書き方』
(スリーエーネットワーク)
アカデミックジャパニーズ研究会著『大学・大学院留
学生の日本語 3論文読解編』
〈アルク〉
準備学習
担当教員から一言
日頃から様々な分野の文章を読むようにし、文の構造や表現技 様々なテーマの論説文を読むことを通して、論説文の構成要素
や、論の展開の仕方を学びます。文章を正確に読み取る力を身
法をつかんでください。
につけましょう。
日本語文章表現Ⅱ
角田延之
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で
きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有
利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
到達目標
前期に引き続き、論文がどのようなもので、どのように展開
しているのかを把握する。また、論文で用いられる表現や専門
用語、研究方法などを身につけ、実際に使いこなせるようにな
ることを目標とする。
成績評価方法
講義計画
第1講 合同ガイダンス
(クラス決め含む)
第2講 クラス別ガイダンス 第4章「
『甲殻類型国家』に向かっ
て」
:導入
第3講 同:アメリカ合衆国におけるパスポートによる管理と国
家の発展
第4講 同:文書の壁
第5講 同:アメリカ合衆国における移民規制の
「国家化」
第6講 同:主権と従属
第7講 同:フランスにおける外国人に対する身分証明書の普及
第8講 同:19世紀末のドイツにおけるパスポートによる管理の
復活
第9講 同:第一次世界大戦とパスポートによる管理の「一時的
な」
再導入
第10講 同:
「一時的な」
パスポートによる管理の恒久化
第11講 同:合衆国と移民におけるレッセ・フェールの時代の終
焉
第12講 第5章
「国民国家からポスト国民国家へ?」
:導入
第13講 同:大戦間期初期における国際的難民保護体制の出現
第14講 同:パスポート、身分証明書、ナチスによるユダヤ人迫
害
第15講 同:規制の緩和
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
予習状況30%、内容確認の小テスト30%、定期試験40%
ジョン・C.トーピー著、
藤川隆男監訳
「パスポートの発明:監視・
シティズンシップ・国家」
法政大学出版局
(2008年)
、3200円+税
準備学習
担当教員から一言
様々な領域に接する努力をしましょう。
毎回4頁程度テキストの読解を行うので、漢字の読みを確認し、 関心の有無にかかわらず、
分からない用語は調べておくこと。また、毎回、前回の内容確
認のための小テストを実施するので、重要な部分を再読してく
ること。
− 24 −
日本語文章表現Ⅱ
安田由紀子
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で
きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有
利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
到達目標
前期に引き続き、論文がどのようなもので、どのように展開
しているのかを把握する。また、論文で用いられる表現や専門
用語、研究方法などを身につけ、実際に使いこなせるようにな
ることを目標とする。
成績評価方法
講義計画
第1講 合同ガイダンス
第2講 クラス別ガイダンス 資料の利用、定義1
第3講 定義2、要約1
第4講 要約2、数値の表現
第5講 論文とその構造
第6講 論文講読1
第7講 論文講読2
第8講 論文講読3
第9講 論文講読4
第10講 論文講読5
第11講 論文講読6
第12講 論文講読7
第13講 論文講読8
第14講 論文講読9
第15講 これまでのまとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
必要時にプリントを配布する。
参考文献:
アカデミック・ジャパニーズ研究会
『大学・大学院 留学生の日本
語 3論文読解編』
(アルク)
二通信子・佐藤不二子『留学生のための理論的な文章の書き方』
(スリーエーネットワーク)
、その他
定期試験50%、提出物
(レポート含む)
50%を基本とする。
準備学習
担当教員から一言
特に、能力試験N1に達していない学生は特に文法・語彙の勉強 到達目標である論文を理解するということは、語彙や文法がわ
をしておく。また、多くの語彙に接する機会が不足しているの かるだけでなく、要旨や理論的な考え方が把握できるなどの内
容理解ができて、初めて理解したと言うことができる。そのた
で簡単な小説等、毎日1時間は読書してほしい。
めの地道な努力を怠らないでほしい。
コンピュータリテラシー
池田幹男・片山清和
1年次
4単位
前学期
必 修
講義のねらい
コンピュータの実習を中心とした授業です。コンピュータの
「読み書き能力」の習熟に重点を置きます。
具体的には、仕事をする上でよく使われているワープロと表
計算ソフトを中心に実習します。授業は,キーボードのタイピ
ング練習から入り、それから実際にデータを入力して加工する
実習を主体にして行います。教員と教育補助員が質問に答えて
個別指導を行う形で実習は進みます。毎回実習の提出物があり
ますから,それで習熟度がチェックされます。
到達目標
ワープロソフトWord 2010と表計算ソフトExcel 2010に習熟
すること。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンスとタイピングテストによるクラス分け
第2講 キーボード入力練習
(タッチタイピング)
第3講 Word①:文字の入力
第4講 Word②:文書の作成
第5講 メール:携帯メールとの連携・エチケット
第6講 タイピングテスト
第7講 Word③:編集・表の作成・画像の挿入
第8講 Word④:まとめの演習
第9講 Excel①:データの入力
第10講 Excel②:ワークシートの編集
第11講 Excel③:グラフの作成
第12講 Excel④:グラフの編集と表計算
第13講 Excel⑤:基本的な関数と条件関数
第14講 Excel⑥:データベース機能
第15講 Excelの小テスト・タイピングテスト
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回の演習の提出物4点とタイピングテスト(0.1×タイピング
テストの点数)とExcelの小テスト
(20点)
の合計で評価します。
テキスト(必須)
「30時間でマスターWord&Exel2010」
実教出
版
(2010)857円+税
教科書が無いと実習が出来ません.
準備学習
担当教員から一言
授業を履修するための予備知識は要求しません。習うより慣れ コンピュータ教室での実習を中心とした科目です。毎回の授業
ろという内容なので授業に毎回出席して実習に励んでください。 は前回までの授業の積み重ねで進めるので、欠席すると次の実
毎回の演習は最後まで完成させてから提出して下さい。また、 習 が 困 難 に な り ま す。 こ の 実 習 を 終 え る こ ろ に はMOS資 格
タイピングの練習方法を指導するので毎日続けて20分間ほど練 (Word&Excel)を取得するための基礎が身についているはずで
す。
習すること。
− 25 −
情報倫理
片山清和・千葉 賢
1年次
2単位
後学期
必 修
講義のねらい
インターネットとネット上の各種サービスの発展により、世
界中の人々が直接に繋がる新しい社会が形成されつつある。ま
たデジタル技術の進展により、高品位の著作物を皆で共有し楽
しめるようになった。ネット上に出来たこの新しい社会は人間
社会を根本から変えようとしているが、人が集まれば多くの問
題も生じる。この講義では、コンピュータやインターネットな
どの利用に際して、他人の権利を侵害したり自分の権利を侵さ
れたりすることがないように必要な知識を身につけることを目
的とする。
到達目標
情報倫理に関する基礎知識と常識を身に付ける。具体的には
情報セキュリティの基礎、個人情報保護の考え方、著作権法の
基礎と暗号技術の概要を知る。
講義計画
第1講 ガイダンス、情報倫理とは、最近の話題(掲示板、
2ch、ブログ、SNS、ケータイ)
第2講 コンピュータセキュリティ(歴史、システムアクセス
制御、不正アクセス、ハッキング)
第3講 コンピュータセキュリティ(データアクセス制御、パ
スワードの選び方)
第4講 コンピュータウイルス(歴史、種類)
第5講 コンピュータウイルス(対策)
第6講 個人情報とプライバシー(被害事例、問題点、法体系)
第7講 個人情報とプライバシー
(個人情報保護法、
エチケット)
第8講 知的財産保護(考え方、法体系、産業財産権、著作権)
第9講 知的財産保護(著作権)
第10講 知的財産保護(著作権)
第11講 ファイル共有ソフト(歴史、種類、問題点)
第12講 暗号技術(歴史、暗号の基礎、秘密鍵暗号)
第13講 暗号技術(公開鍵暗号、電子署名)
第14講 暗号技術(インターネットにおける暗号技術、無線
LAN)
第15講 まとめ、ネチケット
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
ノート(30%)、小テスト(30%)
、定期試験(40%)
。授業終了前に テキスト「四日市大学生のための情報倫理」四日市大学情報系教
教員が教室を回って全員のノートを確認し、その内容により点 員グループ著、400円
数を記録する。点数は優(3点)
、良(2点)
、可(1点)
、不可(0
点)
とする。ノートをとっていない者は当然不可になる。
次週の講義内容をシラバスで確認し、教科書の該当部分を読ん 情報倫理は、情報化社会・ネット社会を生きていく上で必須の知
で来ると、立派なノートをとることが出来、ノートの点数が上 識であり常識です。やや硬い内容ですが、皆さんが楽しみなが
ら受講できるように、身近な話題を多く紹介します。
がる。
情報科学
千葉 賢
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
コンピュータの歴史は浅く、電子計算機が開発されたのは約
65年前、最初のパソコンが発売されたのは約35年前である。そ
れ以降の情報技術の発展は驚異的で、現在はパソコンやスマホ
を通じて自分から世界に情報を発信できる世の中となった。情
報技術が人間社会の在り方や運命を変えようとしている。本講
義では、このような情報化社会で必要とされるコンピュータに
関する知識、話題に関して概説する。予備知識は必要ない。本
大学で行われる情報系授業の基礎となる内容を教えるので、で
きるだけ早期に受講することを強く薦める。
到達目標
①デジタルの特質を知る、②コンピュータの内部構造の概要
を知る、③コンピュータの動作原理の概念を知る、④コンピュー
タの歴史を知る、⑤情報分野の用語や単位を知る、⑥情報分野
の資格取得に備えた知識を得る。
講義計画
第1講 ガイダンス、情報と情報量
第2講 情報と情報量
第3講 デジタルとアナログ
第4講 デジタルとアナログ
第5講 コンピュータの歴史
第6講 コンピュータの歴史
第7講 コンピュータの内部装置
第8講 コンピュータの内部装置
第9講 コンピュータ内部の数値の表現方法
第10講 コンピュータ内部の数値の表現方法
第11講 コンピュータ内部の文字の表現方法
第12講 コンピュータ内部の文字の表現方法
第13講 コンピュータとCPUの動作原理
第14講 コンピュータとCPUの動作原理
第15講 論理回路
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
講義毎のレポート(40%)と期末試験(60%)
。毎週小レポートを 使用しない。資料を配布する。
課すので少し大変だが、その積み重ねで知識がつく。期末試験
もレポートに出題した内容から出題する。レポートに予習で得
た知識を書く欄を設ける。そこに積極的に記載した者には加点
する。
各講義に関連した情報を掲載しているサイトを紹介するので、 ケイタイもスマホもコンピュータです。情報社会の一員として
講義前にそのサイトを訪問して、予備知識を得ること(90分)
。 生きてゆく皆さんにとって、コンピュータの使い方を覚えるだ
けで十分でしょうか。コンピュータという機械に「使われない」
レポートにその知識を記入すること。
ためには、そのしくみを知り、使いこなすことが大切です。
− 26 −
情報と職業
井岡幹博
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
本講義では,事例を通して情報システムと社会とのかかわり
方を学び,情報システム関連の職業に関する職業観を持つこと
を目的とします.そのために,コンピュータやネットワークが
社会インフラやビジネスの場面で,どのように活用されている
かを学びます.情報システムの発達により,社会の仕組みや仕
事の仕方が変わる中で,人間社会とコンピュータ,ネットワー
クとの望ましい関係も考えていきたいと思います.
到達目標
ITパスポート試験のストラテジ系およびマネジメント系の問
題を解けるレベルを目指す.
成績評価方法
講義計画
第1講:ガイダンス,デジタル社会とビジネス
第2講:ネットワークとデジタルシステム
第3講:デジタル社会と製造(1)SCMなど
第4講:デジタル社会と製造(2)EMSなど
第5講:デジタル社会と製造(3)CADとデータベース
第6講:デジタル社会と環境(1)LCA,有害物質規制など
第7講:デジタル社会と環境(2)エネルギー問題
第8講:知的財産権とビジネス(1)産業財産権と著作権
第9講:知的財産権とビジネス(2)ソフトウエア特許
第10講:電子商取引のモデル(1)ブラウザ戦争,アマゾンの
ビジネスモデル,楽天のビジネスモデル
第11講:電子商取引のモデル(2)アップルのビジネスモデル,
グーグルのビジネスモデル
第12講:情報化社会のセキュリティ(1)マルウエアとは,遠
隔操作事件
第13講:情報化社会のセキュリティ(2)セキュリティ対策
第14講:POSシステムとICタグ
第15講:省エネと情報
テキスト・教材(参考文献含む)
レポート50%,定期試験50%
プリント配布
準備学習
担当教員から一言
ほとんど毎回レポート課題を課します. その課題を提出する 急速に進む情報化は,ビジネス環境はもちろん,私たちの生活
自体も大きく変え,大きな影響を与えています.ニュース番組
ことが準備学習となります.
などで具体的な例を見ながら,情報システム進化の方向やその
影響を一緒に考えましょう.
アプリケーション演習a
2年次
2単位
池田幹男・片山清和・田中伊知郎
前学期
選 択
講義のねらい
WordとPower Pointは、卒業後の実社会(プレゼンなどのコ
ミュニケーション中心)では必須の道具です。Wordは、2010に
なり、文献管理機能(EndNote)
やグループで校正支援やナビゲー
ションウィンドウ(Acrobat)などの実社会で必ず使う機能も増
え、それらの理解がねらいです。
到達目標
Word 2010の便利な新機能を実際に使って、実社会での使い
方を身につけることを到達目標とします。さらに、講義を終え
れば、MOS Word 2010の資格取得試験の準備が整うようにしま
す。
講義計画
第1講 ガイダンス・クラス分け
第2講 文書の表示・保護・回復
第3講 文書の共有とテンプレート
第4講 ナビゲーションウィンドウ
第5講 表の作成と編集
第6講 コンテンツの書式設定の復習
第7講 ページレイアウト
第8講 クイックパーツ
第9講 図や画像の挿入
第10講 クリップアート
第11講 スペルチェックとオートコレクト
第12講 共同での文書校正
第13講 参考資料
第14講 差し込み印刷
第15講 Word模擬試験
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
講義は演習形式で行い、毎回7点満点で採点します。この毎回の クラスによって異なりますので、指示があるまで買わないでく
ださい。
合計点(100点以上は100点)
を成績評価とします。
エディフィストラーニング株式会社「マイクロソフトオフィス教
科書Word 2010 改訂版」
翔泳社
佐藤薫著MOS攻略問題集 Microsoft Word 2010 第2版日経BP
社
大学のほとんどのパソコンに教科書のソフトがインストールさ コンピュータ能力によってクラス分けを行います。パソコンが
れています。それを起動して、復習および模擬試験を繰り返し 不得意な人には、合わせた指導を行い着実な勉強を行います。
また、得意な人は別のクラスで、より多くのことを学べます。
行ってください。
− 27 −
アプリケーション演習b
池田幹男・片山清和・本部賢一
2年次
2単位
後学期
選 択
講義計画
第1講 ガイダンス、クラス分け
第2講 Backstage
第3講 貼り付けとオートフィル
第4講 セルの書式設定
第5講 ページ設定
第6講 ワークシートの書式設定
第7講 ウィンドウの表示と表示モード
第8講 相対参照と絶対参照
第9講 関数
第10講 名前付き範囲
第11講 グラフ
第12講 ブックの共有
第13講 オートフィルター
第14講 条件付き書式
第15講 模擬試験演習
講義のねらい
Microsoft Excelは実社会では、表やグラフ作成だけでなく、
簡単な文書作成にも使われていて、必須のアプリケーション・ソ
フトウェアとなっています。したがって、社会で活躍するため
には、Excelを道具として使いこなす能力が必要となります。こ
の講義では、Excelの資格試験(Microsoft Office Specialist)を受
験するための演習を行います。
到達目標
MOS Excel 2010の資格試験の準備が整うようにします。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
[テキスト]
「MOS攻略問題集Excel 2010」
日経BP社 ¥1944
[参考文献]
「マイクロソフトオフィス教科書MOS Excel 2010」
翔泳社 ¥2570
毎回の課題および模擬試験
準備学習
担当教員から一言
大学のほとんどのパソコンに教科書のソフトがインストールさ コンピュータの使用能力に応じてクラス分けを行います。
れています。それを起動して、復習および模擬試験を繰り返し 積み重ねの講義なので、欠席しないようにしてください。
また、毎回の課題の実施状況が悪い場合には減点します。
行ってください。
地域社会の歴史
岡 佑哉
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
本講義は、三重県・愛知県を中心とする東海地方の歴史につい
て学ぶ。古代から現代にいたる地域社会の歴史の展開を知るこ
とで、歴史というものが中央の権力者の動向のみでは語りきれ
ないものであると理解することになる。歴史は単なる人物・出来
事を覚える「暗記科目」ではなく、事実に基づき思考する学問で
ある。本講義を通して、地域社会の視点から日本全体の問題を
考察するという姿勢を養う。
到達目標
①三重県・愛知県を中心とする地域社会の歴史に対する知識を
身につける。②知識を活用し論理立てて記述をする力を身につ
ける。
③地域社会から日本全体の問題を考える姿勢を身につける。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス―地域社会史の意義―
第2講 縄文・弥生時代の東海地方
第3講 古墳時代の東海地方
第4講 飛鳥・奈良時代の東海地方
第5講 平安時代の東海地方
第6講 鎌倉時代の東海地方
第7講 南北朝・室町時代の東海地方
第8講 戦国時代〜織豊期の東海地方
第9講 江戸時代の東海地方
第10講 幕末・維新期の東海地方
第11講 自由民権運動〜日清・日露戦争と東海地方
第12講 大正デモクラシー期の東海地方
第13講 アジア・太平洋戦争期の東海地方
第14講 高度成長期の東海地方
第15講 講義の総括
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
定期
(筆記)試験。受講態度について①私語厳禁、②スマホ・音楽 なし。毎回プリントを配付する。
プレーヤー・イヤホンなど私物はカバンにしまうこと、③トイレ
などやむを得ない理由で一時退出する場合は必ず申し出ること。
以上が守れない学生については受講を認めない。
準備学習
本講義のテーマは地域社会であるが、日本史の知識も必要であ
る。高校時代の教科書があれば確認しておくとよい。復習は、
講義プリントや板書を熟読すること。また、興味があるものは
参考文献を読んでみるのもよい。
担当教員から一言
本講義は、時代ごとの基礎知識をふまえながら進めるので、高
校時代に日本史を習っていない学生もぜひ受講してほしい。も
ちろん、地域社会の歴史に対する興味・関心を持って、漫然と講
義を聞くだけでなく積極的にメモを取る姿勢が求められる。
− 28 −
四日市学
李 修二
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この講義は、四日市市の位置する三重県北勢地方を対象とし
て、この地域の歴史、文化、自然、また産業、環境問題、都市
計画などの現状を学び、この地域の将来の発展方向を考えてゆ
くことをねらいとしています。今年度の授業は、学外から竹田
憲治先生(三重県教育委員会事務局)
、北島義信先生(四日市大学
名誉教授)、粟屋かよ子先生(元環境情報学部教授)をお招きし、
学内からは東村篤、李修二、永井博、岡良浩、柴田啓文(以上、
経済学部)、武本行正(環境情報学部)
、鬼頭浩文、神長唯
(以上、
総合政策学部)の教授陣が担当します。
到達目標
講義は6回にわたる様々なテーマの講義、本学の3つの学部
がコラボして企画した学部別講義やフィールドワークによって
行われていきます。この講義の到達目標は、この地域の様子や
現在の課題を積極的に学んでいくという興味や意欲を持てるよ
うになることです。
成績評価方法
バス研修実施の都合上、履修希望者があまり多い場合は抽選と
なります。
成績評価の方法は、グループディスカッション参加10%、ディ
スカッションレポート提出10%、学期末レポート試験80%が基
準です。
準備学習
第1回ガイダンスで各回講義の聴き方、グループディスカッショ
ンのやり方、フィールドワーク参加方法、および、レポート提
出方法などについて説明されますので、よく聞いて受講してく
ださい。また、各回の講義のノートやメモはきちんと整理して
おきましょう。
経営学
1年次
2単位
講義計画
1週目・第1講 ガイダンス(李修二・柴田啓文)
2週目・第2講 「ふるさと・四日市の文学者たち」
(永井博)
3週目・休み
4週目・第3講 「戦国時代の北伊勢」
(竹田憲治)
5週目・第4講 「伝統的宗教行事『虫送り』復活と地域共同体
の活性化」
(北島義信)
6週目・休み
7週目・第5講 「石油化学コンビナートの誕生と四日市公害」
(神長唯)
8週目・第6講 「四日市公害の経験とモンゴルの大気汚染対策
への国際貢献」
(武本行正)
9週目・休み
10週目・第7講 「四日市公害の真の克服をめざして」
(粟屋か
よ子)
11週目・第8講 グループディスカッション
(李修二・柴田啓文)
12週目・休み
13週目・第9講 「四日市コンビナートの明日を考える」
(岡良浩)
14週目・第10講 「北伊勢地域は21世紀の課題対応先進地」
(東
村篤)
15週目・休み
集中講義期間中(7月23日)
第11〜15講 フ ィールドワーク=四日市市内バス研修(鬼頭浩
文・神長唯)
テキスト・教材(参考文献含む)
第2講〜第10講の間にテキストや参考文献として用いる『四日市
学ブックレット』
(四日市学研究会発行)計6冊はガイダンス時に
配布します。ブックレットを用いない授業回については担当教
員から指示されます。
担当教員から一言
この講義は、他の授業とは少し様子の違うユニークな授業とな
るでしょう。しかし、何より、学生一人ひとりが、みずから興
味を持って学ぶことが求められるでしょう。また、授業日が多
少変則的ですので、授業日を間違えないようによく注意してく
ださい。
講義計画
1.ガイダンス
(講義の概要
高 橋 和 志 前学期 選 択 2.組織における多様な人間像
3.モチベーション理論
講義のねらい
4.集団行動
本講義は、経営学の2大構成分野とされる「経営組織論」と「経 5.リーダーシップ
6.キャリア開発
営戦略論」の主要な諸学説を網羅的に解説していく。
諸学説を解説する際、常に現実の経営事象の理解を把握する 7.中間試験
よう心掛ける。そして、理論を実務に応用できるような能力を 8.合理的システムと自然体系システム
9.組織構造論
身に着けることを狙いとする。
10.組織の制度化
11.組織間関係
12.ネットワーク組織
13.資源戦略
14.競争戦略
到達目標
15.ドメイン戦略
・組織論、戦略論の主要な学説を理解する。
関心により、
適宜変更する可能性があります。
・理論と現実の両側面から経営学的なものの見方、考え方を習 ・受講生の理解度、
得する。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
・中間試験:30%
・期末試験:50%
→中間、期末いずれの試験も持ち込み可。
・受講態度に応じて0〜20%の範囲で加点します。
・総合で60%以上の評点を得た学生を単位認定する。
榊原清則
(2002)
『経営学入門 上』
日経文庫
(860円+税)
準備学習
担当教員から一言
参考文献
岸田民樹・田中政光
(2009)
『経営学説史』
有斐閣
・特別な準備は必要としないが、
受講に際し不適切な態度
(私語、 経営組織は、皆さんの人生において大半の時間を費やす場所で
す。そこでは楽しいことも辛いことも多々あるかと思います。
居眠り等)は慎むこと。
本講義で学んだことが経営組織のなかで生き抜くことの一助と
なることを願っております。
− 29 −
経済学
麻沼賢彦
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
<経済学はこれまで、どのようなことを、どのように考えてき
たであろうか>
アダム・スミスから現代に至るまでの経済学の発展の過程で、
常にそのパラダイムの中心に位置していたのは、他でもない、
「市
場」であった。それゆえに、当講義のテーマも、
「市場経済の発
達と変容」ということにしたい。
「市場」とはどのようなものか、そしてそれはどのような社会
や人間をつくり出してきたか。一見単純そうにみえて実は非常
に難解なこの問題を、理論と事実の両面から考察してみる。
到達目標
現代社会を経済学の視点に立って眺められるようになること。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
プリント配布予定
授業への積極的な参加、受講態度:20%
定期試験:80%
準備学習
担当教員から一言
講義は「生きもの」というのが私の持論。それゆえ、受講者の興
味や問題関心の所在に応じて講義プログラムを適宜変更するこ
とがあるので、あらかじめご了承を。
次の文献に目を通しておくと、有益である。
ジョン・K・ガルブレイス 「ゆたかな社会」
岩波現代文庫
カール・ポラニー 「経済の文明史」
東洋経済新報社
トマ・ピケティ 「21世紀の資本」
みすず書房
経済学
鬼頭浩文
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
企業や消費者の行動は、経済を理解する上で最も基本的なテー
マになる。この講義では、企業や消費者がどのように行動し、
それが経済に対してどのようなインパクトを持つのか考えてい
く。とくに「競争」については、
日ごろ意識することが少ないため、
ここで勉強することは社会に出てから大いに役立つと思う。理
論的な考察も重要だが、ここでは参加・体験型の講義を中心に展
開し、直感的・感覚的に経済学を学ぶ。
到達目標
講義計画
第1回 ガイダンス、はじめに
第2回 経済社会の現代性
(1)
第3回 経済社会の現代性
(2)
第4回 T. ピケティの
「21世紀の資本」
論
第5回 J.K. ガルブレイスの
「ゆたかな社会」
論
第6回 A. スミスの
「目に見えない手」
第7回 伝統経済・指令経済・市場経済
(1)
第8回 伝統経済・指令経済・市場経済
(2)
第9回 K. ポラニーの市場社会論
第10回 市場システム
第11回 社会主義管理経済の破綻
第12回 新古典派経済学とJ. M. ケインズ
(1)
第13回 新古典派経済学とJ. M. ケインズ
(2)
第14回 ネオリベラリズムの隆盛とピケティ現象
第15回 おわりに
定期試験
経済学の基本的知識を参加型・双方向型講義を通して直感的に
理解することが到達目標である。
講義計画
1.ガイダンス;経済学とは
(初回経済常識テスト)
2.映像を通して経済を知る①小レポート
3.ゲーム:寡占市場の競争
「参入自由」
説明+練習
4.ゲーム:寡占市場の競争
「参入自由」
+
「参入規制」
説明+練習
5.ゲーム:寡占市場の競争
「参入規制」
+小レポート
6.消費者の行動①個別需要曲線の理論
7.消費者の行動②復習をして、練習問題を解き、コラムを簡
単に説明
8.消費者の行動③コラムの復習をして、最後の問題を解かせ
る⇒小テスト実施
9.映像を通して経済を知る②小レポート
10.市場の競争、サッカーチケット市場の需要と供給①
11.市場の競争、サッカーチケット市場の需要と供給②
12.市場の競争、サッカーチケット市場の需要と供給の小テス
ト
13.公共財
(マンションの防犯カメラ)
①
14.公共財
(マンションの防犯カメラ)
②⇒小テスト
15.復習と試験対策
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
講義への参加意欲を示すパフォーマンス(20%)
、テーマごとに テキストは購入しない。講義でプリントを配布する。
実施するレポート4回(20%)
、小テスト3回(30%)
、学期末試
験
(30%)により、総合的に評価する。
事前学習も重要であるが復習がより重要である。復習で理解で 出席して、参加して、理解すること、これらの全てが重要である。
きていないところを確認したら、次回の講義で必ず質問をする 提出されたレポートによって参加意欲と理解度を判定する。楽
しくて、かつ社会に出て役立つ何かを獲得できる講義を目指す。
準備をすること。
− 30 −
市民教育
松井真理子
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
市民は、選挙をはじめとする政治行政への参加や、NPO・ボ
ランティアなど市民活動への参加等、社会の中で積極的な役割
が期待されるようになっています。しかし、主体的な市民は自
動的に生まれるものではなく、それにふさわしい学習=市民教
育が必要であると考えられています。この授業では、主として
1年生を対象に、入門的な市民教育を行います。地域社会、国
内社会、国際社会の各レベルで、市民としての権利と責任を自
覚し、行動するために必要な知識の習得と意識づくりを目指し
ます。
到達目標
1 政治・行政・司法への市民参加のしくみを理解する。
2 市民活動に参加するための知識とスキルを習得する。
3 多様な人々が共生する社会で生きるために必要な知識とス
キルを習得する。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス・市民と市民社会
第2講 市民の権利
(人権)
第3講 市民の義務
(仕事)
第4講 市民の義務
(税)
第5講 民主政治と市民参加
(市民参加の意義)
第6講 民主政治と市民参加
(選挙)
第7講 民主政治と市民参加
(行政への参加手法)
第8講 民主政治と市民参加
(司法への参加手法)
第9講 市民活動
(1)
第10講 市民活動
(2)
第11講 映画鑑賞
(市民の多様性と民主主義)
第12講 話し合いの技法
第13講 環境問題と市民
第14講 国際社会と市民
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
毎講義時のミニレポート 40%
定期試験 60%
毎回講義時に、教員が作成した資料を配布します。
準備学習
担当教員から一言
新聞、インターネット等でテーマに関する情報を収集し、1時 社会をよくするのも悪くするのも市民です。社会とのつながり
方を知り、つながれる意識を持ってもらえたらと思います。
間程度予習・復習すること。
政治学
小林慶太郎
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この授業では主に、政策の決定や政府の役割など、政治の仕
組みについて、扱っていきます。
例えば選挙。いったいどのような仕組みで行われているので
しょうか。そして選挙というものは、本当に民主的な仕組みな
のでしょうか。そもそも選挙はなぜ必要なのでしょう。そして
政府は、どのような役割を担っているのでしょうか。
できるだけ、その時々の政治ニュースの解説なども行ってい
くことで、学生諸君に、日本の政治や社会の仕組みに対する関
心を高めてもらうことを、この講義のねらいとしています。
到達目標
この講義では、学生諸君が、日本の政治や社会に関する基本
的な用語や知識を身につけ、テレビや新聞の政治ニュースをあ
る程度理解できるようになることを、到達目標としています。
成績評価方法
成績は次のような配分により評価します。
講義時に指示する簡単な課題の提出状況および受講態度:30%
定期試験(自筆ノートのみ持込可)
:70%
準備学習
講義計画
第1講 ガイダンス 政治学と政治
第2講 統一地方選挙を見る
第3講 政治と政策
第4講 政策の決定と民主主義
第5講 選挙とマニフェスト
第6講 圧力団体と政治的景気循環
第7講 さまざまな選挙制度① 小選挙区制
第8講 さまざまな選挙制度② 大選挙区制
第9講 さまざまな選挙制度③ 比例代表制
第10講 多数決と話し合い
第11講 もしも政府が無かったら
第12講 市民革命と夜警国家
第13講 市場の失敗と福祉国家
第14講 政府の失敗と行政改革
第15講 日本の政党政治を展望する
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
なし
(必要に応じてプリントを配布する場合があります)
【参考文献】
浅羽通明「新書で大学の教養科目をモノにする政治学」光文社新
書
(2011年)
北山俊哉、久米郁男、真渕勝「はじめて出会う政治学〔第3版〕」
有斐閣アルマ
(2009年)
担当教員から一言
日頃からテレビや新聞の政治ニュースに目を通すことを心掛け 遅刻や、講義中の中座、飲食、私語、携帯電話の鳴動などは、
るとともに、講義内容のノートを見返して、不明な点などは参 原則禁止します。これらのことが守れない者には、退室を命ず
ることがあります。出席する以上は、真剣な態度で受講して下
考文献等で調べておくようにして下さい。
さい。また、講義中に指名されたら、元気に返事をするように
して下さい。
− 31 −
財政学
三城安生
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
今日の我が国は大きな財政問題を抱えています。具体的には、
膨大な長期政府債務残高や医療・年金・介護などの社会保障関連
費用の増加、長引く景気低迷による税収の落ち込みなどがあり
ます。こうした諸問題に関して、政府の果たすべき役割とはど
のようなものであるか我々も考えていく必要があると言えます。
本講義では国や地方公共団体の経済活動である財政について学
んでいきます。講義を通じ基本的な財政の理解を目指すととも
に、今後私たちが社会で活躍するために必要となる教養として
の財政を学びます。
到達目標
・財政について関心を持てるようにする
・財政に生じている諸問題を認識できるようにする
・租 税や政府支出の在り方を通じて財政の基本的なしくみを理
解する
・日本の財政について自分の言葉で簡単な説明ができるようにする
講義計画
以下のような計画で講義を行います。
第1講 ガイダンス、講義の概要
第2講 政府の役割
第3講 財政制度
第4講 財政問題
第5講 政府支出
第6講 租税の役割
第7講 租税制度
(1)
第8講 租税制度
(2)
第9講 中間試験
第10講 社会保障
(1)
第11講 社会保障
(2)
第12講 財政政策
(1)
第13講 財政政策
(2)
第14講 地方財政
(1)
第15講 地方財政
(2)
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
成績評価の方法は定期試験と中間試験、および小テストにより 特定のテキストは使用しません。各回の講義で使用する配付資
料は、インターネットのホームページを通じて各自で準備して
ます。
もらいます。アクセスの方法については、ガイダンスで説明し
定期試験 50%、中間試験 20%、小テスト 30%
ます。
〔参考文献〕
林宜嗣、
『基礎コース 財政学 第三版』
有斐閣
(2012)
配付資料や参考文献などを用いて自主的な予習・復習を行うこと 特にありません。
に加え、財政に関する新聞記事を自分の言葉でまとめるなど各
自で積極的な復習を行ってください。また、財政関係のニュー
スに関心を持つことを期待します。
社会学
三田泰雅
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
私たちは社会の中で生まれ、育ち、暮らし、そして死んでゆく。
社会は、私たち一人ひとりが集まって作り上げている大きな何
ものかである。
一方で、社会は個人を作る働きも持っている。私たちは成長
するにつれ、何が正しく、間違っているか、また、何が望ましく、
望ましくないかの判断を身につけてゆく。この基準をもたらす
ものが社会である。社会は一人ひとりの心の中に集積するもの
でもあるのだ。
私たちの外と内との両方にある「社会」とは何であるのか。こ
の授業では、社会とはどんなものかを考えてゆく。
到達目標
社会学的なものの見方や考え方を身につける。
成績評価方法
平常点30%、中間試験15%、期末試験55%
準備学習
新聞やニュース等によく目を通しておくことがのぞましい
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 規範と価値
第3講 社会化
第4講 家族とライフコース
第5講 恋愛と結婚
第6講 社会の中の子ども
第7講 学校の機能
第8講 社会階層
第9講 都市とは何か
第10講 社会としての地域
第11講 村落
第12講 開発と地域
第13講 社会的排除と包摂
第14講 グローバル化と日本社会
第15講 まとめ
テキスト・教材(参考文献含む)
授業中に教材を配布する
担当教員から一言
学生諸君の積極的な参加を期待します
− 32 −
メディアの150年史
黒島哲夫
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
一般的にグーテンベルグの活版印刷の発明から情報の拡大再
生産技術が広まり、産業革命による消費社会の形成が今日の都
市文明、なかでも情報に支配される文明を形成してきました。
そこで、本講義では各種のメディア機器が出そろい始めた19世
紀後半から今日のIT化されたネット社会までを、文明史的なト
ピックを追いながら理解していきます。
到達目標
メディアという概念を拡大的に理解し、メディアによって社
会がいかに影響を受けるかを理解していきます。このことは、
都市型文明、劇場型社会、情報化社会の一成員としての常識を
育成に繋がるある種の
「気づき」
を触発して行くことでしょう。
講義計画
1.講義の概略、進め方をガイダンスする。ローマ帝国のリテ
ラシー、中世社会のリテラシーについて
2.印刷革命の拡がり、リテラシーの拡大
3.情報の共有と検証の時代:新聞、百科事典の開発について
4.壁画、絵画、封印された映像からの脱出。動画の登場につ
いて 〜その1〜
5.動画の登場について。〜その2〜 映画の発明
6.情報の電信化、声の送信と受信
7.ラジオの社会的な成立過程を追う。
8.プロパガンダと宣伝の時代 〜その1〜 ヒットラーの場
合
9.プロパガンダと宣伝の時代 〜その2〜 消費社会の形成
について
10.テレビの時代 〜その1〜 速報性、共感文化の創出につ
いて
11.テレビの時代 〜その2〜 国際的同時性、戦争の同時体
験について
12.劇場型社会の功罪。メディアリテラシーとは
13.すべてのメディア特性を飲み込むネット社会とは
14.マクルーハンの格言を検証する。
15.講義のまとめ。試験傾向について。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
期末テストを実施します。記述式、小論文スタイルで行います。 必要に応じて講義の中で資料を配布します。
受講生はご両親の子ども時代のメディア体験(テレビ、ラジオ、 個人独自のメディア活動を可能にしているこの時代にあって、
CD、携帯電話など)の始まりを、その後の経緯を、それとなく メディアという怪物をいかに客観視出来るか、そのヒントを探
聞き取り、自分の場合と比較して考えておくこと。
りたいと思っています。同時に、教養としてのメディア発展の
プロセスを学んでもらいたい。
メディアリテラシー
1年次
2単位
黒島哲夫・木村真知子・関根辰夫・前川督雄
前学期
選 択
講義のねらい
メディアリテラシーとは社会に溢れる様々なメディアを読み
解き、それぞれのメディアを介して伝えられる情報の背景や意
味を評価できる能力、つまり「メディアを読み書きすることがで
きる能力」ということです。この説明だけでは、諸君は理解出来
ないかもしれません。何故ならメディアがあまりにも溢れすぎ
ている環境で育ってきたからです。そこで4名の先生で構成す
るこの講座では、まずは「メディアの楽しみ方」を伝授したいと
思います。メディアに対する接し方をちょっと変えるだけで、
新鮮な発見と感動を体験できるようになるでしょう。
到達目標
各自のメディア環境下で、無意識に当たり前と思っている事
柄に対して、なんらかの観察意識や他のコンテンツやテーマと
比較する意識を持てるようになってもらうことです。
講義計画
1.ガイダンスと教授陣の紹介。それぞれに短い講義内容の説明。
(黒島)
2.メディアとは
3.メディアリテラシーとは
4.メディアを観察し、比較するとは
(関根)
5.CDというメディアに潜んでいる常識と真実のギャップ
6.日本の音楽業界におけるマスメディアとの関わり
7.K-POPとJ-POPの比較による韓国と日本の文化の考察
8.卒業生凱旋講義 or DVDの鑑賞
(前川)
9.デジタルネイティブ 〜幼少時からバーチャル世界に慣れ
親しむ世代〜
10.インターネット 〜マスメディアに並ぶ第5の力〜
11.メディアエコロジー 〜情報環境が心身に及ぼす良い影響
と悪い影響〜
(木村)
12.メディアの今 〜どうなる? どうする? 新聞〜
13.メディアの今 〜どうなる? どうする? テレビ&ラジ
オ〜
14.メディアの今〜どうなる? どうする? 広告コミュニケー
ション〜
15.まとめ。4先生から締めくくりのお話
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
4名の先生がそれぞれ3回講義を受け持ちますが、各先生の3 講義中に、適宜、各先生方が資料を配布するかもしれません。
回目の講義時に小レポートを教室で書いてもらいます。小レポー
トは10点満点で採点され、その平均点から評価します。
特に必要はありませんが、各自の1日なかで、例えば、スマホ 15回の講義中、1〜2回は、卒業生の凱旋講義やDVDの鑑賞な
でネットを見たりゲームをしたりする時間がどれくらいあり、 ど、今季の時節にあったリラックスして受講できる話題を用意
新聞やテレビを視聴する時間がどれくらいあるかなど、メディ したいと考えています。
アと接する行動の時間的な割合を、それとなく事前に掌握して
おいてください。
− 33 −
社会福祉論
新川朋子
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
私たちの生活をめぐる動向(少子高齢化や家庭機能の脆弱化)
を学び、社会福祉基礎構造改革以降、目まぐるしく変化する社
会福祉の動向について把握する。また、社会福祉の概念と基本
理念を深く理解し、法制度の背景にある障害者観、児童観、高
齢者観などについて学ぶ。そして、社会福祉の実践において援
助者がもつべき倫理観や価値観など社会福祉実践における原理
原則についても学習する。
到達目標
・社会福祉の概念と基本理念を理解する。
・社会福祉の歴史を知る。
・社会福祉の担い手を知り、その倫理・原則と援助の技術や方法
を知る。
・障害者福祉、児童福祉、高齢者福祉などの分野ごとの理念・制
度・実施体制を理解し、その課題を考察する。
成績評価方法
準備学習
・日頃から、新聞やニュースなどに興味を持ち、見聞を広げ、
社会福祉の動向を調べるようにする。
・指定された次回のテキスト範囲は、必ず読んでくること。
・授業時間内に持ち込みなしの小テストを実施するので、その
ための復習をすること。
松井真理子
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
人権とは、全ての人が一人ひとり大切にされ、人間らしく生
きることを保障されることです。この授業では、人権を差別の
問題だけに狭く捉えず、人権が生まれてきた経緯や発展の歴史
など、基本からしっかり学びます。また、差別を受けやすい人
の個別の人権課題についても学び、人権感覚に敏感な人づくり
を目指します。
到達目標
1 人権の概念を正確に理解する。
2 人権侵害に敏感になる。
3 個人の人権の尊重と、共同体による社会づくりとの関係を
理解する。
成績評価方法
毎講義時のミニレポート 40%
定期試験 60%
準備学習
テキスト・教材(参考文献含む)
後藤卓郎編集 『シリーズ福祉新時代を学ぶ-新選・社会福祉』第
2版 みらい
定期試験60% 小テスト30% 授業内のレポート10%
人権論
講義計画
第1講 ガイダンス、講義の概要
第2講 私たちの暮らしと社会福祉
第3講 社会福祉の概念と基本理念
第4講 社会福祉を巡る動向
第5講 日本の社会福祉の歴史
第6講 イギリスとアメリカの社会福祉の歴史
第7講 北欧の社会福祉の歴史
第8講 社会福祉の法制と実施の仕組み
第9講 社会福祉の担い手
第10講 福祉専門職を巡る課題
第11講 社会福祉援助の方法
第12講 児童福祉
第13講 障害者福祉
第14講 高齢者福祉
第15講 社会福祉の課題と今後の方向性
定期試験
担当教員から一言
社会福祉とは、
「人々の暮らしが、よくあり続けるための社会的
な努力や方策」といえます。現代社会において社会福祉を学ぶこ
との意義を理解し、思考を止めず自ら学び考える姿勢を持って
授業に臨んでください。
講義計画
第1講 ガイダンス・人権とは何か
第2講 人権の歴史
(1)
第3講 人権の歴史
(2)
第4講 自由権
(1)
第5講 自由権
(2)
第6講 社会権
(1)
第7講 社会権
(2)
第8講 マイノリティの人権
(部落問題)
第9講 マイノリティの人権
(障害がある人1)
第10講 マイノリティの人権
(障害がある人2)
第11講 マイノリティの人権
(外国人)
第12講 マイノリティの人権
(女性)
第13講 マイノリティの人権
(子ども)
第14講 暮らしの中の人権
第15講 人権のまちづくり
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回講義時に、教員が作成する資料を配布します。
(参考文献)
四日市市人権センター
「人権の基本
(中・上級編)
」
その他、国・自治体が作成している各種人権パンフレット
担当教員から一言
日々の新聞やテレビ等のニュースで報道されていることがら、 わかりやすい映像教材を使って理解を深めます。人権はあらゆ
あるいは日常の生活の中で起こっていることがらについて、講 る学習の基礎ですので、ぜひ受講してください。
義で学んだ人権がどのように生かされているか、あるいは生か
されていないか、毎日考えてみてください。
− 34 −
ジェンダー論
1年次
2単位
前学期
選 択
講義計画
到達目標
第1回 ガイダンス
第2回 ジェンダーとは何か1
第3回 ジェンダーとは何か2
第4回 性別役割分担と家族1
第5回 性別役割分担と家族2
第6回 日本のジェンダー格差1
第7回 日本のジェンダー格差2
第8回 世界から見た日本のジェンダー格差1
第9回 世界から見た日本のジェンダー格差2
第10回 世界のジェンダー問題1
第11回 世界のジェンダー問題2
第12回 性の多様性性の多様性
第13回 セクシュアル・ハラスメント
第14回 ドメスティック・バイオレンス
第15回 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
柴田啓文
講義のねらい
いわゆる「男らしさ」
、
「女らしさ」を社会的な観点から検討し
ます。
「ジェンダー論」は、私たちが当り前のこととしている「男らし
さ」や「女らしさ」を問い直すものであり、
「ジェンダー」は日々の
暮らしの中で経験する非常に身近な問題です。
そうであるからこそ、「ジェンダー論」を学ぶことは私たちの
生き方に大きな影響を与え、人生を変えてしまうほどの力があ
ります。ですから、この講義を受講されるみなさんにも、講義
する私自身にも、ある種の
「覚悟」
が求められます。
「ジェンダー」に関わる基本概念の理解。
インターネットを通してジェンダーに関わる情報を収集、分
析するための基本知識の習得。
平常点40%と定期(レポート)試験60%により評価Lます。平常点 テキストは使用しません。
「癒しのセクシートリップ」
(太郎次郎社、
は、
「教育支援システム」上の小テスト、授業中の課題提出など 参考文献:安積遊歩著
2100円)
。
によります。
準備学習
講義の前に取り上げるテーマについて、インターネットでどの
ような問題があるかについての情報を集めてください。また、
講義のあとに、各自の観点で情報を分析し、自分の考えをまと
めてください。
現代社会と人間
1年次
2単位
後学期
選 択
担当教員から一言
受講者が少ない場合はコンピュータ教室を利用します。受講者
が多い場合はー般教室での講義となりますが、学習支援システ
ム(MOODLE)やTwitterを利用します。事前にコンピュータに
ついての特別な知識は必要ありません。
講義計画
到達目標
第1講:ガイダンス、現代社会の問題群
第2講:第1章 プロローグ1
第3講:第1章 プロローグ2
第4講:第2章 人口爆発
第5講:第3章 通信革命と金融革命1
第6講:第3章 通信革命と金融革命2
第7講:第4章 世界の農業とバイオテクノロジー1
第8講:第4章 世界の農業とバイオテクノロジー2
第9講:第5章 ロボットとオートメーションと新しい産業革命
第10講:第6章 自然環境にせまる危機1
第11講:第6章 自然環境にせまる危機2
第12講:第7章 国民国家の将来1
第13講:第7章 国民国家の将来2
第14講: ポール・ケネディが予想しなかったもの
第15講: まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
富田 与
講義のねらい
この講義では、前世紀の終わりに「21世紀の課題」として提起
されていたいくつかの論点を考えていきます。テキストにする
『21世紀の難問に備えて(上巻)
』は、イギリス生まれの歴史学者
ポール・ケネディが1993年に発表したもので、20世紀の終わりの
時点で、21世紀にどのような事が問題となりうるかを歴史を踏
まえて予想したものです。広範な内容は、現代社会の人間が直
面する問題を考える手がかりを提供してくれます。
到達目標は「いま、何が問題かを理解する」
です。
『ポール・ケネディ21世紀の難問に備えて (上)
』
ポール・ケネ
章ごとのレポートと最終レポートで評価します。
最終レポートは原稿用紙5枚程度。テーマは講義の中で指示し ディ著 草思社 1900円
ます。
準備学習
予習のために各章ごとにレポート課題を出します。
担当教員から一言
広いテーマを少しずつつまみ食いしながら、いまの社会を見る
手かがりをつかんでみてください。
− 35 −
憲法
中西紀夫
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
大学での一般教養課程で履修対象の社会科学系列科目の中に
「憲法」が加えられているのは、すべての法律の基本法というだ
けでなく、将来どの方向に進むにせよ、立派な社会人として世
の中に貢献していくのに重要な教養であると考えられているか
らです。したがって、しっかりと学んでもらいたいと思います。
到達目標
各項目の内容把握だけでなく、できるだけ多くの規定を認識
できるようになってもらいたいと考えています。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 憲法の機能
第3講 天皇と国民の関係
第4講 国民の三大義務
第5講 基本的人権とその種類
第6講 環境権
(判例的考察)
第7講 憲法上の権利と義務
第8講 法の下の平等
第9講 絶対平和主義
第10講 国家機密と国民の知る権利
第11講 平等な投票にするための権利義務
第12講 行政救済
第13講 国際私法
第14講 憲法改正問題
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
成績は、次のような評点配分です。
定期試験 85%
受講態度 15%
テキスト:中西紀夫著 『社会環境と法』
嵯峨野書院
(2010年) 2600円+税
(価格)
準備学習
担当教員から一言
予習と復習は必ずして下さい。内容はテキストを読むこと及び わからないことがあれば、遠慮なく質問してください。
自筆ノートや確認問題のチェックなどです。また、発展的な学
び方を希望される方は、自分に合った六法を購入しておくとよ
いでしょう。
法学
中西紀夫
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
社会科学系の学部で「法学」が中心的な教養科目に位置づけら
れるのが多いのは、各方面の指導者養成等のための単位取得要
請科目であるというだけでなく、人生の礎となる科目であると
いうことではないかと思いますので、その視点に立って講義を
進めていきたいと考えています。
到達目標
常に法律的な視点にも立って物事を考えられるようになるこ
とを、到達目標にしたいと思います。
成績評価方法
講義計画
弟1講 ガイダンス
第2講 〇社会規範 〇実定法と自然法
第3講 〇六法の意味 〇法源
第4講 〇制定法の体系 〇法の形式による分類
第5講 〇法の種別
(国内法)
〇国内法と国際法
第6講 〇公法と私法 〇裁判による権利の実現
第7講 〇法の適用 〇法解釈における問題点
第8講 〇権利と義務 〇権利義務の主体と客体
第9講 〇罪刑法定主義
第10講 〇法と裁判
(裁判の仕組み)
第11講 〇民事裁判 〇刑事裁判 〇行政裁判
第12講 〇司法権の独立と公開主義
第13講 〇自由心証主義 〇今日までの裁判の課題
第14講 〇裁判員制度とその課題
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
成績は、次のような評点配分です。
定期試験 85%
受講態度 15%
テキスト:中西紀夫著 『社会環境と法』
嵯峨野書院
(2010年) 2600円+税
(価格)
準備学習
担当教員から一言
予習と復習は必ずして下さい。内容はテキストを読むこと及び わからないことがあれば、遠慮なく質問してください。
自筆ノートや確認問題のチェックなどです。また、発展的な学
び方を希望される方は、自分に合った六法を購入しておくとよ
いでしょう。
− 36 −
民法入門
小林聖仁
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
法の分類には様々な分類方法があるが、民法(民事法)とよば
れる法分野に属する法は、
その分量だけでも非常に多い。しかし、
今後において他の法律を学んで行くにあたって、契約・代理・不
法行為・相続などの概念の理解は他の法分野の学習の理解に非常
に大きいといえる。そこで、1年次に、まず民事法分野の概要
と最低限の基礎知識を初学者に分かりやすい身近な例を豊富に
引きながら示すことにより、法律学習の礎としたい。
到達目標
今後民事法分野の学習を進めていく上で必要な民法条文の主
要部分につき基本的な定義(用語の意味)を正確に理解すること
を目標とする。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
小テスト65%、定期試験35%
テキスト
今尾真・大木満・黒田美亜紀 編著
「フレッシャーズのための民事
法入門」
(成文堂)
教材
条文については鎌田薫 編「デイリー六法2015 平成27年版」
(三
省堂)
を参照する。
裁判例については適宜プリントを配布する。
準備学習
講義を受ける前に予定されているテーマにつき、テキストを読
んでおくこと。
講義の後には小テストを予定している。解答及び解説は次の講
義の冒頭にプリントで配布するので、誤答した問題については
テキストの記述との関連を確認しておくこと。
倫理学
牛島 謙
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
テーマは「医療を通じて日本の社会を考える」
です。
『ブラックジャックによろしく』というコミックを読んだこと
がありますか。そこには、日本の医療が抱える諸問題が克明に
描かれています。
この講義では、日本の医療の問題点を浮き彫りにしながら、
アメリカの医療と対比させていきます。そして、欧米人、特に
アメリカ人と日本人の考え方・生き方の違いを知ってもらいま
す。そして、日本の医療の質はほんとうに高いといえるかどう
かを患者の立場で考えてください。
到達目標
到達目標は、国際的な視点から日本の社会を見る力を養成す
ることです。医療という人の命に直接かかわる場面で、社会の
あるべき姿を考えることができるようになりましょう。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス、講義の概要
(民法とはどのような法律か)
第2講 契約の成立
第3講 契約の有効性
(1)
第4講 契約の有効性
(2)
第5講 契約の主体
第6講 契約の種類
第7講 契約違反に対する救済
第8講 契約の効果が第三者に帰属する制度
第9講 所有権の意味とその効力
第10講 不法行為
第11講 債権の担保
第12講 民事裁判の概要
第13講 家族の法
(1)
――親族法
第14講 家族の法
(2)
――相続法
第15講 発展学習――民法と現代の新たな契約
定期試験
担当教員から一言
私語は厳禁。テキスト・教材・筆記具等を持参し、授業を受ける
体制で参加すること。テレビ・新聞紙上で紹介される法的問題に
も注意し、
事前知識を得ておくとなおよい。条文を参照するので、
各自六法を用意すること。
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 映像で見る日本の医療の諸問題
第3講 日本の医療の諸問題:終末期医療
第4講 日本の医療の諸問題:大野病院事件
第5講 患者の権利に基づくアメリカの医療
第6講 日本の医療の特殊性:診療ガイドライン
第7講 日本の医療の特殊性:医薬品
第8講 バイオエシックス
(生命倫理)
第9講 医療事故に対する日本の制度
第10講 医療事故の事例
