「ぷろぺら」はボランティア活動を応援します! . No.173 平成 27 年 2 月発行 ところざわ 2015 ボランティア通信 2月 災害ボランティアセンター パネル展 平成 27 年 1 月 15 日(木)~28 日(水) ~旧庁舎1階ロビーにて~ 毎年 1 月 15~21 日の「防災とボランティア週間」/毎年1 月 17 日の「防災とボラ ンティアの日」は、平成 7 年 1 月 17 日に発生した「阪神・淡路大震災」を踏まえ、閣 議了解(平成 7 年 12 月 15 日)により設けられました。 所沢社協では、 「災害ボランティア」をテーマとして、旧庁舎1階ロビーにて、 「災害 ボランティアパネル展」を実施いたしました。 近年、地震や集中豪雨などの自然災害が頻繁に発生しており、こうした災害時には、 被災地で災害ボランティアセンターが立ち上げられ、多くのボランティアや市民団体に よる活動が、被災地の復旧・復興の大きな力となっています。所沢市社会福祉協議会で は、所沢市で大きな災害が発生した際のボランティアによる被災者支援に備え、災害ボ ランティアセンター訓練の実施、災害ボランティアの育成・登録、災害ボランティア情 報の発信等に取り組んでいます。ぜひ、多くの市民のみなさまに、災害ボランティアの 登録をお願いいたします。災害ボランティアについては、本会ホームページ (http://www.toko-shakyo.or.jp/sien/index.html)をご覧ください。 No.173 CONTENTS 2 3 私のボランティア遍歴 4 5 ぷろぺら情報ステーション 6 ボランティア相談ひろば/ ボランティア川柳/教えて ボラさん 発 行 ・ 問 合 せ 所 沢 市 社 会 福 祉 協 議 会 / ボ ラ ン テ ィ ア セ ン タ ー TEL04-2925-0041 FAX04-2925-3419 ボランティア通信ぷろぺら No.173 2 私のボランティア遍歴 「私のボランティア遍歴」では、ボランティアの「人」に クローズアップし、ボランティア経験談とともに、現在の 活動の様子もお伝えしていきます。 ボランティア・プロフィール 略してボラフィール ボラフィール ◇活動歴 17 年目 ◇現在の活動 ・美原町会「寺子屋」 ・まちづくりを進める会 ・新所沢(まち)のつながりをつくる会 など 美原町会「寺子屋」 す だ 須田 よしとし 喜俊 先生 地域福祉活動は住民主体でなければ! 寺子屋の教室で、「先生」と呼ばれている須田さん。実は、仕事の上でも高校の教員をしているそうで す。「先生」と呼ばれるお姿が、違和感なく映った理由がわかりました。教員の定年を迎えるに当たって 現役中に取得した社会福祉士・精神保健福祉士の資格を活かし、ソーシャルワーカーとしての地域福祉活 動に取組まれています。 Q なぜ寺子屋をはじめることになったのですか? A 不登校の子ども達が年々増えてきて、学年主任をしていた当時、何とかして不登校の子どもを減 らしたいと、スクールカウンセラーの研修に参加しました。勉強をしていくと、不登校の子たちを さぎょう 支えるためには、学校という一面だけでなく、家庭・地域の両面を見ていく必要があると考えたの です。そして、3年前の夏休みに地域のラジオ体操で出会った子ども達に、夏休みの宿題をみんな でやろう!ということで、公民館で宿題をみてあげたのがきっかけでした。3 年連続、夏休みの宿 題勉強会を行いました。保護者の方から、夏休みだけではなく普段からやってほしいという声と、 会場を無償で提供してくれる美原町町会の協力があり、寺子屋が始まりました。 Q 社会福祉士を取得したきっかけは何ですか? A スクールカウンセラーとして活動の延長に、学校だけではなく「地域」も含めた支援を考えてい くと、目の前の困って居る人を何とかしたいという思いと「地域福祉」という考え方がぴったりと はまって、社会福祉士の資格も取得することになったのです。地域福祉を考えていくと、行政や社 協から頼まれて行動するのではなく、住民自らが地域のつながりづくりや、支え合いのしくみを構 築していくことが、大切だと考えています。 3 ボランティア通信ぷろぺら No.173 美原町会「寺子屋」とは 美原中学校区の子ども達を対象に、平成 26 年 10 月に寺子屋を始 めました。近年は、一人っ子の家庭も多く、異年齢の子ども同士の交 流が少なく、寺子屋を通じて、学習だけでなく、子ども達の交流の場 所づくりも目的に行っています。自宅では、テレビやゲームなどの誘 惑もあり、集中して学習する環境にない時代です。