ランチョンセミナー5 - フィリップス・レスピロニクス合同会社

日本 睡 眠学会 第 40回定期学術集会
会 長:平田 幸一 ( 獨協医科大学 医学部 内科学〈神経〉)
副会長:宮本 雅之 ( 獨協医科大学 看護学部 看護医科学〈病態治療 〉)
ランチョンセミナー 5
日 時
会 場
座 長/演 者
平成 27 年 7 月 2 日(木)11: 30 ∼ 12: 20
F 会場 龍 田Ⅱ(宇都宮 東武ホテルグランデ 6F ) 320-0033
〒
葛西 隆敏
先生
栃木県宇都宮市本町5-12
順天堂大学 循環器内科・心血管睡眠呼吸医学講座 准教授
講 演Ⅰ
日本国内におけるWatchPATの使用経験について
演
Giora Pillar, MD, PhD
者
Head of Sleep Clinic, Clalit Health Services, Technion Faculty of Medicine, Haifa, ISRAEL
講 演Ⅱ
同時 通訳
参加方法
共
催
Mechanism and algorithm of
WatchPAT and clinical evidence
整理券制ではございません。先着順にて受付をさせていただきます。
定
員
日本睡眠学 会 第 40 回 定 期 学 術 集 会 /イタマー・メディカル・ジャパン株式会社
フィリップス・レスピロニクス合同会社
200 名
日本睡眠学会第 40 回定期学術集会 ランチョンセミナー5
平成 27 年 7 月 2 日(木)11:30 ∼ 12:20
(宇都宮 東武ホテルグランデ 6F )
F 会場 龍田Ⅱ
講演 Ⅰ: 日本国内における
葛西 隆敏
講演 Ⅱ:
先生
WatchPAT の使用経験について
順天堂大学 循環器内科・心血管睡眠呼吸医学講座 准教授
Mechanism and algorithm of WatchPAT and
clinical evidence
Giora Pillar, MD, PhD
Head of Sleep Clinic, Clalit Health Services, Technion Faculty of Medicine, Haifa, ISRAEL
Abstract
ウォッチ パットはイスラエ ル の I t a m a r M e d i c a l 社にて 開 発 さ れた 睡 眠 評 価 装 置 で あり、日 本にお い て
はフィリップ ス・レ ス ピ ロ ニ ク ス が 2 0 1 3 年 9 月 に 薬 事 承 認 を 取 得し 臨 床 使 用 が 可 能 と なった 。I t a m a r
M e d i c a l 社 が 独 自 に 開 発した PAT テクノロジ ー を 用 い て 、指 先 の 血 流 量 を 測 定し睡 眠 呼 吸 障 害 を 診 断
する携帯型検査装置で、従来の鼻カニューラを使用せずに無呼吸低呼吸指数( Apnea Hypopnea Index:
AHI)を 高 い 精 度 で 算 出 が 可 能 で ある。全 世 界 で 本 品 を 用 い た 多くの 研 究 が 実 施 さ れ 、A H I / R D I にお い て
Full PSGと非常に高い一致率 ( r=0.889 [95% CI, 0.862-0.911]; P<.001 ) が 2013 年 12 月に MetaAnalysis で報告された。また、内蔵アクティグラフ信号とPAT 振幅・脈拍の変化、PAT 信号の減衰度を測 定し、
専 用ソフトウエ アを 用 い て 睡 眠 段 階( 覚 醒・浅 睡 眠・深 睡 眠・R E M 睡 眠 )も 同 時 に評 価 で きる。
現在、全世界において睡眠呼吸障害の診断方法が Full PSG から Type3 の携帯型装置にパラダイムシフト
さ れ て き て おり、ラ ボ 検 査 から 在 宅 検 査 へ の 移 行 により同 等レ ベ ル の 結 果 、コスト 削 減 と 同 時 に 汎 用 性 も
高まり、待 ち 時 間 が 短 縮 さ れ 、顧 客 満 足 度 も 高 まることが 研 究 報 告 さ れ て いる。
本 セッションで は 、これらの 点 につ い て 報 告 する。