第11講 アメリカの医療事故研究
第12講 マサチューセッツ州医師登録局
第13講 同意法理の三つの判決
第14講 同意法理
第15講 インフォームド・コンセントの法理
テキスト・教材(参考文献含む)
成績は次の2点で評価します。
1 レポート 20%
2 定期試験 80%
牛島研究室編
『
「倫理学」
講義2015』
準備学習
担当教員から一言
毎回の講義内容はインターネットで公開しています。テキスト 画像や映像を多用したビジュアルな講義を楽しんでください。
教材はすべてデジタル化されています。授業は全回そして全時
の解答や授業中に使用した教材について参照してください。
間、プロジェクタを使用します。
牛島研究室OnLine > ハイパー講義2015
http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/lecture/2015/
− 37 −
哲学
牛島 謙
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
テーマは「インターネットの哲学」
です。
日本でもインターネットを活用している人は多数います。し
かし、利用者は増えたものの、インターネットがどのような人々
によってどんな想いで創られたかは、意外と知られていません。
この講義の目的は、インターネットというネットワークの特
質を理解することです。特にその設計思想に焦点をあてていき
ます。アメリカの人々がどういう想いでインターネットを創っ
たのか、そしてどういう人々がインターネットを支えているの
かを知ってもらうのが、この講義のねらいです。
到達目標
到達目標は、インターネットというテーマを通じて、アメリ
カ人の考え方や生き方を理解してもらうことです。アジアに位
置する日本と大きく異なっていることがわかってもらえばと思
います。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 ウィキペディアとウェブ2.0
第3講 グーグル対ヤフーの日米比較
第4講 インターネット小史
第5講 ARPANET
第6講 RFCの精神
第7講 ウェブの創造
第8講 ハッカー倫理
第9講 インターネットの設計思想
第10講 自律分散のネットワーク
第11講 エンド・ツー・エンド
第12講 IETFとは何か
第13講 IETFの道
第14講 まとめ:インターネットとその精神
第15講 インターネットの未来
テキスト・教材(参考文献含む)
成績は次の2点で評価します。
1 レポート 20% 送信フォームで提出
2 定期試験 80%
牛島研究室編
『
「哲学」
講義2015』
準備学習
担当教員から一言
毎回の講義内容はインターネットで公開しています。テキスト 画像や映像を多用したビジュアルな講義を楽しんでください。
の解答や授業中に使用した教材についても参考にしてください。 教材はすべてデジタル化されています。授業は全回そして全時
間、プロジェクタを使用します。
牛島研究室OnLine > ハイパー講義2015
http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/lecture/2015/
芸術学
吉村壽夫
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
芸術とは、スポーツから芸能までを包括し、精神力学、心理学、
生理学の分野をも領域としている。芸術とは
「生きがい」
「夢」
「希
望」を満たすものである。高次元の未来文明とは、西洋文化と東
洋文化の融合である。その融合させるのが芸術であるとも言わ
れている。人類の文化の曙は、紀元前4、5万年、人間が自ら
火を作ることの発見であった。現代美術の表現は、コンピュー
タ・アート、空間を意識した環境美術、アース・アートへと多様
化されてきている。講義では原始美術史から現代美術史までを
総合的に理解させることを目的とする。
到達目標
講義では、美術史、美術概論、少々の実技、また、DVD等の
鑑賞活動を通じ、歴史と美術のかかわりの美術理論、形態学、
色彩学などを総合的に理解させ、美の発見、そして創造の喜び、
感動を与えることを目的とする。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス、美術概論
第2講 古代の写実・様式・紋様
第3講 エジプト様式
第4講 ギリシャ・カノン
第5講 美術三大要素の説明と実技
第6講 イタリア・ルネッサンス
第7講 レオナルド・ダ・ビンチ、ミケランジェロ、ビデオ講義
第8講 構図の動と静、光と影
第9講 印象派・東洋と西洋
第10講 フォービズムとキュービズム
第11講 紙によるファクツーラ実技
第12講 人間回復の試みとシューレアリズム
第13講 20世紀現代美術造形
第14講 講義全体のまとめ説明
第15講 レポート試験内容説明
「定期試験」
テキスト・教材(参考文献含む)
次のような配分により総合評価
小レポート、実技および講義への参加状況 (50%)
定期試験 (50%)
テキスト教材は「西洋美術史」高階秀爾、美術出版社 *教材は
必備
(レポート提出に必要)
講義内容の内30%が実技講義、その実技費自費
準備学習
担当教員から一言
「美術のみかた」、「美術の歴史」
、
「現代芸術入門」
、
「文明論」
、 芸術文化論、美学を通じて、物の見方、考え方を多角的、また
西洋美術史、日本美術史、美術ビデオ教材DVD、テーマごと資 創造性豊かにして、陶冶された人間性を構築してもらいたい。
料提供。
− 38 −
文学
永井 博
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
日本の文学において現代性が顕著になってくるのは、だいた
い1920年代のことである。<都市>の成立を背景とする新しい
感受性の表象、芸術の他ジャンルとの積極的な交流、世界的同
時性などといった、それまでにはない要素が立ち上がり始めた
のである。そこで生み出された文学作品が取り上げた様々な問
題は、当然のことながら今日の私たちが直面しているものに通
じるものである。本講義では、
多くの文学者たちがどんな問題を、
どのように取り上げ、どんなふうに格闘し、どのように克服・敗
北してきたかについて考えてみたい。
到達目標
現代の私たちに身近なものとして1920年代以後の文学をとら
え直すとともに、現代を生きる私たちの指針としていくことを
到達目標としたい。
成績評価方法
講義計画
第1回 ガイダンス
第2回 志賀直哉
「城の崎にて」
①
第3回 志賀直哉
「城の崎にて」
②
第4回 横光利一
「頭ならびに腹」
①
第5回 横光利一
「頭ならびに腹」
②
第6回 近代日本の日記
第7回 戦争の時代の日記
第8回 近代俳句概観
第9回 戦争と俳句
第10回 丹羽文雄
『還らぬ中隊』
①
第11回 丹羽文雄
『還らぬ中隊』
②
細12回 丹羽文雄
『還らぬ中隊』
③
第13回 丹羽文雄
『還らぬ中隊』
④
第14回 近代短歌概観
第15回 斎藤茂吉
テキスト・教材(参考文献含む)
受講態度50%、定期試験50%を目安にして総合的に判断する。
プリントなどの資料を配布します。
準備学習
担当教員から一言
『鑑賞日本現代文学』(全36巻・角川書店・本学情報センターに架 一番大切なことは自分で作品を読んで考えることです。私の講
蔵)の関係各巻などを参考にするとよい。また、講義で取り上げ 義を聴くのはもちろんですが、それだけでは意味がありません。
る作家と作品の数には限りがあるので、他の作家の作品もたく それを参考にして、必ず自分で作品を読むようにして下さい。
さんよ読んでみてください。
文章表現論
1年次
谷崎智子
2単位
前学期・後学期 選 択
講義のねらい
ことばの持つ重要な機能は、思考と伝達である。私たちは、
ことばを通して物事を考えている。ことばにならない漠然とし
たイメージの時も思考している。ことばという小さな出口を使っ
て、思考をまとめたり表現したりする。ここではそのことばを
使って日本語の文章表現を行えるようにしたい。文章を書くに
は、自分の内面にあることばを生かし、語彙を増やしてさらに
書きことばを使うことが必要となる。必要に応じてことばの使
い分けげできるようにしたい。
到達目標
日本語の文章表現を学んできたのっで、それを生かし、自分
でのことばでいかに相手に伝えることができるのかを考えるこ
とを目標としたい。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンスと講義概要
第2講 原稿用紙の使い方
第3講 日本語の表現 ①
第4講 日本語の表現 ②
第5講 日本語の表現 ③
第6講 小論文の書き方 ①
第7講 小論文の書き方 ②
第8講 小論文の書き方 ③
第9講 小論文の書き方 ④
第10講 小論文の書き方 ⑤
第11講 小論文を書く ①
第12講 論文と卒論の書き方 ①
第13講 論文と卒論の書き方 ②
第14講 小論文を書く ②
第15講 小論文を書く ③
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
積極的に参加し・学習意欲を持つことについて評価をする。10%
小論文 30%
定期試験 60%
講義時にプリントを配布します
準備学習
担当教員から一言
文章の書き方の本は多数出版されています。各自でそれらを読 実際に小論文を書きます。積極的に講義に出席すること。普段
から新聞
(社説等)
をよく読む習慣をつけておく。
んで学習して講義に臨んでください。
− 39 −
文章表現論
1年次
永井 博
2単位
前学期・後学期 選 択
講義のねらい
日本語に限らず、ことばについて学ぶということはそのこと
ばによって生きる人間についての理解を深めるということであ
る。言い換えれば、それは単に文法や単語を覚えたりするだけ
のものではなく、ことばで生きている人のものの考え方や感じ
方を学ぶということである。私たちが日本語を学ぶ時も、日本
語で考え、日本語で感じ、日本語で生きている人たちのものの
考え方や感じ方を学ぶのである。ことばについて学ぶというこ
との、このような理解に立って、受講者全員で「文章」による「表
現」
の技術を磨きたい。
到達目標
ことばについて様々な視点から理解を深めつつ、文章を書く
ことで自分の考えや感じ方をいかに人に伝えるか、そのトレー
ニングをし、文章を書く力をつけることを目標にしたい。
成績評価方法
講義計画
第1回 ガイダンス
第2回 文章表現に関する諸問題 その1 仮名づかい 01
第3回 文章表現に関する諸問題 その2 仮名づかい 02
第4回 文章表現に関する諸問題 その3 漢字制限 01
第5回 文章表現に関する諸問題 その4 漢字制限 02
第6回 文章表現に関する諸問題 その5 送り仮名 01
第7回 文章表現に関する諸問題 その6 送り仮名 02
第8回 前半の復習
第9回 原稿用紙の使い方
第10回 論理的文章の書き方 01
第11回 論理的文章の書き方 02
第12回 文章表現の練習 01
第13回 文章表現の練習 02
第14回 文章表現の練習 03
第15回 文章表現の練習 04
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
受講態度40%、定期試験40%、提出物20%を目安に総合的に判
断する。
プリントなどの資料を配布します。
準備学習
担当教員から一言
文章の書き方についての本はたくさん市販されているので、自 ドリルや説明文の書き方を練習したものなど、何回か提出物を
出してもらうので、積極的に出席すること。教室に来て、自分
分でいくつか読んでみること。
なりに考え、文章を書く練習をすれば、得るものはきっとある。
文章表現論
1年次
高田晴美
2単位
前学期・後学期 選 択
講義のねらい
文章を読む能力、書く能力は、大学で、そしてこれからの人
生の様々な場面で必要とされます。単に日本語で文章っぽいも
のを書けばそれでいいわけでもありません。文章には、目的に
応じたスタイル、論理の構成や展開、主張の盛り込み方など、
おさえなければならないツボが多々あります。それは、何とな
くではなく意識して構成を練り、書くという訓練を通してしか、
なかなか身に着けられません。この講義では、読み手に言いた
いことが伝わる分かりやすい文章とは何かを考え、論理展開を
意識して構成を練り、文章にしていく訓練をします。
到達目標
レポート、小論文等、大学での学業や、就職活動、そして社
会人として活躍するであろう将来において役立つ文章表現力を
身に着ける。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス、分かりやすい文章とは
第2講 分かりやすい文を書くためのスキル①
第3講 分かりやすい文を書くためのスキル①
第4講 パラグラフ・ライティング①
第5講 パラグラフ・ライティング②
第6講 パラグラフ・ライティング③
第7講 パラグラフ・ライティング④
第8講 レポートの基本
第9講 小論文の基本①
第10講 小論文の基本②
第11講 小論文の練習①
第12講 小論文の練習②
第13講 小論文の練習③
第14講 小論文の練習④
第15講 小論文の練習⑤
定期試験
(作文)
テキスト・教材(参考文献含む)
ほぼ毎回の提出課題(60%)
定期試験(40%)
毎回プリントを配布します。
準備学習
担当教員から一言
日頃から、本や新聞の記事、社説、コラムなど、文章を読む機 文章力は一朝一夕には身に付きません。地道にコツコツと課題
会を多く持つようにしましょう。読む際には、論理展開の仕方 をこなすことを厭わない方のみ履修してください。
を意識するとよいでしょう。
− 40 −
教育学
小森久衛
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
今日の教育改革の諸問題学校教育行財政改革が今日的課題と
して継続的に議論され、順次実施されているが、その社会的合
意を欠く拙速な進行が危惧されつつも、一方で、その必要性へ
の国民的理解も漸次形成され、地域社会での多様な相互連携的
な取り組み・運動が主体的地域主権の実質を示し始めている。本
講義では、政府関係の具体的な改革案に即してその問題点と課
題を考察する。
到達目標
教育改革課題の実効的実施は、その担い手の現実的で実践的
な課題意識・自覚のあり方に依存する。この課題は、文化、伝統、
生産関係等の再生産に係わる諸施策への共同的=連帯的市民参
加の基礎としての民主主義形成への問題提起としての受け止め
が求められる。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
テキスト:講義ごとにレジュメ・資料を配布する。
教 材:講義の中で適宜指示する。
参考文献:授業の中で適宜支持する。
定期試験で評価する。
合否の最終判定で出欠状況を考慮することがある。
準備学習
担当教員から一言
本講義は、今日の教育・学校改革に関する諸問題を
「批判的」に考
察する。常に現実的で継続的な観点から興味・関心を持つ学生諸
君とともに、今後の望ましい改革のありかたについて議論して
みたい。
前回までの講義内容を踏まえて主体的に参加すること。
宗教学
三好俊徳
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
多くの日本人は宗教に無関心であると言われるが、実は宗教
は現代日本人の生活にも深く関わっている。それでは、日本の
宗教はどのようなものがあるのか、またそれらは日本人の生活
にいかに関わってきたのか。この講義では、世界の宗教と比較
するなかで仏教の特徴を明らかにし、さらに仏教を中心とする
日本の宗教の諸相について歴史的経緯を踏まえて解説し、具体
的事例を示しながら宗教と社会について考えることを目指す。
到達目標
講義計画
① ガイダンス
(講義のねらいと概要)
② 教育とは何か
(教育の概念)
③ 精神発達と教育の相互関係
[教育・発達・学習心理学的視点か
ら]
(1)
④ 同上
(2)
⑤ 同上
(3)
⑥ 同上
(4)
⑦ 現代社会の教育改革的諸問題
(総論)
⑧ 教育の地方分権と規制緩和・民営化
⑨ 教育行財政改革の諸問題
⑩ 改正
「教育基本法」
⑪ 教育課程と
「学習指導要領」
⑫ 「教育振興基本計画」
⑬ 教育委員会制度、教科書検定制度
⑭ 道徳教育の教科化、等
⑮ 講義のまとめ
定期試験
まず宗教についての基礎知識を習得することを目標とする。
そのうえで、仏教をはじめとする日本における宗教の様相を学
ぶことで、宗教と社会との関係について理解を深め、主体的に
宗教について考えるための基礎知識および方法を習得すること
を目指す。
講義計画
第1回 ガイダンス
第2回 世界の宗教
(1)
―ユダヤ教
第3回 世界の宗教
(2)
―キリスト教
第4回 世界の宗教
(3)
―イスラム教
第5回 世界の宗教
(4)
―儒教
第6回 世界の宗教
(5)
―仏教
第7回 世界の宗教
(6)
―大乗仏教
第8回 日本仏教の宗派
(1)
第9回 日本仏教の宗派
(2)
第10回 日本仏教の宗派
(3)
第11回 日本仏教の宗派
(4)
第12回 仏教と国家
第13回 仏教と神道
(1)
第14回 仏教と神道
(2)
第15回 まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
授業時に資料を配付する
筆記試験70%と平常点(授業への意欲や受講態度など)30%を合 〈テキスト〉
わせて評価する。
予習として、参考図書を読むなどして、各回のテーマに関心を 特にありません。
持って参加すること。復習として、毎回、授業中に指示したテ
キストや配布資料を用いて知識の定着を図ること。
【参考文献】末木文美士
『日本宗教史』
、岩波新書、840円 − 41 −
心理学
田中伊知郎
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
自然科学的なものの見方をする認知心理学の視点から、私た
ちが外界から得る情報の特徴を解説します。この人類に特徴的
な過程を明らかにすることと、もう一つ人類が普遍的に行って
いる「相手に理解してもらえる情報伝達」とはどういうものかの
学習を講義のねらいとします。
到達目標
表現と伝達における人類の特性の理解と、それに基づくより
相手に伝えやすい情報伝達の実践を到達目標にします。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス・視覚情報:色彩 色の対処理
第2講 視覚情報:色彩 表現
(映像・絵画)
における補色の利用
第3講 第1回小テスト 視覚情報・色彩
第4講 第1回小テスト返却・講評
第5講 視覚情報・形 両眼視
第6講 視覚情報・形 アフォーダンス
第7講 第2回小テスト 視覚情報・アフォーダンス
第8講 第2回小テスト返却・講評
第9講 実験心理学からみた学習
第10講 個体学習と社会学習の違い
第11講 社会学習における課題
第12講 心の理論:人類における「教えること」の成立(レポート
課題の配布)
第13講 心の理論:理解できるコミュニケーションの基礎となる
同情
第14講 実験心理学の技法・統計:因子分析を例にして
第15講 レポート返却・講評
定期試験 小テスト・レポートの合計が60点に満たない者だけが
対象
テキスト・教材(参考文献含む)
佐々木正人著 岩波科学
第1回小テスト 30% 第2回小テスト 30% レポート 「アフォーダンス・新しい認知の理論」
ライブラリー 1260円
40%
各課題の不合格者には追加課題を指示し、クリアしたら点数を
加算します。それでも、60点に満たない者だけ、定期試験(最高
60点)を行います。
準備学習
色彩では、補色を使った絵画を画像検索してください。アフォー
ダンスでは、事前にテキストを読み、講義で指示された動画を
必ず見てください。また伝達では、必要に応じて子安増生著「心
の理論」
岩波科学ライブラリー 1260円を参考にしてください。
文化論a
谷崎智子
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この講義では、民話・食具・結婚について考える。
日本の民話を中心にして、外国の同じような作品との類似点
や相違点を明らかにし、その国の生活や文化とどうかかわって
きたのかを考えていきたい。
私たちが毎日使っている食具
(箸・スプーン・フォーク・ナイフ)
が世界でどのように発達して使われてきたのかを明らかにした
い。
結婚という人生最大のイベントについて、国によってどのよ
うな違いがあるのかを明らかにしたい。
到達目標
教養としこの講義を理解し、知識を深めてほしい。国だけで
はなく積極的に自分で考えるる力をつけてほしい。
成績評価方法
担当教員から一言
教育は一方向の情報発信でなく、双方向の情報通信によって達
成されます。みなさんの対応によって、授業の流れを機動的に
変えて、よりよい理解を目指します。そのため、小テストおよ
びレポートには必ずコメントつけて返却いたします。
講義計画
第1講 ガイダンス・講義概要
第2講 民話の起こりと発達
第3講 「うぐいすの里」
第4講 「飯くわぬ女」
第5講 「鬼が笑う」
第6講 「浦島太郎」
第7講 「火男の話」
第8講 「鶴女房」
第9講 「手なし娘」
①
第10講 「手なし娘」
②
第11講 食具 箸
第12講 食具 スプーン
第13講 食具 フォークとナイフ
第14講 結婚 ①
第15講 結婚 ②
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
積極的に講義に参加・学習意欲について評価をする 10%
定期試験 90%
講義時にプリントを配布します
参考文献
河合隼雄 『昔話の深層』
福音館書店
マックス・リューティ 野村滋訳 『昔話の本質と解釈』
福音館
書店
蹟敬語 『日本の昔話』
(Ⅰ〜3)
岩波文庫
準備学習
担当教員から一言
第2講にこの講義で取り上げる民話を配布します。第3講以下 講義は一方向からの発信ではなく受け手の学生の積極的な態度
では必ず次回の作品を読んで自分なりに理解して講義に参加し によって成り立ちます。自分で学んだ事柄をもとに自分でさら
に考えてほしいと思います。
てすること。
− 42 −
文化論b
前川督雄
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この講義の主題は、人間そして文化です。
文化をもち言語を使う動物はたくさんいます。しかし、祝祭
や葬礼を行う生き物は人類だけです。音楽は祝祭と密接に結び
つき、古来、祝祭のなかで大切な役割を果たしてきました。世
界各地の音楽には、民族の太古からの智慧がつまっています。
また音楽は娯楽やコミュニケーションの重要な鍵となります。
「文化論b」では、音楽と祭りを主な切り口にして文化人類学・
民族藝術学の基礎を学びます。
到達目標
人類史の中で自分の立つ位置、現代の世界の中で自分の立つ
位置をつかむ。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
なし。
小レポート40%、期末試験60%
準備学習
担当教員から一言
人文系列の枠組みを超えた学際的・総合的な講義内容になります。
この講義では知識の獲得よりも、自分で感じ、考えることを特
に重視します。
毎回のテーマをよく考えること。
歴史学
岡 佑哉
講義計画
第1講 ガイダンス/人間と動物の違い
第2講 人類はいつどこで生まれたのか
第3講 人類はどのように世界にひろがったのか
第4講 民族と文化 アフリカ
第5講 文化をつくる脳機能1
第6講 文化をつくる脳機能2
第7講 民族と文化 ペルシャとインド
第8講 民族と文化 シルクロード
第9講 文化の衝突
第10講 文化相対主義
第11講 民族と文化 世界遺産
第12講 民族と文化 コーカサス
第13講 神と祭り ヨーロッパの一神教
第14講 神と祭り 東南アジアの多神教
第15講 まとめ
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
現代の国際秩序・国家体制・社会状況・価値観などは、すべて歴
史的な背景のもとに形成されているが、歴史というと人物・出来
事を覚える「暗記科目」という印象を持つ人も多いと思われる。
しかし、歴史学という学問は常識にとらわれず通説を疑い、歴
史上の人物・出来事・時代の捉え方を考察するものである。本講
義は、日本史(特に近現代史)を中心に教養としての知識のみな
らず、歴史学という学問の意義を学習する。その際、教科書的
な通説とあわせ近年の研究を紹介し、歴史には多様な捉え方が
存在することを学ぶ。
到達目標
①教養としての歴史(本講義は日本史中心)の知識を身につけ
る。②知識を活用し論理立てて記述をする力を身につける。③
物事を複眼的・客観的に捉える力を身につける。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス―歴史を学ぶ意味とは?―
第2講 日本文化のはじまり―縄文・弥生・古墳時代―
第3講 律令国家から王朝国家へ―飛鳥・奈良・平安時代―
第4講 武家政権の成立と展開―鎌倉・室町・戦国時代―
第5講 江戸幕府の支配体制―江戸時代―
第6講 討幕運動と明治新政府の成立―幕末・維新期―
第7講 国会開設運動と憲法制定―明治時代中期―
第8講 日清戦争と日露戦争―明治時代後期―
第9講 「大正デモクラシー」
―大正時代―
第10講 満洲事変と
「国家改造」
運動―昭和戦前期―
第11講 日中戦争から日米開戦前夜へ―昭和戦時期
(1)―
第12講 アジア・太平洋戦争―昭和戦時期
(2)
―
第13講 戦後日本と象徴天皇制―昭和戦後期―
第14講 昭和末期〜平成日本の政治と社会―現代―
第15講 講義の総括
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
定期
(筆記)試験。受講態度について①私語厳禁、②スマホ・音楽 なし。毎回プリントを配付する。
プレーヤー・イヤホンなど私物はカバンにしまうこと、③トイレ
などやむを得ない理由で一時退出する場合は必ず申し出ること。
以上が守れない学生については受講を認めない。
準備学習
本講義は日本史を中心に行うため、高校時代の教科書があれば
事前に基礎知識を確認するとよい。復習は、講義プリントや板
書を熟読すること。また、興味があるものは参考文献を読んで
みるのも勉強になる。
担当教員から一言
本講義は、歴史に対する興味関心を持って、漫然と講義を聞く
だけでなく積極的にメモを取る姿勢が求められるが、高校レベ
ルの知識も確認しながら進めるので、日本史を習っていないと
いう学生もぜひ受講してほしい。
− 43 −
論理学
牛島 謙
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
論理学の知識は数学や情報工学だけでなく、社会科学を専攻
する学生にも必要になっています。
この論理学の授業のねらいは2つあります。1つ目は論理学
の概要を理解することです。2つ目は「論理的に考える」練習を
積むことです。
論理学の歴史に沿いながら論理学の概要を理解した上で、そ
の知識を応用しながら論理的に分析し思考する習慣を身に付け
ることをめざします。
到達目標
到達目標は、種々の主張の論理的な前提を自力で分析できる
ようになることです。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 論理学の歴史
第3講 古典的な論理学1
第4講 古典的な論理学2
第5講 練習問題
第6講 記号論理
第7講 命題論理1
第8講 命題論理2
第9講 練習問題
第10講 述語論理の初歩
第11講 論理的に考える
第12講 帰納の問題
第13講 仮説と検証
第14講 決定実験
第15講 まとめ
テキスト・教材(参考文献含む)
成績は次の2点で評価します。
1 小テスト 30%
2 定期試験 70%
テキストはありません。毎回プリントを配付します。
準備学習
担当教員から一言
毎回の講義内容はインターネットで公開しています。予習と復 昨年から担当者が変わりました。以前とは内容も大きく異なり
ますので注意してください。
習に活用してください。
牛島研究室OnLine > ハイパー講義2015
http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/lecture/2015/
自然科学概論
小川 束
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
本年度は池内了著『科学のこれまで,科学のこれから』を皆で
読み,科学とは何か,科学とはどうあるべきかを考えてみます。
本書は科学の現状を分析し,これからの科学のあり方について
著者の提言をまとめたもので,教科書ではありません。そこで,
本書を理解するために必要な背景の知識について説明を加えな
がら読み進めます。
到達目標
2010年のはやぶさの小惑星からの帰還,2011年3月11日の原
発事故,2014年のSTAP細胞発見騒動,日本人の多くのノーベ
ル賞受賞など,科学に関連した大きな話題を全体として捉える
目を養うこと。
成績評価方法
講義計画
1.ガイダンス
2.はじめに
3.要素還元主義の科学
4.
「新発見」
の過大な評価
5.
「役に立つ」
科学への傾斜
6.科学の国家への従属
7.最近の科学の不正・疑惑事件
8.科学の不正・疑惑事件の直接的な背景
9.科学の終焉
10.要素還元主義からの脱却
11.トランスサイエンス問題
12.科学者の評価の視点を変える
13.オープンサイエンス
14.おわりに
15.まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
定期試験で評価します。
池内了(いけうちさとる)
『科学のこれまで,科学のこれから』岩
波ブックレット902
(2014年)
,520円+税。
準備学習
担当教員から一言
本書に出てくる科学技術に関するキーワードを事前に調べてき 本年度初めての担当なので,受講生の理解度に応じて進度を変
えます。
てください.そうすると講義が一層よく理解できます。
− 44 −
現代の科学と技術
高田晴美
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
科学とか技術なんて専門家のもので自分には関係がない、と
他人事のように思ってはいませんか。しかし、そもそも科学や
技術とは、私たちが生きるこの世界を知るために、あるいは私
たちの生活を豊かにするために生まれ、発展してきたものです。
現代の私たちが賢く生きるために必要な知識とものの見方でも
あります。この講義では、現代の科学や技術のトピックスを幅
広く取り上げて解説します。
到達目標
1 科学や自然界の仕組み、技術に対する興味、知的好奇心を
育てる。
2 現代話題になっている科学や技術に関する大まかな知識を
習得する。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回、プリントを配布します。
レポート (40%)
定期試験 (60%、資料持込可)
準備学習
テレビや新聞で報道される科学や技術に関するニュースなどに
少しでも触れ、関心を持つように心がけましょう。時には、科
学雑誌などにも目を向けてみましょう。四日市大学の図書館に
も、科学系の雑誌があります。
科学思想史
吉山青翔
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
本講義は近代西欧科学思想史を中心として、古代から近代ま
での通史の探究を通して、自然科学の誕生過程と発展の特徴、
科学的な宇宙観、及び社会や宗教などとの関係を探り、科学の
本当の姿に迫ります。
到達目標
自然科学の全体的な姿を歴史的に把握し、科学と技術が人間
社会との関係、そして、科学と技術が現代社会にもたらす諸問
題の思考に対する思想的な理論基礎を築くことができる。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 エネルギーの基本
第3講 発電システム①
第4講 発電システム②
第5講 原子力の利用
第6講 電磁波、光
第7講 放射線
第8講 星の一生
第9講 現代の天文学
第10講 宇宙開発
第11講 素粒子
第12講 素材開発 第13講 DNA
第14講 現代の生命科学
第15講 生物多様性
定期試験
ただし、科学技術に関する大ニュースが飛び込んできた場合に
は、講義内容や順番を変更する可能性があります。
担当教員から一言
科学や技術は他人事ではなく私たちに関わる問題であり、賢く
生きるためには必要な知識でもあります。しかし、そうかしこ
まらずに、興味本位で授業に参加してください。様々なネタを
提供することで皆さんの知的好奇心をくすぐりたいと思います。
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 古代エジプトとバビロニアの科学
第3講 古代ギリシアの科学
第4講 アリストテレスの自然学
第5講 中世の科学と大学の誕生
第6講 近代科学の開始:コペルニクスの地動説の確立
第7講 地動説をめぐる科学と宗教の闘争:ガリレオ裁判
第8講 万有引力法則の発見と近代力学の成立
第9講 理髪師から近代解剖学へ
第10講 血液循環説の確立と近代医学の成立
第11講 酸素の発見と近代化学の成立
第12講 進化論の確立と近代生物学の成立
第13講 エネルギーの発見と産業革命、環境問題の発生
第14講 女性の自然科学領域への進出と環境科学の誕生
第15講 総括
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
定期試験により評価
テキスト
特になし。参考資料を随時配布する。
参考文献 木村陽二郎編
『科学史』
(有信堂)
準備学習
担当教員から一言
1)
授業中パワーポイントなど近代的な手段を使わず、
授業前、指定された資料を必ず読んでおき、授業後、配布され 本講義は、
板書の量がやや多いです。2)期末の定期試験が<持ち込み可>
た資料とノートを必ず確認してください。
ですので、授業中、真剣にノートをとり、配布資料をよく管理
してください。
− 45 −
数学概論
小川 束
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
本年度は多角形数を題材にした数列の話題を講義をします。
多角形数というのは点をタマネギの皮のように多角形状に何層
にも並べたときの点の数で,人類は古代からその不思議な性質
に魅せられてきました。この講義では楽しみながら,数列につ
いて学びます。
到達目標
多角形数の不思議を味わいながら,数列の計算に関してスキ
ル・アップすること。
成績評価方法
講義計画
1.ガイダンス
2.三角形数,四角形数
3.数列,Σ記号
4.数列の和(1)
5.数列の和(2)
6.五角形数
7.多角形数(1)
8.多角形数(2)
9.多角形数の性質(1)
10.多角形数の性質(2)
11.ピラミッド数
12.方程式の解法
13.多角形数になる数(1)
14.多角形数になる数(2)
15.まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
定期試験で成績を評価します。
プリントを配布します。
準備学習
担当教員から一言
プリントを読むと予習と復習ができるように工夫していますの 昨年度は全体の半分を多角形数の話題にしましたが,数列に関
する知識が受講生に不足していることに気づいたので,本年度
で,プリントにしたがって学習してください。
は数列の基礎についても講義に含めます。また,受講生の理解
度に応じて差分,和分についても簡単に触れたいと思います。
線型代数
小川 束
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
線型代数(せんけいだいすう)とは何かということをわかりや
すく説明することはなかなか難しいことです。しかし理系はも
とより,最近では社会系,メディアの分野でも線型代数の計算
が使われることがあります。この講義では,全くの初心者を対
象に,連立方程式の解法を軸に,はきだし法,行列,行列式に
ついてわかりやすく講義をします。
到達目標
中学校以来行き当たりばったりに解いていた連立方程式が体
系的に解けるようになり,解の構造についてもわかるようにな
ること。
成績評価方法
講義計画
1.ガイダンス
2.簡単な例,連立方程式の表し方,はき出し法による連立方
程式の解法
3.はき出し法による連立方程式の解法
(つづき)
4.連立方程式の解が無数にある場合
5.連立方程式の解がない場合
6.連立方程式の行列表示,行列の演算
7.行列の演算
(つづき)
8.逆行列と連立方程式
9.はき出し法による逆行列の求め方
10.行列式の定義,クラーメルの公式
(2次の場合)
11.行列式の定義,クラーメルの公式
(3次の場合)
12.行列式の展開公式
13.行列式の計算法
14.行列式の計算法
(つづき)
,4次以上の行列式
15.まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
定期試験によって評価しますが,受講生の理解の進み方によっ プリントを配布します。
ては宿題を出し,提出された解答を少し評価に加えます。
準備学習
プリントの問題にしたがって復習,予習をしてください。
担当教員から一言
線型代数は高等学校にない単元ですが,予備知識は必要としま
せん。講義に出席して一所懸命勉強すれば難しくはないと思い
ます。
− 46 −
統計学
井岡幹博
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
環境関連の実験を行うと計測結果としてのデータが得られま
す.フィールド調査やアンケート調査を行っても,様々なデー
タが得られます。得られたデータを整理・分析し,データの中に
潜む対象物の本来の姿を引き出す技術が統計学と言えます。た
とえば,限られた数のデータから全体の姿を推定すること,得
られたデータから役に立つ情報を引き出すことができるのみな
らず,確率の問題まで,統計学は含みます。ここでは基本的な
事柄から応用までを具体的な例,グラフ等を使って,説明し,
実習していきます。
到達目標
確率変数の意味を理解する.2つの確率変数の相関係数が計
算できる.正規分布の意味を理解する。無作為に抽出された部
分集合から母集団の母数を推定する。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 平均の性質
第3講 分散と標準偏差
第4講 分散と標準偏差
第5講 相関係数
第6講 相関係数
第7講 順列と組み合わせ
第8講 標本空間と事象
第9講 確率
第10講 条件付き確率
第11講 ベイズの公式
第12講 確率変数
第13講 正規分布
第14講 推定
第15講 検定
テキスト・教材(参考文献含む)
課題提出50% 定期試験50%
プリント配布
準備学習
担当教員から一言
毎回の課題を自宅で,自力で仕上げることが,準備学習となり 授業内容確認のための課題を出します。とくに予備知識は必要
としません。加減乗除が計算できれば,
課題は解けます.まずは,
ます。
ちゃんとノートを準備することです。
物理学
1年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
郷 敬 三 後学期 選 択 第2講 居間の物理
第3講 台所の物理
講義のねらい
第4講 庭の物理
日常の中で見過ごすようなことでも、よく観察してみると不 第5講 建築の物理
思議と思う物理現象がたくさんあります。理解できれば楽しい 第6講 料理の物理
し、謎が残っても面白いものです。生活や自然の中に「何故だろ 第7講 熱の物理
第8講 音の物理
う」
と疑問を感じることが大切です。
第9講 光の物理
第10講 スポーツの物理
第11講 遊びの物理
第12講 乗り物の物理
第13講 道具の物理
第14講 地球の物理
到達目標
第15講 まとめ
定期試験
自然現象を理解する上で必要な物理学の基礎を修得する。
・物理の法則を理解して、自然現象を判断できる力をつける。
・物理量(=数値×単位)
を理解して、
自然のスケールを実感する。
成績評価方法
受講態度(30%)
小テスト、課題プリント、考察レポート
(30%)
定期試験(40%)
準備学習
①講義テーマの考察と提出。
②課題プリントの学習と提出。
③小テストの実施。
テキスト・教材(参考文献含む)
(テキスト)
①物理テーマに関する講義プリント
②基礎的な物理学習のための課題プリント、を適宜配布。
(参考文献)
「日常の物理事典」
近角聡信
(東京堂出版)
担当教員から一言
好奇心が大事です。
− 47 −
化学1
田中伊知郎
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
私たちが生きていくとき、必ず呼吸をしたり(酸素を取りこん
で二酸化炭素を吐き出す)、飲んだり食べたりします(栄養物を
体内に取りこむ・不要なものを出すこともある)。このように私
たちは、まわりの世界(環境)から物質を出し入れして生きてい
ます。この物質は、お互いの間にどのように関係を持つのか、
また関係を持たないのか、そのパターンを明らかにするのが化
学です。微細な次元で起こる物質同士のかかわり合いを、私た
ちに身近な現象を通じて理解を深めることを、この講義のねら
いとします。
到達目標
自分の力で、自分の身の回り(環境における)現象を化学の言
葉でわかりやすい形にできるようにします。具体的には、化学
と言う便利な手段を使って日常に潜んでいる環境問題の解決法
を考えてもらいます。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス・プラスとマイナスの電気の関係
(静電気)
第2講 化学であつかう最小単位・原子
第3講 中性子の役割
第4講 電子:波動
第5講 電子軌道
第6講 p軌道
第7講 電子のスピン
第8講 元素
第9講 電子軌道の結合・分子
第10講 水分子・電気的にゆがんだ世界
第11講 水溶性・なぜ水に溶けるものと溶けないものがあるのか
第12講 イオン
第13講 炭素原子
第14講 正四面体構造
第15講 有機化学へ
定期試験 毎 回の小テストの合計が60点に満たない者だけが対
象
テキスト・教材(参考文献含む)
中田宗隆著
(東京化学同人・1428円)
毎回の講義ごとに、習熟テスト(出席しても内容が理解できてい 「化学:基本の考え方12章」
ない場合は0点とします)を行います。その合計を100%(100点
満点)にします。習熟テストの合計が、60点に満たない者だけ、
定期試験を行います。
準備学習
担当教員から一言
教育は一方向の情報発信でなく、双方向の情報通信によって達
成されます。みなさんの対応によって、習熟テストの結果に応
じて、
授業の流れを機動的に変えて、
よりよい理解を目指します。
習熟テストの結果・内容を見て、毎回、個別に指示します。
生物学
武本行正
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
生命も物質の運動状態の一つである。生物はタンパク質や核
酸などが細胞という構造をつくったときに現われる。生命はた
えず外界と反応し、物質交代やエネルギー交代を行い、全て同
一性を保つとともに、増殖していく複雑な系である。生命も生
成・発展・消滅を繰り返し、生物的そして無機的環境との働き合
いを通じてその種を発展させてきた。これを理解しよう。
到達目標
細胞や細胞内の生命現象を的確に把握する。生命現象に現れ
る化学の基礎知識を学習する。発展展望:生命は外的環境との作
用・反作用を通じて有機的な共同社会を作っている。従ってこの
生態系の一部の破壊は全体の破壊をもたらす(公害や地球温暖化
など)。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス、生命の単位
第2講 細胞の構成要素
第3講 分子からみた遺伝情報
第4講 DNAとは RNAとは
第5講 タンパク質合成レシピ
第6講 RNAの遺伝暗号
第7講 酵素反応とは
第8講 酵素の種類とその役割
第9講 糖
(単糖類、2糖類、多糖類)
第10講 脂質
(中性脂質、脂肪酸)
第11講 アミノ酸とタンパク質
第12講 ビタミン
(人間にはビタミンCは必要)
第13講 ミネラル
(鉄不足は貧血に)
第14講 ファイトケミカル
(毎食、生野菜を食べよう)
第15講 人類史や現代生物のホットな話題
定期試験。また、英語表現にもできるかぎり触れる。
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回小レポートを出す。期末のテストがある。
レポート点50%、定期試験50%。
自作プリントを配布。
必ずノートを取ることとプリントを整理して綴じておくこと。
参考文献:
ワークブックで学ぶ生物学の基礎(第2版)
、DNAすべてはここ
から始まった、J.D.ワトソン・A.ベリー,マッキー生化学、T.マッ
キー・J.R.マッキー
準備学習
担当教員から一言
次週に話す内容を最後に述べるので、そのトピックについて、 休まず出席しましょう。休むとわからなくなります。
欠席が多いと試験には合格しません。
来週までに事前に調べておくこと。
毎週の小レポートもかならず提出しましょう。
− 48 −
生物と進化
田中伊知郎
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
自然科学のうち生物学が扱う分野の視点を、DNAと遺伝子の
違いなど、日常よく使われていながら誤解の多い言葉の意味に
注意して、はっきりさせて行きます。そのため、まず絶対的な
基礎知識(光合成・代謝)を身につけてもらい、生物同士が、お互
いに地球上でどのようなかかわり合いを持って生きているのか
明らかにしていきます(生態系)
。次に、百万年単位の長い時間
で見ると、生き物の生き方(姿かたちや行動パターン)は変わっ
ていきます(進化)。特に、人類がどのように変化してきたのか
明らかにしていきます。
到達目標
環境問題を考える上で、土台となる知識(生物のエネルギー生
産・生態系・進化)を養うことをこの講義の到達目標とします。
講義計画
第1講 ガイダンス・地球上の生物のエネルギーの源と流れ(光
合成・代謝)
第2講 第1回小テスト
(光合成・代謝)
30分間・その後、生態系:
動物と植物の関係
第3講 生態系の講義の後第1回小テスト不合格者再テスト 基礎知識を身につける。
第4講 生態系:肉食動物と食物連鎖
(海中)
第5講 生態系:疎水性物質の生物濃縮
第6講 生態系:環境との相互作用・日本の植生の特徴
第7講 生態系:採集狩猟社会と環境変化
第8講 第2回小テスト
(生態系)
持ち込み不可
第9講 第2回小テスト返却・講評 その後、進化の定義
第10講 進化:化石から見た人類進化・骨の意味するもの
第11講 進化:化石から見た人類進化・祖先の運動パターン(腕渡
り)
第12講 進化:直立二足歩行の起源
第13講 進化:分岐年代
第14講 第3回小テスト
(進化)
持ち込み不可
第15講 第3回小テスト返却・講評 不合格者への追加講義と再
テスト
定期試験 小テストの合計点が60点に満たない者だけ対象
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
第1回小テスト 20% 第2回小テスト 40% 第3回小テス なし。
ト 40%
小テストの合計点(追加課題の点数も含みます)が60点に満たな
い者だけ、定期試験を行い、課題をクリアしたら60点の成績を
つけます。
講義の前後にインターネットの検索サイトで、シラバスの内容 生物同士や生物と外部環境のかかわり合いのパターンを知る便
を調べる予習や、講義の内容の復習を行ってください。特に、 利な手段が「生物学」です。便利な手段にとっつきにくくしてい
化石や遺跡の画像は必ず確認してください。
る専門用語(カッコの中のような言葉)を排除して、できるだけ
日常的な言葉で説明します。
健康科学
1年次
2単位
講義計画
下記の項目に従って講義を進める。各講義後半には学生の質問
高 島 愼 助 後学期 選 択 に応じ説明を加えて理解してもらう。
第1講 ガイダンス、運動と細胞
講義のねらい
第2講 運動と筋
健康な体を維持するためには、適度な栄養、運動、休養が必 第3講 運動と骨格
要なことは周知の事実である。この健康維持の三大要素におい 第4講 運動と神経系
第5講 運動と内分泌
て、現代人に一番不足しているのが運動である。
最初に一般生理学の基礎知識を講義する。続いて、運動生理 第6講 運動と血液
第7講 運動と循環
学への応用知識を講義する。
第8講 運動と呼吸
第9講 運動と体温調節
第10講 運動と消化、吸収
第11講 運動と肥満
第12講 運動の質と量
到達目標
第13講 運動の自然法則的基礎
(1)
第14講 運動の自然法則的基礎
(2)
健康に対する身体運動の重要性を認識していただく。
第15講 まとめ・ディスカッション
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
『BASIC健康生理学』
四日市大学健康科学研究
講義への取り組み方(態度)
、レポート、小テストなどにより評 高島愼助・宮側敏明
室
価する。
たえず人間の体について疑問に思う事を考え、質問を考えてお 全て積極的な姿勢を評価の対象とする。青年期の身体形成が、
壮年期、老年期へいかに影響を与えるかを考えてもらいたい。
く事。
− 49 −
環境論
神長 唯
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
本講義は、環境問題という喫緊の課題をより深く理解するの
がねらいである。環境問題を社会学的観点からとらえ直すこと
で、受講生一人ひとりが今後の環境問題のあり方について考え
られるようにする。そのため、日本の環境問題史を振り返り、
「四
大公害」を中心とする高度経済成長期の公害問題等について学
び、現代社会が抱える地域/地球環境問題とを比較する。生活
環境の悪化が地域住民にどのような影響を及ぼしうるのか、「生
活者の視点」からも考える。
※環境情報学部開講科目「環境と社会」
「環境社会学」などと関
連する。
到達目標
①環境問題に対する認識を深める。
②
「四大公害」をはじめとする環境問題に対する知識を深める。
③環境問題を社会的な問題としてとらえ、それを追究する力を
身につける。
講義計画
1.ガイダンス、講義の概要
2.われわれをとりまく「環境」
3.いろいろな「環境」について考える
4.公害・環境問題とは何か①
5.公害・環境問題とは何か②
6.前近代における人々と環境
7.近代における人々と環境
8.現代における人々と環境
9.四大公害①(水俣病・新潟水俣病)
10.四大公害②(イタイイタイ病)
11.四大公害③(四日市公害)
12.ライフスタイルの変容と「都市・生活型公害」の出現
13.ごみ問題①
14.ごみ問題②
15.まとめ:「現在進行形」の環境問題をいかに考えるか
定期試験
※授業中に理解度チェックの小テストを随時実施するため、各
テーマにつき2、3回程度行う予定。なお、現段階では以上
の講義を想定しているが、
(1)ニュースなどで「現在進行形」
の環境問題や関連する大きな動きがあった場合、また(2)受
講生の理解度に沿って、講義内容や取り上げる順序を一部変
更することがありうる。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
受講態度、学習意欲等(小テストへの積極的な取り組みなどは テキスト・教材はなし。講義中にプリントを適宜配付する。
30%の範囲で加点あり)
と定期試験により総合的に評価する。
講義中に配付されたプリント類は、予復習を兼ねて必ず全て目 幅広い視野を養うべく、公害や環境問題の歴史を高校時代とは
異なる視点/観点から一度、おさらいしてみましょう。
を通すこと。
※「環境と社会」を履修済みの場合、導入編にあたる本講義は内
容的に重なる部分が多いことに留意して履修するかどうか検
討してください。
科学的思考論
高田晴美
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
そもそも、科学とエセ科学はどこが違うのでしょう? 科学
的方法や科学的思考とはどのようなものなのか? 私たちは
日々、科学や技術の恩恵にあやかって生活をしており、あふれ
る情報にさらされていますし、災害や事故が起こったり科学的
な政策や防災対策の意思決定に市民が関わる必要が増してきた
今、科学の専門的な知識はともかく、科学的な思考そのものを
忌避していては、市民としての判断も下せません。この講義は、
科学とはどういうもので、どういった思考に基づいて語られる
ものなのかを解説します。
到達目標
1 まずは科学とはどういうものかを理解する。
2 科学や技術にかかわる事柄に対する判断が下せるようにな
るために、科学的思考を身につける。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 科学的思考、科学的方法とは
第3講 科学の不確実性と進歩
第4講 科学的説明とは
第5講 科学における理論と仮説―推論の方法①
第6講 推論の方法②
第7講 仮説の検証
第8講 実験のやり方
第9講 実験結果の捉え方、定量的と定性的
第10講 統計学的な捉え方
第11講 桁
(ケタ)
と単位の話
第12講 トランス・サイエンス
第13講 リスク論
第14講 科学技術社会論
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
レポート(30%)
定期試験(70%、資料持込可)
毎回プリントを配布します。
準備学習
担当教員から一言
「結局安全なの
参考文献として、森博嗣『科学的とはどういう意味か』
(幻冬社 物事を感情やイメージだけで捉えてしまったり、
新書、2011.6、760円)
などを読んでみて、科学とはどういうもの か危険なのかはっきりさせて!」というような二分法的かつ人任
せな考え方をすることをやめて、科学的にみることを心がけて
かを考えてみましょう。
みましょう。疑ったり数値に興味を持ったりするのもいい方法
です。
− 50 −
キャリア基礎Ⅰ
1年次
2単位
岡・小森・谷崎・永井・加納・本部・山本・吉山・鬼頭・高田・中西
後学期
必 修
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス/キャリアをどう考えるか
第2講 課題と演習
(社会人基礎力①)
第3講 課題と演習
(社会人基礎力②)
第4講 知っておきたい採用試験の基礎①
第5講 働き方はどうなっているか
第6講 知っておきたい採用試験の基礎②
第7講 地元企業の事例
第8講 課題と演習
第9講 知っておきたい採用試験の基礎③
第10講 日本・東海地方の産業・経済はどうなっているか
第11講 働く者の権利
第12講 知っておきたい採用試験の基礎④
第13講 大学生の雇用と求人の情勢
第14講 知っておきたい採用試験の基礎⑤
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
講義のねらい
この科目では「キャリア基礎Ⅰ」と「キャリア基礎Ⅱ」の30回の
授業を通じて、皆さんの将来に向けた進路選択、特に就職に役
立つ知識や技法、心構えの初歩を学びます。
「キャリア基礎Ⅰ」では、とりわけ就職をとりまく社会環境が
どのようなものかを理解することを主なねらいとします。具体
的には、働き方や地域の産業・経済、労働者の権利や大学生の雇
用・求人の情勢などを理解します。あわせて採用試験に備えた基
礎学力の習得をめざします。
就職・進路選択に向けた知識と心構えについての基礎知識の獲
得を目標とします。
期末試験50%、平常点(受講態度および課題の取り組み姿勢) クラス担当者から適宜配付します。
50%
準備学習
担当教員から一言
就職は何より学生自身の問題です。主体的に取り組んでいただ
きたいと思います。
毎回の講義・演習はよく復習してください。
キャリア基礎Ⅱ
2年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス/自己分析のすすめ
岡・小森・谷崎・永井・加納・木村・山本・吉山・鬼頭・高田・中西 前学期 必 修 第2講 自己分析①適性をみる
第3講 知っておきたい採用試験の基礎⑥
講義のねらい
第4講 自己分析②過去の自分をふりかえる
この科目では「キャリア基礎I」と「キャリア基礎Ⅱ」の30回の授 第5講 自己分析③他者の意見を聞く
業を通じて、皆さんの将来に向けた進路選択、特に就職に役立 第6講 知っておきたい採用試験の基礎⑦
第7講 自己分析④未来の自分を考える
つ知識や技法、心構えの初歩を学びます。
「キャリア基礎Ⅱ」では、自己分析・自己PRを中心に行います。 第8講 自己分析⑤自己PRを考える
自己分析とは「どんなシゴトがしたいか」「どんなシゴトが自分 第9講 知っておきたい採用試験の基礎⑧
に向いているか」「どんな会社に行きたいか」を自覚することを 第10講 業界・企業研究のすすめ
いいます。ここでは初めて自己分析・自己PRを行う学生に対し 第11講 企業研究
てその手法を学びながら自己分析・自己PRを作成します。あわ 第12講 知っておきたい採用試験の基礎⑨
第13講 履歴書・エントリーシートを書く①
せて採用試験に備えた基礎学力の習得をめざします。
第14講 履歴書・エントリーシートを書く②
到達目標
第15講 知っておきたい採用試験の基礎⑩
就職・進路選択に向けた知識と心構えなど、さまざまな知見を
得ることをめざします。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
期末試験50%、平常点(受講態度および課題の取り組み姿勢) クラス担当者から適宜配付します。
50%
毎回の演習は必ず各自で再検討をしてください。自己分析は正 自分を見つめ直し、将来を考えるよい機会です。主体的に取り
解があるわけではありませんが、再検討によって、もっと良い 組んでいただきたいと思います。
表現がみつかったり、より深い自覚につながります。
− 51 −
キャリア基礎Ⅲ
2年次
2単位
岡・小森・谷崎・永井・加納・小川・山本・吉山・鬼頭・高田・中西
後学期
選 択
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス/グループディスカッション①
第2講 グループディスカッション②
第3講 グループディスカッション③
第4講 模擬合同企業説明会
第5講 エントリーシートの作成①
第6講 エントリーシートの作成②
第7講 ビジネスマナー①
(面接)
第8講 模擬面接①
第9講 模擬面接②
第10講 模擬面接③
第11講 プレゼン面接①
第12講 プレゼン面接②
第13講 プレゼン面接③
第14講 ビジネスマナー②
(書類の送付、メール・電話応対)
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
講義のねらい
キャリア基礎Ⅲでは、具体的な就職活動を想定し、エント
リー・面接など、ひととおりの就職活動を模擬的に体験すること
を主な内容とします。就職活動中は、学生ではなく、社会人と
しての行動が要求されます。このようなビジネスマナーについ
ても演習を行います。全体を通して、実際の就職活動に向けて
学生が自信を持てるように個別指導を行っていきます。また、
就職活動の方法は毎年変化していくため、新しい面接の手法な
ども積極的に取り入れ、対応方法についても勉強していきます。
実際の就職活動では、人事担当者・面接官などに自分の良さを
