基金からのお知らせ 稚内市流出油防除総合訓練に参加して 9月3日(水)北海道稚内市において、流出油防除総合訓練が行われた。当日は朝から風雨が強くヘリコプター の出動訓練は中止になったが、午前中は机上訓練、午後より災害対策現地合同本部運営訓練部長の挨拶の後、稚内 港湾内で実動訓練が始まった。 オイルフェンスの展張訓練に始まり稚内海上保安部に所属する巡視船「れぶん」による高粘度油回収装置 LSC および稚内漁協の漁船による柄杓を使っての油回収・運搬、ランサーバージからの油回収と進み、回収された油を 一時貯油施設へ輸送する訓練を行った。 訓練の模様は本部テントの映像受信所で見ることができるようになっていた。関係者は勿論、地元の自主防災組 織も参加し、参加者全員が油濁事故から環境を守るという熱意がひしひしと感じられた訓練であった。 当基金は、展示コーナーに参加させていただき、日本財団からの助成で現在オホーツク海で開発実験をしている 小型漁船に装着可能な簡易型油回収装置の小型モデルや写真などを展示し、参加者からの質問等に答え当基金の事 業説明の PR に努めた。 稚内漁協の漁船による柄杓を使っての油回収訓練 展示コーナー 26 災害対策現地合同本部テント
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