反抗期の子ども達 にとっても、親の言う事は聞かない事もありますが、寺子屋では先生 とも親とも違う大人と接するという適度な緊張感が、良い関係をつく っています。学校でもなく、家庭でもなく、塾でもない、子ども達の 居場所です。 宿題やドリル を持参して、自 習しています。 夕方 5 時ごろから、小学生がチラホラと寺子屋に集まってきます。時間 が経つにつれ、サッカーの練習を終えた小学生や、中学生・高校生も集ま ってきます。それぞれの生活スタイルの中で、寺子屋で過ごす時間もバラ バラですが、寺子屋は夜 8 時~8 時半くらいまで開いているので、気軽に 集まれる居場所になっています。休憩時には、中学生が自主的に皆にお茶 を入れるなど、自然にお兄さん・お姉さんの役割を担っています。 中学2年生から、3年生 に受験の 話を質 問する な ど、異年齢の交流が身近に できる寺子屋。集まる子ど も達は、自分の居場所を見 つけた! という 雰囲気 が 伝わってきます。保護者の 方々も、 塾は嫌 がるけ れ ど、ここは嫌がらずに楽し みにしている、とのことで した。 活動にお邪魔して…。 宿題をしながら、またおしゃべりもしながら、兄弟のように仲良く過ごしてい る姿が、とても微笑ましい空間でした。子ども達にとっても、地域に自分の居場 所ができることは、進路や友人関係等で悩んだ時に、気軽に相談できる安心感に つながるのでは、と思いました。 子ども 現在10名 小 4~高 1(美原中学校区) 活 動 毎週水曜日 17:00~20:00 くらい ※祝祭日はお休み 場 所 美原町会館 参加費 無料 問合せ ボランティアセンター TEL 04-2925-0041 ボランティア通信ぷろぺら No.173 4 「ボランティアをやってみたい!」、「内容を詳しく知りたい」などがあれ ば、直接、お問合せ先に連絡してみてください! ボランティア募集 助成金情報 研修会・講座情報 その他 ボランティア募集 学校支援ボランティア 養成講座 受講生募集 本講座を修了すると、本校児童生徒に 直接関わったボランティアをしていただ くことができます。内容は、障がいに関 することや、クラスに入っての体験にな ります。 場 所:埼玉県立所沢おおぞら特別支援 学校 所沢市南永井 619-7 対 象:所沢おおぞら特別支援学校に関 心のある方、ボランティア活動 に興味のある方 参加費:ボランティア活動保険代 300 円 ※在住の社会福祉協議会にお申込み ください。 定 員:30 名(先着順) ※4 月 17 日までにお申込みください。 回 1 2 3 4 5 日 程 内 容 4 月 25 日(土) オリエンテーシ 8:45~11:45 ョン、学校紹介 と見学等 5 月 9 日(土) 障 が い に つ い 8:45~11:45 て、ボランティ ア活動の心得等 5 月 13 日(水) クラスに入って 8:45~14:30 の体験等 5 月 18 日(月) クラスに入って 8:45~14:30 の体験等 5 月 23 日(土) 振り返り、 「修了 8:45~11:45 証」授与等 ※学生で、授業のために平日の講座の参 6 加が難しい方は、夏休み等での振替が 可能です。 問合せ:電話 04-2951-1102 埼玉県立所沢おおぞら特別支援 学校(担当:特別支援教育コー ディネーター 松永・田中) カフェ・手芸・散歩・絵画・レクリ エーション等のボランティア募集 日中活動支援 ボランティア募集 所沢市立はばたきは、知的障がいを持 つ方々が、日中活動を行う事業所です。 日中活動支援(農業、陶芸、紙すき、下 請け、刺しこ、リサイクル石けん、行事 等)を利用者の方々と一緒に楽しんでい ただける方を募集しています。見学、体 験等、随時受付しておりますので、まず はご連絡ください。 日 時:平日 10:00~15:00 (都合の良い時間・短時間も可) 場 所:所沢市立はばたき 所沢市北原町 924-3 問合せ: 電話 04-2935-4799 佐藤(ま) カフェあるこ・地域活動支援センター あるこで、カフェのお仕事、手芸、散歩、 絵画、レクリエーション等を利用者の 方々と一緒に楽しんでいただける方を募 集しています。 日 時:平日 9:00~17:00 (都合の良い時間) 場 所:カフェあるこ 地域活動支援センターあるこ 所沢市喜多町 5-13 パークサイドビル1階 問合せ: 電話 04-2922-3439 宇田川 イベント・その他 所沢市地域福祉活動フォーラム 「地域での支え合うしくみ」の重要性 を多くの市民の方が実感しています。 各地域において、様々なボランティア活 動や、住みやすい地域づくりへの活動が 少しずつ始まっています。 