伝える表現力が必要です。同時に、社会人としてのビジネスマ
ナーをわきまえた言動が要求されます。キャリア基礎Ⅲでは、
このような表現力や社会人らしい言動の習得を目標とします。
期末試験50%、平常点(受講態度および課題の取り組み姿勢) クラス担当者から適宜配付します。
50%
それぞれの演習は、しっかり予習し準備してください。時間内 3年生では就職ガイダンスがはじまります。ここで勉強したこ
とを生かして、失敗を恐れず行動することが何より重要です。
に終わらない場合は、各自で時間をとって準備してください。
果敢にチャレンジしてください。
インターンシップ
岩崎祐子
講義のねらい
2年次
2単位
前学期
選 択
講義計画
インターンシップに関連した日程は、キャリアサポートセンター
からの通知、掲示板での告知、ゼミ教員からのお知らせなどと
して後日発表されます。
この科目では、職業人としての将来を準備するために、職業
体験をしていただきます。
すでにアルバイトなどの経験を持っている人は少なくないと
思います。ただ、就職とアルバイトにはいくつかの大きな違い
があります。座学でなかなか学ぶことのできないそうした違い
は、実際の経験の中で体得することができるはずです。また、
そうした問題意識や目的意識はアルバイトの経験や座学の中で
は持ちにくいものです。
この科目はそうした経験を持つために計画されています。
到達目標
到達目標は「当面の職業観の獲得」
です。
成績評価方法
期間中の日誌とレポートを中心に評価します。
準備学習
事前学習の機会には必ず参加してください。
テキスト・教材(参考文献含む)
テキストと参考文献は特に指定しません。
担当教員から一言
多くの学生諸君の参加を期待します。
− 52 −
ボランティア活動a
松井真理子
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
高齢者、障害がある人、子どもなどを支援する活動、災害救
援活動、環境保護活動など、地域ではさまざまな社会貢献活動
が行われています。社会体験の少ない学生にとって、これらの
活動に参加することは、大学での講義や書物で学ぶことがらの
基礎となる「現場の課題」を体感することができ、学びを深める
上できわめて有効です。このため、多くの学生の参加促進を目
的として、一定の時間ボランティア活動に参加した場合は、所
定の手続きを経て単位認定します。
到達目標
1 現場体験を通じて、社会のさまざまな課題を深く理解する
こと。
2 主体的な行動力を身に着けること。
3 地域の人々との交流により、より豊かな人間性を身に着け
ること。
講義計画
1 対象となる活動
大学の審査により認められたボランティア活動
2 単位認定に必要な活動時間
前日労働時間60時間以上
(複数の活動や、年度を超えた活動でもかまいません)
3 活動時期
授業や大学行事に支障がないと判断される時期
4 活動を行う場合の事前申請
単位認定を希望する場合は、参加予定の1か月前、すで
に参加した場合は終了後1か月以内に、
「ボランティア活動
内容書」
(教学課にあります)
を教学課に提出してください。
5 単位認定申請
実労働時間が60時間が予想されるか、超えた場合であっ
て単位認定を希望する場合は、教学課に以下の書類を提出
してください。
(卒業年次の1月末日が最終受付日)
①ボランティア活動
(a・b)
単位認定申請書
②ボランティア活動団体発行の証明書
③活動日誌・レポート
(様式自由。1000字程度)
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
「ボランティア活動団体発行の証明書」
「活動日誌・レポート」の なし
内容により単位を認定します。
評価は「認(認定)」となります。
この単位は、履修制限単位数に含まれません。
参加する活動や団体に関する情報を収集し、よく読んで内容を ボランティアセンターのボランティア情報を活用して、積極的
に参加していただくことを期待しています。
理解しておくこと。
ボランティア活動b
松井真理子
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
高齢者、障害がある人、子どもなどを支援する活動、災害救
援活動、環境保護活動など、地域ではさまざまな社会貢献活動
が行われています。社会体験の少ない学生にとって、これらの
活動に参加することは、大学での講義や書物で学ぶことがらの
基礎となる「現場の課題」を体感することができ、学びを深める
上できわめて有効です。このため、多くの学生の参加促進を目
的として、一定の時間ボランティア活動に参加した場合は所定
の手続きを経て単位認定します。
*ボランティア活動aと同内容ですが、aの単位を修得後、
bを取得します。
到達目標
1 現場体験を通じて、社会のさまざまな課題を深く理解する
こと。
2 主体的な行動力を身に着けること。
3 地域の人々との交流により、より豊かな人間性を身に着け
ること。
講義計画
1 対象となる活動
大学の審査により認められたボランティア活動
2 単位認定に必要な活動時間
前日労働時間60時間以上
(複数の活動や、年度を超えた活動でもかまいません)
3 活動時期
授業や大学行事に支障がないと判断される時期
4 活動を行う場合の事前申請
単位認定を希望する場合は、参加予定の1か月前、すで
に参加した場合は終了後1か月以内に、
「ボランティア活動
内容書」
(教学課にあります)
を教学課に提出してください。
5 単位認定申請
実労働時間が60時間が予想されるか、超えた場合であっ
て単位認定を希望する場合は、教学課に以下の書類を提出
してください。
(卒業年次の1月末日が最終受付日)
①ボランティア活動
(a・b)
単位認定申請書
②ボランティア活動団体発行の証明書
③活動日誌・レポート
(様式自由。1000字程度)
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
「ボランティア活動団体発行の証明書」
「活動日誌・レポート」の なし
内容により単位を認定します。
評価は「認(認定)」となります。
この単位は、履修制限単位数に含まれません。
参加する活動や団体に関する情報を収集し、よく読んで内容を ボランティアセンターのボランティア情報を活用して、積極的
に参加していただくことを期待しています。
理解しておくこと。
− 53 −
青年海外協力研修
岩崎祐子
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
青年海外協力隊、NGO(非政府団体)
、国際ボランティア等の
海外における社会貢献活動など、国際協力について現地で体験
的に学ぶ場を提供します。NPO論が主として地域を中心とする
社会貢献活動を対象とするのに対し、この授業では海外におけ
る社会貢献活動が対象となります。
海外で実際に行われている社会貢献活動の体験を通じ、国際
的な視野を広げることも目的としています。
到達目標
1 国際的な社会貢献活動について理解を深めます。
2 国際感覚を身に付けます。
成績評価方法
講義計画
・四日市大学の海外研修
主として東南アジア地域において、青年海外協力隊、NGOとの
連携のもとに実施します。
春休み期間2月ごろ1週間程度の研修を実施し、帰国後レポー
トを提出しますが、単位認定は翌年度の前期です。
事前研修も行いますので、必ず参加してください。
第1講 ガイダンス
(集中講義期間)
第2講 事前研修
(集中講義期間)
第3講 事前研修
(集中講義期間)
第4講 海外現地研修
第5講 海外現地研修
第6講 海外現地研修
第7講 海外現地研修
第8講 海外現地研修
第9講 海外現地研修
第10講 海外現地研修
第11講 海外現地研修
第12講 海外現地研修
第13講 海外現地研修
第14講 海外現地研修
第15講 海外研修の振り返り
・大学外の海外研修・海外協力活動への参加
事前申請を行って下さい。
テキスト・教材(参考文献含む)
資料を配布します。
四日市大学の海外研修終了後、
・活動日誌(様式自由)
・レポート
(1200字以上)
を提出
大学外の活動終了後、以下のものを提出
・活動した団体の証明書(様式自由)
・活動日誌(様式自由)
・レ
ポート(1200字以上)
準備学習
四日市大学のタイ研修報告書は情報センターにありますので、
必ず読んでおいてください。このほか、外務省
(日本)
ホームペー
ジ、タイ政府観光庁(日本語サイト)のホームページのタイ情報
を参照してください。
経済原論
李 修二
1年次
2単位
前学期
必 修
講義のねらい
経済学は、衣食住といった人々の日常の経済生活を扱う、私
たちにとっていちばん身近な学問であると言えます。けれども、
現実の社会の経済とは、きわめて複雑で多様な出来事が関係し
てきます。そこで経済学では、現実の出来事をできるだけすっ
きりと理解するために、経済学に特有の考え方や手法をしばし
ば用います。この“経済学に特有”といった面が、ときどき抽象
的で難しいと思われがちです。そこで、この講義のねらいは、
こうした経済学に特有の考え方や手法に注目しながら、経済学
の最も基本的な知識、つまり
「原論」
を学ぶことです。
到達目標
この講義での到達目標は、入門レベルの経済学の原論を一通
り学ぶことです。それは、広く経済・経営に関する学問分野の基
礎的な素養となるはずです。ただし、経済学に特有の考え方や
手法がどれだけ理解できたかが、到達目標の具体的な目安にな
るでしょう。
成績評価方法
講義計画
1 ガイダンス
2 経済学の考え方と手法
3 貨幣と市場
4 産業資本
5 三大経済学者
6 労働価値説
7 剰余価値論
8 限界効用理論
9 無差別曲線理論
10 家計行動の理論1
11 家計行動の理論2
12 企業行動の理論1
13 企業行動の理論2
14 有効需要の原理
15 国民所得論
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
テキストとして、毎回プリントを配布します。
参考文献:
岸本重陳著
『新版 経済のしくみ100話』
岩波書店
池上 彰著
『高校生からわかる資本論』
集英社
岩田規久男著
『経済学を学ぶ』
筑摩書房
小テスト 10%
定期試験 90%
準備学習
担当教員から一言
四日市大学の研修参加希望者は学内で開催する説明会に必ず参
加してください。
2013〜15年度入学の1〜3年生は、全学部学生が参加でき、(翌
年度に)
単位が認定されます。
次の授業までに毎回のプリントの内容を必ず復習しておくこと。
経済学の知識は、しばしば積み上げになっていますから、前の
ところが分かっていないとその先も分からないからです。よく
分からなかったところは、必ず復習して、理解しておくように
してください。
担当教員から一言
授業はけっして安易に欠席せず、全出席するくらい頑張ってく
ださい。経済原論というものは、じっくり取り組まないと分か
らないからです。もし欠席してしまった場合、その分しっかり
補習しておかないと授業について来れなくなってしまうかもし
れません。
− 54 −
経営学原理
東村 篤
1年次
2単位
後学期
必 修
講義のねらい
経営学の学問的体系および経営学の根幹をなす理論原理を理
解するために、経営学に関する基礎的な知識を学習します。
講義時には理論的な説明と共に、具体的な事例を適宜用います。
理論と現実・実際とは大きく違うものです。理解を深めるととも
に、紐づけできる社会を見る目を養います。
到達目標
経営学の理論的内容を理解し、身近な企業や組織の事例を経
営学の理論を用いて説明できる「経営学検定」初級到達を目標と
します。
講義計画
第1講 自己紹介 ガイダンス 講義の概要
第2講 経営学の体系、歴史 科学的管理法
第3講 人間関係論
第4講 組織論
第5講 人間観・倫理観
第6講 経営戦略論
第7講 競争戦略
第8講 競争戦略
第9講 中間テスト
(60分・終了後30分1〜8講復習解説)
第10講 全社戦略
第11講 全社戦略
第12講 組織構造
第13講 組織構造
第14講 状況適合理論
第15講 まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
(一社)日本経営能力開発センター
毎回、出席確認の感想、確認小テスト、レジュメノートの提出、 経営学検定試験協議会監修 中間テスト(筆記・持ち込み不可)
40%、講義態度20%、定期試験 編「経営学検定試験公式テキスト①初級 経営学の基本』中央経
済社,2015.02、参考定価2,808円
(税込)
(筆記・持ち込み不可)
40%を基準に評価。
テキストに沿ってPowerPointを使って講義、適宜、関係資料、
プリントを配布します。
2講から毎回、授業冒頭で確認小テスト(10分)を行います。全 日々の生活において「なぜかな」と経営を考える習慣を持って欲
しい。ノートは、単に板書などを書き写すだけでなく受講前・後
問正解、理解できるまで
の成長が体得できる三現主義
(現場・現物・現実)
の
「ライオンの子
到達度を確認します。必ず、予習、復習は行ってください。
育て」
授業を通じて論理的な思考能力を養っていただきます。
経済経営概論
1年次
2単位
後学期
必 修
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス
第2講 現代経済コース
(1)
第3講 現代経済コース
(2)
第4講 現代経済コース
(3)
第5講 現代経済コース
(4)
第6講 現代経済コース
(5)
第7講 国際地域コース
(1)
第8講 国際地域コース
(2)
第9講 国際地域コース
(3)
第10講 経営会計コース
(1)
第11講 経営会計コース
(2)
第12講 経営会計コース
(3)
第13講 経営会計コース
(4)
第14講 経営会計コ―ス
(5)
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
岩崎祐子 他
講義のねらい
この講義では、経済学、経営学およびそれらに関連する学問
分野について概観します。学術的な内容をごく入門的に、しか
し幅広く紹介する毎週の授業を通じて、本学科の専門教育の全
体像を理解して下さい。それと同時に、本学科における現代経
済コース、国際地域コース、経営会計コースの3つのコースの
特徴や教育目標を理解し、3コースで専門演習(ゼミ)を担当す
る各教員の演習授業の内容に関してあらかじめ知識を得ること
も、この科目のねらいです。
到達目標は「自分が進むコースの選択ができる」
です。
学期末のレポート試験、および、アンケート提出で成績を評価 テキスト、参考文献は特に指定しません。
します。
最終レポートの準備の意味からも、この講義では復習に力を入 期末試験はすべて出席していないと書けないレポートになって
います。毎回忘れずにノートをとるようにして下さい。
れてください。
− 55 −
現代経済基礎演習
2年次
2単位
講義計画
1.ガイダンスと自己紹介
池 田 幹 男 後学期 選択必修 2.インターネットや書籍を使用した情報収集の基礎
3.文書の読み方の基礎
講義のねらい
4.文書の書き方の基礎
この授業では主として情報を収集する方法、それを他の人に 5.プレゼンテーションの基礎
伝えるプレゼンテーションの方法、まとめたレポートの作成方 6.トピックに関するディスカッション
7.トピックに関するディスカッション
法について学びます。
8.トピックに関するディスカッション
9.トピックに関するディスカッション
10.トピックに関するディスカッション
11.プレゼンテーション資料の作製
12.プレゼンテーション資料の作製
13.プレゼンテーション資料の作製
14.プレゼンテーション
到達目標
15.プレゼンテーション
プレゼンテーションに慣れることと、レポートにまとめる技
術を身につけることを到達目標とします。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
(Moodle)
で提示します。
授業態度30%,プレゼンテーションと提出物 70% で評価します。 なし。適宜、教材を教育支援ステム
日常的に経済や情報通信に関するニュース等に注目しておいて ゼミなので、課題やレポートをこなすだけではなく、毎回のト
ピックに関して自発的に意見を発言することが重要です。
ください。
現代経済基礎演習
2年次
牛島 謙
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
牛島研究室では「紙の本」をデジタル化し、ウェブブラウザで
読書できるシステムを構築しています。登録済みの5千冊を超
える中から、優良企業を論じた本を厳選して、本を読みながら
その内容をまとめる練習を積み重ねていきます。コンピュータ
を操作しながら「読み書き」の習慣を身に付けるのがこの授業の
ねらいです。
到達目標
到達目標は2つあります。現代経済に関する書籍を読む習慣
を身に付けることと、現代経済に関する基礎知識を身に付ける
ことです。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 ミニ講義:セブン-イレブンと鈴木敏文
第3講 読書演習1:鈴木敏文の本
第4講 読書演習2:鈴木敏文の本
第5講 ミニ講義:クロネコヤマトと小倉昌男
第6講 読書演習1:小倉昌男の本
第7講 読書演習2:小倉昌男の本
第8講 ミニ講義:ユニクロと柳井正
第9講 読書演習1:柳井正の本
第10講 読書演習2:柳井正の本
第11講 ミニ講義:楽天と三木谷浩史
第12講 読書演習1:三木谷浩史の本
第13講 読書演習2:三木谷浩史の本
第14講 予備日:コースや学部の共同企画に参加
第15講 レポート作成
テキスト・教材(参考文献含む)
成績は次の2点で評価します。
1 毎回の課題提出(13回分)
:50%の評価。
2 レポート試験:50%の評価。
下記のページがこの授業の
「テキスト」
です。
紙媒体は使いません。
牛島研究室OnLine > ハイパーセミナー2015
http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/semi/2015/
準備学習
担当教員から一言
ハイパーセミナーのページにアクセスすれば、準備学習ができ 教材はすべてネットワーク経由で提供されます。毎回の課題提
出をがんばってください。
るようになっています。
− 56 −
現代経済基礎演習
2年次
2単位
講義計画
到達目標
第1回 ガイダンス:自己紹介、MOODLEの利用法
第2回 Wikiの利用法
第3回 経済学の対象1
第4回 経済学の対象2
第5回 経済ニュースを読む1
第6回 経済ニュースを読む2
第7回 経済ニュースを読む3
第8回 データを読む1
第9回 データを読む2
第10回 データを読む2
第11回 グループあるいは個人発表とMOODLEによる相互評価1
第12回 グループあるいは個人発表とMOODLEによる相互評価2
第13回 グループあるいは個人発表とMOODLEによる相互評価3
第14回 グループあるいは個人発表とMOODLEによる相互評価4
第15回 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
柴田啓文
後学期 選択必修
講義のねらい
毎回、その時々の経済指標を確認し、現代の世界や日本の経
済にかかわるニュースを読み、経済学の基本に立ち返って考え
ます。また、各自関心のある経済に関するテーマを選んで、
「教
育支援システム」(MOODLE)のWikiを利用し、グループごとに
発表します。
このゼミでは、各自が課題を見つけ出し、それを探求してい
くという主体的な学習を、
「教育支援システム」を利用して、効
果的な方法でサポートします。
経済および福祉についての基礎知識の獲得。ワープロ、表計算、
プレゼンテーションなどのアプリケーション、各種クラウドな
どの利用法、インターネットを利用した情報収集スキルの習得。
平常点(50%)と発表(50%)
で評価します。平常点は、毎回のノー 使用しない。
ト提出(Word,Powerpoint,Excelなど)
、フォーラムの書込み
などによります。
毎回、事前に経済指標や経済関連ニュースを読んでおいてくだ 学習支援システム(MOODLE)やTwitterを利用。ゼミでのイベ
ント参加やゼミ合宿等も計画していますので積極的に参加して
さい。
ください。留学生については、日本語学習を教育支援システム
(MOODLE)
を利用してサポートします。
現代経済基礎演習
2年次
2単位
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス、ゼミテーマについて
第2講 知的スキルの修練①
第3講 知的スキルの修練②
第4講 図書館文献渉猟法の手引き
第5講 テキスト①の読解・発表
第6講 テキスト①の読解・発表
第7講 テキスト①の読解・発表
第8講 テキスト②の読解・発表
第9講 テキスト②の読解・発表
第10講 テキスト②の読解・発表
第11講 特別ゼミ活動
第12講 テキスト③の読解・発表
第13講 テキスト③の読解・発表
第14講 テキスト④の読解・発表
第15講 テキスト④の読解・発表
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
李 修二
後学期 選択必修
講義のねらい
現代経済コースの中の李ゼミのゼミテーマは、
「経済理論・経
済史・社会福祉〜社会で役立つ経済学を!」とします。こうした
テーマのもとに、基礎演習では、
(1)読解力をつける、
(2)知
的スキルをみがく、(3)自分自身の学問専攻を見つける、こと
をねらいとしています。具体的な方法は、
(1)については、各
種のテキストを読みまくる。
(2)
については、コンピュータ・ス
キル、ウェブ統計学、ウェブ時事英語などから自分に合った領
域を見つける。(3)については、図書館で文献渉猟する(本を読
みあさる)、といったことになるでしょう。
(1)文献の読解力に自信をつける。
(2)自分にあった知的ス
キルを独学でレベルアップできるノウハウを見つける。
(3)経
済理論、経済史、社会福祉などの分野から自分に合った学問領
域を見つけ、自分自身の専攻分野を絞り込む。こうしたことを
到達目標とします。
『ソフィーの世界─哲学者からの不思議な手紙』
発表・報告、ゼミ活動での貢献度、レポート課題などで総合的に ①J・ゴルデル著
NHK出版
評価する。
②柄谷行人著
『世界共和国へ』
岩波新書
③塚崎公義・山澤光太郎著
『やさしい経済学』
東洋経済新報社
④広井良典著
『持続可能な福祉社会』
ちくま新書
予習、復習、発表準備など授業外での学習をしっかりするよう 他のゼミ生との交流、コース内他ゼミのゼミ生との交流など、
共に学び合い、助け合い、触発し合う友達づくり、仲間づくり
求められます。
にも、ぜひ努めてください。
− 57 −
現代経済専門演習1
3年次
2単位
講義計画
1.ガイダンスと自己紹介
池 田 幹 男 前学期 選択必修 2.研究テーマについて
3.研究に関する報告とディスカッション
講義のねらい
4.研究に関する報告とディスカッション
この授業では自分が興味を持ったことを調べて、皆に報告し、 5.研究に関する報告とディスカッション
そしてゼミの教員と学生の両方で討論します。最終的にある程 6.研究に関する報告とディスカッション
7.研究に関する報告とディスカッション
度、卒業論文のテーマをどうするか決めます。
8.中間発表会
9.研究に関する報告とディスカッション
10.研究に関する報告とディスカッション
11.研究に関する報告とディスカッション
12.研究に関する報告とディスカッション
13.研究に関する報告とディスカッション
14.研究に関する報告とディスカッション
到達目標
15.研究テーマに関する発表会
4年生の卒業論文テーマの方向性を決めることを目標としま
す。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
授業態度 30%,ゼミ報告 30%,発表会 40% で評価します。
なし。適宜、教材を教育支援ステム
(Moodle)
で提示します。
準備学習
担当教員から一言
日常的に経済や情報通信に関するニュース等に注目しておいて ゼミなので、他のゼミ生に対しても積極的に情報を提供し意見
を発言することが重要です。
ください。
現代経済専門演習1
3年次
牛島 謙
2単位
前学期 選択必修
講義のねらい
牛島が担当する専門演習の一貫したテーマは「優良企業研究」
です。優良企業について詳しく知ることで、企業を見る眼、人
を見る眼、社会を見る眼を養っていくことをめざします。
その第一段階としてこの専門演習1では、優良企業をできる
だけ多く知ることにチャレンジします。
牛島研究室では「紙の本」をデジタル化し、ウェブブラウザで
検索・読書できるシステムを構築しています。登録済みの5千冊
を超える本のページを企業名や人名で検索しながら、優良企業
に関する情報を収集することができます。
到達目標
目標は2つあります。1つは、優良企業を50社以上知ること
です。もう1つは、知ったことを整理して記録することです。
本を読みながらその内容をまとめる練習を積み重ねていきます。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 『カンブリア宮殿』
を読む
第3講 『カンブリア宮殿』
を読む2回目
第4講 レジメを作成する
第5講 『カンブリア宮殿2』
を読む
第6講 『カンブリア宮殿2』
を読む2回目
第7講 レジメを作成する
第8講 予備日:コースや学部の共同企画に参加
第9講 ゼミ発表会
第10講 『カンブリア宮殿3』
を読む
第11講 レジメを作成する
第12講 『カンブリア宮殿4』
を読む
第13講 レジメを作成する
第14講 予備日:コースや学部の共同企画に参加
第15講 レポート作成
テキスト・教材(参考文献含む)
成績は次の2点で評価します。
1 毎回の課題提出(13回分)
:50%の評価。
2 レポート試験:50%の評価。
下記のページがこの授業の
「テキスト」
です。
紙媒体は使いません。
牛島研究室OnLine > ハイパーセミナー2015
http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/semi/2015/
準備学習
担当教員から一言
ハイパーセミナーのページにアクセスすれば、準備学習ができ 卒業論文のために本を読み書きする練習を積み重ねていきま
しょう。
るようになっています。
− 58 −
現代経済専門演習1
3年次
柴田啓文
2単位
前学期 選択必修
講義のねらい
毎回、経済指標を確認し、経済時事問題の記事を読みます。
時事問題の検討を通して、経済の基本的な考え方を理解します。
また、テーマを決めて討論により理解を深めます。その際、
ディ
ベ ー ト 術 や 討 論 の ス キ ル を 学 び ま す。 さ ら に、 研 究 成 果 を
PowerPomtやクラウド
(Prezi)
を利用して発表します。
これらを通して、現代経済学の基本を学び、それらをわかり
やすく表現するスキルを身につけます。
到達目標
経済学の基本、福祉問題、経済時事問題の理解。プレゼンテー
ション、レポート作成などの基本的なスキルの習得。Word、
Excel、PowerPointやPreziなどのクラウドの基本的な利用法の
習得。
インターネット情報収集についての基本的なスキルの習得。
講義計画
第1回 ガイダンス:MOODLEの登録、Wikiを利用した学習計
画作成
第2回 経済学の流れ1
第3回 経済学の流れ2
第4回 人口問題1
第5回 人口問題2
第6回 食料問題1
第7回 食料問題2
第8回 プレゼンテーションの方法1
第9回 プレゼンテーションの方法2
第10回 プレゼンテーションの方法3
第11回 レポート作成の方法1
第12回 レポート作成の方法2
第13回 レポート作成の方法3
第14回 発表1
第15回 発表2
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
平常点(50%)とレポートと発表
(50%)
で評価します。平常点は、 使用しない。
毎回のノート提出(Word,Powerpoint,Excelなど)
、フォーラ
ムの番込み、発表などによります。
毎回、事前に経済指標や経済関連ニュースを読んでおいてくだ 学習支援システム(MOODLE)やTwitterを利用。ゼミでのイベ
ント参加やゼミ合宿等も計画していますので積極的に参加して
さい。
ください。留学生については、日本語学習を教育支援システム
(MOODLE)
を利用してサポートします。
現代経済専門演習1
3年次
李 修二
2単位
前学期 選択必修
講義のねらい
ゼミ・テーマ「経済理論・経済史・社会福祉〜社会で役立つ経済
学」
李ゼミでは、経済理論、経済史、社会福祉・社会保障の学問分
野を中心にしながら、とくに実社会に役立つ経済学を学んでい
くことをテーマにしています。専門演習1では、これらの様々
な分野の入門的なテキストを次々と読み進むことによって、幅
広い知識を身につけることをねらいとします。
到達目標
専門演習1での到達目標は、次の3つです。
(1)ゼミ・テーマについて基礎知識を確実にしていく。
(2)自分自身の学問専攻を絞り込みながら、さらに文献読解
力を鍛える。
(3)基礎ゼミ以来の知的スキルをさらにレベルアップさせる。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス、ゼミ・テーマについて
第2講 テキスト①の読解・発表
第3講 テキスト①の読解・発表
第4講 テキスト②の読解・発表
第5講 テキスト②の読解・発表
第6講 テキスト③の読解・発表
第7講 テキスト③の読解・発表
第8講 特別ゼミ活動
第9講 テキスト①の読解・発表
第10講 テキスト①の読解・発表
第11講 特別ゼミ活動
第12講 テキスト②の読解・発表
第13講 テキスト②の読解・発表
第14講 テキスト③の読解・発表
第15講 テキスト③の読解・発表
テキスト・教材(参考文献含む)
授業での発表50%、および、レポート提出50%で評価する。
ブックレットまたは新書等から数冊を選定して用いる。
テキスト①
「経済理論」
分野1〜2冊
テキスト②
「経済史」
分野1〜2冊
テキスト③
「社会福祉・社会保障」
分野1〜2冊
参考文献:J・ゴルデル
『ソフィーの世界─哲学者からの不思議な
手紙』
(NHK出版)
準備学習
担当教員から一言
予習、復習、発表準備など授業外での学習をしっかりするよう 3年ゼミは、いちばんじっくり勉強することができる授業であ
るはずです。また、ゼミ生は全員、自発的にゼミ運営に関わっ
求められます。
てもらうよう求められます。
− 59 −
現代経済専門演習2
3年次
2単位
講義計画
1.オリエンテーションとフリーディスカッション
池 田 幹 男 後学期 選択必修 2.調査研究の報告とディスカッション
3.調査研究の報告とディスカッション
講義のねらい
4.調査研究の報告とディスカッション
前期に決めた研究テーマに沿った調査研究を行い、結果を報 5.調査研究の報告とディスカッション
6.調査研究の報告とディスカッション
告し、全員で討論します。
7.調査研究の報告とディスカッション
8.中間発表会
9.調査研究の報告とディスカッション
10.調査研究の報告とディスカッション
11.調査研究の報告とディスカッション
12.調査研究の報告とディスカッション
13.調査研究の報告とディスカッション
14.調査研究の報告とディスカッション
到達目標
15.報告会
卒業論文の基礎となるデータを集めて、卒業論文を書く準備
を整えます。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
授業態度 30%,ゼミ報告 30%,発表会 40% で評価します。
テキストはありません。皆さんの調査研究の結果そのものが教
材になります。
準備学習
担当教員から一言
常的に経済や情報通信に関するニュース等に注目しておいてく ゼミなので、他のゼミ生に対しても積極的に情報を提供し意見
を発言することが重要です。
ださい。
現代経済専門演習2
3年次
牛島 謙
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
牛島が担当する専門演習の一貫したテーマは「優良企業研究」
です。優良企業について詳しく知ることで、企業を見る眼、人
を見る眼、社会を見る眼を養っていくことをめざします。
この専門演習2では、専門演習1に引き続いて、優良企業を
できるだけ多く知ることにチャレンジします。
牛島研究室では「紙の本」をデジタル化し、ウェブブラウザで
検索・読書できるシステムを構築しています。登録済みの5千冊
を超える本のページを企業名や人名で検索しながら、優良企業
に関する情報を収集することができます。
到達目標
目標は2つあります。1つは、優良企業を100社以上知ること
です。もう1つは、知ったことを整理して記録することです。
本を読みながらその内容をまとめる練習を積み重ねていきます。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 『イノベーションの本質』
を読む
第3講 『イノベーションの本質』
を読む2回目
第4講 レジメを作成する
第5講 コースや学部の共同企画に参加
第6講 『イノベーションの作法』
を読む
第7講 『イノベーションの作法』
を読む2回目
第8講 レジメを作成する
第9講 ゼミ発表会
第10講 『イノベーションの知恵』
を読む
第11講 『イノベーションの知恵』
を読む2回目
第12講 レジメを作成する
第13講 卒業論文のオリエンテーション
第14講 コースや学部の共同企画に参加
第15講 レポート作成
テキスト・教材(参考文献含む)
成績は次の2点で評価します。
1 毎回の課題提出(13回分)
:50%の評価。
2 レポート試験:50%の評価。
下記のページがこの授業の
「テキスト」
です。
紙媒体は使いません。
牛島研究室OnLine > ハイパーセミナー2015
{http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/semi/2015/}
準備学習
担当教員から一言
ハイパーセミナーのページにアクセスすれば、準備学習ができ 卒業論文のために、本を読み書きする練習を積み重ねていきま
しょう。
るようになっています。
− 60 −
現代経済専門演習2
3年次
柴田啓文
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
演習1に引き続き、福祉問題を中心にその時々の経済問題に
ついて学びながら、それらを経済理論上に適切に位置づけるた
め、主要な経済思想を取り上げ、代表的な経済学者の著作の一
部を精読します。
また、請文作成のルール、ワープロや表計算ソフトの利用法
を学び、関心のあるテーマについて、やや長めのレポートを作
成します。
到達目標
主要な経済思想についての基本的な知識の獲得。日本や諸外
国の福祉問題の理解、経済時事問題の理解、プレゼンテーショ
ン術、論文作成術、Word、Excel、Keynote、Zoho、Preziなど
の利用法、インターネットの情報収集法の修得。
講義計画
第1回 ガイダンス
第2回 経済思想の流れ1:大きな政府と小さな政府
第3回 経済思想の流れ2:マルクス学派、ケインズ学派、新古
典派
第4回 経済学書講読1
第5回 経済学書講読2
第6回 経済時事問題グループ討論1
第7回 経済時事問題グループ討論2
第8回 経済時事問題グループ討誇3
第9回 オンライン・プレゼンテーションの作成1
第10回 オンライン・プレゼンテーションの作成2
第11回 オンライン・プレゼンテーションの作成3
第12回 論文作成術1
第13回 論文作成術2
第14回 論文作成術3
第15回 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
平常点(50%)とレポート(50%)で評価します。平常点は、毎回 使用しない。
のノート提出(Word,Powerpoint,Excelなど)
、フォーラムの
書込み、発表などによります。
毎回、事前に経済指標や経済関連ニュースを読んでおいてくだ 学習支援システム(MOODLE)"Twitterを利用。ゼミでのイベン
ト参加やゼミ合宿等も計画していますので祇極的に参加してく
さい。
ださい。
留学生については、日本語学習を教育支援システム(MOODLE)
を利用してサポートします。
現代経済専門演習2
3年次
李 修二
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
ゼミ・テーマ「経済理論・経済史・社会福祉〜社会で役立つ経済
学」
李ゼミでは、経済理論、経済史、社会福祉・社会保障の学問分
野を中心にしながら、とくに実社会に役立つ経済学を学んでい
くことをテーマにしています。専門演習2では、これらの様々な
分野に関わりながら、ゼミ生各自の専攻関心に基づく文献を選
定し、その内容を発表し合うことをねらいとします。
到達目標
専門演習2での到達目標は、次の3つです。
(1)ゼミ生各自
の専攻関心による文献の読解力を向上させる。
(2)ゼミ生各自
の専攻関心による学習内容の発表力(プレゼンテーション力)を
向上させる。
(3)基礎ゼミ以来の知的スキルをさらにレベルアッ
プさせる。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス、ゼミ・テーマについて
第2講 文献・資料の読解・発表
(1回目)
第3講 文献・資料の読解・発表
(1回目)
第4講 文献・資料の読解・発表
(1回目)
第5講 文献・資料の読解・発表
(1回目)
第6講 文献・資料の読解・発表
(2回目)
第7講 文献・資料の読解・発表
(2回目)
第8講 文献・資料の読解・発表
(2回目)
第9講 文献・資料の読解・発表
(2回目)
第10講 特別ゼミ活動
第11講 特別ゼミ活動
第12講 文献・資料の読解・発表
(3回目)
第13講 文献・資料の読解・発表
(3回目)
第14講 文献・資料の読解・発表
(3回目)
第15講 文献・資料の読解・発表
(3回目)
テキスト・教材(参考文献含む)
授業での発表50%、および、レポート提出50%で評価します。
共通のテキストは、なし。ゼミ生各自が卒業件研究に向けて、
自身の専攻の基づく文献・資料の内容を発表するものとします。
参考文献:J・ゴルデル
『ソフィーの世界─哲学者からの不思議な
手紙』
(NHK出版)
準備学習
担当教員から一言
発表準備など授業外での学習をしっかりするよう求められます。 3年ゼミは、いちばんじっくり勉強することができる授業であ
るはずです。また、ゼミ生は全員、自発的にゼミ運営に関わっ
てもらうよう求められます。
− 61 −
国際地域基礎演習
2年次
2単位
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス
第2講 自己PR作成・個別面談
第3講 3年生報告会
第4講 卒論指導
第5講 フィールドワーク準備 ①
第6講 フィールドワーク準備 ②
第7講 フィールドワーク準備 ③
第8講 フィールドワーク
(こども四日市参加)
第9講 報告とディスカッション
第10講 報告とディスカッション
第11講 企業見学
第12講 報告とディスカッション
第13講 卒論指導
第14講 卒論指導
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
岡 良浩
後学期 選択必修
講義のねらい
ゼミの導入と位置づけられる基礎演習では、フィールドワー
クを中心とします。具体的にはこの地域の歴史や産業の発展が
わかる施設を訪れたり、経済人・産業人・市民活動家に会いに行っ
たりします。もちろん書斎科学(本を読み解くこと)や実験科学
(テータを収集しシミュレーションすること)も重要です。にも
かかわらずフィールトワークからはじめる理由は、何より経験
に基づいて「自分で考える」
ことを重視したいからです。
到達目標としては、次の2つがあります。
①ゼミ生同士の交流を図るとともに、異なる視点や意見がある
ことを理解する。
②自分の研究上の個性
(関心)
を自分の言葉で報告する。
活動ごとに提出が義務づけられる報告書(レポート)で評価しま 特に指定せず、毎回、資料を配付します。
す。
予習はとくに必要ありませんが、ほぼ毎回の活動について、報 有意義で楽しいゼミにしましょう!活動内容について学生の発
告書の提出が義務づけられています。活動内容を第三者に伝え 案を歓迎します。
る訓練でもあります。
国際地域基礎演習
2年次
鶴田利恵
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
地域経済、日本経済、国際経済のさまざまな動きの中から、
特に重要な事柄を取り上げて、その現状と問題点を理解するこ
とを目的とします。同時にそれら問題点に対する自分の考えを
文章、口頭によって表現する力を養うことにも重点を置きます。
具体的には、地域での活動を行うことによって問題点を探り、
解決する方法を考えたり、ゼミ生の興味によって、新聞記事や
文献を利用し、各自がレジュメを作成し発表を行い、それに対
するディスカッションを行います。
到達目標
問題の発掘、報告の基本的な方法の習得
成績評価方法
意見・質問、レポート、報告などにより総合的に判断します。
準備学習
授業中に適宜紹介の予定。
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 自己PR作成・個別面談
第3講 3年生報告会
第4講 卒論指導
第5講 フィールドワーク準備 ①
第6講 フィールドワーク準備 ②
第7講 フィールドワーク準備 ③
第8講 フィールドワーク
(こども四日市参加)
第9講 報告とディスカッション
第10講 報告とディスカッション
第11講 企業見学
第12講 報告とディスカッション
第13講 卒論指導
第14講 卒論指導
第15講 まとめ
テキスト・教材(参考文献含む)
適宜指示します。
担当教員から一言
発表、ディスカッションを通じて自分の問題意識をより広げて
いくことを期待します。
− 62 −
国際地域基礎演習
2年次
富田 与
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
この演習では、
「疑問を見つけ、それを問いに作り上げること」
を心掛けていきます。
「疑問」を見つけるためには観察力と論理的思考が必要になり
ます。観察力はフィールド経験のなかで次第に培われていくも
のです。この演習ではできるだけフィールド経験が積める機会
を用意します。論理的思考は文章を作成するなかで養われます。
座学では、卒業論文の作成をめざし、テーマの選定から文章の
構成方法までを概観する事にしたいと思います。
到達目標
到達目標は「質問力の強化」
です。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 自己PR作成・個別面談
第3講 3年生報告会
第4講 卒論指導
第5講 フィールドワーク準備 ①
第6講 フィールドワーク準備 ②
第7講 フィールドワーク準備 ③
第8講 フィールドワーク
(こども四日市参加)
第9講 報告とディスカッション
第10講 報告とディスカッション
第11講 企業見学
第12講 報告とディスカッション
第13講 卒論指導
第14講 卒論指導
第15講 まとめ
テキスト・教材(参考文献含む)
テキストと参考文献は特に指定しません。
レポート、口頭発表:50%
議論への参加:50%
準備学習
担当教員から一言
読書に力を入れてください。
逐次レポート課題の提出を求めます。
国際地域専門演習1
3年次
2単位
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス/履修指導
第2講 研究テーマのディスカッション
第3講 文献・データの収集①
第4講 文献・データの収集②
第5講 研究計画書の作成①
第6講 研究計画書の作成②
第7講 研究計画書の作成③
第8講 研究計画の報告①
第9講 研究計画の報告②
第10講 研究計画の報告③
第11講 報告④
第12講 研究報告①
第13講 研究報告②
第14講 研究報告③
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
岡 良浩
前学期 選択必修
講義のねらい
専門演習の最初にあたる3年前期は、卒業論文作成のための準
備を主な内容とします。具体的には、まず地域経済、日本経済、
国際経済の分野において、自らの関心事について、文献やデー
タなどの情報を収集し、最初の研究計画を作成していただきま
す。次に、研究計画に基づいて、
その一部をレジメとしてまとめ、
報告していただきます。
あわせてフィールドワークについても、基礎演習に引き続き
継続して行います。
到達目標としては、次の3つがあります。
① 文献・データ収集の方法・レジメの作成方法・報告といった研
究を行う基礎的な手法を習得する。
② 自分の関心事についての基礎的な理解をする。
③ ゼミ生同士で、ディスカッションを行う
文献収集・研究計画・研究報告の内容およびディスカッションへ 研究テーマに関する文献やデータは各自で文献複写などによっ
て入手していただきます。
の参加態度によって評価します。
文献収集・研究計画・研究報告は、演習時間内では終わらないこ 学術的な言葉を使って世の中を語れるようになるよう、頑張り
とがほとんどです。それぞれ発表に向けてしっかり準備してく ましょう。
ださい。
− 63 −
国際地域専門演習1
3年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
鶴 田 利 恵 前学期 選択必修 第2講 報告とディスカッション
第3講 報告とディスカッション
講義のねらい
第4講 報告とディスカッション
春休み中に読んだ文献の報告から始まり、卒論のテーマの設 第5講 報告とディスカッション
第6講 報告とディスカッション
定に向けていくつかの文献を読んで行きます。
第7講 報告とディスカッション
第8講 報告とディスカッション
第9講 報告とディスカッション
第10講 報告とディスカッション
第11講 報告とディスカッション
第12講 報告とディスカッション
第13講 報告とディスカッション
第14講 報告とディスカッション
到達目標
第15講 まとめ
問題の発掘、大まかな卒業論文テーマの設定
成績評価方法
意見・質問、レポート、報告などにより総合的に判断します。
準備学習
担当教員から一言
発表、ディスカッションを通じて自分の問題意識をより広げて
いくことを期待します。
授業中に適宜紹介の予定。
国際地域専門演習1
3年次
富田 与
2単位
前学期 選択必修
講義のねらい
昨年見つけた「問題」に「解決(回答)
」を与えていくための準備
をしましょう。前半では「研究計画」を全体で吟味します。後半
では関連した先行研究の検索とその研究に関する口頭発表を行
います。
到達目標
到達目標は「自分の研究のモデルを獲得する」
です。
成績評価方法
口頭発表:50%
議論への参加:50%
準備学習
テキスト・教材(参考文献含む)
適宜指示します。
口頭発表には必ずシラバスを用意してください。
講義計画
第1講 ガイダンス、論文作成までの道のり
第2講 研究計画に関する口頭発表
第3講 研究計画に関する口頭発表
第4講 研究計画に関する口頭発表
第5講 先行研究とは
第6講 先行研究の検索
(図書館での作業)
第7講 先行研究の検索
(インターネットを使った作業)
第8講 先行研究に関する口頭発表
第9講 先行研究に関する口頭発表
第10講 先行研究に関する口頭発表
第11講 テーマの確認
第12講 調査の方法
(文献調査)
第13講 調査の方法
(社会調査・統計)
第14講 調査の方法
(フィールド・ワーク)
第15講 調査方法の選択
テキスト・教材(参考文献含む)
『知の技法』
小林康夫・船曳建夫編 東京大学出版会 1545円
担当教員から一言
いよいよ本格的に研究を考える時期です。
− 64 −
国際地域専門演習2
3年次
岡 良浩
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
3年次後期にあたるこのゼミでは、それぞれの研究テーマに
基づいて研究活動を進めていただきます。4年生で提出する卒
業研究を、そんなに早くから先からはじめるのかと思うかもし
れません。しかし、自分の興味関心を見定め、ひとつの研究を
まとめるには、それぐらいの長い時間をかけて行うのが、むし
ろ普通です。
研究活動というと、自分の頭で考えることはもちろん重要で
す。研究活動の大半は、実は、資料に目を通すことやデータを
集める、調査するといった「作業」です。従ってこの「作業」を行
うことになります。
到達目標
結果として以下の3つを獲得することが目標となります。
①卒業論文のための既存研究の整理
②キーになる事柄の理解
③卒業論文の構成の提案
※ゼミを3グループに分けて、3回程度、研究報告を行ってい
ただきます。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
テーマに沿って個別に指導します。
報告内容 30%
ディスカッション 30%
レポート(サーベイ論文)
40%
準備学習
担当教員から一言
よい研究のためには、良い準備が重要です。しっかり進めてく
ださい。
毎回の発表の準備が必要です。
国際地域専門演習2
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 研究報告 第1ラウンド 第1グループ
第3講 研究報告 第1ラウンド 第2グループ
第4講 研究報告 第1ラウンド 第3グループ
第5講 中間講評
第6講 研究報告 第2ラウンド 第1グループ
第7講 研究報告 第2ラウンド 第2グループ
第8講 研究報告 第2ラウンド 第3グループ
第9講 中間講評
第10講 卒論構成の作成ガイダンス
第11講 卒論構成の作成
第12講 研究報告 第3ラウンド 第1グループ
第13講 研究報告 第3ラウンド 第2グループ
第14講 研究報告 第3ラウンド 第3グループ
第15講 まとめ
3年次
2単位
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス
第2講 夏休みの課題の報告
第3講 夏休みの課題の報告
第4講 夏休みの課題の報告
第5講 夏休みの課題の報告
第6講 夏休みの課題の報告
第7講 文献収集方法についての説明
第8講 資料を集めつつ各自報告
第9講 資料を集めつつ各自報告
第10講 資料を集めつつ各自報告
第11講 資料を集めつつ各自報告
第12講 資料を集めつつ各自報告
第13講 資料を集めつつ各自報告
第14講 資料を集めつつ各自報告
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
鶴田利恵
講義のねらい
後学期 選択必修
2年後期の基礎演習、3年前期の専門演習1で学んだことを土
台にして、卒業論文のテーマを具体的に決定していきます。まず、
夏休み中に興味のあるテーマについて本を数冊読み、報告しま
す。その内容をもとに、卒業論文のテーマを絞り込むとともに、
さらに調べなければならないことを考え、新聞、本、雑誌、イ
ンターネットなどを用いて、必要な資料を集め随時報告します。
卒業論文テーマの絞り込み
報告内容、授業参加態度(意見、質問といった積極性も含む)な 特になし。
どによって総合的に判断します。
準備学習
授業中に適宜紹介します。
担当教員から一言
発表・質問・論議など自分達で楽しく作り上げていってください。
− 65 −
国際地域専門演習2
3年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス、調査に関する口頭発表
富 田 与 後学期 選択必修 第2講 調査に関する口頭発表
第3講 調査に関する口頭発表
講義のねらい
第4講 「調査」
から
「補充調査」
へ
この演習は、自分の調査に関する口頭発表を中心に進めてい 第5講 仮説の作成
第6講 仮説に関する口頭発表
きます。
前半では、夏休み中に各自が行った調査の成果を報告しても 第7講 仮説に関する口頭発表
第8講 仮説に関する口頭発表
らいます。後半では調査方法の確認と補充調査を行います。
第9講 調査方法の確認
第10講 補充調査に向けた課題
(口頭発表)
第11講 補充調査に向けた課題
(口頭発表)
第12講 補充調査に向けた課題
(口頭発表)
第13講 研究計画の確認と修正
第14講 補充調査計画の確認
到達目標
第15講 1文作文の確認
到達目標は「書くべきものを作る」
です。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
『知の技法』
小林康夫、船曳建夫編 東京大学出版会 1545円
口頭発表:50%
議論への参加度:50%
準備学習
担当教員から一言
口頭発表の準備では、
「何を伝えるのか」
を明確に意識しながら、 自力で作業を進められるか否かがこの時期の成否を決めること
になります。
レジュメを作成してください。
経営会計基礎演習
2年次
2単位
講義計画
第1講 Ⅰ ガイダンス
熊 澤 光 正 後学期 選択必修 第2講 Ⅱ Windowsを利用する
第3講 Ⅲ ワードプロセッサを利用する
講義のねらい
第4講 3.1 日本語を入力する
第5講 3.2 基本操作をマスターする
現代の企業は国境を越えた、大競争の時代を迎えています。
いま日本の企業の、海外展開や、外国の企業の、日本への進 第6講 3.3 論文を書いてみる
出によって、新たな展開が生まれています。日本の自動車産業 第7講 3.4 表の作成と利用
はトヨタ生産方式等、すぐれた生産・経営方式を生み出してきま 第8講 3.5 基本的な作図
した。私のゼミでは、進んだ日本の生産・経営方式について、視 第9講 Ⅳ 表集計ソフトでデータを処理する
覚教材VTR等、テキストによって総合的にアプローチしたいと 第9講 4.1 数値を入力する
第10講 4.2 ワークシートの作成
考えます。
第11講 4.3 グラフの作成
第12講 4.4. データベースの利用
第13講 Ⅴ プレゼンテーション
到達目標
第14講 5.1 プレゼンテーションの作成
卒業論文をすべてワードプロセッサー、表集計ソフト等のパ 第15講 5.2 プレゼンテーションの発表
(4年生の卒論発表会を企画しています)
ソコンで作成できように習得すること。
日本の生産経営システムについて基本的な知識を身につける
こと。
成績評価方法
次のような配分により総合的に評価します。
講義での取り組み 20%
課題及び提出物 80%
準備学習
毎回、復習を確実に行ってください。
テキスト・教材(参考文献含む)
30時間アカデミック 情報リテラシー Office2010 実教出版
1300円
担当教員から一言
2年生では、
今後の卒業研究を進めるうえで、
基礎的条件である、
パソコンの習得に努めます。また、4年生の卒論発表会に参加
する機会を作ります。
− 66 −
経営会計基礎演習
2年次
杉谷克芳
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
ゼミのテーマは「流通」ですから、教材は学外にたくさんあり
ます。店舗見学など、学外に出ていく機会を作りましょう。し
かし、基本は、学内での腰を据えた学習です。テキストの『1か
らの流通論』は、理論的な本でありながらも、セブンイレブンや
ユニクロなど具体的な企業・店舗が取りあげられていて興味をひ
きます。この本を使って、一語一語を正確に読解する習慣とパ
ワーポイントで考えを発表する練習を行いましょう。また、注
目の企業・店舗に関するニュース等の映像教材を見て、アンテナ
の張り方も学びましょう。
到達目標
①ゼミのメンバーや先生と仲良くなること
②口頭および文章での意見の発表が苦にならなくなること
みんなで協力して、活溌で楽しくて、かつ真剣に学ぶゼミを作
りましょう。
講義計画
第1講 ガイダンス、ゼミの進め方
第2講 発表の仕方――テキスト『1からの流通論』のセブンイ
レブンを素材に
第3講 パワーポイントの作り方①
第4講 パワーポイントの作り方②
第5講 パワーポイントによる自己紹介
第6講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第7講 学外に店舗見学に行く
第8講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第9講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第10講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第11講 ビデオを見て、レポートを書いてみる
第12講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第13講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第14講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第15講 学外に店舗見学に行く
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
『1からの流通論』
、中央経済社
(2008年)
①受講態度、②パワーポイントによる発表内容、③発言回数(私 石原武政、竹村正明
語を除く)、④授業外の活動を含むゼミ活動への参加度、以上4
点によって総合的に評価します。
発表者だけでなく、全員がテキストの当該部分を事前に読んで 2年生は就職もまだ先の気楽な時期です。一生の思い出になる
ように充実した時間をおくって欲しいと思います。そのために
くること
も、楽しくて、しかも真剣なゼミでありたいと考えています。
経営会計基礎演習
2年次
藤野 裕
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
現在の株式会社の取引は複雑化する一方です。そういった取
引を、どのように会計処理するのか、そして、そのような会計
処理をどうしてしなければならないのか、という理解がなけれ
ば、財務諸表を読むことはできませんし、企業が本当に利益を
上げているのかが分かりません。
本講義では株式会社の会計処理を深めるとともに、資格の取
得を目指します。
到達目標
到達目標は、財務諸表を理解を深めること、および資格の取
得を目指すこととします。
成績評価方法
平常点50%
課題レポート50%
準備学習
日商簿記3級の内容について復習しておくこと。
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 簿記の基礎
(商品売買等)
第3講 簿記の基礎
(現金・手形等)
第4講 簿記の基礎
(固定資産等)
第5講 簿記の基礎
(帳簿組織等)
第6講 簿記の基礎
(決算整理等)
第7講 簿記の基礎
(見越・繰延等)
第8講 簿記の基礎
(精算表・F/S等)
第9講 簿記の応用
(銀行勘定調整表等)
第10講 簿記の応用
(資金調達等)
第11講 簿記の応用
(本支店会計等)
第12講 簿記の応用
(特殊商品売買等)
第13講 総合簿記演習Ⅰ
第14講 総合簿記演習Ⅱ
第15講 総合簿記演習Ⅲ
テキスト・教材(参考文献含む)
TAC簿記検定講座
「合格テキスト 日商簿記3級」
「合格テキスト 日商簿記2級 商業簿記」
(TAC出版)
