登録建築大工基幹技能者 認定講習のご案内

登録建築大工基幹技能者
認定講習のご案内
登録基幹技能者とは
登録基幹技能者とは、熟達した作業能力と豊富な知識を持つとともに、現場をまとめ、
効率的に作業を進めるためのマネジメント能力に優れた技能者です。
登録基幹技能者を配置することにより、「品質」「工期」「安全」のための施工方法等の
提案、技術者のサポート業務の実施等の役割が期待されています。
(登録教習機関)
一般社団法人
全国中小建築工事業団体連合会
登録建築大工基幹技能者に求められる役割
住宅建築現場では、建築大工技能者が施工過程全般に責任を負い、各専門工事業者に対し
指揮・監督を行うなど、各作業工程の全てを把握、管理しなければなりません。
登録建築大工基幹技能者には、各専門工事業における登録基幹技能者の管理・調整役として、
高度な技能のみならず、高い管理能力を併せ持つことが求められます。
登録建築大工基幹技能者資格取得のメリット
登録基幹技能者講習の修了者は、国や一部の地方公共団体が発注する
公共工事における経営事項審査において評価対象となっています。
登録基幹技能者の有資格者は、「施工品質」「安全性」「作業工程」等に
おいて一定の能力を保有している目安となり、企業の信頼を高めるこ
とができます。
メリット1
メリット2
自治体等が発注する公共工事のみならず、民間レベルの受発注においても、
登録基幹技能者の有無が業者選定の評価項目に加えられつつあります。
受講資格
登録建築大工基幹技能認定講習を受講するには、次の要件を満たしている必要があります。
◎建築大工工事の施工実務経験が 10 年以上で、うち 3 年以上の
職長経験があること
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◎次のいずれかの資格を有していること
・1 級建築大工技能士
・1 級建築施工管理技士
・2 級建築施工管理技士
講習カリキュラム
講習会は 2 日間講習となりますので、両日とも受講する必要があります。
※2 日目の最後に修了試験があります。
講習カリキュラム
1日目
9:40∼ 9:50 開講・オリエンテーション
9:50∼12:00 基幹技能一般知識に関する科目
講習カリキュラム
2日目
9:40∼12:20 建設工事の施工、工程、資材管理、
その他の技術上の管理に関する科目
12:00∼13:00 昼食
12:20∼13:20 昼食
13:00∼16:00 基幹技能一般知識に関する科目
13:20∼15:10 基幹技能関係法令に関する科目
16:10∼17:50 建設工事の施工、工程、資材管理、
15:20∼15:30 修了試験についての注意事項
その他の技術上の管理に関する科目
15:30∼16:30 修了試験
講習会の受講には助成金制度が利用できます
全建連が実施する登録建築大工基幹技能者認定講習は、厚生労働省による助成金制度
「建設労働者確保育成助成金・技能実習コース」の助成対象になっています(実際の助成
金申請は事業主が各都道府県労働局、又はハローワークに行います)。
同助成金制度は中小建設事業主が雇用する従業員に対し、会社負担で講習を受講させ
た場合(この場合経費助成)、または講習期間中に所定労働時間内に支払われる通常の額
以上の賃金を支払った場合に(この場合賃金助成)対象となります。
【建設労働者確保育成助成金・技能実習コース概要】
(1)経費の助成について
中小建設事業主が雇用する建設労働者に対し自らが技能実習(講習)を行う場合、
又は会社負担で登録教習機関(全建連)で行う技能実習(講習)を受講させた場合
に、経費の一部を会社に助成。
※経費(受講料 30,000 円)の 8 割を助成。
※講習期間中賃金を支払っていない場合などは、経費の助成申請のみでも利用可能
(2)賃金の助成について
中小建設事業主が雇用する建設労働者に有給(講習期間中に所定労働時間内に支払
われる通常の額以上の賃金を支払った場合)で技能実習(講習)を受講させた場合
に、賃金の一部を会社に助成。
※受講者 1 人につき 1 日 8,000 円×講習日数(2 日間)
※経費の助成申請をしなければ賃金助成は利用できない。
【対象・条件等】
(1)受給できる中小建設事業主(以下の①、②、③に該当すること)
①資本金の額もしくは出資の総額が 3 億円以下、又は常用労働者数 300 人以下の
建設事業主。
②雇用保険制度に加入している建設事業主(雇用保険料率が 16.5/1000)。
③労働保険料(雇用保険料と労災保険料)を滞納していないこと。
※一人親方、及び同居の親族のみを使用している建設事業主は、助成金の対象と
ならない。
(2)算定の対象となる建設労働者
雇用保険料率が 16.5/1000 の雇用保険被保険者。
修了証
修了試験合格者には「登録建築大工基幹技能者講習修了証」を発行します。
※修了証の有効期限は、修了年月日を含む年度の3月31日から起算して5年です。
※5年ごとに更新をする必要があります。
受講料
受講料
30,000円(テキスト、修了証代、消費税含む)
開催日時及び会場
予約申込みが 20 名以上で開催日時及び会場を決定
(松山市で開催予定)
予約申込方法
(1)受講希望の方は下記事務局へ電話にて予約申込みをして下さい。
(2)開催が決まれば事務局より本申込みの通知をさせていただきます。
【お問い合わせ先】
一般社団法人 愛媛県中小建築業協会
〒790-0878 愛媛県松山市勝山町2丁目3番地1
TEL:089-943-5525
FAX:089-946-3637
Email:[email protected]
http://hime-ken.com
登録教習機関
一般社団法人 全国中小建築工事業団体連合会
(東京都中央区日本橋箱崎町 12-4 建設国保会館 1 階 TEL
03-5643-1065)
受講者募集団体 一般社団法人愛媛県中小建築業協会
(愛媛県松山市勝山町 2 丁目 3-1 建設国保ビル 3 階 TEL
089-943-5525)
愛媛県建設労働組合
(愛媛県松山市湊町 8-111-1
愛建ビル 4 階 TEL 089-941-4562)