今年度は、第 1 部を基調講演とし、第 2 部を実践事例から「市民が主役のふく しのまちづくり」について具体的に学び、 考えることを目的に開催します。 日 場 【第1部】 基調講演 「第4次地域福祉活動計画 in 所沢 WITH プラン」について 講師/文京学院大学准教授 中島 修氏 【第2部】 実践発表会(3団体) ① 人形劇団はっぴぃー(新所沢(まち) のつながりをつくる会) ② 町谷自治会(山口地区) ③ とんからりん(三ヶ島第二区) 問合せ:電話 04-2925-0041 所沢市社会福祉協議会 地域福祉推進課 時:平成 27 年 3 月 1 日(日) 10:00~正午 所:新所沢まちづくりセンター (ホール) ※駐車場に限りがあります。公共の交通機関をご利用ください。 三ヶ島地区 ボランティアセンター みなさまのボランティア活動を 応援します! ボランティア活動に興味のある方 や、ボランティアに関する情報提供、 ボランティア活動保険加入手続き等… 三ヶ島地区ボランティアセンター窓口 を定期開設します。 日 時:平成 27 年 2 月 27 日(金) 3 月 27 日(金) 各日 9:30~12:00 ※原則毎月第4金曜日に開催しています。 場 所:三ヶ島まちづくりセンター1 階ロビー 問合せ:電話 04-2925-0041 所沢市社会福祉協議会 ボランティアセンター 5 ボランティア通信ぷろぺら No.173 助成金情報 その他 所沢市社会福祉協議会 ボランティアセンター 第7回 やなせ福祉まつり 平成 27 年度 応援します!地域福祉活動助成事業 赤い羽根共同募金を活用し、地域福祉活 動を財政面から援助することによって、支 援を必要とする人たちが地域で安心して 暮らすことができる福祉のまちづくりの 推進や住民の参加や理解を得て行われる さまざまな福祉の推進を目的とし、実施い たします。 対象となる団体: ただし、会員以外の参加者が過半数に満 たない活動や自主財源のない活動、行政か らの助成金など資金援助のある活動は対 象としない。 (1)複数回のサロン活動や配食活動等の 実施 (2)単発の交流会やイベント等の実施 (3) 地域福祉に関する学習・研修会の実 施(自主研修を除く。広く市民に学びの場 を提供するもの。) (4)当該申請年度中に団体を設立するた めの準備経費及び事業費の一部 募集期間: 所沢市民を中心とした5名以上の会員 平成 27 年3月 2 日(月)~ で運営し、所沢市内において無償で活動を 平成 27 年 4 月 30 日(木) 〈必着〉 する、宗教・政治を目的としない団体で次 対象期間: の各号に該当するもの。ただし、前年度の 平成 27 年 4 月 1 日~平成 28 年 3 月 助成金の交付を受けたにも関わらず、報告 31 日の期間に行われる活動を助成対象 書未提出団体は申請することはできない。 とします。 (1) 申請時において地域福祉を推進す ※詳しくは本 会 ボ ラ ン テ ィ ア セ ン タ る活動を行っている団体 ー ホ ー ム ペ ー ジ をご覧ください。 (2) 当該申請年度中に地域福祉を推進 http://toko-volunteer.jimdo.com/%E5 する活動の開始を予定している団体 %8A%A9%E6%88%90%E9%87%91 対象となる活動: / 当該申請年度中に開始し終了する、高齢 者、障がい者、児童、ひとり親家庭などを 対象とした地域福祉活動で、次の各号のい ずれかに該当するもの。 株式会社ラッシュジャパン ラッシュチャリティバンク助成 ラッシュは、小規模で様々な社会課題に 対して直接的に活動している草の根団体 を支援しています。 応募方法: 2 ヶ月に 1 度、偶数月の月末を応募締め 切りとします(当日消印有効)。 応募締め切り日:2 月末日、4 月末日、 6 月末日、8 月末日、10 月末日、12 月末 日 書類審査を通過した団体のみ、直接電 話にてヒアリングをいたします。 助成対象団体: 1)活動内容が下記分野にあてはまる団体 自然環境の保護活動 動物の権利擁護活動 人権擁護・人道支援活動 東日本大震災復興支援活動 ※その他、詳しくは株式会社ラッシュジャ パンの ホ ー ム ペ ー ジ をご覧ください。 https://www.lushjapan.com/article/a -bit-about-our-charity-pot 掲載ご希望の方は、所沢市社会福祉協議会ボランティアセンターに 申込用紙がございますので、ご利用ください。申込用紙はボランティアセンター ホームページからもダウンロードできます。 掲載希望月の1か月前までに、お申し込みください。詳しくは、ボランティアセン ターへお問い合わせください。 ■ボランティアセンターホームページ:http://godash.client.jp/ 柳瀬地区の「つながり」の推進を目的に 「第7回やなせ福祉まつり」を実施しま す。主な内容は、ほっとふるひろば、ちび っこコーナー、やなせ市場、写真着付コー ナー、おいしいものコーナー、福祉情報コ ーナーなどを設け、楽しい 1 日を過ごした いと思います。 日 時:平成 27 年 3 月 8 日(日) 10:00~15:00 場 所:柳瀬まちづくりセンター 問合せ:電話 090-7231-3302 岡田 所沢市社会福祉協議会 地域福祉推進課 電話 04-2925-0041 平成 27 年度の各種保険について ◆平成27年度の各種保険について◆ 平成27年度は、平成27年3月2日(月) より受付開始とさせていただきます。 平成27年度保険の保険料について は、ボランティア活動保険・ボランティア 行事用保険が改定されます。改定内容は以 下のとおりとなります。 1)ボランティア活動保険 ①Aプラン(天災)460円 ※前年比 -30円 ②Bプラン(天災)650円 ※前年比 -40円 2)ボランティア行事用保険 ①Aプラン(宿泊を伴わない行事)に 「A3行事区分」を新設 1日あたり保険料:248円 (行事例:サッカー、フットサル、ス キー、スノーボード、他) ②Bプラン(宿泊を伴う行事)の保険 料を約6%程度引き上げ。 現行:1 泊 2 日 240円 2 泊 3 日 275円 ◆また、保険金の改定がありますので、詳 細については各保険のパンフレット、福 祉保険サービスのホームページ「福祉の 保険」 (https://www.fukushihoken.co.jp/)を ご確認下さい。 ◆その他各種保険については改定の予定 はございません。 保険の手続きは、お忘れのないよう、ご注 意ください! 問合せ:電話 04-2925-0041 所沢市社会福祉協議会 ボランティアセンター ボランティア をプリンタメーカー各メーカーで責任をもっ がい者雇用支援の一助となっています。 くいしんぼう 教 え て ボ ラさ ん つながる輪 三ヶ島 マキちゃん い者の方々が多く働く企業を選定しており、障 宮本町 てリサイクルされます。仕分け拠点には、障が ボランティア に関するご質 問、お待ちし ています。 Vol.10 質 問 ボランティアを長く続けていくコツは、どんなこと がありますか? 答 え ボランティア川柳 プロジェクト」では、回収されたカートリッジ するなら地域の ボランティア 山口 もうすぐ誕生日 あります。また、「インクカートリッジ里帰り 人から人へ ードを海外支援のために役立てている団体が 仲間づくり ります。例えば、使用済み切手やテレフォンカ 地域デビュー 自宅でもできるボランティアはたくさんあ ボランティア 笑顔届いて あったかいんだからぁ~♪ 相談 ひろば Q 子どもが小さいの で、なかなか外出でき ませんが、自宅ででき るボランティアはあり ますか? まずは、ボランティア活動を楽しみながらやることですね。大変なこともありますが、 それを終えた時の達成感や、仲間と一緒に活動する連帯感を味わえることが、長く続けられてい るのだと思います。また、「ありがとう」の一言で疲れも忘れてしまいます。 もちろん、家族の理解や協力も必要なので、日ごろからボランティア活動の話題を家族で共有 することも大切です。きっと、ご家族もイキイキとしたあなたの姿を応援してくれるのではない かと思います。 ボランティア通信「ぷろぺら」では、みなさんからのご意見や情報、投稿をお待ちしています! 送付先 ■郵 便…〒359-1143 所沢市宮本町 1-1-2 旧庁舎 1 階 所沢市社会福祉協議会 地域福祉推進課 ボランティアセンター ぷろぺら係 ■F A X…04-2925-3419 編集 ■m a i l…[email protected] 航記 ボランティア通信を通じて、たくさんのボランティアさ んとの出会いがありました。活動への熱意や想いを伺い、 勉強させていただいています。今年度、最後の発行号とな りますが、新年度はより充実したボランティア情報をお届 けできるよう、がんばります! (編集長) 次回は、 平成 27 年4月 20 日 発行予定です。 ささえる つながる みつけだす 所沢社協
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