担当教員から一言
勉強が「できる」ときと、勉強を「したい」ときは重なりません。
勉強が「できる」今のうちに資格の取得を目指すことで、会計の
知識を得るだけでなく、今後の目標を見つけて欲しいと思って
います
− 67 −
経営会計専門演習1
3年次
熊澤光正
2単位
前学期 選択必修
講義のねらい
いま日本の企業の海外展開や、外国の企業の日本への進出に
よって、産業の空洞化が進み、新たな展開を迫られています。
日本の自動車産業は、トヨタ生産方式等、すぐれた生産・経営方
式を生み出してきました。私のゼミでは、進んだ日本の生産・経
営方式について、視覚教材VTR等、テキストによって総合的に
アプローチしたいと考えます。
到達目標
専門演習1では、日本の経営・生産システムの歴史と後のあり
方について考えます。また、トヨタ生産方式の基礎を学びます。
専門演習1では、日本のモノづくりの歴史からみた、トヨタ生
産方式の位置づけ、および考え方の基礎の習得を目標とします。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
熊澤 光正 『トヨタ生産方式大全』
三恵社 2500円
熊澤 光正 『作業姿勢と自覚疲労』
大学教育出版 2100円
熊澤 光正 『生産期間課題とトヨタ生産方式』大学教育出版 2400円
講義での取り組み出20%
習演での各自に与えられた担当部分の発表50%
討論
(30%)
準備学習
担当教員から一言
テキストだけでは、なかなか実際の経営・生産システムは理解で
きません。そこで積極的に、VTR教材、スライドによる学習を
したいと考えています。
準備学習 教科書の下読み シラバス作成
復 習 参考文献の学習
経営会計専門演習1
講義計画
第1講 ガイダンス 日本のすぐれた生産技術と経営システム
第2講 トヨタ生産方式の紹介
第3講 第2次世界戦後のトヨタ 1
第4講 第2次世界戦後のトヨタ 2
第5講 多品種少量生産への高生産性体制への試行 1
第6講 多品種少量生産への高生産性体制への試行 2
第7講 自働化 1
第8講 自働化 2
第9講 生産と在庫 1
第10講 生産と在庫 2
第11講 ジャストインタイム
第12講 再び生産管理と在庫管理
第13講 かんばんシステム 1
第14講 かんばんシステム 2
第15講 まとめ
3年次
2単位
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス、発表の担当箇所の確認
第2講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第3講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第4講 学外に店舗見学に行く
第5講 映像資料を見て、討論する
第6講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第7講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第8講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第9講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第10講 映像資料を見て、討論する
第11講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第12講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第13講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第14講 映像資料を見て、討論する
第15講 学外に店舗見学に行く
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
杉谷克芳
前学期 選択必修
講義のねらい
専門演習Ⅰでは、流通経済論の基礎的な考え方や日本の流通
業の現状について勉強したいと思います。また、プレゼテーショ
ン・ソフト(Power Point)の使い方もマスターしてもらいたいと
思います。テキストを分担して、各自が要点をまとめて、パワー
ポイントを使って発表してもらいます。また、学外に見学に行
く機会も作りたいと思います。
留学生もいますので、本をじっくり読んでしっかり理解する
ことを第1に考えたいと思います。
①文章を読んで要点を整理する力の修得
②書き言葉で自分の考えを整理して発表する力の修得
③パワーポイントを使って口頭発表する能力の修得
『1からの流通論』
、中央経済社
(2008年)
①受講態度、②パワーポイントによる発表内容、③発言回数(私 石原武政、竹村正明
語を除く)、④授業外の活動を含むゼミ活動への参加度、以上4
点によって総合的に評価します。
発表者だけでなく、全員がテキストの当該部分を事前に読んで 軽いノリで、しかも中身の濃いゼミでありたいと思いますが、
ゼミ生の協力次第です。受け身ではない、ゼミ活動への積極的
くること
参加を期待しています。
− 68 −
経営会計専門演習1
3年次
藤野 裕
2単位
前学期 選択必修
講義のねらい
ゲーテは『ヴィルヘルム・マイスターの修行時代』
の中で、複式
簿記を「人間の精神が生んだ最高の発明の1つ」
と述べています。
また、ゾンバルトは『近代資本主義』の中で「複式簿記はガリレオ
やニュートンの体系と同じ精神から生まれたもの」と述べていま
す。これらは株式会社の発展の中で、企業利益を明確にするた
めに複式簿記は非常に重要な役割を演じてきたことを示してい
るものです。
到達目標
製造業を生業とする株式会社の財務諸表の一つである「製造原
価報告書」を読めるようになることが本講義の目的です。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
「合格テキスト 日商簿記2級 商業簿記」
(TAC出版)
「合格テキスト 日商簿記2級 工業簿記」
(TAC出版)
平常点50%
課題レポート50%
準備学習
担当教員から一言
勉強が「できる」ときと、勉強を「したい」ときは重なりません。
勉強が「できる」今のうちに資格の取得を目指すことで、会計の
知識を得るだけでなく、今後の目標を見つけて欲しいと思って
います。
日商簿記3級の内容を復習しておくこと。
経営会計専門演習2
3年次
熊澤光正
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
現代の企業は、国境を越えた大競争の時代を迎えています。
いま日本の企業の海外展開や、外国の企業の日本への進出に
よって、産業の空洞化が進み、新たな展開を迫られています。
日本の自動車産業は、トヨタ生産方式等、すぐれた生産・経営
方式を生み出してきました。私のゼミでは、進んだ日本の生産・
経営方式について、視覚教材VTR等、テキストによって、総合
的にアプローチしたいと考えます。
到達目標
専門演習2では、よりトヨタ生産方式への理解を深めます。
また、4年生の卒論発表会に参加し、卒業研究への意識を高め
ます。専門演習2ではトヨタ生産方式の概要、理念、基本的な
手法の理解と応用についての展開について知識の習得を目標と
します。
成績評価方法
講義での取り組み(20%)
演習での各自に与えられた担当部分の発表、討論
(80%)
積極性を評価します
準備学習
教科書・参考文献の予習・復習
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 工業簿記の基礎
第3講 工業簿記と商業簿記
第4講 材料費
(Ⅰ)
第5講 材料費
(Ⅱ)
第6講 労務費
(Ⅰ)
第7講 労務費
(Ⅱ)
第8講 経費
第9講 個別原価計算
(Ⅰ)
第10講 個別原価計算
(Ⅱ)
第11講 個別原価計算
(Ⅲ)
第12講 部門別個別原価計算
(Ⅰ)
第13講 部門別個別原価計算
(Ⅱ)
第14講 部門別個別原価計算
(Ⅲ)
第15講 部門別個別原価計算
(Ⅳ)
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 これからの生産の新方向を探る
第3講 限量生産
第4講 これからの生産体制に向けて
第5講 在庫の0問題点
第6講 トヨタ生産方式
第7講 これからの生産システムの考え方
第8講 原価の考え方
第9講 多工程持ち
第10講 Ⅱ卒業論文に向けて四年生の卒業論文の発表・検討会に
参加して、自分の興味・関心の持てるテーマを探し出す
(1)
第11講 同上
(2)
第12講 同上
(3)
第13講 同上
(4)
第14講 卒業論文の企画を考える
(1)
第15講 卒業論文の企画を考える
(2)
テキスト・教材(参考文献含む)
熊澤 光正 『トヨタ生産方式の創始者 大野耐一の記』三恵社
1680円
熊澤 光正 『作業姿勢と自覚疲労』
大学教育出版 2100円
熊澤 光正 『生産期間課題とトヨタ生産方式』大学教育出版 2400円
担当教員から一言
テキストだけでは、なかなか実際の経営・生産システムは理解で
きません。そこで積極的に、VTR教材、スライドによる学習し
たいと考えています。
− 69 −
経営会計専門演習2
3年次
2単位
講義計画
ずばり、卒業論文のテーマの発見です。
第1講 ガイダンス、発表の担当箇所の確認、卒業論文のテー
マについて
第2講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第3講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第4講 映像資料を見て、討論する
第5講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第6講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第7講 学外に店舗見学に行く
第8講 卒業論文のテーマ、中間報告
第9講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第10講 映像資料を見て、討論する
第11講 学外に店舗見学に行く
第12講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第13講 ゼミ生の発表&テキストの輪読
第14講 映像資料を見て、討論する
第15講 各自の卒業論文のテーマの発表
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
杉谷克芳
後学期 選択必修
講義のねらい
専門演習1に引きつづいてテキストを用いたゼミ生の発表と
輪読、学外見学、映像資料を見ての討論・レポート報告などが中
心となりますが、後期の演習2ではとくに卒業論文を意識して、
流通業を中心に今の日本の経済・社会の動きへのアンテナの張り
方について、勉強してみたいと思います。そこから、卒業論文
のテーマを各自が発見していく手がかりが得られればと思いま
す。テーマが決まったら、文献や資料の収集です。時間が許す
限り、各自のテーマに即した文献をいっしょに読んで議論しま
しょう。
到達目標
『1からの流通論』
、中央経済社
(2008年)
①受講態度、②パワーポイントによる発表内容、③発言回数
(私 石原武政、竹村正明
語を除く)、④授業外の活動を含むゼミ活動への参加度、⑤卒業
論文のテーマの決定、以上5点によって総合的に評価します。
発表者だけでなく、全員がテキストの当該部分を事前に読んで 卒論のテーマを決めないといけないし、就活のことも考えない
といけないし、そろそろ気楽な学園生活ともおさらば、人生に
くること
真剣に向き合わなければならない時期にさしかかりますネ。
経営会計専門演習2
3年次
藤野 裕
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい
今までに学習した会計学、簿記、および財務諸表論が、どの
ような理論的背景を持っているのかについて理解を深めていき
ます。企業会計のルールは時代によって変化しています。ルー
ルが変化したとしても、理論的背景の知識があれば、新しいルー
ルに対応することは難しいことではありません。また、過去の
財務諸表作成時のルールも理解しやすくなり、当時の財務諸表
をより深く理解することができます。
到達目標
本講義では、企業会計の理論的背景の知識を学習することを
目標とします。
成績評価方法
平常点(50%
課題レポート50%
準備学習
会計学、簿記の復習をしておくこと。
講義計画
第1講 企業会計の機能と制度
第2講 財務会計の基礎概念
第3講 一般原則
第4講 損益会計
第5講 資産会計総論
第6講 棚卸資産
第7講 固定資産
第8講 リース会計
第9講 繰延資産
第10講 研究開発費等
第11講 負債会計
第12講 退職給付会計
第13講 純資産会計
第14講 本支店会計
第15講 外貨換算会計
テキスト・教材(参考文献含む)
斎藤静樹・徳賀芳弘責任編集
「企業会計の基礎概念」
(中央経済社)
広瀬義州著
「財務会計」
(中央経済社)
担当教員から一言
勉強が「できる」ときと、勉強を「したい」ときは重なりません。
勉強が「できる」今のうちに資格の取得を目指すことで、会計の
知識を得るだけでなく、今後の目標を見つけて欲しいと思って
います。
− 70 −
簿記入門
藤野 裕・岡野順子
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
企業の日常的な取引は、日々、記録され、その記録をもとに
財務諸表が作成されます。その日々の取引はどのように記録さ
れるのか、すなわち「仕訳」
について講義をします。
簿記は常に仕訳がついてまわります。仕訳の原理を理解する
ことが最も重要です。そこで、本講義では、具体的な取引から、
どのように仕訳するべきか、ということを、仕訳の原理に当て
はめて解説していきたいと思います。
到達目標
本講義の到達目標は、基本的な簿記の仕訳を理解することと
します。
成績評価方法
平常点(積極的な参加および小テスト等)
50%
第2講〜15講では授業開始後10〜20分で小テストを行う予定で
ある。
定期試験50%
準備学習
講義計画
第1講 ガイダンス 簿記の基礎
第2講 財務諸表概略
第3講 日常の手続き
(仕訳概略)
第4講 日常の手続き
(転記・締切・帳簿等)
第5講 商品売買
第6講 商品売買
(返品・値引・諸掛等)
第7講 現金
第8講 当座預金
第9講 小口現金
第10講 手形
(約束手形・振替手形)
第11講 手形
(裏書・割引)
第12講 貸付金・借入金
未収・未払、前払・前受
第13講 固定資産、有価証券、租税公課等
第14講 総勘定元帳・補助簿
第15講 伝票会計
定期試験
[注意事項]
必ず電卓を持参すること。
携帯電話等を代用することは認めない。
テキスト・教材(参考文献含む)
[教科書]
TAC簿記検定講座
「合格テキスト 日商簿記3級」
(TAC出版)
[問題集]
TAC簿記検定講座「合格トレーニング 日商簿記3級」
(TAC出
版)
担当教員から一言
出版社のホームページで、問題集の解答用紙がダウンロードで
講義の予習は必要ない。
講義中に指定する問題集の問題を、次の講義までに、必ず解い きるので、繰り返し問題演習を行ってもらいたい。
電卓は12桁の者が望ましい。
ておくこと。
フィールドワーク論
富田 与
1年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この講義では社会科学の基本的な調査方法の一つである
フィールドワークについて考えます。
この講義では、おもに「聞き取り」の方法を中心に見ていくこ
とにします。聞き取りと言っても、ただ漫然とヒトの話を聞く
のではなく、ある目的を持って質問していくことがフィールド
ワークでは求められます。何を、どのように質問したら、聞き
たいこと(調査の目的)が聞けるのでしょうか。講義では、テキ
ストを使って、具体的なフィールワークの報告を読みながら、
調査ではどのような質問がされていたのかを考えていきます。
到達目標
到達目標は「聞き取り調査で適切な質問が作れるようになる」
です。
成績評価方法
講義への参加度(発言等)
:30%
各回のレポート:30%
最終レポート:40%
準備学習
講義計画
第1講 ガイダンス、
フィールドワークとは
第2講 序章 現代文化のフィールドワークとは何か
第3講 第1章 出産
第4講 第2章 地域政策
第5講 第3章 共生文化
第6講 第4章 介助者
第7講 第5章 祭り
第8講 第6章 民藝
第9講 第7章 頼母子講
第10講 第8章 引揚者
第11講 第9章 信心
第12講 第10章 エスノメソッド
第13講 第11章 住民のためらい
第14講
「実験」
への準備
第15講
「実験」
テキスト・教材(参考文献含む)
『現代文化のフィールドワーク入門』
山泰幸・足立重和編 ミネル
バ書房 3000円
担当教員から一言
予習の意味も含めて、次のテーマに関する簡単なレポートを書 言葉によってコミュニケーションをとるとは、どのようなこと
なのでしょうか。特に、ある目的を持ってヒトに質問をするに
いていただきます。
はどうしたらいいのでしょうか。なかなか明確な答えは得られ
ないと思います。講義を通じて、一緒に考えてみましょう。
− 71 −
現代経済学
鶴田利恵
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
経済学を学ぶ上で重要な基礎となる理論で、経済全体の動き
を分析の対象としているのがマクロ経済学です。
この授業では、マクロ経済学の理論の中でも、財市場と呼ば
れる、国民所得が決定される市場のメカニズムを学ぶことを目
的とします。私たちが日頃モノやサービスを購入する消費行動、
企業の投資、政府の公共投資を理解した上で、どのように国民
所得が決定され、望ましい水準に導くための経済政策はどのよ
うなものなのかを理解します。
到達目標
マクロ経済学の財市場分析に関する基本的な理論を理解する。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
家森信善著
『基礎からわかるマクロ経済学』
第3版、中央経済社、
2008年
(2000+tax)
筆記試験により評価します。
準備学習
担当教員から一言
講義内容は毎回の授業の積み重ねです。欠席しないように注意
してください。
講義の前に教科書を読んでおくことを勧めます。
経済情報学
池田幹男・牛島 謙
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この講義は現代経済コースのコース必修科目です。
講義の前半は牛島が担当します。前半のテーマは、経済情報
の入手方法を学ぶことです。媒体として書籍・新聞・ウェブの3
つを取り上げて、それぞれの媒体で経済情報の入手方法を説明
していきます。専門科目やゼミで学習するときに役立つノウハ
ウを身に付けてください。
後半は池田が担当します。後半のテーマは、情報通信の発達
とその経済への影響について学ぶことです。現在のインターネッ
トとそのセキュリティの基礎について説明します。
到達目標
前半の到達目標は、専門分野の学習をする際に独力で書籍や
ウェブ情報を探し出せるようになることです。後半の到達目標
はインターネットを支える支える技術の概要を理解することで
す。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 マクロ経済学と日本経済1
第3講 マクロ経済学と日本経済2
第4講 国民所得の概念
第5講 国内総生産と国民総生産
第6講 消費関数
第7講 消費と貯蓄
第8講 企業の投資
第9講 政府の役割1
第10講 政府の役割2
第11講 国民所得の決定理論1
第12講 国民所得の決定理論2
第13講 財政政策の効果1
第14講 財政政策の効果2
第15講 まとめ
定期試験
講義計画
1 オリエンテーション
2 書籍と経済情報
3 経済情報の探し方:書籍編
4 新聞と経済情報
5 経済情報の探し方:新聞編
6 ウェブと経済情報
7 経済情報の探し方:ウェブサイト編
8 前半のまとめ
9 情報通信の発達とその経済への影響
10 e-コマース
11 インターネット通信とプロトコル
(TCP/IP)
12 インターネットを支える技術
13 暗号化
14 クラウド
15 セキュリティ
テキスト・教材(参考文献含む)
授業態度30%、定期試験70%
テキストはありません。プリントを配布します。また、授業サ
イトに教材を呈示します。
準備学習
担当教員から一言
牛島研究室の専用サーバーにこの講義のためのサポートページ 現代経済コースの必須科目ですので、関心のある学生はかなら
を用意してあります。予習・復習をする際にアクセスしてくださ ず履修してください。
い。
− 72 −
社会経済学
李 修二・柴田啓文
2年次
2単位
前学期
選 択
講義計画
<パートⅠ〜経済と社会の関わりを考える>(第1講〜第7講、
担当:柴田啓文)
第1講 ガイダンス、社会と経済
第2講
「社会経済学」
の考え方
第3講 経済学の流れ
第4講 経済と倫理
第5講 合理性
第6講 価値および価格
第7講 市場と交換
講義のねらい
この講義は、前半、第1講から第7講までのパートⅠ(担当:
柴田啓文)と、後半、第8講から第15講までのパートⅡ
(担当:李
修二)に分かれています。パートⅠのテーマは「経済と社会の関
わりを考える」こと。経済学が前提としている諸概念の検討を通
して社会と経済の関係について考えることを講義のねらいとし
ます。他方、パートⅡのテーマは「雇用問題のための経済理論を
学ぶ」こと。現代経済の主要分野の中でも特に社会保障、社会福
祉などの分野に関わって必要とされる主な経済理論を学ぶこと
を講義のねらいとします。
<パートⅡ〜雇用問題のための経済理論を学ぶ>(第8講〜第15
講、担当:李修二)
第8講 社会経済学のための統計学入門(この回のみ、副担当:
柴田)
第9講 ガイダンス、GDPについて
第10講 GDP分析
第11講 不況とインフレ
第12講 政府支出と租税
第13講 ビルトイン・スタビライザー
第14講 労働市場
第15講 資本蓄積と雇用水準
定期試験
到達目標
パートⅠでは、「価値がある」
「もうけた」など、普段私たちが
使っている身近な言葉を手がかりに経済学を理解することが到
達目標です。パートⅡでは、経済学が現代の私たちの身近な社
会問題にどうに関わってくるのか理解できるようになることが
到達目標です。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
パートⅠ・パートⅡの全体を通じて、
フォーラムおよび小テスト50%
定期
(レポート)試験50%
テキストは、パートⅠでは、なし。パートⅡでは、毎回プリン
トを配布します。
参考文献:パートⅠでは、西部邁
『ソシオ・エコノミックス』イプ
シロン出版企画、パートⅡでは、石川秀樹著『経済学入門塾マク
ロ編』
中央経済社
準備学習
担当教員から一言
前回分の授業を必ず復習して授業にのぞんでください。復習す この講義は、前半、後半を2人の教員で担当します。履修生は
幅広い内容の講義を受けることができるでしょう。しかし、教
ると次の授業内容が格段に理解しやすくなるはずです。
員1人ずつの講義回数は少ないので、けっして安易に欠席しな
いでください。単位を取るには、教員2人共からの合格点が必
要です。
日本経済事情
杉谷克芳
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
講義計画
バブル崩壊(1991年)以降の「失われた20年(あるいは25年)
」を
経て、日本の経済も社会も大きく様変わりしました。しかし、
そもそも日本経済とはどんな経済であり、どんな特質を持って
いたのか。たとえば、バブル崩壊以降の
「日本的経営」
の崩壊とか、
「日本的雇用システム」
とか言われますが、そもそも
「日本的経営」
「日本的雇用システム」は何だったのか。現在の日本の経済や社
会の閉塞感の実相を理解する前提として、第2次世界大戦以後の
日本の経済・社会の歩みを映像資料などを用いながらふり返りた
いと思います。
到達目標
日本的経営、大衆消費社会、高度経済成長、バブル経済など、
知っているようで知らない、もしくは実感としてピンと来ない
のではないですか。この講義では、経済学を学ぶ前提として、
日本経済の常識的・基礎的な理解を身につけることを目標としま
す
成績評価方法
基本的には定期試験の結果によって評価します。また、授業に
積極的に参加している人にはワンランクアップ(10点)や任意提
出のレポートによる加点を行います。定期試験のみで秀をとれ
る人はきわめて稀です。受講態度やレポートによる加点をねら
いましょう
準備学習
第1講 ガイダンス、講義の概要、
第2講 戦後復興期①……焼け跡と闇市
第3講 戦後復興期②……アメリカの占領政策、ハードピース
路線とソフトピース路線
第4講 戦後復興期③……経済の民主化(農地改革と労働改革、
財閥解体)
第5講 1949年の日本……ドッジライン、松川事件、朝鮮戦争
第6講 「3丁目の夕日」の時代(1958年)①……特需景気、もは
や戦後ではない
第7講 「3丁目の夕日」
の時代②……所得倍増計画、集団就職
第8講 「3丁目の夕日」の時代③……東京オリンピックと新幹
線
第9講 「バッチギ」の時代(1968年)①……ビートルズとツイッ
ギー、大衆消費社会
第10講 「バッチギ」の時代(1968年)②……「若者が主役だった
ころ」
、ベトナム戦争、寺山修司と学生反乱
第11講 「バッチギ」の時代(1968年)③……日本的経営の三種の
神器
第12講 二つのニクソンショックとオイルショック、田中角栄
第13講 高度成長から安定成長へ、
『ジャパン・アズ・ナンバーワ
ン』
、バブル経済
第14講 失われた20年
第15講 そして
「今」
テキスト・教材(参考文献含む)
参考文献
菊池史彦
『
「幸せ」
の戦後史』
トランスビュー
(2013年)
橋本寿朗
『戦後の日本経済』
岩波新書
(1995年)
橋本寿朗
『日本企業システムの戦後史』
東大出版界
(1996年)
保阪正康『
『高度成長―昭和が燃えたもうひとつの戦争』朝日新書
(2013年)
担当教員から一言
事前に資料を配付した場合には、必ず翌週の講義の時間までに あまり難しい話にならず、学生さんの興味を引くような楽しい
授業にしたいと思いますが、そのためには学生さんの協力が必
読んでおいて下さい。
(とくに留学生)
要です。私語は苦手ですので、よろしくお願いします。
− 73 −
アントレプレナーシップ論
岡 良浩
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
アントレプレナーシップとは、起業家精神のことです。この
講義では起業家精神を養うための講義と演習を行います。
起業家精神とは、さまざまな定義がありますが、事業を起こ
す可能性を追求する能力のことを言います。このような能力は、
例えば暗記したり学説を理解したりする能力とは全く異なり、
創造的思考が必要です。
まず創造的思考の演習を行います。次に、ソーシャルビジネ
スを事例に、これらの事業がどのような起業家精神によって構
想されているかを学びます。最後に、自らビジネスモデルの構
築を試みます。
到達目標
① ブレーンストーミングの方法を習得する
② ソーシャルビジネスについて理解する
③ ビジネスモデルの構築を試みる。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 アントレプレナーシップの思考 (ブレーンストーミン
グ)
第3講 ブレーンストーミング演習1
第4講 ブレーンストーミング演習2
第5講 ブレーンストーミング演習3
第6講 ソーシャルビジネス事例1
第7講 ソーシャルビジネス事例2
第8講 ソーシャルビジネス事例3
第9講 ビジネスモデル立案の思考
第10講 事業計画
(企画書)
の構成
第11講 ビジネスモデル立案の演習1
第12講 ビジネスモデル立案の演習2
第13講 ビジネスモデル立案の演習3
第14講 ビジネスモデルの発表
第15講 まとめ
テキスト・教材(参考文献含む)
課題への取り組み(50%)
学期末のレポート試験
(50%)
特に使用しません。講義中に適宜プリントを配布します。
準備学習
担当教員から一言
参考文献は講義中に示します。それぞれ報告や小レポートの提 高校生までの、知識の吸収に力点をおいた授業とは異なり、既
成概念を飛び越える訓練をすることは楽しいことでもあります。
出を求めますので自宅で行ってください。
有意義に学びましょう。
会計学総論
藤野 裕
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
現在の株式会社の取引は複雑化する一方です。そういった取
引を、どのように会計処理するのか、そして、そのような会計
処理をどうしてしなければならないのか、という理解がなけれ
ば、財務諸表を読むことはできませんし、企業が本当に利益を
上げているのかが分かりません。
そこで、簿記や会計の目的、会計の変革、財務諸表の目的に
ついて理解を深めます。
到達目標
本講義では会計学の目的を理解することを目標にします。
成績評価方法
平常点(積極的な参加および小テスト等)
50%
定期試験50%
準備学習
日商簿記3級の内容について復習しておくこと。
講義計画
第1講 ガイダンス 会計学と簿記の違い
第2講 会計とその対象領域
第3講 財務諸表作成の目的と財務諸表の種類
第4講 損益計算書
第5講 製造原価報告書
第6講 貸借対照表
第7講 キャッシュ・フロー計算書
第8講 株主資本等変動計算書
第9講 財務諸表監査
第10講 会計不正
第11講 財務諸表分析
(安全性分析)
第12講 財務諸表分析
(収益性分析)
第13講 企業会計以外の会計
第14講 国際会計基準
第15講 概念フレームワーク
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
講義資料は毎回プリントを配布する。
<参考文献>
斎藤静樹・徳賀芳弘責任編集
「企業会計の基礎概念」
(中央経済社)
広瀬義州著
「財務会計」
(中央経済社)
担当教員から一言
第2講〜15講では授業開始後10〜20分で小テストを行う予定で
ある。
− 74 −
経営管理総論
吉成 亮
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この講義では、経営学全体のひろがりとながれを把握するこ
とを目的とする。経営学は単に企業を理解することだけでなく
企業に限らずあらゆる場面や状況に応じて経営現象を理解する
ことが重要である。経営現象とは何か、なぜ経営現状が生じる
のかと言うことをわかりやする理解することが本講義の目的で
ある。
到達目標
到達目標は経済の新聞や雑誌などの内容が速やかに理解でき
るようになることである。そして自ら調べたくなるような興味
を持つトピックを見つけたり、掘り下げたくなるような問題を
見つけたりできるようになる基礎知識を身につけることができ
る。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 企業とはなにか
第3講 企業の役割
第4講 企業のメカニズム
第5講 企業のイメージ
第6講 経営資源
第7講 企業環境
第8講 中間試験
第9講 経営者の仕事
第10講 情報管理
第11講 生産管理
第12講 財務管理
第13講 人事管理
第14講 販売管理
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
各授業の評価点50%
中間試験20%
定期試験25%
発表5%
以上の割合を基本にしながら総合的に判断する。
斉藤毅憲編著
『経営学を楽しく学ぶ』
中央経済社
準備学習
担当教員から一言
参考文献:伊丹敬之・加護野忠男著
『ゼミナール経営学入門』日本
経済新聞出版社
講義の前後に教科書および配付資料の予習復習(それぞれ30分程 経営学のおもしろさを一人でも多くの学生に理解してほしいで
す。そのために授業を真摯に受けてください。
度)
行うことが望ましい。
企業論
2年次
2単位
後学期
選 択
講義計画
皆さんは、卒業すると、多くの皆さんは株式会社をはじめど
こかの組織体に所属するでしょう。企業は、現代社会において
大きな役割を果たしており即戦力となる人材を目標とします。
第1講 ガイダンス 講義概要 仮想投資選定
第2講 企業の概念 企業の変容と新しい企業観
第3講 企業の諸形態
(私企業と公企業)
と企業の生成と発展
第4講 企業と社会 ステークホルダー 株式会社制度の理論
と現状
第5講 企業の社会的責任の変遷 21世紀の企業像
第6講 CSRと企業倫理、環境経営、NPO
第7講 米国、ドイツの企業概念とトップ・マネジメント
第8講 中間テスト 企業結合と日本型企業システム
第9講 産業集積 中小企業とベンチャービジネス
第10講 資本市場と流通市場 企業の見方
(招聘講師)
第11講 金融機関との付き合い方
(招聘講師)
第12講 株主総会 取締役と取締役会 役員の責任、報酬
第13講 コーポレート・ガバナンス 監査役 執行役員 コンプ
ライアンス
第14講 利益相反取引と競業取引、インサイダー取引等
第15講 まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
東村 篤
講義のねらい
本講義では、資本主義、市場経済体制の下での企業の本質、
社会のなかでの種類、企業形態の中心である株式会社制度の特
質、
仕組みとその内容などビジネスの法務実務を学んでいきます。
到達目標
「日経新書 経営学入門 上・下」
日本経済新聞出版社、
出席確認の小論文または確認テスト、ノートの取り方を14回 榊原清則
40%、受講態度・姿勢20%、定期試験40%(中間テスト含む)を 860円+税、
伊丹敬之「経営を見る眼 経営入門」東洋経済新報社、1,600円+
総合的に評価。
税、
佐久間信夫
「よくわかる企業論」
ミネルヴァ書房、2,600円+税、
準備学習
模擬投資を選定、日々、株価に関心を寄せながら企業を取り巻
く経済等環境の変化による影響を注視、関係性を見ておいてく
ださい。企業論への理解が深まります。
PowerPointを使用します。配布するプリントはきちんと整理し、
まとめておいてください。
担当教員から一言
現代社会において企業は重要な位置を占めており6つの企業観
を理解しておくことで企業をみる視点が身に付き有益となりま
す。三ない
(つまらない・分からない・役立たない)
を排除、受講
生参加型の双方向授業とします。
− 75 −
国際経済事情
鶴田利恵
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この講義では、国際経済に関する理論に加え、現状を把握す
るとともに、どのような問題点があるのかを理解して行きます。
具体的には、国際貿易、発展途上国経済、地域協定、多国籍企
業による直接投資、貿易と環境問題、
国による国際収支調整政策、
プラザ合意以降の国際経済、リーマン・ショック後の世界同時不
況を概観して行います。
到達目標
広い視野を持って、現実に起きている国際経済の動きを理解
する力の習得
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 国際貿易のルールと貿易交渉その1
第3講 国際貿易のルールと貿易交渉その2
第4講 サービス貿易とIT
第5講 発展途上国の経済問題
第6講 地域貿易協定その1
第7講 地域貿易協定その2
第8講 多国籍企業と直接投資
第9講 労働の国際移動と外国人の受け入れ問題
第10講 貿易と環境
第11講 国民所得と国際収支その1
第12講 国民所得と国際収支その2
第13講 プラザ合意以降の国際経済
第14講 リーマン・ショックと世界同時不況
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
プリントを配布します。
参考文献:石川城太・菊池徹・椋寛著
『国際経済学をつかむ』有斐
閣、2009年、P.R.クルーグマン・M.アブズフェルド著『国際経済
理論と政策Ⅰ.国際貿易』
第3版、新世社
筆記試験により評価します。
準備学習
担当教員から一言
難しい数学的既述や深い議論はできるだけ避け、簡単な図を用
いてより多くのポイントが理解できるようにつとめるつもりで
す。質問や授業の流れについての希望があったら、いつでも言っ
て下さい。
講義の後、必ず復習をして下さい。
ミクロ経済学
2年次
2単位
前学期
選 択
講義計画
到達目標
1.ガイダンス
(基礎数学復習と一次関数の演習問題)
2.無差別曲線と消費者の行動①:T-2-1
3.無差別曲線と消費者の行動②課題①:T-2-1
4.企業の行動①:T-2-1
5.企業の行動②課題②:T-2-1
6.経済と格差社会:T-3-1
7.需要の価格弾力性①:T-2-1
8.需要の価格弾力性②課題③:T-2-1
9.市場メカニズム:T-2-1
10.比較優位の理論課題④:T-2-1;T-2-7
11.経済と雇用:T-3-2
12.財政政策・金融政策①:T-2-2;T-2-4;T-2-5
13.財政政策・金融政策②課題⑤:T-2-2;T-2-4;T-2-5
14.経済エネルギー事情
(国内)
:T-2-6;T-3-5
15.経済エネルギー事情
(世界)
:T-2-8;T-3-5
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
鬼頭浩文
講義のねらい
この講義では、公務員や金融機関、大学院などを目指す学生
に対して、経済学の知識をわかりやすく伝授する。具体的には、
職業人として必要な経済を見る力を身につけることと、企業の
就職試験や公務員の教養試験における経済学分野の問題を解く
ための勉強を行う。できる限り、受験テクニックだけでなく、
実際の社会の仕組みについても学ぶ。
経済学の基本的知識を理論的に理解し、試験問題の解答を導
き出す能力を身につけることが到達目標である。
課題(5回を予定)を提出することが、単位認定の最低条件。そ 『警察官・消防官 新スーパー過去問ゼミ 社会科学』実務教育出版
の上で、課題50%、定期試験50%の割合で総合的に評価する。 (1300円+税)
講義計画のT○-△が、テキストの対応する箇所
(○章の△テーマ)
を示している。
経済学の知識は必須である。
毎回、必ず予習・復習を行い、指示した練習問題にトライして、 公務員試験・社会科学系大学院では、
理解できない問題については次回の講義で質問できるように準 内容はとても難しいが、パワーポイントなどで分かりやすく解
説する。
「経済学」
単位取得後の受講が好ましい。
備をしておくことが望まれる。
− 76 −
マクロ経済学
鶴田利恵
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
講義計画
この授業では、まず、私たちの経済活動に大きな影響を与え
ている金利(利子率)が決定される貨幣市場について学びます。
金利(利子率)は、どのように決まってくるのでしょうか?また、
どのような変化が起きたときに金利(利子率)は高くなったり低
くなったりするのでしょうか?講義では、貨幣市場において金利
(利子率)が決定されるメカニズムと、国による金融政策にはど
のようなものがあるのかをみていきます。また、「現代経済学」
で学んだ財市場とこの貨幣市場を同時に分析し、財政政策と金
融政策の効果に関する理論を理解します。
到達目標
マクロ経済学の貨幣市場に関する基本的な理論の理解、財市
場と金融市場の同時分析(物価の変動がない場合とある場合)に
関する理論の理解
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
家森信善著『基礎からわかるマクロ経済学』第3版、中央経済社、
2008年
(2000+tax)
筆記試験により評価します。
準備学習
担当教員から一言
この授業を受ける人は、1年次後期に「現代経済学」を受講して
おくか、2年次に同時に受講して下さい。
講義の前に教科書を読んでおくことを勧めます。
現代財政学
三城安生
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この講義の目的は、代表的な財政政策を紹介し、各政策がど
のような特徴を持ち、いかなる問題を孕んでいるのかを理解す
ることです。講義の中では、ミクロ経済学やマクロ経済学の基
礎的な理論を用いて財政政策について解説を行い、政府によっ
て行われる様々な財政政策が社会にどのような影響を与えてい
るのかを考察し、財政政策のあり方について考えていきます。
また、新聞やテレビなどで報じられている時事的な話題を題材
にした講義を行い、日本の財政政策の基本的なしくみの理解を
目指します。
到達目標
・政府が行う財政政策について関心を持てるようにする
・各種の財政政策について経済学的な視点からとらえられるよ
うにする
・財政政策が経済や社会にもたらす影響を理解する
・日本の財政政策について自分の言葉で簡単な説明ができるよ
うにする
成績評価方法
成績評価の方法は定期試験と小テストによります。
定期試験70%、 小テスト30%
準備学習
第1講 ガイダンス
第2講 貨幣の定義と役割
第3講 貨幣創造
第4講 貨幣需要の理論1
第5講 貨幣需要の理論2
第6講 金融政策
第7講 貨幣乗数1
第8講 貨幣乗数2
第9講 IS-LM分析1
第10講 IS-LM分析2
第11講 IS-LM分析3
第12講 物価の変動を考えた分析1
第13講 物価の変動を考えた分析2
第14講 物価の変動を考えた分析3
第15講 まとめ
定期試験
講義計画
以下のような計画で講義を行います。
第1講 ガイダンス、講義の概要
第2講 財政政策の概観
第3講 ミクロ経済学の基礎
第4講 消費者余剰と生産者余剰
第5講 税金と補助金
第6講 外部効果
第7講 公共財
第8講 マクロ経済学の基礎
第9講 マクロ経済の需要と供給
第10講 乗数メカニズム
第11講 財政政策の構造
第12講 財政政策と金融政策
(1)
第13講 財政政策と金融政策
(2)
第14講 時事的な財政政策
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
特定のテキストは使用しません。各回の講義で使用する配付資
料は、インターネットのホームページを通じて各自で準備して
もらいます。アクセスの方法については、ガイダンスで説明し
ます。
〔参考文献〕
伊藤元重、
『入門経済学 第3版』
日本評論社
(2009)
担当教員から一言
配付資料や参考文献などを用いて自主的な予習・復習を行うこと 特にありません。
に加え、財政政策に関する新聞記事をまとめるなど各自で積極
的な復習を行ってください。また、講義内容の一層の理解を進
めるため、定期的な課題を課します。
− 77 −
経済統計学
片山清和
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
現在、自然科学の分野だけでなく、人文/社会科学の分野で
も数字データが用いられています。それらの数字データを分析
する道具として、統計学が用いられています。特に近年では、
ビッ
グデータと呼ばれる大規模データを統計処理して、社会生活に
役立てる試みがさかんに行われています。そのため、統計学は
より身近になっており、統計学なくして社会生活が成り立たな
いと言っても言い過ぎではありません。
この講義では、統計学の基礎知識を身に付け、基礎的な統計
処理を学びます。
到達目標
統計学の基礎知識を身に付け、基本的な統計処理ができるよ
うにします。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス、統計学とは
第2講 度数分布表、ヒストグラム
第3講 代表値
第4講 平均偏差、分散、標準偏差
第5講 散布図、偏差積和、共分散
第6講 相関係数、回帰直線
第7講 順列と組合せ
第8講 標本空間と事象
第9講 確率
第10講 条件付き確率
第11講 ベイズの公式
第12講 確率変数
第13講 正規分布
第14講 推定
第15講 検定
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
[テキスト]
なし。
[参考文献]
長谷川勝也 著者 「イラスト図解 確率・統計のしくみがわかる
本」
技術評論社 ¥1706
「提出物」(40%)、「定期試験」
(60%)
準備学習
担当教員から一言
(Moodle)
を利用します。
復習の演習問題を出しますので、演習問題を行って、提出して 学習支援システム
積み重ねの講義なので、欠席しないようにしてください。
ください。
また、出席状況が悪い場合には減点します。
統計解析学
片山清和
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
現在、自然科学の分野だけでなく、人文/社会科学の分野で
も数字データが用いられ、それらの数字データを分析する道具
として、統計学が用いられています。特に近年では、ビッグデー
タと呼ばれる大規模データを統計処理して、社会生活に役立て
る試みがさかんに行われています。そのため、統計学はより身
近になっており、統計学なくして社会生活が成り立たないと言っ
ても言い過ぎではありません。
この講義では、「経済統計学」を受講していることを前提とし
て、統計学の発展的な内容として、回帰分析と主成分分析と因
子分析を学びます。
到達目標
回帰分析、主成分分析、因子分析の知識を身に付け、統計処
理ができるようにします。
成績評価方法
「提出物」(40%)、「定期試験」
(60%)
準備学習
講義計画
第1講 ガイダンス、
第2講 度数分布表、ヒストグラム、平均、分散、標準偏差
第3講 相関図、相関係数
第4講 確率密度関数、正規分布
第5講 単回帰分析
(1)
第6講 単回帰分析
(2)
第7講 重回帰分析
(1)
第8講 重回帰分析
(2)
第9講 重回帰分析
(3)
第10講 主成分分析
(1)
第11講 主成分分析
(2)
第12講 主成分分析
(3)
第13講 因子分析
(1)
第14講 因子分析
(2)
第15講 因子分析
(3)
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
[テキスト]
なし。
[参考文献]
高橋信 著 「マンガでわかる統計学 回帰分析編」
オーム社 ¥2376
高橋信 著 「マンガでわかる統計学 因子分析編」
オーム社 ¥2376
担当教員から一言
(Moodle)
を利用します。
復習の演習問題を出しますので、演習問題を行って、提出して 学習支援システム
積み重ねの講義なので、欠席しないようにしてください。
ください。
また、出席状況が悪い場合には減点します。
− 78 −
経済史
麻沼賢彦
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
<アメリカ近・現代経済史>
アメリカの19世紀半ばから20世紀初頭にかけての一時期は、
生産と流通に劇的な変化が起った時期であった。この時期はま
た、今日の巨大株式会社の原型、近代企業が生まれ、急速に成
長した時期でもあった。たとえば石油のスタンダード・オイル、
鉄鋼のU.S. スチール、写真フィルムのコダック、スナック菓子
のナビスコ、瓶詰・缶詰食品のハインツ、
清涼飲料のコカ・コーラ、
精肉のスウィフト、洗剤のP&G、電機のゼネラル・エレクトリッ
ク、自動車のフォード等。こうした事態が進展をみたのはなぜ
だろうか。
到達目標
現代アメリカ経済の歴史的特性について理解を深めること。
成績評価方法
講義計画
第1回 ガイダンス、はじめに
第2回 アメリカ経済史の視角
(1)
第3回 アメリカ経済史の視角
(2)
第4回 経営者資本主義の理論と歴史
第5回 アメリカの企業家たち
第6回 近代企業の機能と構造
(1)
第7回 近代企業の機能と構造
(2)
第8回 アメリカの市場
第9回 インフラ
(鉄道・電信・郵便)
整備
第10回 流通革命
第11回 生産革命
第12回 大量生産技術の衝撃
第13回 組織と戦略
第14回 大規模産業企業のダイナミクス
第15回 おわりに
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
授業への積極的な参加、受講態度:20%
定期試験:80%
プリント配布予定
準備学習
担当教員から一言
講義は「生きもの」というのが私の持論。それゆえ、受講者の関
次の文献に目を通しておくと、有益である。
A. D. チャンドラー 「経営者の時代(上)
(下)
」
東洋経済新 心の所在や理解度に応じて講義プログラムを適宜変更すること
があるので、あらかじめご了承を。
報社
経済学史
杉谷克芳
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
重商主義、重農主義(ケネー)
、スミスという3者の経済学を
対比させつつ、①冨(豊かさ)とは何なのか、社会を豊かにする
とはどういうことなのか、②資本と人間の再生産ということ、
③経済と制度との関連、等々について考えてみたいと思います。
経済学史は、経済学説の歴史を取り扱う学問ですが、この講
義では、単に過去の経済学者やその学説の辞書的意味を覚えて
終わりではなく、初期の経済学者たちの理論の紹介を通じて、
社会や経済の仕組みを私たち自身が考えるきっかけにしたい、
と考えています。
到達目標
重商主義もケネーもスミスも、一面では正しく、一面では間
違っています。そうした三者三様の考え方、問題意識をその時
代背景と共に理解することによって、現代の経済社会を多面的
に理解する手がかりを得ること。
講義計画
第1講 ガイダンス、講義概要
第2講 経済学の歴史の鳥瞰図
第3講 問題提起―重商主義とケネーとスミス、冨はモノか、
貨幣か?
◎重商主義の経済学
第4講 簡単な西洋史―大航海時代、絶対王制、産業革命
第5講 重商主義の経済学と経済政策①
第6講 重商主義の経済学と経済政策②
第7講 スミスの重商主義批判―正しいのはどちらか?
◎ケネーの経済学
第8講 フランス絶対王制とコルベルティズム
第9講 『小作人論』
と
『穀物論』
第10講 なぜ、農業だけが生産的?
第11講 3つの前払い、ケネー
『経済表』
①
第12講 ケネー
『経済表』
②――生産活動と社会の再生産
第13講 ケネーの経済政策
◎アダム・スミスの経済学
第14講 「神の見えざる手」
と理神論
第15講 スミス分業論と市民社会
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
定期試験の結果によって評価します
(100点満点)
。ただし、
レポー 教科書は使用しません。資料は適宜印刷して配布します。
トと講義への取組姿勢によって大幅に加点します。レポートの
提出は任意ですが、筆記試験に自信のない人、好成績を望む人
はレポートでしっかり加点しておきましょう。
事前に指摘した場合には、翌週までに資料を読んできた上で講 あまり難しい話にならず、学生さんの興味を引くような楽しい
授業にしたいと思いますが、そのためには学生さんの協力が必
義に臨んで下さい。
要です。私語は苦手ですので、よろしくお願いします。
− 79 −
経済政策
山本奈実
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
様々な政策問題に対し、経済政策をいかにして立てるかにつ
いて解説する。政策を考え、それを分析する際には、次の5つ
のステップを踏む。(1)何が問題となり、どんな目的を追求す
べきか。(2)選択できる手段の列挙。
(3)意思決定者の選好を
表現。(4)それぞれの手段を取った場合の結果を予測。
(5)そ
れらの結果を評価し、最も好ましい手段を選択。経済政策の立
て方を学ぶことにより、経済政策についての理解を深めるのが
目的である。
到達目標
1.経済学の基礎的専門用語を学ぶ。選好、選好関数、無差
別曲線、限界変形率、限界代替率。2.基本的技法を学ぶ。差
分方程式、待ち行列。3.政策分析の枠組み(5つのステップ)
に従って政策を立てる方法を習得する。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス 1.政策選択の考察
第2講 2.モデルの概論
第3講 3.選択のモデル
(1)
第4講 3.選択のモデル
(2)
第5講 3.選択のモデル
(3)
第6講 3.選択のモデル
(4)
第7講 4.差分方程式
(1)
第8講 4.差分方程式
(2)
第9講 4.差分方程式
(3)
第10講 4.差分方程式
(4)
第11講 5.待ち行列
(1)
第12講 5.待ち行列
(2)
第13講 5.待ち行列
(3)
第14講 5.待ち行列
(4)
第15講 まとめ
期末試験
テキスト・教材(参考文献含む)
受講態度(課題提出など)
(30%)
、期末試験
(70%)
。
テキスト:なし。僅かだが、適宜プリントを配布する。
参考文献:
[著]
エディス・ストーキー+リチャード・ゼックハウ
ザー、
[監訳]佐藤隆三+加藤寛「
[新装版]政策分析入門」勁草書
房
(2004年)
、4968円
(本体:4600円+税)
。
準備学習
担当教員から一言
1.板書したことや授業で説明したことで重要な箇所はどんど
予習:前回までの復習のまとめに、一通り目を通しておく。
んノートすること。
復習:講義の後にその回で学んだ内容を5〜10分程度かけて簡単
にまとめることが望ましい。どこに書いてもよいが、講義ノー 2.期末試験に出そうな問題などについては最後の方の授業で
説明する。
トのその回の内容のすぐ後に書いて、枠で囲っておいてもいい。
国際経済学
鶴田利恵
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この講義では、グローバル化が進む国際経済の動きを理解す
るために、国際貿易、国際収支の構造、為替レートの決定に関
する理論を中心に講義していきます。
「なぜ貿易を行うのか?」
という基本的な疑問から始まり、
「貿易を行うとどのようなメ
リットがあるのか?」
、
「各国はどのような貿易政策を行ってお
り、また、そのような貿易政策は我々にどのような影響がある
のか?」
、「国際収支の構造はどのようになっているのか?」
「為
替レートはどのように決定され、それは自国の貿易にどのよう
な影響を与えるのか?」
を学んでいきます。
到達目標
貿易、国際収支構造、為替レートの決定に関する基本的な経
済理論を理解する。
成績評価方法
筆記試験により評価します。
準備学習
講義の後、必ず復習をして下さい。
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 比較優位の理論その1
第3講 比較優位の理論その2
第4講 要素賦存比率理論
(ヘクシャー・オリーンの定理)
第5講 プロダクト・サイクル論、雁行形態論
第6講 部分均衡分析
(貿易の利益)
その1
第7講 部分均衡分析
(貿易の利益)
その2
第8講 貿易政策その1
第9講 貿易政策その2
第10講 産業内貿易その1
第11講 産業内貿易その2
第12講 国際収支の構造
第13講 為替レートの決定理論
第14講 為替レートの決定理論
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
プリントを配布します。
参考文献:石川城太・菊池徹・椋寛著
『国際経済学をつかむ』有斐
閣、2009年、P.R.クルーグマン・M.アブズフェルド著『国際経済
理論と政策Ⅰ.国際貿易』
第3版、新世社
担当教員から一言
難しい数学的既述や深い議論はできるだけ避け、簡単な図を用
いてより多くのポイントが理解できるようにつとめるつもりで
す。質問や授業の流れについての希望があったら、いつでも言っ
て下さい。
− 80 −
環境経済学
岡 良浩
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
近年、環境問題が大きく取り上げられています。経済学にお
いても環境経済学という分野が確立されつつあります。環境経
済学が社会に要請されるようになった背景は、大きく2つあり
ます。
ひとつは、環境問題の根本原因が経済活動そのものであり、
環境と経済をひとつの仕組みのなかで捉えることが要請されて
います。もうひとつは、市場価格では取り扱えない環境問題は、
経済分析の対象になじまないと考えられてきたという、経済学
自身に内在する課題です。したがって、この領域を拡大し、体
系化することが要請されています。
到達目標
この講義では、発展しつつある環境経済学について、基礎概
念を獲得し、体系的に理解することをめざします。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
テキストは特に使用せず、講義中に資料配布します。
参考文献は多数あります。ガイダンスでお話しします。
定期試験によって成績を評価します。
準備学習
経済学の応用分野ですから、
経済原論を復習しておいてください。
復習は、講義中に理解度を確認する小テストを課します。提出
は任意ですが、定期試験の対策になります。提出されたものは
添削して返却します。
日本経済論
渡辺悌爾
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
世界と連動して、日々変化し続ける日本経済の情勢を理解し、
考察し、自分の言葉で議論できる知見と能力を身に着ける学生
になることを狙いとする。
到達目標
日本経済新聞の経済記事を毎日読みこなし、現状分析に基づ
く課題解決の方向性、政策選択について一定レベルのレポート
が書けるレベルに到達することを目標とする。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス/環境問題と経済学
第2講 環境とミクロ経済〜経済活動と環境問題〜
第3講 環境とマクロ経済〜国民所得体系と環境〜
第4講 環境と開発の経済学1(開発における費用と便益・現在
価値)
第5講 環境と開発の経済学2
(DCF法)
第6講 環境と開発の経済学3
(費用便益分析)
第7講 環境と開発の経済学4
(費用便益分析の事例)
第8講 環境価値の評価1(ヘドニック法、トラベルコスト法、
CVM法)
第9講 環境価値の評価2
(四日市公害の経済評価)
第10講 環境政策1
(直接的手段/手続的手法/経済的手段)
第11講 環境政策2
(地球温暖化と京都議定書)
第13講 環境政策3
(京都議定書以降の動向)
第14講 エネルギーと社会1
(主要国のエネルギー動向)
第15講 エネルギーと社会2
(エネルギー政策)
定期試験
担当教員から一言
環境問題は、さまざま学問分野を横断する大きな社会問題です
が、経済学も重要な役割があります。全体を通じて、経済学に
おいて環境問題を考える意義がどこにあるのかを理解していた
だければ良いと考えています。
講義計画
第1講 ガイダンス;日本経済の現状と長期的課題
第2講 日本経済の現状認識①;アベノミクスのねらいと構図
第3講 日本経済の現状認識②;人口減少、長期デフレ、外需依
存
第4講 日本経済の現状認識③;
「失われた20年」
からの脱却
第5講 日本経済と世界経済①;経済の成熟化と新興国の発展
第6講 日本経済と世界経済②;冷戦終焉とグローバル化、IT革
命、金融革命
第7講 日本経済と世界経済③;グローバルネットワーク化の時
代
第8講 日本経済と世界経済④;企業の経営革新と海外直接投資
第9講 財政改革①;高齢社会の重圧、税と社会保障改革
第10講 財政改革②;国債リスクを回避せよ!
第11講 グローバル化の中の金融システム
第12講 グローバル化の中の産業構造変化
第13講 地球環境問題と日本経済の成長戦略①
第14講 地球環境問題と日本経済の成長戦略②
第15講 日本経済の成長戦略と地方創生
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
定期試験60%、レポート・小テスト40%
三橋規宏・内田茂男・池田吉紀著
『ゼミナール日本経済入門;第25
版』
日本経済新聞社、2012年、3300円+税
及び、講義中に最新の資料提供を行う。
準備学習
担当教員から一言
時間中は講義に集中して、適切な講義ノートを作り、事後的に 日本経済・世界経済の動向に絶えず注目し、新しい情報のキャッ
講義ノートの補充、充実化に努める。それと同時に疑問や不明 チに努める習慣と力がつけば、あなたの人生に必ず役立つはず
な部分について質問したり、自らテキストや他の資料によりで です。課題山積の現代経済は社会勉強のよき教材となります。
きる限り自学自習に努めることが必要である。
− 81 −
ヨーロッパ経済論
鶴田利恵
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この講義では、EU(欧州連合)
について学びます。EUは、ヨー
ロッパの28の国が加盟する経済統合体です。ヒト、モノ、カネ
の移動を自由化する市場統合を完成させ、現在では共通通貨ユー
ロの導入によって通貨統合を押し進めています。これはは世界
でも他に例がなく、その統合の歴史、仕組みを知ることは、今
後の国際的な経済連携の動向を見る上でも非常に重要となりま
す。講義では、EUの成長の軌跡と成果だけでなく、問題点も考
えて行きます。
到達目標
EUに関する歴史、機構、主な政策についての理解、地域統合
理論の理解、EUが直面している問題点の抽出と分析
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 EUの誕生と発展第2次大戦前まで
第3講 EUの誕生と発展第2次大戦後〜EC発足まで
第4講 EUの誕生と発展現在まで
第5講 EUの制度
第6講 EUの組織
第7講 EUの意志決定メカニズム
第8講 資本・金融市場の自由化
第9講 産業統合
第10講 通貨統合1
第11講 通貨統合2
第12講 EUと諸外国
第13講 EUと日本
第14講 ギリシャ・ショックと欧州経済危機
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
プリントを配布します。
参考書:藤井良広
『EUの知識』
新版
(日経文庫)
日本経済新聞社
筆記試験により評価します。
準備学習
担当教員から一言
授業中の質問、ディスカッションは大歓迎です。積極的に授業
に参加して下さい。但し、私語は厳禁です。
授業中に適宜紹介します。
米州経済論
3年次
2単位
後学期
選 択
講義計画
到達目標
第1講:ガイダンス
第2講:第1章ラテンアメリカ経済とは
第3講:ラテンアメリカと米国の関係
第4講:第2章ラテンアメリカ経済の発展過程
(植民地以前)
第5講:第2章ラテンアメリカ経済の発展過程
(植民地時代)
第6講:第2章ラテンアメリカ経済の発展過程
(独立後)
第7講:第3章ラテンアメリカ経済の現状
(アンデス地域)
第8講:第3章ラテンアメリカ経済の現状
(中米地域)
第9講:第3章ラテンアメリカ経済の現状
(カリブ地域)
第10講:第4章ラテンアメリカの諸問題
(貧困、格差)
第11講:第4章ラテンアメリカの諸問題
(新自由主義)
第12講:第4章ラテンアメリカの諸問題
(エネルギー・環境等)
第13講:第5章ラテンアメリカにおける代表的企業
第14講:第6章ラテンアメリカと日本の経済関係
第15講:第3章ラテンアメリカ経済の現状
(南米南部地域)
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
富田 与
講義のねらい
この講義では、ラテンアメリカ(ラ米)を中心に米州経済の現
実と経済理論との橋渡しをします。
BRICsの一角をなすブラジル、AFTAの加盟国メキシコ、
MERCOSURを構成するアルゼンチンは世界経済の成長エンジ
ンとして注目され、ボリビアのレアメタル、ベネズエラやエク
アドルの原油は国際的にも重要な資源となっています。しかし、
ラ米には、経済格差、貧困など途上地域としての問題も多く、
それへの政策も進んでいます。この講義では、こうしたラ米経
済を軸に、米国との関係も含め、米州経済全般を見ていくこと
にしましょう。
到達目標は「米州経済に関する新聞記事が理解できる」
です。
『ラテンアメリカ経済成長と広がる貧困格差』
(丸谷雄一郎著)
講義の中で課したレポートと期末レポートで評価します。
講義の中では、各章の初めにレポートを提出していただきます。 創成社 800円
期末レポートは原稿用紙10枚程度の課題を出題します。
日ごろから米州経済に関する新聞記事に目を通すようにして下 日本からは遠い地域の話ですが、世界経済を考える上では「実験
室」のように色々な事柄が存在する地域です。マクロ経済の基礎
さい。
を復習しておいてください。
予習として各章ごとにレポート課題を出題します。
− 82 −
アジア経済論
3年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
岩 崎 祐 子 後学期 選 択 第2講 世界経済のなかのアジア
第3講 アジア経済発展における日本の役割
講義のねらい
第4講 毛沢東政権下の中国経済
世界経済の中で重要度を増しているアジア地域の経済発展の 第5講 開放・改革と中国経済
背景を探るとともに、これまで日本が果たしてきた役割を多角 第6講 中国の経済発展における外資の役割
第7講 NIEsの経済発展
(1)
台湾と香港
的に考察します。
第8講 NIEsの経済発展
(2)
韓国とシンガポール
第9講 ASEANの経済発展
(1)
第10講 ASEANの経済発展
(2)
第11講 ASEANの経済発展
(3)
第12回 トピックス
(1)
第13回 トピックス
(2)
第14回 アジアの経済金融協力
到達目標
第15回 まとめ
経済発展を遂げてきたアジア諸国の経済の歴史と現状に関す 定期試験
る理解を深めることを目標とします。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
定期試験(70%),授業中に作成する小レポート(30%)により評 使用しない。授業時にプリントを配布する。
価する。
日頃から、アジア経済に関するニュースに関心をもつようにし 日頃から、アジア経済のニュースに関心をもっておいてくださ
い
て下さい。
授業時に配布した資料は、次回の授業までに読んでおいてくだ
さい。
日本経済史
早川大介
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
日本は19世紀の終わりごろから工業化を本格化させ、非常に
短期間で世界有数の工業国に成長した。
この講義では、明治以降の工業化の前提となる江戸時代から
第一次大戦前まで日本経済の軌跡についてみていく。
到達目標
史実を踏まえたうえで日本経済の歴史的な流れを捉え、過去
の現象がどのように現在につながっているのか、現在と過去が
どのように異なるのかを理解することが目的となる。
成績評価方法
平常点(30%)+期末試験
(70%)
準備学習
講義計画
第1回 ガイダンス
第2回 江戸時代の経済と社会①
第3回 江戸時代の経済と社会②
第4回 幕末開港のインパクト
第5回 貿易の再開と幕末インフレ
第6回 江戸幕府の崩壊
第7回 明治新政府の制度改革
第8回 地租改正と秩禄処分
第9回 殖産興業政策の展開
第10回 大隈・松方財政
第11回 通貨・金融制度の整備①
第12回 通貨・金融制度の整備②
第13回 日本の産業革命①
第14回 日本の産業革命②
第15回 講義のまとめ
期末試験
※関連する映像教材の視聴も適宜行う。
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回講義資料を配布する。
参考文献
三和良一『概説日本経済史 近現代(第3版)
』東京大学出版会、
2012年
三和良一・原朗編
『近現代日本経済史要覧 補訂版』
東京大学出版
会、2010年
その他の文献は適宜講義の中で紹介する。
担当教員から一言
予習は必ずしも必要ないが、配布資料を利用して復習をおこな 高校までの日本史の知識は前提としませんが、不安がある人は
高校の日本史のテキスト・図録に目を通しておくと良いでしょう。
うこと。
− 83 −
西洋経済史
李 修二
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
近代、19世紀以降の世界史は、私たちの現代社会に直接連な
る歴史である。今日の政治制度、社会制度、経済体制などの重
要な物事は、ほとんどこの19世紀以降の歴史の中で定着させら
れてきた。そこで、この講義のねらいは、まず、19世紀におけ
る幾つかの主要な国々の経済史を比較検討しながら、順次学ん
でいくことである。さらに、20世紀に入って、第一次世界大戦
期から第二次世界大戦期にいたるまでの両大戦間期における世
界経済の動向を概観して、20世紀前半の世界経済の歴史の流れ
を理解することである。
到達目標
講義での到達目標は、①欧米を中心とした主要な国々の経済
史を比較しながら学ぶことによって、それらの国々の今日の特
徴の歴史的由来を理解すること、②20世紀に入ってからますま
す緊密になっていく国際経済関係の歴史を十分に理解すること、
の2つである。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 西洋経済史の視角と課題〜発展段階論と世界システム
論
第3講 19世紀資本主義世界経済の
「中心」〜イギリス
第4講 19世紀資本主義世界経済の
「半周辺」
1〜フランス
第5講 19世紀資本主義世界経済の
「半周辺」
2〜ドイツ
第6講 19世紀資本主義世界経済の
「半周辺」
3〜アメリカ
第7講 19世紀資本主義世界経済の
「半周辺」
4〜ロシア
第8講 19世紀資本主義世界経済の
「半周辺」
5〜日本
第9講 19世紀資本主義世界経済の
「半周辺」
6〜
(補論)中国
第10講 19世紀資本主義世界経済の「周辺」〜アイルランドとイ
ンド
第11講 第一次世界大戦後1920年代の国際経済問題
第12講 1929年世界大恐慌
第13講 両大戦間期1930年代のブロック経済体制とアメリカ・
ニューディール政策
第14講 第二次世界大戦期の世界経済再建構想
第15講 写真と映像で見る近代西洋経済
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
定期
(筆記)試験で評価する。
教材として、書き込み式の講義ノートを毎回プリントにして配
布する。他にテキストは使用しない。
参考文献:藤瀬浩司著
『欧米経済史』
(放送大学教材)
準備学習
担当教員から一言
毎回、前回分の講義プリントを復習しておくこと。そうすれば、 暗記に偏りがちな高校までの歴史学習とは違い、歴史の因果関
講義内容がより深く理解できるはずである。とくに欠席した場 係を探求することに歴史を学ぶ本来の醍醐味がある。理解する
こと、意味を知ることの面白さを味わってほしい。この講義の
合は、事後的な補習学習を必ず行っておくこと。
単位修得後には、
それがちょっとした一つの自信ともなるだろう。
労働経済学
麻沼賢彦
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
イギリスの経済学者ケインズは、1930年の論文のなかで、こ
う述べた。「われわれの孫の時代には、技術進歩のおかげで、人
びとは、週に15時間ほど働けばそれですむようになっているだ
ろう。」
だが、社会は、ケインズの予測とは逆の方向に向かって動い
ているようである。日本その他の先進国では、国際競争力を高
めねばならないとの理由から、労働時間は延長される傾向にあ
る。その一方、非正規雇用が就業者のほぼ40%(2012万人)に達
し、所得格差の拡大を伴いながら依然として増え続けている。
どうしてこうなのか。
到達目標
現代社会が直面している諸問題に目を開くこと。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
プリント配布
授業への積極的な参加、受講態度:20%
定期試験:80%
準備学習
講義計画
第1回 ガイダンス、はじめに
第2回 ローズタウン・シンドローム
第2回 「良い仕事」
とは?
第3回 「良い仕事」
の解体
第4回 近年の
「労働白書」
から
(1)
第5回 近年の
「労働白書」
から
(2)
第6回 「市場志向型企業」
と
「コミュニティー志向型企業」(1)
第7回 「市場志向型企業」
と
「コミュニティー志向型企業」(2)
第8回 日本型長期雇用システムの消滅?
第9回 雇用の流動化
第10回 EUの労働市場改革
第11回 「カテゴリーとしての失業」
の解体
第12回 グローバリゼーション、ポスト・フォーディズム、少子
高齢化
第13回 マーシャリアン・クロスの怪
第14回 新古典派経済学とケインズ
第15回 ネオリベラリズムの隆盛とピケティ現象
定期試験
次の文献に目を通しておくと、何かと有益である。
R. ドーア 「日本型資本主義と市場主義の衝突」 東洋経済新
報社
担当教員から一言
講義は「生きもの」というのが私の持論。それゆえ、受講者の関
心の所在や理解度に応じて講義プログラムを適宜変更すること
があるので、あらかじめご了承を。
− 84 −
コンピュータソフトとハード
2年次
2単位
講義計画
1.ガイダンスとコンピュータの歴史
池 田 幹 男 前学期 選 択 2.コンピュータの構成
3.ソフトウェアができることは何か
講義のねらい
4.基本ソフトウェアとアプリケーションソフトウェア
コンピュータがどのうように動作しているかについて学びま 5.OSとは何か
す。ソフトウェアが中心となります。コンピュータのソフトウェ 6.OSによる仮想記憶
アの種類と構成について学びます。また、コンピュータの中で 7.ファイルシステム
8.各種のアプリケーションソフトウェア
データが同様に処理されているかを学びます。
9.文字の処理
10.アナログとデジタル
11.オーディオ処理
12.コンピュータの色の表現
13.画像処理
14.情報源符号化とファイルフォーマット
到達目標
15.ネットワーク
コンピュータの基本的なソフトウェアの構成とマルチメディ
ア処理の基礎を理解することを目標とします。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
授業態度30% 定期テスト70%で評価します。
特にありません。授業中に適宜取り上げます。
教育支援システム
(Moodle)
に教材を提示します。
準備学習
担当教員から一言
教育支援システム(Moodle)の教材や小テスト、過去の定期テス コンピュータの授業ですが、板書が中心となります。ノートを
細かく取るようにしてください。
トの問題を参考にしてください。
インターネット論
牛島 謙
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この授業のねらいは2つあります。1つ目は、経済や経営に
関する有益な情報をインターネットから効率良く入手するスキ
ルを身につけることです。2つ目は、インターネットを企業が
どのように利用しているかを知ることです。
毎回の課題はネットワークを経由してワード文書で提示され
ます。指定されたサイトにアクセスして、ページをブラウスし
ながら課題を解いていくことで、自然と情報検索のスキルが身
につくようになっています。
到達目標
この授業の到達目標は、経済や経営に関する有益な情報を提
供している優良サイトについて知ることと、各サイトに用意さ
れているサイト内検索を使いこなせるようになることです。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 本の検索1:NDL-OPAC
第3講 本の検索2:アマゾン
第4講 本の検索の演習
第5講 雑誌記事の検索
第6講 『日経ビジネス・オンライン』
第7講 『プレジデント・オンライン』
第8講 ニュースの検索
第9講 新聞社のウェブサイト1
第10講 新聞社のウェブサイト2
第11講 新聞社のサイト内検索
第12講 インターサイト内検索
第13講 アドワーズと企業
第14講 グーグルと広告
第15講 レポート作成
テキスト・教材(参考文献含む)
成績は次の2点で評価をします。
1 毎回の課題提出(13回分)
。50%の評価。
2 レポート試験。50%の評価。
下記のページがこの授業の
「テキスト」
です。
紙媒体は使いません。
牛島研究室OnLine > インターネット論2015
http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/netit/2015/
準備学習
担当教員から一言
インターネット論のページにアクセスすれば、準備学習ができ 毎回の課題提出をがんばりましょう。
るようになっています。
− 85 −
ウェブ情報セミナー
牛島 謙
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この授業のねらいは、2年前期の
「経済情報学」
、2年後期の
「イ
ンターネット論」
で学んだ知識とスキルに磨きをかけることです。
すべての教材をネットワーク経由で提供する、その点にこの
授業の最大の特色があります。授業形態としては完全な演習形
式を取ります。出席確認から始まって、
教材を読む、
例題を解く、
応用問題にチャレンジする、小テストを受ける、そのすべてを
ネットワーク上で行います。
到達目標
この授業の到達目標は、優良サイトを多く知ることと、その
サイトを自在に使いこなせるようになることです。各サイトに
用意されているサイト内検索をマスターすることが重要です。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 グーグルの特殊検索を使う
第3講 ウィキペディアの使い方を知る
第4講 地図を入手する
第5講 交通機関の時刻表を調べる
第6講 アマゾンの
「なか見!検索」
を使う
第7講 商品の情報を調べる1
第8講 商品の情報を調べる2
第9講 HTMLについて理解する1
第10講 HTMLについて理解する2
第11講 ヤフー!ニュースを使う
第12講 企業について調べる1
第13講 企業について調べる2
第14講 経営者について調べる
第15講 レポート作成
テキスト・教材(参考文献含む)
次の2点で成績評価をします。
1 毎回の課題提出(13回分)
。50%の評価。
2 レポート試験。50%の評価。
下記のページがこの授業の
「テキスト」
です。
紙媒体は使いません。
牛島研究室OnLine > ウェブ情報セミナー2015
http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/weblife/2015/
準備学習
担当教員から一言
ウェブ情報セミナーのページにアクセスすれば、準備学習がで 毎回の課題提出をがんばりましょう。
きるようになっています。
ウェブデザイン
3年次
2単位
講義計画
1.ガイダンスe-Learningの使用法
池 田 幹 男 後学期 選 択 2.HTMLとは何か
3.見出しと段落
(<h1>,<h2>,<h3>,<p>)
講義のねらい
4.字体の変更
(<em>,<strong>)
(&gt,&lt など)
Webの基本であるHTML(Hyper Text Markup Language)と 5.特殊な文字の表示方法
(<img>)
CSS(Cascading Style Sheet)について学び、実際にウェブペー 6.画像の埋め込み
7.箇条書き
(<ul>,<dl>)
ジをデザインします。
8.リンク
(<a href>)
(1)
9.リンク
(<a name>)
(2)
10.表の作製
(<table>,<tr>,<th>,<td>)
11.複雑な表の作成
12.その他の要素
13.色、背景のスタイル
14.スタイルシート
到達目標
15.総合演習
HTMLとCSSについて理解し、静的なウェブページを実際に
作製できるようになることを目標とします。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
授業態度30%、提出物70%で評価し、定期試験は実施しません。 テキストは使用しません。学習支援システム(Moodle)を使用し
て呈示します。
(Moodle)
を使用して、
授業を進めていきます。
W3C(World Wide Web Consortium)にある各種資料(http:// 学習支援システム
www.w3.org)
− 86 −
コンピュータプログラミング基礎
3年次
2単位
片山清和
前学期
選 択
講義計画
第1講 ガイダンス、プログラミングとは
第2講 Cプログラムの入力、コンパイル、実行
第3講 変数・定数とデータ型
第4講 簡単な計算プログラム
第5講 入力と表示
第6講 ifによる条件分岐
(1)
第7講 ifによる条件分岐
(2)
第8講 forによる繰り返し
(1)
第9講 forによる繰り返し
(2)
第10講 forとifの組み合わせ
第11講 whileによる繰り返し
第12講 forとifとwhileの組み合わせ
第13講 式と文
第14講 関数
(1)
第15講 関数
(2)
定期試験
講義のねらい
ほぼすべてのアプリケーション・プログラムは、プログラミン
グ言語で記述されています。プログラミング言語の中でも、C
言語はオペレーティングシステムから携帯電話など末端の応用
プログラムまで、広い範囲で使用されています。このC言語を学
ぶことで、アプリケーション・プログラムの動作をより理解する
ことができます。
この講義では、C言語を用いてプログラミングのセンスを学
び、ます。また、プログラム作成と通じて、論理的思考を身に
つけることを目指しています。
到達目標
C言語で基本的なプログラミング能力(制御構造、算術演算、
入出力)の習得を目指します。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
[テキスト]
なし。
[参考文献]
B.W.カーニハン、D.M.リッチー 著 石田晴久 訳 「プログラミ
ング言語C 第2版 ANSI規格準拠」
共立出版 ¥3024
「提出物」(40%)、「定期試験」
(60%)
準備学習
担当教員から一言
(Moodle)
を利用します。
毎回、復習の演習問題を出します。演習問題を行って、提出し 学習支援システム
プログラミングでは積み重ねが重要ですので、欠席しないよう
てください。
にしてください。
また、出席状況が悪い場合には減点します。
コンピュータプログラミング応用
3年次
2単位
片山清和
後学期
選 択
講義計画
講義のねらい
ほぼすべてのアプリケーション・プログラムは、プログラミン
グ言語で記述されています。プログラミング言語の中でも、C
言語はオペレーティングシステムから携帯電話など末端の応用
プログラムまで、広い範囲で使用されています。このC言語を
学ぶことで、アプリケーション・プログラムの動作をより理解す
ることができます。
この講義では、「コンピュータプログラミング基礎」を受講し
ていることを前提として、構造体やポインタなど、C言語の高
度なプログラミングを学びます。
到達目標
C言語で発展的なプログラミング能力
(配列、構造体、ポインタ)
の習得を目指します。
成績評価方法
「提出物」(40%)、「定期試験」
(60%)
準備学習
第1講 ガイダンス、プログラミングとは
第2講 変数・定数とデータ型、コンパイル、実行
第3講 入力と表示
第4講 制御構造
第5講 配列
(1)
第6講 配列
(2)
第7講 配列
(3)
第8講 ポインタ
(1)
第9講 ポインタ
(2)
第10講 ポインタ
(3)
第11講 構造体
(1)
第12講 構造体
(2)
第13講 構造体
(3)
第14講 共用体
(1)
第15講 共用体
(2)
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
[テキスト]
なし。
[参考文献]
B.W.カーニハン、D.M.リッチー 著 石田晴久 訳 「プログラミ
ング言語C 第2版 ANSI規格準拠」
共立出版 ¥3024
担当教員から一言
(Moodle)
を利用します。
毎回、復習の演習問題を出します。演習問題を行って、提出し 学習支援システム
プログラミングでは積み重ねが重要ですので、欠席しないよう
てください。
にしてください。
また、出席状況が悪い場合には減点します。
− 87 −
データ解析基礎
熊澤光正
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
現在、ビッグデータと呼ばれる、さまざまな情報が私たちを
とりまいています。社会現象を説明したり、経済・経営の意思決
定を行うには、これらの多量の情報を意味のあるものとして把
握する必要があります。社会や経済・経営の多くの情報を価値の
あるものとして変換するためにはコンピュータによるデータ解
析、あるいはデータマイニングと呼ばれる体系・手法が使われま
す。
到達目標
フリーのデータ解析言語であるR言語を利用し、経済・経営に
有効なデータ解析の基礎を学びます。データ解析基礎では、経
営学経済学で、必要とされる、データ解析における、基礎統計
の手法の学習、実際への応用の基礎への展開力の習得を目標と
します。
講義計画
第1講 ガイダンス Rの基礎
第2講 基本統計量を求める
(1)
第3講 基本統計量を求める
(2)
第4講 基本統計量を求める
(3)
第5講 表の形のデータ基本統計量
(1)
第6講 表の形のデータ基本統計量
(2)
第7講 表の形のデータ基本統計量
(3)
第8講 『質的データ』
を含んだ基本統計量
(1)
第9講 『質的データ』
を含んだ基本統計量
(2)
第10講 『質的データ』
を含んだ基本統計量
(3)
第11講 2つの変数の関連 相関分析
(1)
第12講 2つの変数の関連 相関分析
(2)
第13講 2つの変数の関連 回帰分析
(1)
第14講 2つの変数の関連 回帰分析
(1)
第15講 総合演習
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
「R」
入門 熊澤光正 工学社 1900円+税
講義は実際にR言語を用いてデータ解析について学習しますの データ解析のための
舟尾暢男
(編)
『The R Tips』
丸天社
で、授業への積極的な参加と課題の提出が必要です。
舟尾暢男
『データ解析環境
「R」
』
工学社
講義での取り組み10% 提出物40% 定期試験50%
準備学習としては、毎回、前回分の課題を確実に理解復習して、 ビックデータ向けの、R言語は皆さんにはじめてかもしれませ
んが、フリーのソフトで利用しやすい言語です。自由に自宅で
テキストで予習してください。
もインストールし利用ることができます。講義の前半が内容の
復習としては 毎回練習問題を行なってください。
説明、後半が演習です。遅刻は厳禁です。
データ解析応用
熊澤光正
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
現在、さまざまな情報が私たちをとりまいています。社会現
象を説明したり、経済・経営の意思決定を行うには、これらの多
量の情報を意味のあるものとして把握する必要があります。
社会や経済・経営の多くの情報を価値のあるものとして変換す
るためにはコンピュータによるデータ解析、あるいはデータマ
イニングと呼ばれる体系・手法が使われます。
到達目標
フリーのデータ解析言語であるR言語を利用し、経済・経営に
有効なデータ解析の応用を学びます。コンピュータ情報処理応
用では、経営・経済で用いられるデータンニングの手法を習得し、
実際のケースへの適応についての能力の習得を目標とします。
講義計画
第1講 ガイダンス 基礎の復習
第2講 確率分布 2項分布
第3講 正規分布
第4講 カイ2乗分布
第5講 統計的
「仮説検定」
(1)
第6講 統計的
「仮説検定」
(2)
第7講 統計的
「仮説検定」
(3)
第8講 分散分析
(1)
第9講 分散分析
(2)
第10講 重回帰分析
第11講 分散分析
第12講 主成分分析
第13講 重回帰分析
第14講 クラスター分析
第15講 因子分析
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
「R」
入門 熊澤光正 工学社 1900円+税
講義は実際にR言語を用いてデータ解析について学習しますの データ解析のための
で、継続的な出席と課題の提出が必要です。
出席講義での取り組み10% 提出物40% 試験50%
準備学習としては、毎回、前回分の課題を確実に理解復習して、 R言語は、ビックデータ用のフリーソフトで利用やすい言語で
す。自由に自宅でもインストールし利用することができます。
テキストで予習してください。
講義の前半が内容の説明、後半が演習ですの遅刻は厳禁です。
復讐としては 毎回練習問題を行なってください
− 88 −
簿記原理
藤野 裕・岡野順子
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
企業の日々の取引の記録を、決算日にどのように処理するの
か、について講義を行います。
日々の取引は「仕訳」を行うことで、帳簿に記録されますが、
それを合算するだけでは決算にはなりません。決算整理という
手続きを踏んで、財務諸表が作成されることになります。
本講義では、決算整理で必要となる仕訳を考察することで、
財務諸表を作成するための簿記の必要性を理解することを目指
します。
到達目標
本講義の到達目標は財務諸表を作成するための会計処理を理
解することとします。
成績評価方法
平常点(積極的な参加および小テスト等)
50%
第2講〜15講では授業開始後10〜20分で小テストを行う予定で
ある。
定期試験50%
準備学習
沓掛和男・岡野 誠
担当教員から一言
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
工業簿記は、製造業を営む企業の簿記です。特徴は、製造企
業の外部活動はもちろん、企業内部で行われる製造活動を、1
年次で習った複式簿記の原理に基づいて記録・計算を行い、その
目的は製造に伴う「原価」
を計算することです。
講義では、まず、製造企業の取引や活動の詳細を学習し、そ
して製造活動に係る製品の原価を計算し、管理することなどの
重要性を理解していきます。
到達目標
テキスト・教材(参考文献含む)
[教科書]
TAC簿記検定講座
「合格テキスト 日商簿記3級」
(TAC出版)
[問題集]
TAC簿記検定講座「合格トレーニング 日商簿記3級」
(TAC出
版)
出版社のホームページで、問題集の解答用紙がダウンロードで
きるので、繰り返し問題演習を行ってもらいたい。
電卓は12桁のものが望ましい。
簿記入門の内容を復習しておくこと。
工業簿記
講義計画
第1講 ガイダンス 簿記の基礎
第2講 財務諸表概略
第3講 仕訳総論
第4講 試算表の作成
(合計残高試算表)
第5講 試算表の作成
(合計試算表)
第6講 決算の手続き
(決算整理、精算表、有価証券の評価替え)
第7講 決算の手続き
(現金過不足、消耗品)
第8講 決算の手続き
(売上原価の算定)
第9講 決算の手続き
(減価償却費等)
第10講 決算の手続き
(貸倒引当金)
第11講 決算の手続き
(見越し・繰延)
第12講 決算の手続き
(精算表の作成)
第13講 決算の手続き
(勘定・帳簿の締切)
第14講 決算の手続き
(財務諸表の作成)
第15講 簿記一巡の手続き
定期試験
[注意事項]
必ず電卓を持参すること。
携帯電話等を代用することは認めない。
1年次で学習し修得した商業活動の「商業簿記」に続いて、生
産及び製造活動の詳細を理解し、活動の成果や結果を企業方針
などに必要な情報として作成する考え方・方法・技術等の習得を
目指します。
講義計画
1 ガイダンス・工業簿記の基礎
2 工業簿記と原価計算
3 工業簿記のしくみ
4 材料費とその計算①
5 材料費とその計算②
6 労務費とその計算①
7 労務費とその計算②
8 経費とその計算
9 製造間接費とその計算①
10 製造間接費とその計算②
11 製造間接費とその計算③
12 個別原価計算①
13 個別原価計算②
14 個別原価計算
15 まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
「定期試験」が基本ですが、他に「授業への積極的参加態度」と「小 テキスト・教材;
(工業簿記)
」
(平成26年版)
テスト及び理解度チェックテスト」を加味し、総合的に評価しま 「検定 簿記講義
中央経済社、700円+税
す。
1年で学習した簿記の復習と、問題を何度も何度も練習してく まず、1年で学習した簿記の知識がぜひとも必要ですので学習
しなおしてください。そして、次に、予習も大事ですが、復習
ださい。
がもっとも大切です。練習問題を活用してください。
− 89 −
簿記セミナーa
藤野 裕・岡野順子
1年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
講義では、まず、製造企業の取引や活動の詳細を学習し、そ
して製造活動に係る製品の原価を計算し、管理することなどの
重要性を理解していきます。
到達目標
到達目標は簿記一巡の流れを理解することと、資格取得を目
指すこととします。
成績評価方法
平常点(出席および小テスト等)
50%
第2講〜15講では授業開始後10〜20分で小テストを行う予定で
ある。
定期試験50%
準備学習
沓掛和男・岡野 誠
担当教員から一言
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
「簿記セミナーa」で学習し、修得した「簿記の基礎・仕組み及
び簿記手続きの一巡の知識と技術」を基礎とし、さらに、一層の
理解を深めるため復習と練習を重ね、ビジネスマンが持つべき
一般的教養としての簿記・会計的センス
(知識と技術)
を習得する
ことが講義のねらいです。
到達目標
簿記の知識と技術を身に着け、習得するには復習と練習であ
るとされます。講義でも、
十分練習の時間を使って理解度を高め、
そして資格試験の取得を目標の一つとします。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
[教科書]
TAC簿記検定講座
「合格テキスト 日商簿記3級」
(TAC出版)
[問題集]
TAC簿記検定講座「合格トレーニング 日商簿記3級」(TAC出版)
出版社ホームページで、問題集の解答用紙がダウンロードでき
るので、繰り返し問題演習を行ってもらいたい。
簿記入門の内容を復習しておくこと。
簿記セミナーb
講義計画
第1講 ガイダンス 簿記の基礎
(1-1〜1-6)
第2講 日常の取引
(2-1〜3-6)
第3講 商品売買
(4-1〜5-14)
第4講 現金・当座預金・小口現金
(6-1〜8-4)
第5講 手形
(約束手形・振替手形)
(9-1〜9-10)
第6講 手形
(裏書・割引)
(10-1〜10-8)
第7講 その他の期中取引
(11-1〜11-13)
第8講 その他の期中取引
(12-1〜12-8)
第9講 その他の期中取引
(13-1〜13-6)
第10講 試算表
(14-1〜15-2)
第11講 決算手続
(16-1〜17-9)
第12講 決算手続
(17-10〜18-8)
第13講 決算手続
(19-1〜20-20)
第14講 決算手続
(21-1〜21-15)
第15講 伝票会計
(22-1〜22-6)
第16講 定期試験
[注意事項]
必ず電卓を持参すること。
携帯電話等を代用することは認めない。
講義計画
1 ガイダンス・簿記の基礎
(理解度を確認)
2 簿記の仕組み
3 企業の取引と仕訳①
4 企業の取引と仕訳②
5 帳簿組織の記帳
6 各種取引の処理①
7 各種取引の処理②
8 財務諸表の作成①
9 財務諸表の作成②
10 総合問題 ①
11 総合問題 ②
12 上級試験の対策①
13 上級試験の対策②
14 上級試験の対策③
15 上級試験の対策④
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
「定期試験」が基本ですが、他に「授業への積極的参加態度」と「小 テキスト・教材;
テスト及び理解度チェックテスト」を加味し、総合的に評価しま TAC簿記検定試験講座
「合格テキスト日商簿記3級」
TAC出版
す。
準備学習
簿記の理解と上達のポイントは、復習と練習で
担当教員から一言
簿記の知識と技術を身に着け、習得するには復習と練習が最大
の近道であるとされます。そして資格取得にはそれなりの絶え
間ない努力と覚悟が必要です。
復習と練習を怠らないでください。
− 90 −
販売士セミナーa
2年次
2単位
前学期
選 択
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス、
「ストアオペレーション」
の重点演習
第2講 「ストアオペレーション」
の重点演習
第3講 「ストアオペレーション」
の重点演習
第4講 「ストアオペレーション」
の重点演習
第5講 「マーケティング」
の重点演習
第6講 「マーケティング」
の重点演習
第7講 「マーケティング」
の重点演習
第8講 「小売業の類型」
の重点演習
第9講 「小売業の類型」
の重点演習
第10講 「小売業の類型」
の重点演習
第11講 「マーチャンダイジング」
の重点演習
第12講 「マーチャンダイジング」
の重点演習
第13講 「マーチャンダイジング」
の重点演習
第14講 「マーチャンダイジング」
の重点演習
第15講 「マーチャンダイジング」
の重点演習
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
杉谷克芳
講義のねらい
この講義では、販売士3級の資格取得を目的に流通業の勉強
をします。この講義は販売士講座と対をなしています。販売士
講座では試験範囲の全体を網羅的に勉強するのに対して、この
セミナーでは、いくつかの重点箇所(必ず出題される鉄板箇所、
得点を取りやすい箇所)のみに絞り、要点を解説しつつ問題演習
を行うというかたちで、セミナー形式でゆっくりじっくり勉強
します。販売士講座のスピードに必ずしも十分に付いていけな
い人は、この講義も履修してまずは
「得意の領分」
をつくりましょ
う。
ずばり、販売士3級の資格取得です。なお、この試験では一
定の日本語の読解力が必要とされますので、留学生にとっては
日本語能力を示す恰好の証にもなります。留学生の日本語の読
解力の向上も副次的な目標です。
定期試験は行いません。出席状況と受講態度、時間外の自習の 日本商工会議所・全国商工会連合会編「販売士養成講習会3級テ
キスト
(2冊セット)
」
程度のみによって、評価します。
日本商工会議所
(伊藤直信先生の販売士講座と同じテキスト)
問題演習のための問題集は、プリントして配布します。
準備学習
事前にテキストの該当部分を読んでおくことが望ましい。また、
授業時間内ではこなしきれない量の問題演習を印刷して配布し
ます。授業時間外でも自発的に問題演習に取り組むことを希望
します。
販売士セミナーb
2年次
2単位
後学期
選 択
担当教員から一言
この講義を履修する人は、伊藤直信先生の「販売士講座」も履修
するようにしてください。また、私の「流通経済論」も可能な限
り履修してください。2年生の前期は
「流通」
三昧で頑張りましょ
う。
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス、
「マーチャンダイジング」
の重点演習
第2講 「マーチャンダイジング」
の重点演習
第3講 「マーチャンダイジング」
の重点演習
第4講 「マーケティング」
の重点演習
第5講 「マーケティング」
の重点演習
第6講 「マーケティング」
の重点演習
第7講 「小売業の類型」
の重点演習
第8講 「小売業の類型」
の重点演習
第9講 「小売業の類型」
の重点演習
第10講 「小売業の類型」
の重点演習
第11講 「小売業の類型」
の重点演習
第12講 「小売業の類型」
の重点演習
第13講 「小売業の類型」
の重点演習
第14講 「ストアオペレーション」
の重点演習
第15講 「ストアオペレーション」
の重点演習
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
杉谷克芳
講義のねらい
この講義は、前期の「販売士セミナーa」
あるいは
「販売士講座」
を履修したにもかかわらず、7月の販売士3級検定試験に合格
しなかった者、または自信がなくて受験しなかった者を対象に、
2016年2月の検定試験にむけて、セミナー形式で特訓します。
なお、来年度の前期に「販売士講座」
「販売士セミナーa」を履修
し、来年度に販売士3級へのチャレンジを考えている人も、ぜ
ひ受講して下さい。
ずばり、販売士3級の資格取得です。販売士は2年生で3級
合格、3年生で2級合格、そして、その成果をひっさげて4年
生で就職活動が、理想です。諦めずに再チャレンジしましょう。
「販売士養成講習会3級テキ
定期試験は行いません。受講態度、
時間外の自習の程度によって、 日本商工会議所・全国商工会連合会編
スト
(2冊セット)
」
評価します。
日本商工会議所
(伊藤直信先生の販売士講座と同じテキスト)
問題演習のための問題集は、印刷して配布します。
事前にテキストの該当部分を読んでおくことが望ましい。また、 たくさんの人に合格して欲しい。頑張って、しかし楽しく勉強
授業時間内ではこなしきれない量の問題演習を印刷して配布し しましょ。
ます。授業時間外でも自発的に問題演習に取り組むことを希望
します。
− 91 −
国際関係論
富田 与
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
そのときどきの国際関係を過去のある時期に例えることがし
ばしばある。そうしたとき、何に着目してどんな類似性を導く
かが問題となる。今年も、ナイの『国際紛争』をテキストに、国
家関係に着目した現実主義的な国際関係の歴史と分析の枠組み
について考えていく。
『国際紛争』は、カーター政権(国務次官代
理)とクリントン政権(国防次官補)で政権実務を経験し、ハー
バードでながらく教鞭をとってきたナイが大学1年生向けに書
いたテキストで、各章の終わりには「学習上の論点」が整理され
ている。
到達目標
到達目標は「最近の国際ニュースが説明できるようになる」で
す。
講義計画
第1講 ガイダンス、国際関係の現在
第2講 第1章 国際政治における紛争には一貫した論理があ
るか
第3講 第2章 20世紀における大紛争の期限
第4講 第3章 バランス・オブ・パワーと第一次世界大戦
第5講 第3章 つづき
第6講 第4章 集団安全保障の挫折と第二次世界大戦
第7講 第4章 つづき
第8講 第5章 冷戦
第9講 第5章 つづき
第10講 第6章 介入、制度、地域・エスニック紛争
第11講 第7章 グローバリゼーションと相互依存
第12講 第8章 情報革命、脱国家主体とパワーの分散
第13講 第8章 つづき
第14講 第9章 新しい世界秩序
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
ジョセフ・ナイ著 有斐閣 2600円
講義期間中のレポートの他に、最終レポートを提出していただ 『国際紛争』
きます。
最終レポートの課題と要領は講義の中で指示します。
予習として、各章の章末に付けられた
「学習上の論点」
からレポー できるだけ時事問題を取り上げていきたいと思います。
関心のある話題があったら富田まで伝えてください。
ト課題を出します。
国際協力論
3年次
2単位
後学期
選 択
講義計画
到達目標
第1講:ガイダンス、政策としてのODA
第2講:なぜ、ODAは必要なのか
(1)
:開発経済からの知見1
第3講:なぜ、ODAは必要なのか
(2)
:開発経済からの知見2
第4講:なぜ、ODAは必要なのか
(3)
:開発経済からの知見3
第5講:なぜ、ODAは必要なのか
(4)
:国際関係からの知見
第6講:なぜ、ODAは必要なのか
(5)
:日本の政治経済から
第7講:ODA予算の推移
第8講:ODAを巡る政策決定過程1
第9講:ODAを巡る政策決定過程2
第10講:ODAと日本外交史
(1)
:1950年代
第11講:ODAと日本外交史
(2)
:1960年代
第12講:ODAと日本外交史
(3)
:1970-80年代
第13講:ODAと日本外交史
(4)
:1990年代
第14講:ODAと日本外交史
(5)
:2000年代
第15講:人間の安全保障
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
富田 与
講義のねらい
この講義では「ODA(政府開発援助)はなぜ必要なのか」という
問いを考えていきます。
世界の資金の流れは、「先進国」とされてきた国々で資金が必
要とされ、
「途上国」から
「新興経済国」
に成長した国々が
「先進国」
の必要に応えようとしています。そうした中で、ODAはなぜ必
要なのでしょうか。先進国のODA政策には、途上国への経済支
援、人道支援といった側面の他、戦略的な外交政策という側面
もあります。
この講義では、ODA政策を開発経済の観点と外交政策の両面
から考えていくことにします。
到達目標は「なぜ、ODAが必要なのかを説明できる」
です。
講義期間中のレポートの他に、最終レポートを提出していただ テキストと参考文献は特に指定しません。
きます。
最終レポートの課題と要領は講義の中で指示します。
講義のなかでレポート課題を出すので予習のつもりで取り組ん 講義の中では、できるだけ関連した時事問題を取り上げること
にしたいと思います。
でください。
− 92 −
地域経済論
岡 良浩
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
地域経済とは、日本では行政的区分である都道府県や経済的
区分である首都圏・近畿圏などのことで、厳密に言えば『1つの
国内を対象として、国民経済内部を地理的に分割した自立的な
経済圏』のことを意味していいます。このような地域の経済諸問
題を対象とするのが地域経済学という学問分野です。この講義
では地域経済学を概説します。
到達目標
以下の3つを掲げています。
①地域経済を理解する上で重要な基礎的概念を理解すること。
②実証分析をするために、データの所在と分析方法を理解する
こと。
③具体的な地域(中部圏)がどのような特徴をもった地域かと
いうことを理解すること。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス/地域経済学とは
第2講 日本の地域構造の概観
第3講 地域経済計算
(開放経済の特徴と乗数効果)
第4講 地域成長分析 需要主導モデル/供給主導モデル
第5講 経済発展と地域間格差
第6講 地域間交易と人口移動
第7講 都市システムの分析
第8講 都市の成立・発展
第9講 土地利用と土地政策
第10講 都市・地域の経済分析
(その1)
人口分析、コーホート分
析
第11講 都市・地域の経済分析
(その2)
工業分析
第12講 都市・地域の経済分析
(その3)
商業分析
第13講 中部圏の経済
(その1)
マクロ経済の状況
第14講 中部圏の経済
(その2)
産業・企業の動向
第15講 中部圏の経済
(その3)
県・市町村の動向
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
定期試験によって成績を評価します。
テキストは特に使用せず、講義中に資料配付します。
代表的な参考文献として以下があります。
①山田浩之
『地域経済学入門 新版
(有斐閣コンパクト)
』有斐閣
②黒田達朗・中村良平・田渕隆俊
『都市と地域の経済学 新版(有斐
閣ブックス)
』
有斐閣
準備学習
担当教員から一言
経済学の応用分野ですから、
経済原論を復習しておいてください。 地域経済は、身近な経済問題ですが、学問としては比較的新
復習は、講義中に理解度を確認する小テストを課します。提出 しい分野です。経済理論を積極的に応用し、地域経済を理解し
は任意ですが、定期試験の対策になります。提出されたものは ようとする意欲のある学生の履修を期待します。
添削して返却します。
地域開発論
岡 良浩
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この講義では、都市を中心に空間利用のあり方を考えます。
そのねらいは大きくわけて以下の4つです。第1は、人類の長
い歴史のなかで、都市がなぜ、どのように形成されていったの
か(都市の原理)を理解することです。第2は、産業革命後の都
市問題の発生と解決方法(近代都市計画)の形成過程を知ること
です。第3は、現在の都市がどのような制度によって計画され
ているか(都市計画制度)を理解することです。第4は、これか
らの都市のあり方がどのように考えられているかということを
理解することです。
到達目標
到達目標としては、上記の4つを理解し、地域開発を考える
基礎を身につけることが最低条件です。経済学部の学生は、経
済学の原理を空間概念で見直すことを期待します。総合政策学
部の学生は、地方自治づくりの場として空間づくりを考えるこ
とを期待します。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス/地域開発と都市
第2講 都市の時代
(世界人口・都市人口)
第3講 世界の都市形成史
第4講 日本の都市形成と都市構造の特質
第5講 都市と人間
(都市の原理)
第6講 近代都市計画の潮流(その1)産業革命と都市問題/ロ
バート・オーエンの理想郷
第7講 近代都市計画の潮流(その2)E.ハワードの田園都市論
/C.A.ペリーの近隣住区論
第8講 日本の都市計画制度
(その1)
都市計画の内容/法体系
第9講 日本の都市計画制度
(その2)
都市計画マスタープラン、
土地利用計画
第10講 日本の都市計画制度
(その3)
市街地開発事業
第11講 日本の都市計画制度
(その4)
都市施設の整備
(交通)
第12講 サスティナブル・シティ
(Sustainable City)/コンパク
トシティ
(Compact City)
第13講 都市再生・中心市街地活性化
(その1)
概要
第14講 都市再生・中心市街地活性化
(その2)
事例
第15講 国土計画
(国土利用計画法、国土形成計画法)
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
学期末の定期試験により成績を評価します。
テキストは特に使用せず、
講義のなかで必要な資料を配布します。
また予習・復習で用いることのできる参考文献は多数あります。
講義中に参考文献リストを配布します。
準備学習
担当教員から一言
予習は必ずしも必要ではありませんが、理解を深めるために参 都市は、日常生活にかかわる身近な場です。自分のふるさとや
考文献などで予習することが望ましいです。講義中に予習方法 魅力あるまちを頭に思い浮かべながら、皆さんが都市づくりに
についてお話します。復習は、理解度を確認する小テスト
(作文) 関心を持つことを期待します。
を講義中に課します。提出は任意ですが、定期試験の準備にも
なります。
− 93 −
地域企業セミナー
岡 良 浩 ・富田 与
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
講義計画
1日目 ガイダンス/企業訪問①
2日目 企業訪問②/企業訪問③
3日目 企業訪問④/レポート作成ガイダンス
この授業は、集中講義期間を利用して、地域企業を訪問し取
材をすることによって、それぞれの企業の個性や魅力を発見し
ます。
企業はそれぞれに歴史があり、経営者の経営理念や目標もそ
れぞれ異なります。同じような事業を行っている企業を比較し
ても、その背景の違いが商品やサービスに現れています。
このセミナーでは、いわゆる企業見学といった受動的な態度
ではなく、皆さんが記者になった気持ちで取材していただきま
す。これは、この企業の特徴を第三者に伝えるところまで、き
ちんとまとめていただきたいからです
到達目標
到達目標としては、以下の3点です。
① 担当する企業の全体像をしっかり掴む。
② 記事としてその内容をきちんとまとめる。
③ 結果として、他の企業をみるときの比較する視点を得る。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
企業訪問(50%) レポート
(50%)
特に使用しません。必要な資料は適宜配布します。
準備学習
担当教員から一言
企業訪問後に取材内容をレポートとしてまとめていただきます。 企業は実際に行ってみるとよくわかります。好奇心を持って参
加してください。
社会保障論
李 修二
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この講義では、現代日本における社会保障制度の基本的な枠
組みを概観し、学んでいく。言うまでもなく社会保障制度は、
少子高齢化を前提とする今後の日本社会にとって、最も重要な
社会経済制度と位置づけられるものの一つになってくるだろう。
そして、経済のかなりの部分が、何らかの形で社会保障制度と
関係するようになってくるだろう。そこで、現行の日本の社会
保障制度の基本的な仕組みや特徴を理解することが講義のねら
いとなる。
到達目標
この講義で学ぶ様々な社会保障制度がなぜ必要とされている
か、どのような経緯で成立させられてきたのか、そして、将来
に向けてどのような課題があるのか、それらの要点を理解する
ことが講義の到達目標となる。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 社会保障を学ぶ意義
第3講 医療サービス
第4講 医療保険
第5講 高齢者医療制度
第6講 生活保護
第7講 福祉サービス
第8講 介護サービス
第9講 介護保険
第10講 所得保障
第11講 年金制度
第12講 年金財政方式
第13講 雇用保険
第14講 労災保険
第15講 社会保険と民間保険
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
定期
(筆記)試験で評価する。
椋野美智子・田中耕太郎著『はじめての社会保障―福祉を学ぶ人
へ』
有斐閣
(最新版)
準備学習
担当教員から一言
テキストの復習、予習をできるだけ行うこと。特に前回授業の 社会保障制度の知識は今日きわめて重要かつ有用となっている。
復習を怠らないこと。復習して授業にのぞめば、毎回、より深 ぜひ関心を持って、しっかり学習してほしい。細かな知識を覚
える必要はない。なぜ、そのような制度となっているのか、意
く授業内容が理解できるはずである。
味を理解するように学ぶこと。
− 94 −
社会福祉学
2年次
2単位
後学期
選 択
講義計画
到達目標
第1回 ガイダンス:MOODLEの登録と講義内容、方法の説明
第2回 「社会福祉学」
とは何か
第3回 「社会福祉学」
の生成
第4回 「障害の社会モデル」
1
第5回 「障害の社会モデル」
2
第6回 日本の障害者運動1
第7回 日本の障害者運動2
第8回 イギリスの障害者運動
第9回 米国の障害者運動
第10回 人権に関わる諸条約
第11回 障害者権利条約
第12回 特別支援教育
第13回 生活保護制度
第14回 ベーシック・インカム
第15回 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
柴田啓文
講義のねらい
社会福祉学は、障害者や女性、子ども、高齢者、経済的困窮
者など、いわゆる「社会的弱者」の福祉の向上と権利の擁護、お
よび、その援助方法やそれを支える社会のあり方を検討する学
際的な研究です。
非常に広い分野を対象としていますが、この講義では、特に
障害者、子ども、女性に焦点を当て、福祉とは何であり、今後
の福祉はどのようなものであるべきかについて考察します。
社会福祉にかかわる基本概念の理解。
平常点(50%)と定期試験(50%)により評価します。平常点は、 使用しません。
毎回のノート(ワード)提出とフォーラム、小テストなどにより 参考文献
安積遊歩著
『癒しのセクシートリップ』
太郎次郎社
(2100円)。
ます。
安積遊歩『いのちに贈る超自立論一すべてのからだは百点満点』
太郎次郎社エデイタス
(1680円)
。
準備学習
講義の前に取り上げるテーマについて、インターネットでどの
ような問題があるかについての情報を集めてください。また、
講義のあとに、各自の視点で情報を分析し、自分の考えをまと
めてください。
社会福祉発達史
李 修二
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
イギリスをはじめとする世界各国の社会福祉制度は、けっし
て一朝一夕にして成立したのではない。経済における資本主義
制度の発展などと平行して数百年くらいの長い年月を経て、社
会福祉も発達してきたのである。そこで、この講義では、①社
会福祉を深く考える上で不可欠な基礎知識となるイギリスの社
会福祉発達史について、近代初頭から現代にいたるまでの通史
を概観する。さらに、②その他、スウェーデン、アメリカ、日
本について、これらの国々の社会福祉発達史の特徴点を簡潔に
学ぶ。このような①と②をこの講義のねらいとする。
到達目標
この講義では、社会福祉の歴史の講義を通じて社会福祉に関
わる様々な考え方や制度の由来について学んで行くが、その際、
歴史の中の具体的な出来事や事例を通して、そうした考え方や
制度をより深く理解し、興味を持って学ぶことが講義での到達
目標となる。
成績評価方法
担当教員から一言
学習支援システム(MOODLE)を利用。この授業を通して、自ら
の生き方や社会のあり方について考えようとするみなさんの受
講を期待します。留学生については、日本語学習を教育支援シ
ステムを利用してサポートします。
講義計画
第1講 ガイダンス、社会福祉発達史を学ぶ意義
第2講 イギリス絶対王政期のエリザベス救貧法
第3講 イギリス市民革命期の救貧・博愛事業
第4講 イギリス産業革命と救貧・博愛事業
第5講 イギリスにおける新救貧法と工場法
第6講 イギリスにおける社会事業の形成
第7講 20世紀初頭のイギリス社会改良
第8講 20世紀初頭のイギリス救貧法改革
第9講 両大戦間期イギリスの大量失業と社会保障の形成
第10講 第二次世界大戦期のイギリス福祉国家像の形成
第11講 イギリス福祉国家の光と影
第12講 アメリカにおけるソーシャルワークの成立
第13講 スウェーデン福祉国家の発達
第14講 第二次世界大戦前の日本の福祉制度
第15講 第二次世界大戦後の日本の社会福祉
テキスト・教材(参考文献含む)
筆記試験で評価する。
教材として、書き込み式の講義ノートを毎回プリントにして配
布する。その他のテキストは用いない。
参考文献:高島 進著
『社会福祉の歴史』
(ミネルヴァ書房)
準備学習
担当教員から一言
毎回、前回分の講義プリントを復習しておくこと。そうするこ 社会福祉の歴史を学ぶことは学問的興味だけでなく、とくに社
とで講義内容の理解がより深まるはずである。やむをえず欠席 会福祉分野に関心のある学生にとっては、自分自身の生き方や
考え方を見通して行く上でも大いに参考となる。この講義の単
した場合は、事後的な補習学習を必ず行っておくこと。
位修得後には、それが一つの自信と思えるような授業となるは
ずである。
− 95 −
財務諸表論1
藤野 裕
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
簿記では、企業の行う様々な取引についての会計処理方法を
学習します。これに対し財務諸表論では、簿記で学習した会計
処理方法が、どのような考え方に基づいて行われるのかについ
て学習します。たとえば、簿記においては建物や機械の減価償
却費の計算方法について学習しますが、財務諸表論においては、
なぜ、減価償却が必要なのかについて学習します。
到達目標
本講義の到達目標は、講義をおこなった「企業会計原則」の内
容と、それにかかわる基本的な理論を理解することです。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 企業会計の機能と制度
第3講 財務会計の基礎概念
第4講 一般原則
第5講 損益会計
第6講 資産会計総論
第7講 棚卸資産
第8講 固定資産
第9講 リース会計
第10講 固定資産の減損会計
第11講 棚卸資産の評価に関する会計基準
第12講 繰延資産
第13講 研究開発費等
第14講 負債会計
第15講 退職給付会計
第16講 定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
平常点(出席および小テスト等)
50%
定期試験50%
講義資料は毎回プリントを配布する。
<参考文献>
斎藤静樹・徳賀芳弘責任編集
「企業会計の基礎概念」
(中央経済社)
広瀬義州著
「財務会計」
(中央経済社)
準備学習
担当教員から一言
簿記の基本的な内容について、勉強をしておくことが望ましい。 第3講〜15講では授業開始後10〜20分で小テストを行う予定で
ある。
財務諸表論2
藤野 裕
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
簿記では、企業の行う様々な取引についての会計処理方法を
学習します。これに対し財務諸表論では、簿記で学習した会計
処理方法が、どのような考え方に基づいて行われるのかについ
て学習します。たとえば、簿記においては建物や機械の減価償
却費の計算方法について学習しますが、財務諸表論においては、
なぜ、減価償却が必要なのかについて学習します。
到達目標
本講義の到達目標は、講義をおこなった「企業会計原則」の内
容と、それにかかわる基本的な理論を理解することです。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 金融商品会計
第3講 純資産総論
第4講 自己株式
第5講 ストックオプション
第6講 その他資本剰余金
第7講 財務諸表の表示
第8講 連結会計
第9講 持分法会計
第10講 企業結合会計
第11講 事業分離
第12講 外貨換算会計
第13講 税効果会計
第14講 キャッシュフロー計算書
第15講 中間財務諸表・四半期財務諸表
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
平常点(積極的な参加および小テスト等)
50%
定期試験50%
毎回プリントを配布する。
斎藤静樹・徳賀芳弘責任編集
「企業会計の基礎概念」
(中央経済社)
広瀬義州著
「財務会計」
(中央経済社)
準備学習
担当教員から一言
日商簿記3級の内容および財務諸表論1の内容を復習しておく 第3講〜15講では授業開始後10〜20分で小テストを行う予定で
ある。
こと。
− 96 −
原価計算論
沓掛和男
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
原価計算は、一定の給付単位に要した原価を計算する会計制
度であり、経営管理の手段であって、経営能率の増進、経営計画・
経営方針の決定などに貢献することを目的としています。
講義では、製造企業や工企業の活動として製品等を製造する
ために、いくらの経済財
(材料、労働、エネルギー等々)
を費消
(原
価)したかについて、正確に計算する仕組みや手続きを学習しま
す。
到達目標
製造企業の活動は、一般的に、市場が求める製品を製造する
ことを目的とするが、製造に要した原価を計算する方法や手続
きを理解し、さらに原価の管理についての考え方を経営管理の
手法として学びます。
成績評価方法
講義計画
1 ガイダンス・工企業の製造活動と原価計算
2 原価計算制度
3 原価の概念と分類
4 実際原価計算と予定原価計算
5 実際原価計算―個別原価計算
6 実際原価計算―総合原価計算
7 実際原価計算―単純総合原価計算
8 実際原価計算―組別総合原価計算
9 実際原価計算―等級別原価計算
10 実際原価計算―工程別原価計算
11 予定原価計算―標準原価計算①
12 予定原価計算―標準原価計算②
13 予定原価計算―標準原価計算③
14 全部原価計算と直接原価計算①
15 直接原価計算② まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
「定期試験」が基本ですが、他に「授業への積極的参加態度」と「小 テキスト・教材;
佐藤康男・福田淳児著、中央経済社 2268円
テスト及び理解度チェックテスト」を加味し、総合的に評価しま 「原価計算テキスト」
(税込)
す。
準備学習
担当教員から一言
簿記も会計もともに、企業の経営活動がどのような内容である
か理解し、それを簿記・会計の一定の仕組みと約束事に従って処
理するところに特徴があります。理解し上達の決め手は、復習
と練習が第一の早道です。
簿記原理と工業簿記について、再学習してください。
経営史
麻沼賢彦
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
<ドイツ・アメリカ・日本自動車産業経営史>
1885/86年、世界で最初に車づくりに成功したのは確かに、ド
イツの二人の技師、G. W. ダイムラーとC.ベンツであった。けれ
ども、自動車産業史上、彼らがイノベーションを引き起こした
とはとうてい言い難い。それを1908年に成し遂げたのは、デト
ロイトの一自動車製造業者、H. フォードであった。
フォードがつくり上げたT型車は、移送式組立てラインで製
造される、世界最初の量産車であった。この車のコンセプトも、
ドイツの名車、メルセデスとはまったく異なっていた。
到達目標
原価を計算する方法や手続きを理解し、さらに原価の管理に
ついての考え方を経営管理の手法として学びます。
成績評価方法
授業への積極的な参加・受講態度:20%
定期試験:80%
準備学習
次の文献に目を通しておくと、何かと役に立つ。
A. D. チャンドラー 「スケール&スコープ」
有斐閣
講義計画
第1回 ガイダンス、はじめに
第2回 世界の最大自動車メーカー10社
第3回 補論:2009年6月GM社の経営破綻
第4回 1864年ラインラントの行商人ニコラス・オットーの価値
ある発明
第5回 1901年メルセデス・ショック
第6回 日本の車づくりの後発性
第7回 トヨタ生産方式の革新性
第8回 補論:2014年12月
「未来の車」
(FCV)
の登場
第9回 世界の自動車王ヘンリー・フォード
(1863-1947年)の物
語
第10回 アメリカ中西部ミシガンの新興産業都市デトロイト
第11回 1908年
「T型」
車のコンセプト
第12回 大量生産と大量流通の統合
第13回 1920年代後半GM社の躍進とフォード社の凋落
第14回 第2次世界大戦後のアメリカ自動車産業
第15回 おわりに
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
プリント配布
担当教員から一言
講義は「生きもの」というのが私の持論。それゆえ、受講者の関
心の所在や理解度に応じて講義プログラムを適宜変更すること
もあるので、あらかじめご了承を。
− 97 −
経営戦略論
高木孝紀
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
企業が変化の時代を乗り切っていこうとするならば、その持
てる力を結集し、行動を首尾一貫したものにする「経営戦略」が
必要である。経営戦略とは、いったいやるべきことが何なのか
を決める役割を持っている。そのため、経営戦略は環境の変化
と切り離して考えることはできない。
企業の将来像とそれを達成するための道筋を示す経営戦略の
理論は、さまざまに存在する。本講義では、それらの理論を統
一的な枠組みのもとに位置づけることによって、経営戦略の全
体像をシンプルな形で検討していく。
到達目標
・企業と環境の関係を理解すること
・経営戦略の全体像を理解すること
・経営戦略の理論を使い具体的事例を説明できるようにするこ
と
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
レジュメを配布する。
課題の提出(20%)、定期試験
(80%)
準備学習
担当教員から一言
特にありません。
講義の復習をとくに重視する。
経営組織論
吉成 亮
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
組織の心理的側面はさまざまな局面で重要なトピックになり
える。たとえば、社内のコミュニケーションをどのように円滑
に進めればよいか、従業員のやる気をどのように引き出せばよ
いかなどである。
これらのことに関して具体的事例を提示し、理論的な側面を
教示することが本講義のねらいである。
到達目標
1つ1つの重要な事例からどのように論理的に筋道を立てて
社会心理学等の知見を借りながら考察できるようになる。これ
らを他の事例でも自由に応用できるようになることが到達目標
と言うことになる。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス、講義の概要
第2講 経営戦略とは
第3講 経営戦略論の分類軸
第4講 経営戦略論の4つのアプローチ
第5講 ポジショニング・アプローチの基本的発想
第6講 ポジショニング・アプローチの枠組み
第7講 ポジショニング・アプローチの適用
第8講 資源アプローチの理論的背景
第9講 競争優位を生み出す資源
第10講 資源アプローチの問題
第11講 ゲーム・アプローチ
第12講 学習アプローチ
第13講 全社戦略
第14講 経営戦略論の課題と今後の展開
第15講 まとめ
定期試験
講義計画
1.ガイダンス
2.仕事の管理学の展開
3.職場の人間関係
(1)
4.職場の人間関係
(2)
5.仕事への動機付け
(1)
6.仕事への動機付け
(2)
7.まとめと中間試験
8.組織内コミュニケーション
(1)
9.組織内コミュニケーション
(2)
10.組織外コミュニケーション
(1)
11.組織外コミュニケーション
(2)
12.リーダーシップ
(1)
13.リーダーシップ
(2)
14.リーダーシップ
(3)
15.まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
各授業の評価点 50%
中間試験
20%
定期試験
25%
発表
5%
以上の割合を基本にしながら総合的に判断する。
適時に資料を配付する。
準備学習
担当教員から一言
参考文献:
『経営組織心理学』
若林 満
(監)
、松原敏浩・渡辺直
登・城戸康彰
(編著)
ナカニシヤ出版
講義の前後に教科書および配付資料の予習復習(それぞれ30分程 組織の多角的に理解できるようになってほしいと考えています。
一緒に勉強しましょう!
度)
行うことが望ましい。
− 98 −
国際経営論
吉成 亮
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
企業の海外展開は企業の存続にとって欠かすことはできない。
それゆえどのような事業の発展段階に応じてどのように事業を
展開していくのかと言うことを学ぶ必要があるだろう。これら
のことを企業戦略との関連で講義していく。
到達目標
企業の海外進出を段階的に理解できるようになることを目標
にしている。
成績評価方法
講義計画
1.ガイダンス
2.企業戦略
3.国際化の段階とその選択
(1)
4.国際化の段階とその選択
(2)
5.国際化の段階とその選択
(2)
6.本社と海外子会社
(1)
7.本社と海外子会社
(2)
8.まとめと中間試験
9.国際R&D戦略
10.国際生産戦略
11.国際マーケティング戦略
12.国際人的資源戦略
(1)
13.国際人的資源戦略
(2)
14.国際戦略提携
15.まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
各授業の評価点 50%
中間試験
20%
定期試験
25%
発表
5%
以上の割合を基本にしながら総合的に判断する。
適時に資料を配付する。
準備学習
担当教員から一言
講義の前後に教科書および配付資料の予習復習(それぞれ30分程 国内だけでなく、海外に目を向けて幅広い視野でビジネスを考
えることができるようになりましょう。
度)
行うことが望ましい。
日本ビジネス論
高木孝紀
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
日本ビジネスを語るにあたっては、日本産業の歴史を知らね
ばならない。1990年代半ばから「産業集積」という言葉が頻繁に
使われるようになり、地域と産業の関係が取り上げられ、多様
な視点から分析されている。日本には、地場産業、企業城下町
など産業集積地域が数多く存在し、これらについて膨大な研究
蓄積がある。
そこで、本講義では、
地域社会が主体性をもって産業と共存し、
持続的に発展できる社会経済基盤の構築に向けて、産業集積の
構造や競争優位性を多面的に検討していく。
到達目標
・産業集積分析の理論的な多様性を理解すること
・日本における産業集積発展の歴史を理解すること
・産業集積の担い手である中小企業についての理解を深めるこ
と
・産業集積における企業間ネットワークの構造を理解すること
成績評価方法
課題の提出(20%)、定期試験
(80%)
準備学習
講義の復習をとくに重視する。
講義計画
第1講 ガイダンス、講義の概要
第2講 産業集積とは
第3講 産業集積の類型
第4講 産業集積の特性
第5講 産業集積としての東大阪市
第6講 河内木綿の発達
第7講 大阪の近代紡績
第8講 河内木綿の分解過程①
第9講 河内木綿の分解過程②
第10講 近代工業の発達と地場産業
第11講 多様な産業の萌芽
第12講 インフラ整備による産業集積の促進
第13講 都市型産業集積の形成
第14講 産業集積の課題と新たな展開
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
レジュメを配布する。
担当教員から一言
特にありません。
− 99 −
ベンチャービジネス論
3年次
2単位
後学期
選 択
講義計画
ベンチャービジネスについて単なる中小企業との違い、基本的
な経営構造をベンチャービジネスの事例から学び検討分析がで
きるスキルを目標とします。
第1講 ガイダンス 起業2年10か月でIPO実現のオルトプラ
ス社から学ぶ 講義概要
第2講 ベンチャービジネスの概念定義 企業家と起業家
第3講 ベンチャービジネス成立の要件 社会変革とベンチャー
第4講 ビジネスモデルと価値創造
第5講 アントレプレナーシップ起業家精神とイノベーション
第6講 地域産業支援行政の役割
第7講 ビジネスプラン
(BP)
と資本政策
第8講 ビジネスプランの作成実務
第9講 中間テスト ベンチャー会計 知的財産権
(特許)
第10講 知的財産権
(コンテンツビジネス)
第11講 知的財産権
(バイオビジネス)
第12講 ベンチャービジネスでの知的財産権の活用と管理
第13講 技術移転と産学官連携
第14講 ベンチャー成長マネジメント(企業倫理・戦略経営・コ
ミュニケーション)
第15講 まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
東村 篤
講義のねらい
日本経済は、アベノミクス効果でようやくデフレからの脱却、
再生への道を歩み出しました。しかし、世界的に見れば技術優
位にありながらグローバル化とデジタル化の波に乗りきれず世
界市場で後塵を余儀なくされています。IPO企業数も2009年(暦
年ベース)19社をボトムとして14年76社と増加傾向にあり特色あ
るベンチャー企業が目立つようになってきました。本講義では、
起業のスキルを得るとともにベンチャービジネスのリスクとリ
ターンについて学んでいきます。
到達目標
「講義録 中小企業・ベンチャービジネス論」
(Web版)、
出席確認の理解小テスト、小論文、感想など全14回30%、受講 東村篤
「中小企業・ベンチャー企業論」
有斐閣コンパクト、
態度20%、定期試験50%(中間テスト課題レポート含む)
、を総 植田浩史ほか
松田修一
「ベンチャー企業<新版>」
日本経済新聞社、
合的に評価。
トーマツ
「会社を成長させる5つのアクション」
中央経済社
準備学習
拙著「講義録 中小企業・ベンチャービジネス論」2015改訂(Web
版)を受講者に配信しますので各講を事前に読んで授業に臨んで
ください。新しいビジネス、
新製品、
新サービスが登場。プロジェ
クターを使用した双方向の授業です。
中小企業経営論
東村 篤
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
日々の生活で最も身近な存在である中小企業。グローバル化、
IT化した今日、中小企業を取り巻く環境は厳しさを増していま
す。課題山積のなかにあって今日的問題をいかに捉え、解決を
させていくのか中小企業経営に必要な知識、理論を学ぶととも
に経営事例を紹介していきます。
到達目標
問題意識と分析力を養う意味から毎回、当日の日経新聞朝刊
中小企業関連記事を解説、日経TESTは解答しながら本質を考
えスキルの向上とセンスを養っていきます。
担当教員から一言
履修証明「起業家養成プログラム」対象講座です。米国ではグー
グルやフェイスブックなどベンチャー企業群が経済を牽引して
います。日本は新陳代謝の少ない風土、再生には起業家精神を
持ったビジネススキルのある人材育成が必要不可欠です。期待
しています。
講義計画
第1講 ガイダンス 講義概要
第2講 中小企業とは概念・定義
第3講 中小企業とベンチャー企業
第4講 中小企業経営の特質
第5講 開業と廃業、日米の違い
第6講 中小零細企業を取り巻く環境 地方発の新しいビジネ
ス
第7講 中小企業の経営課題
(ファイナンス・事業承継)
第8講 新規事業、ニュービジネスが成立する背景 職業から
見た社会・経済構造の変化
第9講 中間テスト ビジネスモデルとビジネスプラン
第10講 ニュービジネス
(DVD視聴・感想)
第11講 地域とともに成長する中小企業 コミュニティビジネ
ス、ソーシャルビジネス
第12講 三重県の中小企業
(ベンチャー企業含む)
第13講 産業集積地の中小企業紹介 葛飾、大田、長岡、諏訪、
東大阪
第14講 変化に挑戦する老舗企業、話題の元気な中小企業
第15講 まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
「中小企業白書」
2014.2015 ぎょうせい等、
出席確認の感想、要望、小テスト、小論文、中間テストを実施 中小企業庁
「中小企業・ベンチャー企業論」
有斐閣コンパクト、
40%、講義態度20%、定期試験
(レポート)
40%を総合的に評価。 植田浩史ほか
高田亮爾ほか
「現代中小企業論」
同友館、
東村篤
「講義録 中小企業・ベンチャービジネス論」
(Web版)
プロジェクターを使用。
中小企業庁から毎年発行されている「中小企業白書」は中小企業 本学履修証明「起業家養成プログラム」対象講座です。知らず知
を理解するうえで格好の学習教材です。Webからも閲覧等可能、 らずに時事問題や地域の中小企業について理解、深化でより親
しみを持って企業研究していただきたい。
参考にする習慣を付けてください。
− 100 −
人事管理論
吉成 亮
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この授業のねらいは企業の人的資源の様々な問題とその解決
策としての制度を理解することである。企業の人事労務の問題
は多岐にわたるとともに、企業の根幹をなしている。企業は人
を育てずして長期的な成長を夢見ることはできない。そのため
に企業は様々な解決策を模索しており、その知識を習得するこ
とはこれから企業社会に入っていく多くの学生にとって重要で
ある。
到達目標
この授業の到達目標は企業の様々な人的資源の問題を把握す
るだけでなく、その活用法によって人的資源がどのように発展
するのかを理解できることが目標である。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 経営と企業組織
第3講 人的資源の機能1
第4講 人的資源の機能2
第5講 モチベーション1
第6講 モチベーション2
第7講 リーダーシップ1
第8講 リーダーシップ2
第9講 中間試験
第10講 雇用制度
第11講 キャリア開発
第12講 人事考課制度
第13講 専門職制度
第14講 賃金制度
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
各授業の評価点 50%
中間試験
20%
定期試験
25%
発表
5%
以上の割合を基本にしながら総合的に判断する。
授業内で指定の教科書を指示する。
準備学習
担当教員から一言
講義の前後に教科書および配付資料の予習復習(それぞれ30分程 企業はどのように人を育てているのかということを理解し、自
分の活かし方を学んでほしいです。
度)
行うことが望ましい。
経営工学
熊澤光正
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
我が国の企業の多くは、バブル景気の崩壊により、長く低迷
を続けてきたが、近年回復の兆しが見られる。このような状況
の内にあってもトヨタを始めとするいくつかの企業は確実な発
達を遂げてきた。トヨタを始めとする企業群は優れた企業経営
やトヨタ生産方式を始めとする工学的手法により成功を収めて
きた。経営工学は企業や組織活動の目標達成のために、必要な
諸手法を生み出し体系化したものである。この中で経営活動と
管理、生産性の向上とその測定法などが開発された。
到達目標
経営工学では、トヨタ生産方と、特に生産期間課題とトヨタ
生産方式について検討し、管理の尺度、経営工学の歴史、フォー
ド方式、近年注目される経営工学の動きについて考えるもので
ある。
成績評価方法
講義での取り組み 20%
中間テスト
20%
定期試験
60%
準備学習
予習 テキストと参考文献下読み
復習 学習内容の理解
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 これからの生産の新方向を探る
(1)
第3講 これからの生産の新方向を探る
(2)
第4講 私の現場経営
(1)
第5講 私の現場経営
(2)
第6講 トヨタ生産方式の開発時代に直面した課題
(1)
第7講 トヨタ生産方式の開発時代に直面した課題
(2)
第8講 トヨタ生産方式
第9講 原価の考え方
第10講 レイティング
第11講 作業姿勢と生産性1
第12講 作業姿勢と生産性2
第13講 作業姿勢と自覚疲労 トヨタ生産方式の場合
第14講 作業姿勢と自覚疲労 3姿勢の比較
第15講 映像資料
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
熊澤光正 トヨタ生産方式大全 大学教育出版 2500円
熊澤光正 作業姿勢と自覚疲労 大学教育出版 2000円
熊澤光正 トヨタ生産方式の異業種展開の実践 大学教育出版
熊澤光正 ジャストインタイム実現のための段取り替え短縮法」
大学教育出版
担当教員から一言
トヨタ生産方式を始めとする、経営工学の基礎から、世界的に
評価されている日本の進んだ生産システムの理解まで進めます。
質問、意見大歓迎です。VTR等も活用する予定です。
− 101 −
生産管理論
熊澤光正
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
我が国の企業の多くは、バブル景気の崩壊により、長く低迷
を続けてきたが、近年回復の兆しが見られる。このような状況
の内にあってもトヨタを始めとするいくつかの企業は確実な発
達を遂げてきた。トヨタを始めとする企業群は優れた企業経営
やトヨタ生産方式を始めとする工学的手法により成功を収めて
きた。経営工学は企業や組織活動の目標達成のために、必要な
諸手法を生み出し体系化したものである。この中で経営活動と
管理、生産性の向上とその測定法などが開発された。
到達目標
生産管理論では、トヨタ生産方と、特に生産期間課題とトヨ
タ生産方式について検討し、管理の尺度、経営工学の歴史、フォー
ド方式、近年注目される生産管理の動きについて考えるもので
ある。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
熊澤光正 『トヨタ生産方式の創始者 大野耐一の記』三恵社 1680円
熊澤光正 『生産期間課題とトヨタ生産方式』大学教育出版 2400円
熊澤光正 トヨタ生産方式の異業種展開の実践
熊澤光正 ジャストインタイム実現のための段取り替え短縮法」
講義での取り組み 20%
中間テスト
20%
定期試験
60%
準備学習
担当教員から一言
トヨタ生産方式を始めとする、生産管理の基礎から、世界的に
評価されている日本の進んだ生産システムの理解まで進めます。
質問、意見大歓迎です。VTR等も活用する予定です。
予習 テキストと参考文献下読み
復習 学習内容の理解
マーケティング論
松本圭史
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
具体的な企業活動の考察を通してマーケティングの基礎を学
ぶことを主眼としますが、さらに発展させて講師が体験、実践
してきた企業・団体の事例を中心に、理論との比較からマーケ
ティングを解説していきます。
講義は資料と事例研究を中心に進めます。また、イメージし
やすいようにビデオなどの視聴覚教材を多用するなどして、面
白くわかりやすい講義を目指していきます。
到達目標
講義を通じて現代の企業が実践しているマーケティング活動
を、学んだ理論、ケーススタディなどから分析できることを到
達目標としています。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス 豊田喜一郎トヨタを作った男
(映像資料)
第2講 第2次世界大戦後のトヨタ
(1)
第3講 第2次世界大戦後のトヨタ
(2)
第4講 自働化システム
第5講 生産と在庫
第6講 ジャスト・イン・タイム
第7講 在庫の問題点
第8講 かんばんシステム
第9講 生産期間と企業経営
(1)
第10講 生産期間と企業経営
(2)
第11講 生産期間短縮の効果
(1)
第12講 生産期間短縮の効果
(2)
第13講 生産システムの設計方策と生産期間
第14講 トヨタ生産方式とMRP
第15講 自動車革命
(映像資料)
定期試験
講義計画
テキストは使用しませんが、以下のスケジュールで行います。
毎回視聴覚教材を使用します。
第1講 ガイダンス・マーケティングとは
第2講 第1章 現代企業とマーケティング論
第3講 第2章 競争構造とマーケティング活動
第4講 第3章 マーケティング戦略と体系
第5講 第4章 マーケティング意思決定と情報
第6講 第5章 需要獲得戦略
第7講 第6章 製品戦略
第8講 第7章 価格戦略
第9講 第8章 チャネル戦略
第10講 第9章 販売促進戦略
第11講 第10章 グローバル戦略
第12講 第11章 マーケティング領域の拡張
第13講 第12章 マーケティングの新展開
第14講 マーケティング論のまとめ
第15講 各自課題の設定と対応
定期試験
(レポート)
テキスト・教材(参考文献含む)
授業への積極的な参加、受講態度、小レポート 70%
定期試験 30%
ほぼ毎回講義中に講義内容の200字以上300字以内の小レポート
の提出を求めます。
テキストは使用せず、適時資料、プリントと視聴覚教材で講義
を進めます。
準備学習
担当教員から一言
新聞、雑誌、インターネットなどで企業の新商品情報などマー 身近な小売業のマーケティング活動を分析するなど実践的な講
ケティングに関する記事に関心を持って読んでおくと講義内容 義を目指していますので、小売業の活動やダイナミズムを知る
機会になります。また、就職活動にも参考になります。
がより深く理解できます。
− 102 −
マーケティングセミナー
2年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
岩 崎 祐 子 後学期 選 択 第2講 マーケティングとは(外部講師、予定)
第3講 マーケティングとは
(外部講師、予定)
講義のねらい
第4講 マネジメント演習(1)
(経営シミュレーション、外部
講師、予定)
マーケティングの基礎を学んだうえで、実務家を交えて研究
(経営シミュレーション、外部
します。現代の企業が実践しているマーケティング活動を研究 第5講 マネジネント演習(2)
講師、予定)
することにより、マーケティングの重要性を学びます。
第6講 マネジメント演習(3)
(経営シミュレーション、外部
講師、予定)
第7講 マーケティング演習
(1)
第8講 マーケティング演習
(2)
第9講 マーケティング演習
(3)
第10講 マーケティング演習
(4)
第11講 マーケティング演習
(5)
到達目標
第12講 マーケティング演習
(6)
第13講 マーケティング演習
(7)
1.マーケティングの基礎をしっかりと理解すること、
(8)
2.グループで討論して考えをまとめ、発表する力を身につけ 第14講 マーケティング演習
第15講 まとめ
ること
定期試験
を目指します。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
50% 演習への参加意欲
(演習での発言など)
(遅刻・欠席は減点) 使用しない。プリント、資料を配布する。 25% 報告内容
25% 定期試験
準備学習
参考文献
宮崎哲也(著)
「はじめてのマーケティング1年生 」
明日香出版社、
2013年、1575円
その他、新聞、雑誌、インターネットなどでマーケティングに
関する記事に関心を持って読んでください。
エマージングマーケット論
3年次
2単位
前学期
選 択
担当教員から一言
必ず第1回授業に出席してください。欠席が続くと、演習の流
れがわからなくなるので、
注意してください。履修者にとっては、
もう一つの「ゼミ」になります。マーケティング実践の経験は、
就職活動にも役立ちます。
(履修者上限20名)
講義計画
到達目標
第1講:ガイダンス、開発経済学の発想
第2講:
「開発」
とは
第3講:
「貧困の悪循環1」
第4講:
「貧困の悪循環2」
第5講:
「低水準均衡の罠」
第6講:成長と格差1
第7講:成長と格差2
第8講:
「二重経済モデル」
の考え方1
第9講:
「二重経済モデル」
の考え方2
第10講:
「輸出ペシミズム論」
第11講:
「輸入代替工業化」
第12講:
「輸出志向型工業化」
第13講:インフォーマル・セクター振興
第14講:BOPビジネス
第15講:まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
富田 与
講義のねらい
この講義では発展途上国の経済が持つ特徴を考えていきます。
開発経済学にはいくつもの学派(考え方)がありますが、この
講義では主に「構造主義」の考え方に基づき議論を進めていきま
す。特に、「貧困の悪循環」
、
「二重経済モデル」
、
「輸入代替工業
化」といった考え方に力点を置き、実際に行われた開発政策の成
果と問題点を見ていくとにします。最後には、最近の動向とし
てインフォーマルセクター振興とBOPビジネスを取り上げます。
到達目標は、
「先進国経済と途上国経済の違いを説明できる」
です。
講義期間中のレポートの他に、最終レポートを提出していただ テキスト、参考文献は特に指定しません。
きます。
最終レポートの課題と要領は講義の中で指示します。
近代経済学の基礎、特にマクロ経済学の基礎が身についている 日本でも開発や貧困の問題が再び大きな問題となっています。
ことを前提に話を進めますので、受講前に十分に復習をしてお 日本の問題を考える手がかりが見つかるかもしれません。
いてください。
− 103 −
経営分析論
沓掛和男
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
企業は、経営の実態を、財務諸表を媒体として制度的・定期的
に開示しています。企業は、過去の実態を知り、将来の方向を
決断することに迫られ、そのために、企業経営を分析し診断す
ることが必要です。こうした分析・診断の原理や方法を学習する
のが
「経営分析」です。
講義では、企業の経営管理や経営方針などの意思決定に必要
な資料や情報を作成する場合の財務諸表などを分析する技術を
学習し、特に財務諸表の見方と利用法の習得を目指します。
到達目標
将来の経営方針などについて行う意思決定が有効なものとなる
よう、企業の経営実態について、その分析や診断法を習得し、
正確で、適時な情報作成の技術を学習します。
講義計画
1 ガイダンス・企業の活動と成果計算
2 企業の活動と財務諸表
3 財務諸表の内容と特徴
4 経営分析の意義と特徴
5 安全性の分析①流動比率、当座比率
6 安全性の分析②固定比率、固定長期適合比率
7 安全性の分析③自己資本比率
8 収益性の分析①資本利益率
9 収益性の分析②売上高利益率
10 収益性の分析③資本回転率
11 収益性の分析④損益分岐点分析
12 生産性の分析①付加価値分析
13 生産性の分析②労働分配率
14 成長・発展可能性分析、キャッシュフロー分析
15 総合診断
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
「定期試験」が基本ですが、他に「授業への積極的参加態度」と「小 テキスト;
テスト及び理解度チェックテスト」を加味し、総合的に評価しま 入門経営分析 倉田三郎他著 同文館
教材;
す。
経営分析論講義ノート
(自制プリント)
参考文献;
経営分析 田中 弘著 中央経済社
講義では、財務諸表の見方・利用法を中心としますので、簿記会 卒業後の実社会で必要とされるのは、他の人とは違うプラスア
ルファを持っているかどうかです。情報を収集し、分析する力
計の知識と技術が必要です。
を養うことが大事です。
税務会計論
沓掛和男
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
一般に、個人であれ、法人(企業)であれ、納税義務を前提と
すれば、一定の条件を満たすことによって税が課される。法人
の場合、一定の所得があれば、その所得(法人所得)に対して課
税され、その所得を計算するために会計の知識と技術が適用さ
れます。税務会計は以上のような役割を有しています。
講義では、税とは何か? 税の計算はどのような方法によるの
か? 法人の所得と利益の関係は? 課税のあり方は? 等々につ
いて学習します。
到達目標
企業は、存続し、成長発展する過程において、成果を出さな
ければならないが、税も負担しなければならない。そのために、
利益計算と法人税の計算をしなければならない。企業の利益計
算と法人税の計算との関係及びその在り方を理解し、会計的な
センスを身に着けることを目標とします。
講義計画
1 ガイダンス・企業の活動と租税
2 我が国税制と租税
3 法人税と会計制度
4 法人税の計算原理
5 所得概念と課税所得
6 課税所得と企業利益
7 益金と収益の内容
8 損金と費用の内容
9 権利確定主義と実現基準
10 債務確定主義と発生基準
11 各種取引と税務上の処理①
12 各種取引と税務上の処理②
13 税務会計と企業会計との調整
14 税効果会計
15 法人税額の計算と申告
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
「定期試験」が基本ですが、他に「授業への積極的参加態度」と「小 テキスト・教材;
(自制プリント)
テスト及び理解度チェックテスト」を加味し、総合的に評価しま 税務会計 講義ノート
参考文献;
す。
「税務会計要論」
中田信正著 同文館出版
私たちの生活に密着しています。税に関心を持ち、
利益計算と法人税の計算には、簿記と会計の知識と技術が必要 税及び税金は、
税の在り方を考えてください。
ですので、再学習してください。
− 104 −
国際会計論
沓掛和男
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
企業経営の国際化・グローバル化が急激に進展し、企業経営の
成果を、これまでの各国々の基準、いわゆるローカルの基準で
は正確な成果を理解することが困難となってきました。そこで、
世界共通の統一した基準によって経営の成果を表現することが
必要となり、現在では、100か国以上の国で適用されています。
講義では、世界各国における会計制度を理解し、続いて世界
共通の統一した「国際会計基準」
について理解し、学習します。
到達目標
国際会計は、近年の国際化・グローバル化により会計の新領域
となったものです。企業の国際化とは何か、会計の国際化とは
何かを理解するとともに、国際人に相応しい国際感覚を身に着
けます。
講義計画
1 ガイダンス・経営の国際化と会計の諸問題
2 経営と会計の国際化と会計制度
3 日本の会計制度と情報開示①
4 日本の会計制度と情報開示②
5 アメリカの会計制度と情報開示①
6 アメリカの会計制度と情報開示②
7 イギリスの会計制度と情報開示
8 フランスの会計制度と情報開示
9 ドイツの会計制度と情報開示
10 韓国の会計制度と情報開示
11 中国の会計制度と情報開示
12 国際会計基準の成立と発展
13 国際会計基準の内容と特徴①
14 国際会計基準の内容と特徴②
15 まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
「定期試験」が基本ですが、他に「授業への積極的参加態度」と「小 テキスト・教材;
(自制プリント)
テスト及び理解度チェックテスト」を加味し、総合的に評価しま 国際会計講義ノート
参考文献;
す。
国際会計基準 徳賀 芳弘 新世社
国際化・グローバル化は毎日が目まぐるしい状況で変化します。 国際会計は、近年の世界動向の変化に伴いその必要性が認めら
世界の文化・政治・経済や国際会議等の動向に関心を持ってくだ れた科目で、今後一層その社会的役立ちが期待されています。
世界におけるコミュニケーション手段としての会計の役割につ
さい。
いて再確認し、その知識と技術を身に着けてください。
監査論
藤野 裕
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
会計監査(財務諸表監査)とは、企業が公表する財務諸表の適
性性(正しいか否か)について、監査人が専門的見地から意見を
表明する行為である。本講義では、この監査のプロセス全般を
説明することはもちろん、新聞や雑誌等の記事を補助資料とし
て用いて、現在の社会において生じている問題に「監査」がどの
ようにかかわっているのかを説明し、監査が果たす役割の重要
性について学習する。
到達目標
本講義では会計監査の目的、意義、内容等についての基本的
知識を習得し、監査が果たす役割の重要性について理解を深め
ることを目標とする。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 会計監査と基本的役割
第3講 金融商品取引法に基づく会計監査制度
第4講 会社法に基づく会計監査制度
第5講 職業監査と監査基準
第6講 監査人の独立性
第7講 リスク・アプローチ
第8講 監査プロセス
第9講 リスク評価
第10講 固有リスクと統制リスク
第11講 継続企業の前提に関わる監査
第12講 監査意見と監査報告書
第13講 監査意見の種類と諸問題
第14講 不適正事項
第15講 四半期レビュー
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
平常点(積極的な参加および小テスト等)
50%
定期試験50%
山浦久司著
「監査論テキスト」
(中央経済社)
山浦久司著
「会計監査論」
(中央経済社)
鳥羽至英、秋月信二著
「監査の理論的考え方」
(森山書店)
千代田邦夫、鳥羽至英責任編集「会計監査と企業統治」
(中央経
済社)
準備学習
担当教員から一言
各講義前に山浦久司著「監査論テキスト」
(中央経済社)の該当章 第3講〜15講では授業開始後10〜20分で小テストを行う予定で
ある。
を呼んでおくこと。
− 105 −
ビジネスコミュニケーション
岡 良 浩 ・ 中部産業連盟
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
ビジネスベースで行われるコミュニケーションは、学生時代
のコミュニケーションと比較して、言葉やマナー、文章表現な
どから大きく異なってくる。企業へ就職した後、あるいは就職
活動において有用となる言葉やマナーといった基本を含み、上
述のコミュニケーション能力を養う。
到達目標
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 ビジネスマナー①
第3講 ビジネスマナー②
第4講 企業におけるコミュニケーションのシーン①
第5講 企業におけるコミュニケーションのシーン②
第6講 ビジネス文書①
第7講 ビジネス文書②
第8講 ケーススタディ①
第9講 ケーススタディ②
第10講 ケーススタディ③
第11講 ファシリテーションの技術
第12講 アイデアを生み出すためのコミュニケーション①
第13講 アイデアを生み出すためのコミュニケーション②
第14講 アイデアを生み出すためのコミュニケーション③
第15講 メンタルヘルス
定期試験
ビジネスベースでのコミュニケーションの理解とその実践を
通し、言語やマナーを含み、社会で活かすことの出来るコミュ
※第10講、第14講でレポート提出有り
ニケーションの基礎能力を身につけることを目標とする。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
レポート50% 定期試験50%
なし。適宜プリントを配布する。
準備学習
担当教員から一言
予習は特に必要ありませんが、留学生はN1向けの問題集や参 社会人としてビジネスベースで求められるコミュニケーション
考書などで語彙や文法を身につけておいてください。毎回の講 能力は、学生時代のコミュニケーション能力とは異なっていま
す。学生時代に先んじてこのビジネスベースのコミュニケーショ
義を復習し、レポート。定期試験に挑んでください。
ンを学びたいという意欲のある学生は是非受講下さい。
グローバルコミュニケーション
2年次
2単位
岡 良 浩 ・ 中部産業連盟
後学期
選 択
講義のねらい
日本企業のグローバル化は大企業のみならず中小企業であっ
ても進んでおり、また、企業のダイバシティも一層進んでいく
ものと考えられる。そのような環境下で今後社会に出る学生に
は多様な文化を背景とした人材との協同が増えていくことが予
想される。当講義においては、まず、ビジネスの現場で必要と
される異文化理解を3地域とりあげ地域毎にケーススタディを
行う。次に、海外赴任者の講話を聞く。最後に異文化社会から
みた日本について整理する。これらにより、上述に必要とされ
るコミュニケーション能力を養う。
到達目標
異文化理解の重要性を認識し、グローバル社会で通用するコ
ミュニケーション能力を身につける。
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 グローバル時代とは/グローバル企業に求められる資
質
第3講 異文化理解ケーススタディ①−1
第4講 異文化理解ケーススタディ①−2
第5講 異文化理解ケーススタディ②−1
第6講 異文化理解ケーススタディ②−2
第7講 異文化理解ケーススタディ③−1
第8講 異文化理解ケーススタディ③−2
第9講 異文化理解まとめ
第10講 赴任者の講話①
第11講 赴任者の講話②
第12講 赴任者の講話③
第13講 異文化から見た日本①
第14講 異文化から見た日本②
第15講 グローバルコミュニケーションまとめ
定期試験
※第2講並びに異文化理解で3回のレポート提出有り
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
レポート70% 定期試験30%
なし。適宜プリントを配布する。
準備学習
担当教員から一言
予習は特に必要ありませんが、留学生はN1向けの問題集や参考 企業活動のみならず、多文化共生など、多様な背景を持つ人々
書などで語彙や文法を身につけておいてください。毎回の講義 の間では互いの文化背景の理解をベースにしたコミュニケー
ション能力が求められます。将来グローバルに活躍したいと考
を復習し、レポート・定期試験に挑んでください。
えている学生は是非受講下さい。
− 106 −
グローバルセミナー
岩崎祐子
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
グローバルセミナーは、日本企業の海外ビジネ展開を現地で
研究する授業です。グローバル人材の育成を目的としています。
アジアに進出している日系企業等を訪問し、現地のビジネス環
境や企業活動の現状と課題を学びます。海外研修を通じて、国
際的な視野を広げることができます。
到達目標
1 日本企業のグローバルビジネスについて理解を深めます。
2 国際感覚を身に付けます。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
(集中講義期間)
第2講 事前研修
(集中講義期間)
第3講 事前研修
(集中講義期間)
第4講 海外現地研修
(2016年2月予定)
第5講 海外現地研修
第6講 海外現地研修
第7講 海外現地研修
第8講 海外現地研修
第9講 海外現地研修
第10講 海外現地研修
第11講 海外現地研修
第12講 海外現地研修
第13講 海外現地研修
第14講 海外現地研修
第15講 海外研修の振り返り
テキスト・教材(参考文献含む)
海外研修参加状況(70%)
とレポート
(30%)
で評価する。
資料を配布します。
準備学習
担当教員から一言
研修実施国の経済情勢と日系企業の動向について積極的に情報 6月に実施するグローバルセミナー説明会に必ず参加してくだ
さい。参加申込締め切りは7月末です。
収集をしてください。
流通経済論
杉谷克芳
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
本講義では、ビデオ教材を用いて現実の流通業の動向にホッ
トな関心を抱きつつ、
「流通の社会的役割」「投機的流通から延
期的流通へ」等の流通経済の理論的な話をしていきます。流通業
は、もっとも身近な産業だと言えます。私たちは毎日どこかで
買物をしているおり、流通業の変化は私たちの消費生活に直接
的に影響を与えます。また、卒業後のあなた方の就職先として
流通業が近年ますます大きな比重を占めています。流通業の動
きに興味をもったり、何気なく買物をしていた店舗を見る眼が
変わったりのきっかけになればと思っています。
到達目標
流通経済論の基本的用語や理論を理解した上で、現実の流通
業の動きに関心をもち自分なりに分析する力を培うこと
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 娯楽としての買物と必要としての買物
第3講 小売業の定義、小売業と卸売業、小売業とサービス業、
社会的分業と流通
第4講 生産と消費の懸隔の架橋
第5講 流通の4要素と流通フロー、流通の担い手とは
第6講 ホールセールクラブとネットスーパー
第7講 欧米で生まれた小売業態、流通外資
第8講 ダイエーと問屋無用論、取引数最小化の原理
第9講 在庫の役割、危険プールの原理
第10講 ハニーズ、ZARA、ファーストファッション
第11講 延期と投機、回転寿司
第12講 SPAと延期化………ユニクロ
第13講 ロジスティクが勝負……しまむら
第14講 セブンイレブン・ジャパン
第15講 コンビニを支えるもの
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
基本的には定期試験の結果によって評価します。また、授業に
積極的に参加している人にはワンランクアップ(10点)や任意提
出のレポートによる加点を行います。定期試験のみで秀をとれ
る人はきわめて稀です。受講態度やレポートによる加点をねら
いましょう
テキスト
特になし。講義中に適宜プリントを配布します。
参考文献
石原武政、竹村正明
『1からの流通論』
、中央経済社
(2008年)
準備学習
担当教員から一言
事前に資料を配付した場合には、必ず翌週の講義の時間までに あまり難しい話にならず、学生さんの興味を引くような楽しい
授業にしたいと思いますが、そのためには学生さんの協力が必
読んでおいて下さい。
(とくに留学生)
要です。私語は苦手ですので、よろしくお願いします。
− 107 −
流通産業論
杉谷克芳
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
①世界最初のデパートであるフランスのボン・マルシェは同時
に消費資本主義を生んだと言われています。そのボン・マルシェ
の商法を見ることで「買物」が私達にとってどんな意味をもつの
か、考えます。
②チェーンストアやスーパーマーケット、ディスカウント・ス
トアといった数々の業態の発祥の地であるアメリカの小売業態
発展史を見ます。
③そのアメリカから学びつつ独自の発展を遂げた戦後の日本
の流通業の歴史をふり返ります。
以上三点を通じて、これからの流通業はどうなっていくのか、
考えてみたいと思います。
到達目標
諸業態の歴史の理解のみならず、それを通じて流通論の基礎
的用語、概念を身につけさせること。また、そのことで、現代
の流通業に対する分析力を培うこと
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス――必要としての買物と娯楽としての買物
◎デパートの誕生と消費社会
第2講 ボンマルシェの革命的販売方法
第3講 部門別管理とワンストップ・ショッピング
第4講 欲望喚起装置としてのデパート
第5講 教育装置としてとしてのデパート
◎アメリカにおける小売業業態展開史
第6講 新しい業態はなぜ生まれるのか
第7講 デパート以前の小売業
第8講 デパートとダウンタウン
第9稿 通信販売
第10講 チェーンストア
第11稿 スーパーマーケットの誕生
第12講 GMSと人口の郊外化、ショッピングセンター
第13講 ディスカウントストアの時代
◎戦後日本の小売業
第14講 高度経済成長と総合スーパーの時代
第15講 郊外型社会の成立と中心市街地
テキスト・教材(参考文献含む)
基本的には定期試験の結果によって評価します。また、授業に
積極的に参加している人にはワンランクアップ(10点)や任意提
出のレポートによる加点を行います。定期試験のみで秀をとれ
る人はきわめて稀です。受講態度やレポートによる加点をねら
いましょう
テキスト
特になし。講義中に適宜プリントを配布します。
参考文献
石原武政、竹村正明
『1からの流通論』
、中央経済社
(2008年)
鹿島茂
『デパートを発明した夫婦』
講談社現代新書
(1991年)
ボブ・オルテガ
『ウォルマート』
日経BP社
(2000年)
準備学習
担当教員から一言
事前に資料を配付した場合には、必ず翌週の講義の時間までに あまり難しい話にならず、学生さんの興味を引くような楽しい
授業にしたいと思いますが、そのためには学生さんの協力が必
読んでおいて下さい。
(とくに留学生)
要です。私語は苦手ですので、よろしくお願いします。
現代社会思想
2年次
2単位
後学期
選 択
講義計画
現代社会思想の主要な潮流を理解し、自ら考える力を養う。
第1回 ガイダンス
第2回 ニーチェの思想
第3回 マルクスの思想
第4回 フロイトの思想
第5回 ウェーバーの思想
第6回 カフカの思想
第7回 ヴィトゲンシュタインの思想
(前期)
第8回 ヴィトゲンシュタインの思想
(後期)
第9回 ケインズの思想
第10回 ケインズとブルームズべりー・グループ
第11回 ケインズとハイエク
第12回 フェミニズム
第13回 日本の宗教
第14回 世界の宗教
第15回 まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
柴田啓文
講義のねらい
現代社会をどのようにとらえるかは、単なる学問上の問題で
はなく、私たち一人一人の生き方に直接関わっています。
社会についての思想は様々に対立していますが、どれか一つ
だけが正しいというものではないでしょう。この講義では、ど
の思想が正しいかではなく、それぞれの思想がどのように人間
や社会をとらえたのか、その思想が私たちの生き方にどのよう
な示唆を与えているのかを考えたいと思います。
到達目標
平常点(50%)と定期試験
(50%)
により評価します。平常点は、
「教 使用しません。
育支援システム」上の小テストやフォーラムの書き込みなどによ 参考文献
西部邁『思想の英雄たち-保守の源流をたずねて』
(ハルキ文庫、
ります。
2012年)
、838円。
間宮陽介『市場社会の思想史一「自由」をどう解釈するか』(中公
新書、1999年)
、756円。
準備学習
講義の前に取り上げるテーマについて、インターネットでどの
ような問題があるかについて情報を集めてください。また、講
義のあとに、各自の観点で情報を分析し、自分の考えをまとめ
てください。
担当教員から一言
学習支援システム
(MOODLE)
を利用。
「現代社会思想」
を通して、
自らの生き方や社会のあり方について考えようとするみなさん
の受講を期待します。
留学生については、日本語学習を教育支援システムを利用して
サポートします。
− 108 −
金融論
岩崎祐子
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この講義では、資産運用の観点から、日本の金融市場、金融
商品について学んでいきます。この講義で勉強する範囲は、ファ
イナンシャル・プランナーFP技能士3級の試験範囲のうち、
「金
融資産運用」にあたります。これから社会に出て、自分の資産を
守ろう、増やそうと思ったときに、金融商品に関する知識が必
要となります。この講義は、
今後、
現実の金融取引きを行う際に、
自らの責任で、自らの判断で、取引を行うための基礎力をつけ
ることを目的とします。
到達目標
一般紙の金融・経済欄の記事内容を理解できるようになること
を、到達目標としています。
講義計画
第1講 マーケット環境の理解1
第2講 マーケット環境の理解2
第3講 預貯金・金融類似商品等
第4講 投資信託
第5講 債券投資
第6講 株式投資
第7講 外貨建て商品
第8講 ポートフォリオ運用
第9講 金融商品と税金
第10講 リスク管理
第11講 セーフティーネット
第12講 日経新聞の読み方1
第13講 日経新聞の読み方2
第14講 復習
第15講 まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
定期試験(70%)および受講態度、授業中に作成するレポート 使用しない。
参考文献:
「みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 2015-2016
(30%)により評価する。
滝澤 ななみ
(著)
TAC出版、1620円
(予)
授業中に私語をした場合は1回10点(評価全体の10%)の減点と 年」
する。
金融・経済のニュースに関心をもっておいてください。
日頃から金融に関するニュースに関心をもつようにして下さい。 日頃から、
金融機関への就職を考えている学生は、
履修を検討してください。
地域金融論
岩崎祐子
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この講義では、日本の金融システムと地域金融機関の役割に
ついて勉強します。大学生には、銀行以外の金融機関にはあま
りなじみがないかもしれません。各種金融機関はどのような特
徴をもち、どのような業務を行っているかをみていきます。さ
らに、企業と金融機関の関係を考察します。
到達目標
一般紙の金融・経済欄の記事内容、金融機関に関わるニュース
を理解できるようになることを、到達目標としています。
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 日本の金融政策
(1)
第3講 日本の金融政策
(2)
第4講 日本の金融システム1)
第5講 日本の金融システム
(2)
第6講 リレーションシップバンキング
第7講 地域金融機関
(1)
第8講 地域金融機関
(2)
第9講 地域金融機関
(3)
第10講 三重県の地域金融機関
第11講 地域経済と金融機関
(1)
第12講 地域経済と金融機関
(2)
第13講 金融システムの安定化
(1)
第14講 金融システムの安定化
(2)
第15講 まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
定期試験(70%)および授業中に作成する小レポート(30%)によ 使用しない。授業時に、新聞記事コピー、統計資料などを配布。
り評価する。
授業中に私語をした場合は1回10点(評価全体の10%)の減点とす
る。
日頃から、日本の金融機関に関するニュースに関心をもつよう 金融機関への就職を考えている学生は、3年次に履修するよう
にしてください。
にして下さい。
− 109 −
国際金融論
岩崎祐子
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この講義では国際金融の諸問題を考察します。そのためには、
通貨や為替の理論、さらには国際通貨制度の歴史をおさえてお
く必要があります。国際金融情勢が大きく変化するなかで、現
実に起こっている問題についても、その背景や今後の動きを考
えていきます。
金融関連科目の難易度は、
基礎〜中級:金融論、証券市場論、地域金融論
上級:国際金融論
となっています。
到達目標
経済専門紙の「国際金融」に関する記事を理解できるようにする
ことを、到達目標としています。
成績評価方法
講義計画
第1講 外国為替市場
第2講 外国為替市場
第3講 国際収支のしくみ―経常収支
第4講 国際収支のしくみ―資本収支
第5講 為替相場の理論決定
第6講 国際通貨制度のしくみ
第7講 国際通貨制度の変遷
(1)
第8講 国際通貨制度の変遷
(2)
第9講 通貨危機・金融危機
(1)
第10講 通貨危機・金融危機
(2)
第11講 為替リスクヘッジ
(1)
第12講 為替リスクヘッジ
(2)
第13講 通貨統合
(1)
第14講 通貨統合
(2)
第15講 まとめ
定期試験 テキスト・教材(参考文献含む)
定期試験(70%)および授業中に作成する小レポート(30%)によ 使用しません。プリントを配布します。
り評価します。
授業中に私語をした場合は1回10点(評価全体の10%)の減点とし
ます。
準備学習
担当教員から一言
授業中にノートをとって、毎週、授業の後には、復習するよう
にしてください。
(復習の時間が必要です。
)
授業中に私語をしたために、単位が取れなかった学生がいます。
気を付けてください。
授業後には復習をして、次回の授業に臨んでください。
ビジネス英語
デイビッド・ダイクス
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
In this class, we'll practice office-type workplace language in
three situations: "a day at the office", "talking with a customer"
and "guiding a visitor". The main practice will be listening and
speaking, but we'll also pay attention to practical writing
(form-filling, e-mails, memos)and to business and workplace
vocabulary.
到達目標
Pre- and post-class tasks will be set for practicing
vocabulary and language patterns. In class time, active
listening & talking is expected. Regular short tests will be
used as short-term attainment targets.
成績評価方法
講義計画
Situation one: A day at the office
1)Welcome to the office.
2)What time do you close?
3)I'd like to change an order.
4)May I take a message?
5)Review of situation one
Situation two: Talking with a customer
6)Shall I ring that up for you?
7)This way, please.
8)I'd like to make a complaint.
9)Could you fill out this form?
10)Review of situation two
Situation three: Guiding a visitor
11)Welcome to Japan.
12)What's your background?
13)Here's your schedule.
14)I'll see you tomorrow.
15)Review of situation three
(Finishing off with an end-of-term exam)
テキスト・教材(参考文献含む)
20% for before/after work & class participation
30% for short tests
50% for end-of-term exam
M. Critchley, "Business Encounters". Nan'undo, 2013. ¥2100.
Also: bring an English dictionary to class(electronic OK).
準備学習
担当教員から一言
Before class: Pre-read the topic conversation. Do the phrase 第2講までに、テキストを買ってください。持っていない場合、
「予習・復習」
の成績の分は取れない。
and vocabulary practices.
After class: Complete the language focus exercises. Complete a
similar conversation.
− 110 −
経済経営外国書講読
麻沼賢彦
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
A. D. チャンドラーの著作 The Visible Hand: The Managerial
Revolution in American Business および Scale and Scope: The
Dynamics of Industrial Capitalism のなかから、興味深く思われ
る章あるいは節を抜き出して講読する。チャンドラーの書を通
じ、アメリカにおけるビッグ・ビジネスの生成・発展の過程や、
アメリカの革新的な企業家の発想と行動、さらにはアメリカ型
産業資本主義のダイナミクス、等々について理解を深める。
到達目標
翻訳書にはない、原書ならではの香気を味わうこと。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
A. D. Chandler, Jr., The Visible Hand: The Managerial
Revolution in American Business, 1977.
Do., Scale and Scope: The Dynamics of Industrial Capitalism,
1990.
(プリント配布)
授業への積極的な参加・受講態度: 20%
定期試験: 80%
準備学習
担当教員から一言
毎時間、英和辞典は必携。
講読範囲の予習は必須。
証券市場論
岩崎祐子
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
この講義では、まず、日本の証券市場の現状と証券市場で取
り扱われる金融商品について勉強します。これから社会に出て、
自分の資産を守ろう、増やそうと思ったときに、金融商品に関
する知識が必要となります。
さらに、企業の証券市場を通じた資金の調達・運用について勉
強します。
到達目標
講義計画
第1回 ガイダンス
第2回 チャンドラーのアメリカ経済史・経営史研究について
第3回 同上
第4回 新世界アメリカ
第5回 経営者資本主義の到来
第6回 近代企業の機能と構造
第7回 同上
第8回 同上
第9回 近代企業の発生と成長
第10回 同上
第11回 同上
第12回 近代企業の組織・戦略・人
第13回 同上
第14回 多角化戦略と事業部制組織
第15回 まとめ
定期試験
一般紙の金融・経済欄の記事内容を理解できるようになること
を、到達目標としています。
講義計画
第1講 オリエンテーション
第2講 日本の証券市場と証券会社
(1)
第3講 日本の証券市場と証券会社
(2)
第4講 金融資本市場の基礎知識
(1)
第5講 金融資本市場の基礎知識
(2)
第6講 証券の基礎知識
(1)
第7講 証券の基礎知識
(2)
第8講 バブル経済とは何か
第9講 コーポレートファイナンス
(1)
第10講 コーポレートファイナンス
(2)
第11講 ポートフォリオ戦略
(1)
第12講 ポートフォリオ戦略
(2)
第13講 株式会社について考える
第14講 日本経済新聞の読み方
第15講 まとめ
定期試験 成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
定期試験(70%),授業中に作成する小レポート(30%)により評 テキストは使用しない。教材として、新聞記事や統計資料を使
用する。
価する。
授業中に私語をした場合は1回10点(評価全体の10%)の減点とす
る。
金融・経済のニュースに関心をもっておいてください。
日頃から、日本や海外の証券市場に関するニュースに関心をも 日頃から、
金融機関への就職を考えている学生は、3年次に履修してくださ
つようにして下さい。
い。
− 111 −
知的財産論
東村 篤
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
科学技術創造立国ニッポンの優位性は世界市場では劣勢と
なっています。これは、ソフトなどへのパラダイムシフトへの
対応さにあります。知的財産の創造、保護、活用という知的創
造サイクルをマネジメント、プロデュースする人材が最も不足
しているのです。必要なスキルを身に付けるには技術、経営、
法律の3つの異なる座標軸を三位一体で捉え人の知恵が集約さ
れた付加価値、創作・創造の背後にある本質を考え総合的に価値
創造、市場創出に真髄があります。
到達目標
今や、グローバル化した社会の中で、企業および様々な組織
において知的財産等無形資産を戦略的に活用することが求めら
れています。受講後には、国家資格の「知的財産管理技能検定3
級」
レベルに到達を目標とします。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス 講義概要 知的財産を取り巻く環境
第2講 知財制度の現状と課題 第3講 著作権法
(コンテンツビジネス)
第4講 知財科学 知的財産制度 知財経済 知財戦略
第5講 科学技術政策、知財人材育成、地方創生
第6講 特許法・実用新案法
第7講 意匠法
第8講 商標法 第9講 中間テスト 種苗法
第10講 不正競争防止法・独占禁止法、営業秘密
第11講 知財条約
第12講 知財実務
(米国、国際特許紛争判例)
第13講 知財契約
(ライセンス契約書)
第14講 知財教育
(招聘講師)
第15講 知財評価・知財経営 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
「知的財産権入門」
2014、
出席確認で毎回、感想、小論文または確認テストを14回30%、 特許庁
受講態度・姿勢30%、定期試験40%(中間テスト含む)を総合的 土生哲也「知的財産管理技能検定3級完全対策講座」日経BP社、
2014、
に評価。
藤野仁三、鈴木公明
「知財戦略の教科書」
秀和システム、2013、
井上正仁編集代表
「判例六法」
有斐閣、
西田典之編集代表
「ポケット六法」
有斐閣、
準備学習
コンテンツビジネスをはじめ知的財産権は身近な存在になって
います。毎日、新聞を読む習慣を身に付けてビジネスの先端分
野での競争、紛争などの問題に関心を持ってその論点を理解し
てください。
港湾論
3年次
2単位
前学期
選 択
担当教員から一言
新カリキュラムでの開講。地方創生には地域資源を見直し、価
値を創造できる発想力豊かな若い人材が必要不可欠です。ぜひ、
地域社会や地域の企業で活躍してください。オフィスアワーを
利用して「知的財産管理技能検定」受験希望者には対応特訓を行
います。
講義計画
到達目標
1,港湾論を学ぶにあたって
2,港湾の語源、歴史
3,港湾の意義、役割
4,港湾の機能
5,港湾の種類と施設
6,港湾行政と法
7,港湾政策と整備
8,港湾の管理運営
9,港湾の管理者
10,ポート・オーソリティ
11,港湾の財政
12,港湾の経済性、社会性
13,港湾の管理運営に経営的思考を
14、港湾のあり方について
15,まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
大濱慶和
講義のねらい
わが国の港(港湾)は、経済・社会の発展にとってきわめて重要
な意義や役割を果たしてきた。港湾のあり方をはじめ都市や地
域社会との関連において、ターミナル機能一辺倒から、経済性
をはじめ、人間性や自然をも重視した地域住民の生活や福祉、
レクリェーション等を含めた内容に変革している。本講義では、
港湾の経済的社会的な意義・役割と港湾の今後のあり方について
理解することにある。
港湾が日本の経済社会にどれだけ貢献し役割を果たしたのか、
また今後の港湾のあり方について発表ができることを目指す。
テキスト・・・・なし(必要な際にプリント配布)
学習過程評価
授業への積極的な参加、受講態度 15% 受講ノート 25% 参 考 書・・・・港湾管理論「市来清也著 成山堂」
国際化と港「日比野光伸 成山堂」
課題 10%
学習成果評価
定期試験 50%
準備学習
授業に集中することと復習をすること
担当教員から一言
今日、港がレクリェーションや観光の空間になっていますが、
このようになった日本の経済的歴史的背景を考える事が港を理
解することにつながります。
− 112 −
秘書実務
川高みどり
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
秘書の業務は、「上司の補佐業務」
、マナー・接遇などの「対人
業務」、文書作成や文書管理などの「総務業務」など多岐に渡りま
す。秘書に関する知識やスキルは秘書的技能といい、秘書職に
限らずあらゆる職種においても求められる技能です。秘書的技
能を習得することで、社会人になったときに必要とされる基本
的知識や技能を身につけることをねらいとしています。
また、就職活動に有利とされる「秘書検定」の問題の解答のコ
ツも紹介します。
講義は、
発言を求めたり演習を取り入れながら進めていきます。
到達目標
上司の補佐業務では「秘書としての役割を理解すること」
、対
人業務では「お客様や上司に対する正しい言葉づかいを身につけ
ること」
、総務業務では「慶弔業務に関する基本的知識の習得、
簡単なビジネス文書が作成できること」
を目標とします。
講義計画
第1講 ガイダンス、秘書検定について
第2講 秘書の役割
第3講 仕事の進め方
第4講 お客様や上司に対する正しい言葉づかい①
(基本)
第5講 お客様や上司に対する正しい言葉づかい②
(応用)
第6講 電話応対
第7講 来客応対
第8講 慶弔業務①
(慶事)
第9講 慶弔業務②
(弔事・贈答)
第10講 文書作成①
(社内文書)
第11講 文書作成②
(社外文書)
第12講 文書作成③
(社交文書)
第13講 文書の取り扱い
第14講 郵便の知識
第15講 ファイリング
定期試験 成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
指定テキストなし。講義時にプリントを配布します。
定期試験50%、受講態度30%、提出物20%
以上の割合で総合的に評価します。受講態度では、積極的に講
義に参加しているかや演習の取り組み態度を評価します。従っ
て、
居眠り・私語・授業と関係ないことをするなどは減点対象です。
授業時間内に終わらなかった課題は宿題となりますので、その 講義は、ロールプレイングを行ったり発言を求めながら進めて
いきます。積極的な講義への参加をお待ちしています。
日のうちに仕上げるようにしてください。
提出した課題プリントは添削して返却しますので、訂正箇所を
必ず確認し、復習しておいてください。
農業経済学
3年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
森 久 綱 後学期 選 択 第2−5講 世界の農業・食糧事情−南北問題と農業・食料生産システム
1)
飽食を支える先進国農業−システム化・統合化された農業
2)
飽食を支える先進国農業−資源・環境の制約
講義のねらい
3)
飢餓輸出−南北問題の歴史的背景
本講義では、世界的な食料生産システムとそこで発現する問 4)
飢餓輸出−貧困を前提とした収奪的農業・食料生産システム
題を俯瞰した上で、担い手不足と高齢化の観点から、わが国の 5)
講義のまとめ
食料・農業問題の現状の理解を図る。同時に、これからの農業・
食料生産システムのあり方について、地域農業振興策とそれに 第6−10講 日本の農業・食料生産システムの現状
1)
高齢化と担い手不足
(前編)
−儲からない農業へ
基づき取り組まれている事例に基づき展望する。
2)
高齢化と担い手不足(後編)−大規模・大量生産システムと流
通対応
3)
農業政策
(前編)
−農業基本法から総合農政へ
4)
農業政策
(後編)
−貿易自由化への対応
5)
講義のまとめ
到達目標
世界および日本の食料・農業をめぐる情勢と、その背景にある
歴史的・政策的要因について理解するとともに、これを克服する
ために日本において取り組まれている事例研究から、今後の日
本における農業・食料生産システムのあり方について考察する力
を身につけることを目標とする。
成績評価方法
第11−15講 農産物貿易拡大への対応−地域農業再興にむけて
1)
農産物貿易自由化の論理−比較優位と自由貿易
2)
TPP
(環太平洋経済連携協定)
が国内農業に及ぼすインパクト
3)
地域農業再興
(1)
−直売所と地産地消
4)
地域農業再興
(2)
−耕畜連携
5)
講義のまとめ
テキスト・教材(参考文献含む)
レポート30%,定期試験70%
講義に際してプリントを教材として配布します。
準備学習
担当教員から一言
(ドキュ
テーマに関する白書・新聞記事などを一読して、具体的なイメー 講義内では、レジュメ、白書、新聞記事のほか、映像資料
ジを持つことが必要です。農水省ホームページでは、
白書のほか、 メンタリー映画)を活用し、これをレポートおよび定期試験の素
政策・制度についての説明、各種統計などが公表されています。 材とします。
これらを参考にしてください。
− 113 −
民法
小林聖仁
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
企業のコンプライアンスが問われる時代において、法的不祥
事は、市場での即刻退場を意味する。
本講義では実生活で生起する法律的問題に対応するために、
金融の側面から民法の分野を学ぶとともに、これらを踏まえた
上で、現代社会で身近に氾濫する法律問題に対処できるように
法的知識を身に付けることを目的とする。具体的には、条文の
順番にとらわれずに実際の契約例や設例に則して、どの条文が
適用されるのか解説することにより、「あてはめ」の能力を養成
し、実務に即した紛争解決の方法とその概略の基礎知識を修得
する。
到達目標
民法を通じて、実務に即した紛争解決の方法とその概略を知
り、就職するのであれば上司に、経営を志すのであれば専門職
に対して、法的問題点の状況を適切に報告できることを目標と
する。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス、講義の概要
(金融と法律)
第2講 金融にかかわる主体
第3講 サラ金と質屋
第4講 中古車を買う
第5講 新車を買う
(1)
第6講 新車を買う
(2)
第7講 家を借りる
第8講 マイホームを買う
第9講 代理人・代表者との取引
第10講 マイホームを建てる
第11講 住宅ローンと債権保全
第12講 家を買ってから死ぬまで
第13講 シニア期の家計ファイナンスと財産管理
第14講 預金取引と決済
第15講 隔地者間の取引と同時履行の確保
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
テキスト
小テスト40%、レポート20%、定期試験40%
「金融から学ぶ民事法入門 第2版」
(勁草書房)
小テストは随時。レポートは定期試験とは別に期の途中で1度出 大垣尚司
教材
題する。
条文については鎌田薫 編「デイリー六法2015 平成27年版」(三
省堂)
を参照する。
適宜プリントを配布する。
準備学習
講義を受ける前に予定されているテーマにつき、テキストの設
例のみは読んでおくこと。
小テストを適宜予定している。解答及び解説は次の講義の冒頭
にプリントで配布するので、誤答した問題についてはテキスト
の記述との関連を確認しておくこと。 ファイナンシャルプランナー講座a
岩崎祐子
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
このセミナーでは、近年、社会的にその存在感や必要性が高
まっているファイナンシャル・プランナー(FP技能士3級)の資
格を取得することを目的に、勉強します。
ファイナンシャル・プランナーとは、
「お金」
に関するホームド
クターであり、家計の収入と支出のバランスを取ることによっ
て、計画的な人生設計が出来るようにすることが役割です。ファ
イナンシャル・プランナーの資格を取得することは、お金を有効
に使うという実利の面と、社会に出てからのキャリア形成に役
立つという実利の面との両方持ち合わせています。
到達目標
FP3級の学科試験合格レベルに到達することを目標としてい
ます。
担当教員から一言
私語は厳禁。テキスト・.教材・筆記具等を持参し、授業を受ける
体制で参加すること。テレビ・新聞紙上で紹介される法的問題に
も注意し、
事前知識を得ておくとなおよい。条文を参照するので、
各自六法を用意すること。前学期に民法入門を履修することが
望ましい
講義計画
第1講 ガイダンス・FPと倫理
第2講 ライフプランニングの手法
第3講 ライフプラン策定上の資金計画
第4講 社会保険1
第5講 社会保険2・小テスト
第6講 公的年金の全体像
第7講 公的年金の給付1
第8講 公的年金の給付2
第9講 公的年金の給付3・小テスト
第10講 企業年金
第11講 年金と税金
第12講 過去問題練習1
第13講 過去問題練習2・小テスト
第14講 保険の基本
第15講 まとめ
定期試験 成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
滝澤 ななみ 著「みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 2014定期試験(70%),小テスト
(30%)
により評価する。
TAC出版、1620円
授業中に私語をした場合は1回10点(評価全体の10%)の減点と 2015年」
する。
資格試験に合格するために、必ず教科書を使って予習をしてく 資格取得のためには、教科書を使って復習を欠かさないで下さ
い。教科書はファイナンシャルプランナー講座a,b,c,d
ださい。
の4科目共通です。勉強を積めば、
合格は可能です。資格試験は、
5月、9月、1月にあります。
− 114 −
ファイナンシャルプランナー講座b
岩崎祐子
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
このセミナーでは、近年、社会的にその存在感や必要性が高
まっているファイナンシャル・プランナー(FP技能士3級)の資
格を取得することを目的に、勉強します。
ファイナンシャル・プランナーとは、
「お金」
に関するホームド
クターであり、家計の収入と支出のバランスを取ることによっ
て、計画的な人生設計が出来るようにすることが役割です。ファ
イナンシャル・プランナーの資格を取得することは、お金を有効
に使うという実利の面と、社会に出てからのキャリア形成に役
立つという実利の面との両方持ち合わせています。
到達目標
FP3級の学科試験合格レベルに到達することを目標としてい
ます。
講義計画
第1講 ガイダンス・保険の基本
第2講 生命保険1
第3講 生命保険2
第4講 損害保険・第三分野の保険・小テスト
第5講 金融・経済の基本
第6講 セーフティネットと関連法規
第7講 貯蓄型金融商品
第8講 債券
第9講 株式・小テスト
第10講 投資信託
第11講 外貨建て金融商品
第12講 ポートフォリオとデリバティブ取引・小テスト
第13講 過去問題練習1
第14講 過去問題練習2
第15講 まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
滝澤 ななみ 著「みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 2015定期試験(70%),小テスト
(30%)
により評価する。
TAC出版、1620円
(予)
授業中に私語をした場合は1回10点(評価全体の10%)の減点と 2016年」
前学期ファイナンシャルプランナー講座b履修者は、前学期ファ
する。
イナンシャルプランナー講座aの教科書を使用してください。
資格試験に合格するために、必ず教科書を使って予習をしてく 資格取得のためには、教科書を使って復習を欠かさないで下さ
い。教科書はファイナンシャルプランナー講座a,b,c,d
ださい。
の4科目共通です。勉強を積めば、
合格は可能です。資格試験は、
5月、9月、1月にあります。
ファイナンシャルプランナー講座c
3年次
2単位
講義計画
前期と後期を通じて、全科目を網羅します。
吉 川 友 則 後学期 選 択 1回目 ガイダンス
2回目 ライフプランニングと資金計画
講義のねらい
3回目 ライフプランニングと資金計画
国家資格であるFP技能士のカリキュラムを用い、ファイナン 4回目 リスク管理
5回目 リスク管理
シャルプランナーの知識を学びます。
6回目 金融資産運用
7回目 金融資産運用
8回目 タックスプランニング
9回目 タックスプランニング
10回目 不動産
11回目 不動産
12回目 相続・事業承継
13回目 相続・事業承継
到達目標
14回目 練習問題
15回目 まとめ
国家資格であるFP技能3級の合格を目指します。
FP技能士は社会人でも勉強している人が多く、合格すれば就 定期試験
職も有利になります。
金融・保険・住宅関係の企業に就職希望の場合、特に有利です。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
滝澤 ななみ著 みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 20142015年
授業への積極的な参加と受講態度により評価します。
資格試験に合格しなくても単位は取れます。
合否の結果は問わず、資格試験を受験すれば
成績評価にプラスします。
準備学習
FP技能士にはどのような知識が要求されているか、事前に全体
像を掴んでおいて下さい。
担当教員から一言
出題範囲が広く、勉強は大変かもしれません。
でも、社会人として生活していく上で、知っていると役に立つ
知識ばかりです。
是非、チャレンジして下さい。
− 115 −
ファイナンシャルプランナー講座d
3年次
2単位
講義計画
前期と後期を通じて、全科目を網羅します。
吉 川 友 則 後学期 選 択 1回目 ガイダンス
2回目 ライフプランニングと資金計画
講義のねらい
3回目 ライフプランニングと資金計画
国家資格であるFP技能士のカリキュラムを用い、ファイナン 4回目 リスク管理
5回目 リスク管理
シャルプランナーの知識を学びます。
6回目 金融資産運用
7回目 金融資産運用
8回目 タックスプランニング
9回目 タックスプランニング
10回目 不動産
11回目 不動産
12回目 相続・事業承継
13回目 相続・事業承継
到達目標
14回目 練習問題
15回目 まとめ
国家資格であるFP技能3級の合格を目指します。
FP技能士は社会人でも勉強している人が多く、合格すれば就 定期試験
職も有利になります。
金融・保険・住宅関係の企業に就職希望の場合、特に有利です。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
滝澤 ななみ 著 みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 20142015年
授業への積極的な参加と受講態度により評価します。
資格試験に合格しなくても単位は取れます。
合否の結果は問わず、資格試験を受験すれば
成績評価にプラスします。
準備学習
FP技能士にはどのような知識が要求されているか、事前に全体
像を掴んでおいて下さい。
販売士講座
伊藤直信
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
「販売士」とは、経済産業省・中小企業庁の後援を得て実施され
ている日本商工会議所の販売士検定試験に合格した人に与えら
れる、流通業界唯一の公的資格です。講義の内容は、流通業界
における総合的な人材育成を目指す学習プログラムになってい
ます。「販売士」は小売業や卸売業、サービス業のみならず、製
造業を含め販売に携わる人たちが注目する資格です。他者より
一歩先んじたスキルを身につけることは、就職時にも大いに役
立つものと考えています。
到達目標
流通業の仕組みを理解すると同時に、社会人としての基礎知
識を学習する中で、「3級販売士」の資格取得を目指します。7
月に実施される「販売士3級検定試験」の合格レベル到達を目標
とします。
成績評価方法
①練習問題の提出状況:40% ②3級販売士養成講習会「予備試
験」の試験結果:40% ③販売士3級検定試験(本試験)合格に向
けた努力程度:20%
上記をもとに総合的に評価します。
準備学習
予習:テキスト(講義範囲)
を読んで授業に臨んでください。
復習:練習問題は次回授業時に提出してください。
担当教員から一言
出題範囲が広く、勉強は大変かもしれません。
でも、社会人として生活していく上で、知っていると役に立つ
知識ばかりです。
是非、チャレンジして下さい。
講義計画
第1講 ガイダンス
(講義の進め方、約束事)
、小売業の類型①
第2講 小売業の類型②
第3講 小売業の類型③
第4講 小売業の類型④
第5講 小売業の類型⑤
第6講 マーチャンダイジング①
第7講 マーチャンダイジング②
第8講 マーチャンダイジング③
第9講 販売・経営管理①
第10講 マーケティング①
第11講 マーケティング②
第12講 マーケティング③
第13講 ストアオペレーション①
第14講 ストアオペレーション②
第15講 ストアオペレーション③
上記の15講に加え、販売士養成講習会認定のための補講
(2コマ)
を実施します。
テキスト・教材(参考文献含む)
日本商工会議所・全国商工会連合会編「販売士養成講習会3級テ
キスト
(2冊セット)
」
日本商工会議所
(2013年)
3086円
プリント
(練習問題)
を配布します。
参考文献:
「なし」
担当教員から一言
この講座は日本商工会議所の販売士養成講習会を兼ねます。一
定条件を満たすと、検定試験において一部科目
(販売・経営管理)
が免除されます。なお、この講義を履修する学生は「販売士セミ
ナーa」も併せて履修することが望ましい。さあ、一緒に勉強し
ましょう!
− 116 −
販売士上級講座a
3年次
2単位
前学期
選 択
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス
(講義の進め方、約束事)
、小売業の類型①
第2講 小売業の類型②
第3講 小売業の類型③
第4講 小売業の類型④
第5講 マーチャンダイジング①
第6講 マーチャンダイジング②
第7講 マーチャンダイジング③
第8講 マーチャンダイジング④
第9講 ストアオペレーション①
第10講 ストアオペレーション②
第11講 ストアオペレーション③
第12講 マーケティング①
第13講 マーケティング②
第14講 マーケティング③
第15講 販売・経営管理①
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
伊藤直信
講義のねらい
講義の中では、小売業の販売技術に関する専門的な知識、販
売促進の企画に関する知識、部下の指導・育成に関する知識など
を学びます。流通業界唯一の公的資格である「販売士」は、流通
業界における総合的な人材育成を目指す学習プログラムとなっ
ています。皆さんが学ばれようとする「販売士」2級は、販売管
理能力がある者の育成を目的にしています。他者より一歩先ん
じたスキルを身につけることは、就職時にも大いに役立つもの
と考えています。販売士上級講座aでは「販売士」2級のポイン
トを抑えます。
「2級販売士」の資格取得を目指します。この講座は、
「販売士
上級講座b」とあわせ学び<必須>、来年2月に実施される「販
売士2級検定試験」の合格レベル到達を目標とします。
①練習問題の提出状況:60% ②2級販売士養成講習会「予備試 日本商工会議所・全国商工会連合会編「販売士2級ハンドブック
(5冊セット)
」
カリアック
(2014年)
8230円
験」
の試験結果:40%
プリント
(練習問題)
を配布します。
上記をもとに総合的に評価します。
参考文献:
「なし」
準備学習
担当教員から一言
この講座において一定条件を満たすと、検定試験において一部
科目
(販売・経営管理)
が免除されます。検定試験合格に有利です。
この講座は、
「販売士上級講座b」とあわせ学びます<必須>。
初学者歓迎。ぜひ一緒に勉強しましょう!
予習:テキスト(講義範囲)
を読んで授業に臨んでください。
復習:練習問題は次回授業時に提出してください。
販売士上級講座b
3年次
2単位
後学期
選 択
講義計画
到達目標
第1講 ガイダンス、販売・経営管理②
第2講 販売・経営管理③
第3講 問題演習・小売業の類型①
第4講 問題演習・小売業の類型②
第5講 問題演習・小売業の類型③
第6講 問題演習・小売業の類型④
第7講 問題演習・マーチャンダイジング①
第8講 問題演習・マーチャンダイジング②
第9講 問題演習・マーチャンダイジング③
第10講 問題演習・ストアオペレーション①
第11講 問題演習・ストアオペレーション②
第12講 問題演習・ストアオペレーション③
第13講 問題演習・マーケティング①
第14講 問題演習・マーケティング②
第15講 問題演習・マーケティング③
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
伊藤直信
講義のねらい
講義の中では、小売業の販売技術に関する専門的な知識、販
売促進の企画に関する知識、部下の指導・育成に関する知識など
学びます。流通業界唯一の公的資格である「販売士」は、流通業
界における総合的な人材育成を目指す学習プログラムとなって
います。皆さんが学ばれようとする「販売士」2級は、販売管理
能力がある者の育成を目的にしています。他者より一歩先んじ
たスキルを身につけることは、就職時にも大いに役立つものと
考えています。販売士上級講座bでは検定試験合格の実力を養
います。
「2級販売士」の資格取得を目指します。この講座は、
「販売士
上級講座a」とあわせ学び<必須>、来年2月に実施される「販
売士2級検定試験」の合格レベル到達を目標とします。
①プリント(過去問題等)
の解答状況:60% ②販売士2級検定試 日本商工会議所・全国商工会連合会編「販売士2級ハンドブック
(5冊セット)
」カリアック(2014年)8230円<前学期で購入したも
験
(本試験)に向けての取組状況:40%
のを使用します>
上記をもとに総合的に評価します。
プリント
(過去問題等)
を配布します。
参考文献:
「なし」
予習:プリント(過去問題等)
を解答したうえで授業に臨んでくだ この講座は「販売士上級講座a」を履修した学生が対象となりま
す。
「販売士上級講座a」を履修したみなさん、引き続き一緒に
さい。
復習:問題演習で間違ったところをテキストで確認し記憶を修正 勉強しましょう!
してください。
− 117 −
コンピュータ資格講座a
3年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス、ITパスポートとは
片 山 清 和 前学期 選 択 第2講 ハードウェア(1)
第3講 ハードウェア
(2)
講義のねらい
第4講 ソフトウェアとマルチメディア
(1)
(2)
現在、ほぼ全ての業種・職種ではコンピュータが利用されてい 第5講 ソフトウェアとマルチメディア
ます。社会で活躍するためには、コンピュータを適切に使用で 第6講 システム構成
きるだけでなく、ITに関する基本的な知識を持っている必要が 第7講 ネットワーク
第8講 セキュリティ
あります。
この講義では、ITに関する国家資格試験であるITパスポート 第9講 データベース
第10講 アルゴリズムとプログラミング
を受験するための演習を行います。
第11講 マネジメント
(1)
第12講 マネジメント
(2)
第13講 企業活動と法務
第14講 経営戦略とシステム戦略
到達目標
第15講 中問対策
定期試験
ITパスポートの資格試験の準備が整うようにします。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
柏木厚 著 「平成27年度 イメージ&クレバー方式でよくわかる
栢木先生のITパスポート教室 CBT対応」
技術評論社 ¥1706
「提出物」(40%)、「定期試験」
(60%)
準備学習
担当教員から一言
テキストを読んできてから講義に出席するようにしてください。 積み重ねの講義なので、欠席しないようにしてください。
また、復習の演習問題を出しますので、演習問題をしっかり行っ また、出席状況が悪い場合には減点します。
てください。
コンピュータ資格講座b
3年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス、基本情報技術者とは
片 山 清 和 後学期 選 択 第2講 情報の基礎理論(1)
第3講 情報の基礎理論
(2)
講義のねらい
第4講 データ構造とアルゴリズム
(1)
(2)
現在、ほぼ全ての業種・職種ではコンピュータが利用されてい 第5講 データ構造とアルゴリズム
(1)
ます。社会で活躍するためには、コンピュータを適切に使用で 第6講 ハードウェア
(2)
きるだけでなく、ITに関する基本的な知識を持っている必要が 第7講 ハードウェア
第8講 ソフトウェア
(1)
あります。
(2)
この講義では、ITに関する国家資格試験である基本情報技術 第9講 ソフトウェア
第10講 システムの構成と方式
者を受験するための演習を行います。
第11講 システム開発技術と監査
(1)
第12講 システム開発技術と監査
(2)
第13講 ネットワーク技術
第14講 データベース技術
到達目標
第15講 情報セキュリティ、情報化と経営
定期試験
基本情報技術者の資格試験の準備が整うようにします。
成績評価方法
「提出物」(40%)、「定期試験」
(60%)
準備学習
テキスト・教材(参考文献含む)
柏木厚 著 「平成27年度 イメージ&クレバー方式でよくわかる
栢木先生の基本情報技術者教室」
技術評論社 ¥1922
担当教員から一言
テキストを読んできてから講義に出席するようにしてください。 積み重ねの講義なので、欠席しないようにしてください。
また、復習の演習問題を出しますので、演習問題をしっかり行っ また、出席状況が悪い場合には減点します。
てください。
− 118 −
経済経営特殊講義a
岡 良浩
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
特殊講義は、開学以来の特色ある講義です。経済学部は平成
25年度より経済経営学科に再編され、3つのコースを設置する
ことになりました。その最初にあたるこの特殊講義では、コー
スを主体とした構成とし、学外から講師を招いて最近のトピッ
クスについてオムニバス形式で行います。
講義計画
テーマ:経済経営学科の始動
第1講 ガイダンス
第2講 第3講 経済・経営の今
第4講 第5講 現代経済コースの提供授業①
第6講 第7講 現代経済コースの提供授業②
第8講 第9講 国際地域コースの提供授業①
第10講 第11講 国際地域コースの提供授業②
第12講 第13講 経営会計コースの提供授業①
第14講 第15講 経営会計コースの提供授業②
具体的な日時・講師などは、別途掲示します。
到達目標
経済・経営に関する最近のトピックスに関する見識を深め、経
済学・経営学を学ぶ意義を再確認することを目標とします。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回のレポート:70%
定期試験(レポート試験)
:30%
特に指定せず、毎回、資料を配付します。
準備学習
担当教員から一言
予習は特に必要ありませんが、講師のお話をよく聞いて、しっ 生きた経済・経営に触れる貴重な機会ですので、多くの学生が履
修することを強く希望します。
かり復習してください。
なおこの講義は隔週で3時間目・4時間目に行われます。
経済経営特殊講義b
岡 良浩
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
講義計画
テーマ:
「地域連携と産業活性化・経済学部教育」
第1講 ガイダンス
第2講 第3講 三重県提供
第4講 第5講 四日市市提供
第6講 第7講 四日市商工会議所提供
第8講 第9講 三重銀総研提供
第10講 第11講 東海財務局提供
第12講 第13講 その他経済団体提供①
第14講 第15講 その他経済団体提供②
とりわけ地方創生といわれる現在、地域における各種団体が
よりいっそう連携を深め、ともに新しい地方を創造することが
ますます重要になりつつあります。
経済学部の教育においても同様です。地域をキャンパスとし
て、どのように学ぶ環境をつくるかを考える必要があります。
そこで、経済経営特殊講義bにおいては、地方自治体・経済団
体等をお招きし、それぞれの主体がどのような展望・課題をもち
ながら産業活性化に取り組んでいるかについてお話いただきま 具体的な日時・講師などは、別途掲示します。
す。
到達目標
地域にはさまざまな主体があり、それぞれがどのような展望
や課題をもちながら産業活性化に取り組んでいるかを理解する
ことが目標です。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回のレポート:70%
定期試験(レポート試験)
:30%
特に指定せず、毎回、資料を配付します。
準備学習
担当教員から一言
予習は特に必要ありませんが、講師のお話をよく聞いて、しっ 生きた経済・経営に触れる貴重な機会ですので、多くの学生が履
修することを強く希望します。なおこの講義は隔週で3時間目・
かり復習してください。
4時間目に行われます。
− 119 −
アカデミックライティング
高島愼助
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
大学で提出を求められる学術的なレポートや論文の作成を収
得します。講義前半では課題を与えて約400字程度のレポートを
提出してもらう。翌週までに校正を行い学術的文章の用語や文
体への理解を深めて行く。講義後半では各人が興味あることを
約2000字程度にまとめ発表を行う。このような講義を通して、
徐々に学術的レポートや論文の構成、記述方法を学ばせる。
到達目標
大学生としての学習・研究活動へと進むために必要なスタ
ディースキルを獲得し、学修スタイルを確立すること。
成績評価方法
講義への取り組み方(態度)
、レポートなどにより評価する。
準備学習
谷崎智子
担当教員から一言
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この講義は、経済学部の専門科目として、経済学、経営学を
学ぶ過程にある学生を対象として、より専門的な文章の読解力
を養うためのものです。
「もむ」ことは「考える」ことであり、そ
の力は「書く」ことにつながります。経済や経営に関する時事的
文章や論文などを読むことによって、専門的知識を身に着ける
とともに、経済学、経営学を通して日本や世界をどうとらえる
かについての知見を養っていきたいと思います。
到達目標
テキスト・教材(参考文献含む)
なし。
たえずレポートを書くことを年頭においておくこと。
講義時に次回講義の概要を連絡します。
アカデミックリーディング
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 課題に対してレポートを書く。
第3講 課題に対してレポートを書く。
第4講 課題に対してレポートを書く。
第5講 課題に対してレポートを書く。
第6講 課題に対してレポートを書く。
第7講 課題に対してレポートを書く。
第8講 課題に対してレポートを書く。
第9講 テーマを決める。
第10講 調べる。
第11講 調べる。
第12講 まとめる。
第13講 発表する。
第14講 発表する。
第15講 まとめ。
この講義は、読むことが主となります。経済、経営に関する
文章を皆で輪読し、内容について意見交換をし、理解を深めて
いきたいと考えています。
講義計画
第1講 ガイダンス・講義概要
第2講 生活保障のしくみ ①
第3講 生活保障のしくみ ②
第4講 生活保障のしくみ ③
第5講 生活保障のしくみ ④
第6講 生活保障のしくみ ⑤
第7講 生活保障のしくみ ⑥
第8講 生活保障のしくみ ⑦
第9講 生活保障のしくみ ⑧
第10講 女性を活用する国 ①
第11講 女性を活用する国 ②
第12講 女性を活用する国 ③
第13講 女性を活用する国 ④
第14講 女性を活用する国 ⑤
第15講 女性を活用する国 ⑥
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
プリントを配布します。
積極的に参加・学習意欲について評価をする。 10%
レジュメ発表(レジュメ発表をしなかった者は定期試験を受験さ
せない) 30%
定期試験 60%
あらかじめ資料を配布しますので事前に読み込んで講義に参加 この講義は読んで理解をするということが求められています。
講義に参加するだけではなく配布資料の熟読、理解、発表がで
すること。一人をレポーターにして発表してもらいます。
きるように期待します。
− 120 −
アカデミックリーディング
永井 博
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この講義は、経済学部の専門科目として、経済学、経営学を
学ぶ課程にある学生を対象として、より専門的な文献の読解力
を養うためのものです。
「読む」ことは「考える」ことであり、そ
の力は「書く」ことにつながります。経済や経営をはじめとする
社会科学的な時事的文章、論文などを読むことによって、専門
的知識を身につけるとともに、それらを通して日本や世界をど
うとらえるかについての知見を養っていきたいと思います。
到達目標
テキストとする文献を読む力を十分に身につけることを第一
の目標にしたい。さらにそれを土台にして、進んでその他の様々
な文献(古典的文章や専門的な書籍など)に対する関心を持ち、
自分で読む態度を養うことをその次の目標にしたい。
成績評価方法
講義計画
第1回 ガイダンス
第2回 「民間些事」
(鹿野政直
『日本の近代思想』
第6章)
第3回 「貧乏物語」
(同上)
第4回 「農村婦人問題」
(同上)
第5回 「生活綴方」
(同上)
第6回 「生活学」
(同上)
第7回 「暮らしの復権」
(同上)
第8回 「滅私奉公」
(同上)
第9回 「豊かさを問う」
(同上)
第10回 「期待と危惧」
(鹿野政直
『日本の近代思想』
第1章)
第11回 「日本への回帰」
(同上)
第12回 「雑種文化論」
(同上)
第13回 「ヤポネシア論」
(同上)
第14回 「
『国語』
の造られ方」
(同上)
第15回 「
『日本』
再考」
(同上)
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
受講態度50%、定期試験50%を目安に総合的に判断する。
鹿野政直『日本の近代思想』
(岩波新書)を使いますが、テキスト
にする部分は毎回プリントにして配布します。
準備学習
担当教員から一言
必ず毎回テキストの当該箇所を読んでくること。また、講義の テキストの講読を通して現代の日本にはどのような問題がある
か、幅広い視野を身につけてもらいたい。
後でコメントなどを自分なりに復習すること。
スポーツ指導論
1年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
若 山 裕 晃 前学期 選 択 第2講 スポーツ指導者とは
第3講 指導者の心構え・視点
講義のねらい
第4講 競技者育成プログラムの理念
本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養成講習会のカ 第5講 スポーツと健康
リキュラムに対応するものである。スポーツ指導者としての心 第6講 スポーツ活動中に多いケガや病気
構え、スポーツ指導者に必要な医学的知識、対象者に合わせた 第7講 救急処置
第8講 指導計画の立て方
スポーツ指導法等を学ぶ。
第9講 スポーツ活動と安全管理
第10講 中高年者とスポーツ
第11講 女性とスポーツ
第12講 障害者とスポーツ
第13講 プレイヤーと指導者の望ましい関係
第14講 ミーティングの方法
到達目標
第15講 総括
スポーツ指導の基礎的知識と指導法を身につける。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回提出する講義レポートの内容
(60%)
、定期試験
(40%)
参考文献:公益財団法人日本体育協会編「公認スポーツ指導者養
成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」
授業では、講義内容に沿った資料を配布する。
準備学習
担当教員から一言
配布資料の次回以降の授業内容にひと通り目を通しておくこと。 授業中の携帯電話・スマートフォンの使用、理由の無い途中退室
等、授業を受ける意思が認められない場合は欠席扱いとする。
− 121 −
アスリート育成論
1年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
若 山 裕 晃 前学期 選 択 第2講 競技者育成プログラムの理念に基づく展開
第3講 競技者育成と評価競技
講義のねらい
第4講 競技者育成システムにおける指導計画
本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養成講習会のカ 第5講 競技力向上のためのチームマネジメント
リキュラムに対応するものである。競技スポーツ指導者として 第6講 スポーツとIT
第7講 アスリートの健康管理
の心構えや競技スポーツ指導者に必要な諸知識について学ぶ。
第8講 アスリートの内科的障害と対策
第9講 アスリートの外傷・障害と対策
第10講 アスレティックリハビリテーションとトレーニング計
画
第11講 コンディショニングの手法
第12講 スポーツによる精神障害と対策
第13講 特殊環境下での対応
到達目標
第14講 アンチドーピング
第15講 総括
アスリート育成のための高度な知識と指導法を身につける。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回提出する講義レポートの内容
(60%)
、定期試験
(40%)
参考文献:公益財団法人日本体育協会編「公認スポーツ指導者養
成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」
、
「公認アシスタントマネジャー
養成テキスト」
授業では、講義内容に沿った資料を配布する。
準備学習
担当教員から一言
配布資料の次回以降の授業内容にひと通り目を通しておくこと。 授業中の携帯電話・スマートフォンの使用、理由の無い途中退室
等、受講の意思が認められない場合は欠席扱いとする。
スポーツ心理学
1年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス・スポーツ心理学とは
若 山 裕 晃 後学期 選 択 第2講 スポーツと心
第3講 スポーツにおける動機づけ
講義のねらい
第4講 技能の練習と指導
本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養成講習会のカ 第5講 プレイヤーの個人指導と心理的問題
リキュラムに対応するものである。授業では、意欲・学習・発達・ 第6講 チームの指導と心理的問題
性格特性・集団・環境など多岐にわたる要因を広く取り上げ、ス 第7講 コーチングの評価
第8講 メンタルマネジメントとは
ポーツと心理の関係についての理解を深める。
第9講 リラクセーション
第10講 イメージトレーニング・集中力トレーニング
第11講 心理的コンディショニング
第12講 プレッシャー・あがり・スランプの克服
第13講 指導者のメンタルマネジメント
第14講 スポーツ環境における精神障害と対策
到達目標
第15講 総括
スポーツ場面における心理的諸問題について考察を加え、ス
ポーツ活動及びコーチング行動にいかせる基礎的かつ実践的な
知識を身につける。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回提出する講義レポートの内容
(60%)
、定期試験
(40%)
参考文献:公益財団法人日本体育協会編「公認スポーツ指導者養
成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」
、Robert S. Weinberg, Daniel
Gould「Foundations of sport and exercise psychology」Human
Kinetics
授業では、講義内容に沿った資料を配布する。
準備学習
担当教員から一言
配布資料の次回以降の授業内容にひと通り目を通しておくこと。 授業中の携帯電話・スマートフォンの使用、理由の無い途中退室
等、授業を受ける意思が認められない場合は欠席扱いとする。
− 122 −
スポーツトレーニング論
1年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
若 山 裕 晃 前学期 選 択 第2講 体力とは①
第3講 体力とは②
講義のねらい
第4講 トレーニングの進め方①
本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養成講習会のカ 第5講 トレーニングの進め方②
リキュラムに対応するものである。体力トレーニングに関連す 第6講 トレーニングの種類①
第7講 トレーニングの種類②
る知識や発育発達期の特徴について学ぶ。
第8講 発育発達期の身体的特徴、心理的特徴①
第9講 発育発達期の身体的特徴、心理的特徴②
第10講 発育発達期の身体的特徴、心理的特徴③
第11講 発育発達期に多いケガや病気①
第12講 発育発達期に多いケガや病気②
第13講 発育発達期のプログラム①
第14講 発育発達期のプログラム②
到達目標
第15講 総括
トレーニングについての基礎的知識とジュニアに対する指導
法を身につける。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回提出する講義レポートの内容
(60%)
、定期試験
(40%)
参考文献:公益財団法人日本体育協会編「公認スポーツ指導者養
成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」
授業では、講義内容に沿った資料を配布する。
準備学習
担当教員から一言
配布資料の次回以降の授業内容にひと通り目を通しておくこと。 授業中の携帯電話・スマートフォンの使用、理由の無い途中退室
等、授業を受ける意思が認められない場合は欠席扱いとする。
地域スポーツ論
若山裕晃
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養成講習会のカ
リキュラムに対応するものである。講義を通じて、スポーツク
ラブをマネジメントするための知識・技術の習得を目指す。また、
「組織のあり方」、「コミュニケーション能力」を意識しながら、
スポーツクラブだけではなく、様々な集団活動の場に適応でき
る力を養うことを目的とする。
到達目標
スポーツ場面における多様なニーズに対応する知識や指導法、
クラブ育成に関する知識を身につける。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 地域スポーツについて
第3講 クラブマネジャーの役割
第4講 クラブマネジャーの位置づけと求められる能力
第5講 コミュニケーションスキル
第6講 総合型地域スポーツクラブとマーケティング
第7講 経営戦略
第8講 人・組織のマネジメント能力
第9講 総合型地域スポーツクラブの運営能力
第10講 財務・会計能力
第11講 総合型地域スポーツクラブ運営に必要なスタッフと役
割分担
第12講 クラブハウスなど総合型地域スポーツクラブの活動拠
点の確保について
第13講 総合型地域スポーツクラブ参加費の設定について
第14講 総合型地域スポーツクラブの自主運営に必要な条件
第15講 総括
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回提出する講義レポートの内容
(60%)
、定期試験
(40%)
参考文献:公益財団法人日本体育協会編「公認スポーツ指導者養
成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」
、
「公認アシスタントマネジャー
養成テキスト」
授業では、講義内容に沿った資料を配布する。
準備学習
担当教員から一言
配布資料の次回以降の授業内容にひと通り目を通しておくこと。 授業中の携帯電話・スマートフォンの使用、理由の無い途中退室
等、授業を受ける意思が認められない場合は欠席扱いとする。
− 123 −
スポーツ政策論
2年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
若 山 裕 晃 後学期 選 択 第2講 地域スポーツクラブとは
第3講 地域スポーツを取り巻く環境の変化
講義のねらい
第4講 スポーツ振興基本計画と健康日本21
本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養成講習会のカ 第5講 日本体育協会が目指すスポーツクラブ
リキュラムに対応するものである。スポーツ指導者としての心 第6講 総合型地域スポーツクラブを取り巻く環境
第7講 総合型地域スポーツクラブの立ち上げ方式の分類
構えやアシスタントマネジャーに必要な法的知識等を学ぶ。
第8講 公認マネジメント指導者の養成目的と役割
第9講 総合型地域スポーツクラブ・マネジメントの仕組み
第10講 総合型地域スポーツクラブに必要な人材
第11講 クラブの設立準備
第12講 スポーツとNPO法
第13講 クラブの具体的事業と自主運営に必要な条件
第14講 スポーツ事故におけるスポーツ指導者の法的責任
到達目標
第15講 総括
スポーツ場面における多様なニーズに対応する知識や指導法、
クラブ育成に関する知識を身につける。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回提出する講義レポートの内容
(60%)
、定期試験
(40%)
参考文献:公益財団法人日本体育協会編「公認スポーツ指導者養
成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」
、
「公認アシスタントマネジャー
養成テキスト」
授業では、講義内容に沿った資料を配布する。
準備学習
担当教員から一言
配布資料の次回以降の授業内容にひと通り目を通しておくこと。 授業中の携帯電話・スマートフォンの使用、理由の無い途中退室
等、授業を受ける意思が認められない場合は欠席扱いとする。
スポーツ社会学
渡辺英児
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
現代スポーツが社会に及ぼす影響力が大きいことは周知の事
実である。われわれの生活とスポーツ活動が密接に関わってお
り、社会制度や地域社会においてスポーツが果たす役割が増大
している。最近では、スポーツの商業化が加速化したことによ
りスポーツ産業の発展が著しい。スポーツの商業主義を優先す
ることによる勝利至上主義などの社会病理現象を抱えているの
でも事実である。この講義では、関連する最新のデータを用い
てスポーツ社会構造について学習する。
到達目標
近代から現代のスポーツ文化を社会学の観点から検討し、ス
ポーツの社会構造とその社会影響について考察することを目的
とする。
成績評価方法
中間テスト 40%
期末テスト 40%
受講態度 20%
準備学習
各授業の終わりに課題を指示する。
講義計画
1 ガイダンス
2 スポーツの歴史と概念
3 スポーツ行政のしくみ
4 スポーツ振興策
5 スポーツ事業の効果的運営
6 スポーツ指導者論1
7 スポーツ指導者論2
8 スポーツ指導者論3
9 スポーツ施設管理論
10 スポーツ系理論
11 中間テスト
12 スキルとは何か
13 地域スポーツ経営論
14 スポーツとメディア
15 スポーツにおける逸脱行動
テキスト・教材(参考文献含む)
テキストは指定しない。毎時間プリントを配布する。
担当教員から一言
特になし
− 124 −
健康スポーツ論
2年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス、講義の概要
東 川 薫 後学期 選 択 第2講 スポーツ組織の運営
第3講 スポーツ組織の運営
講義のねらい
第4講 スポーツ組織の運営
第5講 スポーツ組織の事業
公認スポーツ指導者養成カリキュラムの一部です。
第6講 スポーツ組織の事業
第7講 スポーツ組織の事業
第8講 スポーツ組織の運営と事業のまとめ
第9講 中高年者へのスポーツ指導
第10講 中高年者へのスポーツ指導
第11講 中高年者へのスポーツ指導
第12講 中高年者へのスポーツ指導のまとめ
第13講 女性へのスポーツ指導
第14講 障がい者へのスポーツ指導
到達目標
第15講 女性・障がい者へのスポーツ指導のまとめ
スポーツ組織の運営と事業について理解する。中高年者、
女性、 定期試験
障がい者へのスポーツ指導のポイントを理解する。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
特になし。
定期試験80%、小テスト20%。
準備学習
担当教員から一言
特にむずかしい内容ではないので、がんばりましょう。
特に講義の復習を必ずしてください。
スポーツ栄養学
石橋智奈美
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
本講義は「公益財団法人 日本体育協会」が公認するスポーツ
指導者制度に基づき資格認定している構成科目(スポーツと栄
養、アスリートの栄養 食事 身体の仕組みとはたらき)に対応
するものである。前半は栄養学と食品学を基に、後半は生化学
と生理学も交えて身体の仕組みとはたらきを学習する。具体的
には、模擬コンビニ形式で食事を選ぶコツを紹介したり、トレー
ニングによる身体能力の向上と年齢や性別、競技種目などを考
慮した食事を実践法や栄養管理について学ぶ。
到達目標
講義を通して、自分自身の好ましい食事の摂り方ができるよ
うな実力をつける。アスリートの栄養の摂取方法と食事の在り
方について考え、実践できる力をつける。時間栄養学を基に栄
養補給のタイミングを身につける力を養う。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス、生命の源「栄養」
食べることに興味を持
つ
第2講 三大栄養素の生体内での役割1
第3講 三大栄養素の生体内での役割2
第4講 ミネラルの重要性 不足しがちなCaとFe
第5講 ビタミンの重要性 ビタミンの生理作用を知る
第6講 水の代謝について知る 水分補給法
第7講 消化吸収の仕組みと食欲の調節について
第8講 運動器の仕組みと働き 呼吸循環器へのエネルギー供
給
第9講 1日3000から3500kcalの献立をたてる
第10講 模擬コンビニで一日の食事を選ぶ力をつける
第11講 外食、中食の選び方 組み合わせ方
第12講 間食の摂り方 サプリメントについて
第13講 時間栄養学を知る 第14講 メタボリックシンドロームを防ぐ
第15講 まとめ 質問の回答
テキスト・教材(参考文献含む)
毎回提出の理解度確認票 60%
定期試験 40%
テキスト (公財)日本体育協会スポーツ医科学専門委員会監修
「アスリートのための栄養 食事ガイド」
第一出版
毎回配布資料があります。
準備学習
担当教員から一言
前回の授業の復習(90分)講義計画に沿って教科書の予習(60分) 生きるための源「食べること」について学ぶことは大切です。そ
新聞、メディアなどで報道されている食・アスリート等に関する の重要性を理解し、食べ物に興味を持ち、スポーツを行いなが
ら「何を」
「どのくらい」
「いつ」食べればよいか、体系的な栄養
情報を収集する(30分)
サポートが自分自身でできる力を身につけることが最終目標で
す。
− 125 −
スポーツ生理学
高島愼助
2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
アスリートが常に自己の競技能力を向上させるためには、ま
ず身体の仕組みを知ることが必要である。本講では、競技者と
して医学的知識の収得により、自己管理能力を高めることを目
的とする。これらの知識により、スポーツによって生じる多く
の障害を予防できることを学ぶ。さらに安全で効果的なトレー
ニングを可能にするためのコンディショニングなどについても
提示する。
到達目標
健康に対する身体運動の重要性を認識していただく。
講義計画
下記の項目に従って講義を進める。各講義後半には学生の質問
に応じ説明を加えて理解してもらう。
第1講 ガイダンス、運動と細胞
第2講 運動と筋
第3講 運動と骨格
第4講 運動と神経系
第5講 運動と内分泌
第6講 運動と血液
第7講 運動と循環
第8講 運動と呼吸
第9講 運動と体温調節
第10講 運動と消化、吸収
第11講 運動と肥満
第12講 運動の質と量
第13講 運動の自然法則的基礎
(1)
第14講 運動の自然法則的基礎
(2)
第15講 まとめ・ディスカッション
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
『BASIC健康生理学』
四日市大学健康科学研究
講義への取り組み方(態度)
、レポート、小テストなどにより評 高島愼助・宮側敏明
室
価する。
たえず人間の体について疑問に思う事を考え、質問を考えてお 全て積極的な姿勢を評価の対象とする。青年期の身体形成が、
壮年期、老年期へいかに影響を与えるかを考えてもらいたい。
く事。
スポーツメディカル論
高島愼助
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
アスリートは競技力向上を目的に、しばしば過度な運動スト
レスに遭遇する機会が多い。その結果、自分の身体能力を越え
た場面で生じるのがスポーツ傷害である。本講では、スポーツ
によって生じた傷害をいかにしてケアし、早期に競技復帰する
かアスレティック・リハビリテーションの方法などについてを学
ぶ。
到達目標
健康に対する身体運動の重要性を認識していただく。
講義計画
下記の項目に従って講義を進める。各講義後半には学生の質問
に応じ説明を加えて理解してもらう。
第1講 ガイダンス、健康の概念
第2講 体力と加齢
第3講 スポーツ選手の健康管理
第4講 メンタルトレーニング
第5講 スポーツ選手に多い病気
第6講 スポーツ中に生じる傷害
第7講 上肢のスポーツ傷害
第8講 下肢のスポーツ傷害
第9講 特殊環境下でのスポーツ傷害
第10講 スポーツ傷害後のトレーニング
第11講 コンディショニング
第12講 ドーピング
第13講 スポーツ外傷の救急処置
第14講 運動の自然法則的基礎
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
『BASIC健康生理学』
四日市大学健康科学研究
講義への取り組み方(態度)
、レポート、小テストなどにより評 高島愼助・宮側敏明
室
価する。
たえず人間の体について疑問に思う事を考え、質問を考えてお 全て積極的な姿勢を評価の対象とする。青年期の身体形成が、
壮年期、老年期へいかに影響を与えるかを考えてもらいたい。
く事。
− 126 −
スポーツ応用科学
2年次
2単位
講義計画
1 ガイダンス
渡 辺 英 児 前学期 選 択 2 健康に関する体力要素
3 エネルギー供給システムの違い
講義のねらい
4 筋力トレーニング、スピードトレーニング
本科目は、「(公財)日本体育協会」が公認するスポーツ指導者 5 持久力トレーニング
制度に基づき資格認定している養成カリキュラム構成科目(ト 6 トレーニングの目標設定
7 トレーニング・プログラムの設計
レーニング論Ⅱ)に対応するものである。
8 トレーニング計画と疲労およびその回復
9 測定評価
(身体組成、筋力、筋パワー)
10 有酸素性能力の測定と評価
11 中間テスト
12 スキルとは何か
13 スキルとレーニンングの原理
14 スキルの獲得過程の特性と注意1
到達目標
15 スキルの獲得過程の特性と注意2
最新の科学的研究成果に基づくトレーニング理論を理解する。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
テキストは指定しない。毎時間プリントを配布する。
中間テスト 40%
期末テスト 40%
受講態度 20%
準備学習
担当教員から一言
特になし
各授業の終わりに課題を指示する。
ドイツ語入門
1年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
生 井 正 人 後学期 選択必修 第2講 綴りと発音/挨拶の表現
第3講 動詞の現在形
(1)
講義のねらい
第4講 sein/haben/werden/主文
(1)/副文/複数形
この講座では、皆さんが容易に、また興味を持ってドイツ語 第5講 冠詞と名詞
(2)/動詞の現在形
(2)
の世界に入って行き、そして効率よくドイツ語を身につけられ 第6講 冠詞と名詞
るよう、会話を中心に授業を進めていきます。また折にふれ、 第7講 冠詞類/人称代名詞
ドイツ人の日常生活などもお話ししたいと思っています。ドイ 第8講 前置詞/命令形
第9講 形容詞/比較変化
ツ語とドイツ文化を一緒に学びましょう!
第10講 分離動詞/再帰動詞
第11講 話法の助動詞/zu不定詞
第12講 完了形/過去形/未来形
第13講 受動態/分詞
第14講 関係代名詞/指示代名詞
到達目標
第15講 接続法
様々なシチュエーションを想定したミニ会話の音読反復と応 「定期試験」
用展開によって、ドイツ語の真の運用力を身につける事が、こ
の講座の到達目標です。英語以外にもう一つ外国語を習得した
い方は、是非この講座を受講してみてください。
成績評価方法
ワークシートの提出(毎回)
30%
小テスト(毎回) 30%
期末テスト 40%
以上を総合して評価します。
準備学習
予習:ドイツ文化事情に関するワークシートの消化
復習:文法事項に関するワークシートの消化
いずれも授業開始時に提出してください。
テキスト・教材(参考文献含む)
テキスト:なし
辞書:
『エクセル独和辞典』
(初学者向け)
あるいは
『アクセス独和
辞典』
(中級者向け)
担当教員から一言
特にありません。
− 127 −
フランス語入門
1年次
2単位
講義計画
第1講 授業の進め方、フランス語のアルファべ
茨 木 博 史 後学期 選択必修 第2講 自己紹介(1)―国籍、職業を言う
第3講 自己紹介
(2)
―住んでいる場所、その他
講義のねらい
第4講 好みを言う
フランス語の初歩を学びます。フランス文化にも触れて、フ 第5講 第1〜4講の復習と練習
第6講 レストランでの注文
ランス語Ⅰにつながる講義にしたいと思います。
第7講 否定文
第8講 疑問文
(1)
第9講 疑問文
(2)
第10講 第5〜9講義の復習と練習
第11講 形容詞
第12講 所有形容詞
第13講 友人や家族について話す
第14講 基本的な動詞について学ぶ
到達目標
第15講 全体の復習
フランス語とはどういう言語かを理解したうえで、フランス 定期試験
語で簡単な自己紹介をできるようになることが目標です。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
講師がプリント・教材を用意します。
授業態度 30% 期末試験 70%
特別な理由なく4回以上欠席した場合は単位を認定しないもの
とします。また、授業中の私語や居眠りが目に余る場合も、減
点することがあります。
準備学習
担当教員から一言
フランス語の初歩の初歩からやります。楽しい授業にしたいと
思いますので、気楽に参加してください。
毎回の授業の復習をしっかり行ってください。
現代海外事情a
デイビッド・ダイクス
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
The aim of this class is to give a view of Britain and its life
and culture. The reading material will mostly be in English,
but using short texts and illustrations. Japanese translations
will be given.
The first classes will introduce Britain's place in the world,
its status as a union of four countries, its political system.
After that, we will look at everyday life and culture, and follow
some typical people living in Britain: a student, a young
worker, a schoolgirl.
到達目標
Preparation tasks are given to assist in pre-reading. After
each class, a general understanding of the class topic is
expected. At the end of the term, the student has to report
more deeply on one chosen topic.
成績評価方法
講義計画
1)Orientation and guidance. Intro: Britain in the World.
2)The British royal family
3)British politics
4)People: a university student
5)London and its suburbs
6)British food
7)British parks
8)People: a young worker
9)British popular writers
10)British art
11)British TV
12)People: a schoolgirl
13)Natural disasters in Britain
14)Street demonstrations in Britain
15)Nuclear power in Britain
(Finishing off with a report exam)
テキスト・教材(参考文献含む)
20 % for before/after work & class participation.
30% for short tests
50% for final report exam
J. Lynch and K. Shitori, "A Fresh Look at Britain". Seibido,
2013. ¥1,900.
Also: bring an English dictionary to class(electronic OK).
準備学習
担当教員から一言
テキストを買ってください。持っていない場合い、
Before class: Read the class material, answer the Pre-reading 第2講までに、
「予習・復習」
の成績の分は取れない。
vocabulary and Comprehension questions.
After class: Re-read the material, answer the Vocabulary
practice and Writing questions.
− 128 −
現代海外事情b
デイビッド・ダイクス
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
現代のドイツの事情を幅広く見るのが、目的である。同時に、
欧州連語の指導経済として、ヨロッパの発展のなかでドイツが
どの役割を果たしてきたか、またこれからどの方向に動くだろ
うかというような複雑な問題も考えてみたい。分かりやすい「国
の事情を知るため」の書物をおもな資料として、ドイツの過去・
現在・未来の歩みを様々な視点から追っていきたい。
到達目標
各々のテーマ: 事情とそのうしろの基礎知識を把握することが
目的。チェックとして、毎度クイズで終わる。
全体敵に: ドイツの現状についての基礎知識・理解を少しでも
深めたい。学期末のレポートでその結果を見せる。
成績評価方法
講義計画
次は凡その計画で、授業の様子と社会・経済の最新のニュースを
見て、内容変更を行うことがある。
1)
オリエンテーション、ガイダンス。 導入: 現代ドイツ
の実情。
2)
小児高齢化に向かうドイツ
3)
ドイツ風の社会福祉
4)
ドイツ人の日常暮らし
5)
暮らしと税
6)
ドイツの教育
7)
ドイツ人の環境意識
8)
核や化石燃料からの脱出 。
。
。ただの夢か?
9)
ドイツは移民の国では 。
。
。 ある。
10)
「歴史認識」
の明暗
11)
ドイツ帝国→連邦共和国→欧州連語
12)
EUと、戦前ヨーロッパとはどのふうに違う?
13)
ドイツ語圏の国々
14)
ドイツは、暮らしやすい国なのか?
15)
観光ランドとしてのドイツ
(最後に、レポート試験で終わる)
テキスト・教材(参考文献含む)
20%は、予習・復習の様子と講義への参加
30%は、クイズ結果
50%は、学期末レポート
浜本隆志、柳原初樹、
「最新ドイツ事情を知るための50章」、明
石書店、2009年、¥2000
準備学習
担当教員から一言
予習: 次のテーマの資料(テキストの1章以上)をあらかじめ読 第2講までに、テキストを買ってください。持っていない場合、
「予習・復習」
と
「クイズ」
で成績に必要な点が取れない可能性が大
む。これは絶対必要。
きい。
復習: 授業に出た情報・サイトなどを自分でもう一度調べる。
経済学専門演習3
麻沼賢彦
講義のねらい
卒論執筆に向けての準備作業。
到達目標
良いテーマを見つけること。
成績評価方法
卒論への取り組みの姿勢: 50%
ゼミへの積極的な参加: 50%
準備学習
インターネットではなく、図書館を活用せよ。
4年次
2単位
前学期
必 修
講義計画
第1回 顔合わせ
第2回 前学期の作業計画
第3回 前学期の作業計画
第4回 テーマ設定上の心得
第5回 テーマ設定上の心得
第6回 テーマに関する個別報告と全体討議
第7回 テーマに関する個別報告と全体討議
第8回 テーマに関する個別報告と全体討議
第9回 テーマに関する個別報告と全体討議
第10回 資料・文献調査報告
第11回 資料・文献調査報告
第12回 資料・文献調査報告
第13回 論文構成
(目次つくり)
第14回 論文構成
(目次つくり)
第15回 論文構成
(目次つくり)
テキスト・教材(参考文献含む)
なし。
担当教員から一言
4年次のゼミはこれまでのゼミよりももっと厳しいものになる
かもしれない。というのも、卒論作成には、手抜きや、ごまか
しや、甘えなどはいっさい、許されないからである。
− 129 −
経済学専門演習3
4年次
2単位
講義計画
第1講 卒業論文のテーマの発表(各自春休み中にテーマを確定
しておくこと)
岩 崎 祐 子 前学期 必 修
第2講 文献収集、参考文献リストの作成
講義のねらい
第3講 目次作成、資料の読み込み
(1)
本演習では、これまでで学んだことをさらに発展させて卒業 第4講 執筆作業
(2)
論文を作成します。テーマを確定した後、文献収集、料の読み 第5講 執筆作業
第6講 執筆作業
(3)
込みなど、卒業論文の書き方を指導します。
第7講 論文に必要な表・グラフの作成
第8講 論文に必要な表・グラフの作成
第9講 執筆作業
(4)
第10講 執筆作業
(5)
第11講 執筆作業
(6)
第12講 執筆作業
(7)
第13講 執筆作業
(8)
到達目標
第14講 中間報告
自分が取り組んでいるテーマについて、プレゼンテーション 第15講 中間報告
1回程度、3年生と合同で、3〜4時限でゼミを実施する予定。
を行うことを到達目標とします
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
70% 演習への参加意欲
(遅刻や無断欠席厳禁)
30% 報告内容(提出期限厳守)
により評価する。
使用しない。
準備学習
担当教員から一言
日頃から、金融・経済のニュースに関心をもって、最新の動きま 事前に欠席の連絡がない場合は、減点の対象とします。
就職活動で多忙な学生も、ゼミでメンバー同士の情報交換を積
で卒業論文に取り上げてください
極的に行なって下さい。
経済学専門演習3
岡 良浩
講義のねらい
4年次
2単位
前学期
必 修
4年次前期にあたるこのゼミでは、卒業研究における最も重
要な「知の創造」を行います。論文は、
「1.自らの主張を2.検
証可能な表現した文章のまとまり」です。自分の脳を解放して、
最もイノベーティブな知を創造することが最も重要なねらいで
す。
創造した成果は、最終的には言葉として表現します。そのた
めに各自の報告が中心となります。最後に論文執筆のガイダン
スを行います。
到達目標
講義計画
第1講 ガイダンス/研究テーマの確認
第2講 各自の報告・ディスカッション①
第3講 各自の報告・ディスカッション②
第4講 各自の報告・ディスカッション③
第5講 各自の報告・ディスカッション④
第6講 各自の報告・ディスカッション⑤
第7講 各自の報告・ディスカッション⑥
第8講 各自の報告・ディスカッション⑦
第9講 各自の報告・ディスカッション⑧
第10講 各自の報告・ディスカッション⑨
第11講 各自の報告・ディスカッション⑩
第12講 各自の報告・ディスカッション⑪
第13講 各自の報告・ディスカッション⑫
第14講 執筆のガイダンス
第15講 まとめ
到達目標としては、以下の2つがあげられます。
※報告は、
3週に1度のペースで4回程度、
行っていただきます。
① 各自の研究テーマを深めること
② 結果として研究テーマの主要部分について、自分なりの結
果を導き出すこと
成績評価方法
報告の準備が必要です。
準備学習
毎回の発表の準備が必要です。
テキスト・教材(参考文献含む)
各自のテーマに沿って個別に指導します。
担当教員から一言
本当に自分がやりたいと思う研究ができるよう、早めに準備し
てください。
− 130 −
経済学専門演習3
柴田啓文
4年次
2単位
前学期
必 修
講義のねらい
各自が選んだテーマについて発表し、討論により内容を深め
ます。また、これまでの経済理論や経済時事問題にテーマを適
切に位置づけ、既存研究を踏まえた論文の作成に取りかかりま
す。Wikiにより作成過程を公開し、
相互評価しながら執筆します。
到達目標
各自の研究課題の確定。研究分野の情報の収集。グループディ
スカッション術、プレゼンテーション術、論文作成術、インター
ネット情報収集術の習得。
講義計画
第1回 ガイダンス:MOODLEの登録、Wikiを利用した学習計
画作成
第2回 卒業論文作成法:書き方のルール1
第3回 卒業論文作成法:書き方のルール2
第4回 卒業論文作成法:ワープロ、表計算などのアプリケー
ションの利用法
第5回 統計、データの利用法1
第6回 統計、データの利用法2
第7回 グラフの作成と利用法1
第8回 グラフの作成と利用法2
第9回 経済時事問題グループ討論1
第10回 経済時事問題グループ討論2
第11回 経済時事問題グループ討論3
第12回 卒業論文中間発表1
第13回 卒業論文中間発表2
第14回 卒業論文中間発表3
第15回 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
平常点(50%)と発表(50%)
で評価します。平常点は、毎回のノー 使用しない。
ト提出(Word,Powerpoint,Excelなど)
、フォーラムの書込み
などによります。
毎回、事前に経済指標や経済関連ニュースを読んでおいてくだ 学習支援システム(MOODLE)やTwitterを利用。ゼミでのイベ
ント参加やゼミ合宿等も計画していますので積極的に参加して
さい。
ください。留学生については、日本語学習を教育支援システム
(MOODLE)
を利用してサポートします。
経済学専門演習3
4年次
2単位
前学期
必 修
講義計画
到達目標
第1講 テーマの確認、文献リストの提出
第2講 春休みに読んだ文献の報告、ディスカッション
第3講 春休みに読んだ文献の報告、ディスカッション
第4講 春休みに読んだ文献の報告、ディスカッション
第5講 2回目の報告、論文の構成の検討
第6講 2回目の報告、論文の構成の検討
第7講 2回目の報告、論文の構成の検討
第8講 2回目の報告、論文の構成の検討
第9講 2回目の報告、論文の構成の検討
第10講 3回目の報告、目次の決定
第11講 3回目の報告、目次の決定
第12講 3回目の報告、目次の決定
第13講 パワーポイントにて、口頭発表
第14講 パワーポイントにて、口頭発表
第15講 パワーポイントにて、口頭発表 成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
杉谷克芳
講義のねらい
4年前期の専門演習3では、卒論作成のための資料を収集し
てそれを読みこなし、論点を整理していく作業が中心となりま
す。各自が調べたことを発表し、意見交換を行うことで、着想
が豊かになり、論文の構想がかたちをなしていきます。
夏休み前までに、一通りの研究を終えて、目次=論文の構成
の確定までもっていきたいと考えています。卒業研究には文章
による論文形式と口頭発表形式がありますが、論文の構成が固
まった段階で、論文形式の発表を目ざす者も含めて全員に、パ
ワーポイントを使った口頭発表を義務づけます。
卒論の目次・構成の決定。パワーポイントを使った口頭発表
受講態度(出席状況を含む)と卒論の進捗状況によって評価しま 各自の卒論のテーマに応じて、個別に指示します。
す。
卒論の中間報告はいい加減なものでは困ります。しっかり準備 就職活動で大変な時期でもありますが、気分転換だと思って、
卒論研究も怠らず、夏休み前には、一通り執筆の準備を完了し
した上で発表して下さい。
てほしいと思います。
− 131 −
経済学専門演習3
4年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
鶴 田 利 恵 前学期 必 修 第2講 テーマの確認、文献リストの提出
第3講 各自の報告・ディスカッション
講義のねらい
第4講 各自の報告・ディスカッション
経済学専門演習2を引き継ぎ、各自収集した資料の内容を報告 第5講 各自の報告・ディスカッション
第6講 各自の報告・ディスカッション
し、夏休み前に目次を作成します。
第7講 各自の報告・ディスカッション
第8講 各自の報告・ディスカッション
第9講 各自の報告・ディスカッション
第10講 各自の報告・ディスカッション
第11講 各自の報告・ディスカッション
第12講 各自の報告・ディスカッション
第13講 各自の報告・ディスカッション
第14講 各自の報告・ディスカッション
到達目標
第15講 卒業論文目次報告会
問題の抽出、結論、論理展開の構成=目次作成
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
報告内容、授業参加態度(意見、質問といった積極性も含む)な 特になし
どによって総合的に判断します。
準備学習
担当教員から一言
発表・質問・議論など自分達で楽しく作り上げていってください。
授業中に適宜紹介します。
経済学専門演習3
4年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
李 修 二 前学期 必 修 第2講 ゼミテーマと個別卒業論文テーマとの関係について
第3講 卒業論文作成の要領
(1)
講義のねらい
第4講 卒業論文作成の要領
(2)
第5講 卒業論文個別指導
ゼミ・テーマ「21世紀の地域社会の課題〜環境・福祉・国際化」
第6講 卒業論文個別指導
専門演習3では、ゼミ生はゼミでの卒業研究中間発表および 第7講 卒業論文個別指導
第8講 卒業論文中間発表会
個別指導によりながら、卒業論文の作成をすすめる。
第9講 卒業論文中間発表会
第10講 卒業論文中間発表会
第11講 特別ゼミ活動
第12講 卒業論文個別指導
第13講 卒業論文個別指導
第14講 卒業論文個別指導
到達目標
第15講 特別ゼミ活動
卒業論文作成に際して、特にテーマや課題の明確化と、自分
自身の考えや意見の明確化がいちばん重要な到達目標となる。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
授業での発表状況等(100%)
で評価する。
テキスト:なし
参考文献:J・ゴルデル
『ソフィーの世界─哲学者からの不思議な
手紙』
(NHK出版)
準備学習
担当教員から一言
発表準備など授業外でのかなりの取り組みが求められることは 特になし
言うまでもない。
− 132 −
経済学専門演習4
麻沼賢彦
4年次
2単位
後学期
必 修
講義のねらい
卒論執筆作業
到達目標
卒論作成を通して、他人からの受け売りではない、自分自身
の考えや意見をもてるようになったかどうか。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
なし。
卒論完成度。
準備学習
担当教員から一言
一に卒論、二に卒論、三と四がなくて、五に卒論。
インターネットではなく、図書館を活用せよ。
経済学専門演習4
講義計画
第1回 顔合わせ
第2回 資料・文献報告
第3回 資料・文献報告
第4回 論文構成について、個別報告と全体討議
第5回 論文構成について、個別報告と全体討議
第6回 論文構成について、個別報告と全体討議
第7回 卒論中間報告と全体討議
第8回 卒論中間報告と全体討議
第9回 卒論中間報告と全体討議
第10回 草稿提出
第11回 個別指導
第12回 個別指導
第13回 個別指導
第14回 最終報告と全体討議
第15回 最終報告と全体討議
4年次
2単位
講義計画
第1講 執筆作業
(1)
岩 崎 祐 子 後学期 必 修 第2講 執筆作業(2)
第3講 中間報告
講義のねらい
第4講 執筆作業と個別指導
(1)
(2)
本演習では、これまでで学んだことをさらに発展させて卒業 第5講 執筆作業と個別指導
(3)
論文を完成します。本演習は中間報告と論文執筆、個別形式の 第6講 執筆作業と個別指導
第7講 執筆作業と個別指導
(4)
形で進めていきます。
第8講 執筆作業と個別指導
(5)
第9講 完成原稿提出
(提出期限厳守)
第10講 修正作業
(1)
第11講 修正作業
(2)
要旨作成
第12講 ゼミ3年生の前で発表
第13講 ゼミ3年生の前で発表
第14講 口頭試問準備
到達目標
第15講 口頭試問準備
質の高い卒業論文の作成を到達目標とします。
1〜2回程度、3年生と合同で、3〜4時限でゼミを実施する
予定。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
演習への取り組み(40%)
、論文内容
(60%)
により評価する。
使用しない。
準備学習
担当教員から一言
日頃から、金融・経済のニュースに関心をもって、最新の動きま 卒業論文は、大学生活の集大成です。スケジュール通りに卒業
論文を完成させるためには、毎週の出席と作業が重要です。
で卒業論文に取り上げてください。
− 133 −
経済学専門演習4
4年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
岡 良 浩 後学期 必 修 第2講 執筆指導①
第3講 執筆指導②
講義のねらい
第4講 執筆指導③
4年後期にあたるこの演習では、卒業論文・卒業研究を完成さ 第5講 執筆指導④
せることが目標です。ここで重要なのは、自分の意見と引用を 第6講 執筆指導⑤
明確に区別し、適切に引用することです。適切に引用することは、 第7講 執筆指導⑥
第8講 執筆指導⑦
自分の「知の創造物」を引き立たせることにもなります。
第9講 執筆指導⑧
第10講 卒論中間報告会
第11講 卒業論文提出
第12講 卒業論文提出
第13講 卒業論文報告準備
第14講 卒業論文報告準備
到達目標
第15講 卒業論文報告会
① 卒業論文・卒業研究の提出
② 研究報告
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
個別に指導します。
卒業論文の内容(副査の評価を含む)
で評価します。
準備学習
担当教員から一言
完成が間近になってくればくるほど、愛着が湧いてきます。多
くの学生にとっては、初めての論文作品です。いいものにしま
しょう。
論文の校正・推敲が必要です。
経済学専門演習4
4年次
2単位
講義計画
第1回 ガイダンス:MOODLEの登録、Wikiを利用した学習計
画作成
柴 田 啓 文 後学期 必 修
第2回 卒業論文発表およびグループ討論
講義のねらい
第3回 卒業論文発表およびグループ討論
卒業論文のテーマで発表し、グループ討論、口頭試問により 第4回 卒業論文発表およびグループ討論
内容を深めます。また、
フォーラムを利用して制作過程を公開し、 第5回 卒業論文発表およびグループ討論
第6回 卒業論文発表およびグループ討論
相互評価、相互協力して卒業論文を執筆します。
第7回 卒業論文発表およびグループ討論
第8回 卒業論文発表およびグループ討論
第9回 卒業論文発表および口頭試問
第10回 卒業論文発表および口頭試問
第11回 卒業論文発表および口頭試問
第12回 卒業論文発表および口頭試問
第13回 卒業論文発表および口頭試問
到達目標
第14回 卒業論文発表および口頭試問
各テーマの理解を深める。グループ討論術、
論文作成術の習得。 第15回 まとめ
卒業論文、卒業発表の完成。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
平常点(50%)と発表(50%)
で評価します。平常点は、毎回のノー 使用しない。
ト提出(Word,Powerpoint,Excelなど)
、フォーラムの書込み
などによります。
毎回、事前に経済指標や経済関連ニュースを読んでおいてくだ 学習支援システム(MOODLE)やTwitterを利用。ゼミでのイベ
ント参加やゼミ合宿等も計画していますので積極的に参加して
さい。
ください。留学生については、日本語学習を教育支援システム
(MOODLE)
を利用してサポートします。
− 134 −
経済学専門演習4
4年次
2単位
後学期
必 修
講義計画
到達目標
第1講 卒業論文の第1稿の提出→構成の見直し
第2講 卒業論文の第1稿の提出→構成の見直し
第3講 卒業論文の第1稿の提出→構成の見直し
第4講 卒業論文の第1稿の提出→構成の見直し
第5講 卒業論文の第2稿の提出→文章の見直し・推敲
第6講 卒業論文の第2稿の提出→文章の見直し・推敲
第7講 卒業論文の第2稿の提出→文章の見直し・推敲
第8講 卒業論文の第3稿の提出→完成稿の作成
第9講 卒業論文の第3稿の提出→完成稿の作成
第10講 卒業論文の第3稿の提出→完成稿の作成
第11講 卒業論文の第3稿の提出→完成稿の作成
第12講 卒業論文の第3稿の提出→完成稿の作成
第13講 卒業論文の第3稿の提出→完成稿の作成
第14講 卒業論文の発表
第15講 卒業論文の発表
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
杉谷克芳
講義のねらい
提出された原稿を読んで返却し、訂正の上で再度提出する、
という作業の繰り返しになります。第1稿では、論文としての構
成がしっかりしているか、を見ます。構成を見直し、目次がキ
チンと整理された段階で、文章の推敲を行います。卒論として
完成するまでに、
最低3回は受け渡しすることになると思います。
いうまでもなく、「卒業論文の完成」
です。
卒業論文の出来(副査の先生の評価を含む)
によって評価します。 なし
準備学習
担当教員から一言
ギリギリはダメですよ。余裕を持って早めに仕上げてください。
毎日、寝る時間もないくらい、頑張って下さい。
卒論はたいへんですよ。甘く見ないでくださいね。
経済学専門演習4
4年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス課題の提出
鶴 田 利 恵 後学期 必 修 第2講 報告とディスカッション
第3講 報告とディスカッション
講義のねらい
第4講 報告とディスカッション
夏休み前に作成した目次にしたがって、論文を作成していき 第5講 報告とディスカッション
ます。夏休み中に10000字を目途にまず書いてみます。それを土 第6講 報告とディスカッション
台に、後期では、個人指導を中心に行いながら、論文を完成さ 第7講 報告とディスカッション
第8講 報告とディスカッション
せていきます。
第9講 卒業論文報告会
(含む3年生)
第10講 個別指導
第11講 個別指導
第12講 卒業論文提出
第13講 個別指導
第14講 個別指導
到達目標
第15講 個別指導
卒業論文の完成
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
報告内容、授業参加態度(意見、質問といった積極性も含む)な 特になし。
どによって総合的に判断します。
準備学習
授業中に適宜紹介します。
担当教員から一言
発表・質問・議論など自分達で楽しく作り上げていってください。
− 135 −
経済学専門演習4
4年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス
李 修 二 後学期 必 修 第2講 卒業論文執筆の要領
第3講 卒業論文中間発表会
講義のねらい
第4講 卒業論文中間発表会
第5講 卒業論文中間発表会
ゼミ・テーマ「21世紀の地域社会の課題〜環境・福祉・国際化」
第6講 卒業論文個別指導
専門演習4では、ゼミ生はゼミでの卒業論文中間発表および 第7講 卒業論文個別指導
第8講 卒業論文個別指導
個別指導によりながら、卒業論文を完成させる。
第9講 特別ゼミ活動
第10講 卒業論文個別指導
第11講 卒業論文個別指導
第12講 卒業論文個別指導
第13講 (卒業論文提出)
第14講 (卒業論文発表会)
到達目標
第15講 (卒業論文発表会)
卒業論文作成に際して、テーマや課題の明確化、知識や情報お
よびその典拠の整理、自分自身の考えや意見の明確化などが重
要な到達目標となる。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
授業での発表状況、および、卒業論文によって評価する。
テキスト:なし
準備学習
担当教員から一言
発表準備など授業外でのかなりの取り組みが求められることは 特になし
言うまでもない。
商法a
藤岡靖史
講義のねらい
2年次
2単位
前学期
選 択
現代の法体系において、広義の商法は、企業の組織・施設およ
び運営など、企業としての生活関係を規律しており、市民とし
ての生活関係や経済生活関係を規律する法である民法を補完す
る特別法と位置づけられている。
本講義の対象である商法第一編「総則」は、主に、法人でない
個人企業に関する規定および商法や会社法全体を支配する基本
的理念・原則を示している入門的な科目である。これらの基本的
制度の目的とその機能に関してわかりやすく解説する。
到達目標
講義計画
第1講 ガイダンス・商法の特色
第2講 商人
第3講 商行為
第4講 商人資格の取得時期
第5講 営業能力
第6講 商業登記
第7講 商業登記の効力
第8講 商号
第9講 名板貸責任
第10講 譲渡の対象としての営業
第11講 商業帳薄の作成・提出・保存
第12講 商業使用人
第13講 支配人
第14講 他の商業使用人
第15講 代理商
定期試験
私法分野において、一般法である民法と商事に関する特別法
である商法との境界を理解し、商法総則の諸制度とその機能を
も理解し、重要判例について説明することができるようになる 講義計画は進行状況等によって変更することがある。
ことを到達目標とする。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
「商法総則講義
(第3版)
」
成文堂、2007年、¥1728
定期試験の結果により評価することを原則とするが、受講態度 森本滋 編 や学習意欲、受講中の質疑応答に応じて20%の範囲で加点する 板書が多くなる場合は、一部プリントを配付します。
ことがある。また、講義進行の状況によっては小テストを実施し、
総合して評価する。
講義の終りに次回内容を伝えるので、前もって読んでおくこと。 本教科は比較的範囲が狭いので、時間の許す限り具体的事例を
意味のわからない用語は事前に調べておくこと。講義後は、テ あげ、平易に講義をするよう心がけようと思う。六法を必ず持
キスト・参考書等の詳細な解説を再読し、ノートにまとめておく 参すること。
こと。事後学習は、期末試験の論述問題対策に役立ちます。
− 136 −
商法b
藤岡靖史
2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
わが国における経済活動の中心的役割を担っているのは会社
である。会社は、私たちに消費物資を供給し、職場を提供し、
また余剰資金の運用手段をも提供している。現代では、重要な
経済活動の大半が会社によって行われているといっても過言で
はない。
会社法の下での会社形態には、合名会社・合資会社・合同会社・
株式会社の四種類がある。本講義では、これらの法制度のうち、
現実の企業活動において最も重要な役割を果たしている株式会
社制度を中心に、その基本構造および法規制を平易に解説する。
到達目標
講義計画
第1講 ガイダンス・会社の営利・社団・法人性
第2講 会社の経済的機能
第3講 会社の能力
第4講 会社の分類
第5講 持分会社
第6講 株式会社の設立
第7講 株主の権利・義務
第8講 株式の内容・種類
第9講 株主名簿・単元株制度
第10講 株式会社の機関
第11講 株主総会
第12講 取締役
第13講 取締役会・代表取締役
第14講 会計参与・会計監査人
第15講 監査役・監査役会
定期試験
会社法の基本知識を身につけ、会社法が実際の企業活動にお
いてどのように機能しているかを理解してもらいたい。とくに
株式会社の機関の具体的な運営方法や機能を概観し、企業社会 講義計画は進行状況等によって変更することがある。
を見る力を身につけることを到達目標とする。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
「やさしい会社法
[第12版]
」
法学書院、2012年、¥2160
定期試験の結果により評価することを原則とするが、受講態度 丸山秀平 著
や学習意欲、受講中の質疑応答に応じて20%の範囲で加点する 板書が多くなる場合は、一部プリントを配付します。
ことがある。また、講義進行の状況によっては小テストを実施し、
総合して評価する。
準備学習
講義終了時に次回内容を伝えるので、前もって読んでおくこと。
意味のわからない用語は事前に調べておくこと。講義後は、テ
キスト・参考書等の詳細な解説を再読し、ノートにまとめておく
こと。事後学習は、期末試験の論述問題対策に役立ちます。
景気循環論
内田秀昭
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
この授業では景気循環のメカニズムと景気対策を行う政府の
役割についてマクロ経済学的側面から講義を行う。特に、景気
循環に対して政府や中央銀行は積極的に介入を行うべきという
ケインズ経済学的な考え方とそのような介入は慎むべきという
新古典派経済学的な考え方の対立を軸に景気循環という現象を
理論的、実証的に理解することを目指す。具体的には、GDP、
失業、インフレ率などのマクロ経済指標について解説し、景気
と失業の関係や景気とインフレーションの関係および景気対策
の短期的効果、長期的効果について、講義する。
到達目標
本講義の到達目標は以下の通りである。
・景気循環に関する経済学的な基礎知識を習得する。
・理論に基づいて現実の景気問題について考察する。
・自ら問題の解決策を考える能力を身に付ける。
成績評価方法
定期試験80%、小テスト20%
準備学習
毎回の授業の予習と復習
担当教員から一言
本教科の履修にあたっては、企業法の基礎的科目である商法a
(総則)
単位取得後が望ましい。六法を必ず持参すること。
なお、会社についての規定のうち、商法総則と基本的に共通す
る部分は、商法
(総則)
においてて講義する。
講義計画
第1回 ガイダンス
第2回 GDPとは何だろうか?
第3回 消費と貯蓄はどのようにして決まるか?
第4回 設備投資と在庫投資
第5回 金融と株価
第6回 貨幣の需要と供給
第7回 乗数理論とIS-LM分析1
第8回 乗数理論とIS-LM分析2
第9回 経済政策はなぜ必要か?
第10回 財政赤字と国債
第11回 インフレとデフレ
第12回 失業
第13回 経済成長理論
第14回 オープン・マクロ経済
第15回 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
福田慎一・照山博司著
『マクロ経済学・入門
(第4版)
』
有斐閣(2011
年)
、2200円+税
担当教員から一言
景気循環が自分の生活にどのように関連しているかを常に意識
しながら授業に臨んでください。
− 137 −
日本経済史b
早川大介
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
日本は19世紀の終わりごろから工業化を本格化させ、非常に
短期間で世界有数の工業国に成長した。
この講義では、春学期の「日本経済史」に続いて第一次大戦期
から第二次大戦後の復興期までの日本経済の軌跡についてみて
いく。
到達目標
生活様式・消費行動の変化が、どのようなプロセスを経て生み
出されてきたのか、また、その変化によってどのような問題が
発現しているのか。本講義ではいくつかの事例解説によって、
それらを体系的に理解することを到達目標とする。
成績評価方法
講義計画
第1回 ガイダンス
第2回 日露戦争と戦後経営
第3回 第一次大戦期の経済と社会①
第4回 第一次大戦期の経済と社会②
第5回 日本の植民地①
第6回 日本の植民地②
第7回 1920年代の経済と社会①
第8回 1920年代の経済と社会②
第9回 1930年代の経済と社会①
第10回 1930年代の経済と社会②
第11回 戦時下の日本経済①
第12回 戦時下の日本経済②
第13回 戦後復興期①
第14回 戦後復興期②
第15回 講義のまとめ
期末試験
※関連する映像教材の視聴も適宜行う。
テキスト・教材(参考文献含む)
平常点(30%)+期末試験
(70%)
毎回講義資料を配布する。
参考文献
三和良一『概説日本経済史 近現代(第3版)
』東京大学出版会、
2012年
三和良一・原朗編
『近現代日本経済史要覧 補訂版』
東京大学出版
会、2010年
その他の文献は適宜講義の中で紹介する。
準備学習
担当教員から一言
予習は必ずしも必要ないが、配布資料を利用して復習をおこな 高校までの日本史の知識は前提としませんが、不安がある人は
高校の日本史のテキスト・図録に目を通しておくと良いでしょう
うこと。
生活経済論
森 久綱
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
本講義では、私たちの消費活動において看過することのでき
ない「高齢化と購買活動」
「消費活動と廃棄物問題」をテーマとし
て取り上げ、豊かさや利便性追求との関係から、問題発生のメ
カニズムとこれからのあり方について考えていきます。
到達目標
身近で理解が平易なテーマを基礎としながらも、社会経済の
事象を単体で捉えるのではなく、相互に関連させながら、問題
の発現メカニズムを理解するとともに、あるべき社会像を見い
だすための基本的知識を習得することを到達目標とします。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2−5講 高齢化と購買活動
1)
買い物難民とはなにか
2)
難民発生のメカニズム・交通編
3)
難民発生のメカニズム・流通編
4)
買い物難民解消への取り組み
5)
まとめ
第6−10講 消費活動と廃棄物
(1)
1)
消費活動の変化
(商店からSM/CVSへ)
2)
ペットボトルの普及とリサイクル
3)
ペットボトルリサイクルシステム
(前編)
4)
ペットボトルリサイクルシステム
(後編)
5)
まとめ
第11−15講 消費活動と廃棄物
(2)
1)
CVSの事業展開と戦略
(前編)
2)
CVSの事業展開と戦略
(後編)
3)
ペットボトルリサイクルシステム
(前編)
4)
ペットボトルリサイクルシステム
(後編)
5)
まとめ
テキスト・教材(参考文献含む)
レポート30%,定期試験70%
講義に際してプリントを教材として配布します。
準備学習
担当教員から一言
(ドキュ
テーマに関する白書・新聞記事などを一読して、具体的なイメー 講義内では、レジュメ、白書、新聞記事のほか、映像資料
ジを持つことが必要です。
『高齢社会白書』
(内閣府)
『環境白書』 メンタリー映画)を活用し、これをレポートおよび定期試験の素
、
(環境省)などは理解の一助となります。いずれも省庁のWebサ 材とします。
イトからダウンロードできます。
− 138 −
ウェブデザインb(CSS)
3年次
2単位
講義計画
1.ガイダンスe-Learningの使用法
池 田 幹 男 後学期 選 択 2.CSSとは何か
3.フォントの変更
(1)
講義のねらい
4.フォントの変更
(2)
前期に実施した「ウェブデザイン」を受講していることを前提 5.色,長さの指定
とし、HTMLを理解していることを前提として、内容をより発 6.ボックスモデルpadding, margin
7.ボックスモデルborder
展させたものです。
CSS(Cascading Style Sheet)を利用したウェブページデザイ 8.span, div を使用したスタイルの指定
9.特殊なスタイル設定
ンの設計について学びます。
CSSに関しては、内容と見栄えの分離について理解してくだ 10.総合演習
11.外部スタイルシート
さい。
12.JavaScript
(1)
さらに、JavaScriptを使用した効果についても学びます。
13.JavaScript
(2)
14.JavaScript
(3)
, PHP
到達目標
15.HTML, CSS, JavaScript の将来
CSSを用いて、ある程度自由にWebページのスタイルを変更
できること目標にします。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
授業態度30%、提出物70%で評価し、定期試験は実施しません。 使用しません。学習支援システム(Moodle)を使用して呈示しま
す。
W3C(World Wide Web Consortium)にある各種資料(http:// コンピュータ教室での実習を中心とした科目です。毎回の授業
は前回までの授業の積み重ねで進め、頻繁に課題提出が求めら
www.w3.org)
れるので、
欠席すると成績と理解の両方で多大な影響があります。
学習支援システム
(Moodle)
を使用して、
授業を進めていきます。
経営学・会計学専門演習3
熊澤光正
4年次
2単位
前学期
必 修
講義のねらい
諸君が今後の社会生活で解決しなくてはならない問題は複雑
で多岐に渡るであろう。卒業論文は研究テーマを探し出し合理
的分析を行ない問題解決をめざす良い機会である。諸君がすで
にテーマを持っているならばそれに取り組むのが最姿、である。
到達目標
専門演習3では、各自が卒業論文のテーマを確定させ、文献
資料、学術論文、雑誌あるいはインターネット上から情報収集
し卒業論文の骨格の作成を目標とする。
成績評価方法
講義での取り組み20%
演習での各自に与えられた担当部分の発表50%
討論
(30%)
準備学習
準備学習 教科書の下読み
復習 参考文献の学習
講義計画
第1講 ガイダンス.卒業論文のテーマを考える
第2講 1.1 卒業論の文テーマの提出
第3講 1.2 研究対象の検討
第4講 Ⅱ.卒業論文の文献・資料の収集
第5講 2.1 情報センターで文献・資料を収集する
第6講 2.2 学術論文の資料を収集する
第7講 2.3 雑誌の資料を収集する
第8講 2.4 新聞等の資料を収集する
第9講 2.5 インターネットのサーチエンジンを利用する(1)
第10講 2.5 インターネットのサーチエンジンを利用する(2)
第11講 2.6 専門的なホームページを検索する
第12講 2.7 資料の精査
第13講 Ⅲ.卒業論文の骨格の作成
(1)
第14講 卒業論文の骨格の作成
(2)
第15講 卒業論文の骨格の作成
(3)
テキスト・教材(参考文献含む)
熊澤 光正 『トヨタ生産方式の創始者 大野耐一の記』三恵社
1680円
熊澤 光正 『作業姿勢と自覚疲労』
大学教育出版 2100円
熊澤 光正 『生産期間課題とトヨタ生産方式』大学教育出版 2400円
担当教員から一言
テキストだけでは、なかなか実際の経営・生産システムは理解で
きません。そこで積極的に、VTR教材、スライドによる学習し
たいと考えています。
− 139 −
経営学・会計学専門演習3
東村 篤
4年次
2単位
前学期
必 修
講義のねらい
最終年の演習3では卒業論文を執筆するための作法、論旨、
構成について実践的に学んでいきます。卒論の骨格となる問題
提起、仮説、展開、結論と題材となる教材を基に論理力、口頭
発表力、文章表現力をディスカッションしながらスキルアップ
へ磨いていきます。
到達目標
4年間のまとめとして執筆した後の満足感が生まれるようや
ればできるへと導いていきます。卒業までに国家・民間資格5つ
以上取得を目標とします。
講義計画
第1講 ガイダンス 研究計画書提出 個別面接
第2講 卒業論文執筆の作法、論理力、仮説設定、展開、結論
第3講 2つのCIPO ビジネススキル 経済法巡る問題
第4講 2つのCIPO ビジネススキル 知的財産法巡る問題
第5講 2つのCIPO ビジネススキル 医療介護巡る問題
第6講 2つのCIPO ビジネススキル 法務実務
第7講 2つのCIPO ビジネススキル 知財実務
第8講 2つのCIPO ビジネススキル IPO実務
第9講 2つのCIPO ビジネススキル FP実務
第10講 2つのCIPO ビジネススキル 法と経済学 経営実務
まとめ
第11講 データ収集、アンケート、取材調査(課題)卒業論文の
骨格
(個別)
第12講 データ収集、アンケート、取材調査 卒業論文の骨格(個
別)
第13講 データ収集、アンケート、取材調査(発表)卒業論文の
骨格
(個別)
第14講 データ、資料、検索の精査、論文構成と文献・資料・調
査読解
第15講 論文執筆留意事項確認、夏季休暇中の行動計画確認
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
3年次使用の下記教材、適宜、レジュメ、資料を配布します。
演習
(フィールドワーク含む)
への取り組み姿勢・対応
(60%)
、発 2,
小笠原喜康
「新版 大学生のためのレポート・論文術」
講談社現代
表内容等(40%)を総合的に評価。
新書、720円+税
川喜田次郎
「発想法」
中央公論新社新書、660円+税
内田貴
「民法改正」
筑摩書房、760円+税
疑問に思ったら調べ必ずメモ書きするよう書く習慣を身に付け 物事は段取りが大事です。研究テーマに沿って毎日毎日こつこ
とと積み上げて行ってください。オフィスアワーを利用し就職
てください。
に有利なビジネス関係の国家・民間資格取得希望者には特訓をい
たします。
経営学・会計学専門演習3
藤野 裕
4年次
2単位
前学期
必 修
講義のねらい
ゲーテは『ヴィルヘルム・マイスターの修行時代』
の中で、複式
簿記を「人間の精神が生んだ最高の発明の1つ」と述べています。
また、ゾンバルトは『近代資本主義』の中で「複式簿記はガリレオ
やニュートンの体系と同じ精神から生まれたもの」と述べていま
す。これらは株式会社の発展の中で、企業利益を明確にするた
めに複式簿記は非常に重要な役割を演じてきたことを示してい
るものです。
到達目標
本講義の到達目標は企業が公開している財務諸表を分析出来
るようにすることです。
成績評価方法
平常点50%
課題レポート50%
準備学習
日商簿記2級までの内容について復習しておくこと。
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 資本市場における財務報告の役割
第3講 事業活動と財務諸表の関係
第4講 財務諸表分析と企業分析の関係
第5講 経営戦略分析
第6講 産業分析
第7講 競争戦略分析
第8講 資産の分析
第9講 負債の分析
第10講 持分の分析
第11講 収益の分析
第12講 費用の分析
第13講 会計エンティティ―分析
第14講 将来性分析
第15講 企業の財務政策
テキスト・教材(参考文献含む)
斎藤静樹監訳、K・G・パレプ、P・M・ヒーリー、V・L・バーナード
著
「企業分析入門」
東京大学出版会
担当教員から一言
勉強が「できる」ときと、勉強を「したい」ときは重なりません。
勉強が「できる」今のうちに資格の取得を目指すことで、会計の
知識を得るだけでなく、今後の目標を見つけて欲しいと思って
います。
− 140 −
経営学・会計学専門演習4
熊澤光正
4年次
2単位
後学期
必 修
講義のねらい
君が今後の社会生活で解決しなくてはならない問題は複雑で
多岐に渡るであろう。卒業論文は研究テーマを探し出し合理的
分析を行ない問題解決をめざす良い機会である。諸君がすでに
テーマを持っているならばそれに取り組むのが最も良いであろ
う。現在、私が興味を持っているのは、生産管理システム-わ
が国の製造業が生み出した高い生産性とトヨタ生産方式をめと
する優れた生産システムの構造とねらいと将来の姿である。
到達目標
専演習4では、卒業論文を作成することを目標とします。また、
卒業論文発表会を行なうことで、相互研鑽をすすめ、より内容
の深い卒業論文の作成を目指します。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス
第2講 卒業論文のテーマの最終決定
第3講 卒業論文の構成を考える
第4講 文献の検討を行なう
第5講 卒業論文の作成
(1)
第6講 卒業論文の作成
(2)
第7講 卒業論文の作成
(3)
第8講 卒業論文の作成
(4)
第9講 卒業論文の発表会(1)各自が卒業論文の目的、方法、
研究成果について発表し、相互検討を行なう。
第10講 卒業論文の発表会
(2)
第11講 卒業論文の発表会
(3)
第12講 卒業論文の発表会
(4)
第13講 卒業論文の発表会
(5)
第14講 卒業論文の完成
(1)
第15講 卒業論文の完成
(2)
テキスト・教材(参考文献含む)
以下の各点により総合的に評価します。
1.講義での取り組み(20%)
2.卒業論文(80%)
2.1 卒業論文への取り組み
2.2 卒業論文発表会での発表
2.3 卒業論文
熊澤 光正 『トヨタ生産方式の創始者 大野耐一の記』三恵社
1680円
熊澤 光正 『作業姿勢と自覚疲労』
大学教育出版 2100円
熊澤 光正 『生産期間課題とトヨタ生産方式』大学教育出版 2400円 準備学習
担当教員から一言
卒業研究は、自分で資料を探し、検討することが重要です積極 四日市大学教育支援システム(Moodle)を利用します。卒業研究
は、自らの手で、テーマを考え、資料収集をし、構成し、自分
的に行ってください。
の考えをまとめるものです。各自の努力と自主性を発揮して独
自の研究成果をあげることを期待しています。
経営学・会計学専門演習4
4年次
2単位
講義計画
第1講 ガイダンス 講義概要
東 村 篤 後学期 必 修 第2講 卒業論文進捗状況発表(学籍番号順)
第3講 卒業論文進捗状況発表
(学籍番号順)
講義のねらい
第4講 卒業論文進捗状況発表
(学籍番号順)
(進捗順)
本演習では、期日内に心理的に余裕をもって卒論を執筆し終 第5講 卒業論文経過発表
(進捗順)
えるため、11月第三週を着地点とします。後学期工程表に基づ 第6講 卒業論文経過発表
第7講 卒業論文経過発表
(進捗順)
き各自執筆、経過発表、個別指導をしていきます。
第8講 合宿
(卒業論文執筆指導)
第9講 卒業論文発表
(個別指導)
第10講 卒業論文発表
(個別指導)
第11講 卒業論文発表
(個別指導)
第12講 卒業論文ゼミ内締切提出
(個別指導)
第13講 卒業論文口頭発表
(学籍番号順)
第14講 卒業論文口頭発表
(学籍番号順)
到達目標
第15講 まとめ
(総評 口頭試問審査対応)
4年間の集大成として卒業論文を仕上げることが最終目標と
なります。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
「新版 大学生のためのレポート・論文術」
講談社現代
演習への取り組み、発表、ディスカッション、卒業論文内容を 小笠原喜康
新書・720円+税、
総合的に評価。
伊丹敬之
「創造的論文の書き方」
有斐閣、1,700円+税、
適時、配布または案内をします。
2年、3年、4年次に使用したテキスト、教材、資料は、今一度、 夏季休暇中を利用して研究テーマに沿った文献、資料を精読、
読み直し、論点を整理・復習のうえ、論文執筆に活かしてくださ 整理、作図などをしておいてください。
い。
− 141 −
経営学・会計学専門演習4
藤野 裕
4年次
2単位
後学期
必 修
講義のねらい
今までに学習したことを使って卒業論文の作成を行います。
就職するのであれば、就職先の財務分析ができなければなりま
せんし、進学するのであれば財務分析の意義を理解していなけ
ればなりません。また、どんなに優れた分析を行うことができ
ても、それを明確に表現することができなければ意味がありま
せん。そうしたスキルを卒業論文の作成過程で身につけてもら
いたいと思います。
到達目標
卒業論文の作成
成績評価方法
講義計画
第1講 卒業論文のテーマ報告
第2講 卒業論文報告1
第3講 卒業論文報告2
第4講 卒業論文報告3
第5講 卒業論文報告4
第6講 卒業論文報告5
第7講 卒業論文中間報告
第8講 卒業論文報告6
第9講 卒業論文報告7
第10講 卒業論文報告8
第11講 卒業論文報告9
第12講 卒業論文報告10
第13講 卒業論文提出
第14講 卒業論文口頭試問演習1
第15講 卒業論文口頭試問演習2
第16講 卒業論文口頭試問
テキスト・教材(参考文献含む)
平常点50%
卒業論文50%
特になし。
各自の卒業論文の参考文献。
準備学習
担当教員から一言
卒業論文のテーマ、構成については講義の前に決めておくこと。 勉強が「できる」ときと、勉強を「したい」ときは重なりません。
勉強が「できる」今のうちに資格の取得を目指すことで、会計の
知識を得るだけでなく、今後の目標を見つけて欲しいと思って
います。
経営戦略論b
高橋和志
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい
経営戦略論の主要な諸学説を、古典的なものから最先端のも
のまで網羅的に解説していく。その際、馴染み深い身近な事例
を用いて解説していく。
また、現実における有用な戦略は産業によって異なり、時代
に応じて変化していくため、状況に応じた適切な戦略を理解し
てもらうことを狙いとする。
到達目標
講義計画
1.ガイダンス
(講義の概要)
2.競争優位
3.業界の構造分析
4.差別化
5.コスト・リーダーシップ
6.顧客価値
7.競争ポジション
8.製品ライフサイクル
9.中間試験
10.事業の定義・企業ドメイン
11.多角化
12.多角化企業の資源配分
13.垂直統合
14.企業活動領域の設定と再構成
15.経営戦略の策定と実行プロセス
・基礎的・古典的な戦略理論を理解したうえで、最先端の理論
・受講生の理解度、
関心により、
適宜変更する可能性があります。
を理解してもらうこと。
・どのような歴史的経緯(産業の発展)によって理論が構築さ
れていったのかを理解してもらうこと。
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
・中間試験:30%
・期末試験:50%
→中間、期末いずれの試験も持ち込み可。
・受講態度に応じて0〜20%の範囲で加点します。
・総合で60%以上の評点を得た学生を単位認定する。
特別に指定しない。
準備学習
担当教員から一言
参考文献
網倉久永・新宅純二郎
(2011)
『経営戦略入門』 日本経済新聞社
・特別な準備は必要としないが、
受講に際し不適切な態度
(私語、 経営学の理論は現実の事象を基に構築され発展してきました。
経営学の理論と現実は相補的な関係にあるといえます。理論と
居眠り等)は慎むこと。
現実の両側面から「経営学」を学んでいただきたいと思っており
ます。
− 142 −
経営組織論b
3年次
2単位
講義計画
1回 ガイダンス
吉 成 亮 後学期 選 択 2回 組織の定義,組織の条件と定義を検討する。
3回 組織の規模
(1)
大きい組織と小さい組織、それぞれ組織の規模に応じた利点
講義のねらい
と欠点を検討する。
(2)
本講義では、組織という視点から、どのようにヒト・モノ・カ 4回 組織の規模
5回 組織の年齢
(1)
ネ・情報の流れをマネジメントすべきかをわかりやすく議論す 古くから存在する組織と新しく生まれた組織、それぞれ組織
る。また、自分自身にとって身近なケースを考えたり、ビジネ の規模に応じた利点と欠点を検討する。
(2)
ス雑誌や経済新聞の紙面へ頻繁に登場する身近な企業を紹介し 6回 組織の年齢
7回 組織内関
たりしながら、
具体的な事例を毎回のテーマに応じて取り上げる。 8回 前半のまとめ
9回 技術のタイプ
組織における技術のタイプを分類し、それぞれ検討する。
10回 管理の方法
組織変革の方法として、トップ・ダウン型とボトム・アップ型
をそれぞれ検討する。
11回 組織学習
12回 イノベーション
到達目標
テクノロジカル・イノベーションが市場や業界に与えるインパ
本講義では、受講者は、ビジネスの世界におけるさまざまな クトを中心に議論する。
出来事をより現実的な問題として捉えることができるようにな 13回 組織のポピュレーション
る。また受講者は自分が組織を経営するという視点からものご 組織個体群を分析対象にし、その特徴を分類し、それぞれ検
討する。
とを考えるようになる。
14回 組織間関係論
15回 全体のまとめ
成績評価方法
テキスト・教材(参考文献含む)
準備学習
担当教員から一言
各回の講義ごとに小テストおよびレポートを課し、それらを各 授業内で指定の教科書を指示する。
授業の評価点にする。成績評価は、授業の評価点(30%)と中間
試験および期末試験の結果
(70%)
を考慮し、総合的に判断する。
講義の前後に教科書および配付資料の予習復習(それぞれ30分程 各回のテーマごとに「あなたがビジネスの世界に入ったとき、ど
度)
行うことが望ましい。
のように企業人としてふるまえばよいのか?」というように、よ
り積極的に授業へ参加してください。
中小企業経営戦略論
東村 篤
3年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい
本講義では、経営戦略について中小企業を対象に理論を学ぶ
とともに、中小企業の経営戦略事例を学ぶことによって経営戦
略をどのように策定し実行しているかを理解していただきたい。
経営戦略の概念、経営戦略策定のプロセス、経営理念、企業ド
メイン、外部内部環境分析、自社能力分析などを講義します。
到達目標
我が国では、就業者数の約70%、企業数で、99.7%が中小企業、
少子高齢社会の経済にとってその磐石さにかかっています。円
滑に実行できる政策も重要な役割。最善の経営戦略が重要、経
営戦略策定、読解能力のあるスキルを身に付けていただきます。
成績評価方法
講義計画
第1講 ガイダンス 講義概要、中小企業の地位と役割 経営
戦略理論基礎
第2講 大企業と中小企業の経営 中小企業の経営戦略
第3講 中小企業の形態別経営戦略
第4講 下請け企業の経営戦略 第5講 地場産業企業の経営戦略 地域連携
第6講 特異・特化企業の経営戦略
第7講 老舗企業の経営戦略
第8講 中間テスト 中小企業の知財戦略
第9講 中小企業のデザイン戦略
第10講 NPOの経営戦略
第11講 中小企業政策
第12講 事例紹介
(DVD)
第13講 事例紹介
第14講 事例紹介
第15講 まとめ
定期試験
テキスト・教材(参考文献含む)
出席確認の感想・要望、理解度小テスト、中間テスト14回40%、 土生哲也「元気な中小企業はここが違う!」金財事情研究会、
2013、1,400円+税
講義態度20%、定期試験
(レポート)
40%を総合的に評価。
武藤泰明
「経営の基本」
第3版 日経出版、1,000円+税
植田浩史ほか
「中小企業・ベンチャー企業論」
有斐閣コンパクト、
網倉久永、新宅純二郎
「経営戦略入門」
日経出版
準備学習
毎朝、日本経済新聞を読む習慣を身に付けてください。ビジネ
スマンの仕事は出勤前に必読、状況把握し理解が当たり前。経
営戦略を学ぶ日々の生きた教材です。
プロジェクターを使用。
担当教員から一言
中小企業は、一般的に大企業に比べ人、モノ、カネ、情報の経
営資源が乏しく制約された中で特異性を最大限発揮し発展し続
けている企業が数多くあります。経営の良し悪しを分ける点を
普段の生活の中から見つけ出す習慣をつけて欲しい。
